JPH09281810A - 分離機構 - Google Patents

分離機構

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JPH09281810A
JPH09281810A JP9528496A JP9528496A JPH09281810A JP H09281810 A JPH09281810 A JP H09281810A JP 9528496 A JP9528496 A JP 9528496A JP 9528496 A JP9528496 A JP 9528496A JP H09281810 A JPH09281810 A JP H09281810A
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JP
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separation
claw
separation claw
separating
pressure contact
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Application number
JP9528496A
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English (en)
Inventor
Tadayasu Sekioka
忠康 関岡
Kenji Miyashita
健児 宮下
Kazunori Nishinoue
一紀 西埜植
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で小さなスペースで構成されているにも
かかわらず、回転駆動されるローラ状部材や無端ベルト
状部材からシート状の記録媒体を良好に分離することが
できる分離機構を提供する。 【解決手段】 樹脂シートを材料とする分離爪19を感
光体ハウジング18aに固定した状態において、感光体
ハウジング18aに突出して設けられたガイドリブ18
bに、分離爪19の開口19cをはめ合わせて固定され
ている。このとき、開口19cの方がガイドリブ18b
よりも感光体ドラム16の外周面に垂直な方向の長さが
短いので、押圧片19dがガイドリブ18bに上面に乗
りあげ、押圧片19dが弾性変形する。この結果、先端
部19aは弾性変形し感光体ドラム16の外周面に所定
の圧接力で接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの画像形成装置の転写部や定着部に用いられる分離
機構に関し、具体的にはローラ状部材や無端ベルト状部
材に分離爪を当接させてシート状の記録媒体を分離する
分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンタなどの画像
形成装置においては、トナー像が形成された感光体ドラ
ムや無端ベルト状の中間転写体の外周面と転写ローラと
の間にシート状の記録媒体を通過させ、トナー像を転写
した後に、外周面から記録媒体を所定の分離位置で分離
する構成が知られている。
【0003】このような画像形成装置では、分離位置に
複数の分離爪を備えた分離機構を設け、分離爪が感光体
ドラムや中間転写体の外周面と接触する位置から先へは
記録媒体を進入させないようにしている。
【0004】また、分離爪を有する分離機構は、定着ロ
ーラにおいても採用されており、用紙が分離位置を過ぎ
て定着ローラに巻着することを防止している。
【0005】このような分離爪を有する分離機構では、
感光体ドラムや定着ローラ等の外周面に接触する各分離
爪の圧接力を、バラツキなく所定の値とすることが大き
な技術課題となっている。これは、複数の分離爪の圧接
力が互いに大きなバラツキを有していると、分離爪の分
離能力に大きな差が生じ、記録媒体をうまく分離させる
ことができなかったり、分離爪によってローラ等が偏磨
耗してしまうという問題が発生するからである。
【0006】分離爪を用いた分離機構の一例として、例
えば、特開平5−346748号公報には、1本の支持
軸に所定間隔をあけて複数の分離爪を回動可能に配置す
るとともに、棒状の部材を各分離爪に当接させ、さら
に、この部材をねじりバネで付勢することによって分離
爪を定着ローラに押圧させた用紙剥離装置が提案されて
いる。前記公報記載の用紙剥離装置では、ねじりバネよ
り一定の付勢力が棒状の部材を介して各分離爪に付加さ
れるため、複数の分離爪の定着ローラの外周面に対する
圧接力が一定であるとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載の分離機構は、構造が複雑であるため、非常に大
きなスペースを必要とするという問題を有していた。さ
らに、分離爪の圧接力のバラツキを小さくするために
は、分離爪をはじめとする各構成部品を成型や板金によ
って高精度に製造する必要があり、コストアップを招来
していた。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、安価で小さな
スペースで構成されているにもかかわらず、回転駆動さ
れるローラ状部材や無端ベルト状部材からシート状の記
録媒体を良好に分離することができる分離機構を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる分離爪を有する分離機構は、弾性を
有するシート状の材料で形成された分離爪を用い、回転
体からシート部材を分離する分離機構において、前記分
離爪の一部を前記外周面の回転方向に沿って切り込んで
形成され、回転体に接触する先端部とは反対側の端部が
分離爪本体から離脱可能に形成された押圧片と、前記押
圧片を分離爪本体から立ち上げるように、前記押圧片と
分離爪本体との間に介在させて配置されたガイド部材
と、備えたことを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、分離爪に形成された押
圧片が、ガイド部材によって分離爪本体から立ち上げら
れることにより、先端部が回転体に対して所定の圧接力
となるように、分離爪に弾性力が付加される。このと
き、回転体ヘの分離爪の圧接力を、押圧片とガイド部材
の形状によって簡単に調整することができるため、複数
の分離爪を備えた分離機構であっても、各分離爪の圧接
力が一定になるよう簡単に調整することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態について説明する。以下に示す実施形
態は、本発明に係る分離機構を感光体ドラムから用紙を
分離する分離部に採用した例である。
【0012】図1は、実施形態の分離機構を採用した画
像形成装置であるプリンタ10を示す。以下、プリンタ
10の構成をプリント動作と共に簡単に説明する。この
プリンタ10は、感光体ドラム16、現像装置、帯電装
置、クリーニング装置等を収容した画像形成ユニット1
8を着脱自在に装着している。感光体ドラム16は、図
中矢印a方向に図示しない駆動機構により回転駆動され
る。
【0013】画像形成に際しては、帯電装置で一様に帯
電された感光体ドラム16の外周面にレーザ装置20か
らプリント情報に対応したレーザ光を露光して静電潜像
が形成され、この静電潜像が現像装置でトナー像として
顕像化される。
【0014】一方、記録媒体である用紙はトレイ22に
収容されており、給紙ローラ24により一枚づつ搬送路
26に送り出され、感光体ドラム16とこれに対向した
転写ローラ28との間で上記トナー像を転写された後、
感光体ドラム16から分離部30にて分離される。さら
に、用紙は定着ローラ32に搬送されてトナー像が定着
され、搬送路34を通り、排紙ローラ36でトレイ38
上に排出される。
【0015】感光体ドラム16は、用紙を分離部30に
て分離された後、さらに矢印a方向に回転し、クリーナ
装置により外周面に残留しているトナーが除去され、除
電装置にて除電された後、再び帯電装置に対向する位置
に至る。
【0016】図2は、感光体ドラム16近傍の転写部3
0側(図1中、α部)の構成を示す斜視図である。感光体
ドラム16は、両端部で画像形成ユニット18の感光体
ハウジング18aに支持されており、前述したように図
示しない駆動機構により図2の矢印b方向に回転駆動さ
れる。感光体ドラム16の回転方向下流側において、感
光体ドラム16の外周面と感光体ハウジング18aの端
部とが対向する位置には、長手方向に並んで4枚の分離
爪19が設けられている。
【0017】図3は分離爪19の拡大図である。分離爪
19は、所定の弾性を有する樹脂シートから形成されて
おり、感光体ドラム16と接触する三角形の部分(以
下、先端部19aという)と、この先端部19aと連続
する四角形の部分(以下、固定部19bという)から構成
され、全体として概略五角形形状である。
【0018】固定部19bは、感光体ハウジング18a
に感光体ハウジング18aと対向する面に付された両面
テープによって接着固定されている。また、固定部19
cの中心部には、図3に示すように、先端部19a側が
閉じたコの字状の切り込み19dが形成されており、切
り込み19dの内部が持ち上げられて、回転方向に長さ
を持つ舌状の押圧片19eが形成されている。さらに、
感光体ドラム16の回転方向において、押圧部19eの
下流側端部はカットされており、開口19cが形成され
ている。
【0019】先端部19aの頂点は、感光体ドラム16
の表面を損傷しないようにわずかに面取りされて形成さ
れている。また、先端部19aの感光体ドラム16の回
転方向の長さは、頂点が感光体ドラム16に接するよう
に、感光体ハウジング18aと感光体ドラム16との間
の間隔よりも長く形成されている。
【0020】図4は、図2中に示したA−A’での矢視
断面図である。図4において、感光体ハウジング18a
の分離部30の近傍は、断面略Z字上に折り曲げて形成
されており、Z字の装置内側の斜面にそってマイラーシ
ートを材料とするシール板21が固定されている。シー
ル板21は、感光体ドラム16の幅とほぼ等しい長さを
有し、感光体ドラム16の外周面に線接触して配置され
ており、画像形成ユニット18内部からのトナーこぼれ
を防止する機能を有している。また、感光体ハウジング
18aの外側面には、分離爪19を固定するガイドとし
て、四角柱形状のガイドリブ18dが外側に突出して形
成されている。詳しくは、ガイドリブ18dの感光体ド
ラム16と対向する側の端面はカットされ斜面が形成さ
れている。
【0021】図4において、図3の分離爪19を感光体
ハウジング18aに固定した状態では、感光体ハウジン
グ18aに設けられたガイドリブ18bに、分離爪19
の開口19cがはめ合わされている。このとき、開口1
9cの方がガイドリブ18bよりも感光体ドラム16の
回転方向の長さが短いため、押圧片19dがガイドリブ
18bの上面に乗りあげる。このため、先端部19aは
感光体ドラム16に対して弾性変形して接触することに
なる。分離爪19は弾性を有する樹脂シートで形成され
ているので、結果として先端部19aは感光体ドラム1
6の外周面を常に所定の圧接力で押圧する。
【0022】以上の構成を有する第1実施形態の分離機
構の作用効果を、以下に比較形態と比較しながら詳細に
説明する。
【0023】図5は、感光体ドラム16と分離機構の主
要構成を示した断面図で、(a)は比較形態の構成、
(b)は本実施形態の構成をそれぞれ示す。なお、
(a)の比較形態は、ガイドリブ18b,開口19c及
び押圧片19e等がなく、固定部19’bが単に感光体
ハウジング18’aに固定されて構成されている。
【0024】(a)の比較形態の構成では、感光体ハウ
ジング18’aに対して分離爪19’を位置精度よく取
り付ける必要がある。これは、比較形態の構成では、分
離爪19’の感光体ドラム16の外周面に対する圧接力
は、分離爪19’の先端部19’aの突出量によって大
きく変化するためである。
【0025】一般に感光体ドラム16と感光体ハウジン
グ18’aとの間隔は、精度を要求されない部分である
ため、大きなバラツキを有している。したがって、比較
形態の構成で複数の分離爪19’の感光体ドラム16の
外周面に対する圧接力を一定にするためには、各分離爪
19’のそれぞれの位置を精度よく決定しなければなら
ない。このような、分離爪19’の取り付け位置の調整
作業は非常に難しい上に、一度取り付けた分離爪19’
を取り外してから再び取り付けなおすという試行錯誤の
作業になるため非常に面倒である。
【0026】また、比較形態の構成では、圧接力を大き
くするためには、分離爪19’全体を大きく弾性変形さ
せなければならない。ところが、分離爪19’全体の弾
性変形量が大きくなると、分離爪19’の材料である樹
脂シートが疲労し、折れ曲がったり破損したりする可能
性が高くなる。
【0027】したがって、比較形態の構成では、分離爪
19’の弾性変形量を大きくとれず、感光体ドラム16
の外周面に巻着されて搬送される用紙に対する抵抗力が
弱くなってしまう。
【0028】一方、(b)の第1実施形態の構成によれ
ば、感光体ハウジング18aに対する分離爪19の取り
付けは、ガイドリブ18bに分離爪19の開口19cを
合わせればよいため、比較形態よりも簡単に精度よく取
り付けることができる。また、取り付けた結果、なお感
光体ドラム16の外周面に対する複数の分離爪19の圧
接力にバラツキがある場合でも、比較形態よりも簡単に
調整することができる。この圧接力の調整を図6を参照
して説明する。
【0029】図6は、ガイドリブ18bの突出量や切り
込み19dの感光体ドラム16の回転方向における長さ
を変化させることによって、感光体ドラム16の外周面
への圧接力がどのように変化するか、その傾向を示した
グラフで、(a)はガイドリブ19bの突出量と圧接
力、(b)は切り込み19bの長さと圧接力の関係をそ
れぞれ示している。
【0030】(a)からも分かるように、圧接力はガイ
ドリブ18bの突出量を大きくすると大きくなる。した
がって、第1実施形態の構成を有する分離爪19を一旦
感光体ハウジング18aに対して取り付けてからでも、
ガイドリブ18bと押圧片19dとの間に所定の体積を
有する樹脂片等の部材を追加して接着するだけで、圧接
力を大きくすることができる。
【0031】また、(b)からも分かるように、圧接力
は切り込み19dの感光体ドラム16の回転方向におけ
る長さを長くすると小さくなる。したがって、第1実施
形態の構成を有する分離爪19を一旦感光体ハウジング
18aに対して取り付けてからでも、カッターナイフ等
を用いて切り込み19dの長さを大きくするだけで、圧
接力を小さくすることができる。
【0032】また、図7のように、ガイドリブ18bを
直方体形状に形成すれば、押圧片19eの上部を適宜カ
ットしていくだけで、押圧片19eの端部がガイドリブ
18bとに接触する位置が変化するため、上記切り込み
19dの長さと同様に圧接力を小さくすることができ
る。すなわち、図7の(a)の状態と(b)の状態とで
は、押圧片の感光体ドラム16の回転方向の長さが長い
(a)の状態の方が(b)の状態よりも、圧接力が大き
くなっている。この調整においても、カッターナイフ等
を使用して押圧片19eをカットするだけでよく、簡単
に調整することができる。
【0033】このように第1実施形態の分離爪19の構
成では、分離爪19を感光体ハウジング18aに接着し
てからでも、ガイドリブ18bや切り込み19dを適宜
調整するたけで圧接力を簡単に調整することができる。
このため、複数の分離爪19を取り付ける場合であって
も、各分離爪19の圧接力を個々に精度よく調整するこ
とができ、各分離爪の圧接力間のバラツキを小さくする
ことができる。
【0034】また、第1実施形態の構成では、圧接力を
大きくするために、分離爪19全体を大きく弾性変形さ
せなくてもよいので、比較形態の構成よりも樹脂シート
が疲労し折れ曲がったり破損したりする可能性が小さ
い。
【0035】このように、第1実施形態の構成では、分
離爪19の一部分を弾性変形させるだけで圧接力を大き
くすることができ、感光体ドラム16の外周面に巻着さ
れて搬送される用紙に対する抵抗力を大きくすることが
できる。
【0036】次に、第2実施形態の構成について説明す
る。第2実施形態の分離機構は第1実施形態の分離機構
と、概略構成は同じであり、以下相違点のみを説明す
る。
【0037】図8は、第1実施形態で説明した図2中に
示したA−A’と同一の断面における第2実施形態の感
光体ドラム16の矢視断面図である。また、図9は、第
2実施形態の分離爪19の拡大図である。
【0038】図8及び図9において、分離爪19の固定
部19cの外側面には、ガイド118bが接着固定され
ている。ガイド118bは、断面が台形形状の柱状体
で、底面の台形の斜面に相当する側面が分離爪19の押
圧片19eと接触している。このとき、ガイド118b
は、分離爪19とはめ合わされて固定されており、押圧
片19eを外側に押し上げている。
【0039】以上のような第2実施形態の分離爪19の
構成においても、分離爪19を感光体ハウジング18a
に接着してからでも、ガイド118bの位置と切り込み
19dの感光体ドラム16の回転方向の長さを適宜調整
するたけで圧接力を簡単に調整することができる。この
ため、複数の分離爪19を取り付ける場合であっても、
各分離爪19の圧接力を個々に精度よく調整することが
でき、各分離爪の圧接力間のバラツキを小さくすること
ができる。
【0040】また、第2実施形態の構成においても、圧
接力を大きくするためには、分離爪19全体を大きく弾
性変形させなくてもよく、樹脂シートが疲労し折れ曲が
ったり破損したりする可能性が小さい。
【0041】このように、第2実施形態の構成において
も、分離爪19の一部分を弾性変形させるだけで圧接力
を大きくすることができ、感光体ドラム16の外周面に
巻着されて搬送される用紙に対する抵抗力を大きくする
ことができる。
【0042】図10は、上記第1及び第2実施形態の分
離爪19の変形例を示す。図10のように、分離爪の押
圧片の形状が三角形(a)であったり複数(b)であっ
てもよい。また、分離爪の切り込みをコの字状に形成せ
ずに、L字状(c)や平行な2本の切り込み(d)であ
ってもよい。
【0043】以上説明したように、各実施形態の分離機
構の構成によれば、所定形状の樹脂シートを材料とする
分離爪を感光体ハウジングに接着するという簡単な構成
であるので、取り付けに際して、新たにスペースを必要
とすることがなくコンパクトである。また、簡単な構造
であるから、分離爪を安価に製造することができるとと
もに、組み立て調整も容易に行うことができる。
【0044】また、各実施形態の分離機構の構成によれ
ば、分離爪の感光体ドラムの外周面ヘの圧接力を簡単に
調整することができ、複数の分離爪を備えた分離機構で
あっても、簡単にそれぞれの圧接力を一定にすることが
できる。したがって、感光体ドラムの外周面に巻着され
る用紙を分離部にて良好に分離することができる。
【0045】なお、上記各実施形態では、感光体ドラム
から用紙を分離するための分離機構について説明した
が、本発明の分離機構は、定着ローラからの分離部や給
紙搬送ローラ等からの分離部に対して適用してもよい。
また、用紙を搬送する部材は、感光体ドラムのように円
筒形状やローラ形状でなくてもよく、例えば、無端ベル
ト状の感光体や中間転写体等でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる分
離機構によれば、安価で小さなスペースで構成されてい
るにもかかわらず、回転駆動されるローラ状部材や無端
ベルト状部材からシート状の記録媒体を良好に分離する
ことができる。
【0047】したがって、本発明にかかる分離機構を、
プリンタや複写機等の画像形成装置に採用した場合、当
該画像形成装置のコストアップや大型化を招来すること
なく、信頼性の高い画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2実施形態の分離機構を適用したプ
リンタの断面図
【図2】第1及び第2実施形態のプリンタの感光体ドラ
ム近傍の斜視図
【図3】第1実施形態の分離爪の斜視図
【図4】第1実施形態のプリンタの感光体ドラム近傍の
断面図
【図5】第1実施形態と比較形態の感光体ドラム近傍の
断面図
【図6】第1実施形態の圧接力とガイドリブの高さ及び
切り込みの長さとの関係を示すグラフ
【図7】第1実施形態の分離爪の調整方法を示す分離爪
とガイドリブの断面図
【図8】第2実施形態のプリンタの感光体ドラム近傍の
断面図
【図9】第2実施形態の分離爪の斜視図
【図10】第1及び第2実施形態の分離爪の変形例を示
す斜視図
【符号の説明】
16:感光体ドラム(回転部材) 18:ケーシング 18a:感光体ハウジング(支持部材) 18b:ガイドリブ(ガイド部材) 118b:ガイド(ガイド部材) 19:分離爪 19e:押圧片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有するシート状の材料で形成され
    た分離爪を用い、回転体からシート部材を分離する分離
    機構において、 前記分離爪の一部を前記外周面の回転方向に沿って切り
    込んで形成され、回転体に接触する先端部とは反対側の
    端部が分離爪本体から離脱可能に形成された押圧片と、 前記押圧片を分離爪本体から立ち上げるように、前記押
    圧片と分離爪本体との間に介在させて配置されたガイド
    部材と、を備えたことを特徴とする分離機構。
JP9528496A 1996-04-17 1996-04-17 分離機構 Pending JPH09281810A (ja)

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