JPH09265086A - 液晶表示装置用カラーフィルター及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置用カラーフィルター及びその製造方法

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JPH09265086A
JPH09265086A JP7549896A JP7549896A JPH09265086A JP H09265086 A JPH09265086 A JP H09265086A JP 7549896 A JP7549896 A JP 7549896A JP 7549896 A JP7549896 A JP 7549896A JP H09265086 A JPH09265086 A JP H09265086A
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JP
Japan
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light
filter
glass substrate
color filter
photosensitive resin
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JP7549896A
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English (en)
Inventor
Kenji Imazu
健二 今津
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光体とカラーフィルターとの重なり部分に
表示特性を損ねる原因となる段差を生じることなく、カ
ラーフィルターの表面を平坦にすることを可能とする。 【解決手段】 ガラス基板に形成する赤色フィルター3
7と緑色フィルター38と青色フィルター39と、色フ
ィルターの境界部分を遮光する遮光体36とからなるカ
ラーフィルターにおいて、ガラス基板表面の遮光体を形
成する領域に遮光体の膜厚と同じ深さの溝35を設け、
この溝内に黒色の感光性樹脂で形成している低反射率で
高い遮光性を兼ね備えた遮光体36を有するカラーフィ
ルターおよびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に使用
される液晶表示装置用カラーフィルターとその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、インジュウム・スズ酸
化物(以下ITOと記載する)からなる透明電極を形成
する2枚のガラス基板の間に、光の透過量をコントロー
ルする液晶とカラー表示を可能にするカラーフィルター
と、蛍光管と拡散板とからなるバックライトとを備えた
構造をしている。
【0003】一方のガラス基板には液晶に電圧を印加す
るために、ITOで形成する信号電極をパターニングし
てある。また、もう一方のガラス基板にはカラー表示を
可能にするため、色の3原色である赤色フィルターと緑
色フィルターと青色フィルターとを備えるカラーフィル
ターを構成をしている。
【0004】さらに表示品質を高めるために、カラーフ
ィルター上には表面の凹凸を平坦化する目的で保護膜を
形成している。保護膜上には、やはり液晶層に電圧を印
加するためにITOで形成する走査電極をパターニング
して設けている。
【0005】信号電極と走査電極とは、液晶を挟んで交
差部分(画素)を形成するように互いに直行した方向に
規則正しく配列している。信号電極および走査電極上に
は液晶分子を規則正しく配向させるための処理をした配
向膜を形成してある。
【0006】カラーフィルターは液晶表示装置の赤、
緑、青の画素に対応して、赤、緑、青の色フィルターを
一定間隔にストライプ状またはモザイク状に配置してい
る。
【0007】さらに隣り合う画素間の色の混色やバック
ライトから発せられた光がカラーフィルターを通らずに
光漏れを生じ、画質が低下することを防止するために、
各色フィルターの境界領域に遮光体を形成している。
【0008】このようなカラーフィルターの製造手段と
しては印刷手段や、フォトリソグラフィー手段が一般的
である。
【0009】印刷手段や一般的なフォトリソグラフィー
手段を用いたカラーフィルターの製造方法では、クロム
などの金属遮光膜をガラス基板上に形成したのちに、フ
ォトリソグラフィー手段を用いてフォトマスクに形成し
た遮光体パターンをレジスト像として金属遮光膜上に転
写する。
【0010】この後に、液晶表示装置の画素に対応する
開口部をクロムエッチング処理で取り除き、ガラス基板
上に遮光体を形成する。
【0011】印刷手段においては、この遮光体の開口部
にカラーフィルターパターンを樹脂や金属の凹凸で形成
した印刷版を用いて赤インキで赤色フィルターを印刷す
る。同じように、緑インキで緑色フィルターを印刷し、
さらに青インキで青色フィルターを印刷する。
【0012】またフォトリソグラフィー手段において
は、感光性樹脂に赤、緑、青の顔料や染料を分散した感
光性樹脂をガラス基板上に形成し、ガラス基板上に形成
している遮光体の対応する開口部のカラーフィルターを
形成する領域に、フォトマスクに形成しているカラーフ
ィルターパターンを位置合わせし、露光処理と現像処理
とを行う。
【0013】この処理工程で感光部と未感光部の現像液
に対する溶解度の差を利用し、現像液に溶解しない感光
した感光性樹脂の部分でカラーフィルターパターンを形
成する。遮光体の開口部に赤、緑、青のカラーフィルタ
ーを形成する場合には、遮光体を形成したのちに上記と
同様な工程を赤、緑、青毎に3回繰り返す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遮光体
にクロムなどの金属遮光膜をもちいた場合、金属表面の
反射率が高いために、液晶表示装置の画面上に照射され
る外部光の反射の影響で表示品質を著しく損ねる。
【0015】このような外部光反射の影響で表示品質が
劣化する課題の解決手段としては、その表面が低反射率
を有する材質で遮光体を形成する手法が試みられてい
る。
【0016】たとえば表示画面側のガラス基板と金属遮
光膜で形成した遮光体との界面に低反射率な酸化膜を形
成する手法や、樹脂中にカーボンや黒色の着色材を添加
した感光性樹脂をフォトリソグラフィー手段をもちいて
形成する手法である。
【0017】しかし、このうち酸化膜を形成する手法で
は、製造工程の増加やコスト高をまねく。またさらに、
黒色の感光性樹脂で形成する手法においては、金属と比
較して遮光性が低いため、光源光を充分遮光するために
は、光の透過方向に黒色の感光性樹脂の膜厚を厚く形成
する必要がある。
【0018】カラーフィルターを構成している赤、緑、
青の色フィルターは、上記の説明のように、赤、緑、青
の顔料をそれぞれ分散した感光性樹脂をもちいてフォト
リソグラフィー手段で形成するか、あるいは赤、緑、青
のインキ材をもちいて印刷手段で形成する。
【0019】このとき所定の分光特性を得るためには、
赤色、緑色、青色の感光性樹脂あるいはインキ材の顔料
の含有量によって、色フィルターの膜厚は通常1.0μ
mから2.0μm必要となる。
【0020】黒色の感光性樹脂やインキ材をもちいて遮
光体を形成する場合にも、充分な遮光性を確保するため
には1.0μmから2.0μmの膜厚を必要とする。
【0021】一方、フォトリソグラフィー手段あるいは
印刷手段において、赤、緑、青の色フィルターと遮光体
とはその形成工程で生じるお互いの形成位置のズレによ
り、カラーフィルターと遮光体との間に隙間部分が生じ
る。
【0022】このカラーフィルターと遮光体との間の隙
間部分は、光源光がカラーフィルターを通過しない。し
たがって液晶表示装置の画面上に隙間部分が表示される
ために表示ムラとなる。
【0023】このような表示ムラを防止し、製造工程に
おける位置合わせ精度を広くする目的で、遮光体上に色
フィルターの端部が重なるように形成する。
【0024】図17は遮光体に金属遮光膜をもちいる従
来技術におけるカラーフィルターを示す平面図であり、
図18はそのI−I線における断面を示す断面図であ
る。また、図19は低反射率な黒色の感光性樹脂をもち
いて遮光体を形成したカラーフィルターの平面図であ
り、図20は図19のJ−J線における断面を示す断面
図である。
【0025】図17と図18とに示す従来技術のカラー
フィルターは、ガラス基板10に金属遮光膜で形成して
いる遮光体11と液晶表示装置の赤、緑、青の画素に対
応する遮光体の開口部に、それぞれ赤色フィルター12
と緑色フィルター13と青色フィルター14とを備えた
構成をしている。
【0026】さらに、赤色フィルター12と緑色フィル
ター13と青色フィルター14の各色フィルターは、そ
の端部を遮光体11に重なるように形成している。
【0027】遮光体11は金属遮光膜で形成しており、
100nm程度の膜厚で充分な遮光性が得られる。この
ため、赤色フィルター12と緑色フィルター13と青色
フィルター14の端部と、遮光体11との重なり部分で
はほとんど段差を生じない。
【0028】しかし、図19と図20とに示すカラーフ
ィルターのように、低反射率な黒色の感光性樹脂やイン
キ材を用いて遮光体15を形成した場合には、遮光体1
5と赤色フィルター16と緑色フィルター17と青色フ
ィルター18の端部との重なり部分19では、遮光体1
5の膜厚と色フィルターの膜厚とが重なった厚さとな
る。
【0029】そして遮光体15の膜厚が1μmから2μ
mと厚いために、この遮光体15の膜厚と色フィルター
の重なり部分と、画素部に形成しているカラーフィルタ
ーとの間で段差を生じてしまう。このような段差は液晶
層の配向を乱して、液晶表示装置の表示特性を損ねるこ
とになる。
【0030】本発明の目的は、上記問題点を解決して、
低反射率な遮光体を具備し、表面形状が平坦なカラーフ
ィルターの構造とその製造方法を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液晶表示装置用カラーフィルターおよびそ
の製造方法は、下記記載の手段を採用している。
【0032】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
は、ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋め込むよう
に設ける遮光体と、周辺部が遮光体に重なるように設け
る赤色フィルターと緑色フィルターと青色フィルターと
を有することを特徴とする。
【0033】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
は、ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋め込むよう
に設ける黒色の着色材を分散した感光性樹脂からなる遮
光体と、周辺部が遮光体に重なるように設ける赤色フィ
ルターと緑色フィルターと青色フィルターとを有するこ
とを特徴とする。
【0034】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
は、ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋め込むよう
に設ける黒色の染料をもちいて染色した染色性感光性樹
脂からなる遮光体と、周辺部が遮光体に重なるように設
ける赤色フィルターと緑色フィルターと青色フィルター
とを有することを特徴とする。
【0035】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
の製造方法は、ガラス基板に金属遮光膜を形成する工程
と、ガラス基板に形成する遮光体の領域の金属遮光膜を
除去する工程と、金属遮光膜を除去した領域のガラス表
面に溝を形成する工程と、黒色の着色材を分散した感光
性樹脂をガラス基板全面に形成する工程と、その裏面よ
り光を照射し溝内に黒色の着色材を分散した感光性樹脂
で遮光体を形成する工程と、赤、青、緑の着色材がそれ
ぞれ分散している感光性樹脂で周辺部を遮光体に重なる
ように赤色フィルターと青色フィルターと緑色フィルタ
ーを形成する工程とを有することを特徴とする。
【0036】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
の製造方法は、ガラス基板に金属遮光膜を形成する工程
と、ガラス基板に形成する遮光体の領域の金属遮光膜を
除去する工程と、金属遮光膜を除去した領域のガラス表
面に溝を形成する工程と、染色性感光性樹脂をガラス基
板全面に形成する工程と、その裏面より光を照射し溝内
に染色性感光性樹脂を形成する工程と、その染色性感光
性樹脂を黒色の染料で染色し、遮光体を形成する工程
と、染色性感光性樹脂を周辺部が遮光体に重なるように
赤色フィルターを形成する部分と青色フィルターと緑色
フィルターを形成する部分に形成し、この染色性感光性
樹脂を形成した部分を赤染料、青染料、緑染料を用いて
それぞれ染色し、赤色フィルター、青色フィルター、緑
色フィルターを形成する工程とを有することを特徴とす
る。
【0037】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
およびその製造方法では、遮光体を形成する部分のガラ
ス表面に遮光体の膜厚と同じ深さの溝を形成する。そし
て遮光体をこの溝部分に埋める。
【0038】この溝部分に遮光体を形成することによっ
て、溝を形成していないガラス表面と遮光体表面との段
差部分をなくすことが可能である。
【0039】この表面に色フィルターを形成することに
よって、本発明においては色フィルターと遮光体との重
なり部分においても段差を生じることなくカラーフィル
ター表面を平坦に形成することが可能である。
【0040】このようなカラーフィルターの構造と製造
方法をもちいることによって、本発明では表示特性を損
ねることなく、黒色の着色材を分散した感光性樹脂をも
ちいて充分な遮光性をもち、低反射率な遮光体を形成す
ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の液
晶表示用カラーフィルターおよびその製造方法を実施す
るための最適な実施形態を説明する。
【0042】はじめに図21を参照し、カラー表示を可
能にしている液晶表示装置の構成を説明し、その構成部
材である本発明の液晶表示用カラーフィルターとその製
造方法について説明する。
【0043】図21はITOで透明電極を形成した2枚
のガラス基板の間に光の透過量をコントロールする液晶
と、カラー表示を可能にするカラーフィルターと、蛍光
管と拡散板とからなるバックライトとを備える構造の液
晶表示装置の断面図を示している。
【0044】ガラス基板20には液晶21に電圧を印加
するためにITOで形成した信号電極22をパターニン
グして形成する。また、ガラス基板23にはカラー表示
を可能にするため、色の3原色である赤色フィルター2
4と緑色フィルター25と青色フィルター26とを備え
るカライフィルターを構成している。
【0045】さらに、液晶層の厚さと液晶の配向とを均
一にし、表示品質を高めるために、カラーフィルター上
には表面の凹凸を平坦化する目的で保護膜28を形成し
ている。この保護膜28上にはやはり液晶層に電圧を印
加するために、ITOで形成した走査電極27がパター
ニングしてある。
【0046】走査電極27と信号電極22は液晶21を
挟んで交差部分(画素)を形成するように互いに直行し
た方向に規則正しく配列している。また、液晶21を規
則正しく配向するために、配向膜40を形成している。
【0047】カラーフィルターは液晶表示装置の赤、
緑、青の画素に対応して、赤、緑、青の色フィルターを
一定間隔に配置している。
【0048】さらに、隣り合う画素間の色の混色やバッ
クライト29から発せられた光がカラーフィルターを通
らずに光漏れを生じ、画質が低下することを防止するた
めに遮光体30を形成している。ここで、遮光体30に
は金属遮光膜を用いたものを示している。
【0049】つぎに、本発明の実施形態におけるカラー
フィルターの構造について、図1と図2をもちいて説明
し、つぎに本発明のカラーフィルターの製造方法につい
て図3から図13を交互に参照し説明する。
【0050】図1は本発明のカラーフィルターを示す平
面図であり、図2は図1の平面図におけるA−A線にお
ける断面を示す断面図である。
【0051】透明なガラス基板31には遮光体36を形
成してあり、この遮光体を形成している領域のガラス基
板表面には、遮光体の厚さと同じ深さ寸法の溝35が形
成してある。また、液晶表示装置の画素に対応するガラ
ス基板上の所定の位置にカラーフィルターを構成する赤
色フィルター37と緑色フィルター38と青色フィルタ
ー39とを形成してある。
【0052】つぎに、本発明の実施形態におけるカラー
フィルター構造を形成するための製造方法について具体
的に説明する。
【0053】図3は遮光体を形成する部分にフォトリソ
グラフィー手法でレジストパターン32と金属遮光膜3
3を形成しているガラス基板31を示す平面図であり、
図4は図3のB−B線における断面を示す断面図であ
る。
【0054】透明なガラス基板31に日本電気硝子製の
OA−2ガラスを用い、このガラス基板31上に、金属
遮光膜33としてクロムをスパッタ法を用いて100n
mの膜厚になるように形成する。
【0055】この金属遮光膜33上にポジ型のフォトレ
ジストである東京応化製のOFPR−800を回転塗布
法を用いて膜厚1.0μmになるように塗布する。
【0056】その後、遮光体のパターンを形成している
フォトマスクを用いて、ガラス基板上の遮光体を形成す
る部分のみに、一般的な投影露光装置あるいは密着露光
装置をもちいてh線、i線を含む紫外光をi線換算で8
0mJ/cm2 の露光量で露光処理する。
【0057】その後、このガラス基板を東京応化製のレ
ジスト現像液NMD−Wに23℃の液温度で1分間浸漬
して現像処理し、遮光体を形成する部分のクロム表面が
露出したレジストパターン32を形成する。
【0058】その後、このガラス基板31を120℃で
40分間焼成処理しレジストの密着性を向上させた後、
クロムエッチング液としてインクテック製のMPM−E
30クロムエッチング液に23℃で2分間浸漬し、レジ
ストに被われていな部分のクロムをエッチング除去し、
図3と図4に示すガラス基板31を形成する。この工程
で遮光体を形成する部分のガラス表面34が露出する。
【0059】図5は遮光体を形成する部分に遮光体の厚
さと同じ深さで溝35を形成しているガラス基板31を
示す平面図であり、図6は図5のC−C線における断面
を示す断面図である。
【0060】図3と図4に示したガラス基板31をレジ
スト剥離液、たとえば長瀬産業製のN−320に50℃
の液温度で10分間浸漬し、レジストを除去する。
【0061】その後、13.4w%の一水素二フッ化ア
ンモニウム水溶液をガラスのエッチング液に使用して、
このガラス基板を23℃の液温度にて18分間浸漬し、
金属遮光膜膜で被われていない遮光体を形成する部分の
ガラス表面34をエッチング処理し、図5と図6に示す
ガラス基板31の表面に溝35を形成する。ここで、こ
のエッチング液を使用した場合のOA−2ガラスの深さ
方向のエッチング速度は110nm/分であるため、エ
ッチングしたガラスの溝の深さは2.0μmである。
【0062】図7は、図5と図6で示したガラス基板3
1の溝35に黒色の感光性樹脂で遮光体36を形成して
いるガラス基板31を示す平面図であり、図8は図7の
C−C線における断面を示す断面図である。また、図9
は図7と図8で示しているガラス基板31の遮光体36
を形成する課程で図5と図6に示しているガラス基板3
1に黒色の感光性樹脂を塗布し、クロムで形成している
金属遮光膜33をフォトマスクとしてガラス裏面より露
光している課程を示す平面図であり、図10は図9のD
−D線における断面を示す断面図である。
【0063】黒色の顔料を分散したネガ型の感光性着色
材である富士ハントエレクトロニクステクノロジー社製
の黒色カラーレジストCK−S171を回転塗布法を用
いて図9と図10に示すように、膜厚2.1μmになる
ようにガラス基板31のクロム膜33を形成しているガ
ラス面に塗布する。
【0064】つぎに図10に示すようにガラス基板31
のクロム膜33を形成していない基板の裏面側より、一
般的な露光装置を用いてh線とi線を含む紫外光をi線
換算で400mJ/cm2 の露光量で露光処理する。こ
こで、クロム膜上の黒色カラーレジストはクロム膜が光
を遮光し感光しない。溝35内の黒色カラーレジストの
みに光が照射して感光する。感光した黒色の感光性樹脂
はラジカル重合反応によって現像液に不溶となる。
【0065】つぎに、このガラス基板31を富士ハント
エレクトロニクステクノロジ社製のレジスト現像液CD
に2分間浸漬して感光していない黒色カラーレジストを
溶解し、現像する。
【0066】現像処理後、このガラス基板31を200
℃の温度で30分間加熱し、黒色カラーレジストを熱硬
化する。ここで熱硬化後の硬化収縮によって黒色カラー
レジストの膜厚は2.0μmとなる。
【0067】つぎに、このガラス基板31をクロムエッ
チング液に浸漬し、クロム膜33を除去することによっ
て、図7と図8に示すようにガラス基板31に形成して
いる溝35内に黒色レジストからなる遮光体36をガラ
ス面とほぼ段差無く形成している。
【0068】図11は図7と図8で示した遮光体36を
形成したガラス基板31上に赤色フィルター37を形成
しているガラス基板31を示す平面図であり、図12は
図9のE−E線における断面を示す断面図である。
【0069】図7と図8に示しているガラス基板31の
遮光体36を形成しているガラス面側に、赤色顔料を分
散したネガ型の感光性樹脂である富士ハントエレクトロ
ニクステクノロジ社製のカラーレジストCR−2000
を回転塗布法を用いて、膜厚1.5μmになるように塗
布する。その後、このガラス基板をホットプレート上で
温度80℃から90℃で5分間加熱後する。
【0070】つぎに、一般的な投影露光装置あるいは密
着露光装置を用いてガラス基板31の所定の位置に、カ
ラーフィルターパターンを形成しているフォトマスクを
介してh線とi線を含む紫外光をi線換算で300mJ
/cm2 のエネルギ量で露光処理する。
【0071】このガラス基板31を富士ハントエレクト
ロニクステクノロジ社製のレジスト現像液CDに1分間
浸漬して現像処理した後に、200℃の温度で30分間
加熱処理し、図11と図12に示すように赤色フィルタ
ー37を形成する。
【0072】図13は図11と図12で示したガラス基
板31の赤色フィルターを37を形成した手法と同様
に、緑色フィルター38を形成しているガラス基板31
を示す平面図であり、図14は図13のF−F線におけ
る断面を示す断面図である。
【0073】緑色顔料を分散したネガ型の感光性樹脂で
ある富士ハントエレクトロニクステクノロジ社製のカラ
ーレジストCG−5000を、図11と図12に示して
いるガラス基板31の赤色フィルター37を形成してい
るガラス面側に回転塗布法を用いて膜厚1.5μmにな
るように塗布する。
【0074】その後、一般的な投影露光装置または密着
露光装置を用いて、ガラス基板31上の所定の位置にカ
ラーフィルターパターンを形成しているフォトマスクを
介してh線とi線を含む紫外光をi線換算で400mJ
/cm2 のエネルギ量で露光処理する。
【0075】つぎに、赤色フィルター形成工程と同様に
現像処理と加熱処理とを行って、図13と図14に示す
ような緑色フィルター38を形成する。
【0076】図15は、図13と図14で示した緑色フ
ィルター38を形成したガラス基板上に青色フィルター
39を形成しているガラス基板31を示す平面図であ
り、図16は図15のG−G線における断面を示す断面
図である。
【0077】青色顔料を分散したネガ型の感光性樹脂で
ある富士ハントエレクトロニクステクノロジ社製のカラ
ーレジストCB−2000を図13と図14に示してい
るガラス基板31の赤色フィルター37と緑色フィルタ
ー38とを形成しているガラス面側に回転塗布法を用い
て膜厚1.5μmになるように塗布する。
【0078】赤色フィルター37と緑色フィルター38
形成工程と同様に、一般的な投影露光装置または密着露
光装置を用いて、ガラス基板31上の所定の位置に、カ
ラーフィルターパターンを形成しているフォトマスクを
介してh線とi線を含む紫外光をi線換算で300mJ
/cm2 のエネルギ量で露光処理する。
【0079】つぎに、赤色と緑色フィルター形成工程と
同様に現像処理と加熱処理とを行い図15と図16に示
すように青色フィルター39を形成する。
【0080】つぎに、図21に示している液晶表示装置
の構造のように保護膜を、上記工程で形成した赤色フィ
ルターと緑色フィルターと青色フィルターの上に形成
し、その後に保護膜上にITO電極を形成する。
【0081】つぎに以上の説明とは異なる実施形態にお
けるカラーフィルターの製造方法を以下に説明する。
【0082】第1の実施形態と同様な手法で、図5と図
6に示すようなガラス基板31の表面に溝35を形成す
る。
【0083】つぎに、図5と図6に示すガラス基板31
の金属遮光膜33の形成面側に、感光性染色性樹脂とし
て冨士薬品製のゼラチン水溶液に重クロム酸アンモニウ
ムを2w%濃度になるように加えたものを、回転塗布法
を用いて膜厚1.9μmになるように塗布する。
【0084】つぎに、このガラス基板をホットプレート
上で温度70℃から80℃で5分間加熱処理する。その
後、ガラス基板31の金属遮光膜33の裏面側より、一
般的な露光装置を用いてh線とi線を含む紫外光をi線
換算で400mJ/cm2 の露光量になるように露光処
理する。
【0085】ここで、金属遮光膜33上の感光性染色性
樹脂は金属遮光膜33が光を遮光し感光しない。溝35
内の感光性染色性樹脂のみに光が照射して感光する。こ
の後にペーハー(pH)3に調整した酢酸水溶液に、こ
のガラス基板を温度50℃で2分間浸漬し現像処理を行
う。
【0086】つぎに、日本化薬製の黒色染料BK−RE
181Pを0.5w%濃度になるように調合した黒色染
色液に温度70℃で10分間浸漬し、染色処理を行う。
【0087】つぎに、染色処理が終わったガラス基板
を、0.5w%のタンニン酸水溶液に60℃で5分間浸
漬した後に0.5w%の吐酒石水溶液に60℃で5分間
浸漬して、防染硬膜処理を行う。ここで、染色、防染硬
膜処理をした黒色の感光性樹脂の膜厚は染色によって膜
が膨潤し、膜厚は2.1μmであった。
【0088】その後、このガラス基板を180℃の温度
で60分間加熱し、黒色染料で染色した感光性染色性樹
脂を脱水、熱硬化する。ここで脱水、熱硬化後の収縮に
よって黒色の感光性樹脂の膜厚は2.0μmとなる。
【0089】さらにその後、ガラス基板をクロムエッチ
ング液に浸漬し、クロム膜を除去することによって、図
7と図8に示すように図5と図6で示したガラス基板3
1の溝35内に黒色染料で染色した感光性染色性樹脂か
らなる遮光体36をガラス基板31のガラス表面とほぼ
段差無く形成している。
【0090】つぎにガラス基板31の遮光体36を形成
しているガラス面側に、感光性染色性樹脂として冨士薬
品製のゼラチン水溶液に重クロム酸アンモニウムを2w
%濃度になるように加えたものを回転塗布法を用いて膜
厚1.0μmになるように塗布する。
【0091】このガラス基板をホットプレート上で温度
70℃から80℃で5分間加熱処理する。その後、一般
的な投影露光装置あるいは密着露光装置を用いて、ガラ
ス基板上に塗布した感光性染色性樹脂にカラーフィルタ
ーパターンを形成しているフォトマスクを介してh線と
i線を含む紫外光をi線換算で400mJ/cm2 の露
光量になるように照射する。
【0092】この後に、ペーハー(pH)3に調整した
酢酸水溶液にこのガラス基板を温度50℃で2分間浸漬
し現像処理を行う。
【0093】つぎに、日本化薬製の赤色染料PC−RE
DーR136Pを1w%濃度になるように調合した赤色
染色液に温度60℃で10分間浸漬し、染色処理を行
う。
【0094】つぎに、染色処理が終わったガラス基板
を、0.5w%のタンニン酸水溶液に60℃で5分間浸
漬した後に0.5w%の吐酒石水溶液に60℃で5分間
浸漬して、第2色目と第3色目で行う染色処理時に他の
染料による染色を防ぐための防染硬膜処理を行い、図1
1と図12に示すようにガラス基板31上に赤色フィル
ター37を形成する。
【0095】つぎに、赤色フィルター形成工程と同様
に、ガラス基板31の赤色フィルター37を形成してい
るガラス面側に回転塗布法をもちいて膜厚1.0μmに
なるように塗布する。
【0096】このガラス基板をホットプレート上で温度
70℃から80℃で5分間加熱処理する。その後、一般
的な投影露光装置あるいは密着露光装置を用いて、ガラ
ス基板上の所定の位置にカラーフィルターパターンを形
成しているフォトマスクを介してh線とi線を含む紫外
光をi線換算で400mJ/cm2 の露光量になるよう
に照射する。
【0097】さらにその後、このガラス基板をペーハー
(pH)3に調整した酢酸水溶液に温度50℃で2分間
浸漬して現像処理を行う。
【0098】つぎに日本化薬製の緑色染料PC−GRE
ENーFOPを1w%濃度になるように調合した緑色染
色液に、60℃の温度で10分間浸漬し染色処理を行
う。
【0099】つぎに、染色処理が終わったガラス基板を
0.5w%のタンニン酸水溶液に温度60℃で5分間浸
漬した後に、0.5w%の吐酒石水溶液に温度60℃で
5分間浸漬し、つぎに形成する青色フィルタの染色処理
時に青染料による染色を防ぐための防染硬膜処理を行
い、図13と図14に示すようにガラス基板31に緑色
フィルタ38を形成する。
【0100】赤色と緑色フィルターの形成手法と同様に
ガラス基板31のカラーフィルターを形成しているガラ
ス面側に、感光性染色性樹脂を回転塗布法をもちいてい
て膜厚1.0μmになるように塗布する。
【0101】この基板をホットプレート上で温度70℃
から80℃で5分間加熱処理する。その後、一般的な投
影露光装置あるいは密着露光装置を用いて、ガラス基板
上の所定の位置に、カラーフィルターパターンを形成し
ているフォトマスクを介してh線とi線を含む紫外光を
i線換算で400mJ/cm2 の露光量になるように照
射する。
【0102】さらにその後、このガラス基板をペーハー
(pH)3に調整した酢酸水溶液に温度50℃で2分間
浸漬して現像処理を行う。
【0103】日本化薬製の青色染料PC−BLUEーB
45Pを1w%濃度になるように調合した青色染色液
に。上記の現像処理後のガラス基板を温度60℃で10
分間浸漬し青染色処理を行う。
【0104】つぎに染色処理後のガラス基板を0.5w
%のタンニン酸水溶液に温度60℃で5分間浸漬した後
に0.5w%の吐酒石水溶液に温度60℃で5分間浸漬
し、防染硬膜処理を行い、図15と図16に示すように
ガラス基板31上に青色フィルター39を形成する。
【0105】つぎに、図21に示している液晶表示装置
の構造のように保護膜を、上記工程で形成した赤色フィ
ルターと緑色フィルターと青色フィルターの上に形成
し、その後に保護膜上にITO電極を形成する。
【0106】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カラーフィルターは、黒色の着色材や染料を分散した感
光性樹脂で充分な遮光性が得られる膜厚で遮光体を形成
している。このため、クロムなどの金属遮光膜をもちい
た遮光体に比べ遮光性を失うことなく、低反射率化が可
能となる。
【0107】さらに本発明のカラーフィルターは、カラ
ーフィルターと遮光体との重なり部分は遮光体を形成す
るガラス基板表面に遮光体の膜厚と同じ深さの溝を形成
している。このことよって、遮光体とカラーフィルター
との重なり部分に段差を生じることなく、カラーフィル
ターの表面を平坦にすることが可能となる。このような
カラーフィルターの構造と製造方法をもちいることによ
って表示特性を損ねることなく、低反射率で高い遮光性
を兼ね備えた遮光体を具備したカラーフィルターを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す平面図である。
【図6】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す平面図である。
【図8】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態におけるカラーフィルターの
構造と製造方法とを示す平面図である。
【図10】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す平面図である。
【図12】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す断面図である。
【図13】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す平面図である。
【図14】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す断面図である。
【図15】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す平面図である。
【図16】本発明の実施形態におけるカラーフィルター
の構造と製造方法とを示す断面図である。
【図17】従来技術におけるカラーフィルターの構造と
製造方法とを示す平面図である。
【図18】従来技術におけるカラーフィルターの構造と
製造方法とを示す断面図である。
【図19】従来技術におけるカラーフィルターの構造と
製造方法とを示す平面図である。
【図20】従来技術におけるカラーフィルターの構造と
製造方法とを示す断面図である。
【図21】液晶表示装置の構造と製造方法とを示す断面
図である。
【符号の説明】
31 ガラス基板 35 溝 36 遮光体 37 赤色フィルター 38 緑色フィルター 39 青色フィルター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋
    め込むように設ける遮光体と、周辺部が遮光体に重なる
    ように設ける赤色フィルターと緑色フィルターと青色フ
    ィルターとを有することを特徴とする液晶表示装置用カ
    ラーフィルター。
  2. 【請求項2】 ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋
    め込むように設ける黒色の着色材を分散した感光性樹脂
    からなる遮光体と、周辺部が遮光体に重なるように設け
    る赤色フィルターと緑色フィルターと青色フィルターと
    を有することを特徴とする液晶表示装置用カラーフィル
    ター。
  3. 【請求項3】 ガラス基板に設ける溝と、その溝内に埋
    め込むように設ける黒色の染料をもちいて染色した染色
    性感光性樹脂からなる遮光体と、周辺部が遮光体に重な
    るように設ける赤色フィルターと緑色フィルターと青色
    フィルターとを有することを特徴とする液晶表示装置用
    カラーフィルター。
  4. 【請求項4】 ガラス基板に金属遮光膜を形成する工程
    と、ガラス基板に形成する遮光体の領域の金属遮光膜を
    除去する工程と、金属遮光膜を除去した領域のガラス表
    面に溝を形成する工程と、黒色の着色材を分散した感光
    性樹脂をガラス基板全面に形成する工程と、その裏面よ
    り光を照射し溝内に黒色の着色材を分散した感光性樹脂
    で遮光体を形成する工程と、赤、青、緑の着色材がそれ
    ぞれ分散している感光性樹脂で周辺部を遮光体に重なる
    ように赤色フィルターと青色フィルターと緑色フィルタ
    ーを形成する工程とを有することを特徴とする液晶表示
    装置用カラーフィルターの製造方法。
  5. 【請求項5】 ガラス基板に金属遮光膜を形成する工程
    と、ガラス基板に形成する遮光体の領域の金属遮光膜を
    除去する工程と、金属遮光膜を除去した領域のガラスの
    表面に溝を形成する工程と、染色性感光性樹脂をガラス
    基板全面に形成する工程と、その裏面より光を照射し溝
    内に染色性感光性樹脂を形成する工程と、その染色性感
    光性樹脂を黒色の染料で染色し、遮光体を形成する工程
    と、染色性感光性樹脂を周辺部が遮光体に重なるように
    赤色フィルターを形成する部分と青色フィルターと緑色
    フィルターを形成する部分に形成し、この染色性感光性
    樹脂を形成した部分を赤染料、青染料、緑染料を用いて
    それぞれ染色し、赤色フィルター、青色フィルター、緑
    色フィルターを形成する工程とを有することを特徴とす
    る液晶表示装置用カラーフィルターの製造方法。
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