JPH09282368A - 申し込みシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 申し込み内容を記録した用紙の発行をなく
し、申し込みがあった後の処理を合理的に行う。 【解決手段】 発行者は、ＩＤが記録されたカードを受
講生に発行する。受講生は、そのカードにより模擬試験
の申し込みを窓口端末で行う。窓口端末は、カードのＩ
Ｄを読み取り、模擬試験等の情報を表示する。窓口端末
は、模擬試験等が特定されると、その情報及びＩＤを本
部のセンターシステムに伝送するとともに、カードにそ
の模擬試験名等を記録する。試験会場では、カードが受
験票となり、カード読み取り機によりカードのＩＤが読
み取られ、申し込み内容が確認される。カード読み取り
機で読み取られた情報は、本部のセンターシステムに伝
送される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、申し込み者固有
のＩＤが記録されたカードにより、商品の購入又は役務
の提供の申し込みを受け付け、予定日時に商品の受け渡
し又は役務の提供を行うための申し込みシステムに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、商品の購入又は役務の提供の
申し込みをカードで行うことができるようにした、例え
ば以下のような申し込みシステムが知られている。カー
ドには、埋設等されたＩＣが設けられており、そのＩＣ
にはカード保有者固有のＩＤその他の情報（住所、氏名
等）が記憶されている。そして、カード保有者は、商品
の購入等の申し込みの際に、そのカードを店側に提示す
る。店側では、カードリーダーを使用して、カードのＩ
Ｃに記憶された情報を読み取り、そのカード保有者の固
有情報を出力する。この固有情報が申し込み者の情報と
して使用される。したがって、申し込み者は、申し込み
用紙に自己の宛名等を記入する必要がなく、手続きが簡
略化される。また、カードは、携帯に便利であるので、
申し込み者の利便を図ることができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
申し込みシステムでは、申し込み内容（商品の種類や受
け渡しの日時等）は、カードに記録されることはないの
で、結局、店側では、申し込み者に対して申し込み内容
を確認するための確認書を発行しなければならなかっ
た。また、申し込み内容を解約する際には、カードのみ
では申し込み内容がわからないので、カードのＩＣに記
録された固有情報から申し込み内容を検索する必要があ
った。本発明の課題は、カードに申し込み内容を表示す
ることができるようにし、申し込み内容を記録した用紙
の発行をなくし、さらに、申し込みがあった後の処理を
合理的に行うことができるようにすることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項１の発明は、申し込み者固有のＩＤが記録
されたカードにより、商品の購入又は役務の提供の申し
込みを受け付け、予定日時に商品の受け渡し又は役務の
提供を行うための申し込みシステムであって、申し込み
者が商品の購入の申し込み又は役務の提供の申し込みを
するときに、前記カードにより申し込みの受け付けが可
能な申し込み受付装置と、申し込み者が商品を受け取ろ
うとするとき又は役務の提供を受けようとするときに、
前記カードにより申し込み内容を確認するための申し込
み確認装置と、前記申し込み受付装置及び前記申し込み
確認装置と情報の授受が可能な制御装置とを備え、前記
申し込み受付装置は、申し込み者に対して提供可能な商
品又は役務のリスト、及び商品の受け渡し又は役務の提
供の予定日時を画像表示する受付情報表示手段と、前記
受付情報表示手段に表示された商品又は役務のリストの
中から、申し込み者が申し込みを希望する商品又は役務
を特定するための特定手段と、前記カードの前記ＩＤを
読み取るＩＤ読み取り手段と、前記特定手段により特定
された商品又は役務の内容、及び商品の受け渡し予定日
時又は役務の提供予定日時を、前記カードの所定領域に
目読可能に記録する申し込み内容記録手段とを有し、前
記制御装置は、前記申し込み受付装置に供給するため
の、申し込み者に対して提供可能な商品又は役務のリス
トが記憶されたリスト記憶手段と、前記申し込み受付装
置に入力された情報に基づいて、申し込まれた商品又は
役務の内容、及び商品の受け渡し予定日時又は役務の提
供予定日時を、その申し込み者の前記ＩＤと関連づけて
記憶する申し込み情報記憶手段とを有し、前記申し込み
確認装置は、前記カードの前記ＩＤを読み取るカード情
報読み取り手段と、前記カード情報読み取り手段に読み
取られた前記ＩＤに対応する申し込み内容を、前記制御
装置の前記申し込み情報記憶手段から選択して、その申
し込み内容を画像表示する申し込み内容出力手段とを有
することを特徴とする。

【０００５】請求項２の発明は、請求項１に記載の申し
込みシステムにおいて、前記制御装置は、複数の前記申
し込み受付装置及び複数の前記申し込み確認装置と情報
の授受可能に接続されていることを特徴とする。

【０００６】請求項３の発明は、申し込み者固有のＩＤ
が記録されたカードにより、商品の購入又は役務の提供
の申し込みを受け付け、予定日時に商品の受け渡し又は
役務の提供を行うための申し込みシステムであって、申
し込み者が商品の購入の申し込み又は役務の提供の申し
込みをするときに、前記カードにより申し込みの受け付
けが可能な申し込み受付装置と、申し込み者が商品を受
け取ろうとするとき又は役務の提供を受けようとすると
きに、前記カードにより申し込み内容を確認するための
申し込み確認装置とを備え、前記申し込み受付装置は、
申し込み者に対して提供可能な商品又は役務のリストが
記憶されたリスト記憶手段と、前記リスト記憶手段に記
憶されたリスト、及び商品の受け渡し又は役務の提供の
予定日時を画像表示する受付情報表示手段と、前記受付
情報表示手段に表示された商品又は役務のリストの中か
ら、申し込み者が申し込みを希望する商品又は役務を特
定するための特定手段と、前記カードの前記ＩＤを読み
取るＩＤ読み取り手段と、前記特定手段により特定され
た商品又は役務の内容、及び商品の受け渡し予定日時又
は役務の提供予定日時を、前記カードの所定領域に目読
可能及び機械読み取り可能に記録する申し込み内容記録
手段とを有し、前記申し込み確認装置は、前記カードの
前記ＩＤ、前記カードに機械読み取り可能に記録された
商品又は役務の内容及び商品の受け渡し予定日時又は役
務の提供予定日時を読み取るカード情報読み取り手段
と、前記カード情報読み取り手段に読み取られた申し込
み内容を画像表示する申し込み内容出力手段とを有する
ことを特徴とする。

【０００７】請求項４の発明は、請求項１から請求項３
までのいずれか１項に記載の申し込みシステムにおい
て、前記申し込み受付装置は、前記特定手段により特定
された商品の購入又は役務の提供に必要な金額の少なく
とも一部を入金させるための入金手段を備えることを特
徴とする。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図１は、本発明による
申し込みシステムで使用されるカードを有するカード付
き帳票の一実施形態を示す平面図であり、図２は、図１
のＡ−Ａ断面を示す断面図である。カード付き帳票１０
（以下、単に「帳票１０」という。）は、帳票基材１１
と、帳票基材１１上に密着されたカード１２等とから構
成されている。帳票基材１１は、上質紙，合成紙等から
形成されている。帳票基材１１上の、カード１２が密着
される領域以外の所定領域には、印字領域１１ｂが設け
られている。すなわち、帳票基材１１上の少なくとも印
字領域１１ｂ上は、プリンタの印字適性を有するように
形成されている。帳票基材１１を合成紙等から形成した
場合に、印字適性を付与するときは、表面に微小凹凸を
形成するマット処理等が施される。

【０００９】図２に示すように、帳票基材１１上のカー
ド１２が密着される領域には、粘着剤層１３が設けられ
ている。そして、この上層に樹脂層１４が接着されてい
る。粘着剤層１３は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂若し
くはこれらの混合体、又は加熱により接着性が付与され
る感熱接着剤を、シルク印刷で塗布すること等により設
けられている。樹脂層１４は、例えばＰＥＴ（ポリエチ
レンテレフタレート）から形成され、粘着剤層１３によ
って保持されている。

【００１０】一方、カード１２は、カード基材１２ａ
と、その上層に積層された自己発色層１２ｂ及び保護層
１２ｃと、カード基材１２ａの下層に設けられた樹脂層
１２ｄとから構成されている。カード基材１２ａの材料
としては、カードとしての耐久性を有するものであれ
ば、いかなる材料であっても良く、例えば合成紙やＰＥ
Ｔが用いられる。

【００１１】自己発色層１２ｂは、加熱又は加圧される
ことにより、目視可能に、さらには機械読み取り可能に
発色する層である。加熱により発色する層としては、印
字ヘッド（サーマルヘッド等）からの熱エネルギーの供
給により発色する層であり、例えば、ロイコ染料等の電
子供与体とフェノール類等の電子受容体とが反応して発
色するものがあげられる。また、加圧により発色する層
としては、例えば、発色剤と顕色剤とが積層又は混合し
た層である。発色剤は、加圧により破砕される発色カプ
セル（マイクロカプセル中にロイコ染料等の発色色素を
封入したもの）を含有するものであり、顕色剤は、発色
剤の発色色素と反応することにより、読み取り可能に発
色するものである。

【００１２】保護層１２ｃは、自己発色層１２ｂを保護
している層であり、透明又は半透明体からなるものであ
る。樹脂層１２ｄは、カード１２を帳票基材１１側に密
着させるためのものであり、例えばポリプロピレンが使
用される。樹脂層１４と１２ｄとは、剥離層を構成して
いる。剥離層とは、両者が容易に剥離可能に擬似接着さ
れたものであり、両者を剥離したときに、双方の密着面
には、いずれも粘着性が残らず、また剥離後には再粘着
しない接着である。帳票基材１１からカード１２を剥離
しようとすると、樹脂層１４と１２ｄとの間が分離す
る。

【００１３】帳票１０の帳票基材１１の印字領域１１
ｂ、及びカード１２上の所定領域（１２ｅ）には、それ
ぞれカードの使用者固有の情報（受取人の氏名等）が印
字される。また、印字された情報のうちの少なくとも一
部は、機械読み取り可能な情報であり、カード１２のＩ
Ｄとして使用される。そして、この帳票１０が受取人に
発送される。

【００１４】次に、本発明による申し込みシステムにつ
いて説明する。図３及び図４は、本発明による申し込み
システムの第１の実施形態を説明する図である。この実
施形態の申し込みシステムは、受験機関が受講生に対し
て帳票１０（カード１２）を発行し、受講生は、カード
１２を使用して模擬試験等の申し込みを行うことができ
るようにしたものである。

【００１５】先ず、発行者（本部）である受験機関は、
上述のように、帳票１０に利用者（受講生）の宛名等を
印字し、これを受講生に発送する（図４（ａ））。この
帳票１０を受け取った受講生は、帳票１０からカード１
２を剥離する（図４（ｂ））。そして受講生は、受けた
い講座や模擬試験等があるときは、受験機関その他の所
定場所に設置されている窓口端末（申し込み受付装置）
にて申し込みを行う。窓口端末は、本部のセンターシス
テム（制御装置）と情報の授受可能に接続されている。
窓口端末は、受講生により所定の操作がなされると、セ
ンターシステムに記憶されている講座や模擬試験等（リ
スト記憶手段）の内容を、ブラウン管等によって画像表
示する（受付情報表示手段）。受講生は、ボタン等の操
作により、これらの中から希望する講座や模擬試験等を
選定する（特定手段）。そして、それに対応する額の金
銭及びカード１２を窓口端末に投入する（図４
（ｃ））。

【００１６】これにより、受験機関と受講生との間で、
申し込みが成立する。カード１２には、申し込みをした
模擬試験名、試験日、会場、受験番号等が目読可能に印
字されて返却される（図４（ｄ））。すなわち、窓口端
末内には、印字装置（申し込み内容記録手段）が設けら
れており、印字装置は、カード１２の自己発色層１２ｂ
の利用情報記録領域１２ｆに印字する。自己発色層１２
ｂが加熱により発色するものであれば、例えばサーマル
ヘッドの発熱体により印字するものであり、自己発色層
１２ｂが加圧により発色するものであれば、例えば印字
ヘッドのヘッドピンを打ちつけることで印字するもので
ある。図４（ｄ）に示すように、カード１２を使用して
申し込みをするごとに、カード１２には、順次、印字さ
れた申し込み内容の履歴が残るようになる。

【００１７】また、窓口端末にカード１２が挿入される
と、そのカード１２のＩＤが読み取られ（ＩＤ読み取り
手段）、このＩＤ及び選定された模擬試験等の情報が本
部のセンターシステムに伝送され、そこに記憶される
（申し込み情報記憶手段）。

【００１８】受講生は、試験会場に行くときはカード１
２を持参する。このカード１２は、受験票となる。試験
会場では、受講生はカード１２を提示する。カード１２
に記録されたＩＤは、カード読み取り機（申し込み確認
装置）により読み取られ（カード情報読み取り手段）、
一時的にカード読み取り機に記憶される。また、カード
１２のＩＤの読み取りとともに、カード１２に印字され
た模擬試験名等を見て、試験官等は、その受講生がその
模擬試験を申し込んでいることを確認する。

【００１９】カード読み取り機に記憶されたＩＤは、試
験会場の事務室に設置されているパソコンにより読み取
られる。そして、ＩＤは、パソコンから本部のセンター
システムに伝送される。このＩＤは、例えば、模擬試験
の参加有無のチェックや、得点、順位等の整理、又は次
回の模擬試験案内等に用いられる。また、センターシス
テムからそのＩＤの受講生が申し込んだ模擬試験等の情
報がパソコン側に伝送される。したがって、会場事務室
では、この情報をパソコンに出力し（申し込み内容出力
手段）、その受講生がその模擬試験を申し込んでいるこ
とを確認することができる。

【００２０】なお、この実施形態において、本部のセン
ターシステムと会場事務室のパソコンとは、必ずしも情
報の授受可能に接続されている必要はない。例えば、窓
口端末で、カード１２に模擬試験等の情報を機械読み取
り可能に印字する。そして、試験会場でのカード読み取
り機でその情報を読み取り、カード読み取り機にその情
報を出力すれば、その受講生がその模擬試験を申し込ん
でいることを確認することができる。

【００２１】図５及び図６は、本発明による申し込みシ
ステムの第２の実施形態を示す図である。この実施形態
の申し込みシステムは、カード１２を用いて書籍の予約
購入の申し込みができるようにしたものである。本部に
は発注システム（制御装置）が設置されており、書店、
デパート、又は図書館その他の所定場所には、書籍の予
約購入を申し込むための端末（申し込み受付装置）が設
置されている。そして、発注システムと端末とは、情報
の授受可能に接続されている。先ず、本部は、第１の実
施形態と同様に、カード１２を有する帳票１０を利用者
に発送する。

【００２２】書籍の予約購入をするときは、端末にカー
ド１２を挿入する（図６（ａ））。端末には検索プログ
ラムが画像表示されるので、申し込み者は、端末を操作
して書籍名や作者名等を特定（キーワードの入力等）す
ることにより、希望する書籍を検索する（図６（ｂ），
（ｃ））。そして、申し込み者は、購入したい書籍を選
定する。書籍が特定されると、その情報は発注システム
に伝送され、その書籍の在庫情報等から受け渡し可能日
時が設定される。そして、この情報が端末に画像表示さ
れる。

【００２３】次に、カード１２には、目読可能かつ機械
読み取り可能に、選定された書籍名及び受け渡し予定日
時等が印字され、そのカード１２が申し込み者に戻され
る（図６（ｄ））。これにより申し込みが成立し、申し
込みのあった書籍名等の情報は、その申し込み者のＩＤ
とともに発注システムに伝送される。さらに、その書籍
の購入申し込み時に内金が必要なときは、端末に投入す
る。本部の発注システムは、この情報に基づいて書籍の
手配等を行う。

【００２４】受け渡し日時以後に、その書籍の申し込み
者は、書店等のカウンターでカード１２を差し出す（図
６（ｅ））。カウンターにはカード１２のリーダー（申
し込み確認装置）が設置されており、このリーダーによ
ってカード１２に印字された情報が読み取られる。そし
て、読み取られた情報は、リーダーに画像表示等され
る。店員は、表示等された情報を見て、その申し込み者
の申し込んだ書籍名等を確認し、その書籍を申し込み者
に渡す。なお、書籍の残金があるときは、このときに支
払う。

【００２５】なお、この実施形態では、本部の発注シス
テムとカウンターのリーダーとは電気的に接続されてい
ないが、両者が情報の授受可能に接続されていても良
い。このときは、カード１２には、申し込んだ書籍名等
を目読可能に印字すれば良く、必ずしも機械読み取り可
能に印字する必要はない。カウンターでカード１２のＩ
Ｄのみを読み取れば、そのＩＤに対応する書籍名等を、
本部の発注システムから伝送されるようにしても良い。

【００２６】

【発明の効果】請求項１又は請求項３の発明によれば、
カードに申し込み内容を表示するようにしたので、申し
込み内容を記録した用紙の発行をなくすことができる。
また、カードに申し込み証明書としての機能を持たせる
ことができる。さらにまた、申し込みの受付、申し込み
処理、及び商品の受け渡し時等の申し込みの確認処理を
効率良く行うことができる。さらに請求項３の発明にあ
っては、カードに申し込み内容を機械読み取り可能に印
字するので、申し込み確認装置が制御装置と電気的に接
続されていなくても、申し込み内容の確認をすることが
できる。

【００２７】請求項２の発明によれば、申し込みの受付
を行うことができる場所、及び商品の受け渡し等ができ
る場所を複数設けることができる。請求項４の発明によ
れば、商品又は役務の性質上、申し込み時に入金が必要
なときは、申し込み受付装置で入金することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による申し込みシステムで使用されるカ
ードを有するカード付き帳票の一実施形態を示す平面図
である。

【図２】図１のＡ−Ａ断面を示す断面図である。

【図３】本発明による申し込みシステムの第１の実施形
態を説明する図である。

【図４】本発明による申し込みシステムの第１の実施形
態を説明する図である。

【図５】本発明による申し込みシステムの第２の実施形
態を説明する図である。

【図６】本発明による申し込みシステムの第２の実施形
態を説明する図である。

【符号の説明】

１０ カード付き帳票 １１ 帳票基材 １２ カード １２ａ カード基材 １２ｂ 自己発色層 １２ｃ 保護層 １２ｄ 樹脂層 １３ 粘着剤層 １４ 樹脂層

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 申し込み者固有のＩＤが記録されたカー
   ドにより、商品の購入又は役務の提供の申し込みを受け
   付け、予定日時に商品の受け渡し又は役務の提供を行う
   ための申し込みシステムであって、 申し込み者が商品の購入の申し込み又は役務の提供の申
   し込みをするときに、前記カードにより申し込みの受け
   付けが可能な申し込み受付装置と、 申し込み者が商品を受け取ろうとするとき又は役務の提
   供を受けようとするときに、前記カードにより申し込み
   内容を確認するための申し込み確認装置と、 前記申し込み受付装置及び前記申し込み確認装置と情報
   の授受が可能な制御装置とを備え、 前記申し込み受付装置は、 申し込み者に対して提供可能な商品又は役務のリスト、
   及び商品の受け渡し又は役務の提供の予定日時を画像表
   示する受付情報表示手段と、 前記受付情報表示手段に表示された商品又は役務のリス
   トの中から、申し込み者が申し込みを希望する商品又は
   役務を特定するための特定手段と、 前記カードの前記ＩＤを読み取るＩＤ読み取り手段と、 前記特定手段により特定された商品又は役務の内容、及
   び商品の受け渡し予定日時又は役務の提供予定日時を、
   前記カードの所定領域に目読可能に記録する申し込み内
   容記録手段とを有し、 前記制御装置は、 前記申し込み受付装置に供給するための、申し込み者に
   対して提供可能な商品又は役務のリストが記憶されたリ
   スト記憶手段と、 前記申し込み受付装置に入力された情報に基づいて、申
   し込まれた商品又は役務の内容、及び商品の受け渡し予
   定日時又は役務の提供予定日時を、その申し込み者の前
   記ＩＤと関連づけて記憶する申し込み情報記憶手段とを
   有し、 前記申し込み確認装置は、 前記カードの前記ＩＤを読み取るカード情報読み取り手
   段と、 前記カード情報読み取り手段に読み取られた前記ＩＤに
   対応する申し込み内容を、前記制御装置の前記申し込み
   情報記憶手段から選択して、その申し込み内容を画像表
   示する申し込み内容出力手段とを有することを特徴とす
   る申し込みシステム。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の申し込みシステムにお
   いて、 前記制御装置は、複数の前記申し込み受付装置及び複数
   の前記申し込み確認装置と情報の授受可能に接続されて
   いることを特徴とする申し込みシステム。
3. 【請求項３】 申し込み者固有のＩＤが記録されたカー
   ドにより、商品の購入又は役務の提供の申し込みを受け
   付け、予定日時に商品の受け渡し又は役務の提供を行う
   ための申し込みシステムであって、 申し込み者が商品の購入の申し込み又は役務の提供の申
   し込みをするときに、前記カードにより申し込みの受け
   付けが可能な申し込み受付装置と、 申し込み者が商品を受け取ろうとするとき又は役務の提
   供を受けようとするときに、前記カードにより申し込み
   内容を確認するための申し込み確認装置とを備え、 前記申し込み受付装置は、 申し込み者に対して提供可能な商品又は役務のリストが
   記憶されたリスト記憶手段と、 前記リスト記憶手段に記憶されたリスト、及び商品の受
   け渡し又は役務の提供の予定日時を画像表示する受付情
   報表示手段と、 前記受付情報表示手段に表示された商品又は役務のリス
   トの中から、申し込み者が申し込みを希望する商品又は
   役務を特定するための特定手段と、 前記カードの前記ＩＤを読み取るＩＤ読み取り手段と、 前記特定手段により特定された商品又は役務の内容、及
   び商品の受け渡し予定日時又は役務の提供予定日時を、
   前記カードの所定領域に目読可能及び機械読み取り可能
   に記録する申し込み内容記録手段とを有し、 前記申し込み確認装置は、 前記カードの前記ＩＤ、前記カードに機械読み取り可能
   に記録された商品又は役務の内容及び商品の受け渡し予
   定日時又は役務の提供予定日時を読み取るカード情報読
   み取り手段と、 前記カード情報読み取り手段に読み取られた申し込み内
   容を画像表示する申し込み内容出力手段とを有すること
   を特徴とする申し込みシステム。
4. 【請求項４】 請求項１から請求項３までのいずれか１
   項に記載の申し込みシステムにおいて、 前記申し込み受付装置は、前記特定手段により特定され
   た商品の購入又は役務の提供に必要な金額の少なくとも
   一部を入金させるための入金手段を備えることを特徴と
   する申し込みシステム。