JPH0926081A - 管路の分岐部の補修装置 - Google Patents
管路の分岐部の補修装置Info
- Publication number
- JPH0926081A JPH0926081A JP7201694A JP20169495A JPH0926081A JP H0926081 A JPH0926081 A JP H0926081A JP 7201694 A JP7201694 A JP 7201694A JP 20169495 A JP20169495 A JP 20169495A JP H0926081 A JPH0926081 A JP H0926081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch
- pipe
- bag
- tubular
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/18—Appliances for use in repairing pipes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/179—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders specially adapted for bends, branch units, branching pipes or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/26—Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means
- F16L55/265—Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means specially adapted for work at or near a junction between a main and a lateral pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一対の端板８，８を一体に連結してなる本体
７と、当該本体７に対して周方向に摺動可能に設けられ
且つその先端に可動端板１３を有する摺動部材１１と、
これらの本体７及び摺動部材１１を覆うように配置され
た、筒部１７と枝部１８とよりなる略Ｔ字状をなす柔軟
なゴム又は合成樹脂よりなるバッグ１６とよりなり、当
該バッグ１６の筒部１７の両端がそれぞれ前記端板８，
８の外周に固定され、前記枝部１８の先端が前記可動端
板１３の外周に固定されており、一方の端板８，８には
圧力流体送入口１５が設けられている。 【効果】 バッグ１６内に流体圧力を作用させて補修部
材４を拡張したときに、摺動部材１１の可動端板１３が
枝管２内に進入することにより、バッグ１６の枝部１８
及び補修部材４の筒状枝部６がスムーズに且つ確実に枝
管２に嵌合し、管路の分岐部を確実に補修することがで
きる。
７と、当該本体７に対して周方向に摺動可能に設けられ
且つその先端に可動端板１３を有する摺動部材１１と、
これらの本体７及び摺動部材１１を覆うように配置され
た、筒部１７と枝部１８とよりなる略Ｔ字状をなす柔軟
なゴム又は合成樹脂よりなるバッグ１６とよりなり、当
該バッグ１６の筒部１７の両端がそれぞれ前記端板８，
８の外周に固定され、前記枝部１８の先端が前記可動端
板１３の外周に固定されており、一方の端板８，８には
圧力流体送入口１５が設けられている。 【効果】 バッグ１６内に流体圧力を作用させて補修部
材４を拡張したときに、摺動部材１１の可動端板１３が
枝管２内に進入することにより、バッグ１６の枝部１８
及び補修部材４の筒状枝部６がスムーズに且つ確実に枝
管２に嵌合し、管路の分岐部を確実に補修することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として下水道管など
の地中に埋設された管路を補修するための装置に関する
ものであって、特に当該管路における分岐部の補修装置
に関するものである。
の地中に埋設された管路を補修するための装置に関する
ものであって、特に当該管路における分岐部の補修装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から管路を補修するために、管路の
内面に内張り材を貼付けて内張りすることが行われてい
る。しかしながら特に末端に近い管路においては、その
管路の途中で分岐していることが多く、その管路を内張
り材で内張りすると分岐部が閉塞されて、枝管と本管と
の接続が失われる。
内面に内張り材を貼付けて内張りすることが行われてい
る。しかしながら特に末端に近い管路においては、その
管路の途中で分岐していることが多く、その管路を内張
り材で内張りすると分岐部が閉塞されて、枝管と本管と
の接続が失われる。
【０００３】そのため従来分岐を有する管路において
は、分岐部を含めてその本管に内張り材を張付けて内張
りした後、分岐部の内張り材に穿孔し、枝管を本管に通
ぜしめることが行われている。
は、分岐部を含めてその本管に内張り材を張付けて内張
りした後、分岐部の内張り材に穿孔し、枝管を本管に通
ぜしめることが行われている。
【０００４】しかしながら特に下水道管などにおいて
は、分岐部において損傷が生じることが多く、その損傷
部から地下水が浸入して下水に混入したり、また汚水が
損傷部から漏出して地下水を汚染するのを避けることが
できない。
は、分岐部において損傷が生じることが多く、その損傷
部から地下水が浸入して下水に混入したり、また汚水が
損傷部から漏出して地下水を汚染するのを避けることが
できない。
【０００５】そこで特開平６−１５７３８号公報に記載
されているように、管路の分岐部の形状に適合した形状
の筒状基部と筒状枝部とよりなる略Ｔ字状の補修部材内
に、その補修部材とほゞ同形の柔軟なバッグを挿入し、
これを断面形状を縮小した状態で管路の分岐部に配置
し、前記バッグ内に圧力流体を送入して補修部材を膨脹
させ、筒状基部を拡張して管路の本管内面に適合させる
と共に、筒状枝部を枝管に嵌合して適合させる方法が知
られている。
されているように、管路の分岐部の形状に適合した形状
の筒状基部と筒状枝部とよりなる略Ｔ字状の補修部材内
に、その補修部材とほゞ同形の柔軟なバッグを挿入し、
これを断面形状を縮小した状態で管路の分岐部に配置
し、前記バッグ内に圧力流体を送入して補修部材を膨脹
させ、筒状基部を拡張して管路の本管内面に適合させる
と共に、筒状枝部を枝管に嵌合して適合させる方法が知
られている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、補修部材の筒状基部にも筒状枝部にも均等に内圧
が作用する。そして筒状基部の上半部はその自重によっ
て下方に向って潰れているため、その筒状基部が拡張し
て管路の本管に適合し、筒状枝部が枝管に嵌合しようと
するときには、筒状枝部は既に拡張しており、管路の枝
管内に進入し得ないことが少くない。
では、補修部材の筒状基部にも筒状枝部にも均等に内圧
が作用する。そして筒状基部の上半部はその自重によっ
て下方に向って潰れているため、その筒状基部が拡張し
て管路の本管に適合し、筒状枝部が枝管に嵌合しようと
するときには、筒状枝部は既に拡張しており、管路の枝
管内に進入し得ないことが少くない。
【０００７】殊に前記バッグ及び補修部材は柔軟である
ため、縮小した状態においてもまた拡張する過程におい
てもその形状が定まらず、枝管の開口部に引掛かったり
側方に歪んだりして、筒状枝部が正しく枝管内に進入す
ることができず、管路内面に適切に適合させることが困
難なのである。
ため、縮小した状態においてもまた拡張する過程におい
てもその形状が定まらず、枝管の開口部に引掛かったり
側方に歪んだりして、筒状枝部が正しく枝管内に進入す
ることができず、管路内面に適切に適合させることが困
難なのである。
【０００８】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、補修部材を管路の分岐部の本管から枝管にかけ
て適切に適合させ、管路の分岐部を確実に補修すること
のできる装置を提供することを目的とするものである。
あって、補修部材を管路の分岐部の本管から枝管にかけ
て適切に適合させ、管路の分岐部を確実に補修すること
のできる装置を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決する手段】而して本発明は、一対の端板を
一体に連結してなる本体と、当該本体に対して当該本体
の軸方向と交差する方向に摺動可能に設けられ且つその
先端に可動端板を有する摺動部材と、これらの本体及び
摺動部材を覆うように配置された柔軟なゴム又は合成樹
脂よりなるバッグとよりなり、当該バッグが内圧により
膨脹して管路の本管内面に密着し得る筒部と枝管内面に
密着し得る枝部とよりなる略Ｔ字状をなし、前記筒部の
両端がそれぞれ前記端板の外周に固定され、前記枝部の
先端が前記可動端板の外周に固定されており、一方の端
板には圧力流体送入口が設けられていることを特徴とす
るものである。
一体に連結してなる本体と、当該本体に対して当該本体
の軸方向と交差する方向に摺動可能に設けられ且つその
先端に可動端板を有する摺動部材と、これらの本体及び
摺動部材を覆うように配置された柔軟なゴム又は合成樹
脂よりなるバッグとよりなり、当該バッグが内圧により
膨脹して管路の本管内面に密着し得る筒部と枝管内面に
密着し得る枝部とよりなる略Ｔ字状をなし、前記筒部の
両端がそれぞれ前記端板の外周に固定され、前記枝部の
先端が前記可動端板の外周に固定されており、一方の端
板には圧力流体送入口が設けられていることを特徴とす
るものである。
【００１０】本発明においては、前記摺動部材に、当該
摺動部材が前記本体から過度に突出するのを抑制するス
トッパーを設けるのが好ましい。
摺動部材が前記本体から過度に突出するのを抑制するス
トッパーを設けるのが好ましい。
【００１１】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図１は、本発明の補修装置の一実施例を示すもので
あって、１は管路の本管であり、２は当該本管１から分
岐した枝管である。
る。図１は、本発明の補修装置の一実施例を示すもので
あって、１は管路の本管であり、２は当該本管１から分
岐した枝管である。
【００１２】３は管路の分岐部に位置せしめられた本発
明の分岐部補修装置であって、この補修装置３には分岐
部を補修する補修部材４が取付けられている。
明の分岐部補修装置であって、この補修装置３には分岐
部を補修する補修部材４が取付けられている。
【００１３】補修部材４は前記管路の本管１に適合する
柔軟な筒状基部５と、該筒状基部５の一部から分岐した
前記枝管２に適合する筒状枝部６とよりなる略Ｔ字状を
なしており、筒状基部５の両端及び筒状枝部６の端末は
開いている。
柔軟な筒状基部５と、該筒状基部５の一部から分岐した
前記枝管２に適合する筒状枝部６とよりなる略Ｔ字状を
なしており、筒状基部５の両端及び筒状枝部６の端末は
開いている。
【００１４】この補修部材４としては、織布若しくは不
織布又はそれらの積層物に硬化性樹脂液を含浸させたも
のや、硬化性樹脂液にガラス繊維などを分散させて増粘
させた未硬化ＦＲＰシートなどを筒状に丸め、その両縁
を重ね合わせた状態で筒状基部５及び筒状枝部６を形成
することができる。また筒状の織布若しくは不織布又は
それらの積層物を所定の形状に縫合し、それに硬化性樹
脂液を含浸させたものを使用することもできる。
織布又はそれらの積層物に硬化性樹脂液を含浸させたも
のや、硬化性樹脂液にガラス繊維などを分散させて増粘
させた未硬化ＦＲＰシートなどを筒状に丸め、その両縁
を重ね合わせた状態で筒状基部５及び筒状枝部６を形成
することができる。また筒状の織布若しくは不織布又は
それらの積層物を所定の形状に縫合し、それに硬化性樹
脂液を含浸させたものを使用することもできる。
【００１５】また筒状基部５はそれ自体断面形状を大幅
に縮小することができ、さらに内側から加圧して拡張し
得るものであることが必要であって、その縮小から拡張
に至る過程において筒状枝部６を枝管２に嵌合せしめる
ことができる程度に変形し得るものであることが必要で
ある。
に縮小することができ、さらに内側から加圧して拡張し
得るものであることが必要であって、その縮小から拡張
に至る過程において筒状枝部６を枝管２に嵌合せしめる
ことができる程度に変形し得るものであることが必要で
ある。
【００１６】しかしながら補修部材４の筒状枝部６の部
分は必ずしも筒状基部５と同様に大きく縮小拡張し得る
必要はなく、縮小した状態において管路の枝管２内に進
入して嵌合することができ、且つ拡開することによって
枝管２の内面に密着し得るものであればよい。
分は必ずしも筒状基部５と同様に大きく縮小拡張し得る
必要はなく、縮小した状態において管路の枝管２内に進
入して嵌合することができ、且つ拡開することによって
枝管２の内面に密着し得るものであればよい。
【００１７】而して前記補修装置３において、７は本体
であって、相対向して設けられた一対の端板８，８と、
当該端板８，８を間隔をおいて一体に連結する連結杆９
とよりなっている。
であって、相対向して設けられた一対の端板８，８と、
当該端板８，８を間隔をおいて一体に連結する連結杆９
とよりなっている。
【００１８】そして連結杆９には摺動ブロック１０が取
付けられており、当該摺動ブロック１０に対して、本体
７の軸方向に対して交差する方向に摺動自在に、摺動部
材１１が取付けられている。
付けられており、当該摺動ブロック１０に対して、本体
７の軸方向に対して交差する方向に摺動自在に、摺動部
材１１が取付けられている。
【００１９】摺動部材１１は、前記摺動ブロック１０に
対して摺動可能に支持された摺動杆１２の先端に、可動
端板１３が取付けられており、摺動杆１２の後端には摺
動ブロック１０に係止し得るストッパー１４が設けられ
ている。
対して摺動可能に支持された摺動杆１２の先端に、可動
端板１３が取付けられており、摺動杆１２の後端には摺
動ブロック１０に係止し得るストッパー１４が設けられ
ている。
【００２０】また前記端板８の一方には、圧力流体送入
口１５が形成されており、ホース１９を介して外部のコ
ンプレッサーなどの圧力流体供給手段（図示せず）に接
続されている。
口１５が形成されており、ホース１９を介して外部のコ
ンプレッサーなどの圧力流体供給手段（図示せず）に接
続されている。
【００２１】１６は、前記補修部材４の筒状基部５に適
合する基部１７と、前記筒状枝部６に適合する枝部１８
とを有する略Ｔ字状のバッグであって、柔軟なゴム又は
合成樹脂よりなっている。
合する基部１７と、前記筒状枝部６に適合する枝部１８
とを有する略Ｔ字状のバッグであって、柔軟なゴム又は
合成樹脂よりなっている。
【００２２】そしてこのバッグ１６は前記本体７の外側
を覆うように被せられ、基部１７の両端は前記本体７の
端板８の外周に嵌合され、また枝部１８の先端は前記可
動端板１３の外周に嵌合されており、それぞれ気密に固
定されている。これによってバッグ１６の開口部はそれ
ぞれ端板８及び可動端板１３で閉塞され、バッグ１６内
は気密に密閉されて、前記圧力流体送入口１５から圧力
流体を送入することによりバッグ１６を膨ませることが
できるようになっている。
を覆うように被せられ、基部１７の両端は前記本体７の
端板８の外周に嵌合され、また枝部１８の先端は前記可
動端板１３の外周に嵌合されており、それぞれ気密に固
定されている。これによってバッグ１６の開口部はそれ
ぞれ端板８及び可動端板１３で閉塞され、バッグ１６内
は気密に密閉されて、前記圧力流体送入口１５から圧力
流体を送入することによりバッグ１６を膨ませることが
できるようになっている。
【００２３】
【作用】次に上記実施例に基いて、本発明の作用を説明
する。
する。
【００２４】本発明の補修装置３を使用する際には、当
該補修装置３におけるバッグ１６の外側に補修部材４を
被せ、バッグ１６の基部１７及び枝部１８をそれぞれ補
修部材４の筒状基部５及び筒状枝部６に適合させる。そ
して圧力流体送入口１５からバッグ１６内の空気を排出
してバッグ１６を縮小させると共に、摺動部材１１を本
体７に対して後退させる。
該補修装置３におけるバッグ１６の外側に補修部材４を
被せ、バッグ１６の基部１７及び枝部１８をそれぞれ補
修部材４の筒状基部５及び筒状枝部６に適合させる。そ
して圧力流体送入口１５からバッグ１６内の空気を排出
してバッグ１６を縮小させると共に、摺動部材１１を本
体７に対して後退させる。
【００２５】この状態で補修装置３を管路の端末から本
管１内に進入させ、分岐部に位置せしめる。この状態が
図１において実線で示されている。このとき摺動部材１
１は本体７に対して後退しているので、可動端板１３が
本管１に引掛かることがなく、スムーズに本管１内を通
過し得る。
管１内に進入させ、分岐部に位置せしめる。この状態が
図１において実線で示されている。このとき摺動部材１
１は本体７に対して後退しているので、可動端板１３が
本管１に引掛かることがなく、スムーズに本管１内を通
過し得る。
【００２６】而してこの状態で圧力流体送入口１５から
バッグ１６内に圧力流体を送入すると、その流体圧力に
よってバッグ１６が膨むと共に、可動端板１３にも流体
圧力が作用して摺動部材１１を本体７に対して摺動させ
て図中上動せしめ、可動端板１３は枝管２内に進入す
る。
バッグ１６内に圧力流体を送入すると、その流体圧力に
よってバッグ１６が膨むと共に、可動端板１３にも流体
圧力が作用して摺動部材１１を本体７に対して摺動させ
て図中上動せしめ、可動端板１３は枝管２内に進入す
る。
【００２７】このとき摺動部材１１は、本体７に対して
図中上下方向には摺動自在であるが、その他の方向につ
いては本体７に対して固定的に保持されているので、可
動端板１３が歪んで分岐部に引掛かったりすることがな
く、確実に枝管２内に進入することができる。
図中上下方向には摺動自在であるが、その他の方向につ
いては本体７に対して固定的に保持されているので、可
動端板１３が歪んで分岐部に引掛かったりすることがな
く、確実に枝管２内に進入することができる。
【００２８】そして可動端板１３が枝管２内に進入する
ことにより当該可動端板１３に固定されたバッグ１６の
枝部１８も、その外側に筒状枝部６を嵌合した状態で枝
管２内に引込まれる。そしてバッグ１６が内部の流体圧
力によって拡張され、図１に鎖線で示すように、基部１
７が補修部材４の筒状基部５を管路の本管１に圧接し、
また枝部１８が筒状枝部６を枝管２に圧接し、補修部材
４を管路の本管１から枝管２にかけての内面に適合させ
るのである。
ことにより当該可動端板１３に固定されたバッグ１６の
枝部１８も、その外側に筒状枝部６を嵌合した状態で枝
管２内に引込まれる。そしてバッグ１６が内部の流体圧
力によって拡張され、図１に鎖線で示すように、基部１
７が補修部材４の筒状基部５を管路の本管１に圧接し、
また枝部１８が筒状枝部６を枝管２に圧接し、補修部材
４を管路の本管１から枝管２にかけての内面に適合させ
るのである。
【００２９】また実施例に示すように摺動杆１２の後端
にストッパー１４を設けることにより、可動端板１３が
過度に枝管２内に進入するのを阻止し、バッグ１６や補
修部材４に不必要な歪みを与えるのを防止する。
にストッパー１４を設けることにより、可動端板１３が
過度に枝管２内に進入するのを阻止し、バッグ１６や補
修部材４に不必要な歪みを与えるのを防止する。
【００３０】この状態でバッグ１６内に加圧水蒸気又は
熱風などの加熱流体を送入して補修部材４を加熱し、硬
化性樹脂液を硬化させると、管路の分岐部及びその周囲
にＦＲＰ製の内張りが形成され、分岐部が補修される。
熱風などの加熱流体を送入して補修部材４を加熱し、硬
化性樹脂液を硬化させると、管路の分岐部及びその周囲
にＦＲＰ製の内張りが形成され、分岐部が補修される。
【００３１】また補修部材４に含浸する硬化性樹脂液と
して紫外線硬化性樹脂液を使用し、バッグ１６を紫外線
を透過し得る透明体で構成することにより、本体７内に
取付けた紫外線ランプから照射される紫外線で補修部材
４の硬化性樹脂液を硬化させて補修することも可能であ
る。
して紫外線硬化性樹脂液を使用し、バッグ１６を紫外線
を透過し得る透明体で構成することにより、本体７内に
取付けた紫外線ランプから照射される紫外線で補修部材
４の硬化性樹脂液を硬化させて補修することも可能であ
る。
【００３２】然る後バッグ１６内の圧力流体を抜いてバ
ッグ１６を縮小させることにより、摺動部材１１は図中
下動してバッグ１６の枝部１８は筒状枝部６から剥離し
て抜け出し、また基部１７も筒状基部５から剥離して縮
小し、補修装置３を管路から取出すことができる。
ッグ１６を縮小させることにより、摺動部材１１は図中
下動してバッグ１６の枝部１８は筒状枝部６から剥離し
て抜け出し、また基部１７も筒状基部５から剥離して縮
小し、補修装置３を管路から取出すことができる。
【００３３】
【発明の効果】従って本発明によれば、バッグ１６内に
流体圧力を作用させて補修部材４を拡張したときに、摺
動部材１１の可動端板１３が枝管２内に進入することに
より、バッグ１６の枝部１８及び補修部材４の筒状枝部
６がスムーズに且つ確実に枝管２に嵌合し、この状態で
筒状枝部６が拡張して枝管２に適合するので、管路の分
岐部における本管１から枝管２にかけてを、その全周に
亙って確実に補修することができる。
流体圧力を作用させて補修部材４を拡張したときに、摺
動部材１１の可動端板１３が枝管２内に進入することに
より、バッグ１６の枝部１８及び補修部材４の筒状枝部
６がスムーズに且つ確実に枝管２に嵌合し、この状態で
筒状枝部６が拡張して枝管２に適合するので、管路の分
岐部における本管１から枝管２にかけてを、その全周に
亙って確実に補修することができる。
【００３４】以上の説明においては、何等の処理を施さ
ない管路における分岐部を補修する方法として説明した
が、その管路自体が予め内張りされたものであっても差
支えない。すなわち本管１が公知の方法で内張りされて
おり、その分岐部に穿孔して枝管２に連通させた管路に
ついて、その分岐部を本発明の方法で補修することも可
能である。
ない管路における分岐部を補修する方法として説明した
が、その管路自体が予め内張りされたものであっても差
支えない。すなわち本管１が公知の方法で内張りされて
おり、その分岐部に穿孔して枝管２に連通させた管路に
ついて、その分岐部を本発明の方法で補修することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の補修装置の使用状態を示す中央縦断
面図
面図
１ 本管 ２ 枝管 ３ 補修装置 ４ 補修部材 ５ 筒状基部 ６ 筒状枝部 ７ 本体 ８ 端板 １１ 摺動部材 １３ 可動端板 １４ ストッパー １５ 圧力流体送入口 １６ バッグ １７ 基部 １８ 枝部
Claims (2)
- 【請求項１】 一対の端板（８，８）を一体に連結して
なる本体（７）と、当該本体（７）に対して当該本体
（７）の軸方向と交差する方向に摺動可能に設けられ且
つその先端に可動端板（１３）を有する摺動部材（１
１）と、これらの本体（７）及び摺動部材（１１）を覆
うように配置された柔軟なゴム又は合成樹脂よりなるバ
ッグ（１６）とよりなり、当該バッグ（１６）が内圧に
より膨脹して管路の本管（１）内面に密着し得る筒部
（１７）と枝管（２）内面に密着し得る枝部（１８）と
よりなる略Ｔ字状をなし、前記筒部（１７）の両端がそ
れぞれ前記端板（８，８）の外周に固定され、前記枝部
（１８）の先端が前記可動端板（１３）の外周に固定さ
れており、一方の端板（８，８）には圧力流体送入口
（１５）が設けられていることを特徴とする、管路の分
岐部の補修装置 - 【請求項２】 前記摺動部材（１１）に、当該摺動部材
（１１）が前記本体（７）から過度に突出するのを抑制
するストッパー（１４）を設けたことを特徴とする、請
求項１に記載の管路の分岐部の補修装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201694A JPH0926081A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 管路の分岐部の補修装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201694A JPH0926081A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 管路の分岐部の補修装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926081A true JPH0926081A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16445369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201694A Pending JPH0926081A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 管路の分岐部の補修装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0926081A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003244547B1 (en) * | 2003-03-03 | 2004-02-12 | Enviro Global Pty Limited | Pipe connection repair apparatus |
| KR100649132B1 (ko) * | 2005-10-14 | 2006-11-27 | 지에스건설 주식회사 | 보수재를 이용한 하수 가지관의 보수장치 |
| KR100665278B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-01-09 | 지에스건설 주식회사 | 보수재를 이용한 대형 하수관의 보수장치 |
| AU2008212054B1 (en) * | 2008-02-29 | 2009-04-23 | Interflow Holdings Pty Limited | A liner for repairing the lateral connection of a pipeline |
| KR101245259B1 (ko) * | 2012-07-31 | 2013-03-19 | 테크노포스(주) | 하수관의 본관과 가지관이 연결된 부위를 보수하기 위한 비굴착 하수관 보수 방법 및 장치 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7201694A patent/JPH0926081A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003244547B1 (en) * | 2003-03-03 | 2004-02-12 | Enviro Global Pty Limited | Pipe connection repair apparatus |
| KR100649132B1 (ko) * | 2005-10-14 | 2006-11-27 | 지에스건설 주식회사 | 보수재를 이용한 하수 가지관의 보수장치 |
| KR100665278B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-01-09 | 지에스건설 주식회사 | 보수재를 이용한 대형 하수관의 보수장치 |
| AU2008212054B1 (en) * | 2008-02-29 | 2009-04-23 | Interflow Holdings Pty Limited | A liner for repairing the lateral connection of a pipeline |
| WO2009105822A1 (en) * | 2008-02-29 | 2009-09-03 | Enviro Global Pty Limited | A liner for repairing a lateral connection of a pipeline |
| US8801329B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-08-12 | Interflow Holdings Pty Limited | Liner for repairing a lateral connection of a pipeline |
| KR101245259B1 (ko) * | 2012-07-31 | 2013-03-19 | 테크노포스(주) | 하수관의 본관과 가지관이 연결된 부위를 보수하기 위한 비굴착 하수관 보수 방법 및 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2745184B2 (ja) | 管路を補修する方法及び装置 | |
| US5624629A (en) | Installation of lateral linings with sealing collar from the main pipeline out | |
| US6899832B2 (en) | Installation of flexible lining with flexible collar for lining lateral pipelines | |
| US5927341A (en) | Lining of "Tees" and "Wyes" in pipelines or passageways | |
| US5609439A (en) | Method of and apparatus for repairing and sealing junctions between mains and branch pipes | |
| US9851040B2 (en) | Apparatus and method to repair the junction of a sewer main line and lateral pipe | |
| US6619886B1 (en) | System and method for installing formed-in-situ localized repair of pipes and conduits | |
| US8550121B2 (en) | Method and apparatus for lining a pipe | |
| US9074720B2 (en) | Apparatus and method for repairing pipes | |
| JP2534030B2 (ja) | 修理材スリ―ブとそれを導管内壁の修理領域へ適用するための装置との組合体、および導管内壁の修理領域をその場で修理する方法 | |
| JPH0926081A (ja) | 管路の分岐部の補修装置 | |
| KR101935403B1 (ko) | 튜브형 관로 보수 장치 및 이를 이용한 관로 보수 방법 | |
| JP3672629B2 (ja) | 管路の分岐部の補修装置 | |
| JP3224246B2 (ja) | 管路の分岐部及び分岐を有する管路の補修方法 | |
| JP3660400B2 (ja) | 管路の分岐部の補修方法及び補修装置 | |
| JP4318951B2 (ja) | 取付管用の補修材及びそれを用いた補修方法、補修装置 | |
| CA2079335C (en) | Installation of lateral linings from the main pipeline out | |
| JPS6135934A (ja) | 管路の内張り方法 | |
| JP3178693B2 (ja) | 部分ライニング工法 | |
| JP3534930B2 (ja) | 分岐管路の補修方法、補修用バッグ及び補修材 | |
| JPH10286879A (ja) | 分岐管路の内張り装置及び方法 | |
| JP2006123199A (ja) | 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法 | |
| JPH1120021A (ja) | 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法 | |
| JPH1120022A (ja) | 枝管ライニング材とこれを用いた枝管ライニング工法 | |
| JPH02309081A (ja) | 曲がりを含む管路をその内面から部分補修する装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040304 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |