JPH09278052A - 発泡装置 - Google Patents
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- JPH09278052A JPH09278052A JP8115478A JP11547896A JPH09278052A JP H09278052 A JPH09278052 A JP H09278052A JP 8115478 A JP8115478 A JP 8115478A JP 11547896 A JP11547896 A JP 11547896A JP H09278052 A JPH09278052 A JP H09278052A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
- B05B7/0025—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
- B05B7/0031—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
- B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な泡質で液垂れが発生し難くなる発泡装
置を提供する。 【解決手段】 吐出口部８ａから放射状に拡散されて霧
状に吐出された液体を、発泡筒９ｃの内壁に衝突させて
発泡させて吐出させる発泡装置において、前記放射状に
拡散された液体の内の最外周の液体が、前記発泡筒９ｃ
で反射された後、互いに対向する壁面で反射された液と
交差する点Ｐが、前記発泡筒９ｃの先端面９ｄより吐出
口部８ａ側に位置するように、前記発泡筒９ｃの長さを
設定した。
置を提供する。 【解決手段】 吐出口部８ａから放射状に拡散されて霧
状に吐出された液体を、発泡筒９ｃの内壁に衝突させて
発泡させて吐出させる発泡装置において、前記放射状に
拡散された液体の内の最外周の液体が、前記発泡筒９ｃ
で反射された後、互いに対向する壁面で反射された液と
交差する点Ｐが、前記発泡筒９ｃの先端面９ｄより吐出
口部８ａ側に位置するように、前記発泡筒９ｃの長さを
設定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、内溶液を泡状に
して吐出する発泡装置に関するものである。
して吐出する発泡装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からこの種のものとしては、例えば
ポンプディスペンサのようなものがあり、このポンプデ
ィスペンサは、吐出モードとして、内溶液を直線的に吐
出するストリームモードと、内溶液を霧状にして吐出口
から放射状に吐出するスプレーモードと、内溶液を泡状
にして吐出するフォームモードがある。
ポンプディスペンサのようなものがあり、このポンプデ
ィスペンサは、吐出モードとして、内溶液を直線的に吐
出するストリームモードと、内溶液を霧状にして吐出口
から放射状に吐出するスプレーモードと、内溶液を泡状
にして吐出するフォームモードがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、フォームモードの場合にお
ける泡質が良好でない場合があり、液垂れが発生する場
合があった。
うな従来のものにあっては、フォームモードの場合にお
ける泡質が良好でない場合があり、液垂れが発生する場
合があった。
【０００４】そこで、この発明は、良好な泡質で液垂れ
が発生し難くなる発泡装置を提供することを課題として
いる。
が発生し難くなる発泡装置を提供することを課題として
いる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項１に記載の発明は、吐出口部から放射状に
拡散されて霧状に吐出された液体を、発泡筒の内壁に衝
突させて発泡させて吐出させる発泡装置において、前記
放射状に拡散された液体の内の最外周の液体が、前記発
泡筒で反射された後、互いに対向する壁面で反射された
液と交差する点が、前記発泡筒の先端面より吐出口部側
に位置するように、前記発泡筒の長さを設定した発泡装
置としたことを特徴としている。
めに、請求項１に記載の発明は、吐出口部から放射状に
拡散されて霧状に吐出された液体を、発泡筒の内壁に衝
突させて発泡させて吐出させる発泡装置において、前記
放射状に拡散された液体の内の最外周の液体が、前記発
泡筒で反射された後、互いに対向する壁面で反射された
液と交差する点が、前記発泡筒の先端面より吐出口部側
に位置するように、前記発泡筒の長さを設定した発泡装
置としたことを特徴としている。
【０００６】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の構成に加え、前記発泡筒は、前記吐出口部に対して前
後にスライド自在に配設され、該吐出口部から離間する
方向に前進させた状態で、前記吐出口部から吐出された
液体が衝突されて泡状とされる一方、前記吐出口部に接
近する方向に後退させた状態で、前記吐出口部から吐出
された液体が衝突しないように設定され、更に、前記交
差する点が、発泡筒先端面の近傍に位置するようにした
ことを特徴としている。
の構成に加え、前記発泡筒は、前記吐出口部に対して前
後にスライド自在に配設され、該吐出口部から離間する
方向に前進させた状態で、前記吐出口部から吐出された
液体が衝突されて泡状とされる一方、前記吐出口部に接
近する方向に後退させた状態で、前記吐出口部から吐出
された液体が衝突しないように設定され、更に、前記交
差する点が、発泡筒先端面の近傍に位置するようにした
ことを特徴としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【０００８】図１乃至図６には、この発明の実施の形態
を示す。
を示す。
【０００９】まず、構成について説明すると、図５中符
号１はポンプディスペンサで、このディスペンサ１は、
界面活性剤を一定量含む（たとえば８〜２０％）内容液
が貯留された容器２の開口部２ａに装着されて、トリガ
レバー３を引くことにより、その内容液を所定量汲み出
して吐出するようになっている。
号１はポンプディスペンサで、このディスペンサ１は、
界面活性剤を一定量含む（たとえば８〜２０％）内容液
が貯留された容器２の開口部２ａに装着されて、トリガ
レバー３を引くことにより、その内容液を所定量汲み出
して吐出するようになっている。
【００１０】このポンプディスペンサ１は、ディスペン
サ本体４の先端部にバルブインサート５が突設されると
共に、このバルブインサート５の基端部側に内容液が所
定の圧力で吐出される流入口６が形成され、更に、この
本体４の先端部に「発泡装置」としての機能を有する吐
出モード切換装置７が配設されている。
サ本体４の先端部にバルブインサート５が突設されると
共に、このバルブインサート５の基端部側に内容液が所
定の圧力で吐出される流入口６が形成され、更に、この
本体４の先端部に「発泡装置」としての機能を有する吐
出モード切換装置７が配設されている。
【００１１】この吐出モード切換装置７は、霧モードと
泡モードとが切換可能で、前記バルブインサート５に嵌
合されたスライドバルブ８と、このスライドバルブ８に
前後動自在に装着された発泡アダプタ９とを有してい
る。
泡モードとが切換可能で、前記バルブインサート５に嵌
合されたスライドバルブ８と、このスライドバルブ８に
前後動自在に装着された発泡アダプタ９とを有してい
る。
【００１２】このスライドバルブ８は、中央部に吐出口
部８ａが形成され、ディスペンサ本体４の流入口６から
バルブインサート５とスライドバルブ８との間を通過し
てきた内容液が、図１等に示すように、その吐出口部８
ａから角度θで放射状に拡散されて吐出されるようにな
っている。また、このスライドバルブ８には、係止突部
８ｂが形成され、バルブインサート５の外周面部に形成
された被係止突部５ａに係止されることにより、このス
ライドバルブ８が装着されるようになっている。
部８ａが形成され、ディスペンサ本体４の流入口６から
バルブインサート５とスライドバルブ８との間を通過し
てきた内容液が、図１等に示すように、その吐出口部８
ａから角度θで放射状に拡散されて吐出されるようにな
っている。また、このスライドバルブ８には、係止突部
８ｂが形成され、バルブインサート５の外周面部に形成
された被係止突部５ａに係止されることにより、このス
ライドバルブ８が装着されるようになっている。
【００１３】また、発泡アダプタ９は、図１及び図２に
示すように前後にスライド自在に前記バルブインサート
５に装着され、図２に示すような後退状態で、第１係合
突部９ａが、スライドバルブ８の突片８ｃの根本に形成
された第１被係合突部８ｄに係合されて停止状態とさ
れ、図１に示すような前進状態で、第２係合突部９ｂ
が、スライドバルブ突片８ｃの先端部に形成された第２
被係合突部８ｅに係合して停止状態とされるようになっ
ている。そして、この発泡アダプタ９には、図１に示す
ような前進状態で、吐出口部８ａから吐出された霧状の
液が衝突して、この吐出液流を発泡させる発泡筒９ｃが
形成されている。また、この前進状態で、矢印Ｘに示す
ように空気が流入するエア流入路１０が形成される。
示すように前後にスライド自在に前記バルブインサート
５に装着され、図２に示すような後退状態で、第１係合
突部９ａが、スライドバルブ８の突片８ｃの根本に形成
された第１被係合突部８ｄに係合されて停止状態とさ
れ、図１に示すような前進状態で、第２係合突部９ｂ
が、スライドバルブ突片８ｃの先端部に形成された第２
被係合突部８ｅに係合して停止状態とされるようになっ
ている。そして、この発泡アダプタ９には、図１に示す
ような前進状態で、吐出口部８ａから吐出された霧状の
液が衝突して、この吐出液流を発泡させる発泡筒９ｃが
形成されている。また、この前進状態で、矢印Ｘに示す
ように空気が流入するエア流入路１０が形成される。
【００１４】このような構成により、図２に示すよう
に、発泡アダプタ９を後退させて霧モードに設定し、ト
リガレバー３を引くと、容器２内の内容液が所定の圧力
で、流入口６を通過して吐出口部８ａから所定の角度θ
で放射状に拡散されて霧状に吐出されることとなる。
に、発泡アダプタ９を後退させて霧モードに設定し、ト
リガレバー３を引くと、容器２内の内容液が所定の圧力
で、流入口６を通過して吐出口部８ａから所定の角度θ
で放射状に拡散されて霧状に吐出されることとなる。
【００１５】また、図１に示すように、発泡アダプタ９
を前進させ泡モードに設定すると、吐出口部８ａから吐
出された液は、発泡筒９ｃの内壁に衝突して攪乱される
と共に、負圧によりエア流入路１０から流入した空気が
その攪乱された液に混入されて泡状となって吐出される
こととなる。
を前進させ泡モードに設定すると、吐出口部８ａから吐
出された液は、発泡筒９ｃの内壁に衝突して攪乱される
と共に、負圧によりエア流入路１０から流入した空気が
その攪乱された液に混入されて泡状となって吐出される
こととなる。
【００１６】かかる構造体の各部の寸法は、以下のよう
に設定されている。 一般に市場で要求されているポンプディスペンサ１
の噴霧域は、住宅用洗剤やスプレーのり等の場合におい
て、ディスペンサ１先端から２５０〜３００ｍｍの距離
でΦ２５０〜３００ｍｍ前後の拡散範囲の要求が多い。
この条件を満足するためには、当該ディスペンサ１類の
ように２〜８ｋｇｆ／ ｃｍ2の内圧による噴霧を行う
ものでは、吐出口部８ａ寸法が １．５≧２×Ｓ１／Ｄ１＋Ｄ２≧０．６の範囲のものが
良好で、 特に、Ｓ１＝０．４〜０．７ｍｍ Ｄ１＝０．４〜０．８ｍｍ Ｄ２＝０．４〜０．８ｍｍ の範囲が良好である。
に設定されている。 一般に市場で要求されているポンプディスペンサ１
の噴霧域は、住宅用洗剤やスプレーのり等の場合におい
て、ディスペンサ１先端から２５０〜３００ｍｍの距離
でΦ２５０〜３００ｍｍ前後の拡散範囲の要求が多い。
この条件を満足するためには、当該ディスペンサ１類の
ように２〜８ｋｇｆ／ ｃｍ2の内圧による噴霧を行う
ものでは、吐出口部８ａ寸法が １．５≧２×Ｓ１／Ｄ１＋Ｄ２≧０．６の範囲のものが
良好で、 特に、Ｓ１＝０．４〜０．７ｍｍ Ｄ１＝０．４〜０．８ｍｍ Ｄ２＝０．４〜０．８ｍｍ の範囲が良好である。
【００１７】ここで、Ｓ１は吐出口部８ａ全長、Ｄ１は
吐出口部８ａ入口径、Ｄ２は吐出口部８ａ出口径であ
る。
吐出口部８ａ入口径、Ｄ２は吐出口部８ａ出口径であ
る。
【００１８】また、Ｄ１とＤ２とは一般的に同じ値の場
合が多いが、Ｄ１＜Ｄ２（例えばＤ１＝０．５ｍｍ、Ｄ
２＝０．６ｍｍ）として、意識的に広がりを押さえるよ
うな方法もある。 上記の条件で、発泡アダプタ９をスライドさせる
ことにより、霧と泡モードの切換可能な吐出口部８ａを
得るためには、実験的に、Ｇ１≧０の時、１．７≦ＡＤ
／Ｇ１ 、Ｇ１≦３．５ｍｍ、 ８ｍｍ≧ＡＤ≧５ｍｍ
の範囲が良好であることが判明している。なお、Ｇ１＜
０でも良い。
合が多いが、Ｄ１＜Ｄ２（例えばＤ１＝０．５ｍｍ、Ｄ
２＝０．６ｍｍ）として、意識的に広がりを押さえるよ
うな方法もある。 上記の条件で、発泡アダプタ９をスライドさせる
ことにより、霧と泡モードの切換可能な吐出口部８ａを
得るためには、実験的に、Ｇ１≧０の時、１．７≦ＡＤ
／Ｇ１ 、Ｇ１≦３．５ｍｍ、 ８ｍｍ≧ＡＤ≧５ｍｍ
の範囲が良好であることが判明している。なお、Ｇ１＜
０でも良い。
【００１９】ここで、Ｇ１は霧モード時の発泡筒先端面
９ｄと吐出口部８ａ端面との間の距離、ＡＤは発泡筒９
ｃ径である。
９ｄと吐出口部８ａ端面との間の距離、ＡＤは発泡筒９
ｃ径である。
【００２０】例えば、ＡＤ＜５ｍｍ、Ｇ１＞３．５ｍｍ
では、霧モード時でも発泡し、泡が飛散し難い。また、
ＡＤ＞９ｍｍでは、泡が発生し難く、泡の含気率が低く
泡質が悪い。 上記及びの条件を満足した場合には、霧と泡モ
ードの切換や泡モード時の発泡が可能であるが、この範
囲の中でも、含気率が低く泡質が水っぽく、噴射付着後
に垂れ易く、又、発泡モード時の攪乱が十分でなく、発
泡筒先端面９ｄより液垂れが発生しやすい場合がある。
では、霧モード時でも発泡し、泡が飛散し難い。また、
ＡＤ＞９ｍｍでは、泡が発生し難く、泡の含気率が低く
泡質が悪い。 上記及びの条件を満足した場合には、霧と泡モ
ードの切換や泡モード時の発泡が可能であるが、この範
囲の中でも、含気率が低く泡質が水っぽく、噴射付着後
に垂れ易く、又、発泡モード時の攪乱が十分でなく、発
泡筒先端面９ｄより液垂れが発生しやすい場合がある。
【００２１】そこで、かかる不具合を解決するため、発
泡アダプタ９前進状態（泡モード時）における、発泡筒
９ｃの後端面９ｅと吐出口部８ａ端面との間の距離（Ｇ
２）と、発泡筒９ｃ全長（ＡＬ）とを以下のように設定
した。
泡アダプタ９前進状態（泡モード時）における、発泡筒
９ｃの後端面９ｅと吐出口部８ａ端面との間の距離（Ｇ
２）と、発泡筒９ｃ全長（ＡＬ）とを以下のように設定
した。
【００２２】すなわち、Ｇ２は、３．５ｍｍ≧Ｇ２＞０
の範囲、特に、Ｇ２＝１〜３ｍｍの範囲が良好である。
の範囲、特に、Ｇ２＝１〜３ｍｍの範囲が良好である。
【００２３】例えば、Ｇ２がマイナスの場合には、空気
流入量が不足して、含気率が低く泡質の低下や泡の飛距
離が短くなる。また、Ｇ２が３．５ｍｍを越えると、発
泡筒９ｃ後端と霧が干渉し液溜まりや液垂れが発生す
る。
流入量が不足して、含気率が低く泡質の低下や泡の飛距
離が短くなる。また、Ｇ２が３．５ｍｍを越えると、発
泡筒９ｃ後端と霧が干渉し液溜まりや液垂れが発生す
る。
【００２４】また、ＡＬは、吐出口部８ａから放射状に
拡散された液体の内の最外周の液が、発泡筒９ｃで反射
された後、互いに対向する壁面で反射された液と交差す
る点Ｐが、発泡筒９ｃの先端面９ｄより吐出口部８ａ側
の近傍に位置するように設定されている。この実施の形
態では、３ｍｍ≦ＡＬ≦１０ｍｍの範囲、特に、ＡＬ＝
４〜７ｍｍの範囲が良好である。
拡散された液体の内の最外周の液が、発泡筒９ｃで反射
された後、互いに対向する壁面で反射された液と交差す
る点Ｐが、発泡筒９ｃの先端面９ｄより吐出口部８ａ側
の近傍に位置するように設定されている。この実施の形
態では、３ｍｍ≦ＡＬ≦１０ｍｍの範囲、特に、ＡＬ＝
４〜７ｍｍの範囲が良好である。
【００２５】例えば、ＡＬが３ｍｍより短いと霧の攪乱
が不十分で発泡筒先端面９ｄから液垂れが発生し易い。
一方、ＡＬが１０ｍｍを越えても発泡アダプタ９が大き
くなるだけで泡質の向上にはつながらない。特に、霧モ
ードの時には、発泡筒９ｃに液が衝突しないようにする
必要があるため、ＡＬ寸法が長いと、発泡アダプタ９の
移動量等も大きくする必要が生じること等から、このＡ
Ｌ寸法は、泡質が最良にできる範囲で極力短くするのが
望ましく、上記のように、交差する点Ｐが発泡筒先端面
９ｄより吐出口部８ａ側の近傍に位置するように発泡筒
９ｃの長さを設定することにより、それが実現できるこ
ととなる。
が不十分で発泡筒先端面９ｄから液垂れが発生し易い。
一方、ＡＬが１０ｍｍを越えても発泡アダプタ９が大き
くなるだけで泡質の向上にはつながらない。特に、霧モ
ードの時には、発泡筒９ｃに液が衝突しないようにする
必要があるため、ＡＬ寸法が長いと、発泡アダプタ９の
移動量等も大きくする必要が生じること等から、このＡ
Ｌ寸法は、泡質が最良にできる範囲で極力短くするのが
望ましく、上記のように、交差する点Ｐが発泡筒先端面
９ｄより吐出口部８ａ側の近傍に位置するように発泡筒
９ｃの長さを設定することにより、それが実現できるこ
ととなる。
【００２６】従って、以上の〜の条件を充足するよ
うに、各部の寸法を設定することにより、霧と泡モード
の切換機能を損なうことなく、従来より良好な泡質にで
き液垂れが発生し難くなる。
うに、各部の寸法を設定することにより、霧と泡モード
の切換機能を損なうことなく、従来より良好な泡質にで
き液垂れが発生し難くなる。
【００２７】この泡質の判断は、以下のように導き出さ
れた発泡比により行う。すなわち、図６に示すように、
所定の体積のフラットシャーレ１１をエタノールにて洗
浄して脱脂し、乾燥後電子天秤にて重量を測定する。そ
して、図６の（ａ）に示すようにフラットシャーレ１１
内にポンプディスペンサ１から泡を連続吐出し、泡がシ
ャーレ１１に満たされ、溢れるようになったら吐出を終
了し、即座にガラス板１２で表面をすり切る。そして、
３０秒程度放置し、フラットシャーレ１１外部の液体を
拭き取る。この重量を図６の（ｂ）に示すように秤１３
で測定する。この測定値からフラットシャーレ１１重量
を引いたものが吐出量となる。
れた発泡比により行う。すなわち、図６に示すように、
所定の体積のフラットシャーレ１１をエタノールにて洗
浄して脱脂し、乾燥後電子天秤にて重量を測定する。そ
して、図６の（ａ）に示すようにフラットシャーレ１１
内にポンプディスペンサ１から泡を連続吐出し、泡がシ
ャーレ１１に満たされ、溢れるようになったら吐出を終
了し、即座にガラス板１２で表面をすり切る。そして、
３０秒程度放置し、フラットシャーレ１１外部の液体を
拭き取る。この重量を図６の（ｂ）に示すように秤１３
で測定する。この測定値からフラットシャーレ１１重量
を引いたものが吐出量となる。
【００２８】これから発泡比は 発泡比（ｎ）＝フラットシャーレ体積（ｃｍ3）／吐出
量（ｇ） より算出する。
量（ｇ） より算出する。
【００２９】この実施の形態では、発泡比（ｎ）は、上
記のように寸法設定された吐出モード切換装置７によ
り、３倍以上となり、泡質が良好となる。
記のように寸法設定された吐出モード切換装置７によ
り、３倍以上となり、泡質が良好となる。
【００３０】なお、上記実施の形態では、発泡装置とし
て、霧と泡モードの切換えが可能な吐出モード切換装置
７を用いて説明したが、これに限らず、切換式でなく泡
のみ形成することができる装置でも良いことは勿論であ
る。
て、霧と泡モードの切換えが可能な吐出モード切換装置
７を用いて説明したが、これに限らず、切換式でなく泡
のみ形成することができる装置でも良いことは勿論であ
る。
【００３１】
【発明の効果】請求項１に記載の発明によれば、放射状
に拡散された液体の内の最外周の液体が、発泡筒で反射
された後、互いに対向する壁面で反射された液と交差す
る点が、発泡筒の先端面より吐出口部側に位置するよう
に、発泡筒の長さを設定したため、良好な泡質で液垂れ
が発生し難くなる。
に拡散された液体の内の最外周の液体が、発泡筒で反射
された後、互いに対向する壁面で反射された液と交差す
る点が、発泡筒の先端面より吐出口部側に位置するよう
に、発泡筒の長さを設定したため、良好な泡質で液垂れ
が発生し難くなる。
【００３２】請求項２に記載の発明によれば、請求項１
に記載の効果に加え、反射液の交差する点が、発泡筒先
端面の近傍に位置するように設定することにより、発泡
筒の全長は良質の泡が生成できる長さで極力短く設定で
きるため、発泡筒を前後にスライドさせる霧と泡モード
の切換式のものにあっては特に効果的である。
に記載の効果に加え、反射液の交差する点が、発泡筒先
端面の近傍に位置するように設定することにより、発泡
筒の全長は良質の泡が生成できる長さで極力短く設定で
きるため、発泡筒を前後にスライドさせる霧と泡モード
の切換式のものにあっては特に効果的である。
【図１】この発明の実施の形態を示す、泡モード時にお
ける図３のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
ける図３のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図２】同実施の形態を示す、霧モード時における図１
に相当する断面図である。
に相当する断面図である。
【図３】同実施の形態を示す、吐出モード切換装置の正
面図である。
面図である。
【図４】同実施の形態を示す、吐出口部の拡大断面図で
ある。
ある。
【図５】同実施の形態を示す、一部を断面したポンプデ
ィスペンサの正面図である。
ィスペンサの正面図である。
【図６】同実施の形態を示す、発泡比の導き出し方を示
す説明図である。
す説明図である。
７ 吐出モード切換装置（発泡装置） 8a 吐出口部 9c 発泡筒 9d 先端面 Ｐ 交差する点
Claims (2)
- 【請求項１】 吐出口部から放射状に拡散されて霧状に
吐出された液体を、発泡筒の内壁に衝突させて発泡させ
て吐出させる発泡装置において、 前記放射状に拡散された液体の内の最外周の液体が、前
記発泡筒で反射された後、互いに対向する壁面で反射さ
れた液と交差する点が、前記発泡筒の先端面より吐出口
部側に位置するように、前記発泡筒の長さを設定したこ
とを特徴とする発泡装置。 - 【請求項２】 前記発泡筒は、前記吐出口部に対して前
後にスライド自在に配設され、該吐出口部から離間する
方向に前進させた状態で、前記吐出口部から吐出された
液体が衝突されて泡状とされる一方、前記吐出口部に接
近する方向に後退させた状態で、前記吐出口部から吐出
された液体が衝突しないように設定され、 更に、前記交差する点が、発泡筒先端面の近傍に位置す
るようにしたことを特徴とする請求項１記載の発泡装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115478A JPH09278052A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 発泡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115478A JPH09278052A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 発泡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278052A true JPH09278052A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14663525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8115478A Pending JPH09278052A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | 発泡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09278052A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003261430A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-16 | Kao Corp | 泡状染毛剤 |
| JP2008207126A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴射ノズル |
| JP2011092894A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
| JP2018016394A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社吉野工業所 | 泡・霧切替式吐出器 |
| JP2018016395A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社吉野工業所 | 泡・霧切替式吐出器 |
| JP2019177902A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP8115478A patent/JPH09278052A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003261430A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-16 | Kao Corp | 泡状染毛剤 |
| JP2008207126A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴射ノズル |
| JP2011092894A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 吐出器 |
| JP2018016394A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社吉野工業所 | 泡・霧切替式吐出器 |
| JP2018016395A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | 株式会社吉野工業所 | 泡・霧切替式吐出器 |
| JP2019177902A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社吉野工業所 | 吐出器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050615 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |