JPH09265455A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH09265455A
JPH09265455A JP8074424A JP7442496A JPH09265455A JP H09265455 A JPH09265455 A JP H09265455A JP 8074424 A JP8074424 A JP 8074424A JP 7442496 A JP7442496 A JP 7442496A JP H09265455 A JPH09265455 A JP H09265455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
operator
input
external
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8074424A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Owada
清志 大和田
Masafumi Yamaguchi
雅史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8074424A priority Critical patent/JPH09265455A/ja
Publication of JPH09265455A publication Critical patent/JPH09265455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワードを忘れた場合に、情報処理装置の
操作を許可するに際して、パスワードを再設定し忘れな
いようにすることができる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 操作者パスワード,又は特殊パスワード
を外部パスワードとして記憶させたフロッピーを、情報
処理装置に装着すると、操作者パスワード記憶手段に記
憶されている操作者パスワード,又は特殊パスワードと
フロッピーから読み出した外部パスワードとの照合の一
致を条件に、操作者に操作者パスワードの更新を要求
し、この要求に応じて操作者により入力されたパスワー
ドを操作者パスワードとして操作者パスワード記憶手段
に記憶するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関
し、特にパスワードにより操作者を限定する情報処理装
置におけるパスワード忘れ対策を改善したものに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置では、パスワードに
よって情報処理装置の操作者を限定する場合、操作する
ことを許された者が設定し、この者だけにしか知られて
いないパスワード(以下、操作者パスワードと呼ぶ)が
情報処理装置内に記憶されており、操作者がキーボード
等から入力したパスワード(以下、入力パスワードと呼
ぶ)と操作者パスワードとを照合し、両者が一致したと
き操作許可を操作者に与える。これにより、操作者パス
ワードを知らない者が不正に情報処理装置を操作するこ
とを防止することができる。しかし、操作することを許
された者が操作者パスワードを忘れてしまった場合に
は、この情報処理装置を操作することができなくなって
しまう。特に、すべての情報に無制限にアクセスするこ
とができる特権レベルの操作者パスワードは使用する頻
度が低く、そのため、操作者が忘れることが多い。
【0003】このパスワード忘れ対策方法としては、操
作者パスワードとは別に特殊なパスワード(以下、特殊
パスワードと呼ぶ)が情報処理装置内に記憶されてお
り、フロッピーディスクに記憶させたパスワード(以
下、外部パスワードと呼ぶ)と特殊パスワードとの一致
を条件として通常の操作者パスワード照合を実行しない
方法が特開平4−361342号公報に開示されてい
る。この方法では、フロッピーディスクに特殊パスワー
ドを外部パスワードとして記憶しておき、パスワードを
忘れた場合に、操作者はこのフロッピーディスクを情報
処理装置に装着する。図12に示すように、情報処理装
置はステップ1200でフロッピーディスクの装着を検
知すると、ステップ1201でフロッピーディスクから
外部パスワードを読み出す。次に、ステップ1202で
フロッピーディスクから読み出した外部パスワードと情
報処理装置内に記憶されている特殊パスワードとの照合
を行う。この照合が一致した場合、ステップ1206に
移り、操作者へのパスワード要求を行わずに操作許可を
与える。これによって、操作者は操作者パスワードを忘
れた場合にも情報処理装置を操作することができる。
【0004】また、他のパスワード忘れ対策方法として
は、フロッピーディスクに記憶させた外部パスワードを
操作者の入力する入力パスワードの代わりに用いる方法
が特開平4−169959号公報に開示されている。こ
の方法ではフロッピーディスクに操作者パスワードを外
部パスワードとして記憶している。操作者パスワードを
忘れた場合に、操作者はフロッピーディスクセット要求
キーを入力し、操作者パスワードを外部パスワードとし
て記憶させたフロッピーディスクを装着する。図11に
示すように、ステップ1100で操作者によるパスワー
ド入力の代わりにフロッピーディスク装着要求キーが入
力された場合に、ステップ1101からステップ110
2に移る。ステップ1102では、フロッピーディスク
から外部パスワードを読み出す。次に、ステップ110
3でフロッピーディスクから読み出した外部パスワード
を操作者が入力した入力パスワードとして操作者パスワ
ードと照合する。この照合が一致した場合、ステップ1
104で操作許可を与える。これによって、パスワード
を忘れた場合にも情報処理装置を操作することができ
る。
【0005】しかし、これらのパスワード忘れ対策方法
に共通する問題として、これらの方法で操作許可を得た
後、実際の作業に取りかかることができるため、忘れた
操作者パスワードが設定されたままになってしまい、次
回に操作許可を得ようとする場合には、再度これらのパ
スワード忘れ対策方法を用いざるを得なくなるという問
題があった。
【0006】このような問題を解決するものとして、フ
ロッピーディスクに記憶させた外部パスワードと操作者
の入力する入力パスワードとの照合の一致を条件に、パ
スワード管理装置(情報処理装置)内に記憶された操作
者パスワードを消去することにより、該管理装置の操作
を可能にするとともに、忘れた操作者パスワードが設定
されたままになってしまうことを防止するようにしたパ
スワード管理装置が特開平6−124266号公報に開
示されている。また、このパスワード管理装置では、該
パスワード管理装置内に記憶された操作者パスワードと
ともに、フロッピーディスクに記憶させた外部パスワー
ドをも消去することにより、当該フロッピーディスクを
使用できないようにして、機密保護の面での有効性を高
めるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
スワード管理装置では、操作者パスワードを消去後、操
作者が操作者パスワードを再設定し忘れる場合があり、
かかる場合には、パスワード管理装置は操作者パスワー
ドが設定されていない状態となり、第三者がパスワード
管理装置を自由に操作することが可能になるという問題
がある。
【0008】また、前記のフロッピーディスクに記憶さ
せた外部パスワードと特殊パスワードとの照合により通
常の操作者パスワード照合を実行しないパスワード忘れ
対策方法では、各々の情報処理装置に対して同じ特殊パ
スワードを設定した場合、このフロッピーディスクを手
に入れると全ての情報処理装置の操作許可を得ることが
可能となることから、情報の機密を守るために、第三者
により不正利用されないよう、このフロッピーディスク
の保管には高度の注意を払わなければならないという問
題があった。一方、各々の情報処理装置に対して別々の
特殊パスワードを設定する場合、特殊パスワードを外部
パスワードとして記憶させたフロッピーディスクの製造
において各々の情報処理装置に対して別々のフロッピー
ディスクを作成しなければならず、また、作成したフロ
ッピーディスクの管理において各々の情報処理装置とフ
ロッピーディスクを対応づけるという繁雑な作業を必要
とするという問題があった。
【0009】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、パスワードを忘れた場合に、情報処理装
置の操作を許可するに際してパスワードの更新を要求す
ることにより、パスワードを再設定し忘れないようにす
ることができる情報管理装置を提供することを目的とす
る。
【0010】また、パスワードを忘れた場合に、情報処
理装置の操作を許可するに際して、第三者による不正利
用を防止できる情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】さらに、各々の情報処理装置に対応する,
特殊パスワードを記憶させた可搬型記憶手段の作成,管
理が容易な情報処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の情報処理装置は、操作者が設定した操作者パ
スワードを記憶する操作者パスワード記憶手段と、操作
者がパスワード等の情報を入力するための入力手段と、
前記操作者パスワードと照合される外部パスワードを記
憶する可搬型記憶手段が装着される装着手段と、前記装
着手段に前記可搬型記憶手段が装着されているか否かを
判別する判別手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手
段が装着されていないとき,前記操作者パスワード記憶
手段に記憶されている操作者パスワードと前記入力手段
から入力された入力パスワードとを照合する入力パスワ
ード照合手段と、前記入力パスワード照合手段での操作
者パスワードと入力パスワードとの一致を条件として操
作者に操作を許可する操作許可手段と、前記装着手段に
前記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記操作者
パスワード記憶手段に記憶されている操作者パスワード
と前記可搬型記憶手段から読み出した外部パスワードと
を照合する外部パスワード照合手段と、前記外部パスワ
ード照合手段での操作者パスワードと外部パスワードと
の一致を条件として操作者に前記操作者パスワードの更
新を要求する操作者パスワード更新要求手段と、前記操
作者パスワード更新要求手段による操作者パスワードの
更新要求後,操作者により前記入力手段から入力された
パスワードを前記操作者パスワードとして前記操作者パ
スワード記憶手段に記憶する操作者パスワード更新手段
とを有するものである。
【0013】また、本発明の情報処理装置は、操作者が
設定した操作者パスワードを記憶する操作者パスワード
記憶手段と、操作者がパスワード等の情報を入力するた
めの入力手段と、前記操作者パスワードとは別に設定さ
れた特殊パスワードを情報処理装置内に記憶する特殊パ
スワード記憶手段と、前記特殊パスワードと照合される
外部パスワードを記憶する可搬型記憶手段が装着される
装着手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着
されているか否かを判別する判別手段と、前記装着手段
に前記可搬型記憶手段が装着されていないとき,前記操
作者パスワード記憶手段に記憶されている操作者パスワ
ードと前記入力手段から入力された入力パスワードとを
照合する入力パスワード照合手段と、前記入力パスワー
ド照合手段での操作者パスワードと入力パスワードとの
一致を条件として操作者に操作を許可する操作許可手段
と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着されてい
るとき,前記特殊パスワード記憶手段に記憶されている
特殊パスワードと前記可搬型記憶手段から読み出した外
部パスワードとを照合する外部パスワード照合手段と、
前記外部パスワード照合手段での特殊パスワードと外部
パスワードの一致を条件として操作者に前記操作者パス
ワードの更新を要求する操作者パスワード更新要求手段
と、前記操作者パスワード更新要求手段による操作者パ
スワードの更新要求後,操作者により前記入力手段から
入力されたパスワードを前記操作者パスワードとして前
記操作者パスワード記憶手段に記憶する操作者パスワー
ド更新手段とを有するものである。
【0014】また、本発明の情報処理装置は、操作者が
設定した操作者パスワードを記憶する操作者パスワード
記憶手段と、操作者がパスワード等の情報を入力するた
めの入力手段と、前記操作者パスワードとは別に設定さ
れた特殊パスワードを情報処理装置内に記憶する特殊パ
スワード記憶手段と、前記特殊パスワード、あるいは、
前記操作者パスワードと照合される外部パスワードを記
憶する可搬型記憶手段が装着される装着手段と、前記装
着手段に前記可搬型記憶手段が装着されているか否かを
判別する判別手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手
段が装着されていないとき,前記操作者パスワード記憶
手段に記憶されている操作者パスワードと前記入力手段
から入力された入力パスワードとを照合する入力パスワ
ード照合手段と、前記入力パスワード照合手段での操作
者パスワードと入力パスワードとの一致を条件として操
作者に操作を許可する操作許可手段と、前記装着手段に
前記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記特殊パ
スワード記憶手段に記憶されている特殊パスワードと前
記可搬型記憶手段から読み出した外部パスワードとを,
前記操作者パスワード記憶手段に記憶されている操作者
パスワードと前記可搬型記憶手段から読み出した外部パ
スワードとを,それぞれ照合する外部パスワード照合手
段と、前記外部パスワード照合手段での前記特殊パスワ
ードと前記外部パスワードの一致,又は前記操作者パス
ワードと前記外部パスワードとの一致を条件として操作
者に操作者パスワードの更新を要求する操作者パスワー
ド更新要求手段と、前記操作者パスワード更新要求手段
による操作者パスワードの更新要求後,操作者により前
記入力手段から入力されたパスワードを前記操作者パス
ワードとして前記操作者パスワード記憶手段に記憶する
操作者パスワード更新手段とを有するものである。
【0015】また、本発明の情報処理装置は、前記操作
者パスワード更新要求手段による操作者パスワードの更
新要求後,操作者により前記入力手段から入力されたパ
スワードを外部パスワードとして前記可搬型記憶手段に
記憶させる外部パスワード更新手段を有するものであ
る。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、前記外部
パスワード照合手段での照合の一致を条件として可搬型
記憶手段に記憶されている外部パスワードを消去する外
部パスワード消去手段を有するものである。
【0017】また、本発明の情報処理装置は、前記可搬
型記憶手段は、前記外部パスワードとともに操作者を識
別するための操作者識別情報を記憶しており、前記装着
手段に前記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記
入力手段から入力された操作者識別情報と前記可搬型記
憶手段から読み出した操作者識別情報とを照合する操作
者識別情報照合手段を有し、前記外部パスワード照合手
段は、前記操作者識別情報照合手段での,入力された操
作者識別情報と前記可搬型記憶手段から読み出した操作
者識別情報との一致を条件として前記照合を行うように
したものである。
【0018】また、本発明の情報処理装置は、該情報処
理装置を識別するための情報処理装置識別情報を記憶し
ており、前記可搬型記憶手段は、外部パスワードととも
に前記情報処理装置識別情報を記憶しており、前記装着
手段に前記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記
情報処理装置に記憶された情報処理装置識別情報と前記
可搬型記憶手段から読み出した情報処理装置識別情報と
を照合する情報処理装置識別情報照合手段を有し、前記
外部パスワード照合手段は、前記情報処理装置識別情報
照合手段での,前記情報処理装置に記憶された情報処理
装置識別情報と前記可搬型記憶手段から読み出した情報
処理装置識別情報との一致を条件として前記照合を行う
ようにしたものである。
【0019】また、本発明の情報処理装置は、操作者が
設定した操作者パスワードを記憶する操作者パスワード
記憶手段と、操作者がパスワード等の情報を入力するた
めの入力手段と、前記操作者パスワードとは別に設定さ
れた特殊パスワードを情報処理装置内に記憶する特殊パ
スワード記憶手段と、前記特殊パスワードと照合される
外部パスワードを記憶する可搬型記憶手段が装着される
装着手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着
されているか否かを判別する判別手段と、前記可搬型記
憶手段が装着されていないとき,前記操作者パスワード
記憶手段に記憶されている操作者パスワードと前記入力
手段から入力された入力パスワードとを照合する入力パ
スワード照合手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手
段が装着されているとき,前記特殊パスワード記憶手段
に記憶されている特殊パスワードと前記可搬型記憶手段
から読み出した外部パスワードとを照合する外部パスワ
ード照合手段と、前記外部パスワード照合手段での特殊
パスワードと外部パスワードの一致を条件として前記可
搬型記憶手段の外部パスワードを消去する外部パスワー
ド消去手段と、前記入力パスワード照合手段での操作者
パスワードと入力パスワードとの一致,又は前記外部パ
スワード照合手段での特殊パスワードと外部パスワード
の一致,を条件として操作者に操作を許可する操作許可
手段とを有するものである。
【0020】また、本発明の情報処理装置は、操作者が
設定した操作者パスワードを記憶する操作者パスワード
記憶手段と、操作者がパスワードを入力するための入力
手段と、前記操作者パスワードと比較される外部パスワ
ードを記憶するための可搬型記憶手段が装着される装着
手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着され
ているか否かを判別する判別手段と、前記操作者パスワ
ード記憶手段に記憶されている操作者パスワードと前記
入力手段から入力された入力パスワードとを照合する入
力パスワード照合手段と、前記操作者パスワード記憶手
段に記憶されている操作者パスワードと前記可搬型記憶
手段から読み出した外部パスワードとを照合する外部パ
スワード照合手段と、前記入力パスワード照合手段での
操作者パスワードと入力パスワードとの一致,又は前記
外部パスワード照合手段での操作者パスワードと外部パ
スワードの一致,を条件として操作者の操作を可能とす
る操作許可手段とを有する情報処理装置において、前記
装着手段に前記可搬型記憶手段が装着されているとき,
前記入力手段から入力されたパスワードを外部パスワー
ドとして前記可搬型記憶手段に記憶させる外部パスワー
ド更新手段と、前記可搬型記憶手段に前記入力されたパ
スワードが外部パスワードとして記憶させられた後に限
り,前記入力されたパスワードを前記操作者パスワード
として前記操作者パスワード記憶手段に記憶する操作者
パスワード更新手段とを有するものである。
【0021】また、本発明の情報処理装置は、前記可搬
型記憶手段が、フロッピーディスクであるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1は請求項1に対応
するものである。図1は本実施の形態1による情報処理
装置のハードウエアの構成を示すブロック図であり、図
1において、12はコンピュータからなる情報処理装置
本体、11は情報処理装置本体12から操作者へパスワ
ード入力指示等の情報を伝える出力装置であり、例え
ば、ディスプレイ、音声指示用スピーカ等が使用でき
る。13は操作者から情報処理装置本体11へパスワー
ド等の情報を入力をする入力手段としての入力装置であ
り、例えば、キーボード等が使用できる。14は特殊パ
スワードを含むパスワード情報を記憶する操作者パスワ
ード記憶手段、及び特殊パスワード記憶手段としてのパ
スワード記憶装置であり、例えば、ハードディスクドラ
イブ、バッテリーバックアップメモリ等が使用できる。
16は外部パスワードを記憶する可搬型記憶手段として
のフロッピーディスク、15はフロッピーディスク16
が装着され、該フロッピーディスク16内の外部パスワ
ードにアクセスする装着手段としてのフロッピーディス
クドライブであり、これらが情報処理装置のハードウエ
アを構成している。
【0023】本実施の形態1においては、フロッピーデ
ィスク16には外部パスワードとして操作者パスワード
が記憶されている。また、可搬型記憶手段が装着されて
いるか否を判別する判別手段、入力パスワード照合手
段、外部パスワード照合手段、操作許可手段、操作者パ
スワード更新手段は情報処理装置本体12によって実現
されている。さらに、操作者パスワード更新要求手段は
出力装置11と情報処理装置本体12によって実現され
ている。
【0024】図2は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図2を参
照して本実施の形態1による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合、
操作者が操作者パスワードを記憶しているので、フロッ
ピーディスクドライブ15にフロッピーディスク16を
装着しない。情報処理装置本体12はステップ200で
フロッピーディスク16の有無を判断し、フロッピーデ
ィスク16が装着されていないため、ステップ201に
移る。ステップ201で操作者パスワードの存在を確認
するとステップ202に移る。ステップ202で出力装
置11を通じて操作者にパスワードの入力を要求し、こ
れを受けて、操作者は入力装置13を通じてパスワード
を入力する。この入力パスワードを情報処理装置本体1
2はステップ203で受け取る。次に、ステップ204
に移り、操作者が入力した入力パスワードとパスワード
記憶装置14に記憶されている操作者パスワードとを照
合し、一致する場合、ステップ205で操作許可を操作
者に与える。
【0025】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ202でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ204での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ205に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ200でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ200から、ステッ
プ206に移る。次に、ステップ206で情報処理装置
本体12はフロッピーディスクドライブ15によってフ
ロッピーディスク16から外部パスワードを読み出す。
次に、ステップ207に移り、ステップ206で読み出
した外部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶さ
れている操作者パスワードとの照合を行う。
【0026】フロッピーディスク16に外部パスワード
として操作者パスワードが記憶されている場合には、情
報処理装置本体12はステップ207での外部パスワー
ドと操作者パスワードとの照合が一致し、ステップ20
8に移る。ステップ208で、情報処理装置本体12は
出力装置11を通じて操作者に新しいパスワードの入力
を要求し、これを受けて、操作者は入力装置13を通じ
て新しいパスワードを入力する。次に、情報処理装置本
体12はステップ209で、この新しい操作者パスワー
ドを受け取る。次に、情報処理装置本体12はステップ
210で、パスワード記憶装置14内の操作者パスワー
ドをステップ209で受け取った新しい操作者パスワー
ドに更新する。その後、ステップ205に移り、操作許
可を与える。ここで、この操作許可を与えないこととし
てもよい。この操作許可を与えない場合には、操作者
は、更新された操作者パスワードを入力することによ
り、ステップ202〜205で操作許可を得ることがで
きる。これにより、操作者が新しいパスワードを設定し
忘れることがなくなり、操作者パスワードとの照合の一
致を条件に操作者に操作許可を与える情報処理装置にお
いて、操作者に操作許可が与えられた後、忘れた操作者
パスワードが設定されたままとなるのを防止できるとと
もに、操作者パスワードを消去する場合のように、操作
者が操作者パスワードを再設定し忘れて、情報処理装置
が第三者により自由に操作可能となるのを防止すること
ができる。
【0027】一方、フロッピーディスク16に、外部パ
スワードが記憶されていない場合、あるいは、正しくな
い操作者パスワードが記憶されている場合には、ステッ
プ207での外部パスワードと操作者パスワードとの照
合が不一致となり、ステップ201に移る。ステップ2
01で、情報処理装置本体12は操作者パスワードの存
在の有無を調べ、操作者パスワードが設定されているた
め、ステップ202に移る。そしてステップ202で通
常の操作者によるパスワード入力を要求するが、操作者
はパスワードを知らないので操作許可を得ることができ
ない。従って、正しい操作者パスワードが外部パスワー
ドとして記憶されているフロッピーディスクを所持せ
ず、かつ、操作者パスワードを知らない者は、操作者パ
スワードの消去を行うこと、あるいは、操作許可を得る
ことができず、かかる者が不正に操作者パスワードを消
去し、あるいは、操作許可を得ることが防止される。
【0028】実施の形態2.本発明の実施の形態2は請
求項2に対応するものである。本実施の形態2による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態2では、フロッピ
ーディスク16には外部パスワードとして特殊パスワー
ドが記憶されている。また、可搬型記憶手段が装着され
ているか否を判別する判別手段、入力パスワード照合手
段、外部パスワード照合手段、操作許可手段、及び操作
者パスワード更新手段は情報処理装置本体12によって
実現されている。さらに、操作者パスワード更新要求手
段は出力装置11と情報処理装置本体12によって実現
されている。
【0029】図3は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図3を参
照して本実施の形態2による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0030】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ302でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ304での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ305に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ300でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ300から、ステッ
プ306に移る。ステップ306で情報処理装置本体1
2はフロッピーディスクドライブ15によってフロッピ
ーディスク16から外部パスワードを読み出す。次に、
ステップ307に移り、ステップ306で読み出した外
部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶されてい
る特殊パスワードとの照合を行う。
【0031】フロッピーディスク16に外部パスワード
として特殊パスワードが記憶されている場合、ステップ
307での外部パスワードと特殊パスワードとの照合が
一致し、ステップ308に移る。ステップ308で、情
報処理装置本体12は出力装置11を通じて操作者に新
パスワード入力要求を出し、これを受けて、操作者は入
力装置13を通じて新しいパスワードを入力する。次
に、情報処理装置本体12はステップ309で、この新
しい操作者パスワードを受け取る。次に、情報処理装置
本体12はステップ310で、パスワード記憶装置14
内の操作者パスワードをステップ309で受け取った新
しい操作者パスワードに更新する。その後、ステップ3
05に移り、操作許可を与える。なお、この操作許可
は、実施の形態1で述べたように、必ずしも与える必要
はない。これにより、特殊パスワードとの照合の一致を
条件に操作者に操作許可を与える情報処理装置におい
て、操作者に操作許可が与えられた後、忘れた操作者パ
スワードが設定されたままとなるのを防止できるととも
に、操作者パスワードを消去する場合のように、操作者
が操作者パスワードを再設定し忘れて、情報処理装置が
第三者により自由に操作可能となるのを防止することが
できる。
【0032】フロッピーディスク16に外部パスワード
が存在しない場合、あるいは、外部パスワードとして異
なる特殊パスワードが記憶されている場合には、ステッ
プ307での外部パスワードと特殊パスワードとの照合
が不一致となり、ステップ301に移る。ステップ30
1で、情報処理装置本体12は操作者パスワードの存在
の有無を調べ、操作者パスワードが設定されているた
め、ステップ302に移る。そしてステップ302で通
常の操作者によるパスワード入力を要求するが、操作者
はパスワードを知らないので操作許可を得ることができ
ない。従って、正しい特殊パスワードが外部パスワード
として記憶されているフロッピーディスクを所持せず、
かつ、操作者パスワードを知らない者は、操作者パスワ
ードの更新を行うこと、あるいは、操作許可を得ること
ができず、かかる者が不正に操作者パスワードを更新
し、あるいは、操作許可を得ることが防止される。
【0033】実施の形態3.本発明の実施の形態3は請
求項4に対応するものである。本実施の形態3による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態3では、フロッピ
ーディスク16には外部パスワードとして操作者パスワ
ードが記憶されている。また、可搬型記憶手段が装着さ
れているか否を判別する判別手段、入力パスワード照合
手段、外部パスワード照合手段、操作許可手段、操作者
パスワード更新手段は情報処理装置本体12によって実
現されている。さらに、操作者パスワード更新要求手段
は出力装置11と情報処理装置本体12によって実現さ
れており、外部パスワード更新手段は情報処理装置本体
12とフロッピーディスクドライブ15によって実現さ
れている。
【0034】図4は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図4を参
照して本実施の形態3による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0035】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ402でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ404での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ405に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ400でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ400から、ステッ
プ406に移る。次にステップ406で情報処理装置本
体12はフロッピーディスクドライブ15によってフロ
ッピーディスク16から外部パスワードを読み出す。次
に、ステップ407に移り、ステップ406で読み出し
た外部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶され
ている操作者パスワードとの照合を行う。
【0036】フロッピーディスク16に外部パスワード
として操作者パスワードが記憶されている場合には、情
報処理装置本体12はステップ407での外部パスワー
ドと操作者パスワードとの照合が一致し、ステップ40
8に移る。ステップ408で、情報処理装置本体12は
出力装置11を通じて操作者に新しいパスワードの入力
を要求し、これを受けて、操作者は入力装置13を通じ
て新しいパスワードを入力する。次に、情報処理装置本
体12はステップ409で、この新しい操作者パスワー
ドを受け取る。次に、情報処理装置本体12はステップ
410で、ステップ409で受け取った新しい操作者パ
スワードを新しい外部パスワードとしてフロッピーディ
スク16にフロッピーディスクドライブ15を通じて記
憶させる。さらに、ステップ411において、パスワー
ド記憶装置14内の操作者パスワードをステップ409
で受け取った新しい操作者パスワードに更新する。その
後、ステップ405に移り、操作許可を与える。なお、
この操作許可は、実施の形態1で述べたように、必ずし
も与える必要はない。これにより、操作者が新しいパス
ワードを設定し忘れることがなくなり、また、操作者パ
スワードの更新と同時に、更新された操作者パスワード
を記憶するフロッピーディスクが得られることとなり、
更新された操作者パスワードを忘れた場合にも確実に対
処することが可能となる。
【0037】フロッピーディスク16に、外部パスワー
ドが記憶されていない場合、あるいは、正しくない操作
者パスワードが記憶されている場合については、実施の
形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0038】実施の形態4.本発明の実施の形態4は請
求項5に対応するものである。本実施の形態4による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態2では、フロッピ
ーディスク16には外部パスワードとして特殊パスワー
ドが記憶されている。また、可搬型記憶手段が装着され
ているか否かを判別する判別手段、入力パスワード照合
手段、外部パスワード照合手段、操作許可手段、及び操
作者パスワード更新手段は情報処理装置本体12によっ
て実現されている。さらに、操作者パスワード更新要求
手段は出力装置11と情報処理装置本体12によって実
現されており、外部パスワード消去手段は情報処理装置
本体12とフロッピーディスクドライブ15によって実
現されている。
【0039】図5は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図5を参
照して本実施の形態4による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0040】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ502でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ504での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ505に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ500でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ500から、ステッ
プ506に移る。ステップ506で情報処理装置本体1
2はフロッピーディスクドライブ15によってフロッピ
ーディスク16から外部パスワードを読み出す。次に、
ステップ507に移り、ステップ506で読み出した外
部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶されてい
る特殊パスワードとの照合を行う。
【0041】フロッピーディスク16に外部パスワード
として特殊パスワードが記憶されている場合、ステップ
507での外部パスワードと特殊パスワードとの照合が
一致し、ステップ508に移る。ステップ508で、情
報処理装置本体12は出力装置11を通じて操作者に新
パスワード入力要求を出し、これを受けて、操作者は入
力装置13を通じて新しいパスワードを入力する。次
に、情報処理装置本体12はステップ509で、この新
しい操作者パスワードを受け取る。次に、情報処理装置
本体12はステップ510で、パスワード記憶装置14
内の操作者パスワードをステップ509で受け取った新
しい操作者パスワードに更新する。次に、情報処理装置
本体12はステップ511で、フロッピーディスクドラ
イブ15によってフロッピーディスクに記憶されている
外部パスワードを消去する。その後、ステップ505に
移り、操作許可を与える。なお、この操作許可は、実施
の形態1で述べたように、必ずしも与える必要はない。
これにより、操作者が新しいパスワードを設定し忘れな
いようにすることができる。また、すべての情報処理装
置に共通の特殊パスワードを設定した場合、外部パスワ
ードとして特殊パスワードを記憶したフロッピーディス
クはすべての情報処理装置に対して有効であるが、この
フロッピーディスクを一度利用すると、フロッピーディ
スク内の外部パスワードとして記憶されていた特殊パス
ワードが消去されるため、再度このフロッピーディスク
を利用しようとしても、ステップ507での外部パスワ
ードと特殊パスワードとの照合が不一致となり、ステッ
プ508に進むことができない。これにより、同じフロ
ッピーディスクを用いて不正に他の情報処理装置の操作
許可を得,パスワードの更新を行い,あるいは外部パス
ワードの消去を行うのが防止される。その結果、パスワ
ード忘れに対処するに際して、通常、メーカにおいて設
定,管理され、第三者に絶対に知られないことが要請さ
れる特殊パスワードの高度の機密性を保持することが可
能となる。
【0042】フロッピーディスク16に外部パスワード
が存在しない場合、あるいは、外部パスワードとして異
なる操作者パスワードが記憶されている場合については
実施の形態2と同様であり、説明を省略する。
【0043】実施の形態5.本発明の実施の形態5は請
求項3,及び4に対応するものである。本実施の形態5
による情報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態
1と同じである。図1において、本実施の形態5では、
フロッピーディスク16には外部パスワードとして特殊
パスワード、又は操作者パスワードが記憶されている。
また、可搬型記憶手段が装着されているか否かを判別す
る判別手段、入力パスワード照合手段、外部パスワード
照合手段、操作許可手段、及び操作者パスワード更新手
段は情報処理装置本体12によって実現されている。さ
らに、操作者パスワード更新要求手段は出力装置11と
情報処理装置本体12によって実現されており、外部パ
スワード更新手段は情報処理装置本体12とフロッピー
ディスクドライブ15によって実現されている。
【0044】図6は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図6を参
照して本実施の形態5による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0045】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ602でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ604での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ605に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ600でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ600から、ステッ
プ606に移る。ステップ606で情報処理装置本体1
2はフロッピーディスクドライブ15によってフロッピ
ーディスク16から外部パスワードを読み出す。次に、
ステップ607に移り、ステップ606で読み出した外
部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶されてい
る特殊パスワードとの照合を行う。ここで、フロッピー
ディスク16に外部パスワードとして、特殊パスワード
が記憶されている場合、操作者パスワードが記憶されて
いる場合、パスワードが記憶されていない、又は正しく
ないパスワードが記憶されている場合の3つの場合があ
る。以下に、それぞれの場合について説明する。
【0046】まず、フロッピーディスク16に外部パス
ワードとして特殊パスワードが記憶されている場合、ス
テップ607での外部パスワードと特殊パスワードとの
照合が一致し、ステップ609に移る。ステップ609
で、情報処理装置本体12は出力装置11を通じて操作
者に新しいパスワードの入力を要求し、これを受けて、
操作者は入力装置13を通じて新しいパスワードを入力
する。次に、情報処理装置本体12はステップ610
で、この新しい操作者パスワードを受け取る。次に、情
報処理装置本体12はステップ611で、ステップ61
0で受け取った新しい操作者パスワードを新しい外部パ
スワードとしてフロッピーディスク16にフロッピーデ
ィスクドライブ15を通じて記憶させる。さらに、ステ
ップ612において、パスワード記憶装置14内の操作
者パスワードをステップ610で受け取った新しい操作
者パスワードに更新する。その後、ステップ605に移
り、操作許可を与える。なお、この操作許可は、実施の
形態1で述べたように、必ずしも与える必要はない。
【0047】次に、フロッピーディスク16に外部パス
ワードとして操作者パスワードが記憶されている場合、
ステップ607での外部パスワードと特殊パスワードと
の照合が不一致となり、ステップ608に移る。ステッ
プ608で、情報処理装置本体12はステップ606で
読み出した外部パスワードとパスワード記憶装置14に
記憶されている操作者パスワードとの照合を行う。フロ
ッピーディスク16に外部パスワードとして操作者パス
ワードが記憶されているので、ステップ608での操作
者パスワードとの照合が一致し、ステップ609に移
る。ステップ609で、情報処理装置本体12は出力装
置11を通じて操作者に新パスワード入力要求を出し、
これを受けて、操作者は入力装置13を通じて新しいパ
スワードを入力する。次に、情報処理装置本体12はス
テップ610で、この新しい操作者パスワードを受け取
る。次に、情報処理装置本体12はステップ611で、
ステップ610で受け取った新しい操作者パスワードを
新しい外部パスワードとしてフロッピーディスク16に
フロッピーディスクドライブ15を通じて記憶させる。
さらに、ステップ612において、パスワード記憶装置
14内の操作者パスワードをステップ610で受け取っ
た新しい操作者パスワードに更新する。その後、ステッ
プ605に移り、操作許可を与える。
【0048】また、フロッピーディスク16に外部パス
ワードとしてパスワードが記憶されていない場合、ある
いは、正しくないパスワードが記憶されている場合に
は、ステップ607での外部パスワードと特殊パスワー
ドとの照合が不一致となり、ステップ608に移る。ス
テップ608で、情報処理装置本体12はステップ60
6で読み出した外部パスワードとパスワード記憶装置1
4に記憶されている操作者パスワードとの照合を行う。
フロッピーディスク16には外部パスワードとしてパス
ワードが記憶されていないか、又は正しくないパスワー
ドが記憶されているので、ステップ608での操作者パ
スワードとの照合が不一致となり、ステップ601に移
る。ステップ601で情報処理装置本体12は操作者パ
スワードの存在の有無を調べ、操作者パスワードが設定
されているため、ステップ602に移る。そしてステッ
プ602で通常の操作者によるパスワード入力を要求す
るが、操作者はパスワードを知らないので操作許可を得
ることができない。
【0049】これにより、フロッピーディスク16に外
部パスワードとして、特殊パスワードが記憶されている
場合、あるいは、操作者パスワードが記憶されている場
合には、ステップ609、610、611によって操作
者パスワードの更新が行われるため、操作者が新しいパ
スワードを設定し忘れないようにすることができ、さら
に、ステップ611によって操作者パスワードの更新と
同時に、更新された操作者パスワードを記憶するフロッ
ピーディスクが得られるので、更新された操作者パスワ
ードを忘れた場合にも確実に対処することができる。
【0050】また、すべての情報処理装置に共通の特殊
パスワードを設定した場合、外部パスワードとして特殊
パスワードを記憶したフロッピーディスクはすべての情
報処理装置に対して有効であるが、このフロッピーディ
スクを一度利用すると、フロッピーディスク内の外部パ
スワードとして記憶されていた特殊パスワードが、この
情報処理装置にしか効果のない新しい操作者パスワード
に置き換えられるため、このフロッピーディスクを他の
情報処理装置に利用しようとしても、ステップ607で
の外部パスワードと特殊パスワードとの照合が不一致と
なり、さらにステップ608での外部パスワードと操作
者パスワードとの照合が不一致となり、ステップ609
以降のステップに進むことができない。従って、同じフ
ロッピーディスクを用いて不正に他の情報処理装置のパ
スワードの更新を行うこと、あるいは、不正に操作許可
を得ることが防止される。
【0051】さらに、フロッピーディスク16に外部パ
スワードとしてパスワードが記憶されていない場合、あ
るいは、正しくないパスワードが記憶されている場合に
は、ステップ602において、操作許可を得ることがで
きないため、正しい特殊パスワード、又は操作者パスワ
ードが外部パスワードとして記憶されているフロッピー
ディスクを所持せず、かつ、操作者パスワードを知らな
い者は、操作者パスワードの更新を行うこと、あるい
は、操作許可を得ることができず、かかる者が不正に操
作者パスワードを更新し、あるいは、操作許可を得るこ
とが防止される。
【0052】実施の形態6.本発明の実施の形態6は請
求項6に対応するものである。本実施の形態6による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態6では、フロッピ
ーディスク16には、操作者パスワードが記憶され、か
つ、操作者識別情報が記憶されている。この操作者識別
情報として例えば、ユーザー名、ユーザーID等が使用
できる。また、可搬型記憶手段が装着されているか否か
を判別する判別手段、入力パスワード照合手段、操作者
識別情報照合手段、外部パスワード照合手段、操作許可
手段、操作者パスワード更新手段は情報処理装置本体1
2によって実現されている。さらに、操作者パスワード
更新要求手段は出力装置11と情報処理装置本体12に
よって実現されている。
【0053】図7は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図7を参
照して本実施の形態6による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合、
操作者が操作者パスワードを記憶しているので、フロッ
ピーディスクドライブ15にフロッピーディスク16を
装着しない。情報処理装置本体12はまず、ステップ7
00で出力装置11を通じて操作者に操作者識別情報の
入力を要求し、これを受けて、操作者は入力装置13を
通じて操作者識別情報を入力する。この操作者識別情報
を情報処理装置本体12はステップ701で受け取る。
次に、ステップ702でフロッピーディスク16の有無
を判断し、フロッピーディスク16が装着されていない
ため、ステップ703に移る。以下、実施の形態1と同
様にして、操作許可が操作者に与えられる(ステップ7
03〜707)。
【0054】次に、操作者が操作者パスワードを忘れた
場合、ステップ704でのパスワード入力要求に対して
正しいパスワードが入力できないため、ステップ706
での入力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一
致となり、ステップ707に移ることができず、操作許
可が得られない。そこで、操作者はフロッピーディスク
16をフロッピーディスクドライブ15に装着する。こ
れにより、情報処理装置本体12はステップ702でフ
ロッピーディスク16の有無を判断し、フロッピーディ
スク16が装着されているため、ステップ702から、
ステップ708に移る。ステップ708で情報処理装置
本体12はフロッピーディスクドライブ15によってフ
ロッピーディスク16から操作者識別情報を読み出す。
次に、ステップ709に移り、ステップ708で読み出
した操作者識別情報とステップ701で受け取った操作
者識別情報との照合を行う。フロッピーディスク16に
記憶されている操作者識別情報と操作者により与えられ
た操作者識別情報が同じである場合には、ステップ70
9での照合が一致し、ステップ710に移る。ステップ
710以降は、実施の形態1と同様であり、フロッピー
ディスク16から読み出した外部パスワードと操作者パ
スワードとの照合が行われ(ステップ711)、照合結
果が一致すれば、操作者パスワードの更新、及び操作許
可が行われ(ステップ712〜714、707)、照合
結果が不一致であれば、操作が許可が行われない(ステ
ップ703〜706)。
【0055】一方、フロッピーディスク16に操作者識
別情報が存在しない場合、あるいは、異なる操作者識別
情報が記憶されている場合には、情報処理装置本体12
ではステップ709での操作者識別情報の照合が不一致
となり、ステップ703に移る。ステップ703で、情
報処理装置本体12は操作者パスワードの存在の有無を
調べ、操作者パスワードが設定されているため、ステッ
プ704に移る。そしてステップ704で通常の操作者
によるパスワード入力を要求するが、操作者はパスワー
ドを知らないので操作許可を得ることができない。従っ
て、正しい操作者識別情報が記憶されているフロッピー
ディスクを所持せず、かつ、操作者パスワードを知らな
い者は、操作者パスワードの更新を行うこと、あるい
は、操作許可を得ることができず、かかる者が不正に操
作者パスワードを更新し、あるいは、操作許可を得るこ
とが防止される。
【0056】以上のように、本実施の形態6において
は、操作者識別情報との照合の一致を条件に、外部パス
ワード照合手段での照合を行うようにしたので、外部パ
スワードとして操作者パスワードを記憶させたフロッピ
ーディスクを用いて操作許可を得るに際して、操作者パ
スワードの照合、及び操作者識別情報の照合という二重
のチェックが行われることとなり、例えば外部パスワー
ドが操作者パスワードに偶然に一致する場合にも不正に
操作許可を得ることが防止され、パスワード忘れに対処
するに際しての情報の機密性を高めることが可能とな
る。
【0057】実施の形態7.本発明の実施の形態7は請
求項7に対応するものである。本実施の形態7による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態7では、パスワー
ド記憶装置14には、操作者パスワード,及び特殊パス
ワードとともに、個々の情報処理装置に固有に存在して
いる情報処理装置識別情報が記憶されている。この情報
処理装置識別情報として、例えば、ホスト名、ホストI
D等が使用できる。また、フロッピーディスク16には
外部パスワードとして特殊パスワードが記憶され、か
つ、前記情報処理装置識別情報が記憶されている。ま
た、可搬型記憶手段が装着されているか否かを判別する
判別手段、入力パスワード照合手段、情報処理装置識別
情報照合手段、外部パスワード照合手段、操作許可手
段、及び操作者パスワード更新手段は情報処理装置本体
12によって実現されている。さらに、操作者パスワー
ド更新要求手段は出力装置11と情報処理装置本体12
によって実現されている。
【0058】図8は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図8を参
照して本実施の形態7による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0059】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ802でのパスワード入力要求に対して正しい
パスワードが入力できないため、ステップ804での入
力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致とな
り、ステップ805に移ることができず、操作許可が得
られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16を
フロッピーディスクドライブ15に装着する。これによ
り、情報処理装置本体12はステップ800でフロッピ
ーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク1
6が装着されているため、ステップ800から、ステッ
プ806に移る。ステップ806で情報処理装置本体1
2はフロッピーディスクドライブ15によってフロッピ
ーディスク16から情報処理装置識別情報を読み出す。
次に、ステップ807に移り、ステップ806で読み出
した情報処理装置識別情報とパスワード記憶装置14に
記憶されている情報処理装置識別情報との照合を行う。
フロッピーディスク16から読み出した情報処理装置識
別情報とパスワード記憶装置14に記憶されている情報
処理装置識別情報とが同じである場合には、ステップ8
07での照合が一致し、ステップ808に移る。ステッ
プ808以降は、実施の形態2と同様であり、フロッピ
ーディスク16から読み出した外部パスワードと操作者
パスワードとの照合が行われ(ステップ809)、照合
結果が一致すれば、操作者パスワードの更新、及び操作
許可が行われ(ステップ810〜812、805)、照
合結果が不一致であれば、操作が許可が行われない(ス
テップ801〜804)。
【0060】一方、フロッピーディスク16に情報処理
装置識別情報が存在しない場合、あるいは、異なる情報
処理装置識別情報が記憶されている場合には、情報処理
装置本体12はステップ807での情報処理装置識別情
報の照合が不一致となり、ステップ801に移る。ステ
ップ801で情報処理装置本体12は操作者パスワード
の存在の有無を調べ、操作者パスワードが設定されてい
るため、ステップ802に移る。そしてステップ802
で通常の操作者によるパスワード入力を要求するが、操
作者はパスワードを知らないので操作許可を得ることが
できない。従って、正しい情報処理装置識別情報が記憶
されているフロッピーディスクを所持せず、かつ、操作
者パスワードを知らない者は、操作者パスワードの更新
を行うこと、あるいは操作許可を得ることができず、か
かる者が不正に操作者パスワードを更新し、あるいは操
作許可を得ることが防止される。
【0061】以上のように、本実施の形態7において
は、情報処理装置識別情報との照合の一致を条件に、外
部パスワード照合手段での照合を行うようにしたので、
外部パスワードとして特殊パスワードを記憶させたフロ
ッピーディスクを作成するに際して、特殊パスワードを
全情報処理装置に共通に設定しても、共に記憶させられ
ている情報処理装置識別情報により、得られたフロッピ
ーディスクは個々の情報処理装置に対応するものとな
り、各々の情報処理装置に対して別々のフロッピーディ
スクを容易に作成することができる。また、作成したフ
ロッピーディスクの管理においても、各々の情報処理装
置と各フロッピーディスクとを情報処理装置識別情報に
より対応づけることができ、該フロッピーディスクの管
理が容易となる。
【0062】実施の形態8.本発明の実施の形態8は請
求項8に対応するものである。本実施の形態8による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態8では、フロッピ
ーディスク16には外部パスワードとして特殊パスワー
ドが記憶されている。また、可搬型記憶手段が装着され
ているか否かを判別する判別手段、入力パスワード照合
手段、外部パスワード照合手段、及び操作許可手段は情
報処理装置本体12によって実現されている。さらに、
外部パスワード消去手段は情報処理装置本体12とフロ
ッピーディスクドライブ15によって実現されている。
【0063】図9は情報処理装置本体12の操作許可処
理を示すフローチャートである。以下、図1と図9を参
照して本実施の形態8による情報処理装置の動作を説明
する。通常時に操作者が操作許可を得ようとする場合に
ついては、実施の形態1と同様であるため、説明を省略
する。
【0064】操作者が操作者パスワードを忘れた場合、
ステップ902でのパスワードの入力要求に対して正し
いパスワードが入力できないため、ステップ904での
入力パスワードと操作者パスワードとの照合で不一致と
なり、ステップ905に移ることができず、操作許可が
得られない。そこで、操作者はフロッピーディスク16
をフロッピーディスクドライブ15に装着する。これに
より、情報処理装置本体12はステップ900でフロッ
ピーディスク16の有無を判断し、フロッピーディスク
16が装着されているため、ステップ900から、ステ
ップ906に移る。ステップ906で情報処理装置本体
12は、フロッピーディスクドライブ15によってフロ
ッピーディスク16から外部パスワードを読み出す。次
に、ステップ907に移り、ステップ906で読み出し
た外部パスワードとパスワード記憶装置14に記憶され
ている特殊パスワードとの照合を行う。
【0065】ここで、フロッピーディスク16に外部パ
スワードとして、特殊パスワードが記憶されている場
合、ステップ907での外部パスワードと特殊パスワー
ドとの照合が一致し、ステップ908に移る。ステップ
908で、情報処理装置本体12はフロッピーディスク
ドライブ15によってフロッピーディスクに記憶されて
いる外部パスワードを消去する。その後、ステップ90
5に移り、操作許可を与える。
【0066】これにより、すべての情報処理装置に共通
の特殊パスワードを設定した場合、外部パスワードとし
て特殊パスワードを記憶したフロッピーディスクはすべ
ての情報処理装置に対して有効であるが、このフロッピ
ーディスクを一度利用すると、フロッピーディスク内の
外部パスワードとして記憶されていた特殊パスワードが
消去されるため、再度このフロッピーディスクを利用し
ようとしても、ステップ907での外部パスワードと特
殊パスワードとの照合が不一致となり、ステップ905
に進むことができないため操作許可を得ることができな
い。これにより、同じフロッピーディスクを用いて不正
に他の情報処理装置の操作許可を得ることが防止され
る。
【0067】一方、フロッピーディスク16に外部パス
ワードが存在しない場合、あるいは、外部パスワードと
して異なる特殊パスワードが記憶されている場合には、
情報処理装置本体12はステップ907での外部パスワ
ードと特殊パスワードとの照合が不一致となり、ステッ
プ901に移る。ステップ901で情報処理装置本体1
2は操作者パスワードの存在の有無を調べ、操作者パス
ワードが設定されているため、ステップ902に移る。
そしてステップ902で通常の操作者によるパスワード
入力を要求するが、操作者はパスワードを知らないので
操作許可を得ることができない。従って、正しい特殊パ
スワードが外部パスワードとして記憶されているフロッ
ピーディスクを所持せず、かつ、操作者パスワードを知
らない者は、外部パスワードを消去する、あるいは、操
作許可を得ることができず、かかる者が不正に外部パス
ワードを消去する、あるいは、操作許可を得ることが防
止される。
【0068】以上のように、本実施の形態8において
は、特殊パスワードを記憶させたフロッピーディスク1
6を情報処理装置に装着すると、パスワード記憶装置1
4に記憶されている特殊パスワードとフロッピーディス
ク16から読み出した外部パスワードとの照合の一致を
条件に、操作者に操作許可を与えるとともに、フロッピ
ーディスク16に外部パスワードとして記憶されている
特殊パスワードを消去するようにしたので、複数の情報
処理装置に対し共通の特殊パスワードを設定しても、他
の情報処理装置に対して不正に操作許可を得ることが防
止され、その結果、パスワード忘れに対処するに際し
て、通常、メーカにおいて設定,管理され、第三者に絶
対に知られないことが要請される特殊パスワードの高度
の機密性を保持することが可能となる。
【0069】実施の形態9.本発明の実施の形態9は請
求項9に対応するものである。本実施の形態9による情
報処理装置のハードウエアの構成は実施の形態1と同じ
である。図1において、本実施の形態9では、フロッピ
ーディスク16には、外部パスワードが記憶される。ま
た、入力パスワード照合手段、外部パスワード照合手
段、可搬型記憶手段が装着されているか否かを判別する
判別手段、操作許可手段、及び操作者パスワード更新手
段は情報処理装置本体12によって実現されている。さ
らに、外部パスワード更新手段は情報処理装置本体12
とフロッピーディスクドライブ15によって実現されて
いる。
【0070】図9は情報処理装置本体12の操作者パス
ワード更新処理を示すフローチャートである。以下、図
1と図9を参照して本実施の形態9による情報処理装置
の動作を説明する。操作許可を得る動作は、実施の形態
1と同様であるので、説明を省略する。
【0071】操作者パスワードを更新する場合、まず、
情報処理装置本体12はステップ1000においてフロ
ッピーディスクが装着されているか否かを判断し、フロ
ッピーディスクが装着されていない場合、ステップ10
04に移り、操作者パスワードの更新を拒否する。
【0072】一方、フロッピーディスクが装着されてい
る場合、ステップ1001に移り、入力装置13を通じ
て操作者の入力した新しいパスワード受け取る。次に、
情報処理装置本体12はステップ1002において、ス
テップ1001で受け取った新しい操作者パスワードを
新しい外部パスワードとしてフロッピーディスク16に
フロッピーディスクドライブ15を通じて記憶させる。
ここで、フロッピーディスク16に外部パスワードが予
め記憶されている場合には、該外部パスワードが更新さ
れることとなる。さらに、ステップ1003において、
パスワード記憶装置14内の操作者パスワードをステッ
プ1001で受け取った新しいパスワードに更新する。
【0073】このように、本実施の形態9においては、
フロッピーディスク16が装着されているとき、入力装
置13から入力されたパスワードをフロッピーディスク
16に記憶させ、その後に限り、該入力されたパスワー
ドを操作者パスワードとして操作者パスワード記憶装置
14に記憶するようにしたので、フロッピーディスク1
6に新しいパスワードが記憶されない限り操作者パスワ
ード記憶装置14内の操作者パスワードが更新されない
こととなり、正しい外部パスワードが記憶されているフ
ロッピーディスク16が確実に存在するようにすること
ができる。その結果、パスワードを忘れた場合に確実に
対処することができる。
【0074】なお、上記実施の形態6では、操作者識別
情報の照合の後に、操作者パスワードの照合を行ってい
るが、これに代えて特殊パスワードの照合を行うことも
できる。
【0075】また、上記実施の形態7では、情報処理装
置識別情報の照合の後に、特殊パスワードの照合を行っ
ているが、これに代えて操作者パスワードの照合を行う
こともできる。
【0076】また、上記の実施の形態では、可搬型記憶
手段としてフロッピーディスクを用いたが、着脱可能な
ハードディスクドライブ、光ディスク、磁気カード、及
びICカードを用いても良い。
【0077】また、上記実施の形態4及び8において、
外部パスワード消去手段によってフロッピーディスク1
6に記憶された外部パスワードを消去しているが、フロ
ッピーディスク16の初期化を行っても良く、どちらの
方法でも外部パスワードを無効にすることができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置に
よれば、操作者パスワードを忘れた場合に、操作者パス
ワードを外部パスワードとして記憶させた可搬型記憶手
段を情報処理装置に装着すると、操作者パスワード記憶
手段に記憶されている操作者パスワードと可搬型記憶手
段から読み出した外部パスワードとの照合の一致を条件
に、操作者に操作者パスワードの更新を要求し、この操
作者パスワードの更新要求後,操作者により入力された
パスワードを操作者パスワードとして操作者パスワード
記憶手段に記憶するようにしたので、操作者は更新され
た操作者パスワードを入力することにより操作許可を得
ることができ、操作者パスワードとの照合の一致を条件
に操作者に操作許可を与える情報処理装置において、操
作者に操作許可が与えられた後、忘れた操作者パスワー
ドが設定されたままとなるのを防止できるとともに、操
作者パスワードを消去する場合のように、操作者が操作
者パスワードを再設定し忘れて、情報処理装置が第三者
により自由に操作可能となるのを防止することができ
る。
【0079】また、本発明の情報処理装置によれば、操
作者パスワードを忘れた場合に、特殊パスワードを外部
パスワードとして記憶させた可搬型記憶手段を情報処理
装置に装着すると、特殊パスワード記憶手段に記憶され
ている特殊パスワードと可搬型記憶手段から読み出した
外部パスワードとの照合の一致を条件に、操作者に操作
者パスワードの更新を要求し、この操作者パスワードの
更新要求後,操作者により入力されたパスワードを操作
者パスワードとして操作者パスワード記憶手段に記憶す
るようにしたので、操作者は更新された操作者パスワー
ドを入力することにより操作許可を得ることができ、特
殊パスワードとの照合の一致を条件に操作者に操作許可
を与える情報処理装置において、操作者に操作許可が与
えられた後、忘れた操作者パスワードが設定されたまま
となるのを防止できるとともに、操作者パスワードを消
去する場合のように、操作者が操作者パスワードを再設
定し忘れて、情報処理装置が第三者により自由に操作可
能となるのを防止することができる。
【0080】また、本発明の情報処理装置によれば、操
作者パスワードを忘れた場合に、操作者パスワード、あ
るいは特殊パスワードを外部パスワードとして記憶させ
た可搬型記憶手段を情報処理装置に装着すると、操作者
パスワード記憶手段に記憶されている操作者パスワード
と可搬型記憶手段から読み出した外部パスワードとの照
合の一致,又は特殊パスワード記憶手段に記憶されてい
る特殊パスワードと可搬型記憶手段から読み出した外部
パスワードとの照合の一致を条件に、操作者に操作者パ
スワードの更新を要求し、この操作者パスワードの更新
要求後,操作者により入力されたパスワードを操作者パ
スワードとして操作者パスワード記憶手段に記憶するよ
うにしたので、操作者は更新された操作者パスワードを
入力することにより操作許可を得ることができ、操作者
パスワードとの照合の一致、あるいは特殊パスワードと
の照合の一致を条件に操作者に操作許可を与える情報処
理装置において、操作者に操作許可が与えられた後、忘
れた操作者パスワードが設定されたままとなるのを防止
できるとともに、操作者パスワードを消去する場合のよ
うに、操作者が操作者パスワードを再設定し忘れて、情
報処理装置が第三者により自由に操作可能となるのを防
止することができる。
【0081】また、本発明の情報処理装置によれば、操
作者パスワード更新要求手段による操作者パスワードの
更新要求後,操作者により入力手段から入力されたパス
ワードを外部パスワードとして前記可搬型記憶手段に記
憶させる外部パスワード更新手段を有するようにしたの
で、外部パスワードとして操作者パスワードを記憶する
場合には、操作者パスワードの更新とともに、更新され
た操作者パスワードを記憶する可搬型記憶手段が得ら
れ、更新された操作者パスワードを忘れた場合にも確実
に対処することができる。また、外部パスワードとして
特殊パスワードを記憶する場合には、操作者パスワード
の更新とともに、可搬型記憶手段の特殊パスワードが操
作者パスワードに置き換えられ、他の情報処理装置に対
して、同じ可搬型記憶手段を用いて不正にパスワードの
更新を行い,操作許可を得,あるいは外部パスワードの
消去を行うのが防止される。
【0082】また、本発明の情報処理装置によれば、外
部パスワード照合手段での照合の一致を条件として可搬
型記憶手段に記憶されている外部パスワードを消去する
外部パスワード消去手段を有するようにしたので、外部
パスワードを記憶した可搬型記憶手段は、一度利用する
と記憶していた外部パスワードが消去され、外部パスワ
ードとして複数の情報処理装置に対し共通に設定した特
殊パスワードを記憶する場合には、他の情報処理装置に
対して、同じ可搬型記憶手段を用いて不正にパスワード
の更新を行い,操作許可を得,あるいは外部パスワード
の消去を行うのが防止され、外部パスワードとして操作
者パスワードを記憶する場合には、同じ情報処理装置に
対して、再度、同じ可搬型記憶手段を用いて不正にパス
ワードの更新を行い,操作許可を得,あるいは外部パス
ワードの消去を行うのが防止される。その結果、パスワ
ード忘れに対処するに際しての情報の機密性を保持する
ことが可能となる。
【0083】また、本発明の情報処理装置によれば、可
搬型記憶手段が、外部パスワードとともに操作者を識別
するための操作者識別情報を記憶しており、情報処理装
置に可搬型記憶手段が装着されているとき、入力された
操作者識別情報と可搬型記憶手段から読み出した操作者
識別情報との照合の一致を条件として、外部パスワード
照合手段での照合を行うようにしたので、共に記憶させ
られている操作者識別情報により、得られた可搬型記憶
手段は個々の操作者の操作者パスワードに対応するもの
となり、可搬型記憶手段を用いて操作者パスワードを更
新するに際して、操作者パスワードの照合、及び操作者
識別情報の照合という二重のチェックが行われることと
なり、例えば外部パスワードが操作者パスワードに偶然
に一致する場合にも不正に操作許可を得ることが防止さ
れ、パスワード忘れに対処するに際しての情報の機密性
を高めることが可能となる。
【0084】また、本発明の情報処理装置によれば、情
報処理装置は、該情報処理装置を識別するための情報処
理装置識別情報を記憶しており、可搬型記憶手段は、外
部パスワードとともに情報処理装置識別情報を記憶して
おり、装着手段に可搬型記憶手段が装着されていると
き,情報処理装置に記憶された情報処理装置識別情報と
可搬型記憶手段から読み出した情報処理装置識別情報と
の照合の一致を条件として、外部パスワード照合手段で
の照合を行うようにしたので、外部パスワードとして特
殊パスワードを記憶する場合には、外部パスワードを記
憶させた可搬型記憶手段を作成するに際して、特殊パス
ワードを全情報処理装置に共通に設定しても、共に記憶
させられている情報処理装置識別情報により、得られた
可搬型記憶手段は個々の情報処理装置に対応するものと
なり、各々の情報処理装置に対して別々の可搬型記憶手
段を容易に作成することができる。また、作成した可搬
型記憶手段の管理においても、各々の情報処理装置と各
可搬型記憶手段とを情報処理装置識別情報により対応づ
けることができ、該可搬型記憶手段の管理が容易とな
る。また、外部パスワードとして操作者パスワードを記
憶する場合には、可搬型記憶手段を用いて操作者パスワ
ードを更新するに際して、操作者パスワードの照合、及
び情報処理装置識別情報の照合という二重のチェックが
行われることとなり、例えば外部パスワードが操作者パ
スワードに偶然に一致する場合にも不正に操作許可を得
ることが防止され、パスワード忘れに対処するに際して
の情報の機密性を高めることが可能となる。
【0085】また、本発明の情報処理装置によれば、操
作者パスワードを忘れた場合に、特殊パスワードを外部
パスワードとして記憶させた可搬型記憶手段を情報処理
装置に装着すると、特殊パスワード記憶手段に記憶され
ている特殊パスワードと可搬型記憶手段から読み出した
外部パスワードとの照合の一致を条件に、操作者に操作
許可を与えるとともに、可搬型記憶手段に外部パスワー
ドとして記憶されている特殊パスワードを消去するよう
にしたので、外部パスワードを記憶した可搬型記憶手段
は、一度利用すると記憶していた外部パスワードが消去
され、複数の情報処理装置に対し共通の特殊パスワード
を設定していても、他の情報処理装置に対して不正に操
作許可を得ることが防止される。その結果、パスワード
忘れに対処するに際して、通常、メーカにおいて設定,
管理され、第三者に絶対に知られないことが要請される
特殊パスワードの高度の機密性を保持することが可能と
なる。
【0086】また、本発明の情報処理装置によれば、可
搬型記憶手段が装着されているとき,入力手段から入力
されたパスワードを可搬型記憶手段に記憶させ、その後
に限り,該入力されたパスワードを操作者パスワードと
して操作者パスワード記憶手段に記憶するようにしたの
で、可搬型記憶手段に新しいパスワードが記憶されない
限り操作者パスワード記憶手段の操作者パスワードが更
新されないこととなり、正しい外部パスワードが記憶さ
れている可搬型記憶手段が確実に存在するようにするこ
とができる。その結果、パスワードを忘れた場合に確実
に対処することが可能となる。
【0087】また、本発明の情報処理装置によれば、可
搬型記憶手段が、フロッピーディスクであるようにした
ので、可搬型記憶手段としてフロッピーディスクを用い
た,操作者パスワードの再設定し忘れを防止できる情報
処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報処理装置のハ
ードウエアの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態2による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態3による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態4による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態5による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態6による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態7による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態8による情報処理装置本体
の操作許可処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態9による情報処理装置本
体のパスワード更新処理を示すフローチャートである。
【図11】従来の情報処理装置の操作許可処理を示すフ
ローチャートである。
【図12】従来の情報処理装置の操作許可処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11 出力装置 12 情報処理装置本体 13 入力装置 14 パスワード記憶装置 15 フロッピーディスクドライブ 16 フロッピーディスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が設定した操作者パスワードを記
    憶する操作者パスワード記憶手段と、操作者がパスワー
    ド等の情報を入力するための入力手段と、前記操作者パ
    スワードと照合される外部パスワードを記憶する可搬型
    記憶手段が装着される装着手段と、前記装着手段に前記
    可搬型記憶手段が装着されているか否かを判別する判別
    手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着され
    ていないとき,前記操作者パスワード記憶手段に記憶さ
    れている操作者パスワードと前記入力手段から入力され
    た入力パスワードとを照合する入力パスワード照合手段
    と、前記入力パスワード照合手段での操作者パスワード
    と入力パスワードとの一致を条件として操作者に操作を
    許可する操作許可手段と、前記装着手段に前記可搬型記
    憶手段が装着されているとき,前記操作者パスワード記
    憶手段に記憶されている操作者パスワードと前記可搬型
    記憶手段から読み出した外部パスワードとを照合する外
    部パスワード照合手段と、前記外部パスワード照合手段
    での操作者パスワードと外部パスワードとの一致を条件
    として操作者に前記操作者パスワードの更新を要求する
    操作者パスワード更新要求手段と、前記操作者パスワー
    ド更新要求手段による操作者パスワードの更新要求後,
    操作者により前記入力手段から入力されたパスワードを
    前記操作者パスワードとして前記操作者パスワード記憶
    手段に記憶する操作者パスワード更新手段とを備える情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 操作者が設定した操作者パスワードを記
    憶する操作者パスワード記憶手段と、操作者がパスワー
    ド等の情報を入力するための入力手段と、前記操作者パ
    スワードとは別に設定された特殊パスワードを情報処理
    装置内に記憶する特殊パスワード記憶手段と、前記特殊
    パスワードと照合される外部パスワードを記憶する可搬
    型記憶手段が装着される装着手段と、前記装着手段に前
    記可搬型記憶手段が装着されているか否かを判別する判
    別手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着さ
    れていないとき,前記操作者パスワード記憶手段に記憶
    されている操作者パスワードと前記入力手段から入力さ
    れた入力パスワードとを照合する入力パスワード照合手
    段と、前記入力パスワード照合手段での操作者パスワー
    ドと入力パスワードとの一致を条件として操作者に操作
    を許可する操作許可手段と、前記装着手段に前記可搬型
    記憶手段が装着されているとき,前記特殊パスワード記
    憶手段に記憶されている特殊パスワードと前記可搬型記
    憶手段から読み出した外部パスワードとを照合する外部
    パスワード照合手段と、前記外部パスワード照合手段で
    の特殊パスワードと外部パスワードの一致を条件として
    操作者に前記操作者パスワードの更新を要求する操作者
    パスワード更新要求手段と、前記操作者パスワード更新
    要求手段による操作者パスワードの更新要求後,操作者
    により前記入力手段から入力されたパスワードを前記操
    作者パスワードとして前記操作者パスワード記憶手段に
    記憶する操作者パスワード更新手段とを備える情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 操作者が設定した操作者パスワードを記
    憶する操作者パスワード記憶手段と、操作者がパスワー
    ド等の情報を入力するための入力手段と、前記操作者パ
    スワードとは別に設定された特殊パスワードを情報処理
    装置内に記憶する特殊パスワード記憶手段と、前記特殊
    パスワード、あるいは、前記操作者パスワードと照合さ
    れる外部パスワードを記憶する可搬型記憶手段が装着さ
    れる装着手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が
    装着されているか否かを判別する判別手段と、前記装着
    手段に前記可搬型記憶手段が装着されていないとき,前
    記操作者パスワード記憶手段に記憶されている操作者パ
    スワードと前記入力手段から入力された入力パスワード
    とを照合する入力パスワード照合手段と、前記入力パス
    ワード照合手段での操作者パスワードと入力パスワード
    との一致を条件として操作者に操作を許可する操作許可
    手段と、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着され
    ているとき,前記特殊パスワード記憶手段に記憶されて
    いる特殊パスワードと前記可搬型記憶手段から読み出し
    た外部パスワードとを,前記操作者パスワード記憶手段
    に記憶されている操作者パスワードと前記可搬型記憶手
    段から読み出した外部パスワードとを,それぞれ照合す
    る外部パスワード照合手段と、前記外部パスワード照合
    手段での前記特殊パスワードと前記外部パスワードの一
    致,又は前記操作者パスワードと前記外部パスワードと
    の一致を条件として操作者に操作者パスワードの更新を
    要求する操作者パスワード更新要求手段と、前記操作者
    パスワード更新要求手段による操作者パスワードの更新
    要求後,操作者により前記入力手段から入力されたパス
    ワードを前記操作者パスワードとして前記操作者パスワ
    ード記憶手段に記憶する操作者パスワード更新手段とを
    備える情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記操作者パスワード更新要求手段によ
    る操作者パスワードの更新要求後,操作者により前記入
    力手段から入力されたパスワードを外部パスワードとし
    て前記可搬型記憶手段に記憶させる外部パスワード更新
    手段を有する請求項1,2,又は3のいずれかに記載の
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記外部パスワード照合手段での照合の
    一致を条件として可搬型記憶手段に記憶されている外部
    パスワードを消去する外部パスワード消去手段を有する
    請求項1,2,又は3のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記可搬型記憶手段は、前記外部パスワ
    ードとともに操作者を識別するための操作者識別情報を
    記憶しており、前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装
    着されているとき,前記入力手段から入力された操作者
    識別情報と前記可搬型記憶手段から読み出した操作者識
    別情報とを照合する操作者識別情報照合手段を有し、前
    記外部パスワード照合手段は、前記操作者識別情報照合
    手段での,入力された操作者識別情報と前記可搬型記憶
    手段から読み出した操作者識別情報との一致を条件とし
    て前記照合を行うものである請求項1,2,3,4,又
    は5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、該情報処理装置を
    識別するための情報処理装置識別情報を記憶しており、
    前記可搬型記憶手段は、外部パスワードとともに前記情
    報処理装置識別情報を記憶しており、前記装着手段に前
    記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記情報処理
    装置に記憶された情報処理装置識別情報と前記可搬型記
    憶手段から読み出した情報処理装置識別情報とを照合す
    る情報処理装置識別情報照合手段を有し、前記外部パス
    ワード照合手段は、前記情報処理装置識別情報照合手段
    での,前記情報処理装置に記憶された情報処理装置識別
    情報と前記可搬型記憶手段から読み出した情報処理装置
    識別情報との一致を条件として前記照合を行うものであ
    る請求項1,2,3,4,5,又は6のいずれかに記載
    の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 操作者が設定した操作者パスワードを記
    憶する操作者パスワード記憶手段と、操作者がパスワー
    ドを入力するための入力手段と、前記操作者パスワード
    とは別に設定された特殊パスワードを情報処理装置内に
    記憶する特殊パスワード記憶手段と、前記特殊パスワー
    ドと照合される外部パスワードを記憶する可搬型記憶手
    段が装着される装着手段と、前記装着手段に前記可搬型
    記憶手段が装着されているか否かを判別する判別手段
    と、前記可搬型記憶手段が装着されていないとき,前記
    操作者パスワード記憶手段に記憶されている操作者パス
    ワードと前記入力手段から入力された入力パスワードと
    を照合する入力パスワード照合手段と、前記装着手段に
    前記可搬型記憶手段が装着されているとき,前記特殊パ
    スワード記憶手段に記憶されている特殊パスワードと前
    記可搬型記憶手段から読み出した外部パスワードとを照
    合する外部パスワード照合手段と、前記外部パスワード
    照合手段での特殊パスワードと外部パスワードの一致を
    条件として前記可搬型記憶手段の外部パスワードを消去
    する外部パスワード消去手段と、前記入力パスワード照
    合手段での操作者パスワードと入力パスワードとの一
    致,又は前記外部パスワード照合手段での特殊パスワー
    ドと外部パスワードの一致,を条件として操作者に操作
    を許可する操作許可手段とを備える情報処理装置。
  9. 【請求項9】 操作者が設定した操作者パスワードを記
    憶する操作者パスワード記憶手段と、操作者がパスワー
    ドを入力するための入力手段と、前記操作者パスワード
    と比較される外部パスワードを記憶するための可搬型記
    憶手段が装着される装着手段と、前記装着手段に前記可
    搬型記憶手段が装着されているか否かを判別する判別手
    段と、前記操作者パスワード記憶手段に記憶されている
    操作者パスワードと前記入力手段から入力された入力パ
    スワードとを照合する入力パスワード照合手段と、前記
    操作者パスワード記憶手段に記憶されている操作者パス
    ワードと前記可搬型記憶手段から読み出した外部パスワ
    ードとを照合する外部パスワード照合手段と、前記入力
    パスワード照合手段での操作者パスワードと入力パスワ
    ードとの一致,又は前記外部パスワード照合手段での操
    作者パスワードと外部パスワードの一致,を条件として
    操作者の操作を可能とする操作許可手段とを有する情報
    処理装置において、 前記装着手段に前記可搬型記憶手段が装着されていると
    き,前記入力手段から入力されたパスワードを外部パス
    ワードとして前記可搬型記憶手段に記憶させる外部パス
    ワード更新手段と、前記可搬型記憶手段に前記入力され
    たパスワードが外部パスワードとして記憶させられた後
    に限り,前記入力されたパスワードを前記操作者パスワ
    ードとして前記操作者パスワード記憶手段に記憶する操
    作者パスワード更新手段とを備える情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記可搬型記憶手段が、フロッピーデ
    ィスクである請求項1,2,3,4,5,6,7,8,
    又は9のいずれかに記載の情報処理装置。
JP8074424A 1996-03-28 1996-03-28 情報処理装置 Pending JPH09265455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8074424A JPH09265455A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8074424A JPH09265455A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09265455A true JPH09265455A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13546818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8074424A Pending JPH09265455A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09265455A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1111495A1 (en) * 1999-12-06 2001-06-27 Avaya Technology Corp. Device security mechanism based on registered passwords
JP2006024057A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Oki Electric Ind Co Ltd 本人確認装置
JPWO2004107182A1 (ja) * 2003-05-29 2006-07-20 富士通株式会社 データリストア方法,情報処理装置およびデータリストアプログラム
US7191239B2 (en) 2000-08-02 2007-03-13 Ipass Inc. Method and system to customize and update a network connection application for distribution to multiple end-users
JP4508334B2 (ja) * 2000-01-19 2010-07-21 キヤノン株式会社 キャプチャ情報暗号化装置、キャプチャ情報暗号化方法及びプログラム
US7961884B2 (en) 2002-08-13 2011-06-14 Ipass Inc. Method and system for changing security information in a computer network

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1111495A1 (en) * 1999-12-06 2001-06-27 Avaya Technology Corp. Device security mechanism based on registered passwords
JP2001216046A (ja) * 1999-12-06 2001-08-10 Avaya Technology Corp 登録されているパスワードに基づくデバイス機密機構
US6725382B1 (en) 1999-12-06 2004-04-20 Avaya Technology Corp. Device security mechanism based on registered passwords
JP4508334B2 (ja) * 2000-01-19 2010-07-21 キヤノン株式会社 キャプチャ情報暗号化装置、キャプチャ情報暗号化方法及びプログラム
US7191239B2 (en) 2000-08-02 2007-03-13 Ipass Inc. Method and system to customize and update a network connection application for distribution to multiple end-users
US7961884B2 (en) 2002-08-13 2011-06-14 Ipass Inc. Method and system for changing security information in a computer network
JPWO2004107182A1 (ja) * 2003-05-29 2006-07-20 富士通株式会社 データリストア方法,情報処理装置およびデータリストアプログラム
JP2006024057A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Oki Electric Ind Co Ltd 本人確認装置
JP4586439B2 (ja) * 2004-07-09 2010-11-24 沖電気工業株式会社 本人確認装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102227733B (zh) 用于基于用户身份来提供对文件的访问的方法和装置
US8639624B2 (en) Entrance management system, control method thereof, information storage medium, authentication server, gate apparatus, and storage medium storing program
JP3805986B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び記憶媒体
US7506171B2 (en) Method and systems for securely supporting password change
US8336096B2 (en) Access control apparatus, image display apparatus, and program thereof
US6067640A (en) System for management of software employing memory for processing unit with regulatory information, for limiting amount of use and number of backup copies of software
US20060206720A1 (en) Method, program and system for limiting I/O access of client
US20080289032A1 (en) Computer Control Method and Computer Control System Using an Externally Connected Device
JP2000122975A (ja) バイオメトリクスによるユーザー確認システム及び記憶媒体
JPH10149283A (ja) 情報処理装置、可換記憶媒体、ライセンス発行システム、およびライセンス発行/移動方法
JP2001036523A (ja) デジタルデータ記録再生システム
JP4812371B2 (ja) 画像表示制御システム、認証システム及びアプリケーション管理装置
JPH09265455A (ja) 情報処理装置
US8387134B2 (en) Information processing apparatus and method of controlling authentication process
JP3834056B1 (ja) 認証システム、リーダ・ライタ装置及び保管庫
US20050055566A1 (en) Computer system and method for controlling the same
JP2002116840A (ja) セキュリティシステム
JP2005062975A (ja) 記憶装置、その制御方法及び制御プログラム
KR101745390B1 (ko) 데이터 유출 방지장치 및 그 방법
JP6941132B2 (ja) 入力情報管理システム
JP2001216547A (ja) セキュリティ方法及びその方法を利用するセキュリティシステム並びにセキュリティプログラムを記録した記録媒体
JP2003323344A (ja) アクセス制御システム、アクセス制御方法及びアクセス制御プログラム
JP4794618B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び記憶媒体
JP4256880B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置制御方法及び記憶媒体
KR100800929B1 (ko) 외부 접속 기기를 사용한 컴퓨터의 제어방법 및 컴퓨터의제어시스템