JPH09269838A - 圧力制御装置 - Google Patents

圧力制御装置

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Publication number
JPH09269838A
JPH09269838A JP7758796A JP7758796A JPH09269838A JP H09269838 A JPH09269838 A JP H09269838A JP 7758796 A JP7758796 A JP 7758796A JP 7758796 A JP7758796 A JP 7758796A JP H09269838 A JPH09269838 A JP H09269838A
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JP
Japan
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pressure
valve
primary
chamber
pipeline
Prior art date
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Pending
Application number
JP7758796A
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English (en)
Inventor
Takashi Furumiya
貴 古宮
Kiyoshi Murata
清 村田
Yasuo Ozawa
泰夫 小澤
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Osaka Gas Co Ltd
Tokico Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Tokico Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Tokico Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP7758796A priority Critical patent/JPH09269838A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は異常発生により弁体を閉弁動作させ
て緊急遮断させることを課題とするものである。 【解決手段】 圧力制御装置は、圧力室20へのガス供
給量を制限する絞り38と、絞り38の上下流側を連通
するバイパス管路43と、バイパス管路43に配設され
た開放弁44とを有する。2次圧力P2 が異常に上昇し
たとき、遮断弁36がブリード管路32を遮断すると共
に、バイパス管路43に配設された開放弁44は、バイ
パス管路43を全開とする。そのため、バイパス管路4
3及び絞り38から供給された1次圧力P1 が作動圧力
導入管路34を介して圧力室20に供給される。2次圧
力P2 が異常圧力に上昇したことが検出されると、圧力
室20の作動圧力が瞬時に1次圧力P1 に上昇するた
め、圧力制御弁1の弁体5は急速に閉弁動作して短時間
で流路3を遮断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力制御装置に係
り、特に弁体を閉弁駆動させる際の閉弁動作時間を短縮
できるよう構成された圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、都市ガス等を給送する管路に
は、下流側の2次圧力が予め設定された目標圧力となる
ように圧力を制御する圧力制御装置が設けられている。
一般に、圧力制御装置は、下流側の圧力変動に応じて弁
駆動部に供給される作動圧力(ジャケット圧力とも言
う)を調整するパイロット弁と、弁駆動部に供給された
作動圧力に基づいて弁開度を可変して下流側の2次圧力
を目標圧力に制御する圧力制御弁とを有する。そして、
圧力制御弁には、弁体に対し1次圧力が閉弁方向に作用
する「アンローディング形」と、弁体に対し1次圧力が
開弁方向に作用する「ローディング形」とがある。
【0003】上記アンローディング形の圧力制御弁で
は、弁駆動部に供給された作動圧力と弁体に作用する1
次圧力との圧力差により弁体を開又は閉方向に駆動させ
て弁開度を可変させて2次圧力が所定の目標圧力となる
ように圧力制御を行う。また、圧力制御弁の圧力室に供
給される作動圧力は、上流側管路の1次圧力を圧力室に
供給する1次圧力供給管路を通過した流量と、パイロッ
ト弁よりブリード管路を介して下流側管路へ流出された
流量との差により決まる。さらに、この種の圧力制御弁
では、1次圧力供給管路から圧力室に供給されるガスの
流量が多過ぎると、弁体が急激に弁閉動作してしまい2
次圧力が安定しない。そのため、圧力室に供給される1
次圧力の供給量を制限する絞り(オリフィス)が1次圧
力供給管路に設けられている。
【0004】そして、作動圧力が1次圧力と等しいと
き、弁体及びピストンがバネに押圧力により弁閉方向に
変位して弁本体の弁座に当接する閉弁位置に保持され
る。そのため、下流側でのガス使用量が増大して2次圧
力が低下すると、パイロット弁が開弁して作動圧力が減
圧され、これにより弁体及びピストンが開弁動作し、下
流側管路への供給ガス量が増大する。さらに、作動圧力
が2次圧力に近い圧力まで低下すると、弁体及びピスト
ンが全開位置に変位し、下流側管路への供給ガス量がさ
らに増大する。
【0005】また、下流側でのガス使用量が減少して下
流側管路の2次圧力が目標圧力以上に増大すると、パイ
ロット弁の閉弁動作により作動圧力が高まり、これによ
り圧力制御弁の弁開度が絞られて下流側管路への供給ガ
ス量が減少する。よって、下流側管路の2次圧力が目標
圧力に保たれる。
【0006】このように、2次圧力が変動すると、パイ
ロット弁の開閉動作により作動圧力が変化して圧力制御
弁の弁開度が調整され、その結果下流側管路の2次圧力
が目標圧力に制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧力制御装置では、圧力制御弁の圧力室に供給される作
動圧力が上流側管路の1次圧力を圧力室に供給する1次
圧力供給管路に設けられた絞りを通過した流量と、パイ
ロット弁よりブリード管路を介して下流側管路へ流出さ
れた流量との差により決まる構成であるため、例えば2
次圧力が異常に上昇した場合、あるいは地震等の異常が
検出された場合、パイロット弁がブリード管路を遮断し
てから1次圧力が1次圧力供給管路の絞りを介して圧力
室に作動圧力として導入されていた。
【0008】このように、従来は、圧力室に供給される
1次圧力の流量が絞りにより制限されていたため、2次
圧力が異常に上昇したことが検出されてから弁体が閉弁
位置に駆動されるまでに時間がかかっていた。そのた
め、従来の圧力制御装置では、2次圧力の異常を検出し
てから下流側へのガス供給を停止させるまでの時間が長
くなり、その分ガス供給停止が遅れるといった問題があ
った。
【0009】そこで、本発明は上記問題を解決した圧力
制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記本発明
は、流体が給送される上流側管路と下流側管路との間に
設けられた弁本体と、該上流側管路の1次圧力が該下流
側管路の2次圧力の変動に応じた作動圧力に調整されて
導入される圧力室と、該圧力室に1次圧力を供給する1
次圧力供給管路と、該1次圧力供給管路に設けられ1次
圧力の供給量を制限する絞りと、一端が該1次圧力供給
管路に連通され、他端が該下流側管路に連通され、該2
次圧力の変動に応じて1次圧力の供給量を調整するパイ
ロット弁が設けられたブリード管路と、該ブリード管路
を流れる流量が該パイロット弁により調整され、該圧力
室に導入される作動圧力の変化に応じて変位して該2次
圧力を目標圧力に制御すると共に、該パイロット弁が該
ブリード管路を遮断することにより閉弁する弁体と、を
有する圧力制御弁において、前記1次圧力供給管路と並
列となるように、一端が1次圧力側に連通され他端が前
記圧力室に連通された連通管路を設け、前記弁体を閉弁
動作させるとき前記上流側管路の1次圧力を前記連通管
路を介して前記圧力室に供給させる弁手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0011】従って、本発明によれば、弁体を閉弁動作
させるとき絞りが設けられた1次圧力供給管路と別の連
通管路を介して上流側管路の1次圧力を圧力室に供給さ
せることにより、圧力室へ供給される1次圧力の供給量
を増大させて圧力室の作動圧力を短時間で1次圧力に昇
圧させることができ、何らかの異常が検出されてから弁
体を閉弁位置に駆動させる時間を短縮できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の一実施例
を説明する。尚、図1は本発明になる圧力制御装置の第
1実施例の概略構成図であり、図2は圧力制御弁の内部
を拡大して示す縦断面図である。
【0013】圧力制御装置は、圧力制御弁1と、後述す
る圧力制御部30とよりなる。圧力制御弁1は、例えば
ガス供給ラインに設けられており、弁本体2内の流路3
に設けられた弁座4に対し弁体5を弁開、弁閉方向に動
作させることにより下流側の2次圧力を所定の目標圧力
に制御する。
【0014】弁本体2は左側方に上流側管路6が接続さ
れる上流側フランジ2aを有し、下方には下流側管路7
が接続される下流側フランジ2bを有する。上流側フラ
ンジ2aの中央には流路3の一端に連通する流入口2c
が開口し、下流側フランジ2bの中央には流路3の他端
に連通する流出口2dが開口する。
【0015】流路3は、弁本体2の内部を横切るように
形成された隔壁8により、流入口2cに連通する上流側
流路3aと、流出口2dに連通する下流側流路3bとに
画成されている。ここで、上流側管路6及び上流側流路
3aの圧力は1次圧力P1 、下流側管路7及び下流側流
路3bの圧力は2次圧力P2 と表す。本実施例では、例
えば1次圧力P1 =70kg/cm2 とかなり高圧に設定さ
れている。
【0016】そして、上記弁座4はリング状に形成さ
れ、隔壁8に穿設された中央孔9に嵌合しており、ボル
ト10の締め付けにより隔壁8に固定されている。ま
た、弁体5が弁閉動作により下降すると、ピストン12
のシート部12aが弁座4の上面に当接して流路3を遮
断する。
【0017】弁座4の下方には、ケージガイド11が設
けられている。このケージガイド11は、円筒状に形成
されており、この円筒部分には内周と外周とを貫通する
複数の長孔11aが穿設されている。また、ケージガイ
ド11は、上端鍔部にボルト15bにより多孔板15が
固定される。
【0018】ケージガイド11の全周には複数の長孔1
1aが一定間隔毎に設けられているので、絞りとしても
機能しており、弁体5が開弁動作した際、流体の流れを
絞り流速を減速する。そのため、1次圧力P1 が高圧に
設定されていても、弁座4を通過する流速が減速されて
小流量域での圧力制御がしやすくなっている。
【0019】弁体5は、弁座4の上方で上下方向に摺動
自在に設けられたピストン12と、ピストン12の下方
に一体的に設けられたケージ13と、をボルト14によ
り一体的に結合させてなる。ピストン12は、その下面
に閉弁動作時に弁座4に当接するシート部12aを有
し、外周の溝にはOリング12bが嵌合している。ケー
ジ13は、前述したケージガイド11の内周に嵌合して
ピストン12の摺動をガイドする。
【0020】また、ケージ13の周面には、流体が通過
するための複数の開口13aが穿設されている。この開
口13aは台形状に形成されており、弁体5の移動量に
応じて開口面積が増加するようになっている。即ち、弁
体5が開弁動作を開始したときは開口面積が小さく、弁
座4を通過する流量が絞られており、弁体5の弁開度が
大きくなるにつれて開口面積が大きくなって流量が増大
する。
【0021】そのため、弁体5が開弁動作を開始したと
きに急激に流量が増加せず、弁体5の開弁動作とともに
徐々に流量が増加することになり、小流量域での圧力制
御がしやすくなっている。ケージガイド11の周囲に
は、円筒状の多孔板15が配設されている。この多孔板
15は、外周面に多数の孔が穿設されている。そのた
め、上流側流路3aから弁座4を通過した流体(本実施
例ではガス)は、多孔板15の孔を通過して下流側流路
3bへ流出し、多孔板15の孔を通過する過程で整流さ
れる。
【0022】また、ピストン12の中央には、垂直方向
に延在する位置検出ロッド16がボルト17により固定
されている。位置検出ロッド16は、上端16aが蓋1
8の上部に突出しており、上端16aの摺動高さ位置に
より弁体5の移動量、即ち弁開度が分かる。
【0023】弁本体2の上部開口2eを塞ぐ蓋18は、
ボルト19により弁本体2に固定される。弁体5と蓋1
8との間には圧力室20が形成されており、蓋18の外
周には圧力室20に圧力を導入する圧力導入孔18aが
穿設されている。尚、上記圧力室20に供給される圧力
値によって弁体5が弁開又は弁閉方向に動作するため、
圧力室20、ピストン12により弁駆動部が構成されて
いる。
【0024】21はピストンガイドで、外周より半径方
向に突出し弁本体2の上部開口2eに嵌合して段部2f
に当接する鍔部21aと、内周に形成されピストン12
の外周が摺動するガイド面21bとを有する。ピストン
ガイド21は、鍔部21aが蓋18と段部2fとの間で
挟持されて弁本体2に固定される。また、ピストンガイ
ド21の外周の溝には、弁本体2及び蓋18との間をシ
ールするOリング21cが配設されている。
【0025】24はバネ押さえで、ピストン12を弁座
4に押圧するピストン押圧用のコイルスプリング25の
上端部に当接する。このバネ押さえ24は、蓋18の中
央孔18b内に嵌合し、底部にコイルスプリング25の
上端が当接する凹部24aを有し、中央には位置検出ロ
ッド16を軸承する軸受27が嵌合している。また、コ
イルスプリング25の下端はピストン12の凹部12c
に当接している。従って、弁体5はコイルスプリング2
5の押圧力により閉弁方向に付勢されている。
【0026】28は弁開度表示部材で、蓋18の上面に
ネジ止めされて上記バネ押さえ24の上端鍔部を蓋18
の上面に押圧する。弁開度表示部材28は弁開度を表示
する目盛り28aと、目盛り28aを見るための窓28
bとを有する。前述した位置検出ロッド16の上端16
aは、弁開度表示部材28の窓28bから視認すること
ができる。従って、上端16aの摺動位置に一致する目
盛り28aを読み取ることにより弁体5の弁開度が分か
る。
【0027】30は圧力制御部で、上流側管路6に連通
された1次圧力供給管路31と、ブリード圧力を下流側
へ逃がすブリード管路32と、ブリード管路32が接続
されたパイロット弁33と、圧力室20に作動圧力(ジ
ャケット圧力とも言う)としての1次圧力P1 又は2次
圧力P2 を導入する作動圧力導入管路34と、パイロッ
ト弁33に下流側の検出圧力(2次圧力P2 )を供給す
る検出管路35と、2次圧力P2 が異常圧力になったと
きブリード管路32を遮断する遮断弁36とよりなる。
【0028】さらに、圧力制御部30は、1次圧力供給
管路31に配設された絞り(オリフィス)38と、一端
が1次圧力供給管路31と作動圧力導入管路34との分
岐点41に接続され他端が3とパイロット弁33に接続
された2次圧力供給管路40と、一端が絞り38より上
流の1次圧力供給管路31に設けられた分岐点42に接
続され他端が絞り38より下流の分岐点41に接続され
たバイパス管路(連通管路)43と、バイパス管路43
に配設された開放弁(弁手段)44とよりなる。
【0029】1次圧力供給管路31は、一端が上流側管
路6の1次側接続口6aに接続され、他端が2次圧力供
給管路40及び作動圧力導入管路34との分岐点41に
接続されている。また、1次圧力供給管路31の途中に
は上流側管路6からの流量を制限する絞り38が配設さ
れている。
【0030】作動圧力導入管路34は、一端が1次圧力
供給管路31及び2次圧力供給管路40との分岐点41
に接続され、即ちパイロット弁33より上流側に接続さ
れている。また、作動圧力導入管路34の他端は、蓋1
8の圧力導入孔18aに接続されている。従って、圧力
室20には絞り38により流量を制限された1次圧力P
1 が作動圧力として供給され、パイロット弁33の弁開
動作により1次圧力供給管路31からのガスがブリード
管路32へ流出されると絞り38からの供給量とブリー
ド管路32への流出量との差により作動圧力が決まる。
【0031】パイロット弁33は、上記絞り38より下
流側に位置するように2次圧力供給管路40とブリード
管路32との間に配設され、一対のダイヤフラム33
a,33bにより上室33c、中室33d、下室33e
に画成されている。中室33dには2次圧力供給管路4
0に接続されたノズル33fが設けられ、下室33eに
はダイヤフラム33bを押圧するコイルバネ33gが介
在する。尚、コイルバネ33gは調整ネジ33hを回わ
すことによりバネ力の大きさが変更され、パイロット設
定圧力P0 が調整される。
【0032】従って、パイロット弁33のパイロット設
定圧を調整することにより圧力制御弁1の下流の2次圧
力P2 の目標圧力が設定される。また、一対のダイヤフ
ラム33a,33bは互いに連結され同方向に変位する
構成であり、ダイヤフラム33aは上室33cの圧力上
昇によりノズル33fより流出する流量を絞り、上室3
3cの圧力降下によりノズル33fより流出する流量を
増大させる。
【0033】ブリード管路32は一端がパイロット弁3
3の中室33dに接続され、他端が下流側管路7の2次
側接続口7aに接続されている。従って、中室33dに
供給されたガスはブリード管路32を通って下流側管路
7へ逃げる。上記検出管路35は一端がパイロット弁3
3の上室33cに接続され、他端が下流側管路7の2次
側接続口7cに接続されている。そのため、パイロット
弁33の上室33cは下流側の2次圧力P2 の変化に応
じた圧力となる。
【0034】遮断弁36は、上記パイロット弁33より
流出口2d側に位置するようにパイロット弁33の中室
33dと下流側管路7とを連通するブリード管路32に
配設されており、2次圧力P2 が高圧側の異常圧に上昇
したとき閉弁してブリード管路32を遮断し、パイロッ
ト弁33から下流側管路7への排出を止める。
【0035】遮断弁36は、ダイヤフラム36aを有す
る弁駆動部36bと、ダイヤフラム36aに連結された
弁体36cと、ダイヤフラム36aにより画成された上
室36d,下室36eと、上室36dに設けられダイヤ
フラム36aを開弁方向に付勢するコイルばね36f
と、を有する。
【0036】弁体36cは、ダイヤフラム36aが上方
に変位すると弁座36gに近接し、ダイヤフラム36a
が下方に変位すると弁座36gから離間する。また、コ
イルばね36fのばね力によりブリード圧P3 が任意の
圧力に設定され、コイルばね36fのばね力は調整ネジ
36hにより調整される。本実施例では、2次圧力P 2
が高圧側の異常圧力に上昇したとき弁体36cを閉弁動
作させるようにコイルばね36fのばね力が設定され
る。尚、上室36dは大気圧となっている。
【0037】39は2次圧力検出管路で、一端が遮断弁
36の下室36eに接続され、他端が下流側管路7の2
次側接続口7cに接続されている。そのため、遮断弁3
6の下室36eには、常に下流側管路7の2次圧力P2
が供給されている。開放弁44は、通常バイパス管路4
3を遮断しており、例えば2次圧力P2 が所定圧以上に
上昇した異常発生時にバイパス管路43を開とするよう
に弁開動作する。
【0038】開放弁44は、ダイヤフラム44aを有す
る弁駆動部44bと、ダイヤフラム44aに連結された
弁体44cと、ダイヤフラム44aにより画成された上
室44d,下室44eと、上室44dに設けられダイヤ
フラム44aを閉弁方向に付勢するコイルばね44f
と、を有する。下室44eには、開放圧力検出管路45
の一端が連通されている。また、開放圧力検出管路45
の他端は、2次圧力検出管路39の分岐点46に連通さ
れている。
【0039】従って、開放弁44の下室44eには、開
放圧力検出管路45を介して2次圧力検出管路39の圧
力、すなわち2次圧力P2 が導入されている。そのた
め、ダイヤフラム44aは、2次圧力P2 の変動により
弁体44cを弁開方向又は弁閉方向に駆動する。
【0040】弁体44cは、2次圧力P2 の上昇により
ダイヤフラム44aが上方に変位すると弁座44gから
離間し、2次圧力P2 の低下によりダイヤフラム44a
が下方に変位すると弁座44gに近接する。また、コイ
ルばね44fのばね力によりバイパス管路43を流れる
圧力P4 が任意の圧力に設定され、コイルばね44fの
ばね力は調整ネジ44hにより調整される。本実施例で
は、2次圧力P2 が高圧側の異常圧力に上昇したとき弁
体44cを開弁動作させるようにコイルばね44fのば
ね力が設定される。尚、上室44dは大気圧となってい
る。
【0041】この開放弁44は、上記遮断弁36と同様
な構成であるが、遮断弁36と逆の動作を行うように構
成されている。すなわち、2次圧力P2 が設定圧力より
低下したとき遮断弁36が開弁動作するのに対し、開放
弁44は閉弁動作する。また、2次圧力P2 が設定圧力
より上昇したとき遮断弁36が閉弁動作するのに対し、
開放弁44は開弁動作する。
【0042】ここで、上記構成になる圧力制御弁1の圧
力制御動作につき説明する。上流側の1次圧力P1 は、
弁座4より上流側の上流側流路3aに供給されるととも
に、1次圧力供給管路31及び作動圧力導入管路34を
介して圧力室20内に供給される。従って、ピストン1
2の下面には、上流側管路6からの1次圧力P1 及び下
流側管路7の2次圧力P2 が作用し、ピストン12の上
面には圧力室20の作動圧力PL (閉弁時は1次圧力P
1 )が作用する。
【0043】このようにして、圧力室20に導入された
作動圧力PL が1次圧力P1 と等しいとき、弁体5はバ
ネ25の押圧力により下方に変位してピストン12のシ
ート部12aを弁座4に着座させる。つまり、圧力制御
弁1は弁閉状態となり流路3が遮断される。
【0044】ここで、下流側でのガス使用量が増加する
と、2次圧力P2 が設定圧力P0 より低下する。図3及
び図4に示すように、2次圧力P2 が設定圧力P0 より
低下することにより、パイロット弁33の上室33c内
の圧力が検出管路35を介して低下するため、ダイヤフ
ラム33a,33bは上方に変位する。その結果、パイ
ロット弁33のダイヤフラム33aがノズル33fより
離間する。
【0045】これと同時に、遮断弁36の下室36e内
の圧力も検出管路39を介して低下するため、ダイヤフ
ラム36aが下方に変位して弁体36cが弁座36gか
ら離間する。このようにパイロット弁33及び遮断弁3
6の弁開動作により作動圧力導入管路34のガスがブリ
ード管路32へ流出する。
【0046】1次圧力供給管路31には絞り38が設け
られているため、1次圧力供給管路31からブリード管
路32へ供給されるガス供給量よりもブリード管路32
への流出量の方が多い。そのため、パイロット弁33及
び遮断弁36の弁開動作により圧力室20のガスは、作
動圧力供給管路34及び2次圧力供給管路40を通過し
てパイロット弁33の中室33dに流出する。さらに、
中室33d内のガスはブリード管路32及び遮断弁36
を介して下流側管路7に流出する。
【0047】これにより、圧力室20の作動圧力PL
2次圧力P2 に減圧される。その結果、作動圧力PL
バネ25の押圧力との合力が、上流側流路3aの1次圧
力P 1 による押圧力よりも小さくなり、弁体5が上動し
てピストン12のシート部12aが弁座4より離座す
る。よって、下流側管路7に供給されるガスが増大し、
2次圧力P2 が上昇する。
【0048】また、分岐点46から開放圧力検出管路4
5に導入された低下した2次圧力P 2 が開放弁44の下
室44eに導入されるため、開放弁44のダイヤフラム
44aが下動して、弁体44cが弁座44gに近接して
弁閉動作する。開放弁44では、ダイヤフラム44aが
2次圧力P2 が異常圧に上昇していないときは、閉弁し
ており、この場合作動圧力導入管路34へのガス供給量
をゼロとしている。すなわち、開放弁44はパイロット
弁33による作動圧力PL の制御動作を妨げないように
閉弁している。
【0049】また、下流側でのガス使用量が減少する
と、2次圧力P2 が設定圧力P0 より上昇し、その圧力
は検出管路35を介してパイロット弁33の上室33c
に供給される。上室33cの圧力上昇によりダイヤフラ
ム33aが下動して、ノズル33fからの流出量が絞ら
れる。
【0050】これと同時に上昇した2次圧力P2 が2次
圧力検出管路39を介して遮断弁36の下室36e内に
も供給されて下室36eの圧力も上昇するが、2次圧力
2が異常圧に達していないときは、弁体36cは開弁
位置に保持されている。また、分岐点46から開放圧力
検出管路45に導入された上昇した2次圧力P 2 が開放
弁44の下室44eに導入されるため、開放弁44のダ
イヤフラム44aが上動して、弁体44cが弁座44g
から離間して弁開する。ダイヤフラム44aが2次圧力
2 の大きさに応じて弁体44cの弁開位置を調整して
おり、この場合作動圧力導入管路34へのガス供給量が
増大され、バイパス管路43から作動圧力導入管路34
へ供給される圧力P4 も上昇する。
【0051】これにより、絞り38及び開放弁44を介
して供給された1次圧力P1 は、パイロット弁33へ供
給されずに作動圧力導入管路34を介して圧力室20に
供給される。その結果、圧力室20の圧力が上昇するた
め、弁体5は弁閉方向に変位して下流側への流量を減少
させる。このようにして、圧力制御弁1は、2次圧力P
2 の変動に応じて弁体5を弁開方向又は弁閉方向に変位
させて2次圧力P2 が設定圧力P0 になるように制御す
る。
【0052】次に、下流側管路7の2次圧力P2 が異常
に上昇した場合の上記圧力制御弁1の動作について説明
する。図1及び図2に示すように、下流側管路7の2次
圧力P2 が遮断弁36の設定圧力よりも高い異常圧力に
上昇したとき、この異常圧力が遮断弁36の下室36e
内に供給されて下室36eの圧力が一気に上昇するた
め、即座にダイヤフラム36aが上方に変位して弁体3
6cが弁座36gに当接してブリード管路32を遮断す
る。
【0053】また、異常圧力に上昇した2次圧力P2
検出管路35を介してパイロット弁33の上室33cに
供給される。パイロット弁33では、上室33cの圧力
上昇によりダイヤフラム33aが下動して、ノズル33
fを閉弁させる。また、バイパス管路43に配設された
開放弁44は、上昇した2次圧力P2 が下室44eに供
給されて下室44eの圧力も上昇するため、ダイヤフラ
ム44aが上方に変位して弁体44cが弁座44gから
離間してバイパス管路43を全開とする。そのため、開
放弁44の下流に位置する分岐点41では、バイパス管
路43を介して供給された1次圧力P1 のガスと、絞り
38を介して1次圧力供給管路31から供給された1次
圧力P1 のガスとが合流し、両方の管路から供給された
ガスが作動圧力導入管路34に供給される。
【0054】そして、ブリード管路32がパイロット弁
33、遮断弁36により遮断されているので、1次圧力
供給管路31及びバイパス管路43からの供給された1
次圧力P1 は、すべて作動圧力導入管路34を介して圧
力室20に供給される。よって、2次圧力P2 が異常圧
力に上昇したことが検出されると、圧力室20の作動圧
力が瞬時に1次圧力P1 に上昇するため、圧力制御弁1
の弁体5は急速に閉弁動作して短時間で流路3を遮断す
ることができる。すなわち、圧力制御弁1は、異常発生
が検出されてから下流側管路7へのガス供給を緊急停止
するまでの時間を短縮することができる。
【0055】このようにして、圧力制御弁1は、下流側
管路7で何らかの事故等により2次圧力P2 が昇圧して
異常圧力(>P3 )に達した場合、上記遮断弁36が閉
弁すると同時に開放弁44が開弁動作して瞬時に圧力室
20の圧力が上流側流路3aの1次圧力P1 と同圧とな
り、直ちに閉弁動作して流路3aと3bとの間を遮断す
ることができる。従って、圧力制御弁1は、遮断弁とし
ても機能し、従来必要とされていた上流側管路6又は下
流側管路7を遮断する遮断弁を不要にして構成の簡略化
を図れるとともに、設置スペースを小さく抑えることが
可能になる。
【0056】また、何らかの事故で1次圧力P1 が昇圧
することにより2次圧力P2 が異常に上昇した場合にも
上記遮断弁36が閉弁し、且つ開放弁44が開弁動作す
るので、圧力制御弁1は短時間で閉弁動作し、異常な2
次圧力P2 が下流側流路3bに供給されるのを防止する
ことができる。
【0057】また、上流側管路6又は下流側管路7を遮
断する遮断弁がいらないため、装置のメンテナンス作業
が簡素化され、より点検、修理等の作業が容易に行え
る。また、上記第1実施例では、絞り38をバイパスす
るバイパス管路43に開放弁44を設けたが、これに限
らず、1次圧力供給管路31と並列となる別の連通管路
の一端を上流側管路6に連通させ、他端を圧力室20に
連通させ、このような連通管路に開放弁44を設けた構
成としても良い。
【0058】図5に本発明の第2実施例を示す。尚、図
5において、上記第1実施例と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。51は電磁弁よりなる遮断
弁で、パイロット弁33の中室33dと下流側管路7と
を連通するブリード管路32に配設されており、ソレノ
イド51aと、ソレノイド51aにより弁開又は弁閉方
向に駆動される弁軸51bと、弁軸51bに端部に設け
られた弁体51cと、弁体51cが離座又は着座する弁
座51dとよりなる。
【0059】52は電磁弁よりなる開放弁(弁手段)
で、バイパス管路43に配設されており、ソレノイド5
2aと、ソレノイド52aにより弁開又は弁閉方向に駆
動される弁軸52bと、弁軸52bに端部に設けられた
弁体52cと、弁体52cが離座又は着座する弁座52
dとよりなる。
【0060】53は制御装置で、通常遮断弁51のソレ
ノイド51aに開弁信号を出力すると共に開放弁52の
ソレノイド52aに閉弁信号を出力しており、下流側で
何らかの異常が発生した場合、遮断弁51のソレノイド
51aに閉弁信号を出力すると共に開放弁52のソレノ
イド52aに開弁信号を出力する。
【0061】54は圧力スイッチで、下流側管路7の2
次圧力P2 が昇圧して異常圧に達したことを検出できる
ように設けられている。この圧力スイッチ53は、2次
圧力P2 が予め決められた異常圧力に上昇したとき、そ
の検出信号を制御装置53に出力する。
【0062】55は地震センサ、56は火災センサ、5
7はガス漏れセンサであり、夫々圧力制御弁1より下流
側に設置された異常検出手段である。これらの地震セン
サ55、火災センサ56、ガス漏れセンサ57は、夫々
圧力制御弁1より下流側において地震、火災、あるいは
ガス漏れ等の緊急事態が発生した場合、その検出信号を
上記制御装置53に出力する。
【0063】尚、これらの異常検出手段は、圧力制御弁
1の上流側の異常を検出し、その検出信号を上記制御装
置に出力するようにしても良い。従って、制御装置53
は、上記圧力スイッチ54あるいは地震センサ55、火
災センサ56、ガス漏れセンサ57のいずれかのセンサ
から異常検出信号が出力されたときは、直ちに遮断弁5
1のソレノイド51aに閉弁信号を出力すると共に開放
弁52のソレノイド52aに開弁信号を出力する。その
ため、下流側で何らかの異常が発生した場合、即座に遮
断弁51が閉弁してブリード管路32を遮断すると共
に、開放弁52が開弁して1次圧力P1 が作動圧力導入
管路34に供給される。
【0064】その結果、絞り38及び開放弁52を介し
て供給された1次圧力P1 は、すべて作動圧力導入管路
34を介して圧力室20に供給される。よって、圧力ス
イッチ54あるいは地震センサ55、火災センサ56、
ガス漏れセンサ57のいずれかのセンサから異常検出信
号が出力されると、圧力室20の作動圧力が瞬時に1次
圧力P1 に上昇するため、弁体5は急速に弁閉方向に変
位して短時間で流路3を遮断することができる。すなわ
ち、圧力制御弁1は、異常発生が検出されてから下流側
管路7へのガス供給を緊急停止するまでの時間を短縮す
ることができる。
【0065】図6に本発明の第3実施例を示す。尚、図
6において、上記第2実施例と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。58は三方弁(弁手段)
で、電磁駆動式のアクチュエータ58aの駆動により各
ポートの連通を切り換える。通常、三方弁58は、1次
圧力供給管路31に連通されたポートaと絞り38に連
通されたポートbを連通させると共に、バイパス管路4
3に連通されたポートcを遮断している。
【0066】圧力スイッチ54あるいは地震センサ5
5、火災センサ56、ガス漏れセンサ57のいずれかの
センサから異常検出信号が出力されたときは、制御装置
53から出力された切り換え信号によりアクチュエータ
58aが駆動される。そして、三方弁58は、1次圧力
供給管路31に連通されたポートaとバイパス管路43
に連通されたポートcを連通させると共に、絞り38に
連通されたポートbを遮断するように切り換わる。
【0067】従って、制御装置53は、上記圧力スイッ
チ54あるいは地震センサ55、火災センサ56、ガス
漏れセンサ57のいずれかのセンサから異常検出信号が
出力されたときは、直ちに遮断弁51のソレノイド51
aに閉弁信号を出力すると共に開放弁52のソレノイド
52aに開弁信号を出力し、同時に三方弁58に切り換
え信号を出力する。そのため、下流側で何らかの異常が
発生した場合、即座に遮断弁51が閉弁してブリード管
路32を遮断すると共に、三方弁58が1次圧力供給管
路31に連通されたポートaとバイパス管路43に連通
されたポートcを連通させるように切り換わり、同時に
開放弁52が開弁して1次圧力P1 が作動圧力導入管路
34に供給される。
【0068】その結果、開放弁52を介して供給された
1次圧力P1 は、すべて作動圧力導入管路34を介して
圧力室20に供給される。よって、圧力スイッチ54あ
るいは地震センサ55、火災センサ56、ガス漏れセン
サ57のいずれかのセンサから異常検出信号が出力され
ると、圧力室20の作動圧力が瞬時に1次圧力P1 に上
昇するため、弁体5は急速に弁閉方向に変位して短時間
で流路3を遮断することができる。すなわち、圧力制御
弁1は、異常発生が検出されてから下流側管路7へのガ
ス供給を緊急停止するまでの時間を短縮することができ
る。
【0069】尚、上記各実施例では、ガスの圧力制御す
るものとして説明したが、ガス以外の気体あるいは液体
等の圧力を制御するようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、弁体を閉
弁動作させるとき絞りが設けられた1次圧力供給管路と
別の連通管路を介して上流側管路の1次圧力を圧力室に
供給させるため、圧力室へ供給される1次圧力の供給量
を増大させて圧力室の作動圧力を短時間で1次圧力に昇
圧させることができ、何らかの異常が検出されてから弁
体を閉弁位置に駆動させる時間を短縮できる。従って、
2次圧力の異常あるいは何らかの異常が発生しても、異
常検出と同時に1次圧力が連通管路を介して圧力室に供
給されて圧力室の作動圧力を瞬時に昇圧させることがで
き、短時間で弁体を閉弁位置に駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる圧力制御装置の第1実施例の概略
構成図である。
【図2】圧力制御弁の内部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図3】圧力制御装置の開弁動作を示す概略構成図であ
る。
【図4】圧力制御弁が開弁した状態を拡大して示す縦断
面図である。
【図5】本発明の第2実施例の概略構成図である。
【図6】本発明の第3実施例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 圧力制御弁 2 弁本体 5 弁体 12 ピストン 20 圧力室 30 圧力制御部 31 1次圧力供給管路 32 ブリード管路 33 パイロット弁 34 作動圧力導入管路 36,51 遮断弁 38 絞り 43 バイパス管路 44,52 開放弁 45 開放圧力検出管路 51 遮断弁 53 制御装置 54 圧力スイッチ 55 地震センサ 56 火災センサ 57 ガス漏れセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 泰夫 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が給送される上流側管路と下流側管
    路との間に設けられた弁本体と、 該上流側管路の1次圧力が該下流側管路の2次圧力の変
    動に応じた作動圧力に調整されて導入される圧力室と、 該圧力室に1次圧力を供給する1次圧力供給管路と、 該1次圧力供給管路に設けられ1次圧力の供給量を制限
    する絞りと、 一端が該1次圧力供給管路に連通され、他端が該下流側
    管路に連通され、該2次圧力の変動に応じて1次圧力の
    供給量を調整するパイロット弁が設けられたブリード管
    路と、 該ブリード管路を流れる流量が該パイロット弁により調
    整され、該圧力室に導入される作動圧力の変化に応じて
    変位して該2次圧力を目標圧力に制御すると共に、該パ
    イロット弁が該ブリード管路を遮断することにより閉弁
    する弁体と、 を有する圧力制御装置において、 前記1次圧力供給管路と並列となるように、一端が1次
    圧力側に連通され他端が前記圧力室に連通された連通管
    路を設け、 前記弁体を閉弁動作させるとき前記上流側管路の1次圧
    力を前記連通管路を介して前記圧力室に供給させる弁手
    段を設けたことを特徴とする圧力制御装置。
JP7758796A 1996-03-29 1996-03-29 圧力制御装置 Pending JPH09269838A (ja)

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