JPH09276964A - 腕輪の中留装置の製造方法 - Google Patents

腕輪の中留装置の製造方法

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JPH09276964A
JPH09276964A JP9670896A JP9670896A JPH09276964A JP H09276964 A JPH09276964 A JP H09276964A JP 9670896 A JP9670896 A JP 9670896A JP 9670896 A JP9670896 A JP 9670896A JP H09276964 A JPH09276964 A JP H09276964A
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Masuo Hoshino
益夫 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面的な金属板状の継ぎ板本体と立体的な突
起状の角部とを一体成形し両者の間の強度を増大し、再
現性をよくし、また加工を簡単にし、工数を減らし、設
備,材料費等の節約を図る。 【解決手段】 金属板材をブランク抜き加工し所定大き
さの金属板10を形成する工程と、所定大きさの金属板
10を中抜き加工し平面的な所定形状の金属板11を形
成する工程と、平面的な所定形状の金属板11をプレス
成型加工し立体的な所定形状の金属板14を形成する工
程と、立体的な所定形状の金属板14を曲げ加工し曲折
立体的な所定形状の金属板17を形成する工程と、曲折
立体的な所定形状の金属板17を孔開け加工しその金属
板17の所定位置にピン孔18を穿設する工程とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕輪の中留装置の
製造方法、例えば腕時計のバンド又はブレスレット等の
腕輪の中留装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、腕時計の金属製バンド
やブレスレット等の中留め装置は公知であり図9に示す
ようになっている。即ち、例えば金属製バンド1は、一
方のバンドC1の一端に連結ピンPを介して継ぎ板A1
が回動自在に連結され、その継ぎ板A1の他端に連結ピ
ンPを介して継ぎ板B1が回動自在に連結され、その継
ぎ板B1の他端にクラスプ駒Eが固定され、また連結ピ
ンPを介して上蓋D1が回動自在に連結され、前記クラ
スプ駒Eに連結ピンPを介してバンドC1の他端が連結
された構成になっている。
【0003】上記金属製バンド1は、腕に装着する時に
継ぎ板A1のT字状溝3の頭部3aに継ぎ板B1のT字
状板4の突出頭部4aが係合しクランプされ、図10に
示すように閉じられる。
【0004】図11は、腕時計の革製バンド2の場合を
示したもので、一方のバンドC2の一端に連結ピンPを
介して継ぎ板A2が回動自在に連結され、その継ぎ板A
2の他端に連結ピンPを介して継ぎ板B2が回動自在に
連結され、その継ぎ板B2の他端に連結ピンPを介して
上蓋D2が回動自在に連結し、バンドC2の他端6が上
蓋D2の開口穴5の部分で屈曲ように挿着される構成に
なっている。
【0005】腕に装着する時には、他方のバンドC2の
他端6を継ぎ板A2の一端と一方のバンドC2の一端と
の隙間7を通して一方のバンドC2の下側を潜らせ、同
時に継ぎ板A2のT字状溝3の頭部3aに継ぎ板B2の
T字状板4の突出頭部4aが係合しクランプされ、図1
2に示すように閉じられて使用される。
【0006】上記金属製バンド1の継ぎ板A1および継
ぎ板B1(革製バンド2もほぼ同様で継ぎ板A2および
継ぎ板B2)は、図13,14(aは平面,bは側面,
cは正面)に示すような曲折立体的な形状になってお
り、平面的な金属板状の継ぎ板本体8a,8bと立体的
な突起状の角部9a,9bから構成されている。
【0007】そのために、従来、継ぎ板A1および継ぎ
板B1の製造は、プレス打ち抜き加工又はプレス加工等
によって一体に成形することは困難であり、従って、平
面的な金属板状の継ぎ板本体8a,8bと立体的な突起
状の角部9a,9bに分けて別々に製造し、後に両者を
蝋接で接続し製造していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平面的
な金属板状の継ぎ板本体8a,8bと立体的な突起状の
角部9a,9bとを蝋接で接続した場合は、両者を接合
した接合部分の接合強度が弱く、また再現性も良くな
い。また、その接合部分は、応力が集中し易い部分であ
り、大きな外力が加わった時等には破損する虞があり、
その接合部分が破断すると、腕時計等が腕から外れ落下
してしまうことになる。
【0009】また、平面的な金属板状の継ぎ板本体8
a,8bと立体的な突起状の角部9a,9bとを別々に
製造し、それらを接合するために、加工が複雑になり、
また多くの工数がかかる。加えて、突起状の角部9a,
9bは、別のプレス成形加工を行う必要があり、又は異
形材を用いて製造するために、設備,材料費が高くなる
等の問題があった。
【0010】従って、本発明の目的は、平面的な金属板
状の継ぎ板本体と立体的な突起状の角部とを一体成形し
両者間の強度を増大し、再現性をよくし、また加工を簡
単にし工数を減らし、設備,材料費等の節約を図ること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、上蓋と、一端が腕輪の一端に連結された
第1の継ぎ板と、一端が前記腕輪の他端と連結されかつ
他端が前記第1の継ぎ板に回動可能に連結された第2の
継ぎ板とを備え、前記第1の継ぎ板と第2の継ぎ板とを
係合させることにより腕輪を身体に装着するようにし
た、腕輪の中留め装置の製造方法において、前記第1の
継ぎ板の製造方法が、金属板材をブランク抜き加工し所
定大きさの金属板を形成する工程と、該所定大きさの金
属板を中抜き加工し平面的な所定形状の金属板を形成す
る工程と、該平面的な所定形状の金属板をプレス成型加
工し立体的な所定形状の金属板を形成する工程と、該立
体的な所定形状の金属板を曲げ加工し曲折立体的な所定
形状の金属板を形成する工程と、該曲折立体的な所定形
状の金属板を孔開け加工し該金属板の所定位置にピン孔
を穿設する工程と、を具備することを特徴とする腕輪の
中留装置の製造方法を提供する。
【0012】また、前記目的を達成するため、本発明
は、上蓋と、一端が腕輪の一端に連結された第1の継ぎ
板と、一端が前記腕輪の他端と連結されかつ他端が前記
第1の継ぎ板に回動可能に連結された第2の継ぎ板とを
備え、前記第1の継ぎ板と第2の継ぎ板とを係合させる
ことにより腕輪を身体に装着するようにした、腕輪の中
留め装置の製造方法において、前記第2の継ぎ板の製造
方法が、金属板材をブランク抜き加工し平面的な所定形
状の金属板を形成する工程と、該平面的な所定形状の金
属板をプレス成型加工し立体的な所定形状の金属板を形
成する工程と、該立体的な所定形状の金属板を曲げ加工
し曲折立体的な所定形状の金属板を形成する工程と、該
曲折立体的な所定形状の金属板を孔開け加工し該金属板
の所定位置にピン孔を穿設する工程とを具備することを
特徴とする腕輪の中留装置の製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】好ましい実施の形態は、前記ブラ
ンク抜き加工し所定大きさの金属板を形成する工程,中
抜き加工し平面的な所定形状の金属板を形成する工程及
びプレス成型加工し立体的な金属板を形成する工程の後
に、焼鈍を施すことを特徴とする。
【0014】好ましい実施の形態は、前記曲げ加工し曲
折立体的な所定形状の金属板を形成する工程の後に、バ
レル研磨を施すことを特徴とする。
【0015】好ましい実施の形態は、前記プレス成型加
工し立体的な所定形状の金属板を形成し、次に焼鈍を施
す工程の後に、バリ抜き加工をすることを特徴とする。
【0016】好ましい実施の形態は、前記ブランク抜き
加工し平面的な所定形状の金属板を形成する工程及びプ
レス成型加工し立体的な所定形状の金属板を形成する工
程の後に、焼鈍を施すことを特徴とする。
【0017】
【実施例】図1ないし図5は、金属製の腕輪における中
留め装置の製造方法を示す。
【0018】図1には、腕輪の中留装置の第1の継ぎ板
A1の製造方法の一実施例が、(a)から(k)までの
各工程で示されている。本図において、 (a)先ず、ステンレス綱又はニッケルと銅の合金であ
る洋白材等の金属板材を用意し、その金属板材をブラン
ク打ち抜き加工し、図に示すような所定大きさの金属板
10を形成する。このブランク打ち抜き加工は、プレス
打ち抜き機で行い、横方向に長い所定の大きさの板にす
る。 (b)次に、前記ブランク打ち抜き加工によって生じた
加工歪みを取り除くために、焼鈍を行う。この処理によ
り、金属板10内に生じている歪みが取り除かれる。 (c)その後、所定の大きさの金属板10を中抜き加工
し平面的な所定形状の金属板11を形成する。この中抜
き加工は、プレス打ち抜き機で行い、Y字状板12とそ
の中央部に形成されたT字状溝13を有する所定形状の
金属板11にする。 (d)次に、同様に中抜き加工によって生じた加工歪み
を取り除くために、焼鈍を行う。この処理により、金属
板11内に生じている歪みが取り除かれる。 (e)その後、平面的な所定形状の金属板11をプレス
加工し立体的な所定形状の金属板14を形成する。プレ
ス加工は、プレス加工機で行い、平面状のY字状板12
の頭部側に立体的な突起状の角部15を形成すると共
に、平面状のY字状板12の脚側に幾分膨らんだ端部1
6を形成する。このプレス加工の操作は、2〜3回行っ
て整った所定の立体形状にする。 (f)その後、同様にプレス加工によって生じた加工歪
みを取り除くために、焼鈍を行う。この処理により、金
属板14内に生じている歪みが取り除かれる。 (g)次に、立体的な所定形状の金属板14をバリ抜き
加工し、前記プレス加工によって生じたバリを取り除
く。このバリ抜き加工は、プレス打ち抜き機で行い、立
体的な所定形状の金属板14に存在する周囲のバリを取
り除いてバリのない面にする。 (h)次に、立体的な所定形状の金属板14を曲げ加工
し曲折立体的な所定形状の金属板17を形成する。この
曲げ加工は、曲げ加工機により行い、腕に沿ったR(ア
ール)曲面を有する曲折立体的な所定形状の金属板17
にする。 (i)その後、前記種々の加工処理で荒れた曲折立体的
な所定形状の金属板17の表面をバレル研磨して表面を
滑らかにする。 (j)次に、曲折立体的な所定形状の金属板17を孔開
け加工し、その金属板17の所定位置にピン孔18を穿
設する。この孔開け加工はボール盤で行い、金属板17
の両端(角部15,端部16)に連結ピンの挿入用のピ
ン孔18をそれぞれ設ける。 (k)然る後、孔開け加工により生じた荒れた金属板1
7の表面を粗研磨し、図3に示すような曲折立体的な継
ぎ板A1が製造される。なお、図3の(a)は、平面
図、(b)は側面図である。 その後、後述する他の継ぎ板B1等との組付を行って、
更に腕輪の中留装置全体として金属表面を仕上げ研磨
し、製造が完了する。
【0019】このようにして、平面的な金属板状の継ぎ
板本体19と立体的な突起状の角部15が一体成形で形
成されて継ぎ板Aが製造されるため、継ぎ板本体19と
角部15との間の機械的強度が増大し、また再現性もよ
くなる。従って、継ぎ板本体19と角部15とを蝋付し
た従来のようにその接合部が破断するような致命的な欠
陥は、回避される。
【0020】また、継ぎ板本体19と角部15とを一体
に成形することから、それぞれ独立に製造する手間が省
け加工が簡単になり、また工数が低減される。更に、角
部15を別個に製造する必要がないことから、別のプレ
ス加工は不要となり、異形材を使用せず設備,材料等の
節約となって大幅なコスト低減が図れる。
【0021】図2は、腕輪の中留装置の第2の継ぎ板B
1の本発明に係る製造方法の実施例を示している。ここ
で、(a)〜(i)は、継ぎ板B1を製造する各工程の
説明図である。 (a)この実施例では、先ず、ステンレス綱又はニッケ
ルと銅の合金である洋白材等の金属板材をブランク打ち
抜き加工し、図に示すような所定形状の金属板20を形
成する。この継ぎ板B1の製造の場合においては、継ぎ
板A1より全体形状が簡単であるから、前述の実施例の
ような中抜き加工がなく、ブランク打ち抜き加工で最初
から所定形状の金属板20を形成する。このブランク打
ち抜き加工も同様にプレス打ち抜き機で行い、T字状の
金属板20を形成する。 (b)次に、前記ブランク打ち抜き加工によって生じた
加工歪みを取り除くために、焼鈍を行う。この処理によ
り、金属板20内に生じている歪みが取り除かれる。 (c)その後、平面的な所定形状の金属板20をプレス
加工し立体的な所定形状の金属板21を形成する。プレ
ス加工は、プレス加工機で行い、平面状のT字状板22
の頭部側に立体的な突起状の角部23を形成すると共
に、平面状のT字状板22の脚側に幾分膨らんだ端部2
4を形成する。このプレス加工の操作は、2〜3回行っ
て整った所定の立体形状にする。 (d)その後、同様にプレス加工によって生じた加工歪
みを取り除くために、焼鈍を行う。この処理により、金
属板21内に生じている歪みが取り除かれる。 (e)次に、立体的な所定形状の金属板21をバリ抜き
加工し、前記プレス加工によって生じたバリを取り除
く。このバリ抜き加工は、プレス打ち抜き機で行い、立
体的な所定形状の金属板21の周囲に存在するバリを取
り除いてバリのない面にする。 (f)次に、立体的な所定形状の金属板21を曲げ加工
して曲折立体的な所定形状の金属板25を形成する。こ
の曲げ加工は、曲げ加工機により行い、腕に沿ったR
(アール)曲面を有する曲折立体的な所定形状の金属板
25にする。 (g)その後、前記種々の加工処理で荒れた曲折立体的
な所定形状の金属板25の表面をバレル研磨して表面を
滑らかにする。 (h)次に、曲折立体的な所定形状の金属板25を孔開
け加工し、その金属板25の所定位置にピン孔26を穿
設する。この孔開け加工はボール盤で行い、金属板25
の両端(角部23,端部24)に連結ピンの挿入用のピ
ン孔26をそれぞれ設ける。 (i)然る後、孔開け加工により生じた荒れた金属板2
5の表面を粗研磨し、図4に示すような曲折立体的な継
ぎ板B1が製造される。なお、図4の(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図である。 その後、前記継ぎ板A1等との組付を行って、更に腕輪
の中留装置全体として金属表面を仕上げ研磨し、製造が
完了する。
【0022】このようにして、平面的な金属板状の継ぎ
板本体27と立体的な突起状の角部23が一体成形で成
形されて継ぎ板B1が製造されるため、継ぎ板本体27
と角部23との間の機械的強度が増大し、また再現性も
よくなる。従って、継ぎ板本体27と角部23とを蝋付
した従来のようにその接合部分が破断する致命的な欠陥
は、回避される。
【0023】また、継ぎ板本体27と角部23とを一体
に成形することから、それぞれ独立に製造する手間が省
け加工が簡単になり、また工数が低減される。更に、角
部23を別個に製造する必要がないことから、別のプレ
ス加工は不要となり、また異形材の使用せず設備,材料
等の節約となり、全体に大幅なコスト低減が図れる。
【0024】図5は本発明に係る腕輪の中留装置用上蓋
D1であり、前記継ぎ板A1,B1の製造とは若干異な
り、ブランク抜き加工,プレス加工(2〜3回)し、こ
れらの加工後焼鈍を行ってほぼ完成に近い形状にし、外
形のバリ抜き加工した後、曲げ加工を行わないでバレル
研磨加工,孔開け加工および研磨を行って製造する。
【0025】なお、図5(a)はその上蓋D1の平面
図,(b)は側面図,(c)は正面図であり、側面の孔
は、バンド調整孔28及び連結ピンの挿入用のピン孔2
9である。
【0026】上記方法によって製造した継ぎ板A1と継
ぎ板B1と上蓋D1および別に用意したクラスプ駒Eか
らなるこれらの部品を連結ピンPを介して連結し、図9
に示すように組み立て中留装置を製造する。
【0027】図6〜図8は、革製バンド2に使用される
中留め装置の第1の継ぎ板A2,第2の継ぎ板B2及び
上蓋D2の製造方法を示している。継ぎ板A2と継ぎ板
B2は、上記金属製バンド1の中留装置用継ぎ板A1,
継ぎ板B1の形状とほぼ同じであり、同様な製造方法に
より製造することができる。
【0028】上蓋D2は上部に開口穴30がある点で金
属製バンド1と異なるが、同様に製造し、これらの部品
を連結ピンPを介して連結し、図11に示すように組み
立て中留装置を製造することができる。
【0029】上記実施例は、時計バンドの中留装置用継
ぎ板の製造方法について説明したが、本発明は時計バン
ドの中留装置用継ぎ板の製造に限らず、ブレスレット等
の中留装置用継ぎ板の製造方法に利用できることは、言
うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、継
ぎ板本体と角部との間の機械的強度が増大し、また再現
性もよくなる。勿論、従来のように継ぎ板本体と角部と
を蝋付した従来のようにその接合部が破断するような致
命的な欠陥は、回避される。
【0031】また、継ぎ板本体と角部とを一体に成形す
ることから、それぞれ独立に製造する手間が省け加工が
簡単になり、また工数が低減される。然も、角部を別個
に製造する必要がないことから、別のプレス加工は不要
であり、また異形材は使用せず整備,材料等の節約とな
り、全体的に大幅なコスト低減が図れる等、本発明によ
り効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る中留装置用継ぎ板の製造方法の
一実施例を工程順に示した説明図である。
【図2】 本発明に係る中留装置用継ぎ板の製造方法の
他の実施例を工程順に示した説明図である。
【図3】 本発明の製造方法で製造した金属製バンドの
中留装置用継ぎ板を示した図((a)は平面,(b)は
側面)である。
【図4】 本発明の製造方法で製造した金属製バンドの
中留装置用の他の継ぎ板を示した図((a)は平面,
(b)は側面,(c)は正面)である。
【図5】 金属製バンド用の上蓋を示した図((a)は
平面、(b)側面、(c)は正面)である。
【図6】 本発明の製造方法で製造した革製バンドの中
留装置用継ぎ板を示した図((a)は平面,(b)は側
面)である。
【図7】 本発明の製造方法で製造した金属製バンドの
中留装置用の他の継ぎ板を示した図((a)は平面,
(b)は側面,(c)は正面)である。
【図8】 革製バンド用の上蓋を示した図((a)は平
面、(b)側面、(c)は正面)である。
【図9】 金属製バンドの中留装置の開いた状態(クラ
ンプを解いた状態)の斜視図である。
【図10】 金属製バンドの中留装置の閉めた状態(ク
ランプした状態)の側面図である。
【図11】 革製バンドの中留装置の開いた状態(クラ
ンプを解いた状態)の斜視図である。
【図12】 革製バンドの中留装置の閉めた状態(クラ
ンプした状態)の側面図である。
【図13】 従来の製造方法で製造した金属製バンドの
中留装置用継ぎ板を示した図((a)は平面,(b)は
側面)である。
【図14】 従来の製造方法で製造した金属製バンドの
中留装置用の他の継ぎ板を示した図((a)は平面,
(b)は側面,(c)は正面)である。
【符号の説明】
1:金属製バンド 2:革製バンド 1
0:所定大きさの金属板 11,20:平面的な所定形状の金属板 14,21:立体的な所定形状の金属板 17,25:曲折立体的な所定形状の金属板 18,2
6:ピン孔 A1,A2:継ぎ板 B1,B2:他の継ぎ板、
C1,C2:バンド D1,D2:上蓋 E:クラスプ駒。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋と、一端が腕輪の一端に連結された
    第1の継ぎ板と、一端が前記腕輪の他端と連結されかつ
    他端が前記第1の継ぎ板に回動可能に連結された第2の
    継ぎ板とを備え、前記第1の継ぎ板と第2の継ぎ板とを
    係合させることにより腕輪を身体に装着するようにし
    た、腕輪の中留め装置の製造方法において、前記第1の
    継ぎ板の製造方法が、 金属板材をブランク抜き加工し所定大きさの金属板を形
    成する工程と、 該所定大きさの金属板を中抜き加工し平面的な所定形状
    の金属板を形成する工程と、 該平面的な所定形状の金属板をプレス成型加工し立体的
    な所定形状の金属板を形成する工程と、 該立体的な所定形状の金属板を曲げ加工し曲折立体的な
    所定形状の金属板を形成する工程と、 該曲折立体的な所定形状の金属板を孔開け加工し該金属
    板の所定位置にピン孔を穿設する工程と、を具備するこ
    とを特徴とする腕輪の中留装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ブランク抜き加工し所定大きさの金
    属板を形成する工程,中抜き加工し平面的な所定形状の
    金属板を形成する工程及びプレス成型加工し立体的な金
    属板を形成する工程の後に、焼鈍を施すことを特徴とす
    る請求項1に記載の腕輪の中留装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記曲げ加工し曲折立体的な所定形状の
    金属板を形成する工程の後に、バレル研磨を施すことを
    特徴とする請求項1に記載の腕輪の中留装置製造方法。
  4. 【請求項4】 前記プレス成型加工し立体的な所定形状
    の金属板を形成し、次に焼鈍を施す工程の後に、バリ抜
    き加工をすることを特徴とする請求項2に記載の腕輪の
    中留装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上蓋と、一端が腕輪の一端に連結された
    第1の継ぎ板と、一端が前記腕輪の他端と連結されかつ
    他端が前記第1の継ぎ板に回動可能に連結された第2の
    継ぎ板とを備え、前記第1の継ぎ板と第2の継ぎ板とを
    係合させることにより腕輪を身体に装着するようにし
    た、腕輪の中留め装置の製造方法において、前記第2の
    継ぎ板の製造方法が、 金属板材をブランク抜き加工し平面的な所定形状の金属
    板を形成する工程と、 該平面的な所定形状の金属板をプレス成型加工し立体的
    な所定形状の金属板を形成する工程と、 該立体的な所定形状の金属板を曲げ加工し曲折立体的な
    所定形状の金属板を形成する工程と、 該曲折立体的な所定形状の金属板を孔開け加工し該金属
    板の所定位置にピン孔を穿設する工程と、を具備するこ
    とを特徴とする腕輪の中留装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ブランク抜き加工し平面的な所定形
    状の金属板を形成する工程及びプレス成型加工し立体的
    な所定形状の金属板を形成する工程の後に、焼鈍を施す
    ことを特徴とする請求項5に記載の腕輪の中留装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記曲げ加工し曲折立体的な所定形状の
    金属板を形成する工程の後に、バレル研磨を施すことを
    特徴とする請求項5に記載の腕輪の中留装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記プレス加工し立体的な所定形状の金
    属板を形成し、次に焼鈍を施す工程の後に、バリ抜き加
    工をすることを特徴とする請求項6に記載の腕輪の中留
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145446B1 (ko) * 2010-02-01 2012-05-15 (주) 디에이치홀딩스 튜브라 타입 차량용 브레이크 페달 암의 제조방법
JP2020046422A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 コマディール・エス アー 少なくとも2つの要素の組立て方法

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