JPH09271278A - ロックウール栽培床 - Google Patents
ロックウール栽培床Info
- Publication number
- JPH09271278A JPH09271278A JP8106104A JP10610496A JPH09271278A JP H09271278 A JPH09271278 A JP H09271278A JP 8106104 A JP8106104 A JP 8106104A JP 10610496 A JP10610496 A JP 10610496A JP H09271278 A JPH09271278 A JP H09271278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rock wool
- cultivation bed
- density
- wool cultivation
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロックウール栽培床上部の水分率を高め、気
層率を低くし、根の活着を促進させ、また、ロックウー
ル栽培床下部の水分率を下げ気層率を高め根に十分な酸
素を供給すると共に排水性を向上させ病気の発生し難い
ロックウール栽培床を提供すること。 【解決手段】 厚さ２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０
ｋｇ／ｍ3 の上層と厚さ２５〜１００ｍｍ、密度２０〜
８０ｋｇ／ｍ3 の下層からなるロックウール栽培床。
層率を低くし、根の活着を促進させ、また、ロックウー
ル栽培床下部の水分率を下げ気層率を高め根に十分な酸
素を供給すると共に排水性を向上させ病気の発生し難い
ロックウール栽培床を提供すること。 【解決手段】 厚さ２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０
ｋｇ／ｍ3 の上層と厚さ２５〜１００ｍｍ、密度２０〜
８０ｋｇ／ｍ3 の下層からなるロックウール栽培床。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の栽培に使用され
るロックウール栽培床に関する。
るロックウール栽培床に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のロックウール栽培床は全体の密度
が同じであるため栽培時水分の含水率は上に行くほど低
く、下に行くほど高かった。また気層率は逆に上に行く
ほど高く、下に行くほど低かった。このため、植物の苗
をロックウール栽培床上部に定植しても、水分率が低
く、気層率が高いため根の活着が抑制された。植物の根
がロックウール栽培床下部に伸長すると気層率が低いた
め根が酸欠状態となった。また水分率が高いため水分の
移動も少なく排水性が悪く根腐れなどの病気が発生しや
すかった。
が同じであるため栽培時水分の含水率は上に行くほど低
く、下に行くほど高かった。また気層率は逆に上に行く
ほど高く、下に行くほど低かった。このため、植物の苗
をロックウール栽培床上部に定植しても、水分率が低
く、気層率が高いため根の活着が抑制された。植物の根
がロックウール栽培床下部に伸長すると気層率が低いた
め根が酸欠状態となった。また水分率が高いため水分の
移動も少なく排水性が悪く根腐れなどの病気が発生しや
すかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題を解
決し、ロックウール栽培床上部の水分率を高め、気層率
を低くし、根の活着を促進させ、また、ロックウール栽
培床下部の水分率を下げ気層率を高め根に十分な酸素を
供給すると共に排水性を向上させ病気の発生し難いロッ
クウール栽培床を提供することを課題とする。
決し、ロックウール栽培床上部の水分率を高め、気層率
を低くし、根の活着を促進させ、また、ロックウール栽
培床下部の水分率を下げ気層率を高め根に十分な酸素を
供給すると共に排水性を向上させ病気の発生し難いロッ
クウール栽培床を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明の厚さ
２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上層と
厚さ２５〜１００ｍｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3 の下
層からなるロックウール栽培床によって解決される。本
発明のロックウール栽培床の上層を厚さ２５〜５０ｍ
ｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 とした理由は、ロック
ウール栽培床の厚さは通常５０〜１５０ｍｍであり、そ
の場合ロックウール栽培床の上面から２５〜５０ｍｍの
厚さ部分が乾きやすいこと、及び密度を５０〜１２０ｋ
ｇ／ｍ3 とすることにより保水力が確保できることが研
究の結果見出だされたからである。また、ロックウール
栽培床の下層の密度を２０〜８０ｋｇ／ｍ3 とした理由
は排水性の良さからである。
２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上層と
厚さ２５〜１００ｍｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3 の下
層からなるロックウール栽培床によって解決される。本
発明のロックウール栽培床の上層を厚さ２５〜５０ｍ
ｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 とした理由は、ロック
ウール栽培床の厚さは通常５０〜１５０ｍｍであり、そ
の場合ロックウール栽培床の上面から２５〜５０ｍｍの
厚さ部分が乾きやすいこと、及び密度を５０〜１２０ｋ
ｇ／ｍ3 とすることにより保水力が確保できることが研
究の結果見出だされたからである。また、ロックウール
栽培床の下層の密度を２０〜８０ｋｇ／ｍ3 とした理由
は排水性の良さからである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本願発明のロックウール栽培床の
厚さ２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上
層はロックウール製造時に公知の従来方法により所定の
厚さの積層と圧縮により定められる。また厚さ２５〜１
００ｍｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3の下層も同様にし
て定められる。上層と下層は別々に所定の厚さ密度にさ
れた後積層され加熱圧縮により予め塗布したバインダー
を硬化させ一体化される。また、本願発明のロックウー
ル栽培床の製造方法として所定の厚さに積層したロック
ウール積層体を厚さ方向に所定の厚さに２分しそれぞれ
を所定の密度に圧縮したのち重ね合わせ加熱圧縮により
予め塗布したバインダーを硬化させ一体化させても良
い。このようにして製造した厚さ２５〜５０ｍｍ、密度
５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上層と厚さ２５〜１００ｍ
ｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3 の下層からなるロックウ
ール栽培床は従来のロックウール栽培床と同様に使用す
ることができる。
厚さ２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上
層はロックウール製造時に公知の従来方法により所定の
厚さの積層と圧縮により定められる。また厚さ２５〜１
００ｍｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3の下層も同様にし
て定められる。上層と下層は別々に所定の厚さ密度にさ
れた後積層され加熱圧縮により予め塗布したバインダー
を硬化させ一体化される。また、本願発明のロックウー
ル栽培床の製造方法として所定の厚さに積層したロック
ウール積層体を厚さ方向に所定の厚さに２分しそれぞれ
を所定の密度に圧縮したのち重ね合わせ加熱圧縮により
予め塗布したバインダーを硬化させ一体化させても良
い。このようにして製造した厚さ２５〜５０ｍｍ、密度
５０〜１２０ｋｇ／ｍ3 の上層と厚さ２５〜１００ｍ
ｍ、密度２０〜８０ｋｇ／ｍ3 の下層からなるロックウ
ール栽培床は従来のロックウール栽培床と同様に使用す
ることができる。
【０００６】
［実施例１］上層を厚さ２５ｍｍ、密度８０ｋｇ／
ｍ3 、下層を厚さ５０ｍｍ、密度５０ｋｇ／ｍ3 に設定
した本願発明のロックウール栽培床を製造した。このロ
ックウール栽培床を水道水で飽水状態にし、２４時間放
置後水分率を測定した。上層の水分率は６１％、下層の
水分率は５１％であった。
ｍ3 、下層を厚さ５０ｍｍ、密度５０ｋｇ／ｍ3 に設定
した本願発明のロックウール栽培床を製造した。このロ
ックウール栽培床を水道水で飽水状態にし、２４時間放
置後水分率を測定した。上層の水分率は６１％、下層の
水分率は５１％であった。
【０００７】［比較例１］厚さ７５ｍｍ、密度８０ｋｇ
／ｍ3 の単層の従来のロックウール栽培床を比較例１と
して使用し、実施例１と同様にして水分率を測定した。
上層（上から２５ｍｍ）の水分率は４０％、下層（下か
ら５０ｍｍ）の水分率は９０％であった。
／ｍ3 の単層の従来のロックウール栽培床を比較例１と
して使用し、実施例１と同様にして水分率を測定した。
上層（上から２５ｍｍ）の水分率は４０％、下層（下か
ら５０ｍｍ）の水分率は９０％であった。
【０００８】
【発明の効果】実施例１及び比較例１の結果から明らか
な通り本願発明のロックウール栽培床は上層に十分の水
分が存在する一方下層の水分は適度に抑えられるので水
分の移動が良くまた水分率が減少した分気層率がアップ
するため酸素の供給が十分となり根腐れなどの病気の発
生を防ぐことができるので丈夫な根の発生・発育が促進
される効果がある。
な通り本願発明のロックウール栽培床は上層に十分の水
分が存在する一方下層の水分は適度に抑えられるので水
分の移動が良くまた水分率が減少した分気層率がアップ
するため酸素の供給が十分となり根腐れなどの病気の発
生を防ぐことができるので丈夫な根の発生・発育が促進
される効果がある。
Claims (1)
- 【請求項１】 厚さ２５〜５０ｍｍ、密度５０〜１２０
ｋｇ／ｍ3 の上層と厚さ２５〜１００ｍｍ、密度２０〜
８０ｋｇ／ｍ3 の下層からなるロックウール栽培床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106104A JPH09271278A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ロックウール栽培床 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106104A JPH09271278A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ロックウール栽培床 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09271278A true JPH09271278A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=14425202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106104A Pending JPH09271278A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | ロックウール栽培床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09271278A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013093087A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth substrate |
| WO2013093083A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| WO2013093078A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth substrates |
| WO2013093084A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| WO2013093086A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth substrate |
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| WO2014122292A1 (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP8106104A patent/JPH09271278A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140182199A1 (en) * | 2011-05-17 | 2014-07-03 | Rockwool International A/S | Growth substrate products and their use |
| EP2709440B1 (en) * | 2011-05-17 | 2018-05-02 | Rockwool International A/S | Growth substrate products and their use |
| US9149005B2 (en) | 2011-12-22 | 2015-10-06 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| EA027947B1 (ru) * | 2011-12-22 | 2017-09-29 | Роквул Интернэшнл А/С | Система выращивания растений |
| WO2013093086A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth substrate |
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| US11337377B2 (en) | 2011-12-22 | 2022-05-24 | Rockwool International A/S | Plant growth substrates |
| US20150027052A1 (en) * | 2011-12-22 | 2015-01-29 | Rockwool International A/S | Plant growth substrates |
| EP2760277B1 (en) | 2011-12-22 | 2015-04-15 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| US20150216132A1 (en) * | 2011-12-22 | 2015-08-06 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| WO2013093087A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Rockwool International A/S | Plant growth substrate |
| US10342182B2 (en) | 2011-12-22 | 2019-07-09 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| EA027326B1 (ru) * | 2011-12-22 | 2017-07-31 | Роквул Интернэшнл А/С | Субстраты для выращивания растений |
| EA027365B1 (ru) * | 2011-12-22 | 2017-07-31 | Роквул Интернэшнл А/С | Субстрат для выращивания растений |
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| JP2016506741A (ja) * | 2013-02-08 | 2016-03-07 | ロックウール インターナショナル アー／エス | 植物生育システム |
| US10492388B2 (en) | 2013-02-08 | 2019-12-03 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| WO2014122292A1 (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-14 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
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