JPH09262989A - Ink container - Google Patents
Ink containerInfo
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- JPH09262989A JPH09262989A JP7160796A JP7160796A JPH09262989A JP H09262989 A JPH09262989 A JP H09262989A JP 7160796 A JP7160796 A JP 7160796A JP 7160796 A JP7160796 A JP 7160796A JP H09262989 A JPH09262989 A JP H09262989A
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- container
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばインク
ジェット記録装置で用いられるインク供給用の交換形イ
ンク容器（インクカートリッジ）であって、インクに高
価な防黴・殺菌剤を添加することなく、使用中や長期保
管中に黴・雑菌の発生を抑えてインク物性の劣化を防止
できるインク容器に関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a replaceable ink container (ink cartridge) for supplying ink used in, for example, an ink jet recording apparatus, and is used without adding expensive antimold and bactericide to the ink. The present invention relates to an ink container capable of preventing the growth of mold and other bacteria during medium or long-term storage and preventing deterioration of ink physical properties.
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置において
は、走行するキャリッジに搭載されたインクジェット記
録ヘッド（以下、記録ヘッドという）にインクを供給す
るために、一つには、インク容器を記録装置内の所定箇
所に設置し、このインク容器と記録ヘッドの間を柔軟な
インクチューブで接続する方式、もう一つには、走行す
るキャリッジに記録ヘッドとともにインク容器を搭載す
る方式がある。インク容器は一般に耐インク性の観点か
ら、ポリフェニリンエーテル（ＰＰＥ）や、ポリサルフ
ォン（ＰＳＦ）、ポリスチレン（ＰＳ）等が構成材料と
して使用され、とくに搭載形のインク容器は交換可能な
形式、いわゆるカートリッジの形式をとる場合が多い。
一方、インク容器に収容されるインクは、着色剤として
の染料、有機溶媒、水および添加剤から構成される。添
加剤は、気泡除去用の酸素吸収剤や防黴・殺菌剤であ
る。防黴・殺菌剤はインクの使用中や長期保管中に黴・
雑菌などが発生してインク物性を変化させないように、
これらの発生を防止する重要な役割をもっている。2. Description of the Related Art Conventionally, in an ink jet recording apparatus, in order to supply ink to an ink jet recording head (hereinafter referred to as a recording head) mounted on a traveling carriage, first, an ink container is installed in the recording apparatus. There is a method of installing the ink container at a predetermined location and connecting the ink container and the recording head with a flexible ink tube, and another method is to mount the ink container together with the recording head on a traveling carriage. From the viewpoint of ink resistance, the ink container is generally made of polyphenylene ether (PPE), polysulfone (PSF), polystyrene (PS), or the like as a constituent material. In particular, the mountable ink container is a replaceable type. Often takes the form of a cartridge.
On the other hand, the ink contained in the ink container is composed of a dye as a colorant, an organic solvent, water, and an additive. Additives are oxygen absorbers for removing bubbles and fungicides and fungicides. A mildew-proofing / bactericidal agent is a mildew-proofing agent during use of the ink and during long-term storage.
In order not to change the physical properties of the ink due to various bacteria,
It plays an important role in preventing these occurrences.
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように、
従来のインクには、とくに添加剤として防黴・殺菌剤が
含まれて、長期にわたる品質維持を保証している。この
防黴・殺菌剤は、医薬品と同様な物質であって高価であ
る。そのため、インクのコストダウンの阻害要因の一つ
になっている。この発明が解決しようとする課題は、従
来の技術がもつ以上の問題点を解消して、インクに高価
な防黴・殺菌剤を添加することなく、使用中や長期保管
中に黴・殺菌の発生を抑えてインク物性の劣化を防止で
きるインク容器を提供することにある。[Problems to be Solved by the Invention] As described above,
In conventional inks, in particular, an antifungal / bactericidal agent is contained as an additive, which guarantees long-term quality maintenance. This fungicide / bactericide is a substance similar to a drug and is expensive. Therefore, it is one of the obstacles to the ink cost reduction. The problem to be solved by the present invention is to solve the above-mentioned problems with the conventional technology, without adding an expensive antifungal / bactericidal agent to the ink, and to prevent mold / sterilization during use or during long-term storage. An object of the present invention is to provide an ink container that can suppress the occurrence of the ink and prevent the deterioration of the physical properties of the ink.
【課題を解決するための手段】この発明は、８−オキシ
キノリン銅を含有するプラスチック材料からなる、とい
う構成である。また、この発明は、インクを含ませる形
で保有する柔軟な多孔質材を内蔵するインク容器におい
て、その多孔質材が、８−オキシキノリン銅を含有する
プラスチック材料からなる、という構成である。さらに
また、この発明は、インクジェット記録装置に用いられ
ることが好ましい。したがって、この発明では、インク
容器または多孔質材を構成するプラスチック材料に８−
オキシキノリン銅が含有され、この８−オキシキノリン
銅は、分子式がＣ18Ｈ12Ｃu Ｎ2 Ｏ2 で示される物質で
あり、それ自体が防腐作用と殺菌作用をもつだけでな
く、それを少量含んだ材料でも同様の作用を発揮する。
このインク容器に収容されたインクは、それ自体に防黴
・殺菌剤が添加されていなくても、黴や雑菌などの発生
を防止することができる。さらにまた、種々の試験的研
究の結果として、参考までに記述すると、インク容器ま
たは多孔質材を構成するプラスチック材料に、８−オキ
シキノリン銅を重量比0.5 〜５％の範囲で添加すれば、
インク中に防黴・殺菌剤を添加しなくても、インク中に
黴・雑菌などが発生せず、その品質が長期にわたり維持
されることが確認された。SUMMARY OF THE INVENTION The present invention comprises a plastic material containing copper 8-oxyquinoline. Further, according to the present invention, in an ink container containing a flexible porous material contained in the form of containing ink, the porous material is made of a plastic material containing 8-oxyquinoline copper. Furthermore, the present invention is preferably used in an inkjet recording device. Therefore, according to the present invention, the plastic material forming the ink container or the porous material is
Copper oxyquinoline is contained, and this copper 8-oxyquinoline is a substance whose molecular formula is represented by C 18 H 12 Cu N 2 O 2 and has not only an antiseptic action and a bactericidal action but also a small amount thereof. The same effect is exhibited by the contained material.
The ink contained in this ink container can prevent the generation of mold and other germs even if no antifungal / bactericidal agent is added to the ink itself. Further, as a result of various trial studies, for reference, if 8-oxyquinoline copper is added to the plastic material constituting the ink container or the porous material in a weight ratio of 0.5 to 5%,
It was confirmed that even if a mildew-proofing / bactericidal agent was not added to the ink, mildew / miscellaneous bacteria did not occur in the ink and the quality was maintained for a long time.
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、実
施例を以下に図を参照しながら説明する。図１は実施例
（インクカートリッジ）の断面図、図２は実施例（イン
クカートリッジ）と記録ヘッドの組合わせを示す概念
図、である。図２において、記録ヘッドユニット１に対
してインクカートリッジ６を矢印の方向に挿入し、その
下方突出部（供給口）にインク針４を貫通させるように
して一体化し、この一体化された構造体を、図示してな
いキャリッジ（走行台）に搭載することになる。ここ
で、記録ヘッドユニット１は、挿入されたインクカート
リッジ６を収納・保持するホルダ２と、記録ヘッド３
と、インク針４と、インク通路５とからなる。記録ヘッ
ド３を除いた部分が一体成形されてベース1aを構成し
（ここで、インク針４は挿入成形される）、このベース
1aに記録ヘッド３があとから挿設される。図１を参照し
ながらさらに詳しく述べると、インクカートリッジ６
は、下方突出部（供給口）と一体成形された容器ケース
７と、供給口用の蓋８と、封止部材９と、フィルタ10
と、電極ピン11と、スポンジ12と、蓋13とからなる。ス
ポンジ12は、容器ケース７の内部空間に内蔵される柔軟
な多孔質材で、インクを含ませる形で保有することがで
きる。このように、容器ケース７に直接インクを収容す
る代わりに、スポンジ12を介して収容する理由は、記録
ヘッド３（図２参照）へのインク供給圧力を、インク消
費にかかわらず一定にすることができる点と、インク容
器を自由な姿勢で設置できる点にある。封止部材９は、
ゴムなどの耐インク性の弾性材料からなり、容器ケース
７の供給口の内部空間に圧入された後に蓋８で止められ
る。さらに、図２のように記録ヘッドユニット１とイン
クカートリッジ６を組合わせるとき、記録ヘッドユニッ
ト１のインク針４が封止部材９を貫通して、インクをイ
ンクカートリッジ６から記録ヘッド３に供給するととも
に、外部に漏洩させないように封止することができる。
フィルタ10は、スポンジ12に含ませたインク内の細かい
塵埃を除去して記録ヘッド３（図２参照）に供給する。
電極ピン11は、インク切れを電気的に検知するためのも
のである。蓋13は、容器ケース７に内蔵したスポンジ12
の逸脱を防止する。ところで、以上は構造面に関する説
明であって、この構造面については、発明に係る実施例
は従来例と同様である。実施例が従来例と異なる点は、
インクカートリッジ６を構成する容器ケース７と、蓋13
と、スポンジ12の各材料にある。すなわち、従来例で
は、容器ケース７と蓋13に、耐インク性の観点から、変
性ポリフェニリンエーテルや、ポリサルフォン、ポリス
チレン等のプラスチック材料を用いたのに対して、実施
例では、８−オキシキノリン銅を含有するプラスチック
材料を用いる。また、スポンジ12は、従来の柔軟な多孔
質のプラスチック材料を用いたのに対して、実施例で
は、８−オキシキノリン銅を含有する柔軟な多孔質のプ
ラスチック材料を用いる。このように、インクカートリ
ッジ６を構成する容器ケース７と、蓋13と、スポンジ12
の各材料に８−オキシキノリン銅を含有させることによ
って、それに接触するインクに防腐作用と殺菌作用をも
たせることができ、インク内での黴や雑菌などの発生を
防止することができる。ここで、インクカートリッジ６
の容器ケース７と蓋13だけに８−オキシキノリン銅を含
有させて、スポンジ12は従来通りの材料にする、または
逆に、インクカートリッジ６の容器ケース７と蓋13は従
来通りの材料にし、スポンジ12だけに８−オキシキノリ
ン銅を含有させるようにしてもよい。この発明の提案者
がおこなった種々な試験的研究について、以下にデータ
を示しながら詳しく説明する。検討した基材のプラスチ
ック材料は、従来例で述べたポリフェニリンエーテル
（ＰＰＥ）や、ポリサルフォン（ＰＳＦ）、ポリスチレ
ン（ＰＳ）の他に、ポリプロピレン（ＰＰ）、ポリアセ
タール（ＰＯＭ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥ
Ｔ）、ポリカーボネート（ＰＣ）、ポリエーテルイミド
（ＰＥＩ）、液晶ポリマー（ＬＣＰ）等で、いずれも好
ましい材料である。ここで、インク容器７の基材として
ポリフェニリンエーテルを選定し、これに８−オキシキ
ノリン銅を重量比で0.5 〜５％の範囲で添加したとこ
ろ、インク中に防黴・殺菌剤を添加しなくても、インク
中に黴・雑菌などが発生せず、長期にわたりインク品質
が維持されることを確認した。つまり、８−オキシキノ
リン銅が0.5 ％以下では防黴・殺菌作用が不十分であ
り、逆に５％以上になると防黴・殺菌作用は十分にあ
り、むしろ必要以上になって過剰性能となり、コスト的
に無駄となる。種々検討の結果、実用上の推奨値を重量
比１％前後と定めた。また、インク容器７のポリフェニ
リンエーテルの基材に８−オキシキノリン銅を重量比で
１％添加したもので、混練・成形などの工程を経て板状
サンプルを試作し細菌試験に供した。供試菌液は、0.25
モル pＨ7.0 の燐酸緩衝液を800 倍に希釈し、これにブ
イヨン液体培地で37℃、24時間ほど前培養した菌液を加
えて、菌数を105 オーダ（次数）になるように調製し
た。試験は、フラスコに板状サンプルと800 倍希釈の燐
酸緩衝液を35cc入れ、さらに供試菌液を2.5cc を加え
て、まず開始時の菌数を測定した。その後、37℃で６時
間の振憑培養をおこなって菌数を測定した。また、比較
として、板状サンプルを入れないものでも同様な条件で
試験した。菌数（個／ｃｃ）の測定結果は次のとおりで
ある。 (a) 板状サンプル入り…開始時：1.7 ×105 、６時間
後：０ (b) 板状サンプル無し…開始時：1.6 ×105 、６時間
後：5.7 ×105 このように、８−オキシキノリン銅を重量比で１％含有
したポリフェニリンエーテルは抗微生物力が確認され、
十分に殺菌効果のあることが実証された。すなわち、ポ
リフェニリンエーテルに練り込まれた８−オキシキノリ
ン銅が基材表面から滲み出て微生物に作用するためと考
えられる。なお、８−オキシキノリン銅を重量比で１％
含有したポリフェニリンエーテルで、図１に示す容器ケ
ース７を成形し（蓋13は通常のポリフェニリンエーテル
材であってもよい）、防菌・殺菌剤を添加しないインク
を収容して、35℃で1000時間の放置をおこなった後、イ
ンクジェット記録装置に搭載して印字試験をおこなっ
た。その結果は、インク自体に高価な防菌・殺菌剤を添
加しなくても、長期にわたりインク品質が維持されるこ
とが確認できた。ところで、容器ケース７には８−オキ
シキノリン銅を含有させないで、スポンジ12だけに８−
オキシキノリン銅を含有する柔軟な多孔質のプラスチッ
ク材料を用いたときについても同様の効果が確認され
た。この場合には、保有インク容積に対する接触面積比
率が非常に大きいことを考慮して、８−オキシキノリン
銅の含有量％は容器ケース７の場合より少なくてよいと
思われる。BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a sectional view of an embodiment (ink cartridge), and FIG. 2 is a conceptual diagram showing a combination of the embodiment (ink cartridge) and a recording head. In FIG. 2, the ink cartridge 6 is inserted into the recording head unit 1 in the direction of the arrow, and the ink needle 4 is integrated through the lower protrusion (supply port) so that the ink cartridge 6 is integrated. Will be mounted on a carriage (travel base) not shown. Here, the recording head unit 1 includes a holder 2 that stores and holds the inserted ink cartridge 6, and a recording head 3.
And an ink needle 4 and an ink passage 5. The portion excluding the recording head 3 is integrally molded to form a base 1a (here, the ink needle 4 is inserted and molded).
The recording head 3 is inserted in 1a. In more detail with reference to FIG. 1, the ink cartridge 6
Is a container case 7 integrally formed with a downward projecting portion (supply port), a supply port lid 8, a sealing member 9, and a filter 10.
And an electrode pin 11, a sponge 12, and a lid 13. The sponge 12 is a flexible porous material contained in the internal space of the container case 7, and can be held in a form containing ink. As described above, the reason for containing the ink via the sponge 12 instead of directly containing the ink in the container case 7 is to make the ink supply pressure to the recording head 3 (see FIG. 2) constant regardless of ink consumption. And that the ink container can be installed in any posture. The sealing member 9 is
It is made of an ink-resistant elastic material such as rubber and is press-fitted into the internal space of the supply port of the container case 7 and then stopped by the lid 8. Further, when the recording head unit 1 and the ink cartridge 6 are combined as shown in FIG. 2, the ink needle 4 of the recording head unit 1 penetrates the sealing member 9 to supply the ink from the ink cartridge 6 to the recording head 3. At the same time, it can be sealed so as not to leak outside.
The filter 10 removes fine dust in the ink contained in the sponge 12 and supplies it to the recording head 3 (see FIG. 2).
The electrode pin 11 is for electrically detecting ink shortage. The lid 13 is a sponge 12 built in the container case 7.
Prevent the deviation of. By the way, the above is the description regarding the structural surface, and regarding this structural surface, the embodiment according to the invention is the same as the conventional example. The difference between the embodiment and the conventional example is that
A container case 7 forming the ink cartridge 6 and a lid 13
And, it is in each material of sponge 12. That is, in the conventional example, from the viewpoint of ink resistance, a modified polyphenylene ether, or a plastic material such as polysulfone or polystyrene was used for the container case 7 and the lid 13, whereas in the example, 8-oxy A plastic material containing copper quinoline is used. Further, as the sponge 12, a conventional flexible porous plastic material is used, whereas in the embodiment, a flexible porous plastic material containing 8-oxyquinoline copper is used. In this way, the container case 7 that constitutes the ink cartridge 6, the lid 13, and the sponge 12
By containing 8-oxyquinoline copper in each of the above materials, it is possible to impart an antiseptic action and a bactericidal action to the ink that comes into contact therewith, and it is possible to prevent the development of mold and other germs in the ink. Here, the ink cartridge 6
8-oxyquinoline copper is contained only in the container case 7 and the lid 13 of the ink cartridge 6, and the sponge 12 is made of a conventional material, or conversely, the container case 7 and the lid 13 of the ink cartridge 6 are made of a conventional material. Only sponge 12 may contain copper 8-oxyquinoline. Various experimental studies conducted by the proposer of the present invention will be described in detail below by showing data. The plastic materials of the examined base material are polypropylene (PP), polyacetal (POM), polyethylene terephthalate (PE) in addition to polyphenylene ether (PPE), polysulfone (PSF) and polystyrene (PS) described in the conventional example.
T), polycarbonate (PC), polyetherimide (PEI), liquid crystal polymer (LCP) and the like are all preferable materials. Here, polyphenylene ether was selected as the base material of the ink container 7, and 8-oxyquinoline copper was added to this in a range of 0.5 to 5% by weight, and a fungicide / bactericide was added to the ink. It was confirmed that the ink quality was maintained for a long period of time without the development of mold and other germs even without doing so. That is, if the content of 8-oxyquinoline copper is 0.5% or less, the antifungal / sterilizing action is insufficient, and if it is 5% or more, the antifungal / sterilizing action is sufficient. It is a waste of cost. As a result of various studies, the recommended value for practical use was determined to be about 1% by weight. Further, 1% by weight of 8-oxyquinoline copper was added to the polyphenylene ether base material of the ink container 7, and a plate-shaped sample was prototyped through steps such as kneading and molding and subjected to a bacteria test. Test bacterial solution is 0.25
Dilute the phosphate buffer of pH 7.0 to 800 times, and add the bacterial solution pre-incubated in broth liquid medium at 37 ℃ for 24 hours to adjust the bacterial count to 10 5 (order). did. In the test, 35 cc of a plate sample and 800-fold diluted phosphate buffer was added to the flask, and 2.5 cc of the test bacterial solution was further added, and the number of bacteria at the start was measured. Then, shaking culture was performed at 37 ° C. for 6 hours to measure the number of bacteria. Further, as a comparison, the test was conducted under the same conditions even without the plate-shaped sample. The measurement results of the number of bacteria (cells / cc) are as follows. (a) Including plate-shaped sample: Start: 1.7 × 10 5 , after 6 hours: 0 (b) Without plate-shaped sample: Start: 1.6 × 10 5 , 6 hours: 5.7 × 10 5 Thus, 8 -Polyphenylene ether containing 1% by weight of copper oxyquinoline was confirmed to have antimicrobial activity,
It was proved to have a sufficient bactericidal effect. That is, it is considered that the 8-oxyquinoline copper kneaded into the polyphenylene ether exudes from the surface of the base material and acts on the microorganisms. In addition, 1% by weight of 8-oxyquinoline copper
The container case 7 shown in FIG. 1 is molded with the contained polyphenylene ether (the lid 13 may be a normal polyphenylene ether material), and the ink containing no antibacterial / bactericidal agent is contained therein, After leaving it to stand at 35 ° C. for 1000 hours, it was mounted on an inkjet recording device and a printing test was conducted. As a result, it was confirmed that the ink quality was maintained for a long period of time without adding expensive antibacterial / bactericidal agents to the ink itself. By the way, the container case 7 does not contain 8-oxyquinoline copper, and only the sponge 12 has 8-
Similar effects were confirmed when a flexible porous plastic material containing copper oxyquinoline was used. In this case, considering that the contact area ratio to the retained ink volume is very large, it seems that the content% of 8-oxyquinoline copper may be smaller than that of the container case 7.
【発明の効果】この発明によれば、インクそのものに高
価な防黴・殺菌剤を添加しなくても、使用中や長期保管
中に黴・雑菌の発生を抑えてインク物性の劣化を防止で
き、もって長期にわたるインク品質の維持と、インクの
コストダウンを図ることができる。また、インク容器が
インクジェット記録装置に用いられるときには、記録ヘ
ッドが精密構造で微細動作をとるだけに、長期にわたっ
てインク品質が維持されることによって、結果的に印字
品質の維持や、ノズル詰まり等の障害発生防止に役立つ
という顕著な効果が期待できる。According to the present invention, it is possible to prevent the deterioration of ink physical properties by suppressing the generation of mold and various bacteria during use or during long-term storage without adding expensive antimold and bactericide to the ink itself. Therefore, it is possible to maintain the ink quality for a long period of time and reduce the cost of the ink. In addition, when the ink container is used in an inkjet recording apparatus, the recording head performs fine movement with a precise structure, and the ink quality is maintained for a long period of time. As a result, print quality is maintained, nozzle clogging, etc. It can be expected to have a remarkable effect of helping to prevent failures.
【図１】この発明に係る実施例（インクカートリッジ）
の断面図FIG. 1 is an embodiment according to the invention (ink cartridge).
Cross section of
【図２】実施例（インクカートリッジ）と記録ヘッドの
組合わせを示す概念図FIG. 2 is a conceptual diagram showing a combination of an embodiment (ink cartridge) and a recording head.
【符号の説明】 １ 記録ヘッドユニット １ａ ベース ２ ホルダ ３ 記録ヘッド ４ インク針 ５ インク通路 ６ インクカートリッジ ７ 容器ケース ８ 蓋（供給口用） ９ 封止部材 １０ フィルタ １１ 電極ピン １２ スポンジ １３ 蓋[Explanation of Codes] 1 recording head unit 1a base 2 holder 3 recording head 4 ink needle 5 ink passage 6 ink cartridge 7 container case 8 lid (for supply port) 9 sealing member 10 filter 11 electrode pin 12 sponge 13 lid
Claims (3)
ック材料からなることを特徴とするインク容器。1. An ink container comprising a plastic material containing copper 8-oxyquinoline.
質材を内蔵するインク容器において、多孔質材は、８−
オキシキノリン銅を含有するプラスチック材料からなる
ことを特徴とするインク容器。2. In an ink container containing a flexible porous material which holds ink in a form of containing ink, the porous material is 8-
An ink container comprising a plastic material containing copper oxyquinoline.
において、インクジェット記録装置用であることを特徴
とするインク容器。3. The ink container according to claim 1 or 2, which is for an ink jet recording apparatus.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160796A JPH09262989A (en) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | Ink container |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160796A JPH09262989A (en) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | Ink container |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262989A true JPH09262989A (en) | 1997-10-07 |
Family
ID=13465514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7160796A Pending JPH09262989A (en) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | Ink container |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262989A (en) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-03-27 JP JP7160796A patent/JPH09262989A/en active Pending
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