JPH09270708A - ディジタル/アナログ変換器及び音声制御装置 - Google Patents

ディジタル/アナログ変換器及び音声制御装置

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JPH09270708A
JPH09270708A JP8078656A JP7865696A JPH09270708A JP H09270708 A JPH09270708 A JP H09270708A JP 8078656 A JP8078656 A JP 8078656A JP 7865696 A JP7865696 A JP 7865696A JP H09270708 A JPH09270708 A JP H09270708A
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current
digital
input
signal
analog
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JP8078656A
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Yasunori Noguchi
康則 野口
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/742Simultaneous conversion using current sources as quantisation value generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算増幅器の個数を減少させて、低コスト化
を図ったADM方式又はデルタモジュレーション方式の
D/A変換器を提供する。 【解決手段】 デルタモジュレーション方式のディジタ
ル信号が複数の伝送線より入力される。前記各伝送線に
前記ディジタル信号に応じて電流の方向を切り換える電
流切り換え器3、4を接続する。電流切り換え器3、4
の出力する電流I1、I2を合成器6で合成する。合成
された電流Iを積分器7で電圧Vに変換して出力する。
これにより、D/A変換器は前記ディジタル信号をそれ
ぞれディジタル/アナログ変換して、それらを加算した
電圧Vを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アダプティブデル
タモジュレーション(以下、「ADM」という)方式又
はデルタモジュレーション方式のディジタル/アナログ
変換器(以下、「D/A変換器」という)に関し、特に
複数の伝送線から信号が入力されるD/A変換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のデルタモジュレーション方式のD
/A変換器のブロック図を図3に示す。2つのディジタ
ル信号が入力されるD/A変換器では、入力端子1、2
よりそれぞれ1ビットのディジタル信号が入力される。
このディジタル信号は、アナログ信号をデルタモジュレ
ーション方式で変換した信号である。入力端子1、2に
それぞれ電流切り換え器20、21が接続される。
【0003】電流切り換え器20、21は入力されたデ
ィジタル信号がハイレベルのとき、矢印Aの方向に電流
I1、I2を流し、ローレベルのとき、矢印Aと逆方向
に電流I1、I2を流す。電流I1、I2の大きさは予
め所定の値に設定され、等しくなっている。電流I1は
積分器22に送られ、電圧V1に変換される。積分器2
2はキャパシタC1と演算増幅器24から成り、その出
力電圧V1は電流I1を時間で積分した値となる。
【0004】電流I2についても、同様に積分器23に
送られて電圧V2に変換される。積分器23もキャパシ
タC2と演算増幅器25からなり、その出力電圧V2は
電流I2を時間で積分した値となる。電圧V1、V2は
電圧加算器26で加算して電圧Vを出力端子9より出力
する。
【0005】電圧加算器26は抵抗R1〜R3と演算増
幅器27から成り、その出力電圧Vは、V=−R3(V
1/R1+V2/R2)となる。特に、R1〜R3が皆
等しければ、V=−(V1+V2)となる。電流切り換
え器20、21は積分器22、23の逆相入力端子
(−)側に接続されているので、出力電圧Vは入力端子
1、2より入力されたディジタル信号と非反転となる。
このように、入力端子1、2より入力されたディジタル
信号はそれぞれ積分器22、23でアナログ信号の電圧
V1、V2に変換され、電圧加算器26で加算されて電
圧Vとなり、出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
D/A変換器では2つの積分器22、23と1つの電圧
加算器26が必要となっているので、3つの演算増幅器
24、25、27と2つのキャパシタC1、C2が必要
となり、コストが上昇していた。また、上記回路を集積
化して集積回路に内蔵する場合、端子数を少なくしよう
としても、キャパシタC1、C2のために4つの端子が
必要となり、端子数が多くなるという大きな欠点があっ
た。更に、入力するディジタル信号の伝送線数が増える
と、それに伴い、積分器数が増加していた。そのため、
コストが高くなり、キャパシタのための端子数が増えて
いた。
【0007】本発明はこれらの課題を解決するもので、
演算増幅器の個数を減少させて、低コスト化を図ったA
DM方式又はデルタモジュレーション方式のD/A変換
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の構成では、デルタモジュレーション
方式のディジタル信号が複数の伝送線より入力され、前
記信号をそれぞれディジタル/アナログ変換して、それ
らを加算した電圧を出力するディジタル/アナログ変換
器において、前記各伝送線に前記ディジタル信号に応じ
て電流の方向を切り換える電流切り換え器を接続し、前
記電流切り換え器の出力する電流を合成器で合成し、そ
の合成された電流を積分器で電圧に変換して出力するよ
うにしている。
【0009】このような構成では、1つの入力端子に入
力されたデルタモジュレーション方式のディジタル信号
によって電流切り換え器で電流の切り換えが行われる。
電流切り換え器は入力されたディジタル信号がハイレベ
ルのとき、正方向に所定の電流を流し、ディジタル信号
がローレベルのとき、逆に負方向に所定の電流を流す。
これらの電流は合成器に集められて合成される。合成さ
れた電流は積分器で時間で積分した値の電圧に変換され
て出力される。
【0010】従来のように、各伝送線をアナログの電圧
に変換した後に、それらの電圧を電圧加算器で加算する
ディジタル/アナログ変換器と比較すると、本発明で
は、電圧加算器を不要とし、1つの積分器でディジタル
/アナログ変換することができるようになる。また、集
積化して集積回路とするとき、キャパシタ用の端子が少
なくて済む。入力される信号数が増加しても、1つの積
分器でアナログの電圧を出力しているので、キャパシタ
用の端子が増加しない。
【0011】また、本発明の第2の構成では、上記第1
の構成において、前記ディジタル信号の少なくとも1つ
はアダプティブデルタモジュレーション方式のディジタ
ル信号であり、その信号の伝送線に接続された電流切り
換え器はアダプティブデルタモジュレーション方式のデ
ィジタル信号に基づき、出力する電流の方向と大きさを
制御するようにしている。
【0012】このような構成によると、アダプティブデ
ルタモジュレーション方式又はデルタモジュレーション
方式の入力に対して、それぞれの方式に対応した電流切
り換え器が接続されている。アダプティブデルタモジュ
レーション方式の電流切り換え器は入力されるディジタ
ル信号に対して、電流の方向と大きさを可変して出力す
る。各電流切り換え器が出力する電流が合成器で合成さ
れ、積分器で電圧に変換されて出力される。このよう
に、アダプティブデルタモジュレーション方式とデルタ
モジュレーション方式のディジタル信号が入力されても
アナログ変換する。
【0013】また、本発明の第3の構成では、上記第1
の構成又は上記第2の構成ににおいて、全ての前記電流
切り換え器は1つの基準電流発生器に接続されており、
前記基準電流発生器が出力する基準電流によって前記電
流切り換え器の出力する電流を制御するようにしてい
る。
【0014】このような構成では、1つの基準電流発生
器が出力する基準電流値に基づき、電流切り換え器が出
力する電流値が制御される。もし基準電流値が大きくな
れば電流切り換え器が出力する電流が大きくなり、逆に
基準電流値が小さくなれば電流切り換え器が出力する電
流は小さくなる。
【0015】電流切り換え器が出力する電流を合成器で
合成して、積分器に入力する。積分器は入力された電流
をアナログの電圧に変換する。出力される電圧は入力さ
れる電流値に比例して変化する。基準電流によって全て
の電流切り換え器が制御されているので、1つの基準電
流発生器が出力する基準電流を制御するだけで、出力電
圧を制御することができる。
【0016】また、本発明の第4の構成では、アナログ
信号をアダプティブデルタモジュレーション方式又はデ
ルタモジュレーション方式のアナログ/ディジタル変換
器でディジタル信号に変換して遅延手段に入力し、前記
遅延手段から異なる遅延時間で複数出力されたディジタ
ル信号を上記第1の構成又は上記第2の構成のディジタ
ル/アナログ変換器に入力してアナログ信号に変換する
ようにしている。
【0017】このような構成では、アナログ信号の音声
信号が、アダプティブデルタモジュレーション方式又は
デルタモジュレーションディジタル/アナログ変換器で
1ビットのディジタル信号に変換される。このディジタ
ル信号は遅延手段に入力される。遅延手段はディジタル
信号を複数に分離してそれぞれ異なる遅延時間で出力す
る。
【0018】遅延手段からの出力される複数の信号を上
記第1の構成又は上記第2の構成のディジタル/アナロ
グ変換器に入力する。ディジタル/アナログ変換器は各
信号を合成し、アナログの電圧に変換して出力する。こ
のように、ディジタル信号に変換された音声信号は異な
る遅延時間で分離され、ディジタル/アナログ変換器で
合成されて出力される。これにより、音声信号にエコー
のような残響効果が付加される。
【0019】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態を図1を用
いて説明する。図1は本実施形態のD/A変換器のブロ
ック図である。尚、図1において上記従来例で説明した
D/A変換器(図3)と同一の部分については同一の符
号を付し、説明を省略する。入力端子1、2よりそれぞ
れ1ビットのADM方式又はデルタモジュレーション方
式のディジタル信号が入力される。入力端子1、2のそ
れぞれに電流切り換え器3、4が接続されている。
【0020】入力端子1、2にデルタモジュレーション
方式のディジタル信号が入力される場合、電流切り換え
器3、4は入力されたディジタル信号がハイレベルのと
きに矢印Bの方向に所定の電流I1、I2を流す。逆に
ローレベルのときに矢印Bと逆方向に所定の電流I1、
I2を流す。電流I1、I2の大きさは予め設定された
所定の値で、各所定値は等しくなっている。また、入力
端子1、2にADM方式の信号が入力される場合、電流
切り換え器3、4は電流方向の切り換えと、ステップサ
イズに基づき、電流値を可変するようになっている。
【0021】電流切り換え器3、4に基準電流発生器5
が接続されている。基準電流発生器5には可変抵抗VR
1が接続され、基準電流Irefが可変する。電流切り
換え器3、4が出力する電流I1、I2の大きさは基準
電流Irefによって制御されている。基準電流Ire
fが大きければ、電流I1、I2も大きくなり、逆に基
準電流Irefが小さくなれば電流I1、I2は小さく
なる。この電流I1、I2は電流合成器6で合成され、
電流Iとなる。電流合成器6は、例えば電流I1、I2
のラインを単純に接続しているだけである。
【0022】電流Iは積分器7に送られる。積分器7は
入力された電流Iを時間で積分して電圧Vに変換する。
積分器7はキャパシタCと演算増幅器8から成る。2つ
の入力端子1、2から入力されたディジタル信号は基準
電流Irefを制御することにより、従来のD/A変換
器(図3)と同一の電圧Vが出力される。また、基準電
流Irefを制御することにより出力電圧Vの増幅度を
可変する。
【0023】従来のD/A変換器(図3)では、3つの
演算増幅器24、25、27が必要であるが、本実施形
態では、演算増幅器8は1つだけであるので低コストに
なる。別の言い方をすると、本実施形態では、従来のD
/A変換器(図3)と比べて、1つの積分器22又は2
3と1つの電圧加算器26が省略されている。
【0024】このように、部品の個数が少なくなり、低
コストとなる。また、集積化して集積回路とするとき、
従来のD/A変換器(図3)では、2つのキャパシタC
1、C2があるため、キャパシタC1、C2のための端
子が4つ必要であるが、本実施形態ではキャパシタCが
1つであるので、キャパシタCのための端子が2つに減
少する。
【0025】尚、本実施形態では入力端子1、2は2つ
だけであるが、入力端子数を3つ以上にしてもよい。こ
のとき、それぞれの入力端子に電流切り換え器を接続
し、それらの電流切り換え器に基準電流Irefを入力
するようにし、各電流切り換え器が出力する電流を電流
合成器6で合成する。そして、積分器7でアナログの電
圧Vを出力する。これにより、簡単に入力端子数を増や
すことができる。
【0026】入力端子数が増えても、使用される積分器
7は1つだけなので、演算増幅器の個数やキャパシタに
必要な端子数に変化はない。一方、従来のD/A変換器
(図3)では、各入力端子1、2に積分器22、23が
接続されているので、入力端子数が増えると、使用する
演算増幅器の数が増えてコストが高くなる。また、集積
化したときに、集積回路ではキャパシタ用の端子が益々
増えてしまう。
【0027】また、電流切り換え器3、4に入力される
ADM方式又はデルタモジュレーション方式のディジタ
ル信号のサンプリング周期が互いに異なっていても、そ
れぞれの電流I1、I2を合成して積分器7で電圧Vに
変換しているので問題がない。そのため、サンプリング
周波数が異なる信号が入力できる。入力されるディジタ
ル信号が非同期であってもよい。更に、入力端子1、2
のいずれかにADM方式の信号を入力し、他方にデルタ
モジュレーション方式の信号が入力される場合でも、電
流切り換え器3、4が入力される信号の方式に対応して
いれば、ディジタル信号をアナログ信号に合成して変換
する。
【0028】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態を図2を用いて説明する。尚、図2において図1と同
一の部分については同一の符号を付し、説明を省略す
る。本実施形態は本発明のD/A変換器を使用した、音
声リバーブ回路である。音声リバーブ回路は入力された
音声信号にエコーのような残響効果を付加するので、例
えばカラオケ装置等に用いられる。
【0029】アナログの音声信号Vinが入力端子15
より入力されると、ADM方式のA/D変換器10はA
DM方式の1ビットのディジタル信号に変換する。この
ディジタル信号はメモリ回路11に入力される。メモリ
回路11は遅延回路、遅延線のように動作して、入力さ
れたディジタル信号を遅らさせて接続点12、13より
分離して出力する。
【0030】このとき、入力された信号は接続点12、
13に同時に出力されるのではなく、異なる遅延時間で
出力される。例えば、接続点12から出力される信号の
遅延時間は接続点13から出力される信号の遅延時間の
2/3倍とする。それぞれの信号は電流切り換え器3、
4でADM方式に対応した電流I1、I2の切り換えが
行われる。
【0031】電流I1、I2は電流合成器6で合成して
電流Iとし、積分器7に入力する。積分器7は入力され
た電流Iをアナログ信号の電圧Vに変換して出力端子1
6から出力する。そして、この出力電圧Vを帰還用の可
変抵抗VR2を介して電圧加算器14で入力信号Vin
と合成する。
【0032】これにより、出力電圧Vは可変抵抗VR2
で減衰されて、電圧加算器14で入力信号Vinと重ね
合わされ、再び上記変換が行われる。ここで、可変抵抗
VR1はリバーブレベルとなっている。可変抵抗VR1
を可変し、例えば、基準電流Irefを増やして、電流
切り換え器3、4の電流I1、I2を大きくすると、遅
延させた信号の電圧Vが大きくなり、残響効果が大きく
なる。
【0033】一方、可変抵抗VR2で帰還する電圧Vの
減衰度が制御されている。減衰度が小さいと、入力電圧
Vinと加算器14で加算したときに占める電圧Vが増
え、メモリ回路11で遅延される信号が増える。そのた
め、帰還する信号が増え、再び帰還する信号が増える。
これにより、残響時間が長くなる。逆に、可変抵抗VR
2で電圧Vの減衰度を大きくすると、当然、残響時間が
短くなる。
【0034】このように、適切な残響状態が設定できる
ので、本実施形態の音声リバーブ回路をカラオケ装置等
に組み込むことにより、豊かな残響効果が得られる。
尚、メモリ回路11から出力される信号を3つ以上であ
っても、上記第1の実施形態で説明したようにD/A変
換器(図1)に入力される信号数を増やして、アナログ
信号に変換することが可能である。
【0035】また、カラオケ装置には、音声リバーブ回
路とは別にキーコントロールのためのピッチシフト装置
が備え付けられることもある。このピッチシフト装置
は、例えば、一旦、アナログ信号を所定のサンプリング
周期でADM方式又はデルタモジュレーション方式のA
/D変換器でディジタル信号に変換してリングバッファ
に格納する。
【0036】それを特定の周期で読み出し、ディジタル
/アナログ変換器でアナログ信号に変換する。読み出し
の周期を速くすることでピッチが上昇し、逆に読み込み
の周期が遅くすることでピッチが下降する。このように
して、キーコントロールが行われる。このようなピッチ
シフト装置では、まず、アナログの入力信号がA/D変
換器でディジタル信号に変換されるので、それを利用し
て、本実施形態の音声リバーブ回路をピッチシフト装置
に組み込んで集積化すると音声制御装置として効果的で
ある。
【0037】
【発明の効果】
<請求項1の効果>電流切り換え器が出力する電流を合
成器で合成し、その合成した電流を1つの積分器で電圧
に変換するので、従来のディジタル/アナログ変換器と
比較して、電圧加算器が不要となっている。更に、積分
器も1つだけになり、低コストになる。また、集積化し
て集積回路とする場合、積分器のキャパシタのために必
要な端子数が減少するので、集積化しやすい。
【0038】<請求項2の効果>デルタモジュレーショ
ン方式のディジタル信号でも、アダプティブデルタモジ
ュレーション方式のディジタル信号でも、両方式の信号
が入力される場合でも、アナログ信号に変換することが
できる。また、入力される信号は同期していなくてもよ
いので、サンプリングの周期が異なる信号が入力されて
もディジタル/アナログ変換する。
【0039】<請求項3の効果>基準電流発生器が出力
する基準電流は全ての電流切り換え器に送られ、その電
流切り換え器の出力する電流の大きさが制御されるの
で、その出力電流を合成し、積分器で変換されたアナロ
グ信号の電圧も制御される。このように、基準電流発生
器を適切に調節することで、簡単に出力電圧の増幅度を
変更することができる。
【0040】<請求項4の効果>アナログ信号はディジ
タル/アナログ変換器でディジタル信号に変更される。
ディジタル信号は遅延手段で遅延時間がずらされて複数
出力され、ディジタル/アナログ変換器に入力される。
ディジタル/アナログ変換器はタイミングがずらされた
複数の信号を合成してアナログ信号に変換して出力す
る。これにより、音声信号に残響効果が付加されるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のD/A変換器のブ
ロック図。
【図2】 本発明の第2の実施形態の音声リバーブ回路
のブロック図。
【図3】 従来のD/A変換器のブロック図。
【符号の説明】
3 電流切り換え器 4 電流切り換え器 5 基準電流発生器 6 電流合成器 7 積分器 8 演算増幅器 10 ADM方式のA/D変換器 11 メモリ回路 14 電圧加算器 C キャパシタ VR1 可変抵抗 VR2 可変抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デルタモジュレーション方式のディジタ
    ル信号が複数の伝送線より入力され、前記信号をそれぞ
    れディジタル/アナログ変換して、それらを加算した電
    圧を出力するディジタル/アナログ変換器において、 前記各伝送線に前記ディジタル信号に応じて電流の方向
    を切り換える電流切り換え器を接続し、前記電流切り換
    え器の出力する電流を合成器で合成し、その合成された
    電流を積分器で電圧に変換して出力することを特徴とす
    るディジタル/アナログ変換器。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル信号の少なくとも1つは
    アダプティブデルタモジュレーション方式のディジタル
    信号であり、その信号の伝送線に接続された電流切り換
    え器はアダプティブデルタモジュレーション方式のディ
    ジタル信号に基づき、出力する電流の方向と大きさを制
    御することを特徴とする請求項1に記載のディジタル/
    アナログ変換器。
  3. 【請求項3】 全ての前記電流切り換え器は1つの基準
    電流発生器に接続されており、前記基準電流発生器が出
    力する基準電流によって前記電流切り換え器の出力する
    電流を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のディジタル/アナログ変換器。
  4. 【請求項4】 アナログ信号をアダプティブデルタモジ
    ュレーション方式又はデルタモジュレーション方式のア
    ナログ/ディジタル変換器でディジタル信号に変換して
    遅延手段に入力し、前記遅延手段から異なる遅延時間で
    複数出力されたディジタル信号を請求項1又は請求項2
    に記載のディジタル/アナログ変換器に入力してアナロ
    グ信号に変換するようにしたことを特徴とする音声制御
    装置。
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