JPH09256603A - 床構造および床施工方法 - Google Patents

床構造および床施工方法

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JPH09256603A
JPH09256603A JP9335196A JP9335196A JPH09256603A JP H09256603 A JPH09256603 A JP H09256603A JP 9335196 A JP9335196 A JP 9335196A JP 9335196 A JP9335196 A JP 9335196A JP H09256603 A JPH09256603 A JP H09256603A
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JP
Japan
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floor
connecting member
locking groove
groove
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP9335196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Ogiwara
正康 荻原
Hiroshi Kawai
洋 川井
Norimichi Mori
則理 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E04—BUILDING
    • E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F2201/00—Joining sheets or plates or panels
    • E04F2201/01—Joining sheets, plates or panels with edges in abutting relationship
    • E04F2201/0138—Joining sheets, plates or panels with edges in abutting relationship by moving the sheets, plates or panels perpendicular to the main plane
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E04—BUILDING
    • E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F2201/00—Joining sheets or plates or panels
    • E04F2201/04—Other details of tongues or grooves
    • E04F2201/042—Other details of tongues or grooves with grooves positioned on the rear-side of the panel
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E04—BUILDING
    • E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F2201/00—Joining sheets or plates or panels
    • E04F2201/05—Separate connectors or inserts, e.g. pegs, pins, keys or strips
    • E04F2201/0517—U- or C-shaped brackets and clamps

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付，取り外しが容易で、実部のきしみに
よる床鳴りが生じない床構造を提供することができる。
更にはそれに加えて防音効果を有する床構造や、床下配
線が容易な床構造を提供する。 【解決手段】底部に係止溝(2a)を有した床材(B)と、隣
接する床材(B)の係止溝(2a)相互間に配されて床材(B)を
係止する連結部材(1)を備える。連結部材(1)は係止溝に
挿入される溝挿入部を有し、溝挿入部は係止溝の幅より
幅が広く弾性を有する部分(1a)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は床材を連結具を用い
て接続した床構造および床施工方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】床は床スラブ上に多数の床材を並置して
構成されるが、床仕上げ材として木質フローリングが好
んで用いられている。
【０００３】図１０は一般的な床構造を示した図であ
る。図中(A)は床スラブであり、(20)は床材である。床
材(20)は雄実(20a)と雌実(20b)を有し、雄実(20a)を隣
接する床材の雌実(20b)と噛み合わせて接合し、床スラ
ブに接着剤で固定している。
【０００４】しかしこのような床構造では実部の噛み合
わせ等の床材取付作業が面倒で手間がかかる。そして固
定位置がズレた場合には接着剤硬化後では修正が困難で
あった。又、使用により実部の噛み合わせにガタが生
じ、実部のきしみによる床鳴りが発生しやすくなる。
【０００５】図１１は防音を考慮した従来の床構造を示
した図であり、図中(F)は床基板(21)、化粧板(22)、緩
衝材(23)からなる床材である。本構造を採用した場合、
床上の衝撃は緩衝材(23)が圧縮されることにより緩和さ
れ、床スラブ(A)に伝わりにくくなる。又、隣接する床
材間は実により接続されていないため、隣接する床材へ
の振動の伝播は少なくなり、実部のきしみによる床鳴り
も生じない。
【０００６】しかしながら、この構造の場合、床の上に
重量物(M)を置くと、その重量物(M)が置かれた床板のみ
緩衝材(23)の圧縮により床面が下がり、隣接する床材と
の間で段差が生じることとなり、見映えが悪くなると共
に躓きの原因にもなる。
【０００７】更に、近年の会社，事務所等では電話線や
パソコンのプリンタケーブル等のＯＡ機器配線を床下に
通す場合があるが、上記の各床構造では一旦固定した床
材を剥がすことが困難であり、しかも床下の配線のため
のスペースも確保されていない。したがって、従来はこ
のような配線処理をするために、二重床として上床と下
床との間に配線を行っていた。しかし、二重床とすると
施工に手間やコストがかかるのみならず、床面の上昇に
伴う天井と床面とのクリアランスや扉の取付位置の変更
等も考慮する必要が生じる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】そこで、床材の取付と
取り外しがが容易な床構造が求められており、更にはそ
れに加えて防音効果を有する床構造や、床下配線が容易
な床構造が求められている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
床構造は、底部に係止溝(2a)を有した床材(B)と、隣接
する床材(B)の係止溝(2a)相互間に配されて床材(B)を係
止する連結部材(1)を備えており、連結部材(1)は係止溝
に挿入される溝挿入部を有し、溝挿入部は係止溝の幅よ
り幅が広く弾性を有する部分(1a)を有することを特徴と
する。
【００１０】請求項２記載の床構造は、底部に縦係止溝
(5a)と横係止溝(5b)を有した床材(C)と、隣接する床材
(C)の係止溝(5a)，(5b)相互間に配されて床材(C)を係止
する連結部材(4)を備えており、連結部材(4)は縦係止溝
(5a)に嵌入される上方突出部(4a)と横係止溝(5b)に嵌入
される側方突出部(4b)を有しており、連結部材(4)は弾
性材により構成されていることを特徴とする。
【００１１】請求項３記載の床構造は、請求項１記載の
床構造において、床材(D)は床基板(6)の底部に緩衝材
(7)が備えられたものであり、連結部材(1)の上面は床基
板(6)の底部と当接していることを特徴とする。
【００１２】請求項４記載の床構造は、底部に縦係止溝
と横係止溝を有した床材(E)と、隣接する床材(E)の係止
溝相互間に配されて床材を係止する連結部材(4)を備え
ており、連結部材は縦係止溝に嵌入される上方突出部と
横係止溝に嵌入される側方突出部を有しており、床材は
床基板(8)の底部に緩衝材(9)が備えられたものであり、
連結部材(4)の上面は床基板(8)の底部と当接しているこ
とを特徴とする。
【００１３】請求項５記載の床構造は、上記の各床構造
において、連結部材内又は連結部材(10)と床スラブ(A)
間に配線用スペース(11)を有していることを特徴とす
る。
【００１４】本発明の床施工方法は、連結部材(1)，(1
3)を床スラブ(A)に固定した後に、底部に係止溝を有し
た床材を連結部材(1)，(13)に嵌め込むことにより請求
項１，請求項２，請求項３，請求項４又は請求項５の床
構造を形成させることを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。 ［実施例１］図１は本実施例の床構造を示した図であ
る。(A)は床スラブ、(B)は床基板(2)とその上面に取り
付けられた化粧板(3)とからなる床材である。床基板(2)
は合板又はＭＤＦ（中比重繊維板）等からなり、底部に
は係止溝(2a)が設けられている。化粧板(3)としては突
き板，化粧シート等が用いられる。
【００１６】(1)は隣接する床材(B)を連結するための連
結部材である。この連結部材(1)は図２に示すように
「コの字状」の断面形を有し、両端に突出している溝挿
入部の先端部には弾性を有した頭部(1a)を備えている。
頭部(1a)の幅は係止溝(2a)の幅よりも少し大きい。連結
部材(1)は頭部(1a)のみを弾性体とし、金属等でできた
連結部材の本体に取り付けてもよいし、連結部材(1)全
体を弾性体で構成しても良い。
【００１７】床スラブ(A)上に配された連結部材(1)の上
から床材(B)を押し込むと係止溝(2a)と連結部材(1)の一
方の溝挿入部が係合する。次いで、同様にして隣接する
床材(B)を押し込みその係止溝(2a)と連結部材(1)の他方
の溝挿入部が係合する。すなわち、隣接する床材(B)の
係止溝(2a)相互間に床材(B)の継ぎ目を跨いで連結部材
(1)が配されることとなり、隣接する床材(B)同士が連結
される。
【００１８】溝挿入部の頭部(1a)は係止溝(2a)より幅が
少し大きいが、弾力を有しているため両者は密接し、ガ
タを生ずることなく、簡単かつ確実に固定することがで
きる。又、床材(B)は実のない突き付けタイプであるた
め、従来のような実部のきしみに起因する床鳴りは生じ
ない。
【００１９】床スラブ(A)と床材(B)とは接着されておら
ず、床材(B)相互間は実接続されていないため、施工後
も所望の床材(B)を上方へ引き上げるだけで取り外すこ
とができる。
【００２０】［実施例２］図３は本実施例の床構造を示
した図である。(C)は床基板(5)と化粧板(3)からなる床
材であり、垂直方向に設けられた縦係止溝(5a)と水平方
向に設けられた横係止溝(5b)を有している。
【００２１】(4)は本実施例に用いる連結部材であり、
上方突出部(4a)と側方突出部(4b)を有している。連結部
材(4)は弾性を有しており、床材(C)を上から押し込む
と、床材(C)の縦係止溝(5a)に連結部材(4)の上方突出部
(4a)がは嵌まり込むと共に、横係止溝(5b)に側方突出部
(4b)が嵌まり込む。床材(4)を上から押し込む際には床
基板(5)の底面と連結部材(4)の側方突出部(4b)とが当た
るが、連結部材(4)は弾性を有しているため側方突出部
(4b)は一旦変形して横係止溝(5b)に嵌まり込む。連結部
材(4)に隣接する床材(C)を押し込んで係合させると、隣
接する床材(C)の継ぎ目を跨いで連結部材(4)が配される
こととなり、床材(C)同士が連結される。
【００２２】本実施例の場合も、実施例１と同様の効果
が得られるが、横係止溝(5b)と側方突出部(4b)とが係合
しているので実施例１よりも上下方向のズレが生じにく
くなる。
【００２３】［実施例３］図４に本実施例の床構造を示
す。本実施例は防音のために床材(D)として床基板(6)の
底面（裏面）に緩衝材(7)を配したものを用いている。
それ以外は実施例１と同様の構成であり、連結部材(1)
も同じものを用いている。
【００２４】図１１に示した従来の防音床構造と異なり
隣接する床材間には連結部材(1)が位置しており、その
上面が床基板(6)の底面と当接するようになっている。
そのため、床上に重量物(M)を載置して緩衝材(7)が圧縮
され床面の高さが下がっても、連結箇所においては床基
板(6)の底部は連結部材(1)により支えられているため高
さが変化せず、床面に段差が生じない。
【００２５】［実施例４］図５に本実施例の床構造を示
す。本実施例は防音のために床材(E)として床基板(8)の
底面（裏面）に緩衝材(9)を備えたもの用いている。そ
れ以外は実施例２と同様の構成であり、連結部材(4)も
同じものを用いている。
【００２６】本実施例の場合も実施例３と同様に、重量
物を床上に載置しても連結箇所においては連結部材(4)
が床基板(8)の底部を支えているため床面に段差が生じ
ない。
【００２７】実施例２では側方突出部(4b)を変形させて
横係止溝(5b)に嵌め込む必要があったために連結部材
(4)を弾性を有する材料で構成していたが、本実施例の
場合は、緩衝材(9)が弾性を有しており、図６のように
緩衝材(9)の一時的な変形により床材の取付，取り外し
を行うことができるので、連結部材(4)自体は必ずしも
に弾性を有することを要しない。
【００２８】［実施例５］図７に本実施例の床構造を示
す。基本的な構成は上記の実施例４と略同様であるが、
連結部材として配線スペースを有した連結部材(10)を用
いることにより、ＯＡ等の床下配線に適した構造となっ
ている点が異なる。
【００２９】連結部材(10)の形状は実施例２及び４に用
いた連結部材(4)の底面にケーブル(12)が通るための溝
又は段部等を設けたよう形状となっており、連結部材(1
0)と床スラブ(A)との間に配線スペース(11)が確保され
ているが、配線スペース(11)の位置や形状はこのような
形状のものに限定されるものではない。例えば、連結部
材内に貫通孔を設けて配線スペースとしてもよい。
【００３０】本実施例の場合、床材(8)が容易に取付，
取り外しでき、配線スペース(11)も確保されているの
で、ＯＡ機器の追加やＯＡ設置位置の変更等があった場
合でも、容易に対応することができる。
【００３１】［実施例６］（施工方法） 図８に示すように、予め連結部材(1)を床スラブ(A)に接
着剤，両面テープなどで固定する。床材の四辺を固定す
るために床材の長辺に対応する連結部材と短辺に対応す
る連結部材を直行するように固定するが、本実施例では
連結部材の交差する箇所には交差部連結部材(13)を配し
た。
【００３２】連結部材(1)，(13)が床スラブ(A)に固定さ
れた後に、底面の四辺近傍に係止溝が設けられた床材を
嵌め込んでいく。尚、連結部材として配線スペースを備
えたものを用いる場合には、床材の嵌め込みの前にコー
ド類を配線スペース内に這わせておく。図９に連結部材
(1)，(13)に床材をはめ込んだ状態の一部切欠平面図を
示す。連結部材の取付を正確に行っておけば床材の位置
合わせは不要となるため施工は容易である。
【００３３】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、取付，
取り外しが容易で、実部のきしみによる床鳴りが生じな
い床構造を提供することができる。更にはそれに加えて
防音効果を有する床構造や、床下配線が容易な床構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例１の床構造を示した図。
【図２】実施例１に用いる連結部材を示した斜視図。
【図３】実施例２の床構造を示した図。
【図４】実施例３の床構造を示した図。
【図５】実施例４の床構造を示した図。
【図６】実施例４の床材を取り外し時の状態を示した
図。
【図７】実施例５の床構造を示した図。
【図８】床面への接続体の取り付けを説明する図。
【図９】床面に配された接続体に床材を取り付けた状態
を示した一部切欠平面図。
【図１０】従来の床構造を示した図。
【図１１】従来の防音床構造を示した図。
【符号の説明】
(1) 連結部材 (2) 床基板 (3) 化粧板 (4) 連結部材 (5) 床基板 (6) 床基板 (7) 緩衝材 (8) 床基板 (9) 緩衝材 (10) 配線用連結部材 (11) 配線スペース (12) 配線（ケーブル） (13) 交差部連結部材 (A) 床スラブ (B)■(F) 床材 (M) 床上に載置された重量物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 底部に係止溝を有した床材と、隣接する
    床材の係止溝相互間に配されて床材を係止する連結部材
    を備えており、連結部材は係止溝に挿入される溝挿入部
    を有し、溝挿入部は係止溝の幅より幅が広く弾性を有す
    る部分を有することを特徴とする床構造。
  2. 【請求項２】 底部に縦係止溝と横係止溝を有した床材
    と、隣接する床材の係止溝相互間に配されて床材を係止
    する連結部材を備えており、連結部材は縦係止溝に嵌入
    される上方突出部と横係止溝に嵌入される側方突出部を
    有しており、連結部材は弾性材により構成されているこ
    とを特徴とする床構造。
  3. 【請求項３】 床材は床基板の底部に緩衝材が備えられ
    たものであり、連結部材の上面は床基板の底部と当接し
    ていることを特徴とする請求項１記載の床構造。
  4. 【請求項４】 底部に縦係止溝と横係止溝を有した床材
    と、隣接する床材の係止溝相互間に配されて床材を係止
    する連結部材を備えており、連結部材は縦係止溝に嵌入
    される上方突出部と横係止溝に嵌入される側方突出部を
    有しており、床材は床基板の底部に緩衝材が備えられた
    ものであり、連結部材の上面は床基板の底部と当接して
    いることを特徴とする床構造。
  5. 【請求項５】 連結部材内又は連結部材と床スラブ間に
    配線用スペースを有していることを特徴とする請求項
    １，請求項２，請求項３又は請求項４記載の床構造。
  6. 【請求項６】 連結部材を床スラブに固定した後に、底
    部に係止溝を有した床材を連結部材に嵌め込むことによ
    り請求項１，請求項２，請求項３，請求項４又は請求項
    ５の床構造を形成させることを特徴とする床施工方法。
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