JPH09263524A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents

日焼け止め化粧料

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JPH09263524A
JPH09263524A JP10380496A JP10380496A JPH09263524A JP H09263524 A JPH09263524 A JP H09263524A JP 10380496 A JP10380496 A JP 10380496A JP 10380496 A JP10380496 A JP 10380496A JP H09263524 A JPH09263524 A JP H09263524A
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JP
Japan
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group
acid
poe
ester
oil
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Application number
JP10380496A
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English (en)
Inventor
Takafumi Kurosawa
卓文 黒沢
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 のびがよく、さっぱりとしていてべたつきも
なく、使用性の良好な日焼け止め化粧料を提供する。 【解決手段】 (i)シリコーン油と、(ii)特定のポリエ
ーテル変性シリコーンと、(iii)紫外線吸収剤と、(iv)
エステル油、特に炭素数4〜18のカルボン酸またはジ
カルボン酸と、炭素数2〜18のアルコールとのエステ
ルであって、かつ総炭素数が12以上のエステル油とを
配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日焼け止め化粧料
に関し、さらに詳しくは、使用性に優れた日焼け止め化
粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】日焼
け止め化粧料は体全体に使用されるため、のびが悪い、
さっぱりしない、べとつく等の使用性では塗布しにく
く、問題があった。従来、この使用性を改善するため
に、日焼け止め化粧料に低分子量のシリコーンを使用し
たりしている。しかしながら、シリコーン油を配合する
だけでは、日焼け止め化粧料としてののびの良さ、さっ
ぱりさ等の使用感を完全に満足させるには至っていなか
った。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、日焼け止
め化粧料の使用感をもっと向上させることはできないも
のかと鋭意検討した結果、特定のシリコーン化合物を用
いた基剤に紫外線吸収剤およびエステル油を配合するこ
とにより、のびが良く使用性に優れた日焼け止め化粧料
が得られることを見い出し、本発明を完成させた。
【0004】すなわち、本発明は、(i)シリコーン油の
一種または二種以上と、(ii)下記一般式(1)で示され
るポリエーテル変性シリコーンの一種または二種以上
と、(iii)紫外線吸収剤の一種または二種以上と、(iv)
エステル油の一種または二種以上とを含有することを特
徴とする日焼け止め化粧料である。
【0005】
【化2】
【0006】[式中、Aはメチル基、フェニル基および
一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’
(式中、R’は水素原子、アシル基、および炭素数1〜
4のアルキル基からなる群から選択される基であり、a
は5〜50の整数であり、bは5〜50の整数であ
る。)で示されるポリオキシアルキレン基からなる群か
ら選択される基であり、Rはメチル基またはフェニル基
であり、mは50〜1000の整数であり、nは1〜4
0の整数である。ただし、分子中に少なくとも1個はポ
リオキシアルキレン基を有する。]
【0007】本発明に用いられるシリコーン油は、特に
限定されるものではないが、具体的には、ジメチルポリ
シロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチル
ポリシロキサン・メチルフェニルポリシロキサン共重合
体等の低粘度から高粘度までのジオルガノポリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン、テトラメチルテトラフェニル
テトラシクロシロキサン等の環状シロキサン;高重合度
のガム状ジメチルポリシロキサン、ガム状のジメチルシ
ロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、ガム状
ジメチルポリシロキサンの環状シロキサン溶液;トリメ
チルシロキシケイ酸等、トリメチルシロキシケイ酸の環
状シロキサン溶液等が例示され、さらに炭素数6〜50
のアルキル基を有するジオルガノポリシロキサン、アミ
ノ変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、高
級脂肪酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、フ
ッ素変性シリコーン等が例示される。シリコーン油はポ
リエーテル変性シリコーンの溶剤として使用されるもの
であり、その配合量はポリエーテル変性シリコーンの溶
剤としての適当量が使用される。
【0008】また、本発明に用いられるポリエーテル変
性シリコーンは、前記一般式(1)で示されるポリオキ
シアルキレン基を有するオルガノポリシロキサンであ
る。R’のアシル基として、具体的には、ホルミル基、
アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリロイ
ル基、ベンゾイル基、トルオイル基等が例示され、炭素
数1〜4のアルキル基として、具体的には、メチル基、
エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基、t−ブチ
ル基、n−ブチル基が例示される。
【0009】なお、ポリオキシアルキレン基において、
aまたはbが5未満である場合には、ポリエーテル変性
シリコーンが十分な増粘効果を示さなくなり、また、a
またはbが50を超える場合には、得られた化粧料がべ
とつき感を有するようになる。
【0010】ポリオキシアルキレン基の含有量は特に限
定されないが、ポリオキシアルキレン基の含有量が20
〜70重量%(ただし、20重量%は含まない。)であ
ることが望ましい。これは、ポリオキシアルキレン基の
含有量が20重量%以下の場合には、ポリエーテル変性
シリコーンの増粘効果が著しく低下するためであり、ま
た70重量%を超える場合には、シリコーン油との相溶
性が低下するためである。
【0011】また、mは50〜1000の整数であり、
nは1〜40の整数であり、好ましくは、mは200〜
600、nは5〜20である。これは、mが50未満で
あり、nが1未満である場合には、増粘効果が不十分で
あり、またmが1000を超え、かつnが40を超える
場合には、得られた化粧料がべとつき感を有するように
なるからである。
【0012】本発明に用いられるポリエーテル変性シリ
コーンの分子量は特に限定されず、またその25℃にお
ける粘度は特に限定されないが、安定性、使用性の面か
ら、分子量については50000以上、好ましくは50
000〜80000の範囲であり、粘度についてはポリ
エーテル変性シリコーンをオクタメチルテトラシロキサ
ンの50重量%溶液とした時の粘度が1000〜100
000cstの範囲であることが好ましい。このような
ポリエーテル変性シリコーンはゲル化剤として知られて
おり、例えば特開平5−311076号公報に記載され
ている。
【0013】本発明に用いられるポリエーテル変性シリ
コーンの配合量は2.0〜30.0重量%であり、好ま
しくは、5.0〜15.0重量%の範囲である。これ
は、本発明の日焼け止め化粧料において、ポリエーテル
変性シリコーンの配合量が2.0重量%未満であると、
安定性が悪く、30.0重量%を超えるとべたつき感を
有するようになるためである。
【0014】本発明で用いられる紫外線吸収剤の配合量
は0.01〜40.0重量%、好ましくは0.05〜2
5.0重量%である。0.01重量%未満では、日焼け
止め効果に乏しく、40.0重量%を超える配合量の紫
外線防止効果は現実的に必要なく、不経済である。
【0015】本発明に用いられる紫外線吸収剤として
は、特に限定されないが、例えば、パラアミノ安息香酸
(以下PABAと略す),PABAモノグリセリンエス
テル,N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル,
N,N−ジエトキシPABAエチルエステル,N,N−
ジメチルPABAエチルエステル,N,N−ジメチルP
ABAブチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホ
モメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアント
ラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート,メンチ
ルサリシレート,ホモメンチルサリシレート,オクチル
サリシレート,フェニルサリシレート,ベンジルサリシ
レート,p−イソプロパノールフェニルサリシレート等
のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート,
エチル−4−イソプロピルシンナメート,メチル−2,
5−ジイソプロピルシンナメート,エチル−2,4−ジ
イソプロピルシンナメート,メチル−2,4−ジイソプ
ロピルシンナメート,プロピル−p−メトキシシンナメ
ート,イソプロピル−p−メトキシシンナメート,イソ
アミル−p−メトキシシンナメート,オクチル−p−メ
トキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキ
シシンナメート),2−エトキシエチル−p−メトキシ
シンナメート,シクロヘキシル−p−メトキシシンナメ
ート,エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメー
ト,2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシ
ンナメート,グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル
−ジパラメトキシシンナメート,3,4,5−トリメト
キシ桂皮酸3−メチル−4−[メチルビス(トリメチル
シロキシ)シリル]ブチル等の桂皮酸系紫外線吸収剤、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン,2,2’−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン,2,2’−ジ
ヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン,
2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン,2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン,2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェ
ノン,2-ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン−5−
スルホン酸塩,4−フェニルベンゾフェノン,2−エチ
ルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カ
ルボキシレート,ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン,4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフ
ェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、3−(4’
−メチルベンジリデン)-d,l−カンファー、3−ベン
ジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカ
ニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチルベン
ゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェ
ニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−t−オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾト
リアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4
−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5
−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−
ペンタン−2−オン等が挙げられる。
【0016】本発明で用いられるエステル油の配合量は
0.01〜40.0重量%、好ましくは0.5〜20.
0重量%である。0.01重量%未満では、エステル油
の配合効果、即ち使用感の改善があまり顕著ではなく、
配合メリットが少ない。40.0重量%を超える配合量
の場合、使用感の向上があまり見られず不経済である。
【0017】本発明で使用されるエステル油としては、
特に限定されないが、ミリスチン酸イソプロピル、オク
タン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミ
チン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸
ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、
乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチ
ル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシス
テアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エ
チレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エス
テル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソ
ステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、ト
リ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステア
リン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキ
サノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミ
リスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン
酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレ
イン酸オレイル、セトステアリルアルコール、アセトグ
リセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ア
ジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミ
ン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−
2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン
酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシル
デシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸
2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハ
ク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸アミル、クエン酸トリエチル等がある。これらのう
ち、特に、炭素数4〜18のカルボン酸またはジカルボ
ン酸と、炭素数2〜18のアルコールとのエステルであ
って、かつ総炭素数が12以上のエステルが好ましく、
中でもミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、
2−エチルヘキシルパルミテート、コハク酸2−エチル
ヘキシルが好ましい。その理由は、紫外線吸収剤との溶
解性に優れ、非常にのびの軽い使用感が得られるからで
ある。
【0018】本発明の日焼け止め化粧料は、必要に応じ
て、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品
等に一般に用いられている各種成分を含めることができ
る。このような成分としては次のようなものが挙げられ
る。
【0019】ビタミン油,レチノール,酢酸レチノール
等のビタミンA類、リボフラビン,酪酸リボフラビン,
フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピ
リドキシン塩酸塩,ピリドキシンジオクタノエート等の
ビタミンB6類、L−アスコルビン酸,L−アスコルビ
ン酸ジパルミチン酸エステル,L−アスコルビン酸−2
−硫酸ナトリウム,L−アスコルビン酸リン酸エステ
ル,DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リ
ン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテ
ン酸カルシウム,D−パントテニルアルコール,パント
テニルエチルエーテル,アセチルパントテニルエチルエ
ーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール,
コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸,
ニコチン酸アミド,ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸
類、α−トコフェロール,酢酸トコフェロール,ニコチ
ン酸DL−α−トコフェロール,コハク酸DL−α−ト
コフェロール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン
等のビタミン類が挙げられる。
【0020】炭化水素油としては、流動パラフィン,オ
ゾケライト,スクワレン,プリスタン,パラフィン,セ
レシン,スクワレン,ワセリン,マイクロクリスタリン
ワックス等が挙げられる。
【0021】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。
【0022】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール,セチルアルコール,ステアリルアルコー
ル,ベヘニルアルコール,ミリスチルアルコール,オレ
イルアルコール,セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチル
アルコール),2−デシルテトラデシノール,ラノリン
アルコール,コレステロール,フィトステロール,ヘキ
シルドデカノール,イソステアリルアルコール,オクチ
ルドデカノール等の分岐鎖アルコール等が挙げられる。
【0023】保湿剤としては、例えば、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3
−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、キシリ
トール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン
硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、ア
テロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステ
アレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリド
ンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン
(EO)PO付加物、イサイヨバラ抽出物、セイヨウノ
コギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
【0024】アニオン界面活性剤としては、例えば、セ
ッケン用素地,ラウリン酸ナトリウム,パルミチン酸ナ
トリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム,ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸エステル塩、
POEラウリル硫酸トリエタノールアミン,POEラウ
リル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル
塩,ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサ
ルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナ
トリウム,ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム,
ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸ア
ミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナト
リウム,POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エ
ステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム,モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキ
シエチレンスルホコハク酸ナトリウム,ラウリルポリプ
ロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスル
ホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム,リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン,リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミ
ン酸モノナトリウム,N−ステアロイルグルタミン酸ジ
ナトリウム,N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油
脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステ
ル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POEアル
キルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテ
ルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂
肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、
ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、
N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミ
ン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0025】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム,塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩,塩化ポリ(N,N’−ジ
メチル−3,5−メチレンピペリジニウム),塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0026】両性界面活性剤としては、例えば、2−ウ
ンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム,2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界
面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン,ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン,アルキルベタイン,
アミドベタイン,スルホベタイン等のベタイン系界面活
性剤等が挙げられる。
【0027】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート,ソルビタンモノイソス
テアレート,ソルビタンモノラウレート,ソルビタンモ
ノパルミテート,ソルビタンモノステアレート,ソルビ
タンセスキオレエート,ソルビタントリオレエート,ペ
ンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン,テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン,モノエルカ酸グリセリン,セスキオレ
イン酸グリセリン,モノステアリン酸グリセリン,α,
α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン,モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げら
れる。
【0028】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレエート,POE−ソルビ
タンモノステアレート,POE−ソルビタンモノオレー
ト,POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラ
ウレート,POE−ソルビットモノオレエート,POE
−ソルビットペンタオレエート,POE−ソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POE−グリセリンモノステアレート,POE−グ
リセリンモノイソステアレート,POE−グリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート,POEジステアレート,
POEモノジオレエート,システアリン酸エチレングリ
コール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエ
ーテル,POEオレイルエーテル,POEステアリルエ
ーテル,POEベヘニルエーテル,POE2−オクチル
ドデシルエーテル,POEコレスタノールエーテル等の
POEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエ
ーテル,POEノニルフェニルエーテル,POEジノニ
ルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテ
ル類、プルロニック等のプルアロニック型類、POE・
POPセチルエーテル,POE・POP2−デシルテト
ラデシルエーテル,POE・POPモノブチルエーテ
ル,POE・POP水添ラノリン,POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油,POE硬化ヒ
マシ油,POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート,P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート,POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル,POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマ
シ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等
のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド,ラウリン酸モノエタノールアミド,脂
肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、
POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEア
ルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エス
テル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、
アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイ
ルリン酸等が挙げられる。
【0029】その他、エチルパラベン,ブチルパラベン
等の防腐剤、グリチルリチン酸誘導体,グリチルレチン
酸誘導体,サリチル酸誘導体,ヒノキチオール,酸化亜
鉛,アラントイン等の消炎剤、胎盤抽出物,グルタチオ
ン,ユキノシタ抽出物等の美白剤、オウバク,オウレ
ン,シコン,シャクヤク,センブリ,バーチ,セージ,
ビワ,ニンジン,アロエ,ゼニアオイ,アイリス,ブド
ウ,ヨクイニン,ヘチマ,ユリ,サフラン,センキュ
ウ,ショウキュウ,オトギリソウ,オノニス,ローズマ
リー,ニンニク,トウガラシ,チンピ,トウキ,海藻,
茶等の抽出物、ローヤルゼリー,感光素,コレステロー
ル誘導体,幼牛血液抽出物等の賦活剤、ノニル酸ワレニ
ルアミド,ニコチン酸ベンジルエステル,ニコチン酸β
−ブトキシエチルエステル,カプサイシン,ジンゲロ
ン,カンタリスチンキ,イクタモール,カフェイン,タ
ンニン酸,α−ボルネオール,ニコチン酸トコフェロー
ル,イノシトールヘキサニコチネート,シクランデレー
ト,シンナリジン,トラゾリン,アセチルコリン,ベラ
パミル,セファランチン,γ−オリザノール等の血行促
進剤、硫黄,チアントール等の抗脂漏剤がある。
【0030】天然の水溶性高分子としては、例えば、ア
ラビアガム,トラガカントガム,ガラクタン,グアガ
ム,キャロブガム,カラヤガム,カラギーナン,ペクチ
ン,カンテン,クインスシード(マルメロ),アルゲコ
ロイド(カッソウエキス),デンプン(コメ,トウモロ
コシ,バレイショ,コムギ),グリチルリチン酸等の植
物系高分子,キサンタンガム,デキストラン,サクシノ
グルカン,ブルラン等の微生物系高分子、コラーゲン,
カゼイン,アルブミン,ゼラチン等の動物系高分子が挙
げられる。
【0031】無機の水溶性高分子としては、例えば、ベ
ントナイト、ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラポナイ
ト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0032】増粘剤としては、例えば、アラビアガム、
カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、クイン
スシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラ
チン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、
ローカストビーンガム、グアーガム、タマリントガム、
ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサ
ンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベント
ナイト、ヘクトライト等が挙げられる。
【0033】粉末成分としては、タルク,カオリン,雲
母,絹雲母(セリサイト),白雲母,金雲母,合成雲
母,紅雲母,黒雲母,リチア雲母,バーミキュライト,
炭酸マグネシウム,炭酸カルシウム,ケイ酸アルミニウ
ム,ケイ酸バリウム,ケイ酸カルシウム,ケイ酸マグネ
シウム,ケイ酸ストロンチウム,タングステン酸金属
塩,マグネシウム,シリカ,ゼオライト,硫酸バリウ
ム,焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ),リン酸カルシ
ウム,弗素アパタイト,ヒドロキシアパタイト,セラミ
ックパウダー,金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛,パルミチ
ン酸カルシウム,ステアリン酸アルミニウム),窒化ホ
ウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉
末),ポリエチレン粉末,ポリメタクリル酸メチル粉
末,ポリスチレン粉末,スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末,ベンゾグアナミン樹脂粉末,ポリ四弗化エ
チレン粉末,セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン,酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ),
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄,黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化
鉄,カーボンブラック,低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット,コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム,水酸化クロム,チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青,紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ,酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス,酸化チタンコーテッドタル
ク,着色酸化チタンコーテッドマイカ,オキシ塩化ビス
マス,魚鱗箔等のパール顔料,アルミニウムパウダー,
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号,赤
色202号,赤色204号,赤色205号,赤色220
号,赤色226号,赤色228号,赤色405号,橙色
203号,橙色204号,黄色205号,黄色401
号,青色404号などの有機顔料、赤色3号,赤色10
4号,赤色106号,赤色227号,赤色230号,赤
色401号,赤色505号,橙色205号,黄色4号,
黄色5号,黄色202号,黄色203号,緑色3号,青
色1号などのジルコニウム、バリウム又はアルミニウム
レーキ等の有機顔料、クロロフィル,β−カロチン等の
天然色素等、香料、水、アルコール、チタンイエロー,
カーサミン,紅花赤等の色剤、等を必要に応じて適宜配
合ができる。
【0034】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。なお、本発明は、これによって限定されるも
のではない。配合量は重量%である。
【0035】 実施例1 (日焼け止めジェル) (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 35.0 重量% (2) ジメチルポリシロキサン 2.0 (3) ミリスチン酸イソプロピル 5.0 (4) エタノール 5.0 (5) オクチルメトキシシンナメート 10.0 (6) 2−ヒドロキシ4−メトキシベンゾフェノン 2.0 (7) ポリエーテル変性シリコーン*1) 10.0 (8) ジメチルシリル化無水ケイ酸 20.0 (9) イオン交換水 1.0 (10) パラベン 適量 (11) 酸化防止剤 適量 (12) 香料 適量
【0036】(製法)(5)、(6)および(10)〜(12)を加熱
溶解した後、(1)〜(3)に加え混合溶解した。攪拌機で攪
拌しながら、(4)および(7)を加えて完全に混合した。そ
の後、攪拌機で攪拌を続けながら(9)を加えた。これに
(8)を加え、分散機で分散し、日焼け止めジェルを得
た。
【0037】
【化3】
【0038】(以下の実施例も同じ) 比較例1 (日焼け止めジェル) (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 35.0 重量% (2) ジメチルポリシロキサン 2.0 (3) メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (4) エタノール 5.0 (5) オクチルメトキシシンナメート 10.0 (6) 2−ヒドロキシ4−メトキシベンゾフェノン 2.0 (7) ポリエーテル変性シリコーン*1) 10.0 (8) ジメチルシリル化無水ケイ酸 20.0 (9) イオン交換水 1.0 (10) パラベン 適量 (11) 酸化防止剤 適量 (12) 香料 適量
【0039】(製法)実施例1と同様にして日焼け止め
ジェルを得た。
【0040】 実施例2 (日焼け止めジェル) (1) オクタメチルシクロペンタシロキサン 30.0 重量% (2) ジメチルポリシロキサン 2.0 (3) 2−エチルヘキシルパルミテート 2.0 (4) エタノール 10.0 (5) イソプロピル−p−メトキシシンナメート 10.0 (6) 4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン 2.0 (7) ポリエーテル変性シリコーン*1) 10.0 (8) ジメチルシリル化無水ケイ酸 20.0 (9) 酸化チタン 5.0 (水酸化アルミニウム/ステアリン酸処理) (10) イオン交換水 1.0 (11) パラベン 適量 (12) 酸化防止剤 適量 (13) 香料 適量
【0041】(製法)(5)、(6)および(11)〜(13)を加熱
溶解した後、(1)〜(2)に加え混合溶解した。攪拌機で攪
拌しながら、(3)、(4)および(7)を加えて完全に混合し
た。その後、攪拌機で攪拌を続けながら(10)を加えた。
これに(8)、(9)を加え、分散機で分散し、日焼け止めジ
ェルを得た。
【0042】実施例1〜2および比較例1について、以
下の方法および基準で使用性(のび、さっぱりさ、べた
つき)を評価した。その結果を表1に示す。
【0043】(1)のびの良さの評価 <評価方法>評価専門パネル20名により、各試料を塗
布し、のびの良さを評価した。
【0044】<評価基準> ◎:20名中16名以上が良好と回答した。 ○:20名中12〜15名が良好と回答した。 △:20名中6〜11名以上が良好と回答した。 ×:20名中6名未満が良好と回答した。
【0045】(2)さっぱりさの評価 <評価方法>評価専門パネル20名により、各試料を塗
布し、さっぱりさを評価した。
【0046】<評価基準> ◎:20名中16名以上が良好と回答した。 ○:20名中12〜15名が良好と回答した。 △:20名中6〜11名が良好と回答した。 ×:20名中6名未満が良好と回答した。
【0047】(3)べたつきのなさの評価 <評価方法>評価専門パネル20名により、各試料を塗
布し、べたつきのなさを評価した。
【0048】<評価基準> ◎:20名中16名以上が良好と回答した。 ○:20名中12〜15名が良好と回答した。 △:20名中6〜11名以上が良好と回答した。 ×:20名中6名未満が良好と回答した。
【0049】
【表1】
【0050】表1の結果から明らかなように、本発明品
は比較品に比べて、のび、さっぱりさ、べたつきのなさ
に優れた日焼け止め化粧料であった。
【0051】 実施例3 (日焼け止めクリーム) (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0 重量% (2) オレイン酸セチル 5.0 (3) ポリエーテル変性シリコーン*2) 5.0 (4) ジステアリルメチルアンモニウムクロリド 0.6 (5) オクチルメトキシシンナメート 6.0 (6) パラベン 適量 (7) 香料 適量 (8) 酸化亜鉛 10.0 (メチルハイドロジェンポリシロキサン処理) (9) イオン交換水 30.0 (10) グリセリン 10.0 (11) スメクトン(クニミネ工業社製) 1.0
【0052】(製法)(1)〜(7)を70℃に加熱混合溶解
し、予め油相を調製しておく。次に(8)を加え、ディス
パーで分散混合する。(9)〜(11)を70℃で分散混合し
てから油相へディスパーで撹拌しながら徐々に加え、十
分均一に混合撹拌、冷却して目的の日焼け止めクリーム
を得た。
【0053】
【化4】
【0054】 実施例4 (日焼け止めクリーム状ファンデーション) (1) デカメチルシクロペンタシロキサン 29.5 重量% (2) 流動パラフィン 10.0 (3) ポリエーテル変性シリコーン*3) 5.0 (4) ジステアリルメチルアンモニウムクロリド 0.05 (5) オクチルメトキシシンナメート 8.0 (6) パルミチン酸2−エチルヘキシル 1.0 (7) パラベン 適量 (8) 香料 適量 (9) 疎水化紡錘状酸化チタン 0.05 (10) タルク 15.0 (11) 着色顔料 適量 (12) イオン交換水 30.0 (13) グリセリン 5.0 (14) スメクトン 0.2
【0055】(製法)(1)〜(8)を70℃に加熱混合溶解
し、予め油相を調製しておく。次に(9)、(10)、(11)を
加え、ディスパーで分散混合する。(12)〜(14)を70℃
で分散混合してから油相へディスパーで撹拌しながら徐
々に加え、十分均一に混合撹拌、冷却して目的のクリー
ム状ファンデーションを得た。
【0056】
【化5】
【0057】 実施例5 (日焼け止め乳液) (1) ジメチルポリシロキサン(20cs) 44.0 重量% (2) オクチルメトキシシンナメート 4.0 (3) コハク酸2−エチルヘキシル 0.5 (4) ポリエーテル変性シリコーン*4) 3.0 (5) イオン交換水 45.0 (6) 無水ケイ酸 3.0 (7) パラベン 適量 (8) 酸化防止剤 適量 (9) 香料 適量
【0058】
【化6】
【0059】(製法)(1)〜(4)および(6)〜(9)をディス
パーで攪拌した後、(5)を加えてさらにディスパーで攪
拌混合して日焼け止め乳液を得た。
【0060】 実施例6 (日焼け止めクリーム) (1) ジメチルポリシロキサン(6cs) 50.0 重量% (2) メンチルアントラニレート 2.0 (3) テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール 1.0 (4) ポリエーテル変性シリコーン*5) 5.0 (5) イオン交換水 30.0 (6) エタノール 5.0 (7) 無水ケイ酸 5.0 (ジメチルポリシロキサン処理) (8) パラベン 適量 (9) 酸化防止剤 適量 (10) 香料 適量
【0061】
【化7】
【0062】(製法)(1)〜(4)および(6)〜(8)をディス
パーで攪拌した後、(5)を加えてさらにディスパーで攪
拌混合して日焼け止めクリームを得た。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の日焼け止
め化粧料はのびがよく、さっぱりとしていてべたつきも
なく、使用性の良好なものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)シリコーン油の一種または二種以上
    と、(ii)下記一般式(1)で示されるポリエーテル変性
    シリコーンの一種または二種以上と、(iii)紫外線吸収
    剤の一種または二種以上と、(iv)エステル油の一種また
    は二種以上とを含有することを特徴とする日焼け止め化
    粧料。 【化1】 [式中、Aはメチル基、フェニル基および一般式:−C
    36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は
    水素原子、アシル基、および炭素数1〜4のアルキル基
    からなる群から選択される基であり、aは5〜50の整
    数であり、bは5〜50の整数である。)で示されるポ
    リオキシアルキレン基からなる群から選択される基であ
    り、Rはメチル基またはフェニル基であり、mは50〜
    1000の整数であり、nは1〜40の整数である。た
    だし、分子中に少なくとも1個はポリオキシアルキレン
    基を有する。]
  2. 【請求項2】 エステル油が炭素数4〜18のカルボン
    酸またはジカルボン酸と、炭素数2〜18のアルコール
    とのエステルであって、かつ総炭素数が12以上のエス
    テルである請求項1記載の日焼け止め化粧料。
  3. 【請求項3】 エステル油がミリスチン酸イソプロピ
    ル、オクタン酸セチル、2−エチルヘキシルパルミテー
    ト、コハク酸2−エチルヘキシルからなる群から選ばれ
    る一種または二種以上である請求項2記載の日焼け止め
    化粧料。
  4. 【請求項4】 紫外線吸収剤の含有量が0.01〜4
    0.0重量%であり、エステル油の含有量が0.01〜
    40.0重量%である請求項1〜3のいずれかに記載の
    日焼け止め化粧料。
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