JPH09281296A - レーザ除染装置 - Google Patents

レーザ除染装置

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JPH09281296A
JPH09281296A JP8113291A JP11329196A JPH09281296A JP H09281296 A JPH09281296 A JP H09281296A JP 8113291 A JP8113291 A JP 8113291A JP 11329196 A JP11329196 A JP 11329196A JP H09281296 A JPH09281296 A JP H09281296A
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intermediate cylinder
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suction
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Shizuo Doge
静夫 道下
Katsuhiko Akagawa
勝彦 赤川
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面に付着している物質を飛散させることな
く除去できるようにする。 【解決手段】 内筒17に挿入され先端から水中に存在
する壁面21に向けてレーザ光20を照射する光ファイ
バ16と、内筒17の周囲を取り囲み且つ開放された先
端が壁面21に密接する中間筒22と、中間筒22の周
囲を取り囲み且つ開放された先端が壁面21に密接する
外筒24と、中間筒22の先端近傍に穿設され中間筒2
2の内方と外方とを連通する除塵孔26と、内筒17と
中間筒22との間に空気を供給する送気管29と、外筒
24の内部を吸引する吸引管31とを備え、レーザ光2
0で壁面21から物質を粉砕して剥離し、剥離物質38
を吸引管31により排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面に付着した汚
染物質を除去するレーザ除染装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は原子力発電設備の一例を示すもの
で、1は鉄筋コンクリート構造の躯体及び金属製ライナ
によって構成された格納容器胴、2は金属製の原子炉圧
力容器であり、格納容器胴1の略中央部には、原子炉圧
力容器2を支持する円筒状の圧力容器ペデスタル3が格
納容器胴1に対して一体的に立設されている。
【0003】そして、圧力容器ペデスタル3の上端部に
は、原子炉遮蔽壁4が原子炉圧力容器2を取り囲むよう
に立設されている。
【0004】また、原子炉圧力容器2の胴外周上端部と
格納容器胴1のライナ内周上端部との間には、水密を保
持するためのベイスンシールベロー13が設けられてい
る。
【0005】5は鉄筋コンクリート構造の躯体及び金属
製ライナによって構成されたダイヤフラムフロアであ
り、該ダイヤフラムフロア5は、圧力容器ペデスタル3
の外側面から格納容器胴1の内側面へ略水平に延びてい
る。
【0006】このダイヤフラムフロア5の上面と格納容
器胴1の内側面とにより囲まれる空間であるドライウェ
ル6には、原子炉圧力容器2に接続される給水管7、主
蒸気管8や種々の図示しない機器が配置され、また、ダ
イヤフラムフロア5の下面と格納容器胴1の内側面及び
内底面とにより囲まれる空間であるサプレッションチェ
ンバー9には、主蒸気管8が破断した際に噴出する蒸気
を凝縮させて格納容器胴1の内方の圧力上昇を抑制する
ための水が貯留されるようになっている。
【0007】10はトップヘッドであり、該トップヘッ
ド10は、原子炉圧力容器2の直上に位置するように格
納容器胴1に形成されている開口を閉止するように格納
容器胴1の上部に載置され且つ格納容器胴1に対してボ
ルト締結されている。
【0008】11は鉄筋コンクリート構造の躯体及び金
属製ライナによって構成された使用済み燃料プールであ
り、該使用済み燃料プール11は、格納容器胴1に上部
側方に設けられている。
【0009】また、図3において、12はオペレーショ
ンフロア、14はシュラウド、15は燃料棒、41は天
井クレーン、42は圧力容器上蓋を表している。
【0010】図3に示す原子力発電設備において、原子
炉圧力容器2の内部の点検を実施する際には、天井クレ
ーン41によって、トップヘッド10を格納容器胴1か
ら取り外し、圧力容器上蓋42を原子炉圧力容器2から
取り外した後、原子炉圧力容器2の内部及び格納容器胴
1のベイスンシールベロー13よりも上側の部分に対し
て遮蔽材としての水を充填したうえ、更に、天井クレー
ン41によって、原子炉圧力容器2の内部から図示され
ていない蒸気乾燥器及び気水分離器、シュラウド14、
燃料棒15等を燃料プール11へ搬出する。
【0011】次いで、オペレーションフロア12から水
中テレビカメラ(図示せず)を原子炉圧力容器2の内部
へ吊り下げ、この水中テレビカメラを遠隔操作により作
動させて原子炉圧力容器2の内部を撮影しながら、オペ
レーションフロア12に設置したテレビモニタ(図示せ
ず)を介して原子炉圧力容器2の内部を目視点検するよ
うにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原子炉圧力
容器2の胴部内側面と原子炉圧力容器2の胴部に設けら
れ且つ前記の給水管7、主蒸気管8等に連通する各種の
ノズルの内周面との取り合い部分には、原子炉圧力容器
2やノズルを形成している金属の酸化物等の汚染物質が
形成されていることがあり、この物質によって原子炉圧
力容器2の内部の点検が困難になる場合がある。
【0013】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、壁面に付着した物質を飛散させることなく除去する
ことが可能なレーザ除染装置を提供することを目的とす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のレーザ除染装置では、一端が除染作業を行
うべき壁面に対峙し得るように内筒に挿入された光ファ
イバと、前記の内筒を周方向に取り囲み且つ開放された
先端が除染処理を行うべき壁面に密接し得る中間筒と、
該中間筒を周方向に取り囲み且つ開放された先端が除染
処理を行うべき壁面に密接し得る外筒とを備え、中間筒
の先端近傍部分に中間筒の内方と外方を連通する除塵孔
を穿設し、内筒の外周面と中間筒の内周面との間の空間
に送気管の一端を連通させ、該送気管の他端を送気装置
に接続し、中間筒の外周面と外筒の内周面との間の空間
に吸引管の一端を連通させ、該吸引管の他端を吸引装置
に接続し、前記の光ファイバの他端をレーザ発生装置に
接続している。
【0015】本発明のレーザ除染装置においては、除染
処理を行うべき壁面に中間筒及び外筒の先端を当接さ
せ、吸引装置及び送気装置を吸引量が送気量よりも多く
なるように作動させると、中間筒及び外筒が前記の壁面
に吸着し、また、送気管から中間筒の内方、除塵孔、中
間筒の外周面と外筒の内周面との間の空間を経て吸引管
へ流れる気流が生じる。
【0016】次いで、レーザ発生装置を作動させると、
光ファイバから出射されるレーザ光よって除染処理を行
うべき壁面に付着している物質が粉砕剥離し、この剥離
物質を前記の気流によりフィルタへ搬送して捕捉する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0018】図1及び図2は、本発明のレーザ除染装置
の実施の形態の一例を示すものであり、16は光ファイ
バであって、光ファイバ16の先端部分は、細長い内筒
17の中に挿入されている。
【0019】光ファイバ16の基端はオペレーションフ
ロア12に設けてあるCO2、エキシマ、YAG等のレ
ーザ発生装置18に接続されていて、レーザ発生装置1
8より出射されるレーザ光は、光ファイバ16を経て内
筒17の先端に取り付けられている集光レンズ19に入
射し、該集光レンズ19で集光されたレーザ光20が壁
面21に照射されるようになっている。
【0020】上記のレーザ発生装置18は、除染処理に
よって除去すべき物質(たとえば酸化物)に対する熱透
過を達成するのに充分なエネルギー密度のレーザ光20
を出射するようになっている。
【0021】内筒17の外側には、内筒17を周方向に
取り囲む中間筒22がステー23を介して取り付けられ
ていて、中間筒22の先端側は、漏斗状に拡開し且つ内
筒17の先端よりも前方まで延びて開放状態になってい
る。
【0022】上述した中間筒22の外側には、中間筒2
2を周方向に取り囲む外筒24が設けられていて、外筒
24の先端側も中間筒22と同様に漏斗状に拡開し且つ
中間筒22の先端と略同一面まで延びて開放状態になっ
ている。
【0023】外筒24の基端は端板25で塞がれ、ま
た、前述した内筒17の基端は端板25を貫通した状態
で端板25に固着されており、更に、中間筒22の基端
は端板25の内面に固着されている。
【0024】これら中間筒22の先端側部分及び外筒2
4の先端側部分は、除染処理を行うべき壁面21に密接
しやすくなるように、ゴム系材料等のような弾性に富ん
だもので形成されている。
【0025】中間筒22の拡開している先端部の近傍に
は複数の除塵孔26が穿設されており、該除塵孔26に
よって、中間筒22の先端部の近傍で中間筒22の内方
の空間から中間筒22の外周面と外筒24の内周面との
間の空間へ流体が流通するようになっている。
【0026】外筒24の端板25の外面には、中間筒2
2と略同径の蓋状体27が固着されていて、前述した光
ファイバ16は、蓋状体27を貫通して先端部が内筒1
7の中に挿入されており、蓋状体27の内部は、端板2
5に穿設されている連通孔28によって、中間筒22の
内部後端と連通している。
【0027】これらの光ファイバ16、内筒17、集光
レンズ19、中間筒22、外筒24、端板25、蓋状体
27によって、除染装置本体36が構成されている。
【0028】蓋状体27の内部には、送気管29の先端
が開口しており、送気管29の基端は、オペレーション
フロア12に設けてある送風ポンプ、空気タンク等の送
気装置30に接続されている。
【0029】外筒24の内部には、端板25を貫通した
吸引管31の先端が開口しており、吸引管31の基端
は、オペレーションフロア12に設けてあるフィルタ3
2を介して吸引ポンプ等の吸引装置33の吸引ポートに
接続されている。
【0030】外筒24の外側には吊り手34が取り付け
られており、該吊り手34には、前記のオペレーション
フロア12に原子炉圧力容器2の周方向に沿って移動し
得るように設置した巻取装置40から繰り出されるワイ
ヤ35の繰り出し端が係止されている。
【0031】従って、巻取装置40にワイヤ35を巻き
取ったり、繰り出したりすると、除染装置本体36が原
子炉圧力容器2に対して昇降し、また、巻取装置40を
原子炉圧力容器2に沿って移動させると、除染装置本体
36が原子炉圧力容器2に対して周方向に移動するよう
になっている
【0032】また、吸引装置33の吐出管37は、サプ
レッションチェンバー9に連通するようになっている。
【0033】原子炉圧力容器2の内部の点検を実施する
のにあたり、原子炉圧力容器2の胴部内側面に形成され
ている金属の酸化被膜等の汚染物質を除去する際には、
天井クレーン41によって、トップヘッド10を格納容
器胴1から取り外し、圧力容器上蓋42を原子炉圧力容
器2から取り外した後、原子炉圧力容器2の内部及び格
納容器胴1のベイスンシールベロー13よりも上側の部
分に対して遮蔽材としての水を充填する。
【0034】更に、天井クレーン41によって、図示さ
れていない蒸気乾燥器及び気水分離器、シュラウド1
4、燃料棒15等を燃料プール11へ搬出する。
【0035】そしてオペレーションフロア12に設置さ
れている巻取装置40からワイヤ35を繰り出すことに
より、原子炉圧力容器2の内部へ除染装置本体36を吊
り降ろし、水が充填されている原子炉圧力容器2の水中
の壁面21に外筒24の先端が当接するように除染装置
本体36を移動させる。
【0036】次いで、壁面21に外筒24の先端が当接
した状態で吸引装置33を作動させ、フィルタ32、吸
引管31を介して外筒24の内部を減圧するとともに、
送気装置30から送気管29、蓋状体27の内部、連通
孔28を介して中間筒22の内部に空気を供給する。
【0037】このとき、送気装置30から中間筒22の
内部に供給される空気の量よりも吸引装置33の吸引量
を多くして、中間筒22及び外筒24の内部が負圧にな
る状態にし、中間筒22及び外筒24の先端を壁面21
に密接させ、外筒24の内部の水を排除したうえ、送気
管29から中間筒22の内方、除塵孔26、中間筒22
の外周面と外筒24の内周面との間の空間を経て吸引管
31へ流れる気流を生じさせる。
【0038】この状態でレーザ発生装置18を作動させ
ると、光ファイバ16の先端から出射され且つ集光レン
ズ19によって集光されたレーザ光20が除染処理を行
うべき壁面21に照射され、該壁面21に付着している
物質(たとえば酸化物)が粉砕されて壁面21から剥離
する。
【0039】このとき、中間筒22の先端及び外筒24
の先端が壁面21に対して密接しているので、酸化物等
の剥離物質38は原子炉圧力容器2の内部に飛散しな
い。
【0040】更に、上記の剥離物質38は、送気管29
から中間筒22の内方、除塵孔26、中間筒22の外周
面と外筒24の内周面との間の空間を経て吸引管31へ
流れる気流によりフィルタ32へ搬送され、該フィルタ
32に捕捉される。
【0041】このようにして壁面21に形成されていた
汚染物質を除去した後、オペレーションフロア12から
水中テレビカメラを原子炉圧力容器2の内部へ吊り下
げ、原子炉圧力容器2の内部を目視点検する。
【0042】更に、図1及び図2に示すレーザ除染装置
は、サプレッションチェンバー9や一般の水槽の内側壁
の除染にも使用することができる。
【0043】図1及び図2に示すレーザ除染装置によっ
て、サプレッションチェンバー9や水槽の内側壁の除染
を行う場合には、サプレッションチェンバー9の内部の
水が達していない箇所、あるいは水槽の上方に巻取装置
を取り付け、該巻取装置40からワイヤ35を繰り出す
ことにより除染装置本体36をサプレッションチェンバ
ー9、あるいは水槽の内側壁の水面下に位置している部
分に対峙させ、上述したような手順によって除染作業を
行う。
【0044】また、図1に示す光ファイバ16、送気管
29、吸引管31をケーブルとして一体的にまとめる
と、除染装置本体36のハンドリングを容易に行える。
【0045】なお、本発明のレーザ除染装置は上述した
実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明のレ
ーザ除染装置を大気中に存在している壁面の除染処理に
適用すること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のレーザ除染
装置においては、除染処理を行うべき壁面に中間筒及び
外筒の先端を当接させ、吸引装置及び送気装置を吸引量
が送気量よりも多くなるように作動させると、中間筒及
び外筒が前記の壁面に吸着し、また、送気管から中間筒
の内方、除塵孔、中間筒の外周面と外筒の内周面との間
の空間を経て吸引管へ流れる気流が生じるので、レーザ
光によって除染すべき壁面に付着した物質を飛散させる
ことなく除去することができる、という優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ除染装置の実施の形態の一例を
示す縦断面図である。
【図2】図1に示すレーザ除染装置の使用態様の一例を
示す縦断面図である。
【図3】原子炉発電設備の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
16 光ファイバ 17 内筒 18 レーザ発生装置 20 レーザ光 21 壁面 22 中間筒 24 外筒 26 除塵孔 29 送気管 30 送気装置 31 吸引管 33 吸引装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が除染作業を行うべき壁面に対峙し
    得るように内筒に挿入された光ファイバと、前記の内筒
    を周方向に取り囲み且つ開放された先端が除染処理を行
    うべき壁面に密接し得る中間筒と、該中間筒を周方向に
    取り囲み且つ開放された先端が除染処理を行うべき壁面
    に密接し得る外筒とを備え、中間筒の先端近傍部分に中
    間筒の内方と外方を連通する除塵孔を穿設し、内筒の外
    周面と中間筒の内周面との間の空間に送気管の一端を連
    通させ、該送気管の他端を送気装置に接続し、中間筒の
    外周面と外筒の内周面との間の空間に吸引管の一端を連
    通させ、該吸引管の他端を吸引装置に接続し、前記の光
    ファイバの他端をレーザ発生装置に接続したことを特徴
    とするレーザ除染装置。
JP8113291A 1996-04-10 1996-04-10 レーザ除染装置 Pending JPH09281296A (ja)

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