JPH09262198A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH09262198A
JPH09262198A JP7582896A JP7582896A JPH09262198A JP H09262198 A JPH09262198 A JP H09262198A JP 7582896 A JP7582896 A JP 7582896A JP 7582896 A JP7582896 A JP 7582896A JP H09262198 A JPH09262198 A JP H09262198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bypass valve
vacuum cleaner
groove
case
control board
Prior art date
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Pending
Application number
JP7582896A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Odawara
博志 小田原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエカバーに確認窓を設けると、水などの液体
が侵入し、確認窓及びバイパスバルブの直下に配設され
ている制御基板に液体が滴下して、故障や回路の短絡に
よる発火,火災の原因となるおそれがあった。 【解決手段】電動送風機室の上部を形成するウエケース
の上面にバイパスバルブ,制御基板を配設し、これらを
覆うウエカバーがバイパスバルブの作動確認窓を有し、
制御基板の上部に配設されたバイパスバルブのシリンダ
と、ウエケースとを連通させる連通管の少なくとも一部
に溝を形成して該溝内にバイパスバルブを設け、かつ、
溝の端部が制御基板の外周よりも外側に位置するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に関
し、特に制御基板を保護するとともに、組立性,分解性
に優れた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集塵袋にごみがたまり、濾材の目がつま
って電動送風機の吸気側の真空度が高くなってくると、
本体の内外圧力差によって作動するバイパスバルブを設
け、バイパスバルブからの空気流によって電動送風機の
冷却を確保するとともに、使用者がバイパスバルブの作
動状態を確認できるようにすることで、集塵袋の交換時
期であることを知らせる機能を持った電気掃除機があ
る。この機能を持った従来の電気掃除機、主に、ホース
を引っ張ることで本体が床面上を移動するタイプの掃除
機においては、使用者がバイパスバルブの作動状態を確
認しやすいように、バイパスバルブを掃除機本体の上部
に設置している。バイパスバルブは、電動送風機の吸気
側の本体内外を連通させる位置に取り付けるが、バイパ
スバルブ全体が外部に露出すると意匠上好ましくないの
で、作動状態を確認するのに必要な部分に穴を開けて確
認窓としたカバーで覆っていた。
【0003】一方、制御基板は、電動送風機の高温の排
気流が直接当らないようにしながら、電動送風機からの
配線の引き回しが短く、メンテナンスがしやすいという
条件から、電動送風機室の上部を形成しているウエケー
スの上面に配設され、その上をウエカバーで覆う構造と
なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
例えば図9に示すように、バイパスバルブ615をウエ
ケース610の上面に配設すると、部品数を増やさない
ために、バイパスバルブ615と制御基板616とをウ
エカバー617で覆い、ウエカバー617にバイパスバ
ルブ615の確認窓621を設けることになる。
【0005】しかしながら、ウエカバー617に確認窓
621を設けると、水などの液体が侵入しやすくなり、
確認窓621及びバイパスバルブ615の直下に制御基
板616が配設されていると、制御基板616に液体が
滴下して、故障や回路の短絡による発火,火災の原因と
なるおそれがあった。そこで、確認窓621の部分に、
透明な樹脂のカバーやシートを付けることもできるが、
部品数が増えるため、組み立て工数や製品重量が増える
という問題がある。
【0006】また、バイパスバルブ615が制御基板6
16の上部に位置しないように、平面的にレイアウトす
る方法もあるが、バイパスバルブ615と制御基板61
6を収納するのに大きなスペースが必要となり、本体が
大きく重くなるという問題がある。次に、図8に示すよ
うに、バイパスバルブ615を集塵室蓋605の上面に
配設すると、ウエケース610の上面に配設された制御
基板616を覆うウエカバー617とは別体に、バイパ
スバルブカバー801が必要になるため、やはり組み立
て工数や製品重量が増えてしまうという問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、バイ
パスバルブの作動確認がしやすく、かつ、組み立て,分
解が容易でメンテナンス性に優れた電気掃除機を、低い
コストで提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、電動送風機室の上部を
形成するウエケースの上面にバイパスバルブ,制御基板
を配設し、これらを覆うウエカバーがバイパスバルブの
作動確認窓を有し、制御基板の上部に配設されたバイパ
スバルブのシリンダと、ウエケースとを連通させる連通
管の少なくとも一部に溝を形成して該溝内にバイパスバ
ルブを設け、かつ、溝の端部が制御基板の外周よりも外
側に位置するように構成することにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付の図
面を参照し説明する。
【0010】図7に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の外観の斜視図を示す。
【0011】同図において、701は、制御回路や電動
送風機等が内蔵された掃除機本体、702は掃除機本体
701の吸込口に接続されたホース、703は曲がり継
手、704は曲がり継手703の先端に接続された延長
管、705は延長管704に接続された吸口、621は
バイパスバルブ作動確認窓である。
【0012】図6に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の縦断面図を示す。
【0013】掃除機本体701は、下部を覆うシタケー
ス601とその前面に設けられた吸込口602,シタケ
ース601の上部を覆い、集塵袋603を収納する集塵
室604を形成する集塵室蓋605を有している。集塵
室604の下部を形成しているシタケース601の壁面
上部にはパッキン606が配設され、集塵室蓋605を閉
じた時に、集塵室604の上部を形成している集塵室蓋
605から突設されている気密保持リブ607が圧接さ
れることにより、集塵室604の気密を保持するように
なっている。集塵室604内の集塵袋603はロ紙60
3aがクランプ608の爪に係止されることで、吸込口
602とシタケース601との間に挾持された吸込口パ
ッキン609に圧接保持されている。
【0014】また、掃除機本体701は、その後部にシ
タケース601とウエケース610とで形成された、電
動送風機室611を有している。電動送風機室611は
集塵室604と連通し、かつ、電動送風機612の吸気
側が集塵室604にフィルター613を介して臨むよう
に、電動送風機612を収納保持している。
【0015】また、電動送風機612の排気側は、排気
フィルター618及び排気口619を介して外部と連通
している。ウエケース610の上部には、回動可能なよ
うに軸支持されたハンドル614が設けられている。
【0016】また、連通管101により、ウエケース6
10の吸気側と連通しているバイパス流路620に接続
されたバイパスバルブ615、および制御基板616が
配設され、上部は、ウエカバー617で覆われている。
【0017】次に掃除機本体701の運転時の各部の作
用について説明する。電動送風機612が作動して吸気
側に吸引力が発生すると、吸込口602に接続されたホ
ース702,曲がり継手703,延長管704を介し
て、吸口705からごみを含んだ空気流が集塵室604
に導かれる。ごみを含んだ空気流は、紙等の濾材ででき
た集塵袋603を通って濾過され、集塵袋603内にご
みが捕集される。一方、濾過された空気は電動送風機室
611へ流れ込み、電動送風機612を冷却しながら、
排気フィルター618,排気口619を通って本体外に
排気される。
【0018】ここで、集塵袋603にごみがたまり集塵
袋603を構成している濾材の目がつまってくると、電
動送風機612に流れる空気流が少なくなり、電動送風
機612の冷却が十分でなくなってくる。そのため、集
塵袋603にごみがたまり、濾材の目がつまって電動送
風機612の吸気側の真空度が高くなってくると、本体
の内外圧力差によって作動するバイパスバルブ615を
設け、バイパスバルブ615からの空気流をバイパス流
路620から電動送風機室611に導いて冷却を確保す
るようにしている。バイパスバルブ615は、連通管1
01によって、バイパス流路620に接続されており、
シリンダ102,ばね103で付勢されたピストン10
4で構成されている。
【0019】通常は、バイパス穴105にピストン10
4がばね103で押しつけられて連通していないが、シ
リンダ102内外の圧力差が大きくなると、ばね力に抗
してピストン104が移動しバイパス穴105が開いて
連通するようになる。このとき、使用者は、確認窓62
1からピストン104が移動したことが確認できるの
で、集塵袋603にごみがたまり、濾材の目がつまっ
て、集塵袋603の交換時期であることを知ることがで
きる。
【0020】次に、図1,図2,図3を用いて、本発明
に係る電気掃除機の構造について説明する。
【0021】図1は、本体ケース上部の構成を示す斜視
図である。図2は、本体ケース上部の縦断面図である。
図3は、図1におけるバイパスバルブ615のA−A断
面図である。
【0022】ウエケース610の上部には、バイパスバ
ルブ615と制御基板616が配設されており、これら
の上部をウエカバー617で覆うように構成されてい
る。バイパスバルブ615は、連通管101により、ウ
エケース610から突設されたバイパス流路620に接
続されている。ウエカバー617には、バイパスバルブ
615の作動状態を確認するための確認窓621が設け
られている。バイパスバルブ615は、収納スペースを
小さくするために制御基板616の上部をまたぐ位置に
設置されている。連通管101には、上部が開口した溝
部101aが形成されており、該溝部101aの中にバ
イパスバルブ615が設置され、かつ、シリンダ102
と連通管101とが接続,連通している。溝部101a
の形状は、シリンダ102が収納でき、かつ、確認窓6
21から侵入した液体を制御基板616上に飛散させな
いために、A部のすき間を小さく、B部の幅を大きく取
るのが良い。
【0023】他の実施例として図4に示すように、ウエ
カバー617側に、B部の幅の内側に位置するリブ40
1を配設すると、確認窓621から侵入した液体をより
確実に、溝部101a内に流すことができる。
【0024】また、シリンダの断面形状が異なる場合に
は、図5に示すように、溝部101aの断面形状を変えても
良い。さらに、溝部101aに傾斜Cをつけると、侵入
した液体をスムーズに溝の端部101bに向かって排出
することができる。
【0025】通常、溝の端部101bから制御基板61
6の外周より外側に排出された液体は、制御基板616
に接続されている配線を通す穴などからウエケース上部
に流入する暖かい排気流によって蒸発するため、本体内
部に長時間滞留することはないが、確認窓621から多
量の液体が流入した場合を想定して、溝の端部101bの近
傍に排出口201を設けて、シタケース601側に排出
することも可能である。
【0026】この場合、排出口201を、溝の端部10
1bの近傍であって、かつ、ウエケース610とシタケ
ース601とで形成される排気流路に連通するような位
置に設けることによって、排出口201から流出した液
体をより効率良く蒸発させることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
イパスバルブの作動状態が確認しやすく、制御基板のメ
ンテナンス性に優れ、組み立て,分解が容易な電気掃除
機を低いコストで提供することができる。また、バイパ
スバルブの作動確認窓から液体が侵入しても制御基板上
には滴下しないため、制御基板の故障や、回路の短絡に
よる発火,火災を防止することができ、取扱性,信頼性
の向上にも寄与できる実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気掃除機の本体ケース上
部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の電気掃除機の本体ケース上
部の一部縦断面図である。
【図3】本発明の一実施例の電気掃除機の本体ケース上
部の一部横断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の電気掃除機の本体ケース
上部の一部横断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の電気掃除機の本体ケース
上部の一部横断面図である。
【図6】本発明の一実施例の電気掃除機の縦断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の電気掃除機の外観斜視図で
ある。
【図8】本発明の従来例の電気掃除機の一部縦断面図で
ある。
【図9】本発明の従来例の電気掃除機の一部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
101…連通管、101a…溝部、101b…溝の端
部、102…シリンダ、103…ばね、104…ピスト
ン、105…バイパス穴、201…排出口、401…リ
ブ、601…シタケース、602…吸込口、603…集
塵袋、603a…ロ紙、604…集塵室、605…集塵
室蓋、606…パッキン、607…気密保持リブ、60
8…クランプ、609…吸込口パッキン、610…ウエ
ケース、611…電動送風機室、612…電動送風機、6
13…フィルター、614…ハンドル、615…バイパ
スバルブ、616…制御基板、617…ウエカバー、6
18…排気フィルター、619…排気口、620…バイ
パス流路、621…確認窓、701…掃除機本体、70
2…ホース、703…曲がり継手、704…延長管、7
05…吸口、801…バイパスバルブカバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも電気掃除機本体と電動送風機と
    バイパスバルブとを有する電気掃除機において、電動送
    風機室の上部を形成するウエケースの上部にバイパスバ
    ルブ,制御基板を配設し、これらを覆うウエカバーがバ
    イパスバルブの作動確認窓を有し、制御基板の上部に配
    設されたバイパスバルブのシリンダと、ウエケースとを
    連通させる連通管の少なくとも一部に溝を形成して該溝
    内にバイパスバルブを設け、かつ、溝の端部が制御基板
    の外周よりも外側に位置することを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】バイパスバルブのシリンダとウエケースと
    を連通させる連通管の一部に形成された溝が、溝の端部
    に向かって水平面よりも下方に傾斜していることを特徴
    とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】バイパスバルブのシリンダとウエケースと
    を連通させる連通管の一部に形成された溝の端部近傍の
    ウエケースに、電動送風機室または、排気流路との連通
    穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除
    機。
JP7582896A 1996-03-29 1996-03-29 電気掃除機 Pending JPH09262198A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7582896A JPH09262198A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 電気掃除機

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JP7582896A JPH09262198A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 電気掃除機

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JP (1) JPH09262198A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100374062C (zh) * 2003-07-29 2008-03-12 乐金电子(天津)电器有限公司 真空吸尘器的安全装置
US11766158B2 (en) 2017-09-11 2023-09-26 Bissell Inc. Vacuum cleaner

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CN100374062C (zh) * 2003-07-29 2008-03-12 乐金电子(天津)电器有限公司 真空吸尘器的安全装置
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