JPH09257751A - イオン源および質量分析装置 - Google Patents

イオン源および質量分析装置

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JPH09257751A
JPH09257751A JP8065767A JP6576796A JPH09257751A JP H09257751 A JPH09257751 A JP H09257751A JP 8065767 A JP8065767 A JP 8065767A JP 6576796 A JP6576796 A JP 6576796A JP H09257751 A JPH09257751 A JP H09257751A
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JP
Japan
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capillary
orifice
ion source
gas
tip
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Application number
JP8065767A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Hirabayashi
由紀子 平林
Tsudoi Hirabayashi
集 平林
Yasuaki Takada
安章 高田
Takayuki Nabeshima
貴之 鍋島
Minoru Sakairi
実 坂入
Hideaki Koizumi
英明 小泉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】キャピラリーに電圧が印加されることなく、イ
オン化効率の高いイオン源を提供する。 【解決手段】試料溶液導入部1内の溶液試料は、肉厚が
不均一で先端部分の肉厚が薄くなっているキャピラリー
2に導入される。キャピラリー2はイオン源6に設置さ
れる。ガス供給部4から供給されるガスは、ガス管5に
よってイオン源6に導入され、キャピラリー2の外周部
に沿って流され、オリフィス3から大気中に噴出する。
オリフィス3の中心軸に直交する断面積は不均一で、キ
ャピラリー2とオリフィス3の間にガス圧を上げる絞り
構造を有する。試料溶液はキャピラリー2先端部で噴出
ガスの作用効果によりイオン化され、質量分析計7で分
析される。 【効果】従来のイオン化法の10倍以上のイオン強度が
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、質量分析装置に用
いるイオン源に関し、特に液体中に存在する試料をイオ
ン化して質量分析計に導入するのに適したイオン源及び
そのイオン源を用いた質量分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャピラリー電気泳動(CE)あるいは
液体クロマトグラフ(LC)は、溶液中に存在する試料
の分離ができるが、分離された試料の種類の同定が困難
である。一方、質量分析計(MS)は試料を高感度で同
定することができるが、溶液中の試料の分離ができな
い。このため、水等の溶媒に溶解した複数の物質を分離
分析する場合、質量分析計にキャピラリー電気泳動を結
合させたキャピラリ−電気泳動/質量分析計(CE/M
S)、または液体クロマトグラフを結合させた液体クロ
マトグラフ/質量分析計(LC/MS)が一般に使用さ
れる。
【0003】キャピラリー電気泳動あるいは液体クロマ
トグラフにより分離された試料を質量分析計で分析する
ためには、溶液中の試料分子を気体状のイオンに変換す
ることが必要である。
【0004】最近、このイオン化法として、音速のガス
により試料溶液を噴霧するだけで効率よくイオンが生成
するソニックスプレー法が報告されている(Analytical
Chemistry, vol.66, 4457(1994) またはAnalytical Che
mistry, vol.67, 2878(1995))。この方法では、音速の
ガスの流れにより微細な帯電液滴が生成され、さらに溶
媒分子が剥がされてイオンが生成する考えられている。
【0005】上記のソニックスプレー法のイオン源のオ
リフィスは、ストレートに切り出したままの構造であ
り、微細な帯電液滴およびイオンを効率よく生成するた
めにガス圧を高めるための構造は持っていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術のソニックスプレー法のイオン化効率をさらに
向上させ、イオン生成量が多いイオン源を提供すること
にある。また、このイオン源を使用して、高感度な分析
が可能な質量分析装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記キャピラリーと前記
オリフィスの間の空間から大気中に流出した噴霧ガスは
急激に断熱膨張し、ガスの圧力が低下する。この急激な
圧力変化により試料溶液は微細な帯電液滴となり、これ
からイオンが生成される。この噴霧ガスの圧力変化が急
激で、かつ大きいほど細かい液滴が生成され、イオン化
効率が高まると考えられている。従って上記の目的は、
前記キャピラリーとオリフィスの間にガス圧を上げるた
めの絞り構造を設置し、前記空間のガス圧と大気圧の差
を大きくすること、または上記絞り位置を前記キャピラ
リー先端の近傍に設置し、キャピラリー先端の溶液の出
口におけるガス圧と大気圧の差をより大きくすることに
より、断熱膨張による圧力変化が大きくなり、より細か
な液滴が生成されて達成される。
【0008】また、前記キャピラリーの外径を一定にし
て内径のみを2倍にした場合(肉厚を薄くした場合)、
生成されるイオン量が約10倍多くなることが確認され
ている。しかし、全体的に肉厚を薄くするとキャピラリ
ーの強度が低くなる。そこで前記キャピラリーの内径は
一定にして外径を小さくする、または前記キャピラリー
の外径は一定にして内径を大きくする等キャピラリーの
肉厚を不均一にし、試料導入部側に対して先端部分の肉
厚を薄くすることにより前記目的が達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明を詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明の装置構成を示すブロック
図である。試料溶液導入部1に供給された溶液試料は、
キャピラリー2に導入される。キャピラリー2はイオン
源本体6に固定され、先端部はオリフィス3に挿入され
ている。キャピラリー2の先端は、オリフィスの開口部
から約-0.25〜1.0 mm突出させる。ガス供給部4から供
給されるガスは、ガス管5によりイオン源本体6に導入
され、キャピラリーの外周部に沿って流され、キャピラ
リーの先端部が挿入されたオリフィス3から大気中に約
200m/s以上のF/Sで噴出する。ここでは、ガス
の標準状態(20℃、1気圧)換算における流量をF、また
前記キャピラリー先端近傍の中心軸にほぼ直交する面上
において、前記キャピラリーと前記オリフィスの間の空
間がほぼ最小となる面積をSとしている。噴霧ガスに
は、例えば窒素、アルゴン、酸素、空気等を用いる。キ
ャピラリーに導入された試料溶液は、キャピラリーの先
端部に沿って噴出するガスにより噴霧され、微小液滴の
他に試料分子の気体状の擬似分子イオンが生成する(こ
の方法がソニックスプレー(Sonic Spray)
法である)。生成したイオンは、キャピラリーの先端部
から質量分析計7に導入され、質量分析計7で分析され
る。
【0011】図2は、本発明の一実施例であるイオン源
のオリフィス部分の拡大図である。オリフィス3の中心
軸に直交する方向の断面積は一定ではなく、部分的に狭
くなる絞り構造を持っている。噴霧ガスは、前記オリフ
ィス3とキャピラリー2の間の空間をキャピラリーの中
心軸に沿って流れる。前記キャピラリー2とオリフィス
3の間の空間の中心軸にほぼ直交する方向の断面積をS
とし、また断面積が最小となる位置を絞り位置8とす
る。前記位置8からオリフィス表面までの距離をL1、位
置8からキャピラリー先端までの距離をL2とする。位置
8における断面積Sをより小さくすることによって、位
置8におけるガスの圧力とイオン源外部の大気圧との差
が大きくなる。これによってより微細な液滴が生成さ
れ、イオンの生成量も多くなる。また、上記L1及びL2を
より短くして、よりキャピラリー先端近くに位置8を設
置する。前記位置8がキャピラリーの先端に近いほど、
キャピラリー先端の溶液の出口におけるガスの圧力と大
気圧の差が大きくなる。これにより、より細かな帯電液
滴が生成され、イオン生成量が多くなる。従って上記イ
オン源を持つ質量分析では、従来のイオン源を持つ質量
分析計よりも取り込まれるイオン量が多いため、より高
いイオン強度が得られ、検出感度も向上する。但し、L2
からL1を引いた値は、-0.25mmから1mmの間とする。
【0012】図3は、本発明の他の実施例であるイオン
源のオリフィス部分の拡大図である。オリフィス3は、
イオン源内部に向いた開口部の面積が大気側の開口部の
面積より大きくなるようにテーパーがかけられている。
テーパーをかけることにより、より効率的に位置8をキ
ャピラリー先端に近付けることができる。
【0013】図4は、本発明のまた別の実施例であるイ
オン源のオリフィス部分の拡大図である。キャピラリー
2の肉厚は一定ではなく、先端部分のみが階段状に薄く
なっている。これにより、キャピラリー全体の強度を落
とすことなくキャピラリーの肉厚を薄くすることがで
き、イオンの生成量を多くすることができる。キャピラ
リー2の肉厚は、図4のように階段状に変化するだけで
はなく、連続的に変化してもよい。
【0014】図5は、本発明のさらに別の実施例である
イオン源のオリフィス部分の拡大図である。キャピラリ
ー2の先端にテーパーをかけることによって、先端部の
肉厚を薄くしている。テーパー状にしたほうが、階段状
に肉厚を変えるよりもキャピラリーの強度は高く、また
加工もしやすくなる。
【0015】図6は、本発明のさらに別の実施例である
イオン源のオリフィス部分の拡大図である。図6のよう
に、オリフィス3の中心軸に直交する方向の断面積が、
階段状に変化していても良い。
【0016】図7は、本発明の装置構成を示すより詳細
なブロック図である。試料溶液導入部1に供給された溶
液試料は、テフロンチューブ9を経由してキャピラリー
2に導入される。前記キャピラリー2は、強度を保つた
めにステンレスキャピラリー11に通され、接着剤で固
定されている。キャピラリー2を通したステンレスキャ
ピラリー11は、イオン源本体6に固定される。イオン
源本体6にはオリフィス板12がネジ止めされており、
前記オリフィス板12にはオリフィス3が開けられてい
る。前記キャピラリー2の先端部は前記オリフィス3に
挿入されている。オリフィス板12の位置を調節するこ
とにより、オリフィス3とキャピラリー2の中心軸を一
致させる。また、ステンレスキャピラリー11をイオン
源本体6に固定している調節ネジ13の締め付けによ
り、キャピラリー2の先端がオリフィスの開口部から露
出する長さを調節する。露出する長さは、約-0.25〜1.0
mmとする。
【0017】ガス供給部4から供給されるガスは、ガス
管5によりガス流量調節部10に導入され、流量をコン
トロールされる。ガス流量調節部10で流量コントロー
ルを受けたガスは、ガス管5を通ってイオン源本体6に
導入され、キャピラリーの外周部に沿って流され、キャ
ピラリー2の先端部が挿入されたオリフィス3から大気
中に約200m/s以上のF/Sで噴出する。キャピラ
リー2に導入された試料溶液は、キャピラリー2の先端
部に沿って噴出する前記ガスにより噴霧され、微小液滴
の他に試料分子の気体状の擬似分子イオンが生成する。
本イオン源全体は、XYZステージ14上に設置されて
おり、キャピラリー2先端から生成されたイオンが質量
分析計7のサンプリングオリフィス15に導入されるよ
うに調節される。
【0018】また試料溶液導入部には、例えばシリンジ
ポンプ、液体クロマトグラフ用ポンプ、液体クロマトグ
ラフ、キャピラリー電気泳動装置等が用いられる。
【0019】図8は、本発明のイオン源と四重極質量分
析部を組み合わせたの装置の構成図である。試料溶液導
入部1に供給された溶液試料は、キャピラリー2に導入
される。キャピラリー2はイオン源本体6に固定され、
先端部はオリフィス3に挿入されている。キャピラリー
2の先端は、オリフィスの開口部から約-0.25〜1.0 mm
突出させる。ガス供給部4から供給されるガスは、ガス
管5によりイオン源本体6に導入され、キャピラリーの
外周部に沿って流され、キャピラリーの先端部が挿入さ
れたオリフィス3から大気中に約200m/s以上のF
/Sで噴出する。キャピラリー2に導入された試料溶液
は、前記ガスにより噴霧され、微小液滴の他に試料分子
の気体状の擬似分子イオンが生成する。生成されたイオ
ンは、サンプリングオリフィス15から質量分析計7の
内部に導入され、差動排気部16を通って分析室17に
導入される。差動排気部16と分析室17は、真空ポン
プ18により排気されている。分析室17に導入された
イオンは、アインツェルレンズ19により集束されて四
重極質量分析部20に導入され、質量分析される。質量
分析されたイオンは検出器21によって検出され、検出
された信号はデータ処理装置22に送られて記憶・演算
される。また、アインツェルレンズ19と四重極質量分
析部20の間に、イオンの軌道を変化させる静電レンズ
を置いてもよい。
【0020】図9は、本発明のイオン源と三次元四重極
質量分析部を組み合わせたの装置の構成図である。試料
溶液導入部1に供給された溶液試料は、キャピラリー2
に導入される。キャピラリー2はイオン源本体6に固定
され、先端部はオリフィス3に挿入されている。キャピ
ラリー2の先端は、オリフィスの開口部から約-0.25〜
1.0 mm突出させる。ガス供給部4から供給されるガス
は、ガス管5によりイオン源本体6に導入され、キャピ
ラリーの外周部に沿って流され、キャピラリーの先端部
が挿入されたオリフィス3から大気中に約200m/s
以上のF/Sで噴出する。キャピラリー2に導入された
試料溶液は、前記ガスにより噴霧され、微小液滴の他に
試料分子の気体状の擬似分子イオンが生成する。生成さ
れたイオンは、サンプリングオリフィス15から質量分
析計7の内部に導入され、差動排気部16を通って分析
室17に導入される。差動排気部16と分析室17は、
真空ポンプ18により排気されている。分析室17に導
入されたイオンは、アインツェルレンズ19により集束
されて三次元四重極質量分析部23に導入され、質量分
析される。質量分析されたイオンは検出器21によって
検出され、検出された信号はデータ処理装置22に送ら
れて記憶・演算される。また、アインツェルレンズ19
と四重極質量分析部20の間に、イオンの軌道を変化さ
せる静電レンズを置いてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のイオン源を用いることにより、
キャピラリー先端の溶液の出口における噴霧ガスの圧力
がより高くなり、大気圧との差が大きくなる。このガス
で溶液試料を噴霧することにより、より微細な帯電液滴
が生成され、従来のソニックスプレー法イオン源よりも
効率よくイオンを生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明のイオン源の第1の実施例を示す断面
図。
【図3】本発明のイオン源の第2の実施例を示す断面
図。
【図4】本発明のイオン源の第3の実施例を示す断面
図。
【図5】本発明のイオン源の第4の実施例を示す断面
図。
【図6】本発明のイオン源の第5の実施例を示す断面
図。
【図7】本発明の装置の構成を示す詳細なブロック図。
【図8】四重極質量分析部と結合させた、本発明による
装置の構成を示すブロック図。
【図9】三次元四重極質量分析部と結合させた、本発明
による装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…試料溶液導入部、2…キャピラリー、3…オリフィ
ス、4…ガス供給部、5…ガス管、6…イオン源本体、
7…質量分析計、8…絞り位置、9…テフロンチュー
ブ、10…ガス流量調節部、11…ステンレスキャピラ
リー、12…オリフィス板、13…調節ネジ、14…X
YZステージ、15…サンプリングオリフィス、16…
差動排気部、17…分析室、18…真空ポンプ、19…
アインツェルレンズ、20…四重極質量分析部、21…
検出器、22…データ処理装置、23…三次元四重極質
量分析部。
フロントページの続き (72)発明者 鍋島 貴之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 坂入 実 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小泉 英明 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導入された試料溶液を大気中に噴霧させる
    キャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリフ
    ィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給手
    段と、前記キャピラリーと前記オリフィスの間にガスの
    圧力を上げる絞り手段を設けたことを特徴とし、前記キ
    ャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入されて設置され
    るイオン源であって、前記イオン源に導入されたガス
    が、前記キャピラリーの外周壁面に沿って先端まで流
    れ、さらにオリフィスから流出するときに、前記キャピ
    ラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料をイオン化
    するイオン源。
  2. 【請求項2】請求項1記載の絞り手段として、前記キャ
    ピラリーと前記オリフィスとが相対的にテーパー構造に
    なっていることを特徴とするイオン源。
  3. 【請求項3】請求項1、2のイオン源において、前記キ
    ャピラリーと前記オリフィスの間の空間の断面積が最小
    となる絞り位置を、前記キャピラリーの先端近傍に設置
    するキャピラリーとオリフィスの構造を持つことを特徴
    とするイオン源。
  4. 【請求項4】請求項1、2及び3のイオン源において、
    前記キャピラリーとして、厚みが不均一で、試料導入部
    側に対して先端付近の厚みが薄いキャピラリーを使用す
    ることを特徴とするイオン源。
  5. 【請求項5】請求項1、2及び3のイオン源において、
    前記オリフィスの中心軸にほぼ直交する断面積が不均一
    で[中央研究5]、ガスが噴出する方向に形成されたオリ
    フィスの開口部の断面積が、ガスが導入される方向に形
    成されたオリフィスの開口部の断面積より小さいことを
    特徴とするイオン源。
  6. 【請求項6】請求項1、2及び3のイオン源において、
    前記オリフィスがテーパー構造を持ち、ガスが噴出する
    方向に形成されたオリフィスの開口部の断面積が、ガス
    が導入される方向に形成されたオリフィスの開口部の断
    面積より小さくすることを特徴とするイオン源。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5及び6のイオン
    源において、前記キャピラリーの中心軸と、前記オリフ
    ィスの中心軸とをほぼ一致[中央研究6]させる中心軸調
    節手段を備えたことを特徴とするイオン源。
  8. 【請求項8】請求項1から7のイオン源において、前記
    オリフィスの絞り位置と前記キャピラリー先端との距離
    を、前記キャピラリーの中心軸に沿って変化させる先端
    距離調節手段を備えたことを特徴とするイオン源。
  9. 【請求項9】請求項1から8の何れかのイオン源におい
    て、前記オリフィスのガスが噴出する方向の開口部か
    ら、前記キャピラリー先端が露出する距離が−0.25
    mm〜1.0mmであることを特徴とするイオン源。
  10. 【請求項10】請求項1から9の何れかのイオン源にお
    いて、前記オリフィスは、前記ガスが導入される方向に
    形成された開口部と、前記ガスが噴出する方向に形成さ
    れた開口部を有し、前記キャピラリー先端の外周面と前
    記[中央研究8]ガスが導入される方向に形成された開口
    部の内周面との間と、前記キャピラリー先端の外周面と
    前記ガスが噴出する方向に形成された開口部の内周面と
    の間に、微小空間を有することを特徴とするイオン源。
  11. 【請求項11】請求項1から10の何れかのイオン源に
    おいて、前記ガスの標準状態(20℃、1気圧)換算におけ
    る流量をF、また前記キャピラリーと前記オリフィスの
    間の空間の前記キャピラリー先端近傍の中心軸にほぼ直
    交する断面積の最小値をSとすると、F/Sで決まる値
    が200m/s以上であることを特徴とするイオン源。
  12. 【請求項12】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリーと前記オリフィスの間に
    ガスの圧力を上げる絞り手段を設け、絞り手段として、
    前記キャピラリーと前記オリフィスとが相対的にテーパ
    ー構造になっていることを特徴とするイオン源であり、
    前記キャピラリー先端近傍が前記オリフィスに挿入され
    て設置されるイオン源であって、前記イオン源に導入さ
    れたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って先端
    まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、前記
    キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料をイ
    オン化するイオン源を備え、大気中に生成されたイオン
    を取り込み質量分析を行う質量分析装置。
  13. 【請求項13】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリーと前記オリフィスの間に
    ガスの圧力を上げる絞り手段を設け、絞り手段として、
    前記キャピラリーと前記オリフィスとが相対的にテーパ
    ー構造になっていることを特徴とするイオン源であり、
    前記キャピラリー先端近傍が前記オリフィスに挿入され
    て設置されるイオン源であって、前記イオン源に導入さ
    れたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って先端
    まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、前記
    キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料をイ
    オン化するイオン源を備え、大気中に生成されたイオン
    を差動排気部に取り込み、四重極質量分析部により質量
    分析を行う装置。
  14. 【請求項14】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリーと前記オリフィスの間に
    ガスの圧力を上げる絞り手段を設け、絞り手段として、
    前記キャピラリーと前記オリフィスとが相対的にテーパ
    ー構造になっていることを特徴とするイオン源であり、
    前記キャピラリー先端近傍が前記オリフィスに挿入され
    て設置されるイオン源であって、前記イオン源に導入さ
    れたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って先端
    まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、前記
    キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料をイ
    オン化するイオン源を備え、大気中に生成されたイオン
    を差動排気部に取り込み、三次元四重極質量分析部によ
    り質量分析を行う装置。
  15. 【請求項15】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、キャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入
    されて設置されるイオン源であって、前記イオン源に導
    入されたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って
    先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、
    前記キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料
    をイオン化し、かつ前記キャピラリーとして、厚みが不
    均一で、試料導入部側に対して先端付近の厚みが薄いキ
    ャピラリーを使用することを特徴とするイオン源。
  16. 【請求項16】請求項16のイオン源において、前記オ
    リフィスにテーパーをかけ、ガスが噴出する方向に形成
    されたオリフィスの開口部の断面積が、ガスが導入され
    る方向に形成されたオリフィスの開口部の断面積より小
    さくすることを特徴とするイオン源。
  17. 【請求項17】請求項15、16のイオン源において、
    前記オリフィスと前記キャピラリーの中心軸とをほぼ一
    致させる中心軸調節手段を備えたことを特徴とするイオ
    ン源。
  18. 【請求項18】請求項15、16及び17のイオン源に
    おいて、前記オリフィスの断面積が最小値Sとなる部位
    と前記キャピラリー先端との距離を、前記キャピラリー
    の中心軸に沿って変化させる先端距離調節手段を備えた
    ことを特徴とするイオン源。
  19. 【請求項19】請求項15、16、17及び18の何れ
    かのイオン源において、試料溶液が導入される前記キャ
    ピラリー先端の外周部にガス流を形成するオリフィスを
    有し、前記オリフィスから前記ガスを大気圧下に向けて
    噴出させて、前記試料溶液を噴霧しイオン化させるイオ
    ン源。
  20. 【請求項20】請求項15から19の何れかのイオン源
    において、前記オリフィスのガスが噴出する方向の開口
    部から、前記キャピラリー先端が露出する距離が−0.
    25mm〜1.0mmであることを特徴とするイオン
    源。
  21. 【請求項21】請求項15から20の何れかのイオン源
    において、前記オリフィスは、前記ガスが導入される方
    向に形成された開口部と、前記ガスが噴出する方向に形
    成された開口部を有し、前記キャピラリー先端の外周部
    と前記ガスが導入される方向に形成された開口部の内周
    面との間と、前記キャピラリー先端の外周面と前記ガス
    が噴出する方向に形成された開口部との間に形成される
    微小空間とを有することを特徴とするイオン源。
  22. 【請求項22】請求項15から21の何れかのイオン源
    において、前記ガスの標準状態(20℃、1気圧)換算にお
    ける流量をF、また前記キャピラリーと前記オリフィス
    の間の空間の前記キャピラリー先端近傍の中心軸にほぼ
    直交する断面積の最小値をSとすると、F/Sで決まる
    値が200m/s以上であることを特徴とするイオン源。
  23. 【請求項23】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリー先端近傍がオリフィスに
    挿入されて設置され、前記キャピラリーとして、厚みが
    不均一で、試料供給部側に対して先端付近の厚みが薄い
    キャピラリーを使用することを特徴とするイオン源であ
    って、前記イオン源に導入されたガスが、前記キャピラ
    リーの外周壁面に沿って先端まで流れ、さらにオリフィ
    スから流出するときに、前記キャピラリーから流出する
    試料溶液を噴霧して試料をイオン化するイオン源備え、
    大気中に生成されたイオンを取り込み質量分析を行う質
    量分析装置。
  24. 【請求項24】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリー先端近傍がオリフィスに
    挿入されて設置され、前記キャピラリーとして、厚みが
    不均一で、試料供給部側に対して先端付近の厚みが薄い
    キャピラリーを使用することを特徴とするイオン源であ
    って、前記イオン源に導入されたガスが、前記キャピラ
    リーの外周壁面に沿って先端まで流れ、さらにオリフィ
    スから流出するときに、前記キャピラリーから流出する
    試料溶液を噴霧して試料をイオン化するイオン源備え、
    大気中に生成されたイオンを差動排気部に取り込み、四
    重極質量分析部により質量分析を行う装置。
  25. 【請求項25】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、前記キャピラリー先端近傍がオリフィスに
    挿入されて設置され、前記キャピラリーとして、厚みが
    不均一で、試料供給部側に対して先端付近の厚みが薄い
    キャピラリーを使用することを特徴とするイオン源であ
    って、前記イオン源に導入されたガスが、前記キャピラ
    リーの外周壁面に沿って先端まで流れ、さらにオリフィ
    スから流出するときに、前記キャピラリーから流出する
    試料溶液を噴霧して試料をイオン化するイオン源備え、
    大気中に生成されたイオンを差動排気部に取り込み、三
    次元四重極質量分析部により質量分析を行う装置。
  26. 【請求項26】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、キャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入
    されて設置されるイオン源であって、前記イオン源に導
    入されたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って
    先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、
    前記キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料
    をイオン化し、かつ前記オリフィスの中心軸にほぼ直交
    する断面積が不均一で、ガスが噴出する方向に形成され
    たオリフィスの開口部の断面積が、ガスが導入される方
    向に形成されたオリフィスの開口部の断面積より小さい
    ことを特徴とするイオン源。
  27. 【請求項27】請求項26のイオン源において、前記オ
    リフィスがテーパー構造であることを特徴とするイオン
    源。
  28. 【請求項28】請求項26及び27のイオン源におい
    て、前記キャピラリーの中心軸と、前記オリフィスの中
    心軸とをほぼ一致させる中心軸調節手段を備えたことを
    特徴とするイオン源。
  29. 【請求項29】請求項26、27及び28のイオン源に
    おいて、前記オリフィスの中心軸にほぼ直交する断面積
    が最小となる部位と前記キャピラリー先端との距離を、
    前記キャピラリーの中心軸に沿って変化させる先端距離
    調節手段を備えたことを特徴とするイオン源。
  30. 【請求項30】請求項26、27、28及び29のイオ
    ン源において、試料溶液が導入される前記キャピラリー
    先端の外周部にガス流を形成するオリフィスを有し、前
    記オリフィスから前記ガスを大気圧下に向けて噴出させ
    て、前記試料溶液をイオン化させるイオン源。
  31. 【請求項31】請求項26から30の何れかのイオン源
    において、前記オリフィスのガスが噴出する方向の開口
    部から、前記キャピラリー先端が露出する距離が−0.
    25mm〜1.0mmであることを特徴とするイオン
    源。
  32. 【請求項32】請求項26から31の何れかのイオン源
    において、前記オリフィスは、前記ガスが導入される方
    向に形成された開口部と、前記ガスが噴出する方向に形
    成された開口部を有し、前記キャピラリー先端の外周部
    と前記ガスが導入される方向に形成された開口部の内周
    面との間と、前記キャピラリー先端の外周面と前記ガス
    が噴出する方向に形成された開口部との間に形成される
    微小空間とを有することを特徴とするイオン源。
  33. 【請求項33】請求項26から32の何れかのイオン源
    において、前記ガスの標準状態(20℃、1気圧)換算にお
    ける流量をF、また前記キャピラリーと前記オリフィス
    の間の空間の前記キャピラリー先端近傍の中心軸にほぼ
    直交する断面積の最小値をSとすると、F/Sで決まる
    値が200m/s以上であることを特徴とするイオン源。
  34. 【請求項34】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、キャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入
    されて設置されるイオン源であって、前記イオン源に導
    入されたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って
    先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、
    前記キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料
    をイオン化し、かつ前記オリフィスの中心軸にほぼ直交
    する断面積が不均一で、ガスが噴出する方向に形成され
    たオリフィスの開口部の断面積が、ガスが導入される方
    向に形成されたオリフィスの開口部の断面積より小さい
    ことを特徴とするイオン源を備え、大気中に生成された
    イオンを取り込み質量分析を行う質量分析装置。
  35. 【請求項35】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、キャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入
    されて設置されるイオン源であって、前記イオン源に導
    入されたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って
    先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、
    前記キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料
    をイオン化し、かつ前記オリフィスの中心軸にほぼ直交
    する断面積が不均一で、ガスが噴出する方向に形成され
    たオリフィスの開口部の断面積が、ガスが導入される方
    向に形成されたオリフィスの開口部の断面積より小さい
    ことを特徴とするイオン源を備え、大気中に生成された
    イオンを差動排気部に取り込み、四重極質量分析部によ
    り質量分析を行う装置。
  36. 【請求項36】導入された試料溶液を大気中に噴霧させ
    るキャピラリーと、前記キャピラリーが挿入されるオリ
    フィスと、前記試料溶液を大気中に噴霧させるガス供給
    手段を持ち、キャピラリー先端近傍がオリフィスに挿入
    されて設置されるイオン源であって、前記イオン源に導
    入されたガスが、前記キャピラリーの外周壁面に沿って
    先端まで流れ、さらにオリフィスから流出するときに、
    前記キャピラリーから流出する試料溶液を噴霧して試料
    をイオン化し、かつ前記オリフィスの中心軸にほぼ直交
    する断面積が不均一で、ガスが噴出する方向に形成され
    たオリフィスの開口部の断面積が、ガスが導入される方
    向に形成されたオリフィスの開口部の断面積より小さい
    ことを特徴とするイオン源を備え、大気中に生成された
    イオンを差動排気部に取り込み、三次元四重極質量分析
    部により質量分析を行う装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7141788B2 (en) 2002-05-10 2006-11-28 Hitachi, Ltd. Ion source and mass spectrometric apparatus
JP2008021455A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Shimadzu Corp 液体クロマトグラフ質量分析計
JP2011196697A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 噴霧器およびプラズマ分析装置

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