JPH09284219A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

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JPH09284219A
JPH09284219A JP8095200A JP9520096A JPH09284219A JP H09284219 A JPH09284219 A JP H09284219A JP 8095200 A JP8095200 A JP 8095200A JP 9520096 A JP9520096 A JP 9520096A JP H09284219 A JPH09284219 A JP H09284219A
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JP
Japan
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optical
signal
transmission system
band
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JP8095200A
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English (en)
Inventor
Hideaki Tsushima
英明 対馬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 加入者伝送システムにおける加入者当たりの
チャネル数増加。 【解決手段】 1台の光サブノードが加入者数Mのエリ
アを最大Pチャネルのデジタル信号を分配できるシステ
ムでは、デジタル信号用の光ファイバを光サブノード3
から先の同軸分配系にまで伸延し、N台の光サブノード
6を設置する。前記エリアはN+1個のサブエリアに分
割し、各1台の光サブノードを有する。ヘッドノードで
は各サブノードで必要とされるデジタル信号を周波数コ
ンバータ12で周波数多重化し(最大(N+1)×Pチャ
ネル)、光信号に変換後、光ファイバ2に送出する。各
光サブノードには光カプラ20、光受信器11、バンド
パスフィルタ18、周波数コンバータ13を設置し、光
ファイバから分岐した光信号を受信後に該ノード宛デジ
タル信号を抽出し、既存のデジタル信号用帯域に周波数
変換して既存同軸ケーブル4を用いてサブエリア内の各
加入者5に分配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送システムに係
り、特に光ファイバ伝送路を導入した伝送システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ伝送路を用いた従来の伝送シ
ステムの一例には、ケーブルテレビネットワーク(以下
CATVネットワークと記載)があり、以下に記載する
従来例および後述する実施例ではCATVネットワーク
について説明する。
【0003】従来のCATVネットワークの構成例は、
「CATVのアクセス系 光ファイバ伝送(3)」(日経
コミュニケーション1994年8月1日号 94頁およ
び95頁)に記載されている。このCATVネットワー
クの構成例では、CATVセンタ(ヘッドエンド)と光ノ
ードの間の幹線系には光ファイバケーブルが、また、光
ノードから各家庭までの分配系には同軸ケーブルが使用
されている。幹線系には3本の光ファイバが敷設されて
おり、2本がCATVセンタから光ノードへの下り信号
用に、1本が逆に光ノードからCATVセンタへの上り
信号用に使用されている。下り信号用光ファイバのうち
1本はアナログ信号伝送用であり、残る1本はデジタル
信号用である。各信号に割当てられている周波数帯域
は、アナログ下り信号が54Mないし450MHz、デ
ジタル下り信号が450Mないし775MHz、上り信
号が875Mないし1GHzであり、各信号の周波数帯
域は、重複がないように設定されている。これは、分配
系では3信号が共通の同軸ケーブルにより伝送されるた
めである。このCATVネットワークの構成例では同軸
ケーブルの帯域は1GHzに設定されている。これは、
同軸ケーブルの周波数帯域としては限界と考えられてい
る値である。
【0004】そしてこの同軸ケーブルの周波数帯域限界
のため、アナログ・ビデオおよびFMは60チャンネ
ル、デジタルビデオは260チャンネルというチャンネ
ル数上限が定まっていた。
【0005】従来のネットワークでは、上述したように
光ファイバにて伝送する各信号の帯域は、該光ファイバ
に接続している分配系の同軸ケーブルの帯域幅により制
限されていた。しかしながら、光ファイバは、200T
Hz(テラヘルツ)もの非常に広い帯域(単一モードファ
イバ、波長1.5μm帯域の場合)を有しており、従来ネ
ットワークでは光ファイバの伝送帯域には相当量の余裕
が残されている。しかし、これまで、この残された伝送
帯域の活用方法については何ら議論されていなかった。
【0006】また、既存の同軸ケーブルを利用したCA
TVネットワークとの互換性を有する圧縮デジタル信号
の光伝送システムとして、ハイブリッド光伝送がある。
ここでハイブリッド光伝送とは、アナログ信号とデジタ
ル信号とを電気的に周波数多重化して一括して光信号に
変換して伝送する方式である。この方式によれば、従
来、アナログ信号光伝送およびデジタル信号光伝送に合
計2式必要であった光送信器、光ファイバおよび光受信
器を、1式に半減でき、装置の低コスト化に有効であ
る。ハイブリッド光伝送の詳細については、「150c
h AM/16QAMハイブリッド光伝送システムの開
発」(電子情報通信学会技術報告、OCS93−97、
23頁ないし31頁)において記述されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上、述べたように従
来の伝送システムでは、光ファイバの帯域幅に余裕があ
っても光ファイバに接続している分配系の帯域幅が狭い
ため、伝送システムの伝送容量が分配系のの帯域幅によ
り制限されていた。
【0008】伝送システムの伝送容量の拡大は、CAT
Vネットワークに例えれば、テレビの再送信信号チャネ
ルの増加およびビデオデマンドサービス用のビデオ信号
チャネル数の増加に寄与する。そして、テレビの再送信
信号チャネルの増加およびビデオデマンドサービス用の
ビデオ信号チャネル数の増加は、CATVネットワーク
ユーザから要望され始めている。
【0009】本発明の目的は、光ファイバを用いた伝送
システムにおいて、既存のケーブル線路を有効活用して
伝送容量の拡大を提供する伝送システムを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そして本発明の目的は、
下記により達成できる。1台の光ノードが加入者数Mの
エリアをカバーし、最大Pチャネルのデジタル信号を分
配できるように分配系の帯域が設計されている既存の伝
送システムの伝送容量の拡大を考えよう。
【0011】デジタル信号用の光ファイバを光ノードか
ら先の同軸分配系にまで伸延し、伸延した光ファイバ沿
いにN台(N≧1)の光サブノードを設置する。既存エリ
ア(加入者数M)はN+1個のサブエリアに分割し、各サ
ブエリアが1台の光サブノードを有する。ヘッドノード
では各光サブノードにて必要とされるデジタル信号(最
大Pチャネル、P≧1)をすべて周波数多重化し(最大
(N+1)×Pチャネル)、光信号に変換後、前記光ファ
イバに送出する。各光サブノードには光カプラ、光受信
器、バンドパスフィルタ、周波数コンバータを設置し、
前記光ファイバから分岐した光信号を受信後に当該ノー
ド宛デジタル信号(最大Pチャネル)のみを抽出し、既存
のデジタル信号用帯域に周波数変換して既存同軸ケーブ
ルを用いてサブエリア内の各加入者に分配する。既存の
上り信号および下りのアナログ信号の伝送は既存設備を
用いて従来と同様に行う。
【0012】以上によれば、光ファイバが各サブエリア
にまで最大(N+1)×Pチャネルのデジタル信号を伝送
でき、且つ、各サブエリア毎に異なるデジタル信号(最
大Pチャネル)の分配を既存の同軸ケーブルを用いて実
現することができるため、1加入者が利用できるデジタ
ル信号のチャネル数を従来のP/Mから最大(N+1)×
P/Mに拡大することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図1
ないし図11により詳述する。 〔第1実施例〕本発明の第1実施例を、図1および図2
を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施例である
伝送システムの構成図である。図2は、図1の伝送シス
テムの各部における信号スペクトルの例を示した図であ
り、図1の各部に付した記号((a)ないし(l))が、図2の
縦軸上に付した記号と対応しており、それぞれ記号を付
したの部位での信号スペクトルの例を示している。
【0014】第1実施例の伝送システムでは、ヘッドエ
ンド1は、光サブノード3と3本の光ファイバ2で接続
され、光サブノード3は、加入者5と同軸ケーブルで、
光サブノード6(1)と光ファイバ2−2および同軸ケー
ブル4(0)で接続している。光サブノード6(n)(2≦
n≦N−1)は、同様に光サブノード6(n−1)と光サ
ブノード6(n+1)との間に設置され、相互に同軸ケー
ブル4(n−1)、同軸ケーブル4(n)および光ファイバ
2−2と接続し、加入者5と同軸ケーブル4(n)で接続
している。
【0015】第1の下り信号7は多重化AM信号(A
M:Amplitudemodulation、振幅変調)であり、光送信器
10−1により光信号に変換され、光ファイバ2−1に
送出され、光受信器11−1により受信される。第2の
下り信号8は多重化QAM信号(QAM:Quadratureamp
litudemodulation、直交振幅変調)である。上り信号9
は、光送信器10−3により光信号に変換され、光ファ
イバ2−3に送出され、光受信器11−3により受信さ
れる。
【0016】信号8は、ヘッドエンド1への入力信号と
しては、N+1に分かれた信号8(0)〜8(N)である。
ここで、信号8(0)は光サブノード3宛て、信号8(n)
は光サブノード6(n)宛て(1≦n≦N)の信号である。
信号8(0)〜8(N)は、それぞれPチャネルの信号が周
波数多重化されている。信号8(0)〜8(N)は同じ周波
数帯域を有しているが、周波数コンバータ12(1)〜1
2(N)により帯域が相互に重ならないよう周波数変換さ
れる。周波数変換後の各信号を合波器14により周波数
多重化して得られる信号のスペクトル例を図2(e)に示
す。本図から分かるように、合計で(N+1)×Pチャネ
ルの信号が周波数多重化されている。なお、相互に重な
らない帯域が得られるのであれば、信号8(0)〜8(N)
はそれぞれどんな周波数変換を受けても良い。また、各
多重化QAM信号8(0)〜8(N)が予め異なる周波数帯
域にてQAM変調器などから供給されるのであれば、周
波数コンバータ12は省略することができる。また、信
号7および信号8はそれぞれ別の変調方式の信号でも構
わないし、複数の変調方式の信号が混在していても良
い。
【0017】合波器14により多重化されたQAM信号
は光送信器10−2により光信号に変換され、光ファイ
バ2−2に送出される。光ファイバ2−2には、光サブ
ノード3および光サブノード6(1)〜6(N)がバス状に
接続されている。光サブノード3、6(1)〜6(N)は、
光カプラ20(0)〜20(N)を用いて光信号パワーの一
部を分岐し、光受信器11−2にて多重化QAM信号8
を得る。光カプラ20(0)〜20(N)の分岐比は、同じ
でも良いし、また、光サブノード3および光サブノード
6(1)〜6(N)の光受信器11−2への入力パワーがほ
ぼ同じとなるように設定してもよい。
【0018】光サブノード3では、フィルタ18(0)に
より多重化QAM信号8(0)のみを抽出する。抽出した
信号のスペクトル例を図2(f)に示す。多重化QAM信
号8(0)と、光受信器11−1にて受信された多重化A
M信号7とは合分波器17−1により周波数多重化され
て同軸ケーブル4(0)に送出される。また、合分波器1
7−1では同軸ケーブル4(0)にて伝送されてきた上り
信号が分離されて光送信器10−3に入力する。同軸ケ
ーブル4(0)にて伝送されている上下両方向の信号スペ
クトル例を図2(g)に示す。下り信号である多重化AM
信号7およびQAM信号8(0)はタッピングされて、サ
ブエリア(0)の各加入者5が有する宅内装置に入力す
る。ここで、多重化QAM信号8(0)はサブエリア(0)
内の各加入者5向けの変調信号を含んでいる。
【0019】同様に光サブノード6(1)においても、光
カプラ20(1)を用いて光信号パワーの一部を分岐し、
光受信器11−2にて多重化QAM信号8を得る。フィ
ルタ18(1)は、光サブノード6(1)宛てのQAM信号
である多重化QAM信号8(1)を抽出し、周波数コンバ
ータ13(1)により信号帯域を所定の帯域に変換する。
合分波器17−2では下り信号を分離して、フィルタ1
8−1により多重化AM信号7のみを抽出した後、多重
化QAM信号8(1)と周波数多重化して同軸ケーブル4
(1)に送出する。同軸ケーブル4(1)を伝搬する信号の
スペクトル例を図2(j)に示す。図2(j)のスペクトル
配置は図2(g)の場合と同様であり、多重化AM信号7
は共通である。しかし、(j)におけるQAM信号は多重
化QAM信号8(1)であり、サブエリア(1)内の加入者
5向けの信号を含んでいる。なお、光サブノード6(1)
にはアンプ16を適宜設置してよい。
【0020】このように、同軸ケーブル4(0)および同
軸ケーブル4(1)は、同じ周波数帯域を利用しながら、
それぞれの同軸ケーブルに接続されている加入者には異
なる多重化QAM信号を分配することができる。
【0021】残りの光サブノード6(2)〜6(N)にても
6(1)と同様の構成により、共通の多重化AM信号7と
各サブエリア宛の多重化QAM信号8(2)〜8(N)を分
配できる。すなわち、各光サブノード6(1)〜6(N)で
は、光カプラ20(0)〜20(N)を用いて光ファイバ2
−2から光信号パワーの一部を分岐し、光受信器11−
2にて多重化QAM信号8を得る。フィルタ18(n)
(1≦n≦N)では各光サブノード宛てのQAM信号を抽
出し、周波数コンバータ13(n)により信号帯域を所定
の帯域に変換する。合分波器17−2では下り信号を抽
出して、フィルタ18−1により多重化AM信号7のみ
を抽出した後、多重化QAM信号8(1)〜8(N)と周波
数多重化して同軸ケーブル4(n)に送出する。図2(k)
(l)には光サブノード6(N)および同軸ケーブル4(N)
における信号スペクトルの例を示す。
【0022】デジタル信号が64QAM信号である場
合、6MHz帯域にて約4チャネルのデジタル圧縮映像
信号を一括搬送可能である。従って、従来のCATVネ
ットワークでは、デジタル信号の伝送に割当てられる一
般的な同軸ケーブルの帯域が例えば240MHzである
場合、デジタル信号は40チャネル(映像信号で160
チャネルに相当)しか伝送できない。ところが一方、本
実施例を適用した場合、光ファイバ伝送系の帯域幅とし
て2.4GHzを利用することが可能で、従来の10倍
のデジタル信号400チャネルを一括して伝送すること
が出来る。なお従来技術の延長として、既に敷設されて
いる同軸ケーブルに2.4GHzの帯域を確保すること
は不可能である。
【0023】なお、64QAM信号の所要符号誤り率1
0のマイナス6乗、QAM信号の光変調度1.5%/チ
ャネル、光送信器の出力光パワー7dBm、光ファイバ
の伝送損失7dBを仮定すると、光受信器に要求される
入力光パワーは約−10dBmとなり、光カプラには分
岐損失として約10dBを割り当てられ、4〜8箇所の
サブエリアに光信号を分配することができる。
【0024】以上より、本実施例によれば、各サブエリ
ア(平均加入者数M/(N+1))に最大Pチャネルのデジ
タル信号が分配されるため、1加入者が利用できるデジ
タル信号のチャネル数は(N+1)×P/Mチャネルとな
る。従来ネットワークではP/Mチャネルであり、(N
+1)倍に多チャネル化されている。しかも、同軸ケー
ブルに要求される帯域幅は増加していないので、既に敷
設された同軸ケーブルを利用することができる。
【0025】なお、本実施例の構成と前述した従来のC
ATVネットワークの構成例とを比較して明らかなよう
に、従来の2.4G構成を本実施例の構成に変更する場
合、ヘッドエンドと光サブノードの間の光ファイバ、光
送信器(10−1、10−3)、光受信器(11−1〜1
1−3)、光サブノード内の合分波器17−1、同軸ケ
ーブルは既存ネットワークにて使用されていたものであ
り、本実施例でもそのまま利用することができる。ま
た、加入者における端末もそのまま使用できる。また、
ヘッドエンドおよび光サブノードの設置場所も変更する
必要はない。また、従来ネットワークにおいて同軸ケー
ブル網に中継用の双方向アンプが接続されている場合、
双方向アンプを光サブノードに改造し、双方向アンプに
て用いられていたアンプ16を光サブノード内にて再利
用してもよい。
【0026】以上より、本実施例によれば、従来構成ネ
ットワークの設備の多くを利用して、1加入者が利用で
きるデジタル信号のチャネル数を最大(N+1)×P/M
に拡大することができるという効果も得る。
【0027】なお、本実施例ではデジタル信号(QAM
信号)とアナログ信号(AM信号)とを用いて説明を行っ
たが、これは一例であって、両信号は混在していても、
逆であってもよい。また、他の変調方式の信号であって
もよい。一般的には、同報信号(放送信号)の分配用に光
ファイバ2―1を用い、オンデマンド信号(個別の要求
に応じて分配される信号)の伝送用に光ファイバ2―2
を用いると効率的である。
【0028】〔第2実施例〕本発明の第2実施例を、図
3および図4を用いて説明する。図3は、本発明の第2
実施例である伝送システムの構成図である。図4は、図
3の伝送システムの各部における信号スペクトルの例を
示した図であり、図3の各部に付した記号((a)ないし
(j))が、図4の縦軸上に付した記号と対応しており、そ
れぞれの記号を付した部位での信号スペクトルの例を示
している。
【0029】本実施例は、第1実施例の伝送システムに
各加入者宅にまで光ファイバを引き込む構成を加えた実
施例である。各光サブノード3、6(1)〜6(N)には周
波数変換して得られた多重化QAM信号8(0)〜8(N)
を光信号に変換する光送信器10−4を設置する。さら
に各光サブノード3、6(1)〜6(N)からはサブエリア
内の各加入者5宅近傍を経由する光ファイバを敷設し、
各加入者5は光カプラ20−m(0≦m≦M)を用いて光
信号パワーの一部を分岐し、宅内などの光受信器11−
4に入力する。光受信器11−4にて受信された信号は
同軸ケーブル経由にて得られた多重化AM信号7と合波
器14−2にて周波数多重化され、セットトップ端末2
1などに入力する。セットトップ端末21の構成によっ
ては、合波器14−2を省略して、光受信器11−4の
出力を直接セットトップ端末21に入力してもよい。
【0030】本実施例では、図4(g)(j)に示すよう
に、同軸ケーブルの伝送帯域には空き帯域(多重化AM
信号7と上り信号9の間の帯域)が発生する。この空き
帯域を他の用途に利用することができる。他の用途と
は、例えば、上り信号帯域の拡張であるとか、多重化A
M信号帯域の拡張、大口ユーザへの帯域割当てなどであ
る。
【0031】本実施例によると、第1実施例と同様に、
各サブエリア(平均加入者数M/(N+1))に最大Pチャ
ネルのデジタル信号が分配されるため、1加入者が利用
できるデジタル信号のチャネル数は(N+1)×P/Mチ
ャネルとなる。従来ネットワークではP/Mチャネルで
あり、(N+1)倍に多チャネル化されている。しかも、
同軸ケーブルに要求される帯域幅は増加していないの
で、既に敷設された同軸ケーブルを利用することができ
るという効果を得ると同時に、同軸ケーブルの帯域に空
きができ、他の用途に利用できるという効果も得る。
【0032】〔第3実施例〕本発明の第3実施例を、図
5および図6を用いて説明する。図5は、本発明の第3
実施例である伝送システムの構成図である。図6は、図
5の伝送システムの各部における信号スペクトルの例を
示した図であり、図5の各部に付した記号((a)ないし
(j))が、図6の縦軸上に付した記号と対応しており、そ
れぞれの記号を付した部位での信号スペクトルの例を示
している。
【0033】本実施例は、第1実施例の構成にハイブリ
ッド光伝送を適用したものである。図5において、上り
信号9の伝送系は第1実施例の場合と同様である。一
方、下り信号では、ヘッドエンド1において信号7が信
号8に周波数多重化されてから光伝送される点が異な
る。周波数多重化の前および後の信号スペクトル例を図
6(a)、(b)、(c)および(e)に示す。周波数多重化信
号は光送信器10−1により光信号に変換され、光増幅
器22−1により増幅されて光ファイバ2−2に送出さ
れる。この結果、第1実施例の場合に比較すると、ヘッ
ドエンド1にて必要とされる光送信器は1台に低減で
き、ヘッドエンド1と光サブノード3の間の光ファイバ
の数は2本に低減できる。
【0034】光サブノード3では、まず光信号を光増幅
器22(0)−2にて増幅し、光信号パワーの一部を光カ
プラ20(0)により分岐する。分岐された光信号パワー
は光受信器11−1により受信され、分波器15により
多重化AM信号7と多重化QAM信号とに分離される。
フィルタ18(0)は光サブノード3宛の多重化QAM信
号8(0)を抽出する。図6(i)および(f)には、分離抽
出された多重化AM信号7と多重化QAM信号8(0)の
スペクトル例をそれぞれ示す。これら信号は合分波器1
7−1にて再び周波数多重化されて同軸ケーブル4(0)
に送出され、サブエリア(0)内の加入者に分配される。
同軸ケーブル4(0)内の信号スペクトルの例を図6(g)
に示す。
【0035】光サブノード6(1)〜6(N)では、フィル
タにより抽出した多重化QAM信号を所定の帯域まで周
波数変換する。周波数変換処理は第1実施例の光サブノ
ードにおける処理と同じである。各部における信号スペ
クトルの例を図6(h)、(i)および(j)に示す。また、
フィルタ18−3は上り信号のみを通過させて同軸ケー
ブルに送出し、逆に同軸ケーブルからの多重化AMおよ
びQAM信号は除去するものである。なお、残りの信号
処理は光サブノード3内での処理と同じである。
【0036】以上より、本実施例によれば、第1実施例
と同様に、各サブエリア(平均加入者数M/(N+1))に
最大Pチャネルのデジタル信号が分配されるため、1加
入者が利用できるデジタル信号のチャネル数は(N+1)
×P/Mチャネルとなる。従来ネットワークではP/M
チャネルであり、(N+1)倍に多チャネル化されてい
る。しかも、同軸ケーブルに要求される帯域幅は増加し
ていないので、既に敷設された同軸ケーブルを利用する
ことができるという効果を得ると同時に、ヘッドエンド
内の光送信器の数およびヘッドエンドと光サブノード間
の光ファイバ数を半減できるという効果を得る。
【0037】〔第4実施例〕本発明の第4実施例を、図
7および図8を用いて説明する。図7は、本発明の第4
実施例である伝送システムの構成図である。図8は、図
7の伝送システムの各部における信号スペクトルの例を
示した図であり、図7の各部に付した記号((a)ないし
(k))が、図8の縦軸上に付した記号と対応しており、そ
れぞれの記号を付した部位での信号スペクトルの例を示
している。
【0038】本実施例は、各光サブノード宛の多重化Q
AM信号伝送に波長多重を用いるものである。上り信号
および多重化AM信号を伝送するための装置構成は第1
実施例と同じである。上り信号および多重化AM信号の
スペクトル例を図8(a)ないし(d)に示す。
【0039】ヘッドエンド1では、多重化QAM信号8
(0)〜8(N)を波長多重光送信器23に入力し、それぞ
れ異なる波長の光信号に変換して出力する。波長多重光
送信器23から出力した光信号は光合波器24により波
長多重されて光ファイバ2−2に送出する。送出された
光信号のスペクトル例を図8(e)に示す。各多重化QA
M信号8(0)〜8(N)は、それぞれ波長λ0〜λNにより
搬送されている。また、各波長はスペクトルが相互に重
ならない程度に波長間隔が設定されている。なお、波長
多重光送信器23にはそれぞれ波長が異なるN台の光源
が内蔵されており、例えば、個別のレーザモジュールに
ても、また、波長多重レーザアレイにても実現すること
ができる。また、波長多重光送信器23と光合波器24
とは個別の部品でもよいし、一体化されたものでもよ
い。
【0040】サブエリア(0)の光ノードである光サブノ
ード3では、光ファイバ2−2の光信号が光分波器25
(0)にて波長λ0と残りの波長λ1〜λNとに分波され
る。図8(f)および(h)には、光分波器25(0)の第1
出力および第2出力の信号スペクトル例と光分波器25
(0)の透過特性例(破線)を示す。第1出力信号は光受信
器11−2にて電気信号に変換され、多重化QAM信号
8(0)を出力する。多重化QAM信号8(0)は合分波器
17−1にて多重化AM信号7と周波数多重化されて同
軸ケーブル4(0)経由で各加入者5に分配される。一
方、第2出力信号は光ファイバ2―2にてサブエリア
(1)に伝送される。
【0041】サブエリア(1)〜(N)における光サブノー
ド6(1)〜6(N)においても光サブノード3の場合と同
様の信号処理が光信号に対して行われる。すなわち、光
分波器25(n)(1≦n≦N)は、光信号から波長λnを
抽出して、残りの波長は下流のサブエリアに伝送する。
抽出した波長は光受信器11−2にて電気信号に変換さ
れ、多重化QAM信号8(n)を出力する。多重化QAM
信号8(n)は合分波器17−1にて多重化AM信号7と
周波数多重化されて同軸ケーブル4(n)経由で各加入者
5に分配される。光サブノード6(1)にて光分波器にて
抽出された光信号のスペクトルおよび光分波器の透過特
性例(破線)を図8(k)に示す。また、同軸ケーブル4
(0)および4(1)での信号スペクトルの例をそれぞれ図
8(g)および(j)に示す。
【0042】本実施例によれば、第1実施例と同様に、
各サブエリア(平均加入者数M/(N+1))に最大Pチャ
ネルのデジタル信号が分配されるため、1加入者が利用
できるデジタル信号のチャネル数は(N+1)×P/Mチ
ャネルとなる。従来ネットワークではP/Mチャネルで
あり、(N+1)倍に多チャネル化されている。しかも、
同軸ケーブルに要求される帯域幅は増加していないの
で、既に敷設された同軸ケーブルを利用することができ
るという効果を得ることができると同時に、各光受信器
11−2の帯域を第1実施例の場合ほど広くする必要が
ない。また、各光サブノードにて周波数コンバータも不
要となる。将来、波長多重光送信器23の価格が低下し
た場合に、第1実施例の構成よりも安価にネットワーク
を構成できる可能性があるという効果を得る。
【0043】なお、本実施例の各ノードにおける光分波
器は、光カプラ20と該光カプラの一方の出力信号から
所望の波長を抽出する光フィルタとに置き換えてもよ
い。
【0044】〔第5実施例〕図9は、本発明の第5実施
例である伝送システムの構成図である。本実施例は、第
1実施例の伝送システムに光分岐を適用して(必要に応
じて光増幅器を併用)、エリアを拡大するものである。
ヘッドエンド1には、L台の光サブノード(3(1)〜3
(L))に分配される多重化AM信号7、各光サブノード
宛の多重化QAM信号8(1)〜8(L)、および、各光サ
ブノードから送出された光信号(受信して上り信号9
(1)〜9(L)を得る)が入力する。多重化AM信号7は
光送信器10−1にて光信号に変換された後に光増幅器
22−1にて増幅され、光スターカプラ26にてL分岐
されて各光サブノード宛の光ファイバに送出される。各
光サブノードでは光受信器11−1にて電気信号に変換
されて合分波器17−1に入力する。多重化QAM信号
8(1)〜8(L)はそれぞれ周波数コンバータ12(1)〜
12(L)にて周波数変換を受けた後に合波器14にて周
波数多重化され、光送信器10−2にて光信号に変換さ
れる。光信号は光増幅器22−2にて増幅され、光スタ
ーカプラ26にてL分岐され、各光ファイバ2に送出さ
れる。各光サブノード3(1)〜3(L)では光受信器11
−2にて電気信号に変換した後、各光サブノード宛の多
重化QAM信号をフィルタ18にて抽出し、周波数コン
バータにて所定の周波数帯域に変換し、合分波器17−
1に入力する。各光サブノードの合分波器17−1から
出力された多重化AM信号7および多重化QAM信号は
それぞれ同軸ケーブル4(1)〜4(L)経由にて各サブエ
リア(1)〜(L)の加入者5に分配される。
【0045】本実施例によれば、光送信器10−1およ
び10−2(各1台)を用いて、その台数を増加させるこ
となく、エリアを増加させることができるという効果を
得る。なお、多重化QAM信号の伝送に第4実施例の波
長多重伝送を利用することもできる。
【0046】〔第6実施例〕図10は、本発明の第6実
施例である伝送システムの構成図である。本実施例は、
第1実施例の構成と第5実施例における多重化AM信号
分配方式を組み合わせて、エリア数を拡大するととも
に、各エリアを複数サブエリアに分割して1加入者が利
用できるデジタル信号のチャネル数を増加させるもので
ある。
【0047】ヘッドエンド1には、エリア(1)〜(L)に
分配される多重化AM信号7、エリア(p)宛の多重化Q
AM信号8(p)(0)〜8(p)(N)(1≦p≦L)、エリア
(p)から送出された光信号(受信して上り信号9(1)〜
9(L)を得る)が入力する。
【0048】多重化AM信号7は第5実施例の場合と同
様に光送信器10−1、光増幅器22−1、光スターカ
プラ26を経て光信号として各エリア(1)〜(L)に分配
される。多重化QAM信号は、各エリア向けの信号毎に
周波数変換して周波数多重化し、それぞれ光信号に変換
して、各エリアに送出する。周波数多重処理は第1実施
例の場合と同様である。但し、本実施例では光サブノー
ド3宛の多重化QAM信号にも周波数変換を施した場合
の構成例を示してある。
【0049】各エリアにおける信号分配は第1実施例の
場合と同様である。すなわち、エリアはさらに複数のサ
ブエリア(0)〜(N)に分割され、各サブエリアが一つの
光サブノード3、6を有する。光サブノード3、6では
光信号パワーの一部を光カプラ(20(p)(0)〜20
(p)(N)、(1≦p≦L))にて分岐し、光受信器11−
2にて受信し、フィルタ18(p)(n)にて自光サブノー
ド宛の多重化QAM信号を抽出し(0≦n≦N)、周波数
コンバータ13にて周波数変換後、合分波器17−1に
て多重化AM信号と周波数多重化して同軸ケーブル経由
でサブエリア内の各加入者に分配する。
【0050】本実施例によれば、第1実施例の効果と同
様に、各サブエリア(平均加入者数M/(N+1))に最大
Pチャネルのデジタル信号が分配されるため、1加入者
が利用できるデジタル信号のチャネル数は(N+1)×P
/Mチャネルとなる。従来ネットワークではP/Mチャ
ネルであり、(N+1)倍に多チャネル化されている。し
かも、同軸ケーブルに要求される帯域幅は増加していな
いので、既に敷設された同軸ケーブルを利用することが
できるという効果を得ると同時に、1台の光送信器10
−2にて複数のエリア向けに多重化AM信号を分配で
き、ヘッドエンドを低コスト化できるという効果も得
る。
【0051】〔第7実施例〕本発明の第7実施例を、図
11を用いて説明する。図11は、本発明の第7実施例
である伝送システムの構成図である。本実施例は、第1
実施例の伝送システムでデジタル信号の分配に電波を用
いた実施例である。本実施例では、光サブノード3、6
に送信用アンテナ27、加入者5に受信アンテナ(図示
せず)を設置している。
【0052】本実施例では、第2実施例と同様に、同軸
ケーブルの伝送帯域には空き帯域(多重化AM信号と上
り信号の間の帯域)が発生する。この空き帯域を他の用
途に利用することができる。他の用途とは、例えば、上
り信号帯域の拡張であるとか、多重化AM信号帯域の拡
張、大口ユーザへの帯域割当てなどである。
【0053】本実施例によると、第1実施例と同様に、
各サブエリア(平均加入者数M/(N+1))に最大Pチャ
ネルのデジタル信号が分配されるため、1加入者が利用
できるデジタル信号のチャネル数は(N+1)×P/Mチ
ャネルとなる。従来ネットワークではP/Mチャネルで
あり、(N+1)倍に多チャネル化されている。しかも、
同軸ケーブルに要求される帯域幅は増加していないの
で、既に敷設された同軸ケーブルを利用することができ
るという効果を得ると同時に、同軸ケーブルの帯域に空
きができ、他の用途に利用できるという効果も得る。ま
た、本実施例によればサブエリア内を移動する加入者に
も伝送することができるのは言うまでもない。
【0054】本実施例では、デジタル信号の分配に電波
を用いたが、アナログ信号の分配をに電波を用いること
も可能である。
【0055】〔他の実施例〕なお、本発明は前記実施例
にのみ限定されるものではない。前記実施例では、デジ
タル信号とアナログ信号とを区別して説明を行ったが、
両信号は混在しても、また、逆に入れ替わってもかまわ
ない。光ファイバ伝送路中には適宜光増幅器を付加して
もよい。光増幅器使用により光ファイバからの分岐数を
増加することができる。逆に、前記実施例から適宜光増
幅器を取り除いても構わない。前記実施例における加入
者宅は一軒家でもよいし、集合住宅でもよいし、ビジネ
ス用のビルディングなどでもよい。第1〜第7実施例の
構成を適当に組み合わせてもよい。光サブノードでも多
重化QAM信号の周波数変換を行ってもよい。光カプラ
20(0)〜20(N)の分岐比は、例えば同じでも良い
し、また、各ノードの光受信器11−2への入力パワー
がほぼ同じとなるように設定してもよい。他の設定でも
かまわない。予備の部品を適宜設けてもよい。AM信号
は他の変調方式の信号、例えばFM信号等でもよい。Q
AM信号は他の変調方式の信号、例えばVSB−PAM
(残留側帯波パルス振幅変調)等でもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、各サブエリア(平均加
入者数M/(N+1))毎にPチャネルのデジタル信号が
分配されるため、1加入者が利用できるデジタル信号の
チャネル数は(N+1)×P/Mチャネルとなる。従来ネ
ットワークではP/Mチャネルであり、(N+1)倍に多
チャネル化できるという効果を得る。しかも、光ファイ
バ、光送信器、光受信器、合分波器、同軸ケーブルとい
った既存ネットワークの多くの設備を再利用できるた
め、安価に多チャネル化できるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図2】第1実施例の伝送システムの各部における信号
スペクトルを説明する図である。
【図3】第2実施例の伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図4】第2実施例の伝送システムの各部における信号
スペクトルを説明する図である。
【図5】第3実施例の伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図6】第3実施例の伝送システムの各部における信号
スペクトルを説明する図である。
【図7】第4実施例の伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図8】第4実施例の伝送システムの各部における信号
スペクトルを説明する図である。
【図9】第5実施例の伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図10】第6実施例の伝送システムの構成を示す図で
ある。
【図11】第7実施例の伝送システムの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】 1…ヘッドエンド、2…光ファイバ、3…光サブノー
ド、4…同軸ケーブル、5…加入者、6…光サブノー
ド、7…多重化AM信号、8…多重化QAM信号、9…
上り信号、10…光送信器、11…光受信器、12…周
波数コンバータ、13…周波数コンバータ、14…合波
器、15…分波器、16…アンプ、17…合分波器、1
8…フィルタ、20…光カプラ、21…セットトップ端
末、22…光増幅器、23…波長多重光送信器、24…
光合波器、25…光分波器、26…光スターカプラ、2
7…アンテナ、100…光ノード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/00 14/02 H04N 7/16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドエンドと、分配系伝送路を備えた
    ノードと、前記ヘッドエンドと前記ノードとの間を結ぶ
    幹線系伝送路とからなる伝送システムにおいて、 前記ノードは、広い帯域の分配系伝送路と、狭い帯域の
    分配系伝送路と、これら広い帯域の分配系伝送路と狭い
    帯域の分配系伝送路とによって直列に接続された複数の
    サブノードとからなることを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 ヘッドエンドと、分配系伝送路を備えた
    ノードと、前記ヘッドエンドと前記ノードとの間を結ぶ
    幹線系伝送路とからなる伝送システムにおいて、 前記ノードは、前記ヘッドエンドに接続された複数のサ
    ブノードと、そのサブノードに接続する狭い帯域の分配
    系伝送路とからなることを特徴とする伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 各サブノードは、前記広い帯域の分配系伝送路に分配器
    を介して接続された各サブノードに固有の帯域フィルタ
    と、この帯域フィルタによって抽出された信号を前記狭
    い帯域の分配系伝送路の所定の帯域に変換するコンバー
    タとを備えてなることを特徴とする伝送システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の伝送システムにおい
    て、 各サブノードは、前記幹線系伝送路に接続された各サブ
    ノードに固有の帯域フィルタと、この帯域フィルタによ
    って抽出された信号を前記狭い帯域の分配系伝送路の所
    定の帯域に変換するコンバータとを備えてなることを特
    徴とする伝送システム。
  5. 【請求項5】 複数の信号を周波数多重信号に変換する
    多重化器と、 前記周波数多重化信号を光信号に変換する光送信器と、 前記光信号を伝送する光ファイバと、 その光ファイバに接続される複数の光サブノードと、 その光サブノードの前記光ファイバから光信号パワーの
    一部を分岐する光カプラと、 その光カプラにて分岐した光信号を受信する光受信器
    と、 その光受信器の受信信号から所定の抽出信号を生成する
    フィルタと、 前記抽出信号を所定の周波数に変換して分配信号を得る
    周波数コンバータとから構成されることを特徴とする伝
    送システム。
  6. 【請求項6】 複数の信号を異なる波長の光信号に変換
    する光送信器と、 前記光信号を波長多重して波長多重信号を生成する光合
    波器と、 前記波長多重信号を伝送する光ファイバと、 その光ファイバに接続される複数の光サブノードと、 その光サブノードの該波長多重信号から所望の波長の抽
    出光信号を生成する光分波器と、 前記抽出光信号を受信して分配信号を得る光受信器とか
    ら構成されることを特徴とする伝送システム。
  7. 【請求項7】 複数の信号を周波数多重信号に変換する
    多重化器と、前記周波数多重化信号を光信号に変換する
    光送信器と、前記光信号を伝送する光ファイバと、その
    光ファイバに接続される複数の光サブノードと、その光
    サブノードの前記光ファイバから光信号パワーの一部を
    分岐する光カプラと、その光カプラにて分岐した光信号
    を受信する光受信器と、その光受信器の受信信号から所
    定の抽出信号を生成するフィルタと、前記抽出信号を所
    定の周波数に変換して分配信号を得る周波数コンバータ
    とからなる伝送システムにおいて、 前記光信号は分岐されてそれぞれ異なる光ファイバによ
    って異なる光サブノードに伝送されることを特徴とする
    伝送システム。
  8. 【請求項8】 複数の信号を異なる波長の光信号に変換
    する光送信器と、前記光信号を波長多重して波長多重信
    号を生成する光合波器と、前記波長多重信号を伝送する
    光ファイバと、その光ファイバに接続される複数の光サ
    ブノードと、その光サブノードの該波長多重信号から所
    望の波長の抽出光信号を生成する光分波器と、前記抽出
    光信号を受信して分配信号を得る光受信器とからなる伝
    送システムにおいて、 前記波長多重信号は分岐されてそれぞれ異なる光ファイ
    バによって異なる光サブノードに伝送されることを特徴
    とする伝送システム。
  9. 【請求項9】 請求項5または請求項6に記載の伝送シ
    ステムにおいて、 前記分配信号をメタリックケーブルを用いて分配するこ
    とを特徴とする伝送システム。
  10. 【請求項10】 請求項5または請求項6に記載の伝送
    システムにおいて、 前記分配信号をメタリックケーブルを用いて分配し、 複数の前記メタリックケーブルによりサブノードを直列
    に接続し、 前記メタリックケーブルの空き帯域にて同報信号を伝送
    することを特徴とする伝送システム。
  11. 【請求項11】 請求項5または請求項6に記載の伝送
    システムにおいて、 前記分配信号をメタリックケーブルを用いて分配し、 複数の前記メタリックケーブルによりサブノードを直列
    に接続し、 前記同報信号は、前記ヘッドエンドにて光送信器により
    光信号に変換され、該光信号は光ファイバにて少なくと
    も一つの前記光サブノードに伝送され、その光サブノー
    ドの光受信器にて受信され、 前記光サブノードから前記メタリックケーブルの空き帯
    域にて同報信号を伝送することを特徴とする伝送システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項5または請求項6に記載の伝送
    システムにおいて、 前記光サブノードに、前記分配信号を光信号に変換する
    光送信器を設け、 その光信号を該光サブノードのエリア内のユーザに光フ
    ァイバケーブルを用いて分配することを特徴とする伝送
    システム。
  13. 【請求項13】 請求項5または請求項6に記載の伝送
    システムにおいて、 前記分配信号が占有する帯域は複数の前記光サブノード
    にて共通であることを特徴とする伝送システム。
  14. 【請求項14】 請求項5または請求項6に記載の伝送
    システムにおいて、 前記信号のうち少なくとも一つは複数の信号を周波数多
    重化した信号であることを特徴とする伝送システム。
  15. 【請求項15】 請求項5に記載の伝送システムにおい
    て、 前記分配信号を電波に変換し、該光サブノードのエリア
    内のユーザに分配することを特徴とする伝送システム。
JP8095200A 1996-04-17 1996-04-17 伝送システム Pending JPH09284219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000059746A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Hitachi Ltd Catvシステム及びその端末装置
JP2004096763A (ja) * 2003-09-12 2004-03-25 Hitachi Ltd ディジタルcatvシステムとその受信装置
JP2016127572A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 富士通株式会社 伝送装置、送信器及び伝送方法

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