JPH09284726A - 信号遅延装置及び信号処理装置 - Google Patents

信号遅延装置及び信号処理装置

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JPH09284726A
JPH09284726A JP8115309A JP11530996A JPH09284726A JP H09284726 A JPH09284726 A JP H09284726A JP 8115309 A JP8115309 A JP 8115309A JP 11530996 A JP11530996 A JP 11530996A JP H09284726 A JPH09284726 A JP H09284726A
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JP
Japan
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delay
signal
data
compression
audio
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Application number
JP8115309A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Nagai
龍三 永井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオ信号処理ブロツクにおける遅延時間及び
オーデイオ信号処理ブロツクにおける遅延時間が変動す
る場合、ビデオ信号とオーデイオ信号とを同期させるこ
とができなかつた。 【解決手段】入力されるデータ(AD)を順次書き込む
と共に、順次読み出すメモリ手段(19C)の読出し位
置を書込み位置に対して、遅延情報生成手段(11)に
よつて生成された所望の遅延時間に応じた遅延情報(S
5)に応じてシフトさせる。これによりメモリ手段(1
9C)に所望の遅延時間を設定することができる。かく
して遅延時間を可変し得る信号遅延装置を実現すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図4及び図5) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は信号遅延装置及び信
号処理装置に関し、例えばデータを所望の遅延時間分遅
延させて出力する信号遅延装置及びビデオ信号とオーデ
イオ信号とを圧縮符号化して復号する信号処理装置に適
用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の信号処理装置において
は、通常、入力されるビデオ信号に対する処理時間がオ
ーデイオ信号に対する処理時間より長くなるため、オー
デイオ信号を処理するオーデイオ信号処理系には遅延回
路が設けられており、オーデイオ信号を遅延回路に通し
て一定の時間遅延させることによりビデオ信号とオーデ
イオ信号とを同期(リツプシンク)させるようになされ
ている。
【0004】図4にこの種の信号処理装置1の一構成例
を示す。信号処理装置1は、ビデオ信号処理ブロツク2
及びオーデイオ信号処理ブロツク3によつて構成されて
いる。ビデオ信号処理ブロツク2は、入力されるビデオ
信号Sv1をビデオエンコーダ2Aにおいてエンコードす
ると共にECC(error correcting code )処理等の処
理を施してビデオ信号Sv2としてビデオデコーダ2Bに
送出する。ビデオデコーダ2Bはビデオ信号Sv2をデコ
ードしてビデオ信号Sv3として出力する。
【0005】一方、オーデイオ信号処理ブロツク3は、
ビデオ信号Sv1に同期して入力するオーデイオ信号SA1
をオーデイオエンコーダ3Aにおいてエンコード等の所
定の処理を施してオーデイオ信号SA2として遅延回路3
Bに送出する。遅延回路3Bはオーデイオ信号SA2を所
定の時間遅延させてオーデイオデコーダ3Cに送出す
る。オーデイオデコーダ3Cはオーデイオ信号SA2をデ
コードしてオーデイオ信号SA3として出力する。
【0006】ここで図5に示すように、ビデオ信号処理
ブロツク2において、ビデオデータVD1(フレーム)
が時刻T1にビデオエンコーダ2Aに入力されて時刻T
4にビデオデコーダ2Bから出力されるとすると、ビデ
オ信号処理ブロツク2が有する遅延時間は時刻T4−時
刻T1(DL1)となる。これに対して、オーデイオ信
号処理ブロツク3において、オーデイオデータAD1が
時刻T1にオーデイオエンコーダ3Aに入力されて時刻
T2にオーデイオデコーダ3Cから出力されるとする
と、オーデイオ信号処理ブロツク3が有する遅延時間は
時刻T2−時刻T1(DL2)となる。
【0007】従つてビデオ信号処理ブロツク2とオーデ
イオ信号処理ブロツク3との処理時間の差は、時刻T4
−時刻T2の時間差(DL3)となるので、オーデイオ
信号処理ブロツク3に与えるビデオ信号処理ブロツク2
に対する相対的な遅延時間(以下、これを遅延量と呼
ぶ)は時刻T4−時刻T2(DL3)となる。従つて遅
延回路3Bにおいてこの遅延量分だけオーデイオデータ
ADの出力を遅らせてオーデイオデコーダ3Cに送出す
ることにより、ビデオ信号とオーデイオ信号とを同期さ
せることができる。この場合、遅延回路3Bに設定され
ている遅延量(DL3)の値は固定である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近、ISO
(Internationl Organization for Standardization 、
国際標準化機構)等によつて標準化された圧縮符号化方
式、いわゆるMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)1やMPEG2といつた圧縮符号化方式を用いてビ
テオ信号を圧縮符号化する技術が利用されている。同様
にISO等によつて標準化されたサブバンド符号化方式
のMPEG音声規格を用いてオーデイオ信号を圧縮符号
化する技術が利用されている。
【0009】ところがこのような圧縮符号化方式を用い
てビデオ信号及びオーデイオ信号を圧縮符号化した場
合、ビデオ信号及びオーデイオ信号に対する圧縮率によ
つては、ビデオ信号処理ブロツクにおける遅延時間及び
オーデイオ信号処理ブロツクにおける遅延時間が変動す
るため、オーデイオ信号処理ブロツクに与える遅延量も
当然変動する。
【0010】従つてビデオ信号処理ブロツクにおける遅
延時間及びオーデイオ信号処理ブロツクにおける遅延時
間が変動するシステムや装置に、従来のような遅延量が
固定値に設定さている遅延回路を用いた場合には、ビデ
オ信号とオーデイオ信号とを同期させることができず、
この結果、システムや装置自体の信頼性が低下する問題
があつた。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、遅延時間を可変し得る信号遅延装置及びビデオ信号
とオーデイオ信号との同期を簡易かつ確実に補償し得る
信号処理装置を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、データを順次書き込むと共に、順
次読み出すメモリ手段と、所望の遅延時間に応じた遅延
情報を生成する遅延情報生成手段と、遅延情報に応じて
メモリ手段の読出し位置を書込み位置に対してシフトす
ることによりメモリ手段に所望の遅延時間を設定する遅
延時間設定手段とを設ける。所望の遅延時間に応じた遅
延情報に応じてメモリ手段の読出し位置を書込み位置に
対してシフトさせることによりメモリ手段に所望の遅延
時間が設定される。従つてメモリ手段における遅延時間
を所望の遅延時間に設定し得る。
【0013】また本発明においては、第1及び第2の圧
縮符号化手段における圧縮率に基づいて、オーデイオデ
ータに対するビデオデータの相対的な第1の遅延量又は
ビデオデータに対するオーデイオデータの相対的な第2
の遅延量を算出する遅延量算出手段と、ビデオデータに
対してオーデイオデータが遅延する場合、第1の圧縮符
号化手段から送出されるビデオデータを第2の遅延量に
応じて遅延させて送出する第1の遅延手段と、オーデイ
オデータに対してビデオデータが遅延する場合、第2の
圧縮符号化手段から送出されるオーデイオデータを第1
の遅延量に応じて遅延させて送出する第2の遅延手段と
を設ける。
【0014】オーデイオデータに対してビデオデータが
遅延する場合、第2の遅延手段に第1の遅延量に応じた
遅延時間が設定され、ビデオデータに対してオーデイオ
データが遅延する場合、第1の遅延手段に第2の遅延量
に応じた遅延時間が設定される。従つてオーデイオデー
タに対するビデオデータの相対的な第1の遅延量又はビ
デオデータに対するオーデイオデータの相対的な第2の
遅延量が変動しても、第1の復号手段から出力されるビ
デオデータと、第2の復号手段から出力されるオーデイ
オデータとを同期させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0016】図1において、10は全体として本発明の
実施例による信号処理装置を示し、信号処理装置10は
システムコントローラ11、ビテオ信号処理ブロツク1
2及びオーデイオ信号処理ブロツク13によつて構成さ
れている。この信号処理装置10においては、ビデオ信
号処理ブロツク12及び又はオーデイオ信号処理ブロツ
ク13における遅延時間が変動しても、ビデオ信号とオ
ーデイオ信号とを同期させて出力し得るようになされて
いる。
【0017】この実施例の場合、オーデイオ信号処理ブ
ロツク13における遅延時間が変動し、オーデイオ信号
処理ブロツク13に遅延量を与える場合について説明す
る。ここでビデオ信号処理ブロツク12における遅延時
間を変化させるパラメータとしては、例えば画像の圧縮
率を指定する画質指定モードやデータの伝送レートを指
定する伝送レート指定モードがある。これらのモードは
ユーザが任意に設定し得るものである。この実施例の場
合、この画質指定モードの圧縮率パラメータMとして、
3つのパラメータM1〜M3が用意されているものとす
る。この圧縮率パラメータM1、M2及びM3がそれぞ
れ選択された場合、ビデオ信号処理ブロツク12の遅延
時間は、それぞれ2フレーム、3フレーム及び4フレー
ム分だけ遅くなる。
【0018】ユーザがホストコンピユータ14に設置さ
れたキーボードを操作して例えば画質モードのうち所望
の圧縮率パラメータMを選択すると、当該圧縮率パラメ
ータMに応じた画質設定信号S1がホストコンピユータ
14を介してシステムコントローラ11に入力される。
システムコントーラ11は、画質設定信号S1を受ける
と、当該画質設定信号S1をビデオ信号処理ブロツク1
2のビデオエンコーダ15に送出する。
【0019】ビデオエンコーダ15は画質設定信号S1
を受けると、入力されるビデオ信号Sv11 を画質設定信
号S1に応じた圧縮率で圧縮符号化し、圧縮符号化した
フレーム単位のビデオデータVDと、イネーブル信号S
2とをそれぞれ遅延制御ブロツク16及び17に送出す
る。またビデオエンコーダ15は画質設定信号S1に応
じてビデオ信号Sv11 を圧縮符号化した場合に生ずるビ
デオ信号処理ブロツク12における遅延時間に応じた遅
延信号S3をシステムコントローラ11に送出する。他
方、オーデイオエンコーダ18は、入力されるオーデイ
オ信号SA11 を圧縮符号化し、圧縮符号化したオーデイ
オデータADとイネーブル信号S4とをそれぞれ遅延制
御ブロツク19及び20に送出する。ここでビデオエン
コーダ15及びオーデイオエンコーダ18は上述のMP
EG方式を用いてそれぞれビデオ信号SV11 及びオーデ
イオ信号SA11 を圧縮符号化する。
【0020】システムコントローラ11は、ビデオエン
コーダ15から送出される遅延信号S3に基づいてオー
デイオ信号処理ブロツク13に与える遅延量Nを算出
し、当該遅延量Nに応じた遅延量指定信号S5を遅延制
御ブロツク19及び20に送出する。ここでシステムコ
ントローラ11は、ビデオ信号処理ブロツク12におけ
る各種モード等の違いによつて生ずる遅延時間と、オー
デイオ信号処理ブロツク13における各種モード等の違
いによつて生ずる遅延時間とを対応させ、それぞれビデ
オ信号処理ブロツク12及びオーデイオ信号処理ブロツ
ク13において指定されたモードのときにビデオ信号処
理ブロツク12又はオーデイオ信号処理ブロツク13に
与えるべき遅延量Nについてのマトリクス表を有してい
る。従つてシステムコントローラ11は、このマトリク
ス表を用いて遅延信号S3に応じた遅延量N(この場
合、オーデイオ信号処理ブロツク13に与える遅延量)
を算出する。
【0021】システムコントローラ11はこの遅延量指
定信号S5と共にリセツトコマンド信号S6をそれぞれ
遅延制御ブロツク19及び20に送出する。またシステ
ムコントローラ11は遅延量指定信号S7とリセツトコ
マンド信号S8とをそれぞれ遅延制御ブロツク16及び
17に送出する。この場合、ビデオ信号処理ブロツク1
2における遅延時間の方がオーデイオ信号処理ブロツク
13における遅延時間より相対的に長いので、システム
コントローラ11から遅延制御ブロツク16及び17に
送出される遅延量指定信号S7の遅延量Nは「0」であ
る。すなわちビデオ信号処理ブロツク12では、指定さ
れたモードに従つてビデオ信号SV11 を処理することに
なる。
【0022】ここでビデオ信号SV11 及びオーデイオ信
号SA11 を圧縮符号化しているときに、ユーザによつて
ビデオ信号SV11 に対する圧縮率の変更があつた場合に
は、システムコントローラ11は、当該圧縮率の変更に
応じた遅延量指定信号S5と共にリセツトコマンド信号
S6をそれぞれ遅延制御ブロツク19及び20に送出す
る。
【0023】遅延制御ブロツク16は、イネーブル信号
S2及びリセツトコマンド信号S8に基づいて、ビデオ
エンコーダ15から送出されるビデオデータVDをアド
レス「0」番地から順に書き込む。ここで遅延制御ブロ
ツク16に入力される遅延量指定信号S7の遅延量Nは
「0」であるので、ビデオエンコーダ21から送出され
るイネーブル信号S9に基づいて、遅延制御ブロツク1
6のアドレス「0」番地に書き込まれたビデオデータV
Dから順次ビデオデータVDが読み出される。この場
合、ビデオデコーダ21はシステムコントローラ11の
制御に基づいて遅延制御ブロツク16にイネーブル信号
S9を送出する。
【0024】ビデオデコーダ21は遅延制御ブロツク1
6から読み出したビデオデータVDをビデオエンコーダ
15における圧縮率に基づいてデコードして出力する。
ビデオデコーダ21からの出力はモニタのための出力で
ある。遅延制御ブロツク17は遅延制御ブロツク16と
同様の動作を行う。この場合、遅延制御ブロツク17に
書き込まれたビデオデータVDは、システムコントロー
ラ11の制御に基づいてシステムコントローラ11に送
出される。
【0025】他方、遅延制御ブロツク19は、イネーブ
ル信号S4及びリセツトコマンド信号S6に基づいて、
オーデイオエンコーダ18から送出されるオーデイオデ
ータAVをアドレス「0」番地から順に書き込む。遅延
制御ブロツク19に書き込まれたオーデイオデータAD
は、遅延量指定信号S5に応じた遅延量分だけ遅延され
て、オーデイオデコーダ22から送出されるイネーブル
信号S10に応じて遅延制御ブロツク19のアドレス
「0」番地から順次読み出される。
【0026】この場合、オーデイオデコーダ22はシス
テムコントローラ11の制御に基づいてイネーブル信号
S10を遅延制御ブロツク19に送出する。オーデイオ
デコーダ22は遅延制御ブロツク19から読み出したオ
ーデイオデータADをオーデイオエンコーダ18におけ
る圧縮率に基づいてデコードして出力する。このオーデ
イオデコーダ22からの出力はモニタのための出力であ
る。遅延制御ブロツク20は、遅延制御ブロツク19と
同様の動作を行う。この場合、遅延制御ブロツク20に
書き込まれたオーデイオデータADは、システムコント
ローラ11の制御に基づいてシステムコントーラ11に
送出される。
【0027】システムコントーラ11は遅延制御ブロツ
ク17及び遅延制御ブロツク20からそれぞれ読み出し
た、符号化されたビデオデータVD及びオーデイオデー
タADを多重化してビツトストリームとして出力する。
この場合、オーデイオ信号処理ブロツク12に遅延量指
定信号S5に応じた遅延量を与えているので、システム
コントローラ11から出力されるビツトストリームにお
いては、ビデオ信号とオーデイオ信号とは同期してい
る。このシステムコントローラ11から出力されたビツ
トストリームは、例えばテープ状記録媒体やデイスク状
記録媒体に記録される。
【0028】またビデオデコーダ21及びオーデイオデ
コーダ22は、それぞれビデオデコーダ21における動
作状態を示すステータス信号S11及びオーデイオデコ
ーダ22における動作状態を示すステータス信号S12
をシステムコントローラ11に送出する。システムコン
トローラ11はこれらステータス信号S11及びS12
に基づいて、ビデオデコーダ21及びオーデイオデコー
ダ22における動作状態を管理している。
【0029】ここで遅延制御ブロツク19の構成を図2
に示す。遅延制御ブロツク16、17、19及び20の
構成は同じであり、これら遅延制御ブロツク16、1
7、19及び20の動作原理も同じであるので、ここで
はユーザが画質モードの圧縮率パラメータMとしてパラ
メータM3を選択した場合における遅延制御ブロツク1
9の遅延動作について説明する。またこの実施例の場
合、オーデイオ信号のサンプリング周波数を48〔kHz
〕、ビデオ信号の走査線数を 525本、フレーム周波数
を60〔kHz 〕とする。従つてシステムコントローラ11
から遅延制御ブロツク19に送出される遅延量指定信号
S5は、4フレーム分の遅延時間(すなわち 133.3〔ms
ec〕)に応じた遅延量Nとなる。
【0030】図2に示すように、遅延制御ブロツク19
は、システムコントローラ11から送出されるリセツト
コマンド信号S6及び遅延量指定信号S5をそれぞれリ
セツトライト信号生成回路19A及びリセツトリードカ
ウンタ19Bで受ける。リセツトライト信号生成回路1
9Aはシステムコントローラ11からリセツトコマンド
信号S6を受けると、リセツトライト信号S13を生成
してリセツトリードカンウタ19B及びFIFO(Firs
t In First Out)19Cに送出する。
【0031】リセツトリードカウンタ19Bはリセツト
ライト信号生成回路19Aからリセツトライト信号S1
3を受けると、カウンタを「0」にリセツトする。FI
FO19Cはリセツトライト信号S13を受けると、ラ
イトアドレスポインタを「0」にリセツト(すなわち書
込み位置をリセツト)し、システムコントローラ11か
ら送出されるオーデイオデータADをオーデイオエンコ
ーダ18から送出されるイネーブル信号S4に応じてア
ドレス「0」番地から順次書き込む。
【0032】リセツトリードカウンタ19Bは入力され
るイネーブル信号S4のパルス数(すなわちサンプリン
グデータの数)をカウントする。この場合、リセツトリ
ードカウンタ19Bはシステムコントローラ11から4
フレーム分の遅延時間( 133.3〔msec〕)に応じた遅延
量指定信号S5を受けているので、イネーブル信号S4
のパルス数を6400(1900(hex))個カウントした時
点でリセツトリード信号S14をFIFO19Cに送出
する。すなわちリセツトリードカウンタ19BはFIF
O19Cに6400個のサンプリングデータが書き込まれた
時点でリセツトリード信号S14をFIFO19Cに送
出する。
【0033】FIFO19Cはリセツトリード信号S1
4を受けると、リードアドレスポインタをリセツト(す
なわち読出し位置をリセツト)し、オーデイオデコーダ
22から入力されるイネーブル信号S10に応じて、ア
ドレス「0」番地から順次オーデイオデータAVが読み
出される。すなわち図3に示すように、FIFO19C
においては、アドレス「6400」番地(N)にオーデイオ
データADが書き込まれた時点でアドレス「0」番地に
書き込まれているオーデイオデータADが読み出される
ことになる。
【0034】従つてこの遅延制御ブロツク19では、F
IFO19Cに遅延量N(133.3 〔msec〕)に応じた遅
延時間が与えられることにより、ビデオデータVDのオ
ーデイオデータADに対する相対的な遅延量Nをオーデ
イオデータADに与えることができるようになされてい
る。
【0035】ここで遅延制御ブロツク20における動作
も遅延制御ブロツク19における動作と同様であり、上
述したように遅延制御ブロツク20のFIFOから読み
出されたオーデイオデータADはシステムコントローラ
11に送出される。
【0036】以上の構成において、この信号処理装置1
0では、オーデイオエンコーダ18から送出されたオー
デイオデータADは、イネーブル信号S4に応じてFI
FO19Cに順次書き込まれる。このときリセツトリー
ドカウンタ19BはFIFO19Cに入力されるイネー
ブル信号S4のパルス数をカウントし、FIFO19C
に入力されたパルス数が遅延量指定信号S5に応じたパ
ルス数に到達したときリセツトリード信号S14をFI
FO19Cに送出する。
【0037】これによりFIFO19Cの読出し位置に
対してFIFO19Cの書込み位置が遅延量指定信号S
5に応じてシフトされるので、FIFO19Cに書き込
まれたオーデイオデータADは遅延量指定信号S5に応
じた遅延量N分だけ遅延されて読み出される。この場
合、FIFO19Cに入力されたパルス数をカウントす
ることにより、FIFO19Cに書き込まれたサンプリ
ングデータ数をカウントすることができるので、遅延量
指定信号S5に応じたパルス数に到達したときにリセツ
トリード信号S14をFIFO19Cに送出することに
より、オーデイオデータADに対して遅延量指定信号S
5に応じた遅延量Nを確実に与えることができる。従つ
てこの信号処理装置10では、遅延量指定信号S5に応
じた遅延量NをFIFO19Cに対して設定することが
できる。
【0038】またビデオ信号SV11 及びオーデイオ信号
A11 を圧縮符号化中に、ユーザによつてビデオ信号S
V11 に対する圧縮率の変更があつた場合には、システム
コントローラ11から圧縮率の変更に応じた遅延量指定
信号S5及びリセツトコマンド信号S6がそれぞれリセ
ツトリードカウンタ19B及びリセツトライト信号生成
回路19Aに送出されるので、リセツトリードカウンタ
19B及びFIFO19Cが新たにリセツトされる。
【0039】従つてこの信号処理装置10では、ビデオ
信号SV11 及びオーデイオ信号SA11 を圧縮符号化中に
ビデオ信号SV11 に対する圧縮率の変更があつた場合で
も、当該圧縮率の変更に応じて得られる遅延量NをFI
FO19Cに対して設定することができるので、ビデオ
信号SV11 及びオーデイオ信号SA11 を圧縮符号化中に
ビデオ信号SV11 に対する圧縮率の変更があつた場合で
も、ビデオ信号とオーデイオ信号とを瞬時に同期させる
ことができる。
【0040】以上の構成によれば、ビデオエンコーダ1
5から送出される遅延信号S3に基づいてオーデイオ信
号処理ブロツク13に与える遅延量Nを算出して、当該
遅延量Nに応じた遅延量指定信号S5をリセツトリード
カウンタ19Bに送出し、FIFO19Cに書き込まれ
たデータ数が遅延量指定信号S5に応じたデータ数に到
達したとき、FIFO19Cにリセツトリード信号S1
4を送出したことにより、FIFO19Cの読出し位置
に対してFIFO19Cの書込み位置を遅延量指定信号
S5に応じてシフトさせることができるので、遅延量指
定信号S5に応じた遅延量NをFIFO19Cに対して
設定することができる。かくして遅延時間を可変し得る
信号遅延回路を実現することができる。
【0041】また上述の構成によれば、ビデオエンコー
ダ15から送出される遅延信号S3に基づいてオーデイ
オ信号処理ブロツク13に与える遅延量Nを算出して、
当該遅延量Nに応じた遅延量指定信号S5をリセツトリ
ードカウンタ19Bに送出し、FIFO19Cに書き込
まれたデータ数が遅延量指定信号S5に応じたデータ数
に到達したとき、FIFO19Cにリセツトリード信号
S14を送出したことにより、FIFO19Cに遅延量
指定信号S5に応じた遅延量Nを設定し得るので、オー
デイオデータADに対するビデオデータVDの遅延量N
が変動しても、ビデオ信号処理ブロツク12における遅
延時間とオーデイオ信号処理ブロツク13における遅延
時間を同一にすることができる。かくしてビデオ信号と
オーデイオ信号との同期を容易に補償し得る信号処理装
置10を実現することができる。
【0042】なお上述の実施例においては、オーデイオ
信号処理ブロツク13に遅延量Nを与えた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、オーデイオ信号処理
ブロツク13における遅延時間がビデオ信号処理ブロツ
ク12における遅延時間より長い場合にビデオ信号処理
ブロツク12に遅延量Nを与える場合でも、上述と同様
の方法でビデオ信号とオーデイオ信号との同期を補償さ
せることができる。
【0043】この場合、システムコントローラ11は、
ホストコンピユータ14から送出される例えば音質設定
信号S15をオーデイオエンコーダ18に送出すること
によりオーデイオエンコーダ18から送出される遅延情
報S16に基づいて、上述のマトリクス表を用いてビデ
オ信号処理ブロツク12に与える遅延量Nを算出し、当
該遅延量Nに応じた遅延量指定信号S7を遅延制御ブロ
ツク16及び17に送出する。遅延制御ブロツク16及
び17における遅延動作の原理については上述の遅延制
御ブロツク19における場合と同様である。ここでオー
デイオ信号がビデオ信号に対して遅延する場合として
は、例えばビデオ信号を圧縮符号化して出力し、オーデ
イオ信号は圧縮せずに原信号のまま出力する場合などが
ある。
【0044】また上述の実施例においては、ビデオ信号
処理ブロツク12において画質設定モードのパラメータ
Mが変更されない場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、ビデオ信号処理ブロツク12及びオーデイオ
信号処理ブロツク13においてそれぞれビデオ信号及び
オーデイオ信号を処理しているときに、ユーザによつて
画質設定モードのパラメータMがパラメータM3からパ
ラメータM1やM2に変更された場合でも、上述と同様
の方法によつてビデオ信号とオーデイオ信号との同期を
簡易かつ確実に補償することができる。
【0045】さらに上述の実施例においては、オーデイ
オ信号処理ブロツク13において圧縮率が変更されない
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオ
信号処理ブロツク12及びオーデイオ信号処理ブロツク
13においてそれぞれビデオ信号及びオーデイオ信号を
処理しているときに、ユーザによつてオーデイオエンコ
ーダ18の圧縮率が変更された場合でも、上述と同様の
方法によつてビデオ信号とオーデイオ信号との同期を簡
易かつ確実に補償することができる。
【0046】この場合、システムコントローラ11はリ
セツトコマンド信号S6及び遅延量指定信号S5を遅延
制御ブロツク19に送出すると共に、ミユートコマンド
信号S17をオーデイオデコーダ22に送出することに
より、ビデオデータVDの復号を停止させずにオーデイ
オ信号とビデオ信号とを同期させることができると共
に、オーデイオ信号にノイズが発生することを防止する
ことができる。この場合、システムコントローラ11は
ビデオデータVDとオーデイオデータADとが同期した
時点でミユートコマンド信号S17の送出を停止する。
またビデオ信号とオーデイオ信号とが同期するまでミユ
ートコマンド信号S18をビデオデコーダ21に送出し
てもよい。これによりビデオ信号にノイズが発生するこ
とを防止することができる。
【0047】さらに上述の実施例においては、ビデオ信
号SV11 及びオーデイオ信号SA11を圧縮符号化した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオ信
号SV11 だけを圧縮符号化する場合、オーデイオ信号S
A11 だけを圧縮符号化する場合、及びビデオ信号SV11
とオーデイオ信号SA11 とを圧縮符号化せずに原信号と
してそのまま処理するようにしても、ビデオ信号とオー
デイオ信号との同期を容易に補償することができる。
【0048】さらに上述の実施例においては、ビデオ信
号処理ブロツク12の遅延時間が変化するパラメータと
して画質設定モードを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、ビデオ信号の素材によつてもビデ
オ信号処理ブロツク12の遅延時間が変化する。例えば
ビデオ信号の素材として映画素材を用いた場合には、プ
ルダウン処理を行うため、上述の画質設定モードのパラ
メータM1〜M3に対してそれぞれ新たに2フレーム分
の遅延時間が付加される。
【0049】さらに上述の実施例においては、システム
コントローラ11から出力されるビツトストリームを記
録媒体に記録する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、信号処理装置10を送信側として受信側に伝
送するようにしてもよい。さらに上述の実施例において
は、システムコントローラ11にビデオ信号処理ブロツ
ク12及びオーデイオ信号処理ブロツク13に与える遅
延量Nをマトリクス表として予め用意しておいた場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオエンコ
ーダ15から送出される遅延信号S3に基づいて、オー
デイオ信号処理ブロツク13に与える遅延量Nをその都
度演算するようにしても上述の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0050】さらに上述の実施例においては、データを
順次書き込むと共に、順次読み出すメモリ手段としてF
IFO19Cを用いた場合について述べたが、本発明は
これに限らず、データを順次書き込むと共に、順次読み
出すメモリ手段としてこの他種々のメモリ手段を適用し
得る。さらに上述の実施例においては、所望の遅延時間
に応じた遅延情報を生成する遅延情報生成手段としてシ
ステムコントローラ11を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、所望の遅延時間に応じた遅
延情報を生成する遅延情報生成手段としてこの他種々の
遅延情報生成手段を適用し得る。
【0051】さらに上述の実施例においては、遅延情報
に応じてメモリ手段の読出し位置を書込み位置に対して
シフトすることによりメモリ手段に所望の遅延時間を設
定する遅延時間設定手段としてリセツトリードカウンタ
19Bを用いた場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、遅延情報に応じてメモリ手段の読出し位置を書
込み位置に対してシフトすることによりメモリ手段に所
望の遅延時間を設定する遅延時間設定手段としてこの他
種々の遅延時間設定手段を適用し得る。
【0052】さらに上述の実施例においては、ビデオデ
ータを指定された圧縮率で圧縮符号化し又は非圧縮する
第1の圧縮符号化手段としてビデオエンコーダ15を用
いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ビ
デオデータを指定された圧縮率で圧縮符号化し又は非圧
縮する第1の圧縮符号化手段としてこの他種々の第1の
圧縮符号化手段を適用し得る。さらに上述の実施例にお
いては、オーデイオデータを指定された圧縮率で圧縮符
号化し又は非圧縮する第2の圧縮符号化手段としてオー
デイオエンコーダ18を用いた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、オーデイオデータを指定された
圧縮率で圧縮符号化し又は非圧縮する第2の圧縮符号化
手段としてこの他種々の第2の圧縮符号化手段を適用し
得る。
【0053】さらに上述の実施例においては、第1の圧
縮符号化手段における圧縮率及び第2の圧縮符号化手段
における圧縮率に基づいて、オーデイオデータに対する
ビデオデータの相対的な第1の遅延量又はビデオデータ
に対するオーデイオデータの相対的な第2の遅延量を算
出する遅延量算出手段としてシステムコントローラ11
を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、第1の圧縮符号化手段における圧縮率及び第2の圧
縮符号化手段における圧縮率に基づいて、オーデイオデ
ータに対するビデオデータの相対的な第1の遅延量又は
ビデオデータに対するオーデイオデータの相対的な第2
の遅延量を算出する遅延量算出手段としてこの他種々の
遅延量算出手段を適用し得る。
【0054】さらに上述の実施例においては、ビデオデ
ータに対してオーデイオデータが遅延する場合、第1の
圧縮符号化手段から送出されるビデオデータを第2の遅
延量に応じて遅延させて送出する第1の遅延手段として
遅延制御ブロツク16及び17を用いた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、ビデオデータに対して
オーデイオデータが遅延する場合、第1の圧縮符号化手
段から送出されるビデオデータを第2の遅延量に応じて
遅延させて送出する第1の遅延手段としてこの他種々の
第1の遅延手段を適用し得る。
【0055】さらに上述の実施例においては、オーデイ
オデータに対してビデオデータが遅延する場合、第2の
圧縮符号化手段から送出されるオーデイオデータを第1
の遅延量に応じて遅延させて送出する第2の遅延手段と
して遅延制御ブロツク19及び20を用いた場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、オーデイオデータ
に対してビデオデータが遅延する場合、第2の圧縮符号
化手段から送出されるオーデイオデータを第1の遅延量
に応じて遅延させて送出する第2の遅延手段としてこの
他種々の第2の遅延手段を適用し得る。
【0056】さらに上述の実施例においては、第1の遅
延手段から送出されるビデオデータを第1の圧縮符号化
手段における圧縮率に基づいて復号する第1の復号手段
としてビデオデコーダ21を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、第1の遅延手段から送出さ
れるビデオデータを第1の圧縮符号化手段における圧縮
率に基づいて復号する第1の復号手段としてこの他種々
の第1の復号手段を適用し得る。
【0057】さらに上述の実施例においては、第2の遅
延手段から送出されるオーデイオデータを第2の圧縮符
号化手段における圧縮率に基づいて復号する第2の復号
手段としてオーデイオデコーダ22を用いた場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、第2の遅延手段か
ら送出されるオーデイオデータを第2の圧縮符号化手段
における圧縮率に基づいて復号する第2の復号手段とし
てこの他種々の第2の圧縮符号化手段を適用し得る。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、データを
順次書き込むと共に、順次読み出すメモリ手段の読出し
位置を書込み位置に対して所望の遅延時間に応じた遅延
情報に応じてシフトさせることにより、メモリ手段に所
望の遅延時間を設定することができる。かくして遅延時
間を可変し得る信号遅延装置を実現することができる。
【0059】また本発明によれば、第1及び第2の圧縮
符号化手段における圧縮率に基づいて、オーデイオデー
タに対するビデオデータの相対的な第1の遅延量又はビ
デオデータに対するオーデイオデータの相対的な第2の
遅延量を算出し、ビデオデータに対してオーデイオデー
タが遅延する場合、ビデオデータを第2の遅延量に応じ
て遅延させて送出し、オーデイオデータに対してビデオ
データが遅延する場合、オーデイオデータを第1の遅延
量に応じて遅延させて送出することにより、オーデイオ
データに対してビデオデータが遅延する場合には第2の
遅延手段に第1の遅延量に応じた遅延時間を設定し得る
と共に、ビデオデータに対してオーデイオデータが遅延
する場合には第1の遅延手段に第2の遅延量に応じた遅
延時間を設定し得るので、オーデイオデータに対するビ
デオデータの相対的な第1の遅延量又はビデオデータに
対するオーデイオデータの相対的な第2の遅延量が変動
しても、第1の復号手段から出力されるビデオデータ
と、第2の復号手段から出力されるオーデイオデータと
を同期させることができる。かくしてビデオ信号とオー
デイオ信号との同期を簡易かつ確実に補償し得る信号処
理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による信号処理装置の構成を示すブロツ
ク図である。
【図2】遅延制御ブロツクの構成の説明に供するブロツ
ク図である。
【図3】遅延制御ブロツクの動作の説明に供するタイミ
ングチヤートである。
【図4】従来の信号処理装置におけるリツプシンクの説
明に供するブロツク図である。
【図5】従来の信号処理装置におけるリツプシンクの説
明に供するタイミングチヤートである。
【符号の説明】
10……信号処理装置、11……システムコントロー
ラ、12……ビデオ信号処理ブロツク、13……オーデ
イオ信号処理ブロツク、14……ホストコンピータ、1
5……ビデオエンコーダ、16、17、19、20……
遅延制御ブロツク、18……オーデイオエンコーダ、1
9A……リセツトライト信号生成回路、19B……リセ
ツトリードカウンタ、19C……FIFO、21……ビ
デオデコーダ、22……オーデイオデコーダ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるデータを所望の遅延時間分だけ
    遅延させて出力する信号遅延装置において、 上記データを順次書き込むと共に、順次読み出すメモリ
    手段と、 上記所望の遅延時間に応じた遅延情報を生成する遅延情
    報生成手段と、 上記遅延情報に応じて上記メモリ手段の読出し位置を書
    込み位置に対してシフトすることにより上記メモリ手段
    に上記所望の遅延時間を設定する遅延時間設定手段とを
    具えることを特徴とする信号遅延装置。
  2. 【請求項2】上記遅延時間設定手段は、 上記メモリ手段に入力されるデータ書込み制御信号のパ
    ルス数をカウントし、当該メモリ手段に入力される上記
    パルス数が上記遅延情報に応じたパルス数に到達したと
    き、上記メモリ手段の上記読出し位置をリセツトする読
    出し位置リセツト信号を送出することを特徴とする請求
    項1に記載の信号遅延装置。
  3. 【請求項3】上記遅延情報生成手段から送出されるリセ
    ツトコマンド信号に基づいて、上記メモリ手段の上記書
    込み位置をリセツトする書込み位置リセツト信号を生成
    する書込み位置リセツト信号生成手段を具え、上記遅延
    時間設定手段は上記書込み位置リセツト信号に基づいて
    リセツトされて、上記メモリ手段に入力される上記デー
    タ書込み制御信号のパルス数をカウントすることを特徴
    とする請求項2に記載の信号遅延装置。
  4. 【請求項4】ビデオデータを指定された圧縮率で圧縮符
    号化し又は非圧縮する第1の圧縮符号化手段と、 オーデイオデータを指定された圧縮率で圧縮符号化し又
    は非圧縮する第2の圧縮符号化手段と、 上記第1の圧縮符号化手段における上記圧縮率及び上記
    第2の圧縮符号化手段における上記圧縮率に基づいて、
    上記オーデイオデータに対する上記ビデオデータの相対
    的な第1の遅延量又は上記ビデオデータに対する上記オ
    ーデイオデータの相対的な第2の遅延量を算出する遅延
    量算出手段と、 上記ビデオデータに対して上記オーデイオデータが遅延
    する場合、上記第1の圧縮符号化手段から送出される上
    記ビデオデータを上記第2の遅延量に応じて遅延させて
    送出する第1の遅延手段と、 上記オーデイオデータに対して上記ビナオデータが遅延
    する場合、上記第2の圧縮符号化手段から送出される上
    記オーデイオデータを上記第1の遅延量に応じて遅延さ
    せて送出する第2の遅延手段と、 上記第1の遅延手段から送出される上記ビデオデータを
    上記第1の圧縮符号化手段における上記圧縮率に基づい
    て復号する第1の復号手段と、 上記第2の遅延手段から送出される上記オーデイオデー
    タを上記第2の圧縮符号化手段における上記圧縮率に基
    づいて復号する第2の復号手段とを具えることを特徴と
    する信号処理装置。
  5. 【請求項5】上記第1の遅延手段は、 上記ビデオデータを順次書き込むと共に、順次読み出す
    メモリ手段と、 上記第2の遅延量に応じて上記メモリ手段の読出し位置
    を書込み位置に対してシフトすることにより上記メモリ
    手段に上記第2の遅延量に応じた遅延時間を設定する遅
    延時間設定手段とを具えることを特徴とする請求項4に
    記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】上記第2の遅延手段は、 上記オーデイオデータを順次書き込むと共に、順次読み
    出すメモリ手段と、 上記第1の遅延量に応じて上記メモリ手段の読出し位置
    を書込み位置に対してシフトすることにより上記メモリ
    手段に上記第1の遅延量に応じた遅延時間を設定する遅
    延時間設定手段とを具えることを特徴とする請求項4に
    記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】上記遅延量算出手段は、 上記第2の圧縮符号化手段によつて上記オーデイオデー
    タを圧縮符号化しているときに、上記第2の圧縮符号化
    手段における上記圧縮率が変更された場合、上記第2の
    復号手段に音声出力停止信号を送出することを特徴とす
    る請求項4に記載の信号処理装置。
JP8115309A 1996-04-12 1996-04-12 信号遅延装置及び信号処理装置 Pending JPH09284726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006100727A1 (ja) * 2005-03-18 2008-08-28 富士通株式会社 映像装置における映像信号と音声信号との同期制御方法および装置
JP2010183624A (ja) * 2010-04-07 2010-08-19 Yamaha Corp オーディオ・ビデオアンプ

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