JPH09256922A - 車両の吸気ダクト - Google Patents
車両の吸気ダクトInfo
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- JPH09256922A JPH09256922A JP8070654A JP7065496A JPH09256922A JP H09256922 A JPH09256922 A JP H09256922A JP 8070654 A JP8070654 A JP 8070654A JP 7065496 A JP7065496 A JP 7065496A JP H09256922 A JPH09256922 A JP H09256922A
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract 2
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- JEGUKCSWCFPDGT-UHFFFAOYSA-N h2o hydrate Chemical compound O.O JEGUKCSWCFPDGT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/08—Air cleaners with means for removing dust, particles or liquids from cleaners; with means for indicating clogging; with by-pass means; Regeneration of cleaners
- F02M35/088—Water, snow or ice proofing; Separation or drainage of water, snow or ice
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M35/10—Air intakes; Induction systems
- F02M35/10006—Air intakes; Induction systems characterised by the position of elements of the air intake system in direction of the air intake flow, i.e. between ambient air inlet and supply to the combustion chamber
- F02M35/10013—Means upstream of the air filter; Connection to the ambient air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M35/12—Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification
- F02M35/1255—Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification using resonance
- F02M35/1261—Helmholtz resonators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レゾネータと気水分離部とを一体化して吸気
ダクトに形成することにより、車両における吸気ダクト
のレイアウト上のスペースを低減すると共に、吸気ダク
トの重量低減、部品点数低減、製作コスト低減を図るこ
とを課題とする。 【解決手段】 吸気ダクト１２の下端部を、エアクリー
ナ１１との連結部である連結口１３Ａと吸気ダクト１２
の他部１２Ａとの連結部である連結口１３Ｂとを有する
略エルボ形状の中空体１３から構成し、中空体１３の底
部に、中空体１３内と連通する空間を形成し、共鳴によ
る消音の機能を奏するレゾネータと気水分離部とを兼ね
た中空部１４を一体成形する。中空部１４の底部には、
分離された水の排出口１５を形成し、該排出口１５に
は、常時は開放され、吸気ダクト１２内で発生した負圧
の作用により閉塞される弁体１６を装着する。
ダクトに形成することにより、車両における吸気ダクト
のレイアウト上のスペースを低減すると共に、吸気ダク
トの重量低減、部品点数低減、製作コスト低減を図るこ
とを課題とする。 【解決手段】 吸気ダクト１２の下端部を、エアクリー
ナ１１との連結部である連結口１３Ａと吸気ダクト１２
の他部１２Ａとの連結部である連結口１３Ｂとを有する
略エルボ形状の中空体１３から構成し、中空体１３の底
部に、中空体１３内と連通する空間を形成し、共鳴によ
る消音の機能を奏するレゾネータと気水分離部とを兼ね
た中空部１４を一体成形する。中空部１４の底部には、
分離された水の排出口１５を形成し、該排出口１５に
は、常時は開放され、吸気ダクト１２内で発生した負圧
の作用により閉塞される弁体１６を装着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の車両
の吸気ダクトに関し、特に、吸気ダクトに設けられたレ
ゾネータ（消音装置）と気水分離部の構造に関する。
の吸気ダクトに関し、特に、吸気ダクトに設けられたレ
ゾネータ（消音装置）と気水分離部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】トラック等の車両においては、従来よ
り、図５に示すように、下端部がエンジン１の吸気管と
エアクリーナ２を介して連結され、キャブ３後部の下側
からキャブ３背面に沿って上方に延び、上端部が吸気口
として開口される吸気ダクト４を備えている（実開平４
−２７１５４号公報参照）。
り、図５に示すように、下端部がエンジン１の吸気管と
エアクリーナ２を介して連結され、キャブ３後部の下側
からキャブ３背面に沿って上方に延び、上端部が吸気口
として開口される吸気ダクト４を備えている（実開平４
−２７１５４号公報参照）。
【０００３】かかる吸気ダクト４には、従来、共鳴によ
る消音の機能を奏するレゾネータ５と気水分離部６とが
別々に設けられている。例えば、図に示すように、レゾ
ネータ５は、吸気ダクト４の下端部に、吸気ダクト４内
と絞り部５Ａを介して連通する所定の容積の略箱形状に
形成された中空部５Ｂを取り付けることにより構成され
る。
る消音の機能を奏するレゾネータ５と気水分離部６とが
別々に設けられている。例えば、図に示すように、レゾ
ネータ５は、吸気ダクト４の下端部に、吸気ダクト４内
と絞り部５Ａを介して連通する所定の容積の略箱形状に
形成された中空部５Ｂを取り付けることにより構成され
る。
【０００４】又、気水分離部６は、吸気ダクト４下端部
を下方に膨出して略円筒形状の空間部６Ａを形成し、空
間部６Ａの底部には、分離された水の排出口６Ｂを形成
し、更に、この排出口６Ｂに、常時は開放され、吸気ダ
クト４内で発生した負圧の作用により閉塞されるバキュ
エータバルブ６Ｃを装着することにより構成される。
を下方に膨出して略円筒形状の空間部６Ａを形成し、空
間部６Ａの底部には、分離された水の排出口６Ｂを形成
し、更に、この排出口６Ｂに、常時は開放され、吸気ダ
クト４内で発生した負圧の作用により閉塞されるバキュ
エータバルブ６Ｃを装着することにより構成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように、吸気ダクト４にレゾネータ５と気水分離部６と
を別々に設けた構成にあっては、吸気ダクト４下端部側
の形状が大きくなり、車両における吸気ダクト４のレイ
アウト上のスペースを大きく必要とし、スペースの有効
活用ができない。
ように、吸気ダクト４にレゾネータ５と気水分離部６と
を別々に設けた構成にあっては、吸気ダクト４下端部側
の形状が大きくなり、車両における吸気ダクト４のレイ
アウト上のスペースを大きく必要とし、スペースの有効
活用ができない。
【０００６】又、吸気ダクト４の重量が嵩むと共に、部
品点数も多く、製作コストも高くつくという問題点もあ
る。本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、レゾネ
ータと気水分離部とを一体化して吸気ダクトに形成する
ことにより、車両における吸気ダクトのレイアウト上の
スペースを低減すると共に、吸気ダクトの重量低減、部
品点数低減、製作コスト低減を図ることを課題とする。
品点数も多く、製作コストも高くつくという問題点もあ
る。本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、レゾネ
ータと気水分離部とを一体化して吸気ダクトに形成する
ことにより、車両における吸気ダクトのレイアウト上の
スペースを低減すると共に、吸気ダクトの重量低減、部
品点数低減、製作コスト低減を図ることを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このため、請求項１に係
る発明は、下端部がエンジンの吸気通路とエアクリーナ
を介して連結され、キャブ後部の下側からキャブ背面に
沿って上方に延び、上端部が吸気口として開口される吸
気ダクトを備えた車両において、前記吸気ダクト下端部
を、エアクリーナとの連結部と吸気ダクトの他部との連
結部とを有する略エルボ形状の中空体から構成し、前記
中空体の底部には、該中空体内と連通する空間を形成
し、共鳴による消音の機能を奏するレゾネータと気水分
離部とを兼ねた中空部を一体成形して設け、前記中空部
の底部には、分離された水の排出口を形成し、該排出口
には、常時は開放され、吸気ダクト内で発生した負圧の
作用により閉塞される弁体を装着した構成とする。
る発明は、下端部がエンジンの吸気通路とエアクリーナ
を介して連結され、キャブ後部の下側からキャブ背面に
沿って上方に延び、上端部が吸気口として開口される吸
気ダクトを備えた車両において、前記吸気ダクト下端部
を、エアクリーナとの連結部と吸気ダクトの他部との連
結部とを有する略エルボ形状の中空体から構成し、前記
中空体の底部には、該中空体内と連通する空間を形成
し、共鳴による消音の機能を奏するレゾネータと気水分
離部とを兼ねた中空部を一体成形して設け、前記中空部
の底部には、分離された水の排出口を形成し、該排出口
には、常時は開放され、吸気ダクト内で発生した負圧の
作用により閉塞される弁体を装着した構成とする。
【０００８】請求項２に係る発明は、前記中空部を、中
空体底部から垂下する所定長さの略円筒形状に形成する
ようにした。請求項３に係る発明は、前記中空部を、中
空体底部と絞り部を介して連通する所定の容積の略箱形
状に形成するようにした。
空体底部から垂下する所定長さの略円筒形状に形成する
ようにした。請求項３に係る発明は、前記中空部を、中
空体底部と絞り部を介して連通する所定の容積の略箱形
状に形成するようにした。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図１は、本発明に係る吸気ダクトの
一実施形態を示す図で、下端部がエンジンの吸気管とエ
アクリーナ１１を介して連結され、キャブ後部の下側か
らキャブ背面に沿って上方に延び、上端部が吸気口とし
て開口される吸気ダクト１２の下端部側の構造を示して
いる。
本発明を詳述する。図１は、本発明に係る吸気ダクトの
一実施形態を示す図で、下端部がエンジンの吸気管とエ
アクリーナ１１を介して連結され、キャブ後部の下側か
らキャブ背面に沿って上方に延び、上端部が吸気口とし
て開口される吸気ダクト１２の下端部側の構造を示して
いる。
【００１０】この図において、吸気ダクト１２の下端部
は、エアクリーナ１１との連結部である連結口１３Ａと
吸気ダクト１２の他部１２Ａとの連結部である連結口１
３Ｂとを有する略エルボ形状の中空体１３から構成され
る。かかる中空体１３の底部には、該中空体１３内と連
通する空間を形成し、共鳴による消音の機能を奏するレ
ゾネータと気水分離部とを兼ねた中空部１４が一体成形
される。
は、エアクリーナ１１との連結部である連結口１３Ａと
吸気ダクト１２の他部１２Ａとの連結部である連結口１
３Ｂとを有する略エルボ形状の中空体１３から構成され
る。かかる中空体１３の底部には、該中空体１３内と連
通する空間を形成し、共鳴による消音の機能を奏するレ
ゾネータと気水分離部とを兼ねた中空部１４が一体成形
される。
【００１１】本実施形態において、前記中空部１４は、
中空体１３底部から垂下する所定長さＬの略円筒形状に
形成される。この場合、中空体１３の底部と中空部１４
との連接部は、略円錐状に形成されており、中空体１３
内から中空部１４への水の流れがスムーズに行われるよ
うになっている。
中空体１３底部から垂下する所定長さＬの略円筒形状に
形成される。この場合、中空体１３の底部と中空部１４
との連接部は、略円錐状に形成されており、中空体１３
内から中空部１４への水の流れがスムーズに行われるよ
うになっている。
【００１２】ここで、前記中空部１４の長さＬを、特定
の周波数の吸気音を消音するべく、この周波数に合わせ
て設定することにより、中空部１４によりサイドブラン
チタイプのレゾネータが構成される。一方、この中空部
１４の底部には、分離された水の排出口１５が形成さ
れ、該排出口１５には、常時は開放され、吸気ダクト１
２内で発生した負圧の作用により閉塞される弁体１６が
装着される。
の周波数の吸気音を消音するべく、この周波数に合わせ
て設定することにより、中空部１４によりサイドブラン
チタイプのレゾネータが構成される。一方、この中空部
１４の底部には、分離された水の排出口１５が形成さ
れ、該排出口１５には、常時は開放され、吸気ダクト１
２内で発生した負圧の作用により閉塞される弁体１６が
装着される。
【００１３】かかる弁体１６は、図２に示すように、例
えば、弾性変形可能な部材としてのゴムからなる略円錐
体の頂部にスリット１６Ａを形成して構成したものであ
る。この場合、前記排出口１５は、中空部１４の底部か
ら管状に突出形成され、その先端部にフランジ部１５Ａ
が形成される。又、弁体１６の後端部には、内周面に環
状溝１６ａを形成した環状リング部１６Ｂが一体成形さ
れ、この環状リング部１６Ｂの環状溝１６ａを前記排出
口１５のフランジ部１５Ａに嵌入することにより、弁体
１６を排出口１５に取り付けることができる。
えば、弾性変形可能な部材としてのゴムからなる略円錐
体の頂部にスリット１６Ａを形成して構成したものであ
る。この場合、前記排出口１５は、中空部１４の底部か
ら管状に突出形成され、その先端部にフランジ部１５Ａ
が形成される。又、弁体１６の後端部には、内周面に環
状溝１６ａを形成した環状リング部１６Ｂが一体成形さ
れ、この環状リング部１６Ｂの環状溝１６ａを前記排出
口１５のフランジ部１５Ａに嵌入することにより、弁体
１６を排出口１５に取り付けることができる。
【００１４】かかる構成において、吸気音は、中空部１
４が奏するレゾネータ機能、即ち、共鳴による消音の機
能によって消音される。又、中空部１４内には、吸気か
ら分離された水が溜められるが、エンジンが駆動され、
吸気ダクト１２内を吸気が流通するときには、中空部１
４内には負圧が作用し、弁体１６のスリット１６Ａは閉
じられ、中空部１４内に溜められた水は排出口１５から
排出されない。
４が奏するレゾネータ機能、即ち、共鳴による消音の機
能によって消音される。又、中空部１４内には、吸気か
ら分離された水が溜められるが、エンジンが駆動され、
吸気ダクト１２内を吸気が流通するときには、中空部１
４内には負圧が作用し、弁体１６のスリット１６Ａは閉
じられ、中空部１４内に溜められた水は排出口１５から
排出されない。
【００１５】一方、エンジンが駆動されておらず、吸気
ダクト１２内を吸気が流通しないときには、中空部１４
内には負圧が作用せず、弁体１６のスリット１６Ａは開
かれているため、中空部１４内に溜められた水は排出口
１５から排出される。図３は、本発明の他の実施形態を
示す吸気ダクトの下端部側の構造を示している。
ダクト１２内を吸気が流通しないときには、中空部１４
内には負圧が作用せず、弁体１６のスリット１６Ａは開
かれているため、中空部１４内に溜められた水は排出口
１５から排出される。図３は、本発明の他の実施形態を
示す吸気ダクトの下端部側の構造を示している。
【００１６】この図において、中空体１３の底部に一体
成形される中空部２４は、中空体１３底部と絞り部（細
径の首部）２４Ａを介して連通する所定の容積Ｃの略箱
形状に形成される。この実施形態の場合も、中空体１３
の底部と中空部２４との連接部は、略円錐状に形成され
ており、中空体１３内から中空部２４への水の流れがス
ムーズに行われるようになっている。
成形される中空部２４は、中空体１３底部と絞り部（細
径の首部）２４Ａを介して連通する所定の容積Ｃの略箱
形状に形成される。この実施形態の場合も、中空体１３
の底部と中空部２４との連接部は、略円錐状に形成され
ており、中空体１３内から中空部２４への水の流れがス
ムーズに行われるようになっている。
【００１７】ここで、前記中空部２４の容積Ｃ及び絞り
部２４Ａの径と長さを、特定の周波数の吸気音を消音す
るべく、この周波数に合わせて設定することにより、中
空部２４によりヘルムホルツタイプのレゾネータが構成
される。一方、この中空部２４の底部には、分離された
水の排出口１５が形成され、該排出口１５には、常時は
開放され、吸気ダクト１２内で発生した負圧の作用によ
り閉塞される弁体１６が装着される。
部２４Ａの径と長さを、特定の周波数の吸気音を消音す
るべく、この周波数に合わせて設定することにより、中
空部２４によりヘルムホルツタイプのレゾネータが構成
される。一方、この中空部２４の底部には、分離された
水の排出口１５が形成され、該排出口１５には、常時は
開放され、吸気ダクト１２内で発生した負圧の作用によ
り閉塞される弁体１６が装着される。
【００１８】かかる弁体１６の構造は図２の実施形態の
弁体と同様である。かかる実施形態においても、吸気音
は、中空部２４が奏するレゾネータ機能、即ち、共鳴に
よる消音の機能によって消音され、中空部２４内には、
吸気から分離された水が溜められて、排出口１５から排
出される。以上の各実施形態の吸気ダクト１２によれ
ば、吸気ダクト１２の下端部を構成する中空体１３の底
部に、共鳴による消音の機能を奏するレゾネータと気水
分離部とを兼ねた中空部１４，２４を一体成形するよう
にしたから、吸気ダクト１２下端部側の形状を小さくで
き、車両における吸気ダクト１２のレイアウト上のスペ
ースを小さくでき、スペースの有効活用ができるように
なる。
弁体と同様である。かかる実施形態においても、吸気音
は、中空部２４が奏するレゾネータ機能、即ち、共鳴に
よる消音の機能によって消音され、中空部２４内には、
吸気から分離された水が溜められて、排出口１５から排
出される。以上の各実施形態の吸気ダクト１２によれ
ば、吸気ダクト１２の下端部を構成する中空体１３の底
部に、共鳴による消音の機能を奏するレゾネータと気水
分離部とを兼ねた中空部１４，２４を一体成形するよう
にしたから、吸気ダクト１２下端部側の形状を小さくで
き、車両における吸気ダクト１２のレイアウト上のスペ
ースを小さくでき、スペースの有効活用ができるように
なる。
【００１９】又、吸気ダクト１２の重量の低減を図れ、
部品点数低減、製作コスト低減を効果的に図ることがで
きる。尚、中空部１４，２４の底部に形成される排出口
と、該排出口に装着される弁体は、図４に示すように構
成しても良い。即ち、中空１４部の底部に排出口となる
複数の排出孔１７を開設すると共に、係止部１８ａを有
する軸部１８Ａと板部１８Ｂとからなるゴム製の弁体１
８を設け、該弁体１８の軸部１８Ａを中空部１４の底部
の取付孔１９にスライド自由に挿通させて構成する。
部品点数低減、製作コスト低減を効果的に図ることがで
きる。尚、中空部１４，２４の底部に形成される排出口
と、該排出口に装着される弁体は、図４に示すように構
成しても良い。即ち、中空１４部の底部に排出口となる
複数の排出孔１７を開設すると共に、係止部１８ａを有
する軸部１８Ａと板部１８Ｂとからなるゴム製の弁体１
８を設け、該弁体１８の軸部１８Ａを中空部１４の底部
の取付孔１９にスライド自由に挿通させて構成する。
【００２０】かかる構成では、負圧発生時は軸部１８Ａ
のスライドにより弁体１８が中空部１４の底部下面に接
触して排出孔１７を閉じ、負圧が発生していない時は該
底部下面から離れて排出孔１７を開く動作が行われる。
のスライドにより弁体１８が中空部１４の底部下面に接
触して排出孔１７を閉じ、負圧が発生していない時は該
底部下面から離れて排出孔１７を開く動作が行われる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る発
明によれば、吸気ダクト下端部に共鳴による消音の機能
を奏するレゾネータと気水分離部とを兼ねた中空部を一
体成形するようにしたから、吸気ダクト下端部側の形状
を小さくでき、車両における吸気ダクトのレイアウト上
のスペースを小さくでき、スペースの有効活用ができる
と共に、吸気ダクトの重量の低減を図れ、部品点数低
減、製作コスト低減を効果的に図ることができる。
明によれば、吸気ダクト下端部に共鳴による消音の機能
を奏するレゾネータと気水分離部とを兼ねた中空部を一
体成形するようにしたから、吸気ダクト下端部側の形状
を小さくでき、車両における吸気ダクトのレイアウト上
のスペースを小さくでき、スペースの有効活用ができる
と共に、吸気ダクトの重量の低減を図れ、部品点数低
減、製作コスト低減を効果的に図ることができる。
【００２２】請求項２に係る発明によれば、中空部によ
りサイドブランチタイプのレゾネータを構成できる。請
求項３に係る発明によれば、中空部によりヘルムホルツ
タイプのレゾネータを構成できる。
りサイドブランチタイプのレゾネータを構成できる。請
求項３に係る発明によれば、中空部によりヘルムホルツ
タイプのレゾネータを構成できる。
【図１】 本発明に係る車両の吸気ダクトの一実施形態
を示す要部の側面図
を示す要部の側面図
【図２】 同上の実施形態における弁体構造を示す図
で、（Ａ）は断面図、（Ｂ）は（Ａ）中Ａ矢視図
で、（Ａ）は断面図、（Ｂ）は（Ａ）中Ａ矢視図
【図３】 他の実施形態の側面図
【図４】 他の弁体構造を示す断面図
【図５】 従来の吸気ダクトの一例を示す側面図
１１ エアクリーナ １２ 吸気ダクト １３ 中空体 １４ 中空部 １５ 排出口 １６ 弁体 １６Ａ スリット １７ 排出孔 １８ 弁体 ２４ 中空部 ２４Ａ 絞り部
Claims (3)
- 【請求項１】下端部がエンジンの吸気通路とエアクリー
ナを介して連結され、キャブ後部の下側からキャブ背面
に沿って上方に延び、上端部が吸気口として開口される
吸気ダクトを備えた車両において、 前記吸気ダクト下端部を、エアクリーナとの連結部と吸
気ダクトの他部との連結部とを有する略エルボ形状の中
空体から構成し、 前記中空体の底部には、該中空体内と連通する空間を形
成し、共鳴による消音の機能を奏するレゾネータと気水
分離部とを兼ねた中空部を一体成形して設け、 前記中空部の底部には、分離された水の排出口を形成
し、該排出口には、常時は開放され、吸気ダクト内で発
生した負圧の作用により閉塞される弁体を装着したこと
を特徴とする車両の吸気ダクト。 - 【請求項２】前記中空部は、中空体底部から垂下する所
定長さの略円筒形状に形成されたことを特徴とする請求
項１記載の車両の吸気ダクト。 - 【請求項３】前記中空部は、中空体底部と絞り部を介し
て連通する所定の容積の略箱形状に形成されたことを特
徴とする請求項１記載の車両の吸気ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070654A JPH09256922A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 車両の吸気ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8070654A JPH09256922A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 車両の吸気ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09256922A true JPH09256922A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13437866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8070654A Pending JPH09256922A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 車両の吸気ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09256922A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6314931B1 (en) * | 1999-09-05 | 2001-11-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Structure of snorkel duct for rough ground running vehicle |
| KR20030088275A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 에어덕트 |
| DE10200673B4 (de) * | 2002-01-10 | 2007-06-14 | Siemens Ag | Kraftfahrzeug-Luftfilter |
| DE202007001798U1 (de) * | 2007-02-08 | 2008-06-19 | Hengst Gmbh & Co.Kg | Verbindungselement zwischen einem Luftfiltergehäuse und einem dieses tragenden Element |
| DE10157589B4 (de) * | 2000-12-13 | 2013-08-01 | Dolmar Gmbh | Motoransaugkammer |
| EP2881575A1 (de) * | 2013-12-04 | 2015-06-10 | Skoda Auto A.S. | Düsenabscheider |
| DE10316652B4 (de) * | 2003-04-11 | 2015-08-06 | Volkswagen Ag | Luftfilter für eine Brennkraftmaschine |
| FR3081152A1 (fr) * | 2018-05-17 | 2019-11-22 | Renault S.A.S. | Recipient equipe d'une valve d'etancheite a air |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP8070654A patent/JPH09256922A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6314931B1 (en) * | 1999-09-05 | 2001-11-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Structure of snorkel duct for rough ground running vehicle |
| DE10157589B4 (de) * | 2000-12-13 | 2013-08-01 | Dolmar Gmbh | Motoransaugkammer |
| DE10200673B4 (de) * | 2002-01-10 | 2007-06-14 | Siemens Ag | Kraftfahrzeug-Luftfilter |
| KR20030088275A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-19 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 에어덕트 |
| DE10316652B4 (de) * | 2003-04-11 | 2015-08-06 | Volkswagen Ag | Luftfilter für eine Brennkraftmaschine |
| DE202007001798U1 (de) * | 2007-02-08 | 2008-06-19 | Hengst Gmbh & Co.Kg | Verbindungselement zwischen einem Luftfiltergehäuse und einem dieses tragenden Element |
| EP2881575A1 (de) * | 2013-12-04 | 2015-06-10 | Skoda Auto A.S. | Düsenabscheider |
| FR3081152A1 (fr) * | 2018-05-17 | 2019-11-22 | Renault S.A.S. | Recipient equipe d'une valve d'etancheite a air |
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