JPH09283218A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH09283218A
JPH09283218A JP9436896A JP9436896A JPH09283218A JP H09283218 A JPH09283218 A JP H09283218A JP 9436896 A JP9436896 A JP 9436896A JP 9436896 A JP9436896 A JP 9436896A JP H09283218 A JPH09283218 A JP H09283218A
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Takeshi Okuyama
毅 奥山
Hideo Miyazawa
英夫 宮澤
Fumio Kurotori
文夫 黒鳥
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタに関し、隣接するコネクタ間が密着
したときでも相手コネクタへの接続・ロックとその解除
を容易化してコネクタ接続作業の効率化を図る。 【解決手段】 接近する方向に移動するフック42a を備
えたコネクタと、該フックに嵌合するロック手段313aを
備えたコネクタとからなり、ロック機構が、一端がカバ
ーへの固着手段Aで他端がフック42a である2個のロッ
ク板42と、コ字形で各先端に突起41c が形成され且つ各
先端近傍にロック板42を貫通する長孔41bが形成された
1個の引抜き部材41とを、該各ロック板42のフック側先
端域が該引抜き部材41の内側から長孔41b に貫挿させて
なり、該各ロック板42を上記カバーに固着させた状態で
引抜き部材41を着脱側コネクタの引抜き方向に引っ張っ
たときに上記フック42a が開離する方向に変位し得るよ
うに構成され、上記カバーには引抜き部材41の移動量規
制手段Bを備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロック機能を備えた
コネクタの構成に係り、特に隣接するコネクタ間に指が
入らない程度に回路基板等に高密度実装したときでも相
手側コネクタに対する接続とロック及びその解除を容易
化してコネクタ接続作業の効率化による生産性向上を図
ったコネクタに関する。
【0002】近年の電子装置分野では電子装置としての
小型化や低価格化等の要求に対応させるため回路基板上
に多くの電子デバイスを実装するようになっているが、
その結果電子デバイス間や外部装置との接続等に使用さ
れるコネクタも回路基板等に高密度に実装されることが
多い。
【0003】そして最近では、隣接するコネクタ等電子
デバイスとの間が指が入らない程度に狭くなる場合が多
くなっていることから、かかる高密度実装時にも相手側
コネクタに対してロック状態で確実に接続し得ると共に
該ロックの解除と接続の解除とが共に容易に行えるコネ
クタの実現が強く望まれている。
【0004】
【従来の技術】図15は従来のコネクタ構成をロック機構
を含めて例示説明する図であり、 (15-1) はコネクタ構
成を示し (15-2) はロック機構部を、また (15-3) はロ
ック時の状態を示した図である。
【0005】また図16は問題点を説明する図である。図
15の(15-1)と(15-2)で、コネクタ1は固定側のジャック
コネクタ11とケーブル側のプラグコネクタ12とからな
る。
【0006】この内ジャックコネクタ11は、複数のジャ
ック端子112 が整列して植設されたジャックコネクタ本
体111 と該コネクタ本体111 をジャック端子112 の配置
域周面で固定した上で回路基板等に装着できるように形
成されてなる筐体113 とからなるものであり、該筐体11
3 の上記プラグコネクタ12との嵌合部 113a の長手方向
両端面には該プラグコネクタ12に対するロックを実現す
るための孔 113b が形成されている。
【0007】一方プラグコネクタ12は、上記ジャックコ
ネクタ本体111 の各ジャック端子112 と対応するそれぞ
れの位置に該ジャック端子112 に接続し得るプラグ端子
122が形成されてなるプラグコネクタ本体121 と該コネ
クタ本体121 を所定位置で固定して収容するカバー13と
からなるものである。
【0008】そしてこの場合の該カバー13には、上述し
た筐体113 の上記孔 113b と対応するそれぞれの位置
に、一端が上記ジャックコネクタ11との接続時に上記孔
112bと係合してロックし得るフック 123a で他端を押
圧作用部 123b とするロック片123 が該押圧作用部 123
b を該カバー13から露出させた状態で装着されている。
【0009】なお、該ロック片123 には上記フック 123
a を常時上記孔 113b の方向に付勢させておくための切
り起し片 123c が形成されていると共に、図の124 は該
ロック片123 を保持しておくための軸である。
【0010】このことは、該ロック片123 の上述した押
圧作用部 123b を矢印a1の如く二本の指で押圧すると上
記軸124 で該ロック片123 が回動することから2個のフ
ック123a が矢印a2のように開離させられると共に、該
押圧を解除したときには上記切り起し片 123c によって
初期状態に戻ることを示している。
【0011】そこで、把持したプラグコネクタ12をジャ
ックコネクタ11に接続させると、先ずロック片123 のフ
ック 123a がジャックコネクタ筐体の嵌合部 113a との
当接で開離するが、そのまま該プラグコネクタ12を挿入
して接続させることで、(15-3)に示す状態にすることが
できる。
【0012】一方該プラグコネクタ12のジャックコネク
タ11からの取り外しによる接続の解除は、上記ロック片
123 の押圧作用部 123b を二本の指先で矢印 a1 のよう
に押圧して2個の該フック 123a を開離させたままジャ
ックコネクタ11から引き抜くことで容易に実現すること
ができる。
【0013】かかるロック機構を備えたコネクタでは、
ロック機構が簡単な構成で実現し得るメリットがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したロック
片装着方向の近接した位置に他のコネクタ等電子デバイ
スがあると、該ロック片123 の押圧操作ができなくなる
ことがある。
【0015】図16はこのときの状態を示したものであ
る。すなわち図で、回路基板2には図15で説明したコネ
クタ1が整列した状態で実装されているが、隣接するコ
ネクタ間のピッチpひいてはコネクタ間の隙間p1が小さ
いので指Aが入り込めず、結果的にジャックコネクタ11
に対するプラグコネクタ12のロックの解除と接続の解除
とを行うことができない。
【0016】従って、従来の構成になるコネクタでは、
ロック片装着方向の近接位置にコネクタ等他の電子デバ
イスが搭載されていると、コネクタとしてのロックの解
除と接続の解除とが行えないことがあると言う問題があ
った。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題は、接近する方
向に移動できるフックを備えた着脱側コネクタと端子配
置領域外側の端子コンタクト側突出位置に上記各フック
と嵌合するロック手段が備えられた固定側コネクタとか
らなるコネクタであって、ロック機構を備え、該ロック
機構が、一端には着脱側コネクタを装着するコネクタカ
バーへの固着手段が設けられ他端には上記フックが形成
された長片状の2個のロック板と、長片からなるコ字形
で先端のそれぞれには幅方向と厚さ方向とに突出する突
起が形成され且つ該各先端近傍には上記ロック板の幅を
越える幅で長手方向に沿う長孔が形成されている1個の
引抜き部材とを、該各ロック板のフック側先端領域が該
引抜き部材の各先端を外側から囲むように該引抜き部材
の内側から上記長孔に貫挿させてなり、該各ロック板を
フックと上記ロック手段が嵌合する位置で上記コネクタ
カバーに固着させた状態で、上記引抜き部材を該コネク
タカバーに設けた溝をガイドとして着脱側コネクタの引
抜き方向に引っ張ったときに、該ロック板の上記各フッ
クが開離する方向に変位し得るように構成され、上記コ
ネクタカバーが、該引抜き部材の引抜き方向への移動量
を規制し得る手段を備えているコネクタによって解決さ
れる。
【0018】また、上記の着脱側コネクタが固定側コネ
クタであり、固定側コネクタが着脱側コネクタであるコ
ネクタによって解決される。コネクタを実装する回路基
板面と直交する方向への引抜き動作でロックが解除でき
るようにコネクタを構成すると隣接するコネクタ等電子
デバイスとの間に指を入れる必要をなくすことができる
ので、回路基板への実装密度を更に上げることができ
る。
【0019】そこで本発明では、両端がフックと押圧作
用部とに形成されて着脱側コネクタのカバーに装着され
る2個のロック片からなるロック機構を備えた従来のコ
ネクタを、一端がフックに形成され他端で着脱側コネク
タのカバーに固定される2個のロック部材と該カバーに
装着した状態でのコネクタ引抜き方向への引っ張りで上
記2個のロック部材のフック間が開離させられるように
形成された1個の引抜き部材とからなるロック機構を備
えてコネクタを構成するようにしている。
【0020】かかるコネクタでは、上記引抜き部材をコ
ネクタ引抜き方向へ引っ張るだけで固定側コネクタに対
するロックが解除されると同時に着脱側コネクタを固定
側コネクタから抜き取ることができるので、図15で説明
したように隣接するコネクタとの間に指を入れる必要が
なくなって高密度に実装した場合でも確実且つ容易に着
脱し得るコネクタを実現することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に適用するコネクタ
本体を例示説明する図であり、図2は本発明に係わるロ
ック機構を説明する図、図3はロック機構の動作と作用
を説明する図(その1)、図4はロック機構の動作と作
用を説明する図(その2)、図5は図2のロック機構装
着側のコネクタカバー(A) を説明する図、図6はコネク
タカバー(A)の完成状態を説明する図、図7はコネクタ
カバー(A) に対応するコネクタカバー(B) を説明する
図、図8はコネクタとしての完成状態を外観視して説明
する図である。
【0022】また、図9は本発明に適用する他のコネク
タ本体を例示説明する図、図10は図9のコネクタ本体に
適用するロック機構を説明する図、図11は図10のロック
機構装着側のコネクタカバー(A) を説明する図、図12は
コネクタカバー(A)の完成状態を説明する図、図13はコ
ネクタカバー(C) に対応するコネクタカバー(D) を説明
する図、図14はプラグコネクタ完成体を外観視して示し
た図である。
【0023】図1で、コネクタ本体3は固定側コネクタ
としてのジャックコネクタ本体31と該ジャックコネクタ
本体31に対応する着脱側コネクタとしてのプラグコネク
タ本体32とからなる。
【0024】この内ジャックコネクタ本体31は、複数の
ジャック端子311 を貫通した状態で整列して植設した図
示されない絶縁体が、ジャック端子植設域周囲を該ジャ
ック端子311 のコンタクト 311a の長さを越える高さで
取り囲む周壁 312a と基板取付フランジ 312b とを備え
た筐体312 に固定されているものである。
【0025】そして該筐体312 の周壁外側の端子整列方
向で対応する位置には所要長さのガイドピン313 が基板
取付用フランジ 312b から立てられた状態で配設されて
おり、更に該ガイドピン先端近傍の予め設定した位置に
は周囲を取り巻くロック溝 313a が形成されている。
【0026】なお該ジャックコネクタ本体31は、上記基
板取付フランジ 312b の四隅でねじ314 によって回路基
板316 に取付けられている。一方プラグコネクタ本体32
は、絶縁体321 の上記各ジャック端子311 と対応するそ
れぞれの位置に該ジャック端子311 と一端のプラグコン
タクト 322a で接続するプラグ端子322 が貫通した状態
で植設されてなるものであり、該プラグ端子322 の他端
にはケーブル326 を構成する信号線 326a が接続されて
いる。
【0027】そして該絶縁体321 のプラグコンタクト側
のプラグ端子植設域周囲は上記ジャックコネクタ本体31
の周壁内面と嵌合するガイド部 321a に形成されている
と共に、該ガイド部 321a を除く領域の少なくとも片面
の2箇所には該プラグコネクタ本体32を別位置決め突起
321b が形成されている。
【0028】なお、上述したジャックコネクタ本体31に
おけるガイドピン313 は該プラグコネクタ本体32の後述
するカバーに装着される本発明に係わるロック機構に係
合するものであり、また上記プラグコネクタ本体32にお
ける突起 321b は該プラグコネクタ本体32に対する上記
カバーの位置決め用のものである。
【0029】そこで、上記周壁 312a とガイド部 321a
の嵌合で該プラグコネクタ本体32を回路基板316 に固定
された上記ジャックコネクタ本体31に矢印 b1 ,b2 のよ
うに挿入することで、回路基板側の回路とケーブル326
の各信号線 326a とが接続できるコネクタ本体3を構成
することができる。
【0030】図2はかかるロック用のガイドピン313 を
備えたコネクタ本体3に適用させるロック機構を原理的
に示したもので、 (2-1)は構成を示しまた (2-2)は組み
立てた状態を示したものである。
【0031】すなわち図2の (2-1)でロック機構4は、
例えばガラス繊維等を混入させて強靱性を持たせた樹脂
等からなる細長片を矢視c方向から見た正面視がコ字形
になるように成形した1個の引抜き部材41と、例えば金
属の細長板からなり一端がL形に曲げられたフック42a
で他端が同じ方向にL形に曲げられた固着片42b に形成
されてなる2個のロック板42とで構成されている。
【0032】なお該ロック板42の厚さtは、図1で説明
したジャックコネクタ本体31のガイドピン313 に設けた
ロック溝 313a の幅wより薄く設定されている。そして
上記引抜き部材41の各端部近傍には、該端部域に設けた
拡幅部41a に上記ロック板42の幅より僅かに広い幅の長
孔41b が長手方向に沿って形成されていると共に、先端
には幅方向両側と厚さ方向両面側とに突出する突起 41c
-1,41c-2が形成されており、更に上記長孔41b の形成域
には上記各先端が接近する方向に緩やかなオフセット曲
げ領域41d が形成されている。
【0033】またロック板42には、長手方向途中の所定
領域に上記固着片42b が上記フック42a の先端側に位置
し得るような緩やかなオフセット曲げ領域42c が形成さ
れている。
【0034】そこで、2個の該各ロック板42を先端側か
ら矢印 d1, d2 のように上記引抜き部材41の各長孔41b
に挿入すると、 (2-2)で示す如くロック板42のフック側
先端域が該引抜き部材41を乗り越えた状態にすることが
できる。
【0035】なお上記ロック板42の固着片42b をフック
42a と同じ方向のL形に形成することは、該ロック板固
定側に予め形成するL形溝への挿入のみで該ロック板42
が固着し得ることから、特別な工数やねじ等を使用する
ことなく容易に固着し得るメリットがある。
【0036】以下、図1で説明したジャックコネクタ本
体31に図2で説明したロック機構4を組み合わせたとき
の該ロック機構4の動作と作用を、接続時の状態を一部
抽出して示した図3と接続解除時の状態を一部を抽出し
て示した図4とで順を追って説明する。
【0037】なお図では、いずれも図2で説明したロッ
ク板42が固着片42b の領域で後述するカバー51にAの如
く固定され、また該ロック板42に対して矢印e方向に前
後進し得る引抜き部材41の各突起 41c-1,41c-2 それぞ
れと対応する該カバー51の所定位置には該各突起 41
c-1,41c-2 が当接し得る壁Bが形成されているものと
する。
【0038】図3で (3-1)は接続前の状態を示し、 (3-
2)は接続途中の状態を、また (3-3)は接続後のロック状
態を示している。図の (3-1)で、31は図1で説明したジ
ャックコネクタ本体を示し、また4は図2で説明したロ
ック機構を側面視して示しているが、該ロック機構4を
構成するロック板42はそのフック42a の先端 42a′が上
記ジャックコネクタ本体31のガイドピン313 の中心軸よ
り僅かに後退して位置するように固着片42b の領域でA
に示す如く上記カバー51に固定されている。
【0039】そこで該ロック機構4が装着されたカバー
51を矢印fの方向に移動させると、ジャックコネクタ本
体31のガイドピン313 の先端が先ず上記ロック板42のフ
ック先端 42a′と接触するので (3-2)で示すようになる
が、円内拡大図(a) はそのときの状態を拡大視したもの
である。
【0040】更に続く上記カバー51のf方向への移動
で、上記フック42a の先端 42a′が上記ガイドピン313
のロック溝 313a に落ち込んで (3-3)に示すロック状態
になるが、円内拡大図(b) はそのときの状態を拡大視し
たものである。
【0041】一方該ロック状態を解除して上記カバー51
をジャックコネクタ本体31から抜き取る状態を示す図4
で、 (4-1)は図3の (3-3)同様のロック状態を示し (4-
2)はロックの解除状態を示し、また (4-3)はカバー51を
抜き取った状態を示し更に (4-4)は図3の (3-1)と同じ
初期状態を示したものである。
【0042】すなわち図の (4-1)で、ロック機構4を構
成する引抜き部材41を矢印e1方向に引っ張ると、カバー
51に固定されているロック板42に対して該引抜き部材41
のみが上記e1方向に移動するが、該ロック板42が引抜き
部材41の長孔41b を貫挿しているので該長孔41b の先端
側端辺 41b′が該ロック板42のオフセット曲げ領域42c
を押し上げることとなり、該ロック板42のフック42a が
上述したガイドピン313 のロック溝 313a から外れてロ
ック状態が解除される。
【0043】そして更に続く上記引抜き部材41のe1方向
への移動で、該引抜き部材先端に形成した前記突起 41c
がカバー51に形成されている壁面Bと当接して (4-2)に
示す状態となる。
【0044】更に上記引抜き部材41のe1方向への引っ張
りを続けて行うと、該引抜き部材先端の前記突起 41cに
よってカバー51自体がe1方向へ引っ張られるのでカバー
51がジャックコネクタ本体31から外れて (4-3)に示す状
態となり、結果的にロック機構4が内設されたカバー51
をジャックコネクタ本体31から抜き取ることができるの
で、上記ロック板42の弾性力によって引抜き部材41ひい
てはカバー51が元の位置に戻って (4-4)すなわち (3-1)
で示す初期状態に戻すことができる。
【0045】このことは、回路基板316 に固定されたジ
ャックコネクタ本体31にロックしたカバー51の取り外し
が上記引抜き部材41の連結域における引っ張りだけで実
現できるので、隣接して位置するコネクタ等電子デバイ
スとの間に指を入れる必要がなくせることを意味してい
る。
【0046】従って回路基板に高密度に搭載されたコネ
クタが確実且つ容易に抜き取れるコネクタを構成するこ
とができる。図5は図1で説明したコネクタ本体3に図
2のロック機構4を適用させたコネクタのプラグコネク
タ本体側のコネクタカバー(A) “以下文中では単にカバ
ー(A) とする”の一例を示したものである。
【0047】すなわち図5で、平面視サイズが図1で説
明したプラグコネクタ本体32を突起321b 形成面側で余
裕を持って乗置し得る大きさを有する樹脂材からなるカ
バー(A) 51は、一端辺側には図1のジャックコネクタ本
体31の周壁 312a を周囲で取り囲めるトンネル状の枠51
a が形成され、対向辺側には図1のケーブル326 を導出
するための半円状のケーブル導出口51b が形成されてな
るものであり、上記枠51a と該ケーブル導出口51b とを
除く領域は図2で説明した引抜き部材41の拡幅部41a の
幅を越える厚さの周壁51c で囲まれた有底箱状に形成さ
れている。
【0048】そして該周壁51c のケーブル導出口側の端
部近傍両側には、図2の各ロック板42をフック先端が上
記枠51a の方向で対面するように挿入したときに該ロッ
ク板42が固着片42b を含む近傍でのみ固着し得る溝51d
が該ロック板の厚さを僅かに越える深さで形成されてい
ると共に、該各溝51d それぞれの外側には上記引抜き部
材41の突起41c が上記ロック板42のフック近傍に位置す
るように該引抜き部材41が平面視状態で挿入し得る溝51
e が拡幅部を除く幅を僅かに越える深さでケーブル導出
側端面まで形成されており、更に上記溝51d と該溝51e
間の隔壁51f は上記ロック板42の固着領域を越える位置
で消滅するようになっている。
【0049】そして2個の溝51e 間のピッチlは、上記
引抜き部材41の連結片長さlと等しくなっている。ま
た、該隔壁51f の消滅で広くなった領域の上記フック近
傍と対応する所定領域には少なくとも幅h1が上記引抜き
部材41の突起長さjより僅かに大きく且つ上記溝方向に
該引抜き部材41の上記拡幅部長手方向に長い角孔51g が
上記引抜き部材41における端面間ピッチと等しい間隔で
穿孔されていると共に、上述した枠51a 側の周壁51c に
は上記ジャックコネクタ本体31の各ガイドピン313 と対
応するそれぞれの位置に該ガイドピン313 が余裕をもっ
て貫通し得る貫通孔51h が穿孔されている。
【0050】なお図の51i は、図1で説明したプラグコ
ネクタ本体32に形成されている位置決め用き突起 321b
に対応する位置決め用の凹孔である。そこで、図1で説
明したプラグコネクタ本体32をその突起 321b と上記カ
バー(A) 底面の対応位置に形成した凹穴51i との嵌合で
位置決めして載置すると共に、該カバー(A) の溝51d に
上記ロック機構4のロック板42を挿入して固着し、更に
該ロック機構4の引抜き部材41をその突起41c を上記角
穴51g に入れ込んだ状態で上記溝51f に挿入すること
で、コネクタカバー(A) 51 にケーブル326 付のプラグ
コネクタ本体32を装着した完成状態を図6で示すように
構成することができる。
【0051】一方、上述したカバー(A) 51と対応するカ
バー(B) 52は図7に示す如く、平面視サイズがほぼ上記
カバー(A) 51から枠51a を取り除いた大きさの樹脂材か
らなるものであり、該カバー(A) 51のケーブル導出口51
b と対応する領域にはケーブル導出口52a が形成されて
いると共に、該ケーブル導出口52a と前記枠51a 対応領
域とを除く領域は底面から僅かに高い周壁52b に形成さ
れている。
【0052】そして、該カバー(B) 52を図示されない位
置決め手段で上記カバー(A) 51と合致せしめたときの該
カバー(A) 51の各角孔51g と対応するそれぞれの位置に
は該角孔51g と同じ大きさの角孔52c が形成されてい
る。
【0053】そこで、該カバー(B) 52を周壁52b が上記
カバー(A) 51の周壁51c と対応するように図示されない
位置決め手段で位置決めした上で両者を例えばねじ53で
固定することで、図2で説明したロック機構4を備えた
プラグコネクタ完成体5を図8に示すように構成するこ
とができる。
【0054】なお該プラグコネクタ完成体5におけるケ
ーブル326 は、上記引抜き部材41の連結材領域がカバー
(A) 51とカバー(B) 52の各ケーブル導出口側端面から離
れて位置しているので、上記連結材領域と接触しないよ
うに撓ませてある。
【0055】かかるプラグコネクタ完成体5では、ロッ
ク機構4を構成する引抜き部材41の各突起41c がカバー
(A) 51の角孔51g とカバー(B) 52の角孔52c とに挿入さ
れているので、該各突起41c ひいては引抜き部材41の該
カバーに対する移動距離が該角孔51g,52c の長さによっ
て制約されることになるので、該角孔の長手方向壁面を
図3の壁Bに対応させた上で該引抜き部材41を図4の e
1 方向に引っ張ることで図3と図4で説明した動作と作
用を実現することができる。
【0056】なお上記角孔51g や52c を各コネクタカバ
ー(A) ,(B)の表面まで貫通して穿孔することで、各コネ
クタカバー(A) ,(B)の内部に特別な壁面を形成する必要
がなくせると共に、該角孔中に位置する引抜き部材41の
突起41c の位置が外部から目視し得るメリットがある。
【0057】他方、上述したコネクタ本体3ではガイド
ピン313 が端子整列方向で対応して位置しているが、最
近ではコネクタ本体としての小型化が進展しているため
回路基板への取付けを四隅にすることができない場合が
ある。
【0058】図9はかかるコネクタ本体を示したもので
ある。すなわち図9で、コネクタ本体6は固定側のジャ
ックコネクタ本体61と図1で説明した着脱側のプラグコ
ネクタ本体32とからなる。
【0059】この内ジャックコネクタ本体61は、図1で
説明したジャックコネクタ本体31におけるガイドピン31
3 のみを一方の対角線上に斜め配置した611 に代えたも
のであり、その他の構成は上記ジャックコネクタ本体31
と同じものである。
【0060】そこで、該ジャックコネクタ本体61の前述
した周壁 312a とプラグコネクタ本体32のガイド部 321
a との嵌合で該プラグコネクタ本体32を回路基板316 に
固定された上記ジャックコネクタ本体61に図1と同様に
矢印 b1 ,b2 の如く挿入することで、回路基板側の回路
とケーブル326 の各信号線 326a とが接続できるコネク
タ本体6が構成できることは図1の場合と同様である。
【0061】図10はかかるロック用のガイドピン611 を
備えたコネクタ本体6に適用させるロック機構の構成を
示したものである。すなわち図10で、ロック機構7は、
本発明に係わる1個の引抜き部材71と2個の前述したロ
ック板42とで構成されている。
【0062】そして、特にこの場合の該引抜き部材71は
図2で説明した引抜き部材41の連結部領域のみが上記ジ
ャックコネクタ本体61における各ガイドピン611 の端子
行方向の位置ずれ量qに対応する量だけ該連結部幅方向
にずれた状態で形成されているものであり、その他の構
成は上記引抜き部材41と同様である。
【0063】そこで、2個の該各ロック板42を図1の場
合と同様に先端側から矢印 d1, d2の如く上記引抜き部
材71の各長孔41b に挿入することで、上記ロック板42の
フック側先端域が該引抜き部材71を乗り越えた状態にす
ることができて、上記ジャックコネクタ本体61に適用で
きるロック機構7を(10-2)に示すように構成することが
できる。
【0064】かかるロック機構7では、引抜き部材71の
各先端域におけるロック板42との相対的位置関係が図3
及び図4の場合と等しいので、該図3及び図4で説明し
た動作と作用を得ることができる。
【0065】図11は図9で説明したコネクタ本体6に図
10のロック機構7を適用させたコネクタのプラグコネク
タ本体側のコネクタカバー(C) 81“以下文中では単にカ
バー(C) 81とする”の一例を示したものである。
【0066】すなわち図11でこの場合の該カバー(C) 81
は、図5で説明したカバー(A) 51における周壁51c を上
記ジャックコネクタ本体61の各ガイドピン611 の位置に
対応して高さを異ならせた周壁 81a-1と 81a-2とに変え
ると共に、該カバー(A) 51における貫通孔51h を該貫通
孔径で形成されたU溝 81b-1と 81b-2とに変えた上で、
上記カバー(A) 51における溝51d , 51e を該各周壁表面
を基準として図5同様に形成し、更にカバー(A) 51の角
孔51g と同じ大きさの角孔81c を該各角孔51gと同じ位
置に貫通させて形成したものである。
【0067】従って該カバー(C) 81に、上記のロック機
構7とプラグコネクタ本体32とを図5で説明したように
装着することで、平面視が図6同様のプラグコネクタ完
成体8を図12のように構成することができる。
【0068】一方、上述したカバー(C) 81と対応するカ
バー(D) 82は図13に示す如く、平面視サイズがほぼ上記
カバー(C) 81と同じで該カバー(C) 81から枠51a を取り
除いた大きさの樹脂材からなるものであり、カバー(A)
51のケーブル導出口51b と対応する領域には前記ケーブ
ル導出口51b に対応するケーブル導出口82a が形成され
ていると共に、該ケーブル導出口82a と前記枠51a 対応
領域とを除く領域は上記カバー(C) 81の各周壁 81a-1,
81a-2の高さの差で逆に対応する高さの周壁 82b-1, 8
2b-2に形成されている。
【0069】そして、更にカバー(B) 52の角孔52c と同
じ大きさの角孔82c が該各角孔52cと同じ位置に貫通さ
せて形成している。そこで、該カバー(D) 82を図示され
ない位置決め手段で上記カバー(C) 81と合致せしめるこ
とで、該カバー(D) 82の角孔82c と上記カバー(C) 81の
角孔81c とを一致させることができる。
【0070】そこで、該カバー(D) 82の周壁 82b-1, 8
2b-2と上記カバー(C) 81の周壁 81a -1, 81a-2とが逆に
対応するように該カバー(D) 82とカバー(C) 81を図示さ
れない位置決め手段で位置決めした上で両者を図8のね
じ53で固定することで、ロック機構7を備えたプラグコ
ネクタ完成体8を図14に示すように構成することができ
る。
【0071】かかるプラグコネクタ完成体8では、ロッ
ク機構7を構成する引抜き部材71の各突起41c がカバー
(C) 81の角孔81c とカバー(D) 82の角孔82c とに挿入さ
れているので、該各突起41c すなわち引抜き部材71の該
カバーひいては該カバーに装着されたプラグコネクタ本
体32に対する移動距離が制約されるので、図3と図4で
説明した動作と作用を前記プラグコネクタ完成体5同様
に実現することができる。
【0072】従って、図9で説明した如くガイドピン61
1 が片側の対角線上に配置されたジャックコネクタ本体
61にも図8で説明したように対応できるコネクタを実現
することができる。
【0073】
【発明の効果】上述の如く本発明により、隣接するコネ
クタ間に指が入らない程度に回路基板等に高密度実装し
たときでも相手側コネクタに対する接続とロック及びそ
の解除が容易化できてコネクタ接続作業の効率化による
生産性向が実現できるコネクタを提供することができ
る。
【0074】なお本発明の説明では着脱側コネクタがプ
ラグコネクタである場合を例としているが、該着脱側コ
ネクタがジャックコネクタである場合でも同等の効果が
得られることは明らかである。
【0075】更に本発明の説明では固定側コネクタのガ
イドピンにロック溝が設けられている場合を例としてい
るが、例えば該ガイドピンと同じ位置に位置する壁面に
該ロック溝に対応する孔が形成されている場合等の如
く、前記フックに嵌合する手段を設けても同等の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に適用するコネクタ本体を例示説明す
る図。
【図2】 本発明に係わるロック機構を説明する図。
【図3】 ロック機構の動作と作用を説明する図(その
1)。
【図4】 ロック機構の動作と作用を説明する図(その
2)。
【図5】 図2のロック機構装着側のコネクタカバー
(A) を説明する図。
【図6】 コネクタカバー(A)の完成状態を説明する
図。
【図7】 コネクタカバー(A) に対応するコネクタカバ
ー(B) を説明する図。
【図8】 コネクタとしての完成状態を外観視して説明
する図。
【図9】 本発明に適用する他のコネクタ本体を例示説
明する図。
【図10】 図9のコネクタ本体に適用するロック機構
を説明する図。
【図11】 図10のロック機構装着側のコネクタカバー
(A) を説明する図。
【図12】 コネクタカバー(A)の完成状態を説明する
図。
【図13】 コネクタカバー(C)に対応するコネクタカ
バー(D)を説明する図。
【図14】 プラグコネクタ完成体を外観視して示した
図。
【図15】 従来のコネクタ構成をロック機構を含めて
例示説明する図。
【図16】 問題点を説明する図。
【符号の説明】
3,6 コネクタ本体 4,7 ロック機構 5,8 プラグコネクタ完成体 31 ジャックコネクタ本体 32 プラグコネクタ本体 41 引抜き部材 41a 拡幅
部 41b 長孔 41b ′ 先端
側端辺 41c, 41c-1, 41c-2 突起 41d オフセット曲げ領域 42 ロック板 42′ 先端 42a フック 42b 固着
片 42c オフセット曲げ領域 51 コネクタカバー(A) 51a 枠 51b ケー
ブル導出口 51c 周壁 51d 溝 51e 溝 51f 隔壁 51g 角孔 51h 貫通
孔 51i 凹穴 52 コネクタカバー(B) 52a ケーブル導出口 52b 周壁 52c 角孔 53 ねじ 61 ジャックコネクタ本体 71 引抜き部材 81 コネクタカバー(C) 81a-1, 81a-2 周壁 81b-1, 81b-2
U溝 81c 角孔 82 コネクタカバー(D) 82a ケーブル導出口 82b -1, 82b-2 周壁 82c 角
孔 311 ジャック端子 311a ジャ
ックコンタクト 312 筐体 312a 周壁 312b 基板
取付け用フランジ 313 ガイドピン 313a ロッ
ク溝 314 ねじ 316 回路基板 321 絶縁体 321a ガイド部 321b 突起 322 プラグ端子 322a プラ
グコンタクト 326 ケーブル 326a 信号
線 611 ガイドピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接近する方向に相互に移動できるフック
    を備えた着脱側コネクタと端子配置領域外側の端子コン
    タクト側突出位置に上記各フックと嵌合するロック手段
    が備えられた固定側コネクタとからなるコネクタであっ
    て、ロック機構を備え、 該ロック機構が、一端には着脱側コネクタを装着するコ
    ネクタカバーへの固着手段が設けられ他端には上記フッ
    クが形成された長片状の2個のロック板と、長片からな
    るコ字形で先端のそれぞれには幅方向と厚さ方向とに突
    出する突起が形成され且つ該各先端近傍には上記ロック
    板の幅を越える幅で長手方向に沿う長孔が形成されてい
    る1個の引抜き部材とを、該各ロック板のフック側先端
    領域が該引抜き部材の各先端を外側から囲むように該引
    抜き部材の内側から上記長孔に貫挿させてなり、 該各ロック板をフックと上記ロック手段が嵌合する位置
    で上記コネクタカバーに固着させた状態で、上記引抜き
    部材を該コネクタカバーに設けた溝をガイドとして着脱
    側コネクタの引抜き方向に引っ張ったときに、該ロック
    板の上記各フックが開離する方向に変位し得るように構
    成され、 上記コネクタカバーが、該引抜き部材の引抜き方向への
    移動量を規制し得る手段を備えていることを特徴とする
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の着脱側コネクタが固定側
    コネクタであり、固定側コネクタが着脱側コネクタであ
    ることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のロック手段が、 着脱側コネクタのコネクタカバーに固着したロック板の
    他端に形成したL形のフックと、該固定側コネクタの該
    フック対応位置に形成したロック溝とからなることを特
    徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のロック板のコネクタカバ
    ーへの固着手段が、 ロック板端部のL形に曲げられた固着片の、該ロック板
    を固着するカバーに形成した該ロック板の固着片を含む
    端部近傍領域に対応するL形溝への挿入でなることを特
    徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコネクタカバーに設ける
    引抜き部材の移動量を規制する手段が、 該引抜き部材の突起長さを僅かに越える幅で該引抜き部
    材の所要の移動量が確保し得る長さでコネクタカバーの
    該突起対応領域に形成された角孔への該突起の挿入でな
    ることを特徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10680367B2 (en) 2016-03-30 2020-06-09 Intel Corporation Cable retention assemblies including torsional elements

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