JPH09268522A - 橋脚補強鋼板接着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置 - Google Patents
橋脚補強鋼板接着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置Info
- Publication number
- JPH09268522A JPH09268522A JP11296696A JP11296696A JPH09268522A JP H09268522 A JPH09268522 A JP H09268522A JP 11296696 A JP11296696 A JP 11296696A JP 11296696 A JP11296696 A JP 11296696A JP H09268522 A JPH09268522 A JP H09268522A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリート構造橋脚外周面（１２）と鋼板
（１０）との間隙（１１）に、エポキシ樹脂接着剤
（４）を電動注入ポンプ（１）を用いて、注入するさい
に、注入圧によって生じる鋼板（１１）のはらみ現象
（２０）を発生させずに効率よく注入する装置。 【構成】 電動注入ポンプ（１）の吐出口（３）と連結
する一次注入ホース（６）と鋼板（１０）に取り付けた
注入パイプ（９）とを連結する、二次注入ホースとの間
に、複数の二次注入ホース（８）に分ける分岐管（７）
を設けて、電動注入ポンプ（１）側の吐出量を低減させ
ずに、しかも鋼板（１１）側の注入圧を規定値以下に維
持できるように構成する。またこの分岐管（７）は、一
次注入ホース（６）と二次注入ホース（８）がおのおの
着脱できるようにしている。
（１０）との間隙（１１）に、エポキシ樹脂接着剤
（４）を電動注入ポンプ（１）を用いて、注入するさい
に、注入圧によって生じる鋼板（１１）のはらみ現象
（２０）を発生させずに効率よく注入する装置。 【構成】 電動注入ポンプ（１）の吐出口（３）と連結
する一次注入ホース（６）と鋼板（１０）に取り付けた
注入パイプ（９）とを連結する、二次注入ホースとの間
に、複数の二次注入ホース（８）に分ける分岐管（７）
を設けて、電動注入ポンプ（１）側の吐出量を低減させ
ずに、しかも鋼板（１１）側の注入圧を規定値以下に維
持できるように構成する。またこの分岐管（７）は、一
次注入ホース（６）と二次注入ホース（８）がおのおの
着脱できるようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路や鉄道の橋脚
の補強工事に関するもので、コンクリート構造外周面に
鋼板を取り付けて、橋脚と鋼板との間隙にエポキシ樹脂
接着剤を注入する装置に関するものである。
の補強工事に関するもので、コンクリート構造外周面に
鋼板を取り付けて、橋脚と鋼板との間隙にエポキシ樹脂
接着剤を注入する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の高速道路や鉄道の橋脚の補強にお
いては、コンクリート構造の橋脚が多く採用されてお
り、耐震性を向上させるために、橋脚の外周面に、４ｍ
ｍから１２ｍｍの鋼板を取り付けて、鋼板とコンクリー
ト橋脚外周面との４ｍｍから５ｍｍの間隙にエポキシ樹
脂接着剤を注入して、鋼板と橋脚を一体化し、耐震性を
向上させる方法がとられており、その際の注入には、一
般に足踏注入器が使用されている。また、注入時には、
注入圧力による、鋼板のはらみ現象を未然に防止するた
めに、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下で注入するように規定さ
れている。
いては、コンクリート構造の橋脚が多く採用されてお
り、耐震性を向上させるために、橋脚の外周面に、４ｍ
ｍから１２ｍｍの鋼板を取り付けて、鋼板とコンクリー
ト橋脚外周面との４ｍｍから５ｍｍの間隙にエポキシ樹
脂接着剤を注入して、鋼板と橋脚を一体化し、耐震性を
向上させる方法がとられており、その際の注入には、一
般に足踏注入器が使用されている。また、注入時には、
注入圧力による、鋼板のはらみ現象を未然に防止するた
めに、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下で注入するように規定さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の足踏注入器を用
いた注入作業にあっては、以下延べるような問題点があ
った。 （イ）踏み板（１３）を押す足の力の強弱により、瞬間
的に最大２から３ｋｇ／ｃｍ２の大きい値を示し、規定
圧力である、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下で注入することは
不可能であり、過大な注入圧力による鋼板のはらみ現象
（図３）、（２０）、が発生して、その修復に多くの労
力と時間がかかる。 （ロ）足踏み注入器は人力による注入であるため、吐出
量が１から２ｌ／ｍｉｎと小さく、注入作業に長時間か
かる。 （ハ）足踏み注入器は、連続して、一定の力で、吐出さ
れないので、圧力計が正確な値を表示出来ないために、
注入時の平均した圧力管理が実施できない。 （ニ）足踏み注入器は、吐出口（３）および圧力計の管
径が１０から１５ｍｍと小さいために、注入作業終了時
の清掃およびエポキシ樹脂接着剤の除去に、多くの労力
と時間を必要とする。
いた注入作業にあっては、以下延べるような問題点があ
った。 （イ）踏み板（１３）を押す足の力の強弱により、瞬間
的に最大２から３ｋｇ／ｃｍ２の大きい値を示し、規定
圧力である、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下で注入することは
不可能であり、過大な注入圧力による鋼板のはらみ現象
（図３）、（２０）、が発生して、その修復に多くの労
力と時間がかかる。 （ロ）足踏み注入器は人力による注入であるため、吐出
量が１から２ｌ／ｍｉｎと小さく、注入作業に長時間か
かる。 （ハ）足踏み注入器は、連続して、一定の力で、吐出さ
れないので、圧力計が正確な値を表示出来ないために、
注入時の平均した圧力管理が実施できない。 （ニ）足踏み注入器は、吐出口（３）および圧力計の管
径が１０から１５ｍｍと小さいために、注入作業終了時
の清掃およびエポキシ樹脂接着剤の除去に、多くの労力
と時間を必要とする。
【０００４】そこで、本発明は、上記の問題点を解決し
て、注入時の規定圧力である、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下
で注入できて、しかも、常時平均した注入圧力の管理が
できる装置を提供することを目的としている。さらに、
本発明は、注入作業能力が高く、かつ、注入作業終了時
の清掃時およびエポキシ樹脂接着剤の除去が短時間で、
容易にできる装置を提供することを目的としている。
て、注入時の規定圧力である、０．４ｋｇ／ｃｍ２以下
で注入できて、しかも、常時平均した注入圧力の管理が
できる装置を提供することを目的としている。さらに、
本発明は、注入作業能力が高く、かつ、注入作業終了時
の清掃時およびエポキシ樹脂接着剤の除去が短時間で、
容易にできる装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の要旨とするところは、コンクリート構造外
周面（１２）に、鋼板（１０）を取り付けて、橋脚と鋼
板の間隙に、電動注入ポンプを用いて、エポキシ樹脂接
着剤（４）を注入する装置において、電動注入ポンプ
（１）の吐出口（３）と鋼板（１０）に取り付けられた
注入パイプ（９）との中間部分に、分岐管（７）と、さ
らにその先に、複数の二次注入ホース（８）を設けるこ
とによって、一次注入ホース（６）の大きい吐出量と圧
力を、吐出量を減らすことなく、圧力だけを分散減圧し
て、間隙（１１）に注入できるように構成したものであ
る。
に、本発明の要旨とするところは、コンクリート構造外
周面（１２）に、鋼板（１０）を取り付けて、橋脚と鋼
板の間隙に、電動注入ポンプを用いて、エポキシ樹脂接
着剤（４）を注入する装置において、電動注入ポンプ
（１）の吐出口（３）と鋼板（１０）に取り付けられた
注入パイプ（９）との中間部分に、分岐管（７）と、さ
らにその先に、複数の二次注入ホース（８）を設けるこ
とによって、一次注入ホース（６）の大きい吐出量と圧
力を、吐出量を減らすことなく、圧力だけを分散減圧し
て、間隙（１１）に注入できるように構成したものであ
る。
【０００６】本発明に用いる電動注入ポンプ（１）は注
入圧を一定に保つために、吐出量の調整ができるように
モーターの回転数を増減できるようにしたものである。
入圧を一定に保つために、吐出量の調整ができるように
モーターの回転数を増減できるようにしたものである。
【０００７】また、本発明の分岐管（７）は、一次注入
ホース（６）との連結部分は、ネジ接合とし、二次注入
ホースの連結部分は、ホースバンド接合（１９）となっ
ており、清掃時の分解と組立てが容易になるように構成
されたものである。
ホース（６）との連結部分は、ネジ接合とし、二次注入
ホースの連結部分は、ホースバンド接合（１９）となっ
ており、清掃時の分解と組立てが容易になるように構成
されたものである。
【０００８】また、本発明の分岐管（７）は、エポキシ
樹脂接着剤を通すために、硬化付着が生じることがあ
る。分岐管に、エポキシ樹脂接着剤と付着しない性質を
もつ、ビニールエステル樹脂接着剤をあらかじめ塗布し
ておくと、エポキシ樹脂接着剤の除去が容易となる。
樹脂接着剤を通すために、硬化付着が生じることがあ
る。分岐管に、エポキシ樹脂接着剤と付着しない性質を
もつ、ビニールエステル樹脂接着剤をあらかじめ塗布し
ておくと、エポキシ樹脂接着剤の除去が容易となる。
【０００９】
【作用】図１は、電動注入ポンプ（１）と分岐管（７）
を用いた、注入装置の全体断面図であり、図１に示すよ
うに、ホッパー（５）に入れられたエポキシ樹脂接着剤
（４）は、電動注入ポンプにより吐出口（３）から一次
注入ホース（６）を通り、分岐管（７）において電動注
入ポンプ（１）からの圧力が、複数の二次注入ホース
（８）に、分散減圧されて、コンクリート構造橋脚外周
面（１２）と鋼板（１０）との間隙（１１）に注入され
るので、高圧注入による鋼板（１０）のはらみ現象（２
０）が未然に防止できる。
を用いた、注入装置の全体断面図であり、図１に示すよ
うに、ホッパー（５）に入れられたエポキシ樹脂接着剤
（４）は、電動注入ポンプにより吐出口（３）から一次
注入ホース（６）を通り、分岐管（７）において電動注
入ポンプ（１）からの圧力が、複数の二次注入ホース
（８）に、分散減圧されて、コンクリート構造橋脚外周
面（１２）と鋼板（１０）との間隙（１１）に注入され
るので、高圧注入による鋼板（１０）のはらみ現象（２
０）が未然に防止できる。
【００１０】また、図１中の分岐管（７）は、一次注入
ホース（６）および二次注入ホース（８）が各々取り外
しができるように、ネジ接合（１７）およびバンド接合
を採用している。
ホース（６）および二次注入ホース（８）が各々取り外
しができるように、ネジ接合（１７）およびバンド接合
を採用している。
【００１１】さらに、本発明の分岐管（７）は、エポキ
シ樹脂接着剤（４）を通すために、作業終了時に硬化付
着が生じるので、分岐管（７）の内面にあらかじめ、エ
ポキシ樹脂接着剤と付着しない性質をもつビニールエス
テル樹脂皮膜（１８）をつくっている。
シ樹脂接着剤（４）を通すために、作業終了時に硬化付
着が生じるので、分岐管（７）の内面にあらかじめ、エ
ポキシ樹脂接着剤と付着しない性質をもつビニールエス
テル樹脂皮膜（１８）をつくっている。
【００１２】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１において、本発明の分岐管（７）は、電動注入ポン
プ（１）の吐出口（３）からの一次注入ホース（６）の
先端に取りつけて、複数の二次注入ホース（８）に分岐
されることによって、減圧される。そして、その二次注
入ホース（８）の各々の先端は、鋼板（１０）に取りつ
けられた注入パイプに連結されて、間隙（１１）に注入
されるように構成されている。
図１において、本発明の分岐管（７）は、電動注入ポン
プ（１）の吐出口（３）からの一次注入ホース（６）の
先端に取りつけて、複数の二次注入ホース（８）に分岐
されることによって、減圧される。そして、その二次注
入ホース（８）の各々の先端は、鋼板（１０）に取りつ
けられた注入パイプに連結されて、間隙（１１）に注入
されるように構成されている。
【００１３】また、本実施例においては、エポキシ樹脂
接着剤（４）は、ホッパー（５）から供給されて、電動
注入ポンプ（１）で圧送されるものであるが、使用する
ポンプは、吐出量が大きく、しかも圧力計（２）を設置
しているので、常時注入圧力の管理ができて注入作業能
率もすぐれている。たとえば、間隙（１１）への注入圧
を０．４ｋｇ／ｃｍ２以下に設定しても、電動注入ポン
プ（１）の吐出量は、３〜８ｌ／ｍｉｎの高い能力での
注入ができる。
接着剤（４）は、ホッパー（５）から供給されて、電動
注入ポンプ（１）で圧送されるものであるが、使用する
ポンプは、吐出量が大きく、しかも圧力計（２）を設置
しているので、常時注入圧力の管理ができて注入作業能
率もすぐれている。たとえば、間隙（１１）への注入圧
を０．４ｋｇ／ｃｍ２以下に設定しても、電動注入ポン
プ（１）の吐出量は、３〜８ｌ／ｍｉｎの高い能力での
注入ができる。
【００１４】
【表１】 圧力および吐出量試験結果 本発明装置において、一次注入ホースの内径は、２５ｍ
ｍ二次注入ホースの内径は、１０ｍｍで実施した場合
は、はらみ現象（２０）のトラブルもなく、電動注入ポ
ンプの吐出量は、６．５〜７．０ｌ／ｍｉｎであり、注
入高さは、５．０ｍまで順調に注入作業ができた。
ｍ二次注入ホースの内径は、１０ｍｍで実施した場合
は、はらみ現象（２０）のトラブルもなく、電動注入ポ
ンプの吐出量は、６．５〜７．０ｌ／ｍｉｎであり、注
入高さは、５．０ｍまで順調に注入作業ができた。
【００１５】また、本発明図１における、分岐管の取付
け位置は、一次注入ホース（６）と二次注入ホース
（８）との中間に取り付けたものであるが、本発明に
は、これに限らずに、ポンプの吐出口（３）に近接して
設けたものにも適用できる。さらに、図１における二次
注入ホース（８）は、４本に分けたものであるが、さら
に、分岐管（７）の分割本数をふやすことができる。こ
の場合二次注入ホースの本数を電動注入ポンプ（１）の
吐出量と作業適応箇所に応じて、適宜選択している。
け位置は、一次注入ホース（６）と二次注入ホース
（８）との中間に取り付けたものであるが、本発明に
は、これに限らずに、ポンプの吐出口（３）に近接して
設けたものにも適用できる。さらに、図１における二次
注入ホース（８）は、４本に分けたものであるが、さら
に、分岐管（７）の分割本数をふやすことができる。こ
の場合二次注入ホースの本数を電動注入ポンプ（１）の
吐出量と作業適応箇所に応じて、適宜選択している。
【００１６】また、図２は、図１で実施している本発明
の実施例図で、分岐管の拡大詳細図である。図２中のネ
ジ接合（１７）は、一次注入ホース（６）との接合部分
を示すもので、分岐管側のネジを凸ネジとし、これをう
ける一次注入ホース（６）側を凹ネジとしたものであ
る。さらに、分岐管（７）の内面には、エポキシ樹脂と
は接着しない性質をもつビニールエステル樹脂皮膜をつ
くり、エポキシ樹脂接着剤の硬化付着を防止している。
上記の如く、本実施例の場合は、分岐管（７）と一次注
入ホース（６）と二次注入ホース（８）とが取り外しが
できるために、それぞれ、別々に、洗滌がおこなえて、
エポキシ樹脂の除去も容易となる。
の実施例図で、分岐管の拡大詳細図である。図２中のネ
ジ接合（１７）は、一次注入ホース（６）との接合部分
を示すもので、分岐管側のネジを凸ネジとし、これをう
ける一次注入ホース（６）側を凹ネジとしたものであ
る。さらに、分岐管（７）の内面には、エポキシ樹脂と
は接着しない性質をもつビニールエステル樹脂皮膜をつ
くり、エポキシ樹脂接着剤の硬化付着を防止している。
上記の如く、本実施例の場合は、分岐管（７）と一次注
入ホース（６）と二次注入ホース（８）とが取り外しが
できるために、それぞれ、別々に、洗滌がおこなえて、
エポキシ樹脂の除去も容易となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明装置は、以上説明したように構成
されているので、以下記載されるような効果を奏する。 （イ）分岐管を設けて、エポキシ樹脂接着剤の流れを分
散して、しかも、吐出量を減ずることなく、注入時の低
圧管理ができるので、注入能力を減ずることなく、はら
み現象（２０）も解消できて、しかも、コンクリート構
造橋脚外周面（１２）と鋼板（１０）との間隙（１１）
へのエポキシ樹脂接着剤の注入圧の管理ができる。 （ロ）電動注入ポンプ（１）の吐出量を低下させること
なく、二次注入ホース（８）が多用できるので作業効率
が向上し、工期の短縮ができる。 （ハ）分岐管（７）と一次注入ホース（６）および二次
注入ホース（８）がおのおのとりはずしができるので、
注入作業終了後の解体と洗滌作業が短時間にできる。
されているので、以下記載されるような効果を奏する。 （イ）分岐管を設けて、エポキシ樹脂接着剤の流れを分
散して、しかも、吐出量を減ずることなく、注入時の低
圧管理ができるので、注入能力を減ずることなく、はら
み現象（２０）も解消できて、しかも、コンクリート構
造橋脚外周面（１２）と鋼板（１０）との間隙（１１）
へのエポキシ樹脂接着剤の注入圧の管理ができる。 （ロ）電動注入ポンプ（１）の吐出量を低下させること
なく、二次注入ホース（８）が多用できるので作業効率
が向上し、工期の短縮ができる。 （ハ）分岐管（７）と一次注入ホース（６）および二次
注入ホース（８）がおのおのとりはずしができるので、
注入作業終了後の解体と洗滌作業が短時間にできる。
【図１】本発明の実施例図で、電動注入ポンプと分岐管
を用いた注入の全体断面図
を用いた注入の全体断面図
【図２】本発明実施例図で分岐管の拡大詳細図（図１対
応）
応）
【図３】従来の足踏注入器を用いた注入の全体断面図
【図４】本発明実施例図で分岐管を電動注入ポンプの吐
出口に設置した平面図
出口に設置した平面図
【図５】本発明実施例図で分岐管を電動注入ポンプの吐
出口に設置した側面図
出口に設置した側面図
１ 電動注入ポンプ ２ 圧力計 ３ 吐出口 ４ エポキシ樹脂接着剤 ５ ホッパー ６ 一次注入ホース ７ 分岐管 ８ 二次注入ホース ９ 注入パイプ １０ 鋼板 １１ 間隙 １２ コンクリート構造橋脚外周面 １３ 踏み板 １４ ピストンロット １５ ピストン先端部 １６ 注入ホース １７ ネジ接合 １８ ビニールエステル樹脂皮膜 １９ ホースバンド接合 ２０ はらみ現象 ２１ 電動注入ポンプの吐出口につけた分岐管
Claims (3)
- 【請求項１】 コンクリート構造橋脚外周面（１２）に
鋼板（１０）を取り付け、鋼板（１０）とコンクリート
構造橋脚外周面（１２）との間隙（１１）に、エポキシ
樹脂接着剤（４）を電動注入ポンプ（１）を用いて注入
する装置において、電動注入ポンプ（１）の吐出口
（３）と連結する一次注入ホース（６）と鋼板（１０）
に取り付けた注入パイプ（９）とを連結する二次注入ホ
ース（８）との間に、複数の二次注入ホース（８）に分
ける分岐管（７）を設けて、この分岐管（７）の一次注
入ホース（６）側は、ネジ接合（１７）を設けるととも
に、二次注入ホース（８）側には、ホースバンド接合
（１９）を設けたことを特徴とする、橋脚補強鋼板接着
時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置。 - 【請求項２】 一次注入ホース（６）と二次注入ホース
（８）との間に設けた分岐管（７）の内面にビニールエ
ステル樹脂皮膜（１８）を設けて、取り外し清掃時に、
エポキシ樹脂接着剤（４）の除去を容易にするように構
成したことを特徴とする請求項１記載の橋脚補強鋼板接
着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置。 - 【請求項３】 注入する材料が、モルタルおよびセメン
トペーストである請求項１記載の橋脚補強鋼板接着時に
用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11296696A JP2813606B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 橋脚補強鋼板接着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11296696A JP2813606B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 橋脚補強鋼板接着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268522A true JPH09268522A (ja) | 1997-10-14 |
| JP2813606B2 JP2813606B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14600009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11296696A Expired - Fee Related JP2813606B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 橋脚補強鋼板接着時に用いるエポキシ樹脂接着剤注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813606B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1767703A1 (de) * | 2005-09-26 | 2007-03-28 | ThyssenKrupp Xervon GmbH | Undurchlässige Schützhüllen für Wasserbauwerke. |
| KR101396480B1 (ko) * | 2013-07-31 | 2014-05-19 | 주식회사 준건설 | 유연한 배출부가 구비된 튜브구조체 충진용 호스연결모듈 |
| CN103912289A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-09 | 山东大学 | 隧道注浆模型试验分序次分段注浆装置及其使用方法 |
| WO2015002482A1 (ko) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | 군산대학교산학협력단 | 토목섬유튜브체의 준설토 충진을 위한 분지된 타입의 주입포트 |
| CN108570929A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-09-25 | 卢先富 | 一种桥梁施工用具有回收功能的灌缝机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101525107B1 (ko) * | 2013-04-02 | 2015-06-03 | 지반이엔씨 주식회사 | 튜브구조체를 이용한 해안침식 방지공법 |
| KR102251385B1 (ko) * | 2020-10-08 | 2021-05-12 | 청원화학 주식회사 | 공기압축기를 이용한 에폭시수지 조성물의 주입장치 및 이를 이용한 주입 성능을 개선한 공법 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP11296696A patent/JP2813606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1767703A1 (de) * | 2005-09-26 | 2007-03-28 | ThyssenKrupp Xervon GmbH | Undurchlässige Schützhüllen für Wasserbauwerke. |
| WO2015002482A1 (ko) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | 군산대학교산학협력단 | 토목섬유튜브체의 준설토 충진을 위한 분지된 타입의 주입포트 |
| US9677694B2 (en) | 2013-07-04 | 2017-06-13 | Industry-Academic Cooperation Foundation, Kunsan National University | Divergence type geotextile tube filling port |
| KR101396480B1 (ko) * | 2013-07-31 | 2014-05-19 | 주식회사 준건설 | 유연한 배출부가 구비된 튜브구조체 충진용 호스연결모듈 |
| CN103912289A (zh) * | 2014-04-30 | 2014-07-09 | 山东大学 | 隧道注浆模型试验分序次分段注浆装置及其使用方法 |
| CN108570929A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-09-25 | 卢先富 | 一种桥梁施工用具有回收功能的灌缝机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2813606B2 (ja) | 1998-10-22 |
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