JPH09260668A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびその製造方法

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JPH09260668A
JPH09260668A JP6354296A JP6354296A JPH09260668A JP H09260668 A JPH09260668 A JP H09260668A JP 6354296 A JP6354296 A JP 6354296A JP 6354296 A JP6354296 A JP 6354296A JP H09260668 A JPH09260668 A JP H09260668A
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groove
layer
thin film
film transistor
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JP6354296A
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Hiromi Sakamoto
弘美 坂本
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Sharp Corp
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
    • H01L29/78606Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置に用いられ、配線抵抗が低く、
高開口率で高性能な薄膜トランジスタおよびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 表面に形成された溝2を有する絶縁性基
板1の表面上に堆積された金属4でソースライン24お
よび遮光膜23が形成され、ソースライン24上の透明
絶縁膜5に形成されたコンタクトホール6を介してソー
スライン24と透明絶縁膜5上に形成された半導体層7
とが接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にお
ける画素選択用のスイッチング素子等に用いられる薄膜
トランジスタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス等の透明絶縁性基板上にマトリク
ス状に薄膜トランジスタを形成し、この薄膜トランジス
タをスイッチング素子として用いるアクティブマトリク
ス型の液晶表示装置においては、近年、その表示画面の
大型化と高精細化が進展しつつある。アクティブマトリ
クス型液晶表示装置では、開口率の向上などを目的に、
薄膜トランジスタの配線をより細くする傾向があるが、
配線が細くなるほど配線の抵抗が大きくなり、また、断
線不良が起こりやすくなる。したがって、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置における表示画面の大型化と高
精細化に際しては、薄膜トランジスタの配線の低抵抗化
および薄膜トランジスタの素子の信頼性の向上が、従来
に比べてより重要になる。
【0003】前記アクティブマトリクス型の液晶表示装
置において、透明絶縁性基板裏面からの光の回り込みに
起因する光リーク電流の増加を抑制することを目的に、
薄膜トランジスタへの光の入射を遮断するように、薄膜
トランジスタの下部に遮光膜を設けた構造の薄膜トラン
ジスタが提案されている。このような薄膜トランジスタ
の例として、図6に遮光膜を有するポリSiトランジス
タを概略的に示す。
【0004】以下に、図6に示される薄膜トランジスタ
の製造方法を説明する。
【0005】まず、ガラス等の透明絶縁性基板101上
にTaを成膜し、このTa膜にエッチング加工を行うこ
とにより遮光膜118を形成する。次に、下地絶縁膜
(ベースコート)105を堆積する。下地絶縁膜105
の上部に島状の半導体層107を形成した後、レーザー
照射や600℃前後の温度の高温熱処理を施すことによ
り、半導体層107を結晶化する。次に、ゲート電極1
13よりも一回り大きいレジストマスクを半導体層10
7上に形成した後、半導体層107にPイオンもしくは
Bイオンを注入し、レーザーアニールにより不純物を活
性化して、ソース領域109、ドレイン領域110、お
よびオフセット領域111を形成する。さらに、それら
の領域の上部にSiO2を堆積して、ゲート絶縁膜11
2を形成する。次に、ゲート絶縁膜112上にAlを主
成分とする合金やTa等を堆積することによりゲート電
極113を形成する。さらに、SiO2を堆積して層間
絶縁膜119を形成する。次に、層間絶縁膜119上に
ITOを堆積およびパターンニングして画素電極114
を形成した後、ソース領域109およびドレイン領域1
10上にそれぞれコンタクトホール106、116を形
成する。そして、Al合金等の金属をスパッタし、ソー
スライン120およびドレイン電極121を形成する。
【0006】配線の低抵抗化および断線不良の抑制を目
的としたトランジスタとして、図7に示す特公平7-5438
6号公報(三菱電機)に開示される薄膜トランジスタが
ある。特公平7-54386号の薄膜トランジスタでは、透明
絶縁性基板201上に遮光膜202と同時に第2のソー
スライン209が形成されている。第2のソースライン
209は、第1のソースライン電極204とコンタクト
ホール210を通して接続されている。第2のソースラ
イン209は第1のソースライン204と並列になって
おり、第1のソースライン204と第2のソースライン
209とが2層のソースラインを形成している。203
はパッシベーション膜、205はドレイン・画素電極、
206は半導体膜、207はゲート絶縁膜、208はゲ
ート電極、211はコンタクト膜である。
【0007】また、特開平6-163586号公報(富士通)や
特開平6-224221号公報(日本板硝子)に開示されている
ように、基板に設けられた溝内(凹部)に金属を堆積す
ることによって形成されたゲート配線を有する薄膜トラ
ンジスタもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6に示されるよう
に、薄膜トランジスタの下部に遮光膜118を形成した
従来の構造では、遮光膜118が電気的に浮いた状態で
あるので、浮遊容量が発生することなどにより、薄膜ト
ランジスタの信頼性が低い。そのため、信頼性の向上を
目的に、遮光膜118の電位固定用の特別な配線を設け
たり、もしくは遮光膜118をソース電極およびゲート
電極のうちのいずれかの電極に接続するといった工夫が
必要である。また、ゲートラインよりも上のレベルにソ
ースラインおよびドレイン電極を形成するプロセスが必
要なので、製造工程が複雑である。さらに、ゲートの段
差部では、ソースラインに断線が生じたり、また断線に
至らずとも薄肉化されるため、配線の信頼性が低いとい
う問題がある。また、ソースライン、ドレイン電極、ゲ
ートライン間のリーク電流が生じやすいという問題もあ
る。図6に示される構造のように、Al合金とITOが
接触する場合には、接触部で電池効果に起因する腐食が
発生して特性が劣化する。
【0009】特公平7-54386号公報に開示されている薄
膜トランジスタでは、前述したように、透明絶縁性基板
201上に遮光膜202と同時に形成された第2のソー
スライン209が、第1のソースライン電極204とコ
ンタクトホール210を通して並列に接続されて2層の
ソースラインを形成しているが、遮光膜202は電気的
に浮いた状態である。遮光膜202が電気的に浮いた状
態なので、上述した問題がある。第2のソースライン2
09の材料がAl合金であれば、第2のソースラインは
後工程のレーザー処理や高温熱処理に耐えることができ
ない。一方、第2のソースライン209の材料が実用的
な高融点金属であれば、Al合金と比較して抵抗率が大
きいため、実用的な抵抗値を得るためには、第2のソー
スライン209の膜厚を厚くしたり、配線の線幅を大き
くする必要がある。ところが、第2のソースライン20
9の膜厚を厚くすれば、段差部(第1のソースライン2
04と第2のソースライン209とが重なる部分)で上
層膜(第1のソースライン204)の断線や信頼性の低
下につながる。また、第2のソースライン209の線幅
を大きくすれば、開口率が低下する等の問題が発生す
る。
【0010】特開平6-163586号公報の製造方法では、レ
ジスト上とコンタクト部にメッキ法でメタルを形成し、
コンタクト部以外の金属をレジストとともにリフトオフ
し、ゲート電極を形成しているため、C等の不純物がゲ
ート電極中に混入し、信頼性の高い電極が形成できな
い。また、500℃〜600℃以上の後工程熱処理に耐
えることは不可能である。
【0011】いずれの公報においても、ゲート電極とし
て埋め込みメタルを用いているが、表面を完全に平坦化
することは難しいため、ボトムゲート型トランジスタに
おいて良好な特性を得ることは困難である。
【0012】本発明の目的は、特性が良好で信頼性の高
い薄膜トランジスタおよびその製造方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による絶縁性基板
上に形成された薄膜トランジスタは、前記絶縁性基板の
表面に形成された溝を含む絶縁性基板の前記溝を有する
表面上に堆積された導電体からソースラインおよび遮光
膜が形成され、前記ソースライン上の透明絶縁膜に形成
されたコンタクトホールを介して前記ソースラインと前
記透明絶縁膜上に形成された半導体層とが接続されてお
り、そのことにより前記目的が達成される。
【0014】前記導電体は金属であってもよい。
【0015】前記ソースラインの電位と前記遮光膜の電
位とが同電位であることが好ましい。
【0016】本発明による絶縁性基板上に形成された薄
膜トランジスタの製造方法は、絶縁性基板表面に溝を形
成する工程と、前記溝内に金属を埋め込むとともに前記
絶縁性基板の前記溝が形成された表面に前記金属を堆積
して金属層を形成する工程と、前記金属層を加工してソ
ースラインおよび遮光膜を形成する工程と、前記ソース
ラインおよび前記遮光膜上に透明絶縁膜を形成する工程
と、前記透明絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程
と、前記コンタクトホールを介して前記ソースラインと
接続する半導体層を前記透明絶縁膜上に形成する工程と
を包含しており、そのことにより前記目的が達成され
る。
【0017】前記金属層を加工してソースラインおよび
遮光膜を形成する工程が、前記金属層をエッチバックす
る工程を含んでいてもよい。
【0018】このことにより、前記溝内に前記金属をボ
イドなく埋め込むことができるとともに薄い遮光膜を形
成することができる。
【0019】本発明による絶縁性基板上に形成された薄
膜トランジスタは、絶縁性基板の表面に設けられた溝内
に埋め込まれた金属でソースラインが形成されており、
そのことにより前記目的が達成される。
【0020】前記薄膜トランジスタは、前記絶縁性基板
の前記溝が設けられた面の表面上に設けられた絶縁膜
と、前記絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、前記
コンタクトホールを介して前記ソースラインと接続し前
記絶縁膜上に設けられた半導体層と、前記半導体層の上
部に設けられたゲート電極とを有していてもよい。
【0021】本発明による絶縁性基板上に形成される薄
膜トランジスタの製造方法は、絶縁性基板表面に溝を形
成する工程と、前記溝内に金属を埋め込んでソースライ
ンを形成する工程と、前記ソースラインおよび前記絶縁
性基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜にコン
タクトホールを形成する工程と、前記コンタクトホール
を介して前記ソースラインと接続する半導体層を前記絶
縁膜上に形成する工程とを包含しており、そのことによ
り前記目的が達成される。
【0022】前記製造方法は、前記溝内に金属を埋め込
んでソースラインを形成する工程が、前記溝内に前記金
属を埋め込むとともに前記絶縁性基板の前記溝が形成さ
れた表面上に前記金属を堆積して金属層を形成する工程
と、前記溝内の金属以外の前記絶縁性基板上の前記金属
層を除去する工程とを含んでいてもよい。
【0023】本発明によれば、絶縁性基板に溝を形成す
ることにより、基板の深さ方向のスペースを利用して、
低抵抗かつ信頼性の高いソースラインを形成することが
できる。また、ソースラインとゲートラインとが交差す
る部分で段差がなくなるので、薄膜トランジスタの平坦
化が図れ、薄膜トランジスタの特性が向上する。さら
に、ソースラインの線幅を細くすることが可能になるの
で、開口率が向上する。ソースラインと遮光膜とを同時
に形成すれば、常にソースラインの電位と遮光膜の電位
とが同電位になるので、遮光膜の電位固定用の特別な配
線を必要とせず、浮遊容量の発生が防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】まず、本発明による薄膜トランジ
スタの製造方法の概要を説明する。本発明による薄膜ト
ランジスタおよびその製造方法の詳細は、後述する実施
例にて説明する。
【0025】本発明による薄膜トランジスタの製造方法
では、透明絶縁性基板のソースラインを形成する領域に
ドライエッチ法で溝を形成し、溝および透明絶縁性基板
上に密着層を設ける。密着層は、Ti、TiN、Ti
W、W、WSixなどをスパッタ法で形成する。
【0026】その後、化学気相成長法(CVD法)など
により、高融点金属で溝を完全に埋め込むことにより溝
内にソースラインを形成するとともに、透明絶縁性基板
上の密着層の全面にこの高融点金属を堆積して高融点金
属膜を形成する。
【0027】透明絶縁性基板上のソースラインを形成す
る領域に設けられた溝内に、高融点金属を埋め込む手法
としてはWの全面CVD法などがある。全面CVD法
は、LSIの分野では、高アスペクト比コンタクトホー
ルやスルーホールを埋め込む手法として一般的な手法で
ある。
【0028】その後、絶縁性基板上の高融点金属膜が所
望の膜厚になるまでエッチバックを行う。高融点金属膜
の膜厚が小さいと、エッチバックの際に溝の中心部にボ
イドが生じる。CVD法を用いて溝内に高融点金属をボ
イドなく完全に埋め込むためには、高融点金属膜を少な
くとも溝の幅の半分以上堆積する必要がある。従って、
生産性(コストやスループット等)の観点から、溝の幅
は細い方が好ましい。溝の幅は、約1μm以下が好まし
い。ソースラインの抵抗を小さくするためにソースライ
ンの幅を広くしなければならない場合には、複数の溝を
形成したり、溝を深く形成すればよい。W−CVD膜の
比抵抗は約10〜12μΩcmであり、低抵抗なソース
ラインを形成することが可能である。ドライエッチ法で
全面エッチバックの後、高融点金属膜を所望のソースラ
インおよび遮光膜形状に加工し、その上に透明絶縁膜を
堆積する。
【0029】透明絶縁膜にコンタクトホールを形成した
後、半導体層を形成し、半導体層とソースラインとを接
続する。
【0030】次にゲート絶縁膜を堆積した後ゲート電極
を形成する、さらに、ドレイン領域と接続するように、
ドレイン領域上に透明導電膜を堆積してパターンニング
することにより画素電極を形成する。
【0031】本発明による薄膜トランジスタの製造方法
は以上のような工程を含む。
【0032】上記の製造方法は、遮光膜を有する薄膜ト
ランジスタの製造方法である。一方、遮光膜を有しない
薄膜トランジスタは、下記のようにして製造される。
【0033】まず、透明絶縁性基板にドライエッチ法で
溝を形成し、溝内および透明絶縁性基板上に密着層を形
成後、高融点金属をCVD法で全面に堆積し、溝を完全
に埋め込みソースラインを形成する。ここまでの工程
は、上述の製造方法と同様である。
【0034】次に、溝部以外の透明絶縁性基板上の高融
点金属が完全に除去されるまで、エッチバックを行う。
【0035】そして、上述の製造方法と同様に、透明絶
縁膜を堆積した後、ソースライン上にコンタクトホール
を形成した後、Si層を形成し、Si層とソースライン
とを直接接続する。
【0036】以下、ゲート絶縁膜を堆積した後ゲート電
極を形成し、画素電極がドレイン領域と接続するように
ドレイン領域上に透明導電膜を堆積し、パターニングを
行って、所望の形状の画素電極を形成する。
【0037】本発明による遮光膜を有しない薄膜トラン
ジスタの製造方法は以上の工程を含む。
【0038】なお、高融点金属膜の成膜方法は上述の方
法に限られず、例えばリフロースパッタ法でもよい。溝
部以外の絶縁性基板上の高融点金属を除去する別の手法
としては、化学機械的研磨(CMP)法でもよい。
【0039】高融点金属としてCuを用いる場合には、
リフロースパッタ法でもMOCVD法で溝内への埋め込
みおよび基板上への成膜が可能である。Cuを用いる場
合には、溝部以外の絶縁性基板上の高融点金属膜の除去
ならびに平坦化をCMP法により行うとよい。CuはA
l合金よりも比抵抗が低いので、Alを用いた場合より
もさらに配線の低抵抗化、微細化が可能になる。以下、
本発明の実施例を説明する。
【0040】(第1実施例)図1は、本発明による遮光
膜を有する薄膜トランジスタ30を示した平面図であ
る。以下、図1のA−A線の断面図に相当する図2
(a)〜(k)を用いて、本発明による薄膜トランジス
タ30の製造工程を説明する。
【0041】まず、透明性絶縁基板としてのガラス基板
1上のソースラインを形成しようとする領域に、ドライ
エッチ法を用いて幅1μm、深さ2μmの溝2を形成す
る。次に、ガラス基板1上および溝2内に、ガラス基板
の密着層として50nmの厚さのTiW層3をスパッタ
法により堆積し、さらにTiW層3の上に全面CVD法
によりWを550nm堆積して、W層4を形成する(図
2(a))。
【0042】続いて、ガラス基板1上のTiW層3およ
びW層4の合計の膜厚が100nmになるまでエッチバ
ックを行う(図2(b))。エッチバックを行う理由
は、W層4を薄くすることである。W層4を薄くするこ
とにより、後述する遮光膜23が薄く形成される。その
ことにより、後述する段差の少ない半導体層が形成され
るので、結果として平坦な薄膜トランジスタが得られ
る。
【0043】W層4の成膜とエッチバックは、マルチチ
ャンバーシステムの装置で連続的に行うことができ、公
知の手法で行うことが可能である。
【0044】次に、フォトリソグラフィー法およびドラ
イエッチ法により、TiW層3およびW層4を所望の形
状にパターンニングして、ソースライン24および遮光
膜23を形成する(図2(c))。
【0045】ガラス基板1およびソースライン24上に
SiO2を100nm堆積して層間絶縁膜5を形成した
後、層間絶縁膜5のソースライン24の上部にコンタク
トホール6を形成する(図2(d))。
【0046】そして、アモルファスシリコンを50nm
堆積し島状に加工して、半導体層7を形成する(図2
(e))。このとき、コンタクトホール6を通してソー
スライン24と半導体層7は電気的に接続している。
【0047】次に、レーザー照射を行うことにより、半
導体層7を多結晶化する。チャンネル端にオフセット領
域を設けるため、後述するゲート電極よりも一回り大き
いレジストマスク8をマスクとして半導体層7上に形成
し、PH3+H2ガスのプラズマを用いて加速電圧80k
eVで、ドーズ量5×1015/cm2の不純物イオン
(Pイオン)を注入する(図2(f))。
【0048】レジスト8を剥離後、Xe−Clエキシマ
レーザーを用い、室温大気雰囲気中で照射エネルギーが
350mJ/cm2のレーザーで半導体層7に注入した
不純物を活性化することにより、ソース領域9およびド
レイン領域10を形成する。ソースライン24と半導体
層のソース領域9との接触部にはオーミックコンタクト
が形成される。レジストマスク8の下部に位置する半導
体層7の領域にはPイオンが注入されない(図2
(g))。
【0049】次に、SiO2を100nm堆積してゲー
ト絶縁膜12を形成した後、ゲート絶縁膜12上にTa
層15を350nm堆積する(図2(h))。この後、
レジストマスク18を用いてTa層15をパターンニン
グしてゲート電極13を形成する(図2(i))。ソー
ス領域9とチャネル領域との間およびドレイン領域10
とチャネル領域との間にはオフセット領域11が形成さ
れる。
【0050】ゲート電極13をマスクとしてゲート絶縁
膜12をエッチングし(図2(j))、露出したドレイ
ン領域10の一部に重なるように、透明導電膜であるI
TOを100nm堆積して、画素電極14を形成する
(図2(k))。
【0051】本実施例では、ゲート電極13の材料とし
てTaを使用したが、ゲート電極用材料としてはAl合
金、高融点金属、高融点金属シリサイド、多結晶シリコ
ンを用いても良い。また、ゲート電極13をシリサイド
と多結晶シリコンとの積層構造で形成しても良い。
【0052】(第2実施例)図3は本発明による遮光膜
を伴わない薄膜トランジスタ50を示す平面図である。
以下、図3のB−B線の断面図に相当する図4(a)〜
(i)を用いて、薄膜トランジスタ50の製造工程を説
明する。
【0053】まず、透明絶縁性基板としてのガラス基板
31上のソースラインを形成しようとする領域に、ドラ
イエッチ法を用いて幅1μm、深さ2μmの溝32を形
成する。次に、ガラス基板31上および溝32内に、密
着層として50nmの厚さのTiW層33をスパッタ法
により堆積し、さらにTiW層33の上に全面CVD法
によりWを550nm堆積して、W層39を形成する
(図4(a))。
【0054】続いて、溝部32内のTiW層33および
W層39以外のガラス基板1上のTiW層33およびW
層39を、エッチバックを行い完全に除去する(図4
(b))。上記のW層4の堆積とエッチバックは、公知
の手法で行えば良い。溝32内にソースライン34が形
成される。
【0055】次にSiO2を100nm堆積して層間絶
縁膜35を形成した後、層間絶縁膜35のソースライン
34の上部にコンタクトホール36を形成する(図4
(c))。
【0056】そして、アモルファスシリコンを50nm
堆積して島状に加工して、半導体層37を形成する(図
4(d))。このとき、コンタクトホール36を通して
ソースライン34と半導体層37は電気的に接続してい
る。
【0057】次に、レーザー照射を行うことにより、半
導体層37を多結晶化する。チャンネル端にオフセット
領域を設けるため、後述するゲート電極よりも一回り大
きいレジストマスク38をマスクとして半導体層37上
に形成し、PH3+H2ガスのプラズマを用いて、加速電
圧80keVで、ドーズ量5×1015/cm2のPイオ
ンを注入する(図4(e))。
【0058】レジスト38を剥離後、Xe−Clエキシ
マレーザーを用い、室温大気雰囲気中で照射エネルギー
が350mJ/cm2のレーザーで半導体層37に注入
した不純物を活性化することにより、ソース領域39お
よびドレイン領域40を形成する。ソースライン34と
半導体層のドレイン領域39との接触部にはオーミック
コンタクトが形成される。レジストマスク38の下部に
位置する半導体層37の領域にはPイオンが注入されな
い(図4(f))。
【0059】次に、SiO2を100nm堆積してゲー
ト絶縁膜42を形成し、Taを350nm堆積する。そ
の後、レジストマスク45を用いて、堆積したTa層を
パターンニングしてゲート電極43を形成する(図4
(g))。ソース領域39とチャネル領域との間および
ドレイン領域40とチャネル領域との間にはオフセット
領域41が形成される。
【0060】ゲート電極43をマスクとしてゲート絶縁
膜42をエッチングし(図4(h))、露出したドレイ
ン領域40の一部に重なるように、透明導電膜であるI
TOを100nm堆積して、画素電極44を形成する
(図4(i))。
【0061】本実施例では、ゲート電極43の材料とし
てTaを使用したが、ゲート電極用材料としてはAl合
金、高融点金属、高融点金属シリサイド、多結晶シリコ
ンを用いても良い。また、ゲート電極43をシリサイド
と多結晶シリコンとの積層構造で形成しても良い。
【0062】(第3実施例)図5(a)〜(i)を用い
て、本発明による薄膜トランジスタの製造方法の第3実
施例を説明する。
【0063】まず、透明性絶縁基板としてのガラス基板
51上のソースラインを形成しようとする領域に、ドラ
イエッチ法を用いて幅1μm、深さ1μmの溝52を形
成する。次に、バリアメタルとしてTiNをスパッタ法
により堆積して100nmのTiN層65を形成し、M
OCVD法によりCuをTiN層65の全面に550n
m堆積してCu層66を形成する(図5(a))。な
お、CVD法でなく、リフロースパッタ法を用いても良
い。
【0064】続いて、CMP法を用いて、溝部52内の
TiN層65およびCu層66以外のガラス基板51上
のTiN層65およびCu層66を完全に除去する(図
5(b))。
【0065】次に、SiNを200nm堆積して層間絶
縁膜67を形成する。層間絶縁膜67はバリア層とな
る。その後、層間絶縁膜67のソースライン74の上部
にコンタクトホール56を形成する(図5(c))。
【0066】そして、アモルファスシリコンを50nm
堆積し島状に加工して、半導体層57を形成する(図5
(d))。このとき、コンタクトホール56を通してソ
ースライン74と半導体層57は電気的に接続してい
る。
【0067】次に、レーザー照射を行うことにより、半
導体層57を多結晶化する。チャンネル端にオフセット
領域を設けるため、後述するゲート電極よりも一回り大
きいレジストマスク58をマスクとして半導体層57上
に形成し、PH3+H2ガスのプラズマを用いて、加速電
圧80keVで、ドーズ量5×1015/cm2のPイオ
ンを注入する(図5(e))。
【0068】レジスト58を剥離後、Xe−Clエキシ
マレーザーを用い、室温大気雰囲気中で照射エネルギー
が350mJ/cm2のレーザーで半導体層57に注入
した不純物を活性化することにより、ソース領域59お
よびドレイン領域60を形成する。ソースライン74と
半導体層のソース領域59との接触部にはオーミックコ
ンタクトが形成される。レジストマスク58の下部に位
置する半導体層57の領域にはPイオンが注入されない
(図5(f))。
【0069】次に、SiO2を100nm堆積してゲー
ト絶縁膜62を形成し、Taを350nm堆積した後、
レジストマスク68を用いて、堆積したTa層をパター
ンニングしてゲート電極63を形成する(図5
(g))。
【0070】ゲート電極63をマスクとしてゲート絶縁
膜62をエッチングし(図5(h))、露出したドレイ
ン領域60の一部に重なるように、透明導電膜であるI
TOを100nm堆積して、画素電極64を形成する
(図5(i))。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、絶縁性
基板に設けられた溝内に形成されたソースラインを有
し、ソースラインとゲートラインとの交差部で段差がな
い平坦な薄膜トランジスタを容易に形成することができ
る。このため、低抵抗かつ信頼性の高い薄膜トランジス
タを容易に得ることが可能となる。
【0072】本発明による薄膜トランジスタは、低抵抗
かつ短絡故障の起きにくい信頼性の高いソースラインを
有しているので、本発明による薄膜トランジスタを大容
量、大画面のディスプレイに適用した場合でも、配線の
伝幡遅延が低減するので、画質の劣化がない。また、ソ
ースラインの抵抗を増大させることなくソースラインの
線幅を細くすることが可能になるので、本発明による薄
膜トランジスタを用いた表示装置では開口率が向上す
る。
【0073】本発明によれば、ソースラインと遮光膜と
を同時に一体化して形成することにより、製造工程が簡
略化でき、常に遮光膜とソースラインとが同電位にな
る。そのため、遮光膜の電位固定用の特別な配線を必要
とせず、浮遊容量が発生しにくい、特性が良好な薄膜ト
ランジスタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遮光膜を有する薄膜トランジスタ
の一実施例を示す平面図である。
【図2】(a)〜(k)は本発明による薄膜トランジス
タの製造方法の一実施例を説明する図である。
【図3】本発明による遮光膜を有しない薄膜トランジス
タの一実施例を示す平面図である。
【図4】(a)〜(i)は、本発明による薄膜トランジ
スタの製造方法の他の実施例を説明する図である。
【図5】(a)〜(i)は、本発明による薄膜トランジ
スタの製造方法の他の実施例を説明する図である。
【図6】従来の薄膜トランジスタを示す図である。
【図7】特公平7-54386号公報に開示される薄膜トラン
ジスタを説明する図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 溝 3 TiW層 4 W層 5 層間絶縁膜 6 コンタクトホール 7 半導体層 8 レジストマスク 9 ソース領域 10 ドレイン領域 13 ゲート電極 14 画素電極 23 遮光膜 24 ソースライン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に形成された薄膜トランジ
    スタであって、該絶縁性基板の表面に形成された溝を含
    む絶縁性基板の該溝を有する表面上に堆積された導電体
    からソースラインおよび遮光膜が形成され、該ソースラ
    イン上の透明絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介
    して該ソースラインと該透明絶縁膜上に形成された半導
    体層とが接続されている薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記導電体が金属である請求項1に記載
    の薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記ソースラインの電位と前記遮光膜の
    電位とが同電位である請求項1または2のいずれかに記
    載の薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】 絶縁性基板上に形成された薄膜トランジ
    スタの製造方法であって、 該絶縁性基板の表面に溝を形成する工程と、 該溝内に金属を埋め込むとともに該絶縁性基板の該溝が
    形成された表面に該金属を堆積して金属層を形成する工
    程と、 該金属層を加工してソースラインおよび遮光膜を形成す
    る工程と、 該ソースラインおよび該遮光膜上に透明絶縁膜を形成す
    る工程と、 該透明絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と、 該コンタクトホールを介して該ソースラインと接続する
    半導体層を該透明絶縁膜上に形成する工程と、 を包含する薄膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金属層を加工してソースラインおよ
    び遮光膜を形成する工程が、該金属層をエッチバックす
    る工程を含む請求項4に記載の薄膜トランジスタの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 絶縁性基板上に形成された薄膜トランジ
    スタであって、絶縁性基板の表面に設けられた溝内に埋
    め込まれた金属でソースラインが形成されている薄膜ト
    ランジスタ。
  7. 【請求項7】 前記絶縁性基板の前記溝が設けられた面
    の表面上に設けられた絶縁膜と、 該絶縁膜の前記ソースラインの上部に設けられたコンタ
    クトホールと、 該コンタクトホールを介して該ソースラインと接続し該
    絶縁膜上に設けられた半導体層と、 該半導体層の上部に設けられたゲート電極とを有する請
    求項6に記載の薄膜トランジスタ。
  8. 【請求項8】 絶縁性基板上に形成された薄膜トランジ
    スタの製造方法であって、 該絶縁性基板表面に溝を形成する工程と、 該溝内に金属を埋め込んでソースラインを形成する工程
    と、 該ソースラインおよび該絶縁性基板上に絶縁膜を形成す
    る工程と、 該絶縁膜にコンタクトホールを形成する工程と、 該コンタクトホールを介して該ソースラインと接続する
    半導体層を該絶縁膜上に形成する工程と、 を含む薄膜トランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記溝内に金属を埋め込んでソースライ
    ンを形成する工程が、前記溝内に前記金属を埋め込むと
    ともに該絶縁性基板の該溝が形成された表面上に該金属
    を堆積して金属層を形成する工程と、 該溝内の金属以外の該絶縁性基板上の該金属層を除去す
    る工程と、 を含む請求項8に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
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