JPH09275453A - モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法 - Google Patents

モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法

Info

Publication number
JPH09275453A
JPH09275453A JP8084312A JP8431296A JPH09275453A JP H09275453 A JPH09275453 A JP H09275453A JP 8084312 A JP8084312 A JP 8084312A JP 8431296 A JP8431296 A JP 8431296A JP H09275453 A JPH09275453 A JP H09275453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
modem
digital
determination
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8084312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3140960B2 (ja
Inventor
Takashi Kako
尚 加來
Ryoji Okita
良二 置田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP08084312A priority Critical patent/JP3140960B2/ja
Priority to CN97110023A priority patent/CN1080035C/zh
Priority to US08/833,260 priority patent/US6044109A/en
Priority to EP97302319A priority patent/EP0800297B1/en
Priority to DE69705884T priority patent/DE69705884T2/de
Publication of JPH09275453A publication Critical patent/JPH09275453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140960B2 publication Critical patent/JP3140960B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/345Modifications of the signal space to allow the transmission of additional information
    • H04L27/3461Modifications of the signal space to allow the transmission of additional information in order to transmit a subchannel
    • H04L27/3483Modifications of the signal space to allow the transmission of additional information in order to transmit a subchannel using a modulation of the constellation points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声,モデムのキャリア等のアナログ信号と
ディジタルデータとを多重化して伝送する際に用いて好
適な、モデム信号送信装置に関し、アナログ回線を効率
的に使用することにより、アナログ信号及びディジタル
データを高速に多重伝送できるようにする。 【解決手段】 モデム送信部6と、アナログ信号をディ
ジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部2
と、アナログ/ディジタル変換部2で変換されたディジ
タル信号を所定のキャリア周波数信号で復調する復調部
3と、復調部3からの復調信号についてデシメーション
処理を施すデシメーション処理用フィルタ4と、デシメ
ーション処理用フィルタ4からの出力について、二次元
平面上で座標を判定し、この判定結果をモデム送信部へ
入力する判定部5とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図11,図12) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 発明の実施の形態(図2〜図10) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声,モデムのキ
ャリア等のアナログ信号とディジタルデータとを多重化
して伝送する際に用いて好適な、モデム信号送信装置及
びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモ
デム信号受信方法並びにモデム信号送受信信システム及
びモデム信号送受信方法に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、伝送メディアの多様化により、電
話(音声信号),FAX信号のほか、データ信号及び画
像信号等の種々の信号をアナログ回線を介して伝送する
ことができるようになっている。一般的には、電話端末
等から出力されるアナログ信号については、モデムにて
信号変換を施すことなくアナログ回線を介して直接伝送
されるようになっているが、ディジタルデータを送受す
るデータ端末をアナログ回線に接続する際には、モデム
が介装されるようになっている。
【0004】即ち、FAX端末からのFAX信号あるい
はデータ端末から出力されるデータ信号,画像信号等の
ディジタル信号については、送信側モデムにて信号変換
を行ない、アナログ信号の形式でアナログ回線を介して
伝送され、受信側モデムにて送信側モデムの逆の信号変
換を行なって、ディジタル信号としてデータ端末で受信
されるようになっている。
【0005】上述の電話端末等のアナログ信号を送受す
る端末とディジタルデータを送受するデータ端末とは、
通常別々の回線を用いて伝送されるようになっている
が、特に専用線を介して接続された回線を用いる場合等
においては回線料金の低減を図ることが要求され、これ
らの端末が同じ回線を使用できるようになることが望ま
しい。
【0006】これに対し、特開平6−169360号公
報においては、図11に示すように、上述のデータ端末
からのディジタルデータと、電話端末等からのアナログ
信号とを多重伝送することにより、データ端末及び電話
端末等をモデムを介して一本のアナログ回線112を用
いて通信を行なうことができるようにした技術が開示さ
れている。
【0007】ここで、この図11に示すマルチメディア
多重伝送方式では、送信側においては、符号化部101
にてディジタルデータを符号化することを通じてデータ
信号点に変換し、ベースバンド変換部102にてアナロ
グパスバンド信号としての音声信号をディジタル信号に
変換した後にベースバンド信号に変換するようになって
いる。
【0008】これにより、加算部103において、ベー
スバンド変換部102にて変換されたベースバンド信号
と、符号化部101からの符号化データとを加算し、変
調部104にて変調して送信することにより、図12に
示すように、ベースバンド信号成分(アナログ信号成
分)110をデータ信号点(ディジタルデータ成分)1
11に重畳して伝送することができる。
【0009】なお、受信側においては、送信側からの変
調信号について、復調部105,等化部106及び判定
部107にて、それぞれ、復調,等化及び信号点判定処
理を施した後に、符号変換を行なうことにより受信デー
タを再生するようになっている。一方、差分演算部10
8において、判定部107における信号点判定前出力と
信号点判定後出力との差を演算することにより音声ベー
スバンド信号を出力し、この音声ベースバンド信号をパ
スバンド変換部109にてパスバンド信号に変換した後
に、アナログ信号に変換することにより、アナログパス
バンド信号としての音声信号として出力されるようにな
っている。
【0010】ところで、アナログ信号とディジタルデー
タとを多重化する際には、アナログ信号について、音声
に適した手法(音声データの特性に基づいた手法)で圧
縮することを通じて伝送することも行なわれていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図11に示すような、アナログ信号とディジタルデータ
とを多重化する手法においては、特に、高速なデータ伝
送を行なうものに適用する場合には、信号点間隔が狭く
なるので、アナログ信号成分をディジタルデータ成分と
してのデータ信号点に重畳して送信すると、重畳された
アナログ信号成分のために精度の高い信号点判定が困難
となり、エラーが生じる場合がある。
【0012】また、アナログ信号を音声に適した圧縮を
行なって伝送する場合には、例えばFAX信号等、音声
以外の送信すべきアナログ信号を圧縮するには効果的な
圧縮を行なうことができないほか、特にFAX信号(9
600bps)等の、ディジタルデータを変調したキャ
リアについては伝送することが困難であるという課題が
ある。
【0013】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、アナログ回線を効率的に使用することによ
り、アナログ信号及びディジタルデータを高速に多重伝
送できるようにした、モデム信号送信装置及びモデム信
号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受
信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号
送受信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、13はモデム信号送受信
システムであり、このモデム信号送受信システム13
は、モデム信号送信装置1とモデム信号受信装置8とが
伝送ライン7を介して接続されてている。ここで、モデ
ム信号送信装置1は、モデム送信部6をそなえるととも
に、アナログ/ディジタル変換部2,復調部3,デシメ
ーション処理用フィルタ4及び判定部5をそなえてい
る。
【0015】また、アナログ/ディジタル変換部2は、
アナログ信号をディジタル信号に変換するものであり、
復調部3は、アナログ/ディジタル変換部2で変換され
たディジタル信号を所定のキャリア周波数信号で復調す
るものであり、デシメーション処理用フィルタ4は、復
調部3からの復調信号についてデシメーション処理を施
すものであり、判定部5は、デシメーション処理用フィ
ルタ4からの出力について、二次元平面上で座標を判定
し、この判定結果をモデム送信部6へ入力するものであ
る。
【0016】また、モデム送信部6は、判定部5からの
判定結果と他のディジタル信号とを時分割多重したもの
についてモデム処理を施してモデム信号として送信する
ものである。さらに、上述のデシメーション処理用フィ
ルタ4を、サンプルレートからシンボルレートに変換す
るロールオフフィルタで構成することができる(請求項
2)。
【0017】また、判定部5が、二次元平面上で座標を
判定する判定面として、隣接する判定点間の距離が等距
離に配置され、各判定点を含む判定領域が正六角形であ
る判定面を有することができる(請求項3)。さらに、
上述のモデム送信部6を、判定部5からのディジタル信
号以外に、他のディジタル信号を時分割多重して送信し
うるように構成することもできる(請求項4)。
【0018】また、8はモデム信号受信装置であり、こ
のモデム信号受信装置8は、モデム受信部9をそなえる
とともに、インタポレーション処理用フィルタ10,変
調部11及びディジタル/アナログ変換部12とをそな
えている。ここで、モデム信号送信装置1のモデム送信
部6から伝送ライン7を通じて送信されてきた他のディ
ジタル信号と座標判定を施された情報をもった信号とに
ついて逆モデム処理を施してから両信号を分離するもの
である。
【0019】また、インタポレーション処理用フィルタ
10は、モデム受信部9からのディジタル信号について
デシメーション処理に対応したインタポレーション処理
を施すものであり、変調部11は、インタポレーション
処理用フィルタ10からの出力についてキャリア周波数
信号で変調するものであり、ディジタル/アナログ変換
部12は、変調部11で変調されたディジタル信号をア
ナログ信号に変換するものである(以上、請求項10,
14)。
【0020】さらに、上述のインタポレーション処理用
フィルタ10を、シンボルレートからサンプルレートに
変換するロールオフフィルタで構成することもできる
(請求項11)。これにより、上述のモデム信号送信装
置1では、アナログ/ディジタル変換部2において、ア
ナログ信号をディジタル信号に変換し(アナログ/ディ
ジタル変換ステップ)、復調部3において、アナログ/
ディジタル変換ステップで変換されたディジタル信号を
所定のキャリア周波数信号で復調し(復調ステップ)、
デシメーション処理用フィルタ4において、復調ステッ
プで得られた復調信号についてデシメーション処理を施
す(デシメーション処理ステップ)。
【0021】さらに、判定部5において、デシメーショ
ン処理ステップで得られたデシメーション処理信号につ
いて二次元平面上で座標を判定しこの判定結果をモデム
送信部6へ入力し(判定ステップ)、モデム送信部6
で、判定ステップで得られた判定情報にモデム送信処理
を施してモデム信号として送信する(送信ステップ,請
求項5)。
【0022】上述の判定部5による判定ステップにおい
ては、二次元平面上で座標を判定する判定面として、隣
接する判定点間の距離が等距離に配置され、各判定点を
含む判定領域が正六角形である判定面を使用して、入力
信号点の二次元平面上での座標を判定することができる
(請求項6)。この場合においては、判定部5による判
定ステップでは、入力信号点が第1象限に位置するよう
に変換し(象限変換ステップ)、象限変換ステップで入
力信号点が第1象限に位置するように変換したあと入力
信号について正規化処理を施し(正規化処理ステッ
プ)、正規化処理ステップでの処理後に入力信号点と隣
接する判定点との間の距離を演算して入力信号点がいず
れの判定領域に属するかどうかを判定し(ゾーン判定ス
テップ)、ゾーン判定ステップでの判定後に入力信号点
を元の象限に戻す(象限逆変換ステップ,請求項7)。
【0023】また、上述のモデム送信部6による送信ス
テップが、判定結果以外に、他のディジタル信号を時分
割多重する処理を含むことができる(請求項8)。ま
た、上述のモデム信号受信装置8では、モデム受信部9
において、所定のキャリア周波数信号で復調されたのち
デシメーション処理を施されたものについて二次元平面
上での座標判定を施された情報をもった信号を受信する
(受信ステップ)。
【0024】インタポレーション処理用フィルタ10に
おいて、受信ステップで受信された座標判定を施された
情報をもった信号についてデシメーション処理に対応し
たインタポレーション処理を施す(インタポレーション
処理ステップ)。さらに、変調部11において、インタ
ポレーション処理ステップで得られたインタポレーショ
ン処理信号について、キャリア周波数信号で変調し(変
調ステップ)、ディジタル/アナログ変換部12におい
て、変調ステップで変調されたディジタル信号をアナロ
グ信号に変換する(ディジタル/アナログ変換ステッ
プ,請求項12)。
【0025】さらに、上述のモデム信号送信装置1で
は、復調部3においてアナログ信号を復調したのち、二
次元平面上で座標を判定し、この判定結果をモデム送信
部6へディジタルデータとして入力するとともに、この
ディジタルデータを、モデム送信部6で、他のディジタ
ル信号と時分割多重してから送信することができる(請
求項9)。
【0026】また、上述のモデム信号受信装置8では、
所定のキャリア周波数信号で復調されたのちデシメーシ
ョン処理を施されたものについて二次元平面上での座標
判定を施された情報をもった信号と他のディジタル信号
とが時分割多重化された信号を受信したのち、他のディ
ジタル信号と座標判定を施された情報をもった信号とを
分離し、その後、座標判定を施された情報をもった信号
についてデシメーション処理に対応したインタポレーシ
ョン処理を施し、更にキャリア周波数信号で変調するこ
ともできる(請求項13)。
【0027】さらに、上述のモデム信号送受信システム
13では、モデム信号送信装置1において、アナログ信
号を復調したのち、二次元平面上で座標を判定し、この
判定結果をモデム送信部6へディジタルデータとして入
力するとともに、このディジタルデータを、モデム送信
部6で、他のディジタル信号化と時分割多重してから、
送信し、モデム受信部9において、他のディジタル信号
と座標判定を施された情報をもった信号とを分離したの
ち、モデム信号受信装置8において、モデム受信部9か
らの座標判定を施された情報をもった信号についてデシ
メーション処理に対応したインタポレーション処理を施
し、更にキャリア周波数信号で変調することができる
(請求項15)。
【0028】
【発明の実施の形態】
(a)一実施形態の説明 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図2は本発明の一実施形態にかかるモデム送受信システ
ムが適用された通信システムを示すブロック図であり、
この図2に示す通信システム20において、21a,2
1bは電話端末(TEL)、22a,22bはFAX端
末(FAX)、23a,23bはPBX(構内交換
機)、24a,24bはIBR(インバンドリンガ
ー)、25a,25bはデータ端末(DTE)、26
a,26bはモデム,27は4線式専用線(伝送ライ
ン)、28は公衆網である。
【0029】ここで、PBX23a及びPBX23b
は、IBR(インバンドリンガー)24a,24b,モ
デム26a,26b,及び4線式専用線27を介して接
続されるとともに、公衆網28を介して接続されるよう
になっている。ここで、IBR24a,24bは、電話
端末21a,21b間又はFAX端末22a,22b間
において、4線式専用線27を介することにより通信を
行なう際の、ダイヤル信号の変換を行なうものであり、
データ端末25a,25bは、例えばパーソナルコンピ
ュータ等により構成され、データ信号あるいは画像情報
等のディジタルデータを送受するものである。
【0030】さらに、モデム26aは、4線式専用線2
7を介して対向モデム26bに接続され、モデム26a
側の電話端末21a又はFAX端末22aからのアナロ
グ信号について、データ端末25aからのディジタルデ
ータとを多重化して送信しうるものである。同様に、モ
デム26bは、4線式専用線27を介して対向モデム2
6aに接続され、多重化送信信号を受信すると、上述の
アナログ信号及びディジタルデータを分離して、各端末
21b,FAX端末22b及びDTE25aに対してそ
れぞれの受信データが出力されるようになっている。
【0031】ここで、モデム26a,26bはいずれ
も、例えば図3に示すように、送信部26−1及び受信
部26−2をそなえて構成されており、これにより、そ
れぞれのモデム26a,26bに収容される電話端末2
1a,21b,FAX端末22a,22b及びデータ端
末25a,25b間においてアナログ信号又はディジタ
ル信号を双方向で送受できるようになっている。
【0032】なお、以下においては、モデム26aの構
成に着目して説明するが、対向するモデム26bについ
ても基本的に同様の構成を有している。即ち、この図3
に示す送信部26−1は、A/D変換部31,キャリア
発生部32,復調部33,ロールオフフィルタ34,信
号点判定部35及びモデム送信部36をそなえている。
【0033】アナログ/ディジタル変換部としてのA/
D変換部31は、電話端末21a又はFAX端末21b
からPBX23a及びIBR24aを介して入力された
アナログ信号(例えば音声帯域0.3〜3.4kHz)
を入力され、例えばサンプルレート10〜11kHz程
度でディジタル信号に変換するものである。また、復調
部33は、A/D変換部31からのディジタルデータに
ついて、キャリア発生部32にて発生される例えば17
00Hz程度のキャリア周波数を有する角度情報を所定
角度毎に与えることにより、アナログ信号をベースバン
ド信号に復調するものである。即ち、復調部33は、A
/D変換部31で変換されたディジタル信号を所定のキ
ャリア周波数信号で復調するものである。
【0034】さらに、ロールオフフィルタ34は、復調
部33からの復調信号についてデシメーション処理を施
すことにより、サンプルレート(10〜11kHz程
度)からシンボルレート(例えば2500〜2750H
z程度)に変換することを通じて、情報量を落とすもの
であり、デシメーション処理用フィルタとしての機能を
有している。
【0035】ここで、ロールオフフィルタ34は、詳細
には図4の等価回路に示すような構成を有している。即
ち、この図4に示すロールオフフィルタ34は、遅延タ
ップ42−1〜42−n,乗算器43−1〜43−n,
総和演算器44及び丸め処理部45をそなえている。こ
こで、それぞれの遅延タップ42−1〜42−nは直列
に接続され、入力信号について4分の1周期(この場合
においては1/11000〜1/10000秒)遅延さ
せるものである。換言すれば、遅延タップ42−1〜4
2−nからは、復調部33からの送信データについて4
分の1周期ずつ順次遅延した信号が出力されるようにな
っている。
【0036】さらに、乗算器43−1〜43−nは、そ
れぞれ、各遅延タップ42−1〜42−nからの出力信
号にタップ係数C1 〜Cn を乗算するものであり、乗算
結果は総和演算器44に出力されるようになっている。
また、総和演算器44は、乗算器43−1〜43−nか
らの4つの出力信号毎に総和を演算するとともに、入力
信号が新規に4つ入力される毎に、対応する総和演算値
を出力する(デシメーション処理)ものであり、丸め処
理部45は、総和演算器44からの総和演算値について
丸め処理を施すものである。
【0037】これにより、ロールオフフィルタ34にお
いては、復調部33からの出力信号(リアル成分,イマ
ジナル成分;DEM1R-4R,DEM1I-4I)を入力されて、4サン
プル当たり1シンボルのデータを、1サンプル当たり1
シンボルのデータとし、ロールオフ出力(リアル成分,
イマジナル成分;RRFR,I) として出力されるようになっ
ている。
【0038】なお、上述のキャリア発生部32にて発生
される1700Hzの周波数帯域や、ロールオフフィル
タ34にて変換されるシンボルレート2500〜275
0Hzの周波数帯域は、音声と勧告V.29,V.22
bis及びV32等にて設定されている周波数帯域を考
慮した、共通に使用可能なものである。特に、復調周波
数帯1700Hzは、勧告V.29におけるG3FAX
のキャリア周波数に相当するものである。
【0039】また、信号点判定部35は、ロールオフフ
ィルタ34にてデシメーション処理の施された信号を入
力され、二次元平面上のX,Y座標を必要十分なビット
数(合計〜8ビット程度)にとり、座標を判定すること
により、ベースバンド信号に復調された信号を9600
bpsまでの伝送に必要な情報量にするものである。換
言すれば、信号点判定部35は、ロールオフフィルタ3
4からの出力について、二次元平面上で座標を判定し、
この判定結果を出力する判定部としての機能を有してい
る。
【0040】ところで、上述の信号点判定部35におい
て、二次元平面上で座標を判定する判定面50として
は、例えば図7に示すようなものを用いることができ
る。即ち、この図7に示す判定面50においては、図8
に示すように、隣接する判定点間の距離が等間隔に配置
され、個々の判定領域、即ち各判定点を含む判定領域
(図8中の点線で囲まれた領域)が正六角形で構成され
ている。
【0041】信号点判定部35においては、例えば図9
に示すように、上述の図7に示すような判定面50を、
隣接する判定点を境界点として含まれる長方形のゾーン
53に分割し、信号点‘x’がいずれかの長方形のゾー
ン53内に位置するかを判定したのち、信号点と、信号
点が位置する長方形ゾーン53に含まれる2つの判定点
との距離を演算することを通じて、信号点判定が行なわ
れるようになっている。
【0042】なお、上述の信号点判定部35は、入力信
号点の座標値に対する長方形ゾーンの情報が保持されて
いるテーブルをそなえており、このテーブルを参照する
ことにより、上述したような入力信号点における長方形
ゾーン53の判定を行なうようになっている。さらに、
モデム送信部36は、信号点判定部35からの判定結果
と他のディイジタル信号とを時分割多重したものについ
てモデム処理(モデム送信処理)を施してモデム信号と
して送信するものであり、多重化部36a及びモデム処
理部36bをそなえている。
【0043】ここで、多重化部36aは、信号点判定部
35にて判定されたディジタルデータ(例えば19.2
kbps以上の伝送速度)と、データ端末25aからの
ディジタルデータとについて時分割多重化処理を施し、
例えば28.8kbpsの伝送速度で送信部36bに出
力されるようになっている。具体的には、多重化部36
aにおいては、入力されるディジタルデータをフレーム
単位に分割し、各フレーム内のデータスロットを、信号
点判定部35からのディジタルデータ用とデータ端末2
5aからのディジタルデータ用とに割り当てて出力する
ようになっている。
【0044】さらに、モデム処理部36bは、多重化部
36aからの時分割多重化されたディジタルデータにつ
いて、例えばグレイ/ナチュラル変換,和分,信号点発
生,ロールオフフィルタ処理,変調処理,D/A変換処
理等のモデム処理を施し、モデム信号として送信するも
のである。なお、上述のキャリア発生部32,復調部3
3,ロールオフフィルタ34,判定部35及びモデム送
信部36は、ハードウェア的には主としてDSP(Digi
tal Signal Processor)及びMPU(Microprocessor U
nit)により構成されている。
【0045】ところで、モデム26aの受信部26−2
は、基本的に上述の送信部26−1と逆の信号処理を施
すものであり、モデム受信部37,ロールオフフィルタ
38,キャリア発生部39,変調部40及びD/A変換
部41をそなえて構成されている。ここで、モデム受信
部37は、対向するモデム26bのモデム送信部36か
ら4線式専用線(アナログ回線)27を介して受信した
ディジタル信号について逆モデム処理を施してから、デ
ータ端末25bからのディジタルデータと座標判定を施
された情報をもった信号とに分離するものであり、分離
部37a及びモデム処理部37bをそなえている。
【0046】即ち、逆モデム処理部37bは、A/D変
換処理,復調処理,ロールオフフィルタ処理,自動利得
制御,自動等化,キャリア位相補正,信号点判定,差分
等のモデム処理を施すものである。また、分離部37a
は、逆モデム処理部37bにおいて逆モデム処理の施さ
れた受信信号について、データ端末25bからのディジ
タルデータとモデム26bの送信部26−1にて座標判
定を施された情報をもった信号とに分離するものであ
り、分離された信号のうち、データ端末25bからのデ
ィジタルデータについては、受信部26−2出力として
データ端末25aに出力され、座標判定を施された情報
をもった信号についてはロールオフィルタ38に出力さ
れるようになっている。
【0047】さらに、ロールオフフィルタ38は、モデ
ム受信部37からの座標判定を施された情報をもった信
号について、前述の送信部26−1のローフオフフィル
タ34におけるデシメーション処理に対応したインタポ
レーション処理を施すインタポレーション処理用フィル
タとしての機能を有している。即ち、ロールオフフィル
タ38によりフィルタ処理により、シンボルレート(例
えば2500〜2750Hz程度)からサンプルレート
(10〜11kHz程度)に変換することを通じて、情
報量を元に戻すものである。
【0048】ここで、ロールオフフィルタ38は、詳細
には図5の等価回路に示すような構成を有している。即
ち、この図5に示すロールオフフィルタ38は、遅延タ
ップ46−1〜46−n,乗算器47〜1〜47−n,
総和演算器48及び丸め処理部49をそなえている。こ
こで、それぞれの遅延タップ46−1〜46−nは直列
に接続されて入力信号について1周期(この場合におい
ては1/2750〜1/2500秒)遅延させるもので
あり、乗算器47−1〜47−nは、それぞれ、各遅延
タップ46−1〜46−nの出力に4つのタップ係数C
11〜C14,…,Cn1〜Cn4を乗算し、乗算結果としての
4つの値を出力するものである。
【0049】なお、それぞれの乗算器47−1〜47−
nにて乗算される4つのタップ係数は、例えば4分の1
周期毎に乗算されて出力されるようになっており、後段
の3つのタップ係数の値は「0」とすれば、乗算結果に
ついても「0」となる。また、総和演算器48は、乗算
器47−1〜47−nからの出力の総和を演算するもの
であって、遅延タップ46−1に受信データが1つ入力
される毎に、乗算器47−1〜47−nのそれぞれから
出力される4つの出力信号に対応する総和演算値を4出
力として出力するようになっている。さらに、丸め処理
部49は、総和演算器48からの総和演算値について丸
め処理を施すものである。
【0050】これにより、ロールオフフィルタ38にお
いては、モデム受信部37からの出力信号(リアル成
分,イマジナル成分;REFX,Y) を入力されて、シンボル
レート(2500Hz〜2750Hz)からサンプルレ
ート(10kHz〜11kHz)に変換することによ
り、ロールオフ出力(リアル成分,イマジナル成分;RF
1R-4R,RF1I-4I)として出力することができる。
【0051】ところで、受信部26−2の変調部40
は、ロールオフフィルタ38からの出力信号について、
キャリア発生部39にて発生される1700Hz程度の
キャリア周波数信号で変調し、ベースバンド信号を元の
周波数帯域(例えば音声信号では0.3〜3.4kH
z)の信号とするものである。さらに、ディジタル/ア
ナログ変換部としてのD/A変換部41は、変調部40
で変調されたディジタル信号をアナログ信号に変換する
ものであり、変換されたアナログ信号は受信部26−2
出力としてIBR24に出力されるようになっている。
【0052】上述の構成により、本発明の一実施形態に
かかるモデム送受信システムが適用された通信システム
の動作を以下に説明する。即ち、電話端末21a又はF
AX端末22aから4線式専用線27を介して電話端末
21b又はFAX端末22bに対して信号を送信する際
には、これらの送信側の端末21a,22aから送信さ
れる信号(アナログ信号)は、PBX23a及びIBR
24aを介してモデム26aの送信部26−1に入力さ
れる。
【0053】モデム26aの送信部26−1では、A/
D変換部31において、IBR24aからのアナログ信
号をディジタル信号に変換し(アナログ/ディジタル変
換ステップ)、復調部33において、変換されたディジ
タル信号を所定のキャリア周波数信号で復調する(復調
ステップ)。さらに、ロールオフフィルタ34では、復
調部33における復調処理で得られた復調信号について
デシメーション処理を施し(デシメーション処理ステッ
プ)、信号点判定部35では、ロールオフフィルタ34
からのデシメーション処理信号について、二次元平面上
で座標を判定し、この判定結果をモデム送信部36へ入
力する(判定ステップ)。
【0054】ところで、信号点判定部35においては、
二次元平面上で座標を判定する判定面として、図7に示
すように、隣接する判定点間の距離が等距離に配置さ
れ、各判定点を含む判定領域が正六角形である判定面5
0を使用して、入力信号点の二次元平面上での座標を判
定している。上述の信号点判定部35における信号点判
定態様について、図6に示すフローチャートとともに図
9及び図10を用いて以下に説明する。
【0055】まず、信号点判定部35では、ロールオフ
フィルタ34から入力される信号点について、全ての信
号点が第1象限に位置するように座標変換を行なう(象
限変換ステップ,ステップA1)。続いて、隣接する判
定点を境界点として含まれる長方形のゾーン53を想定
する。例えば、図9に示す判定点51,52間において
は、この判定点51,52を境界の頂点として含まれる
長方形のゾーン(図9における太線で囲ったゾーン)5
3aとして想定されるようになっている。
【0056】信号点判定部35においては、入力信号が
この長方形のゾーン53のいずれかに位置するかを判定
するために、入力信号の座標値(X,Y)に係数を乗算
し、スケールを変換することを通じて、入力信号につい
て正規化処理を施す(正規化ステップ)。この場合にお
いては、図10に示すように、長方形ゾーン53を構成
する一辺の比率が以下に示す式(1)に示すようになる
ため、信号点のX座標値(リアル入力)には係数として
1/cos30°を乗算し、Y座標値(イマジナル入
力)には係数として1/1.5を乗算するようになって
いる(ステップA2)。
【0057】 X:Y=cos30°:1.5 ・・・式(1) さらに、入力信号についての正規化処理が施された後の
座標データに基づいて、信号点判定部35内のテーブル
を参照することにより、入力信号点の位置が含まれる長
方形ゾーン53を判定する(ステップA3)。これによ
り、入力信号点に最も近接する判定点を2つの判定点に
特定することができる。
【0058】この場合においては、図9に示す信号点
‘x’は、信号点判定部35内のテーブルを参照するこ
とにより、長方形ゾーン53a内にあり、入力信号点
‘x’に最も近接する判定点として、2つの判定点5
1,52を特定することができる。なお、上述の信号点
判定部35内のテーブルは、入力信号の座標値に対する
座標値の位置を含む長方形ゾーン53に関する情報を保
持するものである。即ち、入力信号点が正規化されてい
るので、テーブルを参照することにより容易に上述の長
方形ゾーン53を判定することができる。
【0059】上述したように入力信号点の位置が含まれ
る長方形ゾーン53が判定されると、判定された長方形
ゾーン53に含まれる2つの判定点(ゾーン判定点)
と、信号点との距離を演算し(ステップA4)、演算結
果として得られた信号点と2つの判定点との距離のう
ち、近い方を判定結果としての判定点とする(ゾーン判
定ステップ,ステップA5)。
【0060】このようにして入力信号点が判定される
と、判定された入力信号点を元の象限に戻した後(象限
変換ステップ,ステップA6)、信号点判定部35から
の判定結果としてモデム送信部36に出力する。モデム
送信部36では、信号点判定部35からの判定情報にモ
デム送信処理を施してモデム信号として送信する(送信
ステップ,ステップA7)。
【0061】信号点判定部35においては、判定面50
を用いて上述に示した信号点判定を行なうことにより、
他の格子状あるいは同心円等の判定面よりも少ない判定
点数(ビット数)で判定を行なっている。なお、この図
7においては、判定点は253値で、要するビット数は
約7.98ビットである。なお、この場合においては、
信号点判定部35により信号点判定されたディジタルデ
ータは、モデム送信部36により、モデム信号としてデ
ータ端末25aからの他のディジタル信号と時分割多重
化送信されることにより、一本のアナログ回線としての
4線式専用線27を効率的に使用している。
【0062】換言すれば、上述の送信ステップとして
は、信号点判定部35からの判定結果以外に、他のディ
ジタル信号を時分割多重する処理を含んでいる。なお、
上述に詳述した送信側モデムとしてのモデム26aの信
号点判定部35における信号点判定の際には、図7に示
す信号点の判定面50の縮尺と、ロールオフフィルタ3
4から入力される信号点の縮尺とが同一の場合について
説明しているが、上述の2つの縮尺が異なる場合には、
上述のステップA3におけるゾーン判定に続いて、入力
信号点を判定点と同一縮尺に変換した後に、ゾーン判定
点と入力信号点との距離を算出する。
【0063】上述したように、モデム26aのモデム処
理部36aにおいて、モデム信号として送信されると、
この受信モデム信号は、4線式専用線27を介してモデ
ム信号受信装置としてのモデム26bにて受信される。
モデム26bにおいては、受信信号についてモデム信号
送信装置としてのモデム26aと基本的に逆の信号処理
を行なう。
【0064】即ち、モデム受信部37の逆モデム処理部
37bにおいて、4線式専用線27を介して入力された
受信モデム信号について、受信されたディジタル信号に
ついて逆モデム処理(モデム受信処理)を施す。さら
に、分離部37aでは、受信されたモデム26aからの
ディジタル信号のうち、データ端末25aからのディジ
タル信号と、座標判定を施された情報をもった信号とを
分離する(受信ステップ)。
【0065】分離部37aにおいて分離されたディジタ
ル信号のうち、データ端末25aからのディジタル信号
については受信部26−2出力としてデータ端末25b
に主力される一方、座標判定を施された情報をもった信
号については、ロールオフフィルタ38において、前述
のロールオフフィルタ34におけるデシメーション処理
に対応したインタポレーション処理を施すことにより、
シンボルレートからサンプルレートに変換する(インタ
ポレーション処理ステップ)。
【0066】上述のロールオフフィルタ38において、
座標判定を施された情報をもった信号についてインタポ
レーション処理が施されると、変調部40においてキャ
リア発生部39からのキャリア周波数信号で変調する
(変調ステップ)。その後、D/A変換部41におい
て、変調部40において変調されたディジタル信号をア
ナログ信号に変換し、受信部26−2出力としてIBR
24bに出力する(ディジタル/アナログ変換ステッ
プ)。
【0067】このように、本発明の一実施形態にかかる
にかかるモデム送受信システムが適用された通信システ
ムによれば、モデム信号送信装置としての送信側モデム
26a(26b)が、A/D変換部31,復調部33,
ロールオフフィルタ34及び信号点判定部35をそなえ
たことにより、例えば勧告V.29にて設定されている
FAX信号に用いられる伝送速度9600bpsのキャ
リア信号等のような高速なデータについても通信するこ
とができる利点がある。
【0068】また、モデム送信部36において他のディ
ジタルデータと多重化して送信することにより、アナロ
グ回線を効率的に使用することができ、回線使用の際の
料金を低減させることができる利点もある。さらに、信
号点判定部35が、二次元平面上で座標を判定する判定
面として、隣接する判定点間の距離が等距離に配置さ
れ、各判定点を含む判定領域が正六角形である判定面を
有しており、この判定面を用いて信号点判定を行なうこ
とにより、他の格子状あるいは同心円等の判定面よりも
少ない判定点数(ビット数)で判定を行なうことがで
き、信号点判定の効率化を図ることができる。
【0069】(b)その他 なお、上述の本実施形態においては、伝送ラインとして
4線式専用線を用いた場合について詳述したが、これに
限定されず、その他の回線を用いることもできる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明(請求項1
〜9,14,15)によれば、モデム信号送信装置にお
いて、アナログ/ディジタル変換部,復調部,デシメー
ション処理用フィルタ及び判定部をそなえ、アナログ信
号をディジタル信号に変換して復調したのち、二次元平
面上で座標を判定し、この判定結果をモデム送信部へデ
ィジタルデータとして入力して送信することができるの
で、例えば勧告V.29にて設定されているFAX信号
に用いられる伝送速度9600bpsのキャリア信号等
のような高速なデータについても通信することができる
利点がある。
【0071】また、請求項4,8,9記載の本発明によ
れば、モデム送信部において他のディジタルデータと多
重化して送信することにより、アナログ回線を効率的に
使用することができ、回線使用の際の料金を低減させる
ことができる利点もある。さらに、請求項3,6,7記
載の本発明によれば、判定部が、二次元平面上で座標を
判定する判定面として、隣接する判定点間の距離が等距
離に配置され、各判定点を含む判定領域が正六角形であ
る判定面を有しており、この判定面を用いて信号点判定
を行なうことにより、他の格子状あるいは同心円等の判
定面よりも少ない判定点数(ビット数)で判定を行なう
ことができ、信号点判定の効率化を図ることができる。
【0072】また、請求項10〜12記載の本発明によ
れば、モデム信号受信装置において、インポレーション
処理用フィルタ,変調部及びディジタル/アナログ変換
部とをそなえたことにより、例えば勧告V.29にて設
定されているFAX信号に用いられる伝送速度9600
bpsのキャリア信号等のような高速なデータについて
も通信することができる利点がある。
【0073】さらに、請求項13〜15記載の本発明に
よれば、モデム信号受信装置において、所定のキャリア
周波数信号で復調されたのちデシメーション処理を施さ
れたものについて二次元平面上での座標判定を施された
情報をもった信号と他のディジタル信号とが時分割多重
化された信号を受信している場合には、これらを分離す
ることができるので、アナログ回線を効率的に使用する
ことができ、回線使用の際の料金を低減させることがで
きる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるモデム送受信シス
テムが適用された通信システムを示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態にかかるモデムの構成を示
すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるモデムにおける送
信部の要部を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるモデムにおける受
信部の要部を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる信号点判定部によ
る信号点判定態様を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施形態にかかる信号点判定部が有
する判定面を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる信号点判定部が有
する判定面を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる信号点判定部によ
る信号点判定態様を説明するための図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる信号点判定部に
よる信号点判定態様を説明するための図である。
【図11】従来における信号伝送方式を示すブロック図
である。
【図12】従来における信号伝送方式の動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 モデム信号送信装置 2 アナログ/ディジタル変換部 3 復調部 4 デシメーション処理用フィルタ 5 判定部 6 モデム送信部 7 伝送ライン 8 モデム信号受信装置 9 モデム受信部 10 インタポレーション処理用フィルタ 11 変調部 12 ディジタル/アナログ変換部 13 モデム信号送受信システム 20 通信システム(モデム信号送受信システム) 21a,21b 電話端末 22a,22b FAX端末 23a,23b 構内交換機 24a,24b インバンドリンガー 25a,25b データ端末 26a,26b モデム(モデム信号送信装置,モデム
信号受信装置) 26−1 送信部 26−2 受信部 27 4線式専用線(伝送ライン) 28 公衆網 31 A/D変換部(アナログ/ディジタル変換部) 32 キャリア発生部 33 復調部 34 ロールオフフィルタ(デシメーション処理用フィ
ルタ) 35 信号点判定部(判定部) 36 モデム送信部 36a 多重化部 36b モデム処理部 37 モデム受信部 37a 分離部 37b 逆モデム処理部 38 ロールオフフィルタ(インタポレーション処理用
フィルタ) 39 キャリア発生部 40 変調部 41 D/A変換部(ディジタル/アナログ変換部) 42−1〜42−n,46−1〜46−n 遅延タップ 43−1〜43−n,47−1〜47−n 乗算器 44,48 総和演算器 45,49 丸め処理部 50 判定面 51,52 判定点 53 長方形ゾーン 53a 長方形ゾーン 101 符号化部 102 ベースバンド変換部 103 加算部 104 変調部 105 復調部 106 等化部 107 判定部 108 差分演算部 109 パスバンド変換部 110 ベースバンド信号成分 111データ信号点 112 アナログ回線

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデム送信部をそなえたモデム信号送信
    装置において、 アナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/デ
    ィジタル変換部と、 該アナログ/ディジタル変換部で変換されたディジタル
    信号を所定のキャリア周波数信号で復調する復調部と、 該復調部からの復調信号についてデシメーション処理を
    施すデシメーション処理用フィルタと、 該デシメーション処理用フィルタからの出力について、
    二次元平面上で座標を判定し、この判定結果を該モデム
    送信部へ入力する判定部とをそなえて構成されたことを
    特徴とする、モデム信号送信装置。
  2. 【請求項2】 該デシメーション処理用フィルタが、サ
    ンプルレートからシンボルレートに変換するロールオフ
    フィルタで構成されていることを特徴とする請求項1記
    載のモデム信号送信装置。
  3. 【請求項3】 該判定部が、二次元平面上で座標を判定
    する判定面として、隣接する判定点間の距離が等距離に
    配置され、各判定点を含む判定領域が正六角形である判
    定面を有していることを特徴とする請求項1記載のモデ
    ム信号送信装置。
  4. 【請求項4】 該モデム送信部が、該判定部からのディ
    ジタル信号以外に、他のディジタル信号を時分割多重し
    て送信しうるように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載のモデム信号送信装置。
  5. 【請求項5】 アナログ信号をディジタル信号に変換す
    るアナログ/ディジタル変換ステップと、 該アナログ/ディジタル変換ステップで変換されたディ
    ジタル信号を所定のキャリア周波数信号で復調する復調
    ステップと、 該復調ステップで得られた復調信号についてデシメーシ
    ョン処理を施すデシメーション処理ステップと、 該デシメーション処理ステップで得られたデシメーショ
    ン処理信号について、二次元平面上で座標を判定し、こ
    の判定結果を該モデム送信部へ入力する判定ステップ
    と、 該判定ステップで得られた判定情報にモデム送信処理を
    施してモデム信号として送信する送信ステップとをそな
    えて構成されたことを特徴とする、モデム信号送信方
    法。
  6. 【請求項6】 該判定ステップにおいて、該二次元平面
    上で座標を判定する判定面として、隣接する判定点間の
    距離が等距離に配置され、各判定点を含む判定領域が正
    六角形である判定面を使用して、入力信号点の該二次元
    平面上での座標を判定することを特徴とする請求項5記
    載のモデム信号送信方法。
  7. 【請求項7】 該判定ステップが、 入力信号点が第1象限に位置するように変換する象限変
    換ステップと、 該象限変換ステップで、該入力信号点が第1象限に位置
    するように変換したあと、入力信号について正規化処理
    を施す正規化処理ステップと、 該正規化処理ステップでの処理後に、該入力信号点と該
    隣接する判定点との間の距離を演算して、該入力信号点
    がいずれの判定領域に属するかどうかを判定するゾーン
    判定ステップと、 該ゾーン判定ステップでの判定後に、該入力信号点を元
    の象限に戻す象限逆変換ステップとをそなえて構成され
    ていることを特徴とする請求項6記載のモデム信号送信
    方法。
  8. 【請求項8】 該送信ステップが、該判定結果以外に、
    他のディジタル信号を時分割多重する処理を含んでいる
    ことを特徴とする請求項5記載のモデム信号送信方法。
  9. 【請求項9】 モデム送信部をそなえたモデム信号送信
    装置において、 アナログ信号を復調したのち、二次元平面上で座標を判
    定し、この判定結果を該モデム送信部へディジタルデー
    タとして入力するとともに、 このディジタルデータを、該モデム送信部で、他のディ
    ジタル信号と時分割多重してから、送信することを特徴
    とする、モデム信号送信方法。
  10. 【請求項10】 所定のキャリア周波数信号で復調され
    たのちデシメーション処理を施されたものについて二次
    元平面上での座標判定を施された情報をもった信号を受
    信するモデム受信部をそなえたモデム信号受信装置にお
    いて、 該モデム受信部からのディジタル信号について該デシメ
    ーション処理に対応したインタポレーション処理を施す
    インタポレーション処理用フィルタと、 該インタポレーション処理用フィルタからの出力につい
    て、該キャリア周波数信号で変調する変調部と、 該変調部で変調されたディジタル信号をアナログ信号に
    変換するディジタル/アナログ変換部とをそなえて構成
    されたことを特徴とする、モデム信号受信装置。
  11. 【請求項11】 該インタポレーション処理用フィルタ
    が、シンボルレートからサンプルレートに変換するロー
    ルオフフィルタで構成されていることを特徴とする請求
    項10記載のモデム信号受信装置。
  12. 【請求項12】 所定のキャリア周波数信号で復調され
    たのちデシメーション処理を施されたものについて二次
    元平面上での座標判定を施された情報をもった信号を受
    信する受信ステップと、 該受信ステップで受信された該座標判定を施された情報
    をもった信号について該デシメーション処理に対応した
    インタポレーション処理を施すインタポレーション処理
    ステップと、 該インタポレーション処理ステップで得られたインタポ
    レーション処理信号について、該キャリア周波数信号で
    変調する変調ステップと、 該変調ステップで変調されたディジタル信号をアナログ
    信号に変換するディジタル/アナログ変換ステップとを
    そなえて構成されたことを特徴とする、モデム信号受信
    方法。
  13. 【請求項13】 所定のキャリア周波数信号で復調され
    たのちデシメーション処理を施されたものについて二次
    元平面上での座標判定を施された情報をもった信号と他
    のディジタル信号とが時分割多重化された信号を受信し
    たのち、該他のディジタル信号と該座標判定を施された
    情報をもった信号とを分離し、 その後、該座標判定を施された情報をもった信号につい
    て該デシメーション処理に対応したインタポレーション
    処理を施し、更に該キャリア周波数信号で変調すること
    を特徴とする、モデム信号受信方法。
  14. 【請求項14】 モデム信号送信装置とモデム信号受信
    装置とが伝送ラインを介して接続されたモデム信号送受
    信システムにおいて、 該モデム信号送信装置が、 アナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/デ
    ィジタル変換部と、 該アナログ/ディジタル変換部で変換されたディジタル
    信号を所定のキャリア周波数信号で復調する復調部と、 該復調部からの復調信号についてデシメーション処理を
    施すデシメーション処理用フィルタと、 該デシメーション処理用フィルタからの出力について、
    二次元平面上で座標を判定し、この判定結果を出力する
    判定部と、 該判定部からの該判定結果と他のディジタル信号とを時
    分割多重したものについてモデム処理を施してモデム信
    号として送信するモデム送信部とをそなえて構成される
    とともに、 該モデム信号受信装置が、 該モデム信号送信装置の該モデム送信部から該伝送ライ
    ンを通じて送信されてきた該他のディジタル信号と該座
    標判定を施された情報をもった信号とについて逆モデム
    処理を施してから両信号を分離するモデム受信部と、 該モデム受信部からの該座標判定を施された情報をもっ
    た信号について該デシメーション処理に対応したインタ
    ポレーション処理を施すインタポレーション処理用フィ
    ルタと、 該インタポレーション処理用フィルタからの出力につい
    て、該キャリア周波数信号で変調する変調部と、 該変調部で変調されたディジタル信号をアナログ信号に
    変換するディジタル/アナログ変換部とをそなえて構成
    されたことを特徴とする、モデム信号送受信システム。
  15. 【請求項15】 モデム送信部を有するモデム信号送信
    装置と、モデム受信部を有するモデム信号受信装置とが
    伝送ラインを介して接続されたモデム信号送受信システ
    ムにおいて、 該モデム信号送信装置において、 アナログ信号を復調したのち、二次元平面上で座標を判
    定し、この判定結果を該モデム送信部へディジタルデー
    タとして入力するとともに、このディジタルデータを、
    該モデム送信部で、他のディジタル信号化と時分割多重
    してから、送信し、該モデム受信部において、該他のデ
    ィジタル信号と該座標判定を施された情報をもった信号
    とを分離したのち、 該モデム信号受信装置において、 該モデム受信部からの該座標判定を施された情報をもっ
    た信号について該デシメーション処理に対応したインタ
    ポレーション処理を施し、更に該キャリア周波数信号で
    変調することを特徴とする、モデム信号送受信方法。
JP08084312A 1996-04-05 1996-04-05 モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法 Expired - Fee Related JP3140960B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08084312A JP3140960B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法
CN97110023A CN1080035C (zh) 1996-04-05 1997-04-04 调制解调信号的收发机、发送方法及其收发***
US08/833,260 US6044109A (en) 1996-04-05 1997-04-04 Modem signal transmitter, modem signal transmitting method, modem signal receiver, modem signal receiving method, modem signal transmitting/receiving system and modem signal transmitting/receiving method
EP97302319A EP0800297B1 (en) 1996-04-05 1997-04-04 Multiplex transmission and reception system
DE69705884T DE69705884T2 (de) 1996-04-05 1997-04-04 Multiplexübertragungs- und -empfangssystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08084312A JP3140960B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09275453A true JPH09275453A (ja) 1997-10-21
JP3140960B2 JP3140960B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=13826995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08084312A Expired - Fee Related JP3140960B2 (ja) 1996-04-05 1996-04-05 モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6044109A (ja)
EP (1) EP0800297B1 (ja)
JP (1) JP3140960B2 (ja)
CN (1) CN1080035C (ja)
DE (1) DE69705884T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772847B1 (ko) * 1999-05-11 2007-11-02 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 전송 시스템 및 수신기
JP2014236407A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 日本無線株式会社 端局装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7099266B2 (en) * 2001-03-26 2006-08-29 Victor Company Of Japan, Limited Orthogonal frequency division multiplexed signal transmitting apparatus, orthogonal frequency division multiplexed signal receiving apparatus, and orthogonal frequency division multiplexed signal transmitting/receiving system
US6621739B2 (en) * 2002-01-18 2003-09-16 Sandisk Corporation Reducing the effects of noise in non-volatile memories through multiple reads
US20080272649A1 (en) * 2003-10-31 2008-11-06 Johnson Controls Technology Company Electrical connectivity system for use in a vehicle
KR100730323B1 (ko) * 2007-03-15 2007-06-19 한국뉴매틱(주) 필터 카트리지를 이용한 진공 시스템
CN108347278B (zh) * 2017-12-23 2021-07-06 航天恒星科技有限公司 适应可变速率的高速带宽调制方法及***

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144037A (ja) * 1984-01-06 1985-07-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音声信号とデ−タ信号の多重同時伝送方式
US5214656A (en) * 1990-12-13 1993-05-25 At&T Bell Laboratories Multiplexed coded modulation with unequal error protection
US5394440A (en) * 1991-02-06 1995-02-28 General Datacomm, Inc. High speed modem systems incorporating distribution preserving Tomlinson encoding and decoding for secondary channels
GB9124331D0 (en) * 1991-11-15 1992-01-08 British Telecomm Voice-band digital signals
DE69332849T2 (de) * 1992-01-14 2003-12-18 Fujitsu Ltd Gleichzeitige Übertragung von Daten und analogen Sprachbandsignalen
JP2902246B2 (ja) * 1992-01-14 1999-06-07 富士通株式会社 マルチメディア多重伝送方式
US5537441A (en) * 1993-06-14 1996-07-16 At&T Corp. Controlled simultaneous analog and digital communication
US5448555A (en) * 1993-06-14 1995-09-05 At&T Corp. Simultaneous analog and digital communication
US5537436A (en) * 1993-06-14 1996-07-16 At&T Corp. Simultaneous analog and digital communication applications
US5513212A (en) * 1993-11-15 1996-04-30 At&T Corp. Conversion of a fax modulation to a data modulation
US5579305A (en) * 1994-02-09 1996-11-26 U.S. Robotics, Inc. Asymmetric duplex modem utilizing narrow band echo cancellation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772847B1 (ko) * 1999-05-11 2007-11-02 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 전송 시스템 및 수신기
JP2014236407A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 日本無線株式会社 端局装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6044109A (en) 2000-03-28
JP3140960B2 (ja) 2001-03-05
DE69705884D1 (de) 2001-09-06
CN1168575A (zh) 1997-12-24
EP0800297A1 (en) 1997-10-08
EP0800297B1 (en) 2001-08-01
CN1080035C (zh) 2002-02-27
DE69705884T2 (de) 2001-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1260641A (en) (ds) transmitter
JPH06204958A (ja) 無線トランシーバシステム
EP0552034A2 (en) Simultaneous transmission of data and analog voice-band signals
US5537441A (en) Controlled simultaneous analog and digital communication
JP3140960B2 (ja) モデム信号送信装置及びモデム信号送信方法並びにモデム信号受信装置及びモデム信号受信方法並びにモデム信号送受信システム及びモデム信号送受信方法
US7085331B2 (en) Apparatus and method for processing data using COPSK of wireless communication system
KR19980702557A (ko) 직교 변조 성분을 효율적으로 이용한 음성 메시징 시스템 및 방법
JP3140987B2 (ja) 送信装置,受信装置及び通信装置並びにモデム信号送受信方法
JP3069335B2 (ja) マルチメディア多重伝送方法
JP2902246B2 (ja) マルチメディア多重伝送方式
JP3363123B2 (ja) マルチメディア多重伝送装置
JP3069331B2 (ja) マルチメディア多重伝送方法及び装置
JP3069334B2 (ja) マルチメディア多重伝送方法及び装置
JP3069333B2 (ja) マルチメディア多重受信方法及び装置
JP3032511B2 (ja) マルチメディア多重伝送方法及び装置
JP2746288B2 (ja) 通信装置
JP3069332B2 (ja) マルチメディア多重伝送方法及び装置
JPH07107128A (ja) ディジタル変復調方法及びディジタル復調装置
JPH04109736A (ja) 通信装置
JPH03110988A (ja) 画像音声伝送装置
JPH03297259A (ja) Isdn端末装置
JPH0750691A (ja) データ通信方法およびデータ通信装置
JPH0265464A (ja) 画像データ通信のための変復調装置
JPH08251245A (ja) ディジタル復調方法およびディジタル復調装置
GB2351212A (en) Signal transmission and reception

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees