JPH09250934A - 正転逆転検知エンコーダ - Google Patents

正転逆転検知エンコーダ

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JPH09250934A
JPH09250934A JP5982896A JP5982896A JPH09250934A JP H09250934 A JPH09250934 A JP H09250934A JP 5982896 A JP5982896 A JP 5982896A JP 5982896 A JP5982896 A JP 5982896A JP H09250934 A JPH09250934 A JP H09250934A
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JP
Japan
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pair
lens barrel
shutter
rotation
encoder
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Pending
Application number
JP5982896A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nomura
博 野村
Kazuyoshi Azegami
和義 畔上
Hiromitsu Sasaki
啓光 佐々木
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19702511A priority patent/DE19702511C2/de
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  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成からなり、モータの正逆回転時の
回転数及び回転方向を的確に検出でき、出力パルスのタ
イミング設定の調整が容易な正転逆転検知エンコーダを
提供すること。 【構成】 正転逆転を検知すべき回転軸に固定された一
対の回転円板と;この一対の回転円板とそれぞれ対をな
す一対のフォトセンサと;上記一対の回転円板にそれぞ
れ同一の周方向ピッチで形成された光透過部または光反
射部からなるスリット部とを備え、上記一対の回転円板
上のスリット部群は、スリット間隔の1/2以外の位相
ずれを与えて配置され、上記一対のフォトセンサは、同
一位相で配置されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、回転数及び回転方向検知
のための正転逆転検知エンコーダに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】例えばモータを回転駆動し
て所定の機構を駆動する際、発光素子と受光素子を対向
して有するフォトインタラプタと、この両素子間を断続
的に遮る、円周方向に一定間隔で形成したスリットを有
する回転円板とを備えたエンコーダによってモータの回
転を検出し、これに基づき機構動作を制御することがで
きる。
【0003】このような制御を行なう装置では、エンコ
ーダの数をできるだけ増やすことのない簡単な構成によ
り、モータの正逆回転時の回転数及び回転方向を的確に
検出でき、出力パルスのタイミングの設定調整を容易に
行なえることが望ましい。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような問題意識に基づ
き、簡単な構成からなり、モータの正逆回転時の回転数
及び回転方向を的確に検出でき、出力パルスのタイミン
グ設定の調整が容易な正転逆転検知エンコーダを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、正
転逆転を検知すべき回転軸に固定された一対の回転円板
と;この一対の回転円板とそれぞれ対をなす一対のフォ
トセンサと;上記一対の回転円板にそれぞれ同一の周方
向ピッチで形成された光透過部または光反射部からなる
スリット部とを備え、上記一対の回転円板上のスリット
部群は、スリット間隔の1/2以外の位相ずれを与えて
配置され、上記一対のフォトセンサは、同一位相で配置
されていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。この実施形態は、図15に示すレンズシ
ャッタ式ズームレンズカメラに備えた後群移動モータ用
エンコーダに本発明を適用したものである。最初に、こ
の図15について、このズームレンズカメラの概念を説
明する。レンズ構成は、前群レンズL1と後群レンズL
2の2群である。
【0007】カメラ本体には、全体移動モータ制御手段
60、後群移動モータ制御手段61、ズーム操作手段6
2、シャッタレリーズ手段63、測距装置64、測光装
置65、及びAEモータ制御手段66が設けられてい
る。
【0008】全体移動モータ制御手段60は、カメラボ
ディに設けたズームレバー等のズーム操作手段62が操
作されたとき、全体移動モータ25に対し、前群レンズ
L1と後群レンズL2からなるズームレンズをワイド側
からテレ側に移動させるための移動指令、またはテレ側
からワイド側に移動させるための移動指令を与える。撮
影者によるズーム操作手段62の操作によって、焦点距
離が変更され、任意の焦点距離に設定される。ファイン
ダ視野の像倍率は、ズーム操作手段62による焦点距離
変化に連動して変化される。よって撮影者は、ズーム操
作手段62の操作による焦点距離変化を、ファインダ視
野の像倍率変化を観察することで知ることができる。ま
た、ズーム操作手段62の操作によって設定される焦点
距離は、例えば、LCD表示パネル(図示せず)に表示
される数値により認識することができる。
【0009】全体移動モータ制御手段60はまた、シャ
ッタレリーズ手段63が操作されたとき、後群移動モー
タ制御手段61を介して駆動される後群移動モータ30
とともに全体移動モータ25を駆動して、被写体にズー
ムレンズを合焦させる。シャッタレリーズ手段63は、
レリーズボタンから構成されるもので、その一段押しで
測距装置64への測距指令と測光装置65への測光指令
を与え、二段押しで、合焦動作させるとともに、AEモ
ータ制御手段66を介してAF/AEシャッタユニット
21のシャッタ27を動作させる。シャッタ27は、測
光装置65からの測光出力を受けて、そのシャッタ羽根
27aを所定時間開放する。
【0010】ズーム操作手段62は、操作されると、全
体移動モータ25を駆動して前群レンズL1と後群レン
ズL2を一体に移動させる。この移動と同時に後群移動
モータ制御手段61を介して後群移動モータ30を動作
させてもよいが、本ズームレンズカメラにおいて重要な
点は、ズーム操作手段62による前群レンズL1と後群
レンズL2の移動は、焦点の位置を移動させることなく
焦点距離を連続的に変化させる従来のズーミングの概念
では行なわないということである。つまり、ズーム操作
手段62が操作されたとき、 全体移動モータ25のみを動作させて、前群レンズL
1と後群レンズL2を両者の空気間隔を変化させること
なく前後に移動させる態様、及び、 全体移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動
作させて、前群レンズL1と後群レンズL2を両者の空
気間隔を変化させながら移動させる態様、 とが可能である。
【0011】の態様では、特定距離の被写体に常時ピ
ントが合うことはあり得ないが、撮影光学系による像を
観察する訳ではない本カメラのようなレンズシャッタ式
カメラでは、シャッタレリーズ時にピントが合えばよい
から全く問題がない。また、の態様では、焦点位置の
移動を許容しつつ、前群レンズL1と後群レンズL2を
移動させ、シャッタレリーズ時に全体移動モータ25と
後群移動モータ30の双方を動作させてピントを合わせ
る。
【0012】ズーム操作手段62の操作に応じて上記
またはの何れかの制御態様を実行した後、ズーム操作
手段62によって設定される焦点距離の少なくとも一部
の焦点距離域においてシャッタレリーズ手段63が操作
されたとき、全体移動モータ25と後群移動モータ30
の双方を動作させて被写体に合焦させる。このときの全
体移動モータ25と後群移動モータ30による前群レン
ズL1と後群レンズL2の移動量は、測距装置64によ
る被写体距離情報によって得られる移動量だけでなく、
ズーム操作手段62によって設定される焦点距離情報に
よって得られる移動量を加味して決定される。このよう
に、シャッタレリーズ手段63が操作されたとき、全体
移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動作させ
て合焦動作を行わせると、レンズ位置の制御に自由度が
生れ、その制御が容易になる。
【0013】なお、理論的には、ズーム操作手段62の
操作時には、全体移動モータ25と後群移動モータ30
のいずれも動作させずに単にファインダの視野倍率と焦
点距離情報だけを変化させ、シャッタレリーズ手段63
が操作されたときに、その焦点距離情報と測距装置64
による被写体距離情報とにより全体移動モータ25と後
群移動モータ30を同時に動作させて、その焦点距離情
報と被写体距離情報によって一義的に決定される位置に
前群レンズL1と後群レンズL2を移動させることもで
きる。
【0014】次に、主に図13と図14を用いて、上記
概念のズームレンズ鏡筒を具体的にした実施形態を説明
する。本ズームレンズ鏡筒10の概略構成と動作を最初
に説明すると、前方から順に、第1移動鏡筒20、第2
移動鏡筒19、第3移動鏡筒16、及び固定鏡筒ブロッ
ク12が備えられている。第3移動鏡筒16は、固定鏡
筒ブロック12の筒状部に螺合され、回動とともに光軸
方向に進退する。第3移動鏡筒16は、光軸方向に一体
に移動する、回転を規制された直進案内筒17を内方に
有し、第2移動鏡筒19はこの直進案内筒17に対して
相対回転しながら光軸方向に進退する。第1移動鏡筒2
0は、回転を規制されていて、第2移動鏡筒19に対す
る相対回転により光軸方向に進退する。全体移動モータ
25は、固定鏡筒ブロック12に固定され、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載したシャッタ取付台4
0は、第1移動鏡筒20に固定されている。前群レンズ
L1は、レンズ支持筒34に支持された正のパワーを有
するレンズであり、後群レンズL2は、レンズ支持筒5
0に支持された負のパワーを有するレンズである。
【0015】カメラボディのアパーチャ板14の前方に
固定される固定鏡筒ブロック12は、その筒状部の内周
面に、雌ヘリコイド12aと、光軸Oと平行な複数の直
進案内溝12bとを有している。この複数の直進案内溝
12bの1つには、その底部に、所定のパターンを有す
るコード板13aが固定されている。このコード板13
aは、固定鏡筒ブロック12の外方に位置するフレキシ
ブルプリント基板13の一部として構成されている。ア
パーチャ板14は、フィルムへの露光領域を決定するア
パーチャ14aを有する。
【0016】固定鏡筒ブロック12の筒状部には、径方
向外方に膨出しかつ光軸方向に延びるギヤ収納部12c
が形成されている(図11参照)。このギヤ収納部12
cには、光軸方向に長い駆動ピニオン15が回転自在に
収納されている。この駆動ピニオン15はその軸7の両
端部を、固定鏡筒ブロック12に設けた支持孔4とギヤ
支持板31に設けた支持孔31aにそれぞれ回転自在に
支持されている。この駆動ピニオン15の歯面は、固定
鏡筒ブロック12の内周面に突出している。
【0017】固定鏡筒ブロック12の内周には、第3移
動鏡筒16が螺合されている。この第3移動鏡筒16
は、内周面に、光軸方向に延びる複数の直進案内溝16
cを有し、後端部外周に、固定鏡筒ブロック12の雌ヘ
リコイド12aと噛み合う雄ヘリコイド16aと、駆動
ピニオン15と噛み合う外周ギヤ16b(図10参照)
とを有している。駆動ピニオン15は、第3移動鏡筒1
6の光軸方向の全移動域において、この外周ギヤ16と
噛み合う軸方向長さを有する。
【0018】第3移動鏡筒16の内周には、直進案内筒
17が、この第3移動鏡筒16と光軸方向に一体に移動
可能かつ光軸回りに相対回転可能に支持されている。直
進案内筒17は、後部外周に、径方向外方に突出する複
数の係合突起17cを備えた後端フランジ部17dと、
この後端フランジ部17dの前方にやや隙間を開けて設
けた、該フランジ部17dより小径の抜止フランジ部1
7eとを有している。この抜止フランジ部17eの周方
向に、複数の切欠部17fが形成されている。第3移動
鏡筒16は、後端部内周に、径方向内方に突出する複数
の係合突起16d(図13)を有し、この係合突起16
dを上記切欠部17fから挿入して両フランジ部17
d、17e間の隙間に位置させ、直進案内筒17に対し
相対回転することにより該直進案内筒17と結合してい
る。直進案内筒17の後端面には、アパーチャ14aと
略同形の開口23aを有するアパーチャ板23が固定さ
れている。係合突起17cは、固定鏡筒ブロック12の
光軸Oと平行な直進案内溝12bに摺動自在に係合され
ており、回転を規制されている。係合突起17cの1つ
である係合突起17c′には、コード板13aと摺接し
てズーミング時の焦点距離に対応する信号を発生させる
ための接触端子9が固定されている。
【0019】直進案内筒17にはまた、その内周面に、
光軸Oと平行な複数の直進案内溝17aと、この案内筒
17の周壁を貫通しかつ円周方向及び光軸方向に対して
傾斜する複数のリード溝17bとが形成されている。
【0020】直進案内筒17の内周には、第2移動鏡筒
19が嵌合されている。この第2移動鏡筒19は、内周
面に、リード溝17bとは逆傾斜の複数のリード溝19
cを有し、後端部外周に、径方向外方に突出する複数の
断面台形状のフォロア突起19aと、このフォロア突起
19a上に位置するフォロアピン18とを有する。この
フォロアピン18は、リング部材18bと、このリング
部材18bをフォロア突起19a上に支持する中心固定
ねじ18aとからなっている。フォロア突起19aは、
直進案内筒17のリード溝17bに摺動可能に嵌まり、
フォロアピン18は、第3移動鏡筒16の直進案内溝1
6cに摺動可能に嵌まる。よって、第3移動鏡筒16が
回転すると、第2移動鏡筒19が回転しながら光軸方向
に直進移動する。
【0021】第2移動鏡筒19の内周には、第1移動鏡
筒20が嵌合されている。この第1移動鏡筒20は、後
端部外周に備えた複数のフォロアピン24を、対応する
内周リード溝19cに係合させ、かつ直進案内部材22
により直進案内されている。この直進案内部材22は、
図6と図7に示すように、環状部22aと、この環状部
22aから光軸方向に延びる一対の案内脚部22bと、
環状部22aの径方向外方に突出させた、直進案内溝1
7aに摺動自在に係合する複数の係合突起28とを有
し、第1移動鏡筒20の内周面とAF/AEシャッタユ
ニット21の間に案内脚部22bを直進案内可能に挿入
している。
【0022】また直進案内部材22の環状部22aは、
第2移動鏡筒19の後端部に、光軸方向に一体に移動可
能かつ光軸回りに相対回転可能に結合されている。この
直進案内部材22は、後部外周に、径方向外方に突出す
る複数の係合突起28を備えた後端フランジ部22d
と、この後端フランジ部22dの前方にやや隙間を開け
て設けた、該フランジ部22dより小径の抜止フランジ
部22cを有し、この抜止フランジ部22cの周方向
に、複数の切欠部22eを有している(図6参照)。第
2移動鏡筒19は、後端部内周に、径方向内方に突出す
る複数の係合突起19b(図13)を有し、この係合突
起19bを上記切欠部22eから挿入して両フランジ部
22c、22d間の隙間に位置させ、直進案内部材22
に対し相対回転することにより該直進案内部材22と結
合している。上記構成により、第1移動鏡筒20は、第
2移動鏡筒19が正逆に回転するとき、回転を規制され
たまま、該第2移動鏡筒19に対して光軸方向前後に直
進移動する。
【0023】この第1移動鏡筒20の前端部には、バリ
ヤ48a、48bを備えたバリア装置35が装着され、
内周面には、3枚のシャッタ羽根27a(図1)からな
るシャッタ27を備えたAF/AEシャッタユニット2
1が嵌合固定されている。このAF/AEシャッタユニ
ット21は、シャッタ取付台40の外周部に等角度間隔
で形成した複数の固定孔40a(図8)を有している。
上記複数のフォロアピン24は、このAF/AEシャッ
タユニット21の固定手段を兼ねており、第1移動鏡筒
20に形成したピン孔20aと、この固定孔40aに、
このフォロアピン24が嵌入固定されて、このシャッタ
ユニット21が第1移動鏡筒20に固定されている(図
9参照)。フォロアピン24は例えば接着、ねじ止め等
の手段で固定できる。なお、41は、第1移動鏡筒20
の前端部に固定される飾り板である。
【0024】AF/AEシャッタユニット21は、図1
に示されるように、シャッタ取付台40と、このシャッ
タ取付台40の後部に固定されるシャッタ羽根支持環4
6と、このシャッタ取付台40に対して相対移動自在に
支持されるレンズ支持筒50(後群レンズL2)とを有
している。このシャッタ取付台40には、前群レンズL
1とAEモータ29と後群移動モータ30が支持されて
いる。このシャッタ取付台40は、レンズ支持筒34を
挿通させる撮影開口40dを備えた環状部と、この環状
部から後方に向けて延出された3つの脚部40bとを有
している。この3つの脚部40b間の隙間のうち2箇所
は、直進案内部材22の一対の案内脚部22bをそれぞ
れ摺動自在に係合させて移動ガイドする直進案内部40
cとして構成されている。
【0025】シャッタ取付台40にはさらに、AEモー
タ29の回転をシャッタ27に伝えるAEギヤ列45A
と、後群移動モータ30の回転をスクリューシャフト4
3に伝えるレンズ駆動ギヤ列42Aと、フレキシブルプ
リント基板6に接続されたフォトインタラプタ56、5
7a、57bと、円周方向に多数のスリットを備えた回
転円板58、59a、59b等が支持されている。上記
フォトインタラプタ57a、57bと回転円板59a、
59bによって、後群移動モータ30の回転を検知する
後群移動モータ用エンコーダ90(図2参照)が構成さ
れ、フォトインタラプタ56と回転円板58によって、
AEモータ29の回転を検知するAEモータ用エンコー
ダが構成されている。
【0026】シャッタ取付台40とこの取付台40に固
定したシャッタ羽根支持環46の間に、上記シャッタ2
7と、このシャッタ27の3枚のシャッタ羽根27aを
枢支する支持部材47と、シャッタ羽根27aに回動力
を付与する環状駆動部材49とが位置している。環状駆
動部材49は、3枚のシャッタ羽根27aにそれぞれ係
合する3つの操作突起49aを等角度間隔で備えてい
る。シャッタ羽根支持環46は、前壁部に、撮影開口4
6aと、この撮影開口46aの周囲に等角度間隔で設け
た3つの支持孔46bを有し、外周部に、直進案内部4
0cから露出して上記一対の案内脚部22bの内周面を
摺動自在に支持する撓み規制面46cを有している。
【0027】また、シャッタ羽根支持環46の前方に位
置する支持部材47は、撮影開口46aに対向する撮影
開口47aと、3つの支持孔46bとそれぞれ対向する
3つの軸部47b(図1に一箇所のみ示す)とを有して
いる。3枚のシャッタ羽根27aはそれぞれ、一端部
に、軸部47bを挿通させる軸孔27bを有し、他端部
に、撮影開口46a、47aを遮蔽する遮蔽部を有し、
該一端部と他端部の間に、上記操作突起49aを挿通さ
せる長孔27cを有している。上記支持部材47は、シ
ャッタ羽根27aをそれぞれ支持した各軸部47bを、
シャッタ羽根支持環46の対応する支持孔46bに嵌合
させた状態で、このシャッタ羽根支持環46に固定され
ている。
【0028】環状駆動部材49は、外周部に、ギヤ列4
5Aからの回転を受けるギヤ部49bを有する。また支
持部材47は、3つの軸部47bと近接する位置に、円
周方向に沿う3つの円弧溝47cを有している。環状駆
動部材49の上記3つの操作突起49aは、該3つの円
弧溝47cを貫通して、各シャッタ羽根27aの長孔2
7cに係合している。シャッタ羽根支持環46は、これ
ら環状駆動部材49、支持部材47及びシャッタ27を
支持した状態でシャッタ取付台40の後方側から挿入さ
れ、周縁部に設けたねじ孔46dに挿通させた固定ねじ
90によって該シャッタ取付台40に固定されている。
【0029】シャッタ羽根支持環46の後方には、シャ
ッタ取付台40にスライドシャフト51、52を介して
相対移動自在に支持されたレンズ支持筒50が配置され
ている。シャッタ取付台40とレンズ支持筒50は、ス
ライドシャフト51に嵌合されたコイルばね3によって
互いに離れる方向に移動付勢されており、これにより両
者間のガタが除去されている。また、上記ギヤ列42に
備えられた駆動ギヤ42aは、軸方向の移動が規制され
ており、その内周に雌ねじが形成されている。この雌ね
じに、レンズ支持筒50に一端部を固定されたスクリュ
ーシャフト43が螺合しており、これら駆動ギヤ42a
とスクリューシャフト43とにより送りねじ機構が構成
されている。よって、後群移動モータ30が回転駆動し
て駆動ギヤ42aが正逆いずれかに回転すると、スクリ
ューシャフト43がこの駆動ギヤ42aに対して進退
し、レンズ支持筒50つまり該支持筒50に支持した後
群レンズL2が前群レンズL1に対して相対移動する。
【0030】シャッタ取付台40の前部には、このシャ
ッタ取付台40に支持した上記モータ29、30等を押
える押え部材53、55がねじ止めされている。シャッ
タ取付台40に一端部を固定された上記フレキシブルプ
リント基板6には、モータ29、30、及びフォトイン
タラプタ56、57が接続されている。第1〜第3移動
鏡筒20、19、16及びAF/AEシャッタユニット
21等を組立てた状態において、直進案内筒17の後端
面にアパーチャ板23が固定され、また固定鏡筒ブロッ
ク12の前端部に、環状の抜止め部材33が嵌着されて
いる。
【0031】次に、本発明の特徴である正転逆転検知エ
ンコーダについて説明する。
【0032】駆動モータの正転逆転によって作動する機
構を制御する場合、例えば図16に示すようなエンコー
ダによって回転数及び回転方向の検出を行なうことがで
きる。同図において該エンコーダは、円周方向に一定間
隔で形成したスリットSを有する回転円板80を有し、
この回転円板80の円周方向に所定の角度で一対のフォ
トインタラプタ81aと81bを配置している。該フォ
トインタラプタ81a、81bはそれぞれ、対向する発
光素子と受光素子間の隙間に回転円板80を共通に挿入
している。該一対のフォトインタラプタ81aと81b
は、例えば図17のように94.5゜回転角をずらし
て、スリットSに対する位相をずらした角度位置に配置
されている。また同図において、回転円板80に設けた
隣り合うスリットSがなす角度は18゜に設定されてい
る。
【0033】このように、フォトインタラプタ81aと
81bの回転円板80に対する取付け角度によって位相
をずらした上記エンコーダによると、駆動モータの回転
数及び回転方向を検出しこれに基づき機構の動作を制御
できるが、構造的に取付け精度が出にくく、出力パルス
の精度も高めることが難しい。さらに、このエンコーダ
によると、設計上、回転円板80のスリット数やスリッ
ト幅を決定する際に、フォトインタラプタ81aと81
bの取付角度も変更しなければならない。
【0034】そこで、本実施形態では、このような問題
点を解消するため、正転逆転検知エンコーダを次のよう
に構成した。以下、このエンコーダを本ズームレンズ鏡
筒10に備えた後群移動モータ用エンコーダ90に適用
した一例を、図1〜図5により説明する。
【0035】すなわち、この後群移動モータ用エンコー
ダ90は、正転逆転を検知すべき回転軸Aに固定された
一対の回転円板59a、59bと、この一対の回転円板
59a、59bとそれぞれ対をなす一対のフォトインタ
ラプタ(フォトセンサ)57a、57bと、一対の回転
円板59a、59bにそれぞれ同一の周方向ピッチで形
成されたスリット(光透過部)Sを有している。そし
て、一対のフォトインタラプタ57a、57bは、それ
ぞれの端子tをフレキシブルプリント基板6に接続され
て図2のように一直線上に配置され、該フォトインタラ
プタ57a、57bそれぞれの発光素子と受光素子間の
隙間に、回転軸Aの両端部に固定された一対の回転円板
59a、59bがそれぞれ挿入されている。
【0036】一対の回転円板59a、59b上のスリッ
トS群は、スリット間隔の1/2以外の位相ずれを与え
て配置され、また一対のフォトインタラプタ57a、5
7bは同一位相で配置されている。図3と図4は、回転
円板59a、59b上のスリットS群を、スリット間隔
の1/4の位相ずれを与えて配置し、かつ一対のフォト
インタラプタ57a、57bを同一位相で配置した例で
ある。回転円板59a、59b上のスリットS群と、フ
ォトインタラプタ57a、57bをこのように配置する
と、パルス信号は図4に示すように出力されることとな
る。
【0037】つまり、後群移動モータ30の正転時に、
フォトインタラプタ57a側とフォトインタラプタ57
b側では、互いに位相をずらして設けたスリットS群を
備えた回転円板59a、59bが正転することによっ
て、発光部から受光部に投光する光が断続的に遮光され
るため、図5のaで示すパルス信号を出力する。また、
後群移動モータ30の逆転時に、フォトインタラプタ5
7a側とフォトインタラプタ57b側では、互いに位相
をずらして設けたスリットS群を備えた回転円板59
a、59bが上記と反対に回転することによって、発光
部から受光部に投光する光が断続的に遮光されるため、
今度は図5のbで示すパルス信号を出力することとな
る。
【0038】これらの正転逆転時の出力パルス信号は、
フレキシブルプリント基板6を介して、カメラボディ側
に搭載した制御部75(図12参照)の後群移動モータ
制御手段61に送られる。この制御部75は、CPU等
を備えるもので、この後群移動モータ制御手段61を初
め、全体移動モータ制御手段60、AEモータ制御手段
66、測距装置64及び測光装置65等を含む。この制
御部75には、ズーム操作手段62、シャッタレリーズ
手段63等が接続されている。そして、制御部75で
は、上記正転逆転時の出力パルス信号に基づき、後群移
動モータ30の回転数及び回転方向を検出して、後群レ
ンズL2を的確に光軸方向移動させる。
【0039】このように、本発明を適用した本後群移動
モータ用エンコーダ90によれば、一対の回転円板59
a、59bが回転軸A上に一直線上に並べられているた
め、シャッタ取付台40に設けた同一の取付座面88
(図1)に容易に取付けることができ、取付け時の位置
精度が向上し、組立上、検査上において有利となる。ま
た、フレキシブルプリント基板6の配線形状を単純化で
きるため、該プリント基板6にハンダ付けする際の作業
性を向上させることができる。さらに、設計上、回転円
板59a、59bのスリット数やスリット幅を決定する
際に、フォトインタラプタ57a、57bの取付角度を
変更する必要がなく、回転円板59a、59b側の変更
だけで足りる。また、例えば回転円板59a、59bを
合成樹脂材料で一体成形する場合に、回転円板59a、
59bの一方に対応する金型を他方の金型に対して回転
できるように構成すれば、2つの回転円板59a、59
bの位相を容易に変更、決定することができ、出力パル
スのタイミングの微調整を容易に行なうことができる。
【0040】したがって、本発明によれば、簡単な構成
からなり、後群移動モータ30の正逆回転時の回転数及
び回転方向を的確に検出でき、出力パルスのタイミング
設定の調整が容易な後群移動モータ用エンコーダ90を
得ることができる。
【0041】なお、図5のcで示すパルス信号は、一対
の回転円板59a、59b上のスリットS群に、スリッ
ト間隔の1/2の位相ずれを与えた場合に出力されるも
のであり、この場合には同時にハイ(H)、ロー(L)
の信号(オン、オフの信号)が出力されるため、回転数
の検知はできるものの、後群移動モータ30の正転逆転
を検知することは極めて困難となる。
【0042】また、上記実施形態では、回転円板59
a、59bのパルス発生部と非パルス発生部を、スリッ
トSを形成した部分とスリットSを形成しない部分とで
区別したが、光反射率が大小に異なる高反射率部と低反
射率部とによってパルス発生部と非パルス発生部を区別
することもできる。この場合、図18と図19に示すよ
うに、回転円板59a′、59b′に、高反射率部S′
と低反射率部85を同一の周方向ピッチで交互に設け、
該多数の高反射率部S′をパルス発生部とし、各高反射
率部S′の間の低反射率部85を非パルス発生部とす
る。またはこの関係を逆にして、低反射率部85をパル
ス発生部とし、高反射率部S′を非パルス発生部とする
こともできる。このような構成の回転円板59a′、5
9b′を用いた後群移動モータ用エンコーダ90′によ
っても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することが
できる。
【0043】本実施形態では、前群レンズL1と後群レ
ンズL2をそれぞれ、AF/AEシャッタユニット21
の構成部材の1つとし、該ユニット21に、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載している。この構成に
よると、前群レンズL1と後群レンズL2の支持構造及
び駆動構造を単純化できるという利点があるが、前群レ
ンズL1と後群レンズL2のうちの少なくとも一方を、
シャッタ取付台40、環状駆動部材49、支持部材4
7、シャッタ27及びシャッタ羽根押え環46等を備え
たAF/AEシャッタユニット21とは別部材とし、該
ユニットとは別の支持部材に支持しても、本ズームレン
ズは成立する。
【0044】本ズームレンズカメラは、次のように作動
する。ズームレンズ鏡筒10が最も繰り込まれた図13
のレンズ収納状態において、図示しない電源スイッチを
オンすると、全体移動モータ25が正方向に若干量回転
駆動する。すると、この回転が、支持部32に支持され
たギヤ列26を介して駆動ピニオン15に伝えられ、第
3移動鏡筒16が繰り出し方向に回転されるため、第2
移動鏡筒19と第1移動鏡筒20が該第3移動鏡筒16
とともに光軸方向に若干量繰り出され、カメラはズーム
レンズをワイド端に位置させた撮影可能状態となる。
【0045】この撮影可能状態において、ズーム操作手
段62をテレ側に操作すると、全体移動モータ制御手段
60を介して全体移動モータ25が正方向に回転駆動
し、駆動ピニオン15、外周ギヤ16bを介して第3移
動鏡筒16を繰り出し方向に回転させる。したがって、
この第3移動鏡筒16が雌ヘリコイド12aと雄ヘリコ
イド16aの関係により固定鏡筒ブロック12から繰り
出され、同時に、直進案内筒17が、係合突起17cと
直進案内溝12bの関係によって固定鏡筒ブロック12
に対し相対回転しない状態で、該第3移動鏡筒16とと
もに光軸前方に進出する。このとき第2移動鏡筒19
は、フォロアピン18をリード溝17bと直進案内溝1
6cに同時に係合させていることにより、第3移動鏡筒
16と同方向に相対回転しながら該移動鏡筒16に対し
て光軸前方に相対移動する。また第1移動鏡筒20は、
直進案内部材22によって直進案内されかつフォロアピ
ン24をリード溝19cによって移動ガイドされるた
め、固定鏡筒ブロック12に対して相対回転しない状態
で、第2移動鏡筒19からAF/AEシャッタユニット
21とともに光軸前方に進出する。
【0046】ズームレンズ鏡筒10がこのように駆動す
る間、後群移動モータ30は駆動しないため、前群レン
ズL1と後群レンズL2は互いの距離を一定に保ったま
ま一体的に光軸方向に移動する(図12参照)。ズーム
操作手段62によって設定される焦点距離は、表示手段
(図示せず)によって表示される。
【0047】ズーム操作手段31によって設定される任
意の焦点距離において、レリーズボタンが一段押しされ
ると、測距装置64に測距指令が及び測光装置65に測
光指令が与えられて、測距及び測光が開始される。その
後、レリーズボタンが二段押しされると、全体移動モー
タ25と後群移動モータ30の双方が、測距装置64に
よる被写体距離情報によって得られる移動量と、ズーム
操作手段31により設定される焦点距離情報によって得
られる移動量とを加味して決定された移動量だけ前群レ
ンズL1と後群レンズL2を移動させて設定焦点距離に
するとともに被写体に合焦させ、AEモータ制御手段6
6を介してAEモータ29が、測光装置65からの被写
体輝度情報に応じて環状駆動部材49を回転駆動し、所
定の露出を満たすようにシャッタ27を駆動する。この
シャッタレリーズの終了後、全体移動モータ25と後群
移動モータ30の双方が直ちに駆動されて、前群レンズ
L1と後群レンズL2がシャッタレリーズ前の状態に戻
される。
【0048】ズーム操作手段62がワイド側に操作され
ると、全体移動モータ25が逆方向に回転駆動し、第3
移動鏡筒16が繰り込み方向に回転されて、直進案内筒
17とともに固定鏡筒ブロック12に繰り込まれる。同
時に第2移動鏡筒19が、第3移動鏡筒16と同方向に
回転しながら該移動鏡筒16に対して繰り込まれ、第1
移動鏡筒20が、回転する第2移動鏡筒19に対してA
F/AEシャッタユニット21とともに繰り込まれる。
この繰込駆動時においても、後群移動モータ30は、上
述の繰出駆動時と同様、駆動しない。そしてズームレン
ズ鏡筒10は、ズームレンズがワイド端位置に移動した
後、電源スイッチが切られると、これに基づき回転駆動
する全体移動モータ25によって、図13に示すレンズ
収納位置に繰り込まれる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成からなり、モータの正逆回転時の回転数及び回転方向
を的確に検出でき、出力パルスのタイミング設定の調整
が容易な正転逆転検知エンコーダを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した後群移動モータ用エンコーダ
を備えたAF/AEシャッタユニットを示す分解斜視図
である。
【図2】同後群移動モータ用エンコーダを拡大して示す
斜視図である。
【図3】同後群移動モータ用エンコーダを図2の矢印D
方向に見た側面図である。
【図4】同後群移動モータ用エンコーダの図2のIV-IV
線に沿う側面断面図である。
【図5】同後群移動モータ用エンコーダから後群移動モ
ータの正転逆転時に出力されるパルス信号を示すタイミ
ングチャート図である。
【図6】本実施形態のAF/AEシャッタユニットを直
進ガイドする機構の要部を示す斜視図である。
【図7】同AF/AEシャッタユニットを直進ガイドす
る機構の要部を図6と異なる状態で示す斜視図である。
【図8】同AF/AEシャッタユニットの主要な部材を
示す分解斜視図である。
【図9】同AF/AEシャッタユニットを第1移動鏡筒
に組付けた状態を示す斜視図である。
【図10】本実施形態のズームレンズ鏡筒における第3
移動鏡筒を示す斜視外観図である。
【図11】同ズームレンズ鏡筒の固定鏡筒ブロックを示
す斜視外観図である。
【図12】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態を示す上
半断面図である。
【図13】同ズームレンズ鏡筒のレンズ収納状態におけ
る要部を示す上半断面図である。
【図14】同ズームレンズ鏡筒全体を示す分解斜視図で
ある。
【図15】同ズームレンズ鏡筒の作動を制御する制御系
を示すブロック図である。
【図16】本発明を適用した後群移動モータ用エンコー
ダに対する比較例を示す斜視図である。
【図17】同比較例における後群移動モータ用エンコー
ダの側面図である。
【図18】本発明を適用した後群移動モータ用エンコー
ダの別の実施形態を示す側面図である。
【図19】同後群移動モータ用エンコーダを示す側面断
面図である。
【符号の説明】
57a 57b フォトインタラプタ(フォトセンサ) 57a′ 57b′ フォトインタラプタ(フォトセン
サ) 59a 59b 回転円板 59a′ 59b′ 回転円板 85 低反射率部(スリット部、光反射部) 90 90′ 後群移動モータ用エンコーダ(正転逆転
検知エンコーダ) A 回転軸 S スリット(スリット部、光透過部) S′ 高反射率部(スリット部、光反射部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/12 H01L 31/12 D G02B 7/04 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転逆転を検知すべき回転軸に固定され
    た一対の回転円板と;この一対の回転円板とそれぞれ対
    をなす一対のフォトセンサと;上記一対の回転円板にそ
    れぞれ同一の周方向ピッチで形成された光透過部または
    光反射部からなるスリット部と;を備え、 上記一対の回転円板上のスリット部群は、スリット間隔
    の1/2以外の位相ずれを与えて配置され、 上記一対のフォトセンサは、同一位相で配置されている
    ことを特徴とする正転逆転検知エンコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、光透過部は、回転円
    板に同一の周方向ピッチで備えられた多数のスリットで
    ある正転逆転検知エンコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、回転円板は、光反射
    率が大小に異なる高反射率部と低反射率部を同一の周方
    向ピッチで交互に備え、該多数の高反射率部または低反
    射率部のいずれか一方により上記光反射部が構成されて
    いる正転逆転検知エンコーダ。
JP5982896A 1996-01-26 1996-03-15 正転逆転検知エンコーダ Pending JPH09250934A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5982896A JPH09250934A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 正転逆転検知エンコーダ
US08/773,943 US5821531A (en) 1996-01-26 1996-12-30 Dual sensor encoder for detecting forward/reverse rotation having light modulating patterns with a predetermined phase different
KR1019970000553A KR100276163B1 (ko) 1996-01-26 1997-01-11 정/역 회전을 검출하기 위한 엔코더
GB9701463A GB2309518B (en) 1996-01-26 1997-01-24 Encoder for detecting forward/reverse rotation
DE19702511A DE19702511C2 (de) 1996-01-26 1997-01-24 Codierer zum Erfassen einer Vorwärts- und einer Rückwärtsdrehung
FR9700738A FR2744213B1 (fr) 1996-01-26 1997-01-24 Codeur pour detecter une rotation en avant ou en arriere

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128021A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Ntt Infranet Co Ltd 回転センサ
KR200472173Y1 (ko) * 2010-04-26 2014-04-11 주식회사 아이레보 도어락의 손잡이 작동 감지장치
EP3124066A4 (en) * 2014-03-26 2017-11-29 Terumo Kabushiki Kaisha Liquid-drug administration device

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