JPH09252378A - 情報入出力機器用状態監視アダプタ - Google Patents

情報入出力機器用状態監視アダプタ

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JPH09252378A
JPH09252378A JP8057848A JP5784896A JPH09252378A JP H09252378 A JPH09252378 A JP H09252378A JP 8057848 A JP8057848 A JP 8057848A JP 5784896 A JP5784896 A JP 5784896A JP H09252378 A JPH09252378 A JP H09252378A
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JP
Japan
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output device
signal
command
printer
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Pending
Application number
JP8057848A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Oka
賢一郎 岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN回線にプリンタを始めとする情報入出
力機器が操作者から遠方に設置されている場合、ホスト
コンピュータ側からは情報入出力機器の詳細な状態を確
認することができない。そこで、既存の情報入出力機器
およびシステム環境をそのまま用いつつ、情報入出力機
器の状態を遠方から監視できる情報入出力機器用状態監
視アダプタを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ(4)と情報入出力
機器(5)の間の信号線群(10)の信号状態を判断す
る信号状態判断回路(11)、この信号状態判断回路
(11)の出力に応じて動作指示信号を出力する駆動制
御回路(12)と、この駆動制御回路(12)の出力に
応じて人間が知覚できる報知情報を出力する遠方報知出
段(13)とを内蔵し、既設の信号線群(10)に後か
ら挿入接続可能なコネクタ(8、9)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ入出力を
行う例えばイメージスキャナ、プリンタ、プロッタ、フ
ァクシミリ、複写機等の情報入出力機器の状態を監視
しその状態を遠方に報知させる、特に状態監視機能を持
たない情報入出力機器に後装着できる情報入出力機器用
状態監視アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、イメージスキャナ、プリンタ、プ
ロッタ、またはプリンタとしての機能も併せ持つファク
シミリ、複写機などの情報入出力機器を遠方に設置して
ホストコンピュータから操作する使い方が増えている。
特に、LAN(Local Area Network)上でホストコンピュー
タの操作を行う操作者から情報入出力機器にデータを出
力するときに、操作者のいる場所から情報入出力機器の
詳細情報を確認したいという要求がある。
【0003】通常、情報入出力機器がネットワークに接
続されている構成では、情報入出力機器が双方向通信と
各種の状態問い合わせコマンドに対応していることと、
ネットワークが情報入出力機器の発する詳細情報を操作
者に伝える機能を持つことが要件となる。しかし、既存
の情報入出力機器と既存のネットワークでは操作者の場
所から機器の状態を監視することはできない。
【0004】そこで、情報入出力機器から直接遠方に状
態を伝える方法がある。図9は、例えば特開平5−21
2943号公報に記載された従来の機器の動作確認装置
を備えた情報入出力機器の一種であるファクシミリ装置
を示す斜視図である。図において、1はファクシミリ本
体、2はアクリル棒、3は発光部である。ファクシミリ
本体1の動作中はその状態に応じて発光部3から外部に
有色光が放射される。ユーザは遠方からこれを確認し
て、受信・送信・使用中・使用可能を判別することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の機器
の動作確認装置では、発光部やこの発光部を制御する回
路等が対象となる情報入出力機器の内部に組み込まれて
いなければならず、このため、動作確認機能を内蔵して
いない旧式既存の機器即ち双方向通信に対応していない
とか、各種の状態問い合わせコマンドに対応していない
とか、或いは動作状態をネットワークを経由しないで遠
方に伝達する手段を内蔵していない等の機器は対象外と
なり、その動作状態を確認することはできないという問
題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、動作確認機能を内蔵していない
旧来の情報入出力機器にそのまま使用することを可能と
し、また、ネットワークが情報入出力機器の発する詳細
情報を操作者に伝える機能を持たない旧来のネットワー
クをそのまま使用することを可能となし、情報入出力機
器の状態を遠方から監視することができる情報入出力機
器用状態監視アダプタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
情報入出力機器用状態監視アダプタは、ホストコンピュ
ータと情報入出力機器の間の信号線群を通過する信号状
態を判断する信号状態判断回路と、この信号状態判断回
路の出力に応じて動作指示信号を出力する駆動制御回路
と、この駆動制御回路の出力に基づいて報知情報を出力
する遠方報知手段と、信号線群に対して挿入接続可能な
接続手段とを備えたものである。
【0008】請求項2の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項1の発明において、信号状
態判断回路が、特定の単一信号線上を流れる信号状態を
監視するものである。
【0009】請求項3の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、ホストコンピュータと情報入出力
機器の間の複数の信号線を流れる信号の組合せで表現さ
れるコマンドを解釈するコマンドインタープリタ部と、
このコマンドインタープリタ部の出力に応じて動作指示
信号を出力する駆動制御回路と、この駆動制御回路の出
力に基づいて報知情報を出力する遠方報知手段と、複数
の信号線に対して挿入接続可能な接続手段とを備えたも
のである。
【0010】請求項4の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項3の発明において、コマン
ドインタープリタ部は、情報入出力機器用状態監視アダ
プタ自体の動作を制御するコマンドを受け取った場合に
は、動作制御を実行すると共に、このコマンドを消去し
て情報入出力機器にデータを出力するものである。
【0011】請求項5の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項3または4の発明におい
て、傍受する対象である情報入出力機器用のコマンドを
予め登録可能にするメモリ手段を備えたものである。
【0012】請求項6の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項1乃至5のいずれかの発明
において、ホストコンピュータのアダプタドライバから
発せられる監視対象とする情報入出力機器の現在状態に
ついての問い合わせに対し、問い合わせ条件を満たして
いれば駆動制御回路を動作させるものである。
【0013】請求項7の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項1乃至6のいずれかの発明
において、遠方報知手段は、報知情報を天井または壁面
にレーザー光を照射できる可視光半導体レーザーであ
る。
【0014】請求項8の発明に係わる情報入出力機器用
状態監視アダプタは、請求項1乃至6のいずれかの発明
において、遠方報知手段は、電子音または音声等の音を
用いるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図を参照して説明する。
【0016】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1を示す斜視図である。図において、4はホストコン
ピュータ、5は情報入出力機器としての例えばプリンタ
である。6はホストコンピュータ4とプリンタ5を接続
するプリンタケーブル、7はプリンタ5のコネクタとプ
リンタケーブル6の間を直接接続する情報入出力機器例
えばプリンタ用の状態監視アダプタである。15はホス
トコンピュータ4上で動作するアダプタドライバの表示
画面、16は例えば後述される遠方報知手段のレーザー
ポインタから天井に照射されたレーザー光の光点であ
る。勿論このレーザー光は天井以外の壁面を照射するよ
うにしてもよい。
【0017】図2は状態監視アダプタ7の内部構成の一
例を示す構成図である。図において、8はホストコンピ
ュータ4側への外部接続部である接続手段としてのコネ
クタ、9はプリンタ5側への外部接続部である接続手段
としてのコネクタ、10はコネクタ8、9へ各々接続さ
れる信号線群、11は信号線群10に接続され、信号線
群10を通過する信号状態を判断する信号状態判断回
路、12は信号状態判断回路11に接続され、この信号
状態判断回路11の出力に基づいて動作指示信号を出力
する駆動制御回路、13は駆動制御回路12に接続さ
れ、この駆動制御回路12からの動作指示信号に基づい
て報知情報を発生する遠方報知手段である。
【0018】遠方報知手段13は例えば可視光半導体レ
ーザーとレンズ系で構成されたレーザーポインタからな
り、このレーザーポインタから報知情報としての可視光
レーザー光を天井に向かって照射する。14は信号状態
判断回路11、駆動制御回路12および遠方報知手段1
3に接続され、これらを全体的に制御する制御回路であ
る。
【0019】次に、動作について説明する。状態監視ア
ダプタ7は、常時ホストコンピュータ4とプリンタ5の
間で信号線群10上を流れる情報を監視する。そして、
状態監視アダプタ7内の信号状態判断回路11はホスト
コンピュータ4側のコネクタ8とプリンタ5側のコネク
タ9の間を接続する信号線群10を流れる信号を傍受
し、プリンタ5の状態を推測する。即ち、信号状態判断
回路11は、信号線群10を流れる信号の内指定された
信号状態を監視し、監視条件を満たしている場合にこれ
をプリンタ5の推測結果として駆動制御回路12に対応
する動作指示信号を出力する。
【0020】駆動制御回路12は、信号状態判断回路1
1から動作指示信号を受けると、遠方報知手段13のレ
ーザーポインタを駆動する。駆動されたレーザーポイン
タは可視光レーザー光をプリンタ5の状態を表す報知情
報として天井に向かって照射し、光点16を形成する。
従って、この天井に照射される光点16の有無によりホ
ストコンピュータ4から遠方に設置されたプリンタ5の
状態を目視により読み取り、プリンタ5の状態を確認で
きる。なお、プリンタ5の状態を表し方としては、例え
ば、プリンタ5が空いていればレーザー光を一定時間点
灯(光点16が有る状態)し、占有されていれば消灯
(光点16が無い状態)のままとするなどが考えられ
る。
【0021】ここで、状態監視アダプタ7の動作は、ホ
ストコンピュータ4上のプログラムであるアダプタドラ
イバから設定する。アダプタドライバを実行すると、表
示画面15として図1に示すような設定画面が表示され
る。この設定画面は、プリンタ5の現在の状態を問い合
わせて、結果をレーザー光の光点16で表示するもので
ある。例えば、READY(プリンタは現在空いているか)
かと問い合わせたとき、アダプタドライバは状態監視ア
ダプタ7にREADY状態かどうかを確認するように指示を
出し、信号状態判断回路11の動作を規定することにな
る。
【0022】このように、本実施の形態では、状態監視
アダプタをホストコンピュータとプリンタの間に接続す
ることにより、既設のプリンタや接続環境を用いつつ、
遠方に設置されたプリンタの状態を監視することができ
る。また、遠方報知手段として可視光半導体レーザーを
用いることで、天井や壁に照射された光点の状態を監視
するだけで、容易にプリンタの状態を確認できる。
【0023】実施の形態2.本実施の形態は、この発明
をプリンタとして例えば熱転写プリンタを想定したデー
タをパラレルに伝送するいわゆるパラレルインタフェー
スであるセントロニクス(Centronics)インタフェース
が介在するシステムに適用した場合の一例で、信号状態
判断回路11が特定の単一の信号線上を流れる信号状態
を監視するものである。状態監視アダプタ7の回路構成
としては、例えば図1と同様のものを使用してよい。
【0024】熱転写プリンタを想定したセントロニクス
インタフェースにおけるコネクタ8のピン配置の一例を
図3に示す。ここでは、信号線群10のうち、例えばBU
SY、EOP、EOI、ONLINEがこの用途に使用できるものであ
る。各信号線の機能は次のとおりである。 BUSY: ハイレベル時、データ受信不可能 EOP: ハイレベル時、ペーパーカセットに用紙がない
状態を示す EOI: ハイレベル時、インクシートが終了した状態を
示す ONLINE: ハイレベル時、オンライン状態を示す FAULT: ローレベル時、プリンタ異常を示す
【0025】上述の信号線は、特定の単一の信号線上を
流れる信号が直接プリンタ5の現状をホストコンピュー
タ4に伝えるものである。従って、これらの信号線上を
流れる信号状態を信号状態判断回路11で監視すること
により、プリンタ5の状態を知ることができる。なお、
図3はインタフェースとしてセントロニクスインタフェ
ースの例であるが、他のインタフェースであっても同様
に単一の信号線上を流れる信号でプリンタの状態を伝え
るものであれば同様に利用できる。
【0026】このように、本実施の形態でも、状態監視
アダプタをホストコンピュータとプリンタの間に接続す
ることにより、既設のプリンタや接続環境を用いつつ、
遠方に設置されたプリンタの状態を監視することがで
き、また、本実施の形態では、信号状態判断回路が特定
の状態を示す単一の信号線上を流れる信号状態を監視す
ることで、プリンタの状態を確実に判別することができ
る。
【0027】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3を示す構成図である。図4において、図1と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
図において、7Aは図1におけるプリンタ5側のコネク
タ9とプリンタケーブル6の間を直接接続する情報入出
力機器例えばプリンタ用の状態監視アダプタ、19はコ
ネクタ8および9間に信号線群10を介して設けられ、
複数の信号線を流れる信号の組合せで表現されるコマン
ドを解釈するコマンドインタープリタ部、20は制御回
路14およびコマンドインタープリタ部19に接続さ
れ、傍受する対象であるプリンタのコマンドを予め登録
しているメモリ手段である。その他の構成は、図1と同
様である。
【0028】通常、単一の信号線でプリンタ5の状態を
示すものは種類が少なく限られている。そこで、複数の
信号線を流れる信号の組合せで表現されるコマンドを解
釈することでもプリンタ5の状態を判断する。コマンド
を解釈するのが上述のコマンドインタープリタ部19で
ある。コマンドインタープリタ部19には、状態監視ア
ダプタ7A自体の動作を制御させるコマンドを解釈させ
る機能を持たせることもできる。
【0029】次に、動作について、図5を参照して説明
する。ホストコンピュータ4がプリンタ5の状態を監視
するために、状態監視アダプタ7Aにコマンドを送る。
この場合、状態監視アダプタ7Aのためのコマンドは、
プリンタ5用のコマンドには定義されていないコマンド
を用いることにより区別する。プリンタ5および状態監
視アダプタ7Aは実質的に一本のプリンタケーブル6上
の信号線群10に接続され、共にホストコンピュータ4
からコマンドで制御されるので、同じプリンタケーブル
6上を状態監視アダプタ7Aに対するコマンドとプリン
タ5に対するコマンドが混在して流れることになる。そ
こで、状態監視アダプタ7Aに対するコマンド系列を(c
om1, com2, com3)、プリンタ5に対するコマンド系列を
(comA, comB, comC, …)とする。
【0030】まず、ステップS1において、混在するコ
マンドが状態監視アダプタ7Aに入力される。ホストコ
ンピュータ側コネクタ8から入ったコマンド系列は、ス
テップS2において、コマンドインタープリタ部19に
より状態監視アダプタ7A自身を制御するものか、つま
り、コマンド系列(com1, com2, com3)で表されるアダプ
タ用コマンドか、または、プリンタ5を制御するもの
か、つまり、コマンド系列(comA, comB, comC, …)で表
されるプリンタ用コマンドかが判別される。アダプタ用
コマンドであれば、コマンド系列(com1, com2, com3)は
アダプタ自身を制御するコマンドであるので、ステップ
S3において、そのコマンドを実行する。これにより、
例えば、レーザー光の照射方法の設定や、照射方法の制
御項目として、光量調整、全点燈や点滅等の点燈形式、
点燈時間の設定等がメモリ手段20に対して実行され
る。そして、ステップS4において、アダプタ用コマン
ドはプリンタ5には関係がないので、コマンド系列(com
1, com2, com3)を消去し、ステップS7でコネクタ9側
のプリンタ5へは出力しないようにする。
【0031】一方、ステップS2でアダプタ用コマンド
でなければ、即ちプリンタ用コマンドであれば、ステッ
プS5において、そのコマンドは状態監視アダプタ7A
の監視対象のプリンタ用コマンドかどうかが予めメモリ
手段20に登録されているデータを参照して判別され
る。そして、監視対象のプリンタ用コマンドであれば、
ステップS6において、そのコマンドに対するアダプタ
内の処理を実行する。例えば、画像データ転送コマンド
を待っていて、これを受けた場合、データ転送中に入っ
たということで、つまり、監視対象としているコマンド
により、プリンタ5の状態を判断することができるの
で、コマンドインタープリタ部19は、駆動制御回路1
2に動作指示信号を出力する。
【0032】駆動制御回路12は、コマンドインタープ
リタ部19から動作指示信号を受けると、遠方報知手段
13のレーザーポインタを駆動する。駆動されたレーザ
ーポインタは可視光レーザー光をプリンタ5の状態を表
す報知情報として天井に向かって照射し、光点16(図
1参照)を形成する。従って、上述のごとく、この場合
もこの天井に照射される光点16の有無によりホストコ
ンピュータ4から遠方に設置されたプリンタ5の状態を
目視により読み取り、プリンタ5の状態を確認できる。
なお 、ステップS5でホストコンピュータ側コネクタ
8から入力されたプリンタ用コマンドの内監視対象外の
コマンドは、ステップS7でそのままプリンタ側コネク
タ9を介してプリンタ5に出力する。
【0033】このように、本実施の形態も、上記実施の
形態と同様の効果が得られると共に、更に、本実施の形
態では、状態監視アダプタに対するコマンドをプリンタ
に対するコマンドと別に定義することにより、プリンタ
および状態監視アダプタを一括してホストコンピュータ
から制御することができ、かつ、状態監視アダプタのコ
マンドはプリンタに影響を与えないようにすることがで
きる。
【0034】なお、本実施の形態では、状態監視アダプ
タのためのコマンドを消去してからプリンタに出力して
いるが、プリンタが無効なコマンドを入力すると無視す
る場合もある。この場合は、必ずしも状態監視アダプタ
内でコマンドを消去しなくてもよい。また、コマンドイ
ンタープリタ部が、傍受する対象であるプリンタのコマ
ンドを予めメモリ手段20に登録して置く代わりに、外
部から設定するようにしてもよい。
【0035】実施の形態4.本実施の形態は、ホストコ
ンピュータのアダプタドライバから発せられる対象とす
るプリンタの現在状態についての問い合わせに対し、問
い合わせ条件を満たしていれば駆動制御回路を動作させ
る場合の一例である。情報入出力機器用状態監視アダプ
タの回路構成としては、図1または図4と同様のものを
使用してよいが、ここでは、一例として図1の状態監視
アダプタ7を用いた場合について説明する。
【0036】図6は、ホストコンピュータ4上で動作す
るアダプタドライバの表示画面15を示している。アダ
プタドライバは、表示画面15から状態監視アダプタ7
の動作を設定し、状態監視アダプタ7のためのコマンド
を出力する。ここでは、プリンタ5として熱転写プリン
タ(表示画面15中のS6600−30に相当)、遠方
報知手段13としてレーザー光照射を行うレーザーポイ
ンタ(表示画面15中のレーザー光に相当)を示してい
る。
【0037】次に、動作について説明する。まず、図6
の左側に示したアダプタドライバの基本となる表示画面
15を用いて、状態監視アダプタ7が監視する機器を選
択する。この画面では、リストの中から機種名を選択す
る形式になっていて、マウスのクリック操作により選択
する。選択された機器に対応して、監視すべきコマンド
が切り換えられる。また、画面の右側にはボタンが並ん
でいる。
【0038】表示画面15において、自動応答ボタン2
1をクリックすると、自動応答用の画面22が開かれ
る。この画面は、アダプタドライバから対象とするプリ
ンタ5に対して監視すべき状態変化を指定しておいて、
条件を満たしたときに駆動制御回路12を動作させると
いう制御を設定するものである。監視対象となるプリン
タ5の状態変化は、例えば、印刷終了、EOP(End Of Pap
er)、EOI (End Of Ink)、ジャム等のプリンタ5の異常
を想定している。各々の状態変化は次のように判定でき
る。 印刷終了: プリンタへのデータ転送コマンドの終
了、ページ終了コマンドなどの監視 EOP: Centronicsインタフェース信号のEOP
信号の監視 EOI: Centronicsインタフェース信号のEOI
信号の監視 プリンタ異常: Centronicsインタフェース信号のFAUL
T信号の監視 なお、図6においては、自動応答用の画面22上で印刷
終了とプリンタ異常の2項目にチェックマークが付けら
れ、この2項目を監視対象として設定したことを示して
いる。
【0039】また、表示画面15において、問合わせボ
タン23をクリックすると、問合わせ用の画面24が開
かれる。この画面24は、アダプタドライバから発せら
れる対象とするプリンタ5の現在状態についての問合わ
せに対し、条件を満たしていれば即座に駆動制御回路1
2を動作させるという制御を設定するものである。監視
対象となるプリンタ5の状態は、ONLINE、READY、プリ
ンタ異常を想定している。各々の現在状態は次のように
判定できる。 ONLINE: セントロニクスインタフェース信号の
ONLINE信号の監視 READY: セントロニクスインタフェース信号の
BUSY信号の監視 プリンタ異常: セントロニクスインタフェース信号の
FAULT信号の監視 なお、図6においては、問合わせ用の画面24上ではRE
ADYが選択され、問合わせボタン25をクリックする
と、アダプタドライバが状態監視アダプタ7へREADY信
号を確認するためのコマンドを発する。状態監視アダプ
タ7はこのコマンドを実行し、READY状態であれば即座
にレーザー光を照射することでYESと回答する。
【0040】さらに、表示画面15において、レーザー
光ボタン26をクリックすると、レーザー光制御用の画
面27が開かれる。この画面27は、レーザー光の照射
方法を指定するために用いる。照射方法の制御項目とし
て、光量調整、全点燈や点滅などの点燈形式、点燈時間
などが設定できる。
【0041】このように、本実施の形態も、上記実施の
形態と同様の効果が得られると共に、更に、本実施の形
態では、ホストコンピュータ上でアダプタドライバの表
示画面から状態監視アダプタの動作を制御することがで
き、遠方に設置されたプリンタの状態を監視するため特
に有用である。
【0042】実施の形態5.なお、上述した遠方報知手
段13はレーザー光以外に電子音や音声などの音による
ものであっても同様の効果を得ることができる。また、
状態監視アダプタ7または7Aは、図7に示すようにホ
ストコンピュータ4側に接続されていても、或いは図8
に示すように複数のホストコンピュータ4a、4b、4
cが接続されて構成されたネットワークに接続されてい
る場合であってもよい。また、上記各実施の形態では、
情報入出力機器としてプリンタの場合を例にとり説明し
たが、これに限定されることなく、データ入出力を行う
例えばイメージスキャナ、プリンタ、プロッタ、フ ァ
クシミリ、複写機等その他の情報入出力機器にも同様に
適用でき、同様の効果を奏する。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ホストコンピ
ュータと情報入出力機器の間の信号線群を通過する信号
状態を判断する信号状態判断回路と、この信号状態判断
回路の出力に応じて動作指示信号を出力する駆動制御回
路と、この駆動制御回路の出力に基づいて報知情報を出
力する遠方報知手段と、信号線群に対して挿入接続可能
な接続手段とを備えたので、動作確認機能を内蔵してい
ない既設の情報入出力機器や接続環境を用いつつ、遠方
に設置された情報入出力機器の状態を容易に監視するこ
とができるという効果がある。
【0044】請求項2の発明によれば、信号状態判断回
路が、特定の単一信号線上を流れる信号状態を監視する
ので、情報入出力機器の状態を確実に判別することがで
きるという効果がある。
【0045】請求項3の発明によれば、ホストコンピュ
ータと情報入出力機器の間の複数の信号線を流れる信号
の組合せで表現されるコマンドを解釈するコマンドイン
タープリタ部と、このコマンドインタープリタ部の出力
に応じて動作指示信号を出力する駆動制御回路と、この
駆動制御回路の出力に基づいて報知情報を出力する遠方
報知手段と、複数の信号線に対して挿入接続可能な接続
手段とを備えたので、動作確認機能を内蔵していない既
設の情報入出力機器や接続環境を用いつつ、遠方に設置
された情報入出力機器の状態を容易に監視することがで
き、また、情報入出力機器および情報入出力機器用状態
監視アダプタを一括してホストコンピュータから制御す
ることができ、しかも、特定の状態を示す単一の信号線
以外のコマンドから情報入出力機器の状態を判断するこ
とができるという効果がある。
【0046】請求項4の発明によれば、コマンドインタ
ープリタ部は、情報入出力機器用状態監視アダプタ自体
の動作を制御するコマンドを受け取った場合には、動作
制御を実行すると共に、このコマンドを消去して情報入
出力機器にデータを出力するので、情報入出力機器用状
態監視アダプタのコマンドを情報入出力機器に対して影
響を与えないようにすることができるという効果があ
る。
【0047】請求項5の発明によれば、傍受する対象で
ある情報入出力機器用のコマンドを予め登録可能にする
メモリ手段を備えたので、外部から傍受する対象である
情報入出力機器のコマンドを設定できるという効果があ
る。
【0048】請求項6の発明によれば、ホストコンピュ
ータのアダプタドライバから発せられる監視対象とする
情報入出力機器の現在状態についての問い合わせに対
し、問い合わせ条件を満たしていれば駆動制御回路を動
作させるので、ホストコンピュータ側から情報入出力機
器に問い合わせ応答させることができ、また、状態変化
の監視により、監視条件を満足したときにも応答させる
ことができ、しかも、ホストコンピュータ上でアダプタ
ドライバの表示画面から情報入出力機器用状態監視アダ
プタの動作を制御することができ、特に遠方に設置され
た情報入出力機器の状態を監視するのに有用であるとい
う効果がある。
【0049】請求項7の発明によれば、、遠方報知手段
は、報知情報を天井または壁面にレーザー光を照射でき
る可視光半導体レーザーであるので天井や壁に照射され
た光点の状態を監視するだけで、遠方にいても目視によ
り容易に情報入出力機器の状態を確認できるという効果
がある。
【0050】請求項8の発明によれば、遠方報知手段
は、電子音または音声等の音を用いるので、情報入出力
機器の状態を離れた場所で、遠方にいても聴覚的に容易
に情報入出力機器の状態を確認できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の接続状態を示す斜
視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における情報入出力
機器用状態監視アダプタを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるセントロニ
クスインタフェースを介在したコネクタのピン配置を示
す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3における情報入出力
機器用状態監視アダプタを示す構成図である。
【図5】 図5の動作説明に供するためのフローチャー
トである。
【図6】 この発明の実施の形態4におけるホストコン
ピュータのアダプタドライバの表示画面の操作を示す図
である。
【図7】 この発明の実施の形態5における情報入出力
機器用状態監視アダプタの接続形態図である。
【図8】 この発明の実施の形態5における情報入出力
機器用状態監視アダプタの他の接続形態図である。
【図9】 従来の動作確認装置を備えた情報入出力機器
の一種であるファクシミリ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 ホストコンピュータ、 5 情報入出力機器、7,
7A 状態監視アダプタ、8,9 コネクタ、 10
信号線群、 11 信号状態判断回路、12駆動制御回
路、 13 遠方報知手段、 19 コマンドインター
プリタ部、20 メモリ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと情報入出力機器の
    間の信号線群を通過する信号状態を判断する信号状態判
    断回路と、 該信号状態判断回路の出力に応じて動作指示信号を出力
    する駆動制御回路と、 該駆動制御回路の出力に基づいて報知情報を出力する遠
    方報知手段と、 上記信号線群に対して挿入接続可能な接続手段とを備え
    たことを特徴とする情報入出力機器用状態監視アダプ
    タ。
  2. 【請求項2】 上記信号状態判断回路は、特定の単一信
    号線上を流れる信号状態を監視することを特徴とする請
    求項1記載の情報入出力機器用状態監視アダプタ。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータと情報入出力機器の
    間の複数の信号線を流れる信号の組合せで表現されるコ
    マンドを解釈するコマンドインタープリタ部と、 該コマンドインタープリタ部の出力に応じて動作指示信
    号を出力する駆動制御回路と、 該駆動制御回路の出力に基づいて報知情報を出力する遠
    方報知手段と、 上記複数の信号線に対して挿入接続可能な接続手段とを
    備えたことを特徴とする情報入出力機器用状態監視アダ
    プタ。
  4. 【請求項4】 上記コマンドインタープリタ部は、情報
    入出力機器用状態監視アダプタ自体の動作を制御するコ
    マンドを受け取った場合には、動作制御を実行すると共
    に、該コマンドを消去して上記情報入出力機器にデータ
    を出力することを特徴とする請求項3記載の情報入出力
    機器用状態監視アダプタ。
  5. 【請求項5】 傍受する対象である情報入出力機器用の
    コマンドを予め登録可能にするメモリ手段を備えたこと
    を特徴とする請求項3または4記載の情報入出力機器用
    状態監視アダプタ。
  6. 【請求項6】 上記ホストコンピュータのアダプタドラ
    イバから発せられる監視対象とする情報入出力機器の現
    在状態についての問い合わせに対し、問い合わせ条件を
    満たしていれば上記駆動制御回路を動作させることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報入出力
    機器用状態監視アダプタ。
  7. 【請求項7】 上記遠方報知手段は、報知情報を天井ま
    たは壁面にレーザー光を照射できる可視光半導体レーザ
    ーであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の情報入出力機器用状態監視アダプタ。
  8. 【請求項8】 上記遠方報知手段は、電子音または音声
    等の音を用いたことを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の情報入出力機器用状態監視アダプタ。
JP8057848A 1996-03-14 1996-03-14 情報入出力機器用状態監視アダプタ Pending JPH09252378A (ja)

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