JPH09255262A - 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 - Google Patents

油圧エレベーターの油温上昇運転装置

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JPH09255262A
JPH09255262A JP8062427A JP6242796A JPH09255262A JP H09255262 A JPH09255262 A JP H09255262A JP 8062427 A JP8062427 A JP 8062427A JP 6242796 A JP6242796 A JP 6242796A JP H09255262 A JPH09255262 A JP H09255262A
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oil temperature
electric motor
oil
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rotation speed
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JP8062427A
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Kazuaki Tomita
和明 富田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧エレベーターで油温上昇運転させても、
室温が低い場合は、油温がさほど上昇しないところで運
転が終了することがある。 【解決手段】 油温検出器1は油温を検出し、油温上昇
値検出手段4で油温上昇値を検出する。電動機回転速度
調整手段5は油温上昇値に基づいて電動機9の回転速度
を制御する。また、環境条件設定手段6の設定により、
夜間は電動機9の回転速度を1/2にし、2倍の時間か
けて制御する。 【効果】 室温の影響を受けず油温上昇でき、周囲環境
に悪影響を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧エレベータ
ーを駆動する油の温度低下時に、油温上昇運転を実施す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に油圧エレベーターでは、油の温度
が変わると、油の粘度が変化し、油温が低下すると粘度
は高くなる。これにより、油圧ポンプ等の機器の損傷を
招いたり、油圧ポンプの漏れ量や機械効率が変化して電
動機への負荷トルク及び逆止弁の応答速度が変動したり
する。このため、油温が低い場合には、一定時間油温上
昇装置を動作させて、油温を上昇させる手段が構じられ
ている。
【0003】近年、半導体の技術進歩に伴い、電圧及び
周波数を変化させて、誘導電動機の回転速度を広い範囲
にわたって制御する方式が広く採用されている。この電
動機回転速度制御方式による油温上昇運転をする油温上
昇装置が、例えば特開平3−158375号公報に開示
されている。これは、誘導電動機の油圧ポンプとを電磁
クラッチで連結し、通常運転時は電磁クラッチを介して
油圧ポンプの回転速度を制御し、油温低下時は、電磁ク
ラッチを遮断することによって誘導電動機だけを駆動
し、電動機の発熱及び油の回転損失エネルギーを利用し
て油温を上昇させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーターの油温上昇運転装置では、低温が検出さ
れると、一定時間油温上昇装置を動作させるようにして
いる。しかし、夜間や冬季などの室温が低いときには、
室温が高いときに比べ、油温は上昇しにくく、油温上昇
装置を動作させても、低温検出レベルからさほど油温は
上昇しないままで、油温上昇運転を終了する。また、エ
レベーターを休止したときには、油温が下がりやすいた
め、短時間に何回も油温上昇運転を繰り返すという問題
点がある。
【0005】また、夜間の場合、油温上昇運転を繰り返
すと、電動機の回転音、電磁接触器の動作音などの騒音
が居室に影響を与えるという問題点がある。一方、油温
検出器が低温を検出した状態で故障すると、油温上昇運
転は継続され、逆に油温が高温になり過ぎて、油圧回路
機器に損傷を与えるという問題点がある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、安定した油温上昇運転をすることがで
き、かつ夜間などには静粛な油温上昇運転をすることが
できるようにした油圧エレベーターの油温上昇運転装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る油圧エレベーターの油温上昇運転装置は、低温検出時
油圧ポンプから切り離された電動機の回転速度を、油温
上昇運転中の油温上昇値に基づいて制御するようにした
ものである。
【0008】また、第2発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転時の電動機の回転速度を、環境条件によって変更
するようにしたものである。
【0009】また、第3発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転時の電動機の回転速度を、環境条件によって通常
の油温上昇運転時よりも低い値にさせるようにしたもの
である。
【0010】また、第4発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転時の電動機の回転速度を、環境条件によって通常
の油温上昇運転時よりも低い値にして長時間にするよう
にしたものである。
【0011】また、第5発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転中の油温上昇値が所定範囲外になると、油温上昇
運転の異常と判別するようにしたものである。
【0012】また、第6発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第5発明のものにおいて、油温上
昇運転の異常が判別されると、電動機を停止させるよう
にしたものである。
【0013】また、第7発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、油温上昇運転中の油温上昇値を検
出し、油圧ポンプから切り離された電動機の回転速度の
指令値を、上記検出された油温上昇値により変更するよ
うにしたものである。
【0014】また、第8に係る油圧エレベーターの油温
上昇運転装置は、油温上昇運転中の油温上昇値を検出
し、油圧ポンプから切り離された電動機の回転速度の指
令値を、上記検出された油温上昇値及び設定された環境
条件に従って変更し、油温上昇値が所定範囲外になる
と、油温上昇運転の異常と判別するとともに、設定され
た環境条件に従って上記所定範囲を変更するようにした
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図4はこの発明の一実施の
形態を示す図で、図1は要部機能構成図、図2は全体構
成図、図3は制御回路図、図4は動作フローチャートで
あり、図中、同一符号は同一部分を示す。
【0016】図1において、1は油圧エレベーターの油
タンク16(図2)内に設けられた油温検出器、2は油
温検出器1に接続され油温上昇値に基づいて油温上昇運
転の実施を判定する油温上昇運転判定手段、3は油温上
昇運転を実施する油温上昇運転装置、4は油温検出器1
からの油温データを所定時間前の油温データと比較して
油温上昇値を検出する油温上昇値検出手段、5は油温上
昇値検出手段4からの油温上昇値により油温上昇運転中
の電動機の回転速度を指令する電動機回転速度調整手段
である。
【0017】6は現在の油圧エレベーターの環境状況、
例えば油温上昇運転を実施する時間が静粛を必要とする
夜間であるかなどの環境条件を設定して電動機回転速度
調整手段5へ出力する環境条件設定手段、7は油温上昇
値検出手段4から出力される油温上昇値、及び環境条件
設定手段6から出力される環境条件に基づいて異常の有
無を判断して電動機回転速度調整手段5へ指令を送出す
る異常判別手段、8は電動機回転速度調整手段5の指令
により、図2に示す電動機9を駆動する電動機駆動装置
である。
【0018】図2において、R,S,Tは三相交流電
源、11は三相交流を直流に変換するコンバータ、12
はコンバータ11の直流側に接続された平滑コンデン
サ、13は平滑コンデンサ12に接続され直流を可変電
圧・可変周波数の三相交流に変換するインバータ、14
はインバータ13からの回生電力を交流電源R,S,T
へ返す回生用コンバータ、15はインバータ13と電動
機9の間に挿入され、インバータ13の出力を投入・遮
断する主接点である。
【0019】16は油圧エレベーター駆動用の油を蓄え
る油タンクで、電動機9及び油温検出器1は油タンク1
6の油中に浸漬されている。17は電動機9に電磁クラ
ッチ18を介して結合された油圧ポンプ、19は油圧ポ
ンプ17に配管で接続されソレノイド19aで駆動され
て油の流れを制御する電磁弁、20は電磁弁19から油
圧シリンダ(図示しない)に接続された配管、21はマ
イクロコンピュータで構成された運転制御装置で、電磁
クラッチ18、ソレノイド19a及び油温検出器1に接
続されている。
【0020】図3において、+,−は直流制御電源、2
5aは油温上昇運転判定手段2の出力により動作し、所
定の低温が検出されると閉成する低温検出接点、25b
は同じく開放する低温検出接点、26は低温検出リレー
で、26a,26bはその常開接点、26cは同じく常
閉接点、27は限時復帰形の油温上昇時限リレーで、2
7a,27bはその常開接点、28は夜間に閉成する夜
間検出接点、29は限時復帰形の延長時限リレーで、2
9aはその常開接点である。
【0021】30は常時閉成しており、異常判別手段7
で異常を判別すると開放する異常検出リレー接点、31
は油温上昇運転装置3に相当する油温上昇装置である。
【0022】次に、この実施の形態の動作を説明する
が、まず通常時の動作を図2によって説明する。通常
時、電磁クラッチ18は運転制御装置21からの指令に
より付勢されて動作し、電動機9と油圧ポンプ17とは
結合されている。起動時主接点15が付勢され、またイ
ンバータ13に制御指令が与えられると、コンバータ1
1で直流に変換され、インバータ13で交流に変換され
た電力が電動機9に供給される。
【0023】これで、電動機9は電磁クラッチ18を介
して油圧ポンプ17を駆動し、油タンク16内の油は、
電磁弁19及び配管20を通って油圧シリンダへ供給さ
れてかご(図示しない)を上昇させる。かごの下降時
は、運転制御装置21からの指令により、ソレノイド1
9aが付勢され、電磁弁19は油の流路を切り換える。
これで、油圧シリンダから油が油タンク16へ戻され
て、かごを下降させる。そして、かごの上昇及び下降
時、所定の走行パターンに応じて電動機9の回転速度が
制御されることにより、かごの昇降速度が制御される。
【0024】次に、油温上昇運転時の動作を図1〜図3
によって説明する。ステップS1で前回測定された油温
検出器1からの油温THを前回油温THBとし、今回の
入力値を新しく油温THに設定する。ステップS2で油
温THが油温上昇開始温度以下かを判定し、以下であれ
ばステップS3へ進んで低温検出接点25aを閉成し、
越えていればステップS4へ進んで低温検出接点25a
を開放する。
【0025】ステップS5で低温検出リレー26が付勢
されているかを判定する。油温が低い場合はステップS
3で低温検出接点25aが閉成するので、低温検出リレ
ー26は付勢され、接点26a,26bは閉成し、接点
26cは開放する。一方、油温上昇時限リレー27は、
通常時(+)−(25b)−(26c)−(27)−
(−)の回路で付勢されており、接点27a,27bは
閉成している。このため、接点26aの閉成により低温
検出リレー26は自己保持される。また、接点26cの
開放により、油温上昇時限リレー27は消勢されて時限
のカウントを開始する。この時限は油温を上昇させるの
に必要な時間に設定されている。
【0026】また、異常検出リレー接点30は閉成して
いるため、接点26bが閉成すると、油温上昇装置31
が動作する。すなわち、運転制御装置21は電磁クラッ
チ18を消勢するため、電動機9は油圧ポンプ17から
切り離されて回転する。これで、電動機9の発熱及び油
の回転損失エネルギーにより、油温は次第に上昇する。
これが油温上昇運転である。そして、所定時間が経過す
ると、油温上昇時限リレー27は復帰して接点27aは
開放する。
【0027】このとき、油温が油温上昇開始温度よりも
高ければ、低温検出接点25aも開放しているので、低
温検出リレー26は消勢し、接点26a,26bは開放
し、接点26cは閉成する。接点26bの開放により、
油温上昇装置31は不動作となり、電動機9は停止して
油温上昇運転は終了する。
【0028】さて、ステップS5で低温検出リレー26
が消勢されていると判定されると、油温上昇運転は行わ
れず、ステップS18へ進み、初期設定として初期値フ
ラグSYOKIを「0」に設定する。低温検出リレー2
6が付勢されている場合はステップS6へ進み、油温上
昇処理の初期かを判定する。初期であれば、初期値フラ
グSYOKIは「0」のため、ステップS7へ進み、回
転速度Nをαに初期設定し、初期値フラグSYOKIを
「1」に設定する。αは例えば図4のフローチャートを
1分ごとに処理することとし、10分間に油温15℃
(油温上昇開始温度)から25℃まで上昇させるのに必
要な回転速度である。その後、ステップS13へ進む。
【0029】ステップS6で初期値フラグSYOKIが
「1」であれば、ステップS8へ進み、今回の油温TH
と前回の油温THBとの差を演算して温度上昇値THD
とする。ステップS9で温度上昇値THDが所定値TH
S(例えば零)よりも低いかを判定し、低ければ油温上
昇運転をしているにもかかわらず油温が上昇していない
ため、油温検出器1等の故障と判断する。そして、ステ
ップS10へ進んで異常検出リレー接点30を開放す
る。これで、油温上昇装置31は不動作となり油温上昇
運転は終了する。
【0030】ステップS9で温度上昇値THDが所定値
THS以上であれば、ステップS11へ進み、異常検出
リレー接点30を閉成して、油温上昇運転を継続する。
次に、ステップS12へ進み、電動機9の回転速度Nを
(1/THD)×Nによって演算する。例えば第1周期
(例えば1分)で1℃上昇すれば、温度上昇値THDは
1で回転速度Nはαとなる(初期値はN=α)。第2周
期で温度上昇値THDが0.5であれば、第1周期の回
転速度を2倍した値が第2周期での回転速度(2×α)
とする。
【0031】ステップS13で夜間の時間帯かを判断
し、夜間でないときはステップS14へ進み、夜間検出
接点28を開放し、ステップS15で電動機9の回転速
度をNに設定し、所定値THSをβ(温度上昇の確認用
所定値)に設定する。次に、夜間の時間帯では、エレベ
ーターの使用頻度は小さい。また、機械室の近くに居室
がある場合、電動機9の回転音、電磁接触器の動作音な
どの騒音が心配される。そこで、ステップS13で夜間
の時間帯と判断されると、ステップS16へ進み、夜間
検出接点28を閉成し、ステップS17で電動機9の回
転速度Nを1/2に設定して制御する。また、所定値T
HSをβ/2に設定する。
【0032】これは、夜間電動機9の回転速度Nを1/
2にすると、温度上昇値THDも1/2になるため、ス
テップS9,S10で異常検出することを防止するもの
である。また、夜間検出接点28の閉成により、(+)
−(27b)−(28)−(29)−(−)の回路で、
延長時限リレー29が付勢され、接点29aが閉成す
る。これで、低温検出リレー26は自己保持を継続す
る。すなわち、油温上昇時限リレー27は設定時限が満
了すると不動作となり、接点27aは開放するが、接点
29aの閉成により低温検出リレー26は消勢されな
い。
【0033】これで、油温上昇装置31は動作を継続
し、油温上昇制限時間は延長され、夜間は昼間の時間帯
の半分の回転速度で、2倍の時間をかけて油温上昇運転
を行うことにより、電動機9の回転音及び電磁接触器の
動作回数も半減し、周囲環境に与える騒音は低減する。
ここで、ステップS8は油温上昇値検出手段4を、ステ
ップS9は異常判別手段7を、ステップS10は異常停
止指令手段を、ステップS12,S14〜S17は電動
機回転速度調整手段5を、ステップS13は環境条件設
定手段6を構成している。
【0034】図1のステップS9では温度上昇値THD
が所定値THSよりも小さいときを異常と判別するもの
としたが、温度上昇値THDが所定範囲よりも小さいと
き及び大きいとき、共に異常と判別するようにすれば、
更に望ましいものとなる。また、上記実施の形態では、
リレー回路を含めた構成で説明したが、すべてソフトウ
ェアで構成することも可能であり、同様の効果が得られ
ることは明白である。また、図1のステップS2の油温
上昇開始温度を環境条件設定手段6で設定された条件に
従って変更することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
及び第7発明では、電動機の回転速度を油温上昇値に基
づいて制御するようにしたため、室温の影響を受けず
に、油温を一定時間で一定温度まで上昇させることがで
きる効果がある。
【0036】また、第2発明では、油温上昇運転時の電
動機の回転速度を、環境条件によって変更するようにし
たため、周囲環境に悪影響を与えない油温上昇運転を行
うことができる効果がある。
【0037】また、第3発明では、油温上昇運転時の電
動機の回転速度を、環境条件によって通常の油温上昇運
転時よりも低い値にし、第4発明では更に長時間にする
ようにしたため、電動機の回転音及び電磁接触器の動作
回数を軽減して、夜間等でも静粛な環境を保つことがで
きる効果がある。
【0038】また、第5発明では、油温上昇運転中の油
温上昇値が所定範囲外になると、油温上昇運転の異常と
判別するようにしたため、油温検出器、油温上昇装置等
の異常を検出することができる効果がある。
【0039】また、第6発明では、油温上昇運転の異常
が判別されると、電動機を停止させるようにしたため、
むだな油温上昇運転をしたり、機器を損傷させたりする
ことを防止することができる効果がある。
【0040】また、第8発明では、油温上昇運転時の電
動機の回転速度を、油温上昇値及び環境条件に従って変
更し、油温上昇値が所定範囲外になると、油温上昇運転
の異常と判別するとともに、環境条件に従って異常判別
の範囲を変更するようにしたため、更に安定した油温上
昇運転を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す要部機能構成
図。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す全体構成図。
【図3】 この発明の一実施の形態を示す制御回路図。
【図4】 この発明の一実施の形態を示す動作フローチ
ャート。
【符号の説明】
1 油温検出器、3 油温上昇運転装置、4 油温上昇
値検出手段、5 電動機回転速度調整手段、6 環境条
件設定手段、7 異常判別手段、8 電動機駆動装置、
9 電動機、16 油タンク、17 油圧ポンプ、18
電磁クラッチ、26 油温検出リレー、27 油温上
昇時限リレー、28 夜間検出接点、29 延長時限リ
レー、30 異常検出リレー接点、31 油温上昇装
置、S8油温上昇値検出手段、S9 異常判別手段、S
10 異常停止指令手段、S12,S14〜S17 電
動機回転速度調整手段、S13 環境条件設定手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油タンク内に浸漬された電動機により油
    圧ポンプを可変速運転して油圧エレベーターのかごを昇
    降させ、上記油中に設置された油温検出器が所定値以下
    の油温を検出すると、上記電動機を上記油圧ポンプから
    切り離して駆動して上記油温を上昇させる装置におい
    て、上記油温上昇運転中の油温上昇値に基づいて上記電
    動機の回転速度を制御する電動機回転速度調整手段を備
    えたことを特徴とする油圧エレベーターの油温上昇運転
    装置。
  2. 【請求項2】 油温上昇運転時の電動機の回転速度を変
    更させる環境条件を設定する環境条件設定手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベーターの油
    温上昇運転装置。
  3. 【請求項3】 油温上昇運転時の電動機の回転速度を、
    通常の油温上昇運転時よりも低い値にさせる環境条件を
    設定する環境条件設定手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の油圧エレベーターの油温上昇運転装置。
  4. 【請求項4】 油温上昇運転時の電動機の回転速度を、
    通常の油温上昇運転時よりも低い値にし、かつ上記通常
    の油温上昇運転時よりも長時間にする環境条件を設定す
    る環境条件設定手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の油圧エレベーターの油温上昇運転装置。
  5. 【請求項5】 油温上昇運転中の油温上昇値が所定範囲
    外になると上記油温上昇運転の異常と判別する異常判別
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の油圧エレ
    ベーターの油温上昇運転装置。
  6. 【請求項6】 異常判別手段が異常を判別すると、電動
    機を停止させる指令を出力する異常停止指令手段を設け
    たことを特徴とする請求項5記載の油圧エレベーターの
    油温上昇運転装置。
  7. 【請求項7】 油タンク内に浸漬された電動機により油
    圧ポンプを可変速運転して油圧エレベーターのかごを昇
    降させ、上記油中に設置された油温検出器が所定値以下
    の油温を検出すると、上記電動機を上記油圧ポンプから
    切り離して駆動して上記油温を上昇させる装置におい
    て、上記油温上昇運転中の油温上昇値を検出する油温上
    昇値検出手段と、上記検出された油温上昇値により上記
    電動機の回転速度の指令値を変更する電動機回転速度調
    整手段とを備えたことを特徴とする油圧エレベーターの
    油温上昇運転装置。
  8. 【請求項8】 油タンク内に浸漬された電動機により油
    圧ポンプを可変速運転して油圧エレベーターのかごを昇
    降させ、上記油中に設置された油温検出器が所定値以下
    の油温を検出すると、上記電動機を上記油圧ポンプから
    切り離して駆動して上記油温を上昇させる装置におい
    て、上記油温上昇運転中の油温上昇値を検出する油温上
    昇値検出手段と、上記油温上昇運転時の上記電動機の回
    転速度を変更させる環境条件を設定する環境条件設定手
    段と、上記検出された温度上昇値及び上記設定された環
    境条件に従って上記電動機の回転速度の指令値を変更す
    る電動機回転速度調整手段と、上記油温上昇運転中の油
    温上昇値が所定範囲外になると上記油温上昇運転の異常
    と判別するとともに、上記設定された環境条件に従って
    上記所定範囲を変更する異常判別手段とを備えたことを
    特徴とする油圧エレベーターの油温上昇運転装置。
JP8062427A 1996-03-19 1996-03-19 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 Pending JPH09255262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004046562A1 (ja) * 2002-11-15 2004-06-03 Daikin Industries, Ltd. 自律型インバータ駆動油圧ユニットの昇温制御方法およびその装置

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