JPH09262175A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH09262175A
JPH09262175A JP7770896A JP7770896A JPH09262175A JP H09262175 A JPH09262175 A JP H09262175A JP 7770896 A JP7770896 A JP 7770896A JP 7770896 A JP7770896 A JP 7770896A JP H09262175 A JPH09262175 A JP H09262175A
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JP
Japan
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lid
pot
steam
pan
rice
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JP7770896A
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Kazuya Miyake
一也 三宅
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Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内蓋をなくした利点を生かしつつも、おねば
の吹きこぼれを防止する。 【解決手段】 蓋下面板44の中心部44Dを外側部44Cよ
りも高く形成し、蓋下面板44の中心部に蒸気侵入孔61を
設ける。このために蒸気侵入孔61は、鍋5の側面の加熱
により最も煮沸の強い鍋5の内側面周囲上部からも最も
離れ、炊飯時におねばが最大限吹きこぼれない位置とな
る。また外側部44Cと蒸気侵入孔61の近傍にコードヒー
タ48,48Aを設ける。これにより外気により冷えやすい
上面5Aや蒸気口62の結露を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体下部の内蓋を
なくした炊飯器に関し、特に炊飯時の吹きこぼれを抑制
して加熱量を適性に確保して炊きむらが少ないご飯を炊
き、また吹きこぼれによる蓋体の汚れを防止するととも
に、炊飯後保温になってから蓋体を開けた時のつゆの流
れ落ち量を低減して器本体がつゆで汚れないようにし、
さらに保温時の鍋の温度むらを抑制して鍋内側面へのつ
ゆの付着を少なくできる炊飯器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の炊飯器
として、例えば特開平7−204086号公報などに
は、蓋体下部を形成する蓋下面板により鍋の上部開口部
を直接覆う、いわゆる内蓋のない構造(内蓋レス)のも
のが提案されている。こうした構造の炊飯器は、内蓋を
着脱する手間がなく、また、内蓋の清掃の必要もないた
め、使い勝手がよい反面、内蓋による吹きこぼれの抑制
効果がなくなるので、炊飯時に蒸気口から吹きこぼれが
生じやすい。このため内蓋のない構造では加熱量を沸騰
初期と沸騰継続時に少なくする必要があり、内蓋がある
ものより加熱不足による炊きむらが多くなる問題があ
る。また炊飯時に発生するおねば(澱粉が溶けた水)は
内蓋がある場合は、内蓋の上方へ吹き出る量は内蓋に形
成した小孔により抑制される。しかしながら内蓋のない
構造では蓋下面の下方空間に直接発生するので、蓋下面
の周囲に備えた鍋と蓋体とを密閉する蓋パッキンの開口
部に蒸気やおねばが侵入しやすい状態となり、蓋パッキ
ンに多量に溜まったつゆが蓋体を開けたときに蓋体下面
に沿って流れ落ち、器本体の上部を汚しやすくなる問題
点がある。また、蓋体と器本体の隙間より鍋上部の外面
は外気と連通しているが、内蓋がある場合には蓋ヒータ
により加熱された内蓋が鍋上部に載置し熱伝導により鍋
上部を加熱することで鍋上部の外気による冷えの防止が
なされるが、内蓋がない場合には蓋ヒータで蓋体の下面
の外周部を加熱しても蓋パッキンを介して蓋体の下面と
鍋の間に隙間があり、蓋ヒータの加熱効果が低く、鍋の
側面上部が外気からの冷えにより内面にて結露しやすい
状態になり、結露したつゆが鍋内面を伝わってご飯が水
分でべちゃつき、また蓋体を開けたときに鍋上部がつゆ
で汚れるという問題点がある。
【0003】さらに、蒸気侵入口に設けられる蒸気口の
組立ては、蓋体の内方より蓋体下面の蒸気侵入口に装着
するものが主流になっており、このため蒸気口の下端部
は蓋体下面よりも下方に突出した状態で装着され、この
突出部を手や指で持ちながら蒸気口を装着するようにな
っている。しかし、突出部には蓋体外方の外気と連通す
る蒸気侵入孔があり、この蒸気侵入孔が突出部によって
ご飯側に近い位置にあるため、ご飯からの湯気が外気に
より冷やされて突出部の蒸気侵入孔で結露し、つゆが蒸
気侵入孔よりご飯の上面に滴下する欠点がある。
【0004】そこで本発明は上記問題点に鑑み、内蓋を
なくした利点を生かしつつも、蓋体下面への結露を少な
くし、また保温時に鍋内側面上部への結露を少なくし
て、炊飯と保温の性能を悪化させることなく、さらに器
本体が汚れないようにした内蓋なしの炊飯器を提供する
ことをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の炊飯器
は、前記目的を達成するために、鍋の上部開口部を覆う
蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対向面の中心部を、
前記鍋対向面の外側部より高く形成し、前記下面部材の
中心部に蒸気侵入孔を設けたことにより、蒸気侵入孔を
炊飯時におねばが最大限吹きこぼれない位置とすること
ができる。
【0006】また、請求項2の発明の炊飯器は、鍋の上
部開口部を覆う蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対向
面の中心部より、前記鍋の上縁の内側に位置する前記鍋
対向面の外側部を低く形成するとともに、この外側部を
前記上縁より低く形成したことにより、炊飯時におねば
が上縁側に侵入することを防止できる。
【0007】さらに、請求項3の発明の炊飯器は、鍋の
上部開口部を覆う蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対
向面の中心部を、前記鍋の上縁に近接して位置する前記
鍋対向面の外側部より高く形成し、前記下面部材の中心
部に蒸気侵入孔を設け、かつ前記下面部材の内部面の前
記外側部及び蒸気侵入孔の近傍に夫々蓋加熱装置を設け
たことにより、外気により冷えやすい上縁側や蒸気侵入
孔を暖めて結露の発生などを抑制できる。
【0008】また、請求項4の発明の炊飯器は、鍋と、
この鍋の上部開口部を覆う蓋体と、この蓋体の下面部材
に設けた蒸気侵入孔と、前記蓋体の外方より前記蒸気侵
入孔を覆う状態に装着される着脱可能な蒸気口とを備
え、前記蒸気口の上下動可能な底面部を前記蒸気侵入孔
を塞ぐように設けたことにより、保温時には、蓋体の下
面部材に設けた蒸気侵入孔が、蒸気口の底面部によって
塞がれるため、ご飯から発生する湯気が蒸気侵入孔から
蒸気口に侵入せず、蒸気口の内部につゆが溜まりにくく
なる。
【0009】さらに、請求項5の発明の炊飯器は、鍋
と、この鍋を収容する器本体と、前記鍋の中心部を除い
て設けられる鍋加熱装置と、前記鍋の上部開口部を覆う
蓋体と、前記鍋の中心部に対向して前記蓋体の下面部材
に設けられる蒸気侵入孔とを備えたことにより、炊飯時
におねばが最大限吹きこぼれない位置に対応して蒸気侵
入孔を位置することができる。
【0010】また、請求項6の発明の炊飯器は、鍋と、
この鍋を収容する器本体と、この器本体に設けられる鍋
加熱装置と、前記器本体に設けられる鍋温度センサと、
前記鍋の上部開口部を覆う蓋体と、前記鍋温度センサに
対向して前記蓋体の下面部材に設けられる蒸気侵入孔と
を備えたことにより、鍋温度センサにより炊飯時におね
ばが最大限吹きこぼれない位置に対応して蒸気侵入孔を
位置することができる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。1は器本体であり、これ
は上面を開口した有底筒状の内枠2と、この内枠2を内
部に備え器本体1の外殻を形成する外枠3と、外枠3の
底側を覆う底板4とにより構成される。容器収容部たる
内枠2はガラス繊維入りPET樹脂製で、この内枠2に
着脱自在に収容される鍋5の外面形状にほぼ相似した形
状に形成されている。
【0012】被炊飯物である米や水が収容される鍋5の
形状は、上面を開口した有底筒状に形成されているが、
この鍋5の外側面の最上部たる上縁5Aには、水平に外
方へ突出したフランジ状の取手部6が形成される。鍋5
は、取手部6が外枠3の上端面上に載ることにより吊設
状態に支持され、内枠2とその内部に収容された鍋5と
の間に、取手部6を除いて1〜4mmの所定の隙間7が形
成される。また、鍋5は、熱伝導性および耐蝕性に優れ
た例えばA3004系のアルミニウム材料を主体にした
鍋本体8と、この鍋本体8の外底面部から側面下部にか
けて設けられ、フェライト系ステンレスなどの磁性金属
材料からなる発熱層9とにより形成される。
【0013】さらに、鍋5の全体形状を詳述する。鍋5
の外側面は、全高Hの略中間または全高Hの1/3程度
の高さhから下側になるにしたがって、直径の減少率が
大きくなりつつ鍋5の外底面の最下部11に繋がる曲線状
の縦断面をなし、鍋5を平らなテーブル面などの上に置
いたときに、このテーブル面などに鍋5の最下部11が接
するようになっている。また、鍋5の最下部11の最外周
部分に対向する内底面の最外周部12は、その直径A2が
鍋5の上部開口部13の直径A1の25%〜75%(1/
4〜3/4)程度になるように形成されている。鍋5の
内側面は、鍋5の外側面に概ね沿った縦断面形状をなし
ており、全高Hの略中間または全高Hの1/3程度の高
さの側面位置から、最下部11に対向する最底面にかけ
て、曲面状に形成してある。なお、ここでいう側面と
は、取手部6を含む上面開口部13から、テーブル面など
に接する最下部11の最外周部分(最外周部12に位置する
部分)までの間を指し、側面下部から底面にかけては前
述の曲面状の内側面を有する曲面部14が形成される。そ
して、鍋5の発熱部である発熱層9は、この鍋5の曲面
部14の外側面に形成されている。なお、図中Zは鍋5及
び後述する蓋体の中心部の軸線を示している。
【0014】21は、内枠2の外側に備えられ、鍋5の発
熱層9を電磁誘導により発熱させる鍋加熱装置に相当す
る加熱コイルである。この加熱コイル21は、内枠2の外
側面において、鍋5の側面下部から底面にかけての曲面
部14の発熱層9に対向する位置に、螺旋状に巻き付け固
定される。なお、この部分以外に加熱コイル21を配設し
ても構わないが、少なくとも炊飯時に鍋5内の水の熱対
流が生じやすくなるように、鍋5の曲面部14に対向する
位置に加熱コイル21を備えることが好ましい。加熱コイ
ル21の外側には、酸化鉄などを主体とした高透磁率の材
料粉末をプラスチック材料に混ぜた、絶縁性を有するコ
イルカバー22を備え、コイルカバー22の中心部の外側に
筒部22Aを上方へ突設し、この筒部22Aの外側に加熱コ
イル21の内側端21Aを固定して、磁束の漏れを防止し発
熱層9を効率よく電磁誘導加熱する構成になっている。
このように高透磁率の材料粉末を混ぜた絶縁性プラスチ
ックでコイルカバー22を形成することで、一つの機能部
品で加熱コイル21の固定と磁束の漏れ防止の両方がなさ
れて構造が簡素化した構成となっている。また、23は鍋
5の発熱層9の近傍に設けられ、内部に負特性サーミス
タを備えた鍋温度センサであり、この鍋温度センサ23
は、内枠2に設けられ筒部22Aに挿入した筒部2Aを挿
通するようにして中心部に設けられている。また24は発
熱層9と加熱コイル21の近傍に位置して、内枠2の外面
に設けられた異常加熱を感知して断電する温度ヒューズ
であり、この温度ヒューズ24は前記筒部22Aと筒部2A
との間に設けられている。
【0015】26は、加熱コイル21に所定の高周波電流を
供給するためのインバータ回路部品27を備えた加熱基板
である。この加熱基板26は、器本体1の内部に設けられ
た支え28によって、モータ29を備えた冷却ファン30とと
もに、器本体1の底部の底板4と支え28との間に配設さ
れる。冷却ファン30に対向する底板4の底部には、吸気
口31が設けられるとともに、加熱基板26の一側に対向す
る底板4の側面には、排気口32が設けられる。支え28
は、加熱基板26の一側において直立状態に設けられてお
り、この支え28と器本体1の前面との間には、表示操作
手段としての操作パネル33を形成するLCD33,LED
34および各種のスイッチ35を備えた表示操作部品36と、
インバータ回路部品27以外の電源回路部品37が、基板38
に搭載された状態で設けてある。そして、モータ29への
通電により冷却ファン30を回転させると、吸気口31から
取り込まれた空気が、加熱基板26から基板38を通って排
気口32に送り出され、支え28と底板4との間に囲まれた
空間内の各部品を強制冷却するようになっている。な
お、39は、外枠3の下部後側に設けられた電源コード40
を巻取るコードリールである。
【0016】41は、鍋5の上部開口部13を開閉自在に覆
う蓋体である。この蓋体41は外蓋42と、この外蓋42の下
側外周に沿って設けられた外蓋カバー43と、外蓋42の下
側に空間を形成しつつ取付けられ、蓋体41の下面部材と
して鍋5の上部開口部13を直接覆うアルミニウム材料か
らなる下面部材たる蓋下面板44とにより構成される。外
蓋42はポリプロピレン等のプラスチックを射出成形する
ことによりデザイン性に優れる3次元形状の外観に形成
されるとともに、自在に着色することが可能なのでデザ
イン性の自由度を向上でき、さらに後述する蒸気口を装
着するための凹部を容易に成形できるようになってい
る。45は外蓋カバー43と蓋下面板44との間に挾んで保持
された蓋パッキンである。この蓋パッキン45の下部は、
蓋体41を開いたときには内側が開くようにくの字形にな
り、一方蓋体41を閉じたときは蓋パッキン45の下端が前
記鍋5の上縁5Aに折れ曲り密着する。器本体1の後面
上部にはヒンジ軸46が軸支される一方、ヒンジ軸46の反
対側の蓋体41または器本体1の前側には、蓋体41と器本
体1とを係止するクランプボタン46Aが設けられる。そ
して、図示してはいないがヒンジ軸46の内部には、蓋体
41を常時開く方向に付勢するねじりコイルばねなどの弾
性部材が設けてあり、クランプボタン46Aを押動操作す
ることによって、ヒンジ軸46を回転中心として蓋体41を
開くことができるようになっている。
【0017】前記蓋下面板44における鍋5に対向する鍋
対向面44Aには凹部47、凸部47Aを設けて加工硬化によ
り強度を向上している。凹部47の深さは深ければ強度向
上の効果が高い反面、表面が拭き取りにくくなるおそれ
があるので、深さBは1mm以内程度に形成することが
好ましい。また凹部47、凸部47Aの形状は特に制約はな
く、丸、楕円、三角、亀甲模様等デザイン性等を考慮し
て形成される。一方、蓋下面板44における蓋体41の内側
に対向する内部面44Bは、平坦もしくは後述する蓋ヒー
タの接着が可能な程度に少ない突出高さの低い凸形状と
する。なお、内部面44Bにも凹凸を設けてもよい。さら
に、蓋下面板44の上縁5Aの内側に位置する外側部44C
の厚みC1を3〜6mm程度に厚く形成するとともに、
中心部44Dの厚みC2を前記材料の厚みC1より薄い
1.5〜3mm程度に形成して、蓋下面板44における中
心部44Dを、外側部44Cよりも高くなるように形成して
いる。さらに上縁5Aの内側に最大3mm程度の隙間を
有して近接する外側部44Cの下端は上縁5Aより低く形
成されている。
【0018】次に蓋下面板44の製造方法を説明する。第
1の製造方法は溶融鍛造製法によるものである。この溶
融鍛造製法は、溶融状態に加熱したアルミニウムを下型
に注入し、上方から上型により締付けて加圧し凝固させ
て成形し、下型及び上型からなる金型により、凹部47等
を形成した所定形状の蓋下面板44を成形するものであ
る。また第2の製造方法はアルミニウムダイキャスト製
法によるものである。このアルミニウムダイキャスト製
法は、上下型の中にアルミニウム溶湯を注入して凝固さ
せて成形し、金型により凹部47等を形成した所定形状の
蓋下面板44を成形するものである。このような溶融鍛造
製法、アルミニウムダイキャスト製法によれば、蓋下面
板44の外周側の材料の厚みC1を3〜6mm程度に厚く
形成するとともに、中心部の厚みC2を前記材料の厚み
C1より薄い1.5〜3mm程度に形成することがで
き、鍋対向面44Aと内部面44Bで非相似形状で材料の厚
みが不均一な板状に成形可能となる。さらに第3の製造
方法はプレス成形製法である。このプレス成形製法は図
示はしないが、1〜3mm程度の材料の厚みのアルミニ
ウム板に凹部をプレス加工により刻印成形し、その後所
定の形状にプレス成形するものであり、このプレス成形
製法においては鍋対向面に相当する面のみに凹形状の刻
印を形成するものである。
【0019】蓋下面板44の内部面44Bには、蓋下面板44
を加熱する蓋ヒータたる蓋加熱装置としてのコードヒー
タ48,48Aが、外側部44C及び後述する蒸気侵入孔の近
傍に夫々設けられている。このコードヒータ48,48A
は、内枠2を保温するコードヒータなどの側面ヒータ49
と電気的に並列回路により接続している。そしてコード
ヒータ48と側面ヒータ49は図示しない蓋加熱装置の制御
手段たるトライアック等の通断電制御素子に直列回路に
より接続している。さらに、蓋下面板44の内部面44B側
には、蓋体41の下面の温度を検出するための負特性サー
ミスタからなる蓋温度センサ50が設けられ、蓋温度セン
サ50の検出温度に応じて所定温度に蓋下面板44を温度管
理する構成になっている。コードヒータ48および蓋温度
センサ50は、いずれもアルミニウム箔51によりその上面
が覆われており、アルミニウム箔51の上面には、所定の
空間を形成しつつ、外蓋カバー43と蓋下面板44とともに
断熱板52が取付け固定される。53は、蓋温度センサ50を
蓋下面板44の上面で挾着するためのセンサー押えであ
る。なお、コードヒータ48と側面ヒータ49の加熱は所定
の通電時間制御にて炊飯と保温時に蓋下面板44を加熱す
るような構成としてもよい。
【0020】61は、蓋下面板44および鍋5の中心部(軸
線Z上)に対向するように、すなわち加熱コイル21の内
側端21Aが固定される筒部22Aの内側、鍋温度センサ23
に夫々対向するように位置して設けられた蒸気侵入孔で
あって、この蒸気侵入孔61から蒸気が蒸気口62に入る構
成になっている。蒸気口62周辺の構成を詳述すると、外
蓋42の上面には、蒸気口62を装着するための凹部63が設
けられており、蒸気口62は、蓋体41の外方に露出する上
面に蒸気放出口64を開口形成した蒸気口カバー65と、こ
の蒸気口カバー65の内部に1〜3mmのストロークで上
下動可能に備えた有底筒状のバケット66とを組立てて構
成される。バケット66は、アルミニウム製またはステン
レス製の金属材料、若しくは、ポリプロピレンなどのプ
ラスチック材料からなり、その下部に形成された蒸気口
62の底面部に相当する膨出部67が、蒸気口カバー65の下
面開口部68より突出するよう設けられている。蒸気口カ
バー65の外側上部には、外蓋42の被係止片69に係止する
突起70が形成され、この被係止片69と突起70との係脱に
よって、蓋体41の外方より蒸気口62を着脱することがで
きる。
【0021】71は、凹部63の下端と蓋下面板44との間を
密閉する蒸気口パッキンである。この蒸気口パッキン71
は、蓋体41内部への蒸気の侵入を防ぐためのものであっ
て、蒸気口62を凹部63内に装着すると、蒸気口カバー65
の外周下部に形成された折曲げ部72が、蒸気口パッキン
71の内端に密着するとともに、バケット66の膨出部67底
面が、凹部63の内底面に露出した蓋下面板44の上面に載
置され、蓋下面板44の蒸気侵入孔61を塞ぐ構成になって
いる。また、バケット66の上部開口部には、バケット66
の内外を連通する複数の連通孔73を備えた仕切板74が設
けてある。バケット66の膨出部67中央には、炊飯時にバ
ケット66の内部に溜まったおねばを流し戻す戻し孔75が
設けてあるが、この戻し孔75はシリコーンゴムなどの弾
性部材からなる逆止弁76の舌片77にて塞がれた状態にな
っている。したがって、炊飯時に発生した蒸気は、蒸気
侵入孔61より侵入してバケット66の底面に当接するが、
このとき蒸気の圧力によりバケット66は蓋下面板44から
上方に沿って押し上げられ、バケット66の外面と蒸気口
カバー65の内面との間に形成された蒸気通過孔78を通っ
て、蒸気口カバー65の上面の蒸気放出口64より、蒸気が
蓋体41の外方に放出される。その後、炊飯が終了し、加
熱を停止してむらしに移行すると、鍋5内が負圧になる
ことにより、逆止弁76が鍋5側に移動し、逆止弁76の下
部を形成する舌片77と戻し孔74との間から、バケット66
の内部に溜まったおねばが鍋5側に戻るようになってい
る。
【0022】また、保温時になると、鍋5内の蒸気の圧
力が下がるため、バケット66はその自重により蓋下面板
44の上面に載置され、蓋下面板44の蒸気侵入孔61を閉塞
する。蒸気侵入孔61の近傍周囲、すなわち、蒸気口パッ
キン71の周囲30mm以内程度に離れた範囲には、前記
コードヒータ48Aが蒸気口62を囲むように配置されてお
り、保温時にコードヒータ48Aにより蓋下面板44を加熱
すると、その近傍にある蒸気侵入孔61が加熱され、か
つ、蓋下面板44と接触状態にあるバケット66が熱伝導に
より加熱される。なお、バケット66の材質又は大きさを
変えることによりバケット66を押し上げる蒸気圧を変え
ることができ、これにより炊飯時の内部圧力を調節でき
る。また、逆止弁76をシリコーンゴムなどの弾性部材で
はなく、炊飯時には戻し孔75が塞がれてバケット66内へ
の蒸気が抑制され、炊飯が終了し、鍋5の内部の蒸気圧
力が低減したときに戻し孔75が開く構成であれば、アル
ミニウムやステンレス等の金属材料であってもよい。
【0023】そして、上記構成では、加熱基板26に搭載
されたインバータ回路から高周波電流を加熱コイル21に
供給すると、加熱コイル21に交番磁界が発生して、磁界
中に位置する鍋5の発熱層9に渦電流が発生し、この渦
電流がジュール熱に変換されることで、発熱層9が発熱
して鍋5の内部にある被炊飯物を加熱する構成になって
いる。
【0024】以上のように、本実施例のジャー式の炊飯
器は、内蓋ではなく蓋体41の蓋下面板44により鍋5の上
部開口部13を覆う構造となっているので、内蓋を着脱す
る手間がなく、また、内蓋の清掃の必要もないため、実
用上使い勝手がよい。さらに、蓋下面板44の中心部44D
を外側部44Cよりも高く形成し、蓋下面板44の中心部に
蒸気侵入孔61を設けたことにより、炊飯時に蒸気の放出
をご飯の上面から最も離れた位置とすることができる。
また蒸気侵入孔61は、鍋5の側面の加熱により最も煮沸
の強い鍋5の内側面周囲上部からも最も離れた位置とな
る。したがって、炊飯時におねばが最大限吹きこぼれな
い位置に蒸気侵入孔61が位置し、吹きこぼれを少なくで
きる。この結果、加熱コイル21による加熱量を沸騰初期
と沸騰継続時に過度に少なくする必要がなく、加熱不足
による炊きむらを抑制できる。
【0025】また、下面部材44の鍋対向面44Aの中心部
44Dより、鍋5の上縁5Aの内側に近接して位置する鍋
対向面44Aの外側部44Cを低く形成するとともに、この
外側部44Cを上縁5Aより低く形成したことにより、炊
飯時などの蓋体41を閉じたとき、蓋パッキン45の下部は
折れ曲り上縁5Aに密着するとともに、蓋パッキン45よ
りも下方に外側部44Cの下面が低い位置となる。したが
って、炊飯時に蓋パッキン45の下部へ蒸気やおねばは抑
制されて少量となり、蓋パッキン45の下部に溜るつゆ量
を少なくできる。このためにつゆが流れて蓋体41を開い
たときにつゆが器本体1の上部を汚すことを防止でき
る。また蓋体41を開いたときには蓋パッキン45の下部は
くの字形に弾力により開くので、蓋下面板44に沿って流
れ落ちたつゆを溜めることができ、一層つゆが器本体1
の上部を汚すことを防止できる。
【0026】また、鍋対向面44Aの外側部44Cを鍋5の
上縁5Aに近接し、下面部材44の内部面44Bの外側部44
Cの近傍にコードヒータ48を設けたことにより、上縁5
Aと外側部44Cとの隙間を少なくし、かつこの隙間から
の外気による冷えをコードヒータ48により抑制できる。
また蒸気侵入孔61の近傍にもコードヒータ48Aを設けた
ことにより、蒸気侵入孔61、ひいては蒸気口62の外気に
よる冷えをコードヒータ48Aにより抑制できる。したが
って、保温時に最も冷えやすい上縁5A、蓋体41の蒸気
口62の冷えを防止することで、鍋5の内側面と蒸気口62
の結露を防止でき、この結果炊飯と保温の性能を悪化さ
せることなく、またつゆでご飯が水分過多でべちゃつい
たり、蓋体41を開いたときに器本体1の上部がつゆで汚
れるなどということを防止できる。
【0027】さらに、蓋体41の外方より蒸気侵入孔61を
覆う状態に装着される着脱可能な蒸気口62を、上下動可
能に膨出部67を蒸気侵入孔61を塞ぐように設けたことに
より、ご飯から発生する湯気が蒸気侵入孔61から蒸気口
62に侵入せず、蒸気口62の内部に露が溜まりにくくな
る。このため、蓋体41を開けたときに、蒸気口62の内部
から蓋下面板44に沿って露が流れ落ちるようなことはな
く、器本体1の上部を汚したり、保温中の露が鍋5内の
ご飯の上に落ちて、ご飯がベチャつくなどの不具合が改
善される。さらに、本実施例における蒸気口62の組立て
は、蓋体41の外方より蓋下面板44の蒸気侵入孔61を覆っ
て装着する構成となっていることから、蒸気口62の下端
部は蓋下面板44より突出せず、鍋5内のご飯上面に近付
いた状態とはならなくなり、ご飯の湯気が突出部に結露
することを一掃することができる。
【0028】また、加熱コイル21はその内側端21Aを鍋
5の中心部を除くように筒部22Aに固定されており、そ
して蒸気侵入孔61を前記筒部22Aの中心部と対向するよ
うに設けたことにより、加熱コイル21の熱より離れた位
置に蒸気侵入孔61が位置することとなり、したがって、
炊飯時におねばが最大限吹きこぼれない位置に蒸気侵入
孔61が位置し、吹きこぼれを少なくできる。この結果、
加熱コイル21による加熱量を沸騰初期と沸騰継続時に過
度に少なくする必要がなく、加熱不足による炊きむらを
抑制できる。
【0029】さらに、器本体1に設けられる中心部に位
置する鍋温度センサ23に対向して蓋体41の下面部材44に
蒸気侵入孔61を設けることにより、鍋温度センサ23によ
り加熱コイル21が設けれない位置に対向して蒸気侵入孔
61を設けたことにより、加熱コイル21の熱より離れた位
置に蒸気侵入孔61が位置することとなり、したがって、
炊飯時におねばが最大限吹きこぼれない位置に蒸気侵入
孔61が位置し、吹きこぼれを少なくできる。この結果、
加熱コイル21による加熱量を沸騰初期と沸騰継続時に過
度に少なくする必要がなく、加熱不足による炊きむらを
抑制できる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、実施例では電磁誘導加熱式の
炊飯器を示したが、シーズヒータなどで鍋を加熱する他
の加熱方式の炊飯器であってもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明の炊飯器は、鍋の上部開
口部を覆う蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対向面の
中心部を、前記鍋対向面の外側部より高く形成し、前記
下面部材の中心部に蒸気侵入孔を設けたことにより、内
蓋をなくした利点を生かしつつも、内蓋なしに伴う吹き
こぼれの抑制効果の低減を少なくでき、加熱量を沸騰初
期と沸騰継続時に過度に少なくする必要がなく、加熱不
足による炊きむらが生ずることをなくすことができる。
【0032】請求項2の発明の炊飯器は、鍋の上部開口
部を覆う蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対向面の中
心部より、前記鍋の上縁の内側に位置する前記鍋対向面
の外側部を低く形成するとともに、この外側部を前記上
縁より低く形成したことにより、内蓋をなくした利点を
生かしつつも、炊飯時に発生する蒸気やおねばは、上縁
側に侵入しにくくなり、蓋体を開けたときに鍋対向面に
沿って流れ落ちて器本体の上部を汚しやすくなる問題を
防止できる。
【0033】請求項3の発明の炊飯器は、鍋の上部開口
部を覆う蓋体の下面を形成する下面部材の鍋対向面の中
心部を、前記鍋の上縁に近接して位置する前記鍋対向面
の外側部より高く形成し、前記下面部材の中心部に蒸気
侵入孔を設け、かつ前記下面部材の内部面の前記外側部
及び蒸気侵入孔の近傍に夫々蓋加熱装置を設けたことに
より、内蓋をなくした利点を生かしつつも、上縁と下面
部材の隙間を狭くできるとともに蓋加熱装置により外気
による冷えを防止でき、さらに蒸気侵入孔の近傍も蓋加
熱装置により外気による冷えを防止できる。このため
に、鍋内面に結露しにくくなり、結露したつゆが鍋内面
を伝わってご飯に流れご飯が水分過多でべちゃついた
り、蓋体を開けたときに器本体がつゆで汚れることはな
い。したがって、吹きこぼれを抑制し下面部材への結露
を少なくし、また保温時に鍋内側内面上部への結露を少
なくして、炊飯と保温の性能を悪化させることなく、さ
らに器本体が汚れない内蓋なしの炊飯器を提供できる。
【0034】請求項4の発明の炊飯器は、鍋と、この鍋
の上部開口部を覆う蓋体と、この蓋体の下面部材に設け
た蒸気侵入孔と、前記蓋体の外方より前記蒸気侵入孔を
覆う状態に装着される着脱可能な蒸気口とを備え、前記
蒸気口の上下動可能な底面部を前記蒸気侵入孔を塞ぐよ
うに設けたことにより、内蓋をなくした利点を生かしつ
つも、蒸気口のご飯上面への突出をなくし、保温時に蒸
気侵入孔を蒸気口の底面部で塞ぐことで、蓋下面板への
結露を防止することが可能となる。
【0035】請求項5の発明の炊飯器は、鍋と、この鍋
を収容する器本体と、前記鍋の中心部を除いて設けられ
る鍋加熱装置と、前記鍋の上部開口部を覆う蓋体と、前
記鍋の中心部に対向して前記蓋体の下面部材に設けられ
る蒸気侵入孔とを備えたことにより、内蓋をなくした利
点を生かしつつも、炊飯時におねばが最大限吹きこぼれ
ない位置に蒸気侵入孔が位置し、吹きこぼれを少なくで
きる。この結果、鍋加熱装置による加熱量を沸騰初期と
沸騰継続時に過度に少なくする必要がなく、加熱不足に
よる炊きむらを抑制できる。
【0036】請求項6の発明の炊飯器は、鍋と、この鍋
を収容する器本体と、この器本体に設けられる鍋加熱装
置と、前記器本体に設けられる鍋温度センサと、前記鍋
の上部開口部を覆う蓋体と、前記鍋温度センサに対向し
て前記蓋体の下面部材に設けられる蒸気侵入孔とを備え
たことにょり、内蓋をなくした利点を生かしつつも、炊
飯時におねばが最大限吹きこぼれない位置に蒸気侵入孔
が位置し、吹きこぼれを少なくできる。この結果、鍋加
熱装置による加熱量を沸騰初期と沸騰継続時に過度に少
なくする必要がなく、加熱不足による炊きむらを抑制で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の全体断面図で
ある。
【図2】同上蓋体を開いたときの拡大断面図である。
【符号の説明】
5 鍋 5A 上縁 21 加熱コイル(鍋加熱装置) 23 鍋温度センサ 41 蓋体 44 蓋下面板(蓋体下面) 44A 鍋対向面 44B 内部面 44C 外側部 44D 中心部 48 48A コードヒータ(蓋加熱装置) 61 蒸気侵入孔 62 蒸気口 66 バケット(バケット部材) 67 膨出部(底面部) 76 蒸気通気路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋の上部開口部を覆う蓋体の下面を形成
    する下面部材の鍋対向面の中心部を、前記鍋対向面の外
    側部より高く形成し、前記下面部材の中心部に蒸気侵入
    孔を設けたことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 鍋の上部開口部を覆う蓋体の下面を形成
    する下面部材の鍋対向面の中心部より、前記鍋の上縁の
    内側に位置する前記鍋対向面の外側部を低く形成すると
    ともに、この外側部を前記上縁より低く形成したことを
    特徴とする炊飯器。
  3. 【請求項3】 鍋の上部開口部を覆う蓋体の下面を形成
    する下面部材の鍋対向面の中心部を、前記鍋の上縁に近
    接して位置する前記鍋対向面の外側部より高く形成し、
    前記下面部材の中心部に蒸気侵入孔を設け、かつ前記下
    面部材の内部面の前記外側部及び蒸気侵入孔の近傍に夫
    々蓋加熱装置を設けたことを特徴とする炊飯器。
  4. 【請求項4】 鍋と、この鍋の上部開口部を覆う蓋体
    と、この蓋体の下面部材に設けた蒸気侵入孔と、前記蓋
    体の外方より前記蒸気侵入孔を覆う状態に装着される着
    脱可能な蒸気口とを備え、前記蒸気口の上下動可能な底
    面部を前記蒸気侵入孔を塞ぐように設けたことを特徴と
    する炊飯器。
  5. 【請求項5】 鍋と、この鍋を収容する器本体と、前記
    鍋の中心部を除いて設けられる鍋加熱装置と、前記鍋の
    上部開口部を覆う蓋体と、前記鍋の中心部に対向して前
    記蓋体の下面部材に設けられる蒸気侵入孔とを備えたこ
    とを特徴とする炊飯器。
  6. 【請求項6】 鍋と、この鍋を収容する器本体と、この
    器本体に設けられる鍋加熱装置と、前記器本体に設けら
    れる鍋温度センサと、前記鍋の上部開口部を覆う蓋体
    と、前記鍋温度センサに対向して前記蓋体の下面部材に
    設けられる蒸気侵入孔とを備えたことを特徴とする炊飯
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153544A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 三菱電機株式会社 炊飯器
CN110236387A (zh) * 2018-03-07 2019-09-17 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 蒸汽阀、上盖组件和烹饪器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017153544A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 三菱電機株式会社 炊飯器
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