JPH09264330A - 弾性たわみ軸継手 - Google Patents
弾性たわみ軸継手Info
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- JPH09264330A JPH09264330A JP8074517A JP7451796A JPH09264330A JP H09264330 A JPH09264330 A JP H09264330A JP 8074517 A JP8074517 A JP 8074517A JP 7451796 A JP7451796 A JP 7451796A JP H09264330 A JPH09264330 A JP H09264330A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bush
- hubs
- shaft coupling
- rubber
- disc
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/70—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members comprising elastic elements arranged in holes in one coupling part and surrounding pins on the other coupling part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0864—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to tangential loading of the hub, e.g. a split hub
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/48—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part having pins arranged parallel to the axis and entering holes in the other coupling part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ゴム又はそれと類似する物質からなる中間要素
を有する弾性たわみ軸継手であって、そのねじれ剛性が
軸の太さに応じたモーターパワーに適応するものを提供
する。 【解決手段】第１及び第２軸（１、２）の軸端に固定さ
れる第１及び第２ハブ（３、４）と、前記第１及び第２
ハブの相対向する面から軸方向に突出するピン（１１、
１２）と、前記ピンを連結するゴム又はそれに類似する
物質からなる中間要素（１４、１６）とを有する弾性た
わみ軸継手であって、前記中間要素は、高い剛性を有す
る金属製又は合成樹脂製の中間ディスク（１４）と、前
記中間ディスクを軸方向に貫通する複数個のブッシュ孔
（１５）と、前記ブッシュ孔に圧入されたブッシュ（１
６）とからなり、前記ブッシュには前記ピンが挿入され
るピン孔（１８）があけられ、前記ブッシュの軸方向長
さは前記中間ディスクの軸方向幅よりも長く、その両端
部が前記中間ディスクの両側から突出することを特徴と
してなる弾性たわみ軸継手。
を有する弾性たわみ軸継手であって、そのねじれ剛性が
軸の太さに応じたモーターパワーに適応するものを提供
する。 【解決手段】第１及び第２軸（１、２）の軸端に固定さ
れる第１及び第２ハブ（３、４）と、前記第１及び第２
ハブの相対向する面から軸方向に突出するピン（１１、
１２）と、前記ピンを連結するゴム又はそれに類似する
物質からなる中間要素（１４、１６）とを有する弾性た
わみ軸継手であって、前記中間要素は、高い剛性を有す
る金属製又は合成樹脂製の中間ディスク（１４）と、前
記中間ディスクを軸方向に貫通する複数個のブッシュ孔
（１５）と、前記ブッシュ孔に圧入されたブッシュ（１
６）とからなり、前記ブッシュには前記ピンが挿入され
るピン孔（１８）があけられ、前記ブッシュの軸方向長
さは前記中間ディスクの軸方向幅よりも長く、その両端
部が前記中間ディスクの両側から突出することを特徴と
してなる弾性たわみ軸継手。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は中間要素が軸に平行
に配置されたゴム又はそれに類似する物質からなる弾性
たわみ軸継手に関する。
に配置されたゴム又はそれに類似する物質からなる弾性
たわみ軸継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の中間要素はゴム又はそれに類似す
る物質からなる弾性たわみ軸継手は、図８に示すよう
に、双方の軸１、２の端部に固定される２個のディスク
形ハブ３、４と、各ハブの対向面に植設した２本のピン
１１、１２と、合計４本のピンがはまるピン孔２１、２
２を備えたウレタン樹脂製又はゴム製のディスク形中間
要素２０とから構成される。この軸継手は両軸の偏心、
偏角、半径方向ずれ、軸方向ずれ等のあらゆるミスアラ
インメントを吸収し、かつ周辺の振動も減衰させるとい
う作用効果を有する。
る物質からなる弾性たわみ軸継手は、図８に示すよう
に、双方の軸１、２の端部に固定される２個のディスク
形ハブ３、４と、各ハブの対向面に植設した２本のピン
１１、１２と、合計４本のピンがはまるピン孔２１、２
２を備えたウレタン樹脂製又はゴム製のディスク形中間
要素２０とから構成される。この軸継手は両軸の偏心、
偏角、半径方向ずれ、軸方向ずれ等のあらゆるミスアラ
インメントを吸収し、かつ周辺の振動も減衰させるとい
う作用効果を有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の継手は、中
間要素全体が弾性に富むため、ねじれ剛性がシャフト径
に対応する回転力、すなわちモーターパワーに対しては
小さいという問題点があった。本発明はこの問題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、シャフト径に応ずるモーターパワーに適応するねじ
れ剛性を有する弾性たわみ軸継手を提供することにあ
る。
間要素全体が弾性に富むため、ねじれ剛性がシャフト径
に対応する回転力、すなわちモーターパワーに対しては
小さいという問題点があった。本発明はこの問題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、シャフト径に応ずるモーターパワーに適応するねじ
れ剛性を有する弾性たわみ軸継手を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、中間要素として、剛性の
高い金属製又は合成樹脂製の中間ディスクを製作し、そ
の中間ディスクに偶数個の軸方向に貫通する円孔をあ
け、その円孔にゴム又はそれに類似する物質からなるブ
ッシュをはめ込み、そのブッシュの孔に双方の軸端に固
定したハブから突出するピンを圧入したことにある。
め、本発明が採用する手段は、中間要素として、剛性の
高い金属製又は合成樹脂製の中間ディスクを製作し、そ
の中間ディスクに偶数個の軸方向に貫通する円孔をあ
け、その円孔にゴム又はそれに類似する物質からなるブ
ッシュをはめ込み、そのブッシュの孔に双方の軸端に固
定したハブから突出するピンを圧入したことにある。
【０００５】ブッシュを構成するゴム又はそれに類似す
る物質としては、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ブチル
ゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンエラストマーを
使用することができる。ブッシュはその軸方向長さを中
間ディスクの軸方向幅よりも長くし、その両端部を中間
ディスクの両端面から突出させ、中間ディスクと両側の
ハブ端面の間に空隙を設ける。ブッシュは中間ディスク
の円孔に圧入して固定するか、又は接着材によって固定
する。
る物質としては、ウレタンゴム、ニトリルゴム、ブチル
ゴム、クロロプレンゴム、ポリウレタンエラストマーを
使用することができる。ブッシュはその軸方向長さを中
間ディスクの軸方向幅よりも長くし、その両端部を中間
ディスクの両端面から突出させ、中間ディスクと両側の
ハブ端面の間に空隙を設ける。ブッシュは中間ディスク
の円孔に圧入して固定するか、又は接着材によって固定
する。
【０００６】ブッシュが加硫可能なゴムの場合は加硫に
よって固着することも可能である。さらに、中間ディス
クと両側のハブの間の空隙をゴム又はそれに類似する物
質で充填することも可能であり、この空隙を充填する薄
い円板状の弾性材を接着材又は加硫によって中間ディス
クの両端面に、又は中間ディスク端面と第１又は第２ハ
ブ端面の双方に固着させてもよい。
よって固着することも可能である。さらに、中間ディス
クと両側のハブの間の空隙をゴム又はそれに類似する物
質で充填することも可能であり、この空隙を充填する薄
い円板状の弾性材を接着材又は加硫によって中間ディス
クの両端面に、又は中間ディスク端面と第１又は第２ハ
ブ端面の双方に固着させてもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の態様を図１及び図２に示
す第１実施例に基づいて説明する。両側の第１及び第２
軸１、２の端部にそれぞれアルミ合金製の第１及び第２
ハブ３、４の軸孔５、６をはめる。第１及び第２ハブ
３、４は割りディスクであり、固定ボルト７、８を締め
付け、それぞれの軸に固定する。第１及び第２ハブの１
直径上の軸心に関する対称な２位置に軸方向に貫通する
ピン植設孔９、１０をあけ、そのピン植設孔にピン１
１、１２を圧入して植設する。ピン１１、１２は第１及
び第２ハブ３、４の相対向する端面から突出する。
す第１実施例に基づいて説明する。両側の第１及び第２
軸１、２の端部にそれぞれアルミ合金製の第１及び第２
ハブ３、４の軸孔５、６をはめる。第１及び第２ハブ
３、４は割りディスクであり、固定ボルト７、８を締め
付け、それぞれの軸に固定する。第１及び第２ハブの１
直径上の軸心に関する対称な２位置に軸方向に貫通する
ピン植設孔９、１０をあけ、そのピン植設孔にピン１
１、１２を圧入して植設する。ピン１１、１２は第１及
び第２ハブ３、４の相対向する端面から突出する。
【０００８】アルミ合金製の軸孔１３を有する中間ディ
スク１４に４個の円柱形の軸方向に貫通するブッシュ孔
１５をあける。各ブッシュ孔１５は軸心を中心とする同
心円上にあり、相互の中心角は９０度である。各ブッシ
ュ孔１５にゴム製のブッシュ１６を圧入して固定する。
必要であれば、接着材又は加硫によりブッシュ１６をブ
ッシュ孔１５に固着する。
スク１４に４個の円柱形の軸方向に貫通するブッシュ孔
１５をあける。各ブッシュ孔１５は軸心を中心とする同
心円上にあり、相互の中心角は９０度である。各ブッシ
ュ孔１５にゴム製のブッシュ１６を圧入して固定する。
必要であれば、接着材又は加硫によりブッシュ１６をブ
ッシュ孔１５に固着する。
【０００９】直径方向に並ぶ２個のブッシュ１６のピン
孔１８に片側から第１ハブ３の端面から突出する２本の
ピン１１を、その直径方向に直交する直径方向に並ぶ２
個のブッシュ１６のピン孔１８に反対側から第２ハブ４
から突出する２本のピン１２をそれぞれ圧入して、第１
及び第２ハブの端面をブッシュ１６の両端に接触させ
る。各ブッシュ１６は中間ディスク１４の軸方向幅より
も長く、両端部は中間ディスク１４の両端面から突出す
る。このブッシュ１６の中間ディスク１４の両端面から
突出する両端部によって、中間ディスク１４と両側の第
１及び第２ハブ３、４の間に空隙１７が生じる。
孔１８に片側から第１ハブ３の端面から突出する２本の
ピン１１を、その直径方向に直交する直径方向に並ぶ２
個のブッシュ１６のピン孔１８に反対側から第２ハブ４
から突出する２本のピン１２をそれぞれ圧入して、第１
及び第２ハブの端面をブッシュ１６の両端に接触させ
る。各ブッシュ１６は中間ディスク１４の軸方向幅より
も長く、両端部は中間ディスク１４の両端面から突出す
る。このブッシュ１６の中間ディスク１４の両端面から
突出する両端部によって、中間ディスク１４と両側の第
１及び第２ハブ３、４の間に空隙１７が生じる。
【００１０】このように組み立てた軸継手は、ブッシュ
１６を両側端がハブ３、４に接触し、第１及び第２ハブ
３、４と中間ディスク１４の間に空隙１７を形成する構
造であるから、第１及び第２軸１、２の偏心、偏角、軸
端の回転方向及び軸方向の遊び等のミスアラインメント
をブッシュ１６の弾性たわみによって吸収し、振動を減
衰させる機能を有する。しかし、ブッシュ１６は剛性の
高い中間ディスク１４に保持されるから、従来の弾性た
わみ継手に比べると、大幅に高いねじれ剛性を有する。
１６を両側端がハブ３、４に接触し、第１及び第２ハブ
３、４と中間ディスク１４の間に空隙１７を形成する構
造であるから、第１及び第２軸１、２の偏心、偏角、軸
端の回転方向及び軸方向の遊び等のミスアラインメント
をブッシュ１６の弾性たわみによって吸収し、振動を減
衰させる機能を有する。しかし、ブッシュ１６は剛性の
高い中間ディスク１４に保持されるから、従来の弾性た
わみ継手に比べると、大幅に高いねじれ剛性を有する。
【００１１】このことは、図３、４に示す実施例及び比
較例のねじれ剛性値及び振動減衰率の測定結果により確
認することができる。図５は測定した実施例（ｃ、ｄ）
及び比較例（ａ、ｂ、ｅ）の縦断面図であり、これらの
軸継手の第１及び第２ハブ、中間ディスク、ピンは同一
寸法である。又、比較例の中間ディスクと実施例のブッ
シュは同一物質である。
較例のねじれ剛性値及び振動減衰率の測定結果により確
認することができる。図５は測定した実施例（ｃ、ｄ）
及び比較例（ａ、ｂ、ｅ）の縦断面図であり、これらの
軸継手の第１及び第２ハブ、中間ディスク、ピンは同一
寸法である。又、比較例の中間ディスクと実施例のブッ
シュは同一物質である。
【００１２】比較例ａの中間ディスクと第１及び第２ハ
ブの間に接着は施されていないが、比較例ｂの中間ディ
スクと第１及び第２ハブの間には接着が施され、比較例
ｅは中間ディスクの両端面に板バネが接着されている。
実施例ｃはピンとブッシュと中間ディスクの間に接着は
施されていないが、実施例ｄはピンとブッシュと中間デ
ィスクの間に接着が施されている。
ブの間に接着は施されていないが、比較例ｂの中間ディ
スクと第１及び第２ハブの間には接着が施され、比較例
ｅは中間ディスクの両端面に板バネが接着されている。
実施例ｃはピンとブッシュと中間ディスクの間に接着は
施されていないが、実施例ｄはピンとブッシュと中間デ
ィスクの間に接着が施されている。
【００１３】比較例の中間ディスクと実施例のブッシュ
に使用するゴムとして、クロロプレンゴム（Ｃ）、ブチ
ルゴム（Ｂ）、ニトリルゴム（Ｎ）、ウレタンゴム
（Ｕ）、ポリウレタンエラストマー（Ｅ）の５種類のも
のを測定した。図３及び図４は比較例に比べると、実施
例のねじれ剛性値は平均で約１９倍であり、振動減衰率
はほぼ同一か又は少し高いことを示している。
に使用するゴムとして、クロロプレンゴム（Ｃ）、ブチ
ルゴム（Ｂ）、ニトリルゴム（Ｎ）、ウレタンゴム
（Ｕ）、ポリウレタンエラストマー（Ｅ）の５種類のも
のを測定した。図３及び図４は比較例に比べると、実施
例のねじれ剛性値は平均で約１９倍であり、振動減衰率
はほぼ同一か又は少し高いことを示している。
【００１４】
【実施例】図６に示す第２実施例は、アルミ合金製の第
１及び第２ハブ３、４と、同じくアルミ合金製の中間デ
ィスク１４の間の空隙１７をブッシュ１６と同じ加硫可
能なゴムで充填したものである。空隙１７に充填したゴ
ムの薄い中空の円板部分１９は加硫により第１及び第２
ディスク３、４と中間ディスク１４の両方の端面に接着
され、全体が一体不可分である。
１及び第２ハブ３、４と、同じくアルミ合金製の中間デ
ィスク１４の間の空隙１７をブッシュ１６と同じ加硫可
能なゴムで充填したものである。空隙１７に充填したゴ
ムの薄い中空の円板部分１９は加硫により第１及び第２
ディスク３、４と中間ディスク１４の両方の端面に接着
され、全体が一体不可分である。
【００１５】図７に示す第３実施例は第２実施例と同様
に、第１及び第２ハブ３、４と中間ディスク１４の間の
空隙１７をブッシュ１６と同じ加硫可能なゴムで充填し
たものであるが、この空隙１７を充填するゴムの薄い円
板部分１９は加硫によりディスク１４の端面には接着す
るが、第１及び第２ハブ３、４には接着していない。し
たがって、第３実施例は３分割することができる。図は
非接着を誇張するため、円板部分１９を第１及び第２ハ
ブ３、４の端面から離して示しているが、実際は接触し
ている。第２及び第３実施例も第１実施例と同一作用を
有し、同一効果を奏する。
に、第１及び第２ハブ３、４と中間ディスク１４の間の
空隙１７をブッシュ１６と同じ加硫可能なゴムで充填し
たものであるが、この空隙１７を充填するゴムの薄い円
板部分１９は加硫によりディスク１４の端面には接着す
るが、第１及び第２ハブ３、４には接着していない。し
たがって、第３実施例は３分割することができる。図は
非接着を誇張するため、円板部分１９を第１及び第２ハ
ブ３、４の端面から離して示しているが、実際は接触し
ている。第２及び第３実施例も第１実施例と同一作用を
有し、同一効果を奏する。
【００１６】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の弾性たわみ軸継
手は、ゴム又はそれに類似するブッシュで第１及び第２
軸を接続するから、ミスアラインメントを吸収し、振動
を減衰する機能を有するが、そのブッシュは高い剛性を
有する中間ディスクのブッシュ孔に固定されるから、従
来の全体がゴム又はそれに類似する物質からなる中間デ
ィスクのみで第１及び第２軸を接続していたものに比べ
ると、ねじれ剛性が非常に大きいという優れた効果を奏
する。
手は、ゴム又はそれに類似するブッシュで第１及び第２
軸を接続するから、ミスアラインメントを吸収し、振動
を減衰する機能を有するが、そのブッシュは高い剛性を
有する中間ディスクのブッシュ孔に固定されるから、従
来の全体がゴム又はそれに類似する物質からなる中間デ
ィスクのみで第１及び第２軸を接続していたものに比べ
ると、ねじれ剛性が非常に大きいという優れた効果を奏
する。
【図１】は本発明の第１実施例の軸継手の縦断面図、
【図２】は第１実施例の分解斜視図、
【図３】はねじれ剛性値の測定結果を示すグラフ、
【図４】は振動減衰率の測定結果を示すグラフ、
【図５】はねじれ剛性値を測定した実施例及び比較例の
縦断面図、（ａ）、（ｂ）、（ｅ）は比較例、（ｃ）、
（ｄ）は実施例である。
縦断面図、（ａ）、（ｂ）、（ｅ）は比較例、（ｃ）、
（ｄ）は実施例である。
【図６】は第２実施例の縦断面図、
【図７】は第３実施例の縦断面図、
【図８】は従来の弾性たわみ軸継手の分解斜視図、
１：第１軸、 ２：第２軸、 ３：第１ハブ、 ４：第２ハブ、 ５、６：軸孔、 ７、８：固定ボルト、 ９、１０：ピン植設孔、 １１、１２：ピン、 １３：軸孔、 １４：中間ディスク、 １５：ブッシュ孔、 １６：ブッシュ、 １７：空隙、 １８：ピン孔、 １９：円板部分
Claims (4)
- 【請求項１】 第１及び第２軸（１、２）の軸端に固定
される第１及び第２ハブ（３、４）と、前記第１及び第
２ハブの相対向する面から軸方向に突出するピン（１
１、１２）と、前記ピンを連結するゴム又はそれに類似
する物質からなる中間要素（１４、１６）とを有する弾
性たわみ軸継手であって、前記中間要素は、高い剛性を
有する金属製又は合成樹脂製の中間ディスク（１４）
と、前記中間ディスクを軸方向に貫通する複数個のブッ
シュ孔（１５）と、前記ブッシュ孔に圧入されたブッシ
ュ（１６）とからなり、前記ブッシュには前記ピンが挿
入されるピン孔（１８）があけられ、前記ブッシュの軸
方向長さは前記中間ディスクの軸方向幅よりも長く、そ
の両端部が前記中間ディスクの両側から突出することを
特徴としてなる弾性たわみ軸継手。 - 【請求項２】 ブッシュ（１６）は中間ディスク（１
４）のブッシュ孔（１５）に接着されたことを特徴とし
てなる請求項１記載の弾性たわみ軸継手。 - 【請求項３】 ブッシュ（１６）の両端部により形成さ
れた第１及び第２ハブ（３、４）と中間ディスク（１
４）の間の空隙（１７）にゴム又はそれと類似する物質
が充填されて薄い円板部（１９）が形成され、前記円板
部（１９）が前記中間ディスク（１４）に接着されたこ
とを特徴としてなる請求項１又は２記載の弾性たわみ軸
継手。 - 【請求項４】 第１及び第２ハブ（３、４）と中間ディ
スク（１４）の間の円板部（１９）は前記第１及び第２
ハブ（３、４）にも接着されたことを特徴としてなる請
求項３記載の弾性たわみ軸継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074517A JPH09264330A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 弾性たわみ軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074517A JPH09264330A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 弾性たわみ軸継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09264330A true JPH09264330A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13549609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8074517A Pending JPH09264330A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 弾性たわみ軸継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09264330A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010049980A (ko) * | 1999-08-10 | 2001-06-15 | 가이스링거 마티아스 | 비틀림식 가요성 커플링 |
| JP2003269483A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-25 | Kurashiki Kako Co Ltd | 軸継手 |
| JP2008068363A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Sii Micro Precision Kk | 内面加工ツール及びこれを用いた工作機械 |
| GB2444773A (en) * | 2006-12-13 | 2008-06-18 | Brush Technology Ltd | A flexible rotary coupling for a floor cleaner |
| JP2010060015A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Honda Motor Co Ltd | たわみ軸継手 |
| JP4642262B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-03-02 | 株式会社デンソー | モータ装置 |
| JP2014206239A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 株式会社クリセブン | 撓み軸継手 |
| WO2015126888A1 (en) * | 2014-02-18 | 2015-08-27 | Eaton Corporation | Elastomer series coupling damper for supercharger |
| WO2017138982A1 (en) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | Eaton Corporation | Elastomer series coupling damper for supercharger |
| EP2630371B1 (en) | 2010-10-18 | 2018-12-12 | Vestas Wind Systems A/S | Wind turbine power transmission system |
| WO2019211000A3 (de) * | 2018-05-03 | 2019-12-26 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Kupplung für einen elektromotor und elektromotor mit einer kupplung zwischen der rotorwelle und der welle eines winkelsensors |
-
1996
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