JPH09250613A - ベルトテンショナ - Google Patents

ベルトテンショナ

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JPH09250613A
JPH09250613A JP6269296A JP6269296A JPH09250613A JP H09250613 A JPH09250613 A JP H09250613A JP 6269296 A JP6269296 A JP 6269296A JP 6269296 A JP6269296 A JP 6269296A JP H09250613 A JPH09250613 A JP H09250613A
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tension
eccentric sleeve
belt
shaft
wedge
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Yasuto Tanaka
康人 田仲
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】周辺温度の高低変化に応じてベルト張力を一定
に管理する機能を有するベルトテンショナにおいて、コ
ンパクト化を図ること。 【解決手段】固定部分Cに固定される軸1と、軸1の外
周に偏心状態にかつ相対回転可能に設けられる偏心スリ
ーブ2と、この偏心スリーブ2の外周に回転自在に設け
られるテンションプーリ3と、軸1と偏心スリーブ2と
の間に設けられかつ周辺温度の高低変化に応じて偏心ス
リーブ2を所要角度回転させてベルトBの張力を一定に
管理する張力管理手段(11,22,6)とを備えてい
る。張力管理手段をテンションプーリ3の内周で径方向
内外に配置される軸1と偏心スリーブ2との間に設ける
から、従来のアーム付きの固定ブラケットを用いるもの
に比べて、横幅など外形寸法が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するベルトに
所要の張力を与えるベルトテンショナに関する。対象と
なるベルトとしては、例えば自動車エンジンのタイミン
グベルトなどが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベルトテンショナとしては、
例えば、ベルトの経時的な伸びを考慮して作業者が位
置補正してベルト張力を調節できるようにした固定式の
ものや、ベルトの経時的な伸びに応じて自動的にベル
ト張力を一定に管理する自動式のもの(実開昭52−1
8384号公報)や、周辺温度の高低変化に応じて自
動的にベルト張力を一定に管理するもの(実開昭55−
36758号公報)などが提案されている。
【0003】ここでは、特に、上記タイプのベルトテ
ンショナが対象となる。この種のベルトテンショナ、特
に実開昭55−36758号公報に示されるベルトテン
ショナは、テンションプーリを固定ブラケットのアーム
先端に支持した構成で、固定ブラケットのアームを線膨
張係数の異なる二種の材料で形成し、周辺温度の高低変
化に応じてアームの長さを変化させてテンションプーリ
の位置を変位させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ベルトテンショナでは、アーム付きの固定ブラケットを
用いているため、横幅など全体の外形寸法が大型化する
ことが指摘される。
【0005】したがって、本発明は、周辺温度の高低変
化に応じてベルト張力を一定に管理する機能を有するベ
ルトテンショナにおいて、コンパクト化を図ることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のベルトテ
ンショナは、固定部分に固定される軸と、軸の外周に偏
心状態にかつ相対回転可能に設けられる偏心スリーブ
と、この偏心スリーブの外周に回転自在に設けられるテ
ンションプーリと、軸と偏心スリーブとの間に設けられ
かつ周辺温度の高低変化に応じて偏心スリーブを所要角
度回転させてベルト張力を一定に管理する張力管理手段
とを備えている。
【0007】本発明の第2のベルトテンショナは、固定
部分に固定される軸と、軸の外周に偏心状態にかつ相対
回転可能に設けられる偏心スリーブと、この偏心スリー
ブの外周に回転自在に設けられるテンションプーリと、
軸と偏心スリーブとの間に設けられかつ周辺温度の高低
変化に応じて偏心スリーブを所要角度回転させてベルト
張力を一定に管理する第1張力管理手段と、ベルトの伸
びに応じて偏心スリーブを所要角度回転させてベルト張
力を一定に管理する第2張力管理手段とを備えている。
【0008】なお、前述のベルトテンショナにおいて、
張力管理手段または第1張力管理手段は、前記軸の外周
に固定的に設けられるくさび状凸部と、前記偏心スリー
ブの内周に設けられかつ前記くさび状凸部に対して周方
向で相対変位可能に係合される凹状カム面と、凹状カム
面とくさび状凸部との係合を深める側に偏心スリーブを
回転させるよう弾発付勢する弾発付勢部材とを備え、か
つ、凹状カム面が存在する部分は、くさび状凸部よりも
線膨張係数の大きな材料で形成されていて、周辺温度の
変化に応じて偏心スリーブの内孔を縮径または拡径させ
て偏心スリーブを所要角度回転させることによりくさび
状凸部に対する凹状カム面の係合位置を変化させるもの
である。
【0009】また、前述の第2張力管理手段は、両端が
固定部分と偏心スリーブとに引っ掛けられて偏心スリー
ブをベルトの張力大側へ回転させるよう弾発付勢するね
じりばねで構成される。
【0010】さらに、前述の第2張力管理手段は、両端
が固定部分と偏心スリーブとに引っ掛けられて偏心スリ
ーブをベルトの張力大側へ回転させるよう弾発付勢する
ねじりばねと、くさび状凸部を軸に対してベルト張力大
側へのみ相対回転可能とする一方向クラッチとで構成さ
れる。
【0011】上記本発明では、周辺温度の高低変化に応
じてベルト張力を一定に管理する張力管理手段を、テン
ションプーリの内周で径方向内外に配置される軸と偏心
スリーブとの間に配置するように工夫しているから、横
幅など外形を小型化できるようになる。
【0012】そして、張力管理手段としては、周辺温度
の高低変化によって偏心スリーブが回転してベルト張力
を一定に保つように動作するのである。すなわち、偏心
スリーブの凹状カム面が周辺温度の高低変化に応じて径
方向に拡張または収縮すると、偏心スリーブがベルト張
力を大側または小側に変化させるよう回転させられて、
凹状カム面とくさび状凸部との係合の度合いが深くなっ
たり浅くなったりする。この状態では、くさび状凸部と
凹状カム面との係合がベルトの張力や圧縮ばねによって
深める側に弾発付勢されるから、偏心スリーブの後退が
阻止される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図1ないし
図5に示す実施例に基づいて説明する。
【0014】図1ないし図3は本発明の実施例1にかか
り、図1は、ベルトテンショナの正面図、図2は、図1
(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、図2(3)−
(3)線断面の矢視図である。
【0015】図例のベルトテンショナAは、ベルトBに
対して所要の張力を与えるためにエンジンブロックなど
の固定部分CにボルトDを介して不動状に取り付けた状
態で使用されるもので、この実施例では、周辺温度の変
化に応じて自動的にベルトBの張力を一定に管理する機
能を有する構成になっている。
【0016】このベルトテンショナAは、主として、軸
1と、偏心スリーブ2と、プーリ一体型玉軸受3と、ね
じりばね4とから構成されている。
【0017】軸1は、中空状に形成されており、この中
空部分に固定ボルトDが挿通されて固定部分Cに非回転
状態に固定される。この軸1の軸方向中央において18
0度対向する二カ所には、径方向外向きのくさび状凸部
11,11が一体に設けられている。このくさび状凸部
11,11は、周方向の一端側から他端側へ向けて漸次
径方向外向きに突出するもので、外面が部分円弧状に形
成されている。
【0018】偏心スリーブ2は、軸1の外周に深溝型玉
軸受などの転がり軸受5を介して所要角度だけ相対回転
可能となるように取り付けられている。この偏心スリー
ブ2は、円筒形に形成されていて、その内孔21は中心
からずれた位置に偏心して形成されている。この偏心ス
リーブ2の内孔21において180度対向する二カ所に
は、前述のくさび状凸部11,11に係合する凹状カム
面22,22が設けられている。この凹状カム面22,
22は、くさび状凸部11,11と合致するような形状
に形成されており、くさび状凸部11,11との係合位
置が周方向に所要量ずれるようくさび状凸部11,11
よりも周方向に長く形成されている。この凹状カム面2
2,22とくさび状凸部11,11との遊び隙間には、
くさび状凸部11,11を凹状カム面22,22の食い
込む側へ弾発付勢する圧縮ばね6,6が挿入されてい
る。つまり、この偏心プーリ2は、転がり軸受5によっ
て軸1に対して360度相対回転可能になっているが、
くさび状凸部11,11と凹状カム面22,22との存
在によって所要角度のみ相対回転可能になっているので
ある。
【0019】プーリ一体型玉軸受3は、偏心スリーブ2
の外周のほぼ半分の領域に片寄った状態に固定状態に取
り付けられており、偏心スリーブ2に圧入外嵌される内
輪31と、ベルトBが巻き掛けられるプーリを兼ねる外
輪32と、内・外輪31,32間に介装される複数の玉
33と、玉33を保持する冠形保持器34と、内・外輪
31,32間の軸方向両側に設けられるオイルシール3
5,35とを備えている。外輪32は、内輪31よりも
軸方向両側に張り出す張出部分を有する幅広形のものが
用いられている。
【0020】ねじりばね4は、固定部分Cとプーリ一体
型玉軸受3との間の空隙に配置されており、一端が固定
部分Cに他端が偏心スリーブ2に植設されたピン7にそ
れぞれ引っ掛けられていて、偏心スリーブ2を図1およ
び図3の矢印X方向に弾発付勢するようになっている。
【0021】ところで、上述したくさび状凸部11,1
1を有する軸1と、凹状カム面22,22を有する偏心
スリーブ2と、圧縮ばね6,6とが、請求項に記載の張
力管理手段および第1張力管理手段に相当する。この軸
1と偏心プーリ2は、互いに異なる線膨張係数の材料で
形成されている。例えば、偏心プーリ2の線膨張係数を
軸1の線膨張係数よりも大きく設定している。詳しく
は、軸1は金属材(鋳鉄、炭素鋼、アルミニウムなど)
で、また、偏心プーリ2は、合成樹脂(ポリアセタール
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ナイロン樹脂
など)でそれぞれ形成される。このため、温度上昇時に
は、偏心プーリ2の内孔21の広がりが軸1の外径の広
がりよりも大きくなり、両者の嵌め合い面に隙間ができ
る関係となる。また、ねじりばね4が請求項に記載の第
2張力管理手段に相当する。
【0022】次に、動作を説明する。まず、使用にあた
って、周辺温度が低温(所要温度範囲)のとき、ベルト
Bに適正な張力を与えるように、ベルトテンショナAの
初期位置を設定する。つまり、ボルトDを仮止めした状
態にしておいて、偏心プーリ2に設けられる六角穴23
に図1に仮想線で示すようなL字形の六角レンチを装着
し、この六角レンチによってベルトテンショナAをベル
トBに対して押し付け、適度な位置でボルトDを締め付
けて、ベルトテンショナAを不動状とする。この位置
は、ベルトBに与える張力に応じて任意に設定される。
【0023】このように設置した状態において、ベルト
テンショナAの周辺温度が昇温すると固定部分Cの膨張
が原因でベルトBの張力が大きくなるが、下記のような
動作によってベルトBの張力が一定に管理される。つま
り、昇温に伴いベルトテンショナAの偏心プーリ2の内
孔21が広がるとともに、くさび状凸部11,11が膨
張するが、偏心プーリ2の線膨張係数をくさび状凸部1
1,11の線膨張係数よりも大きく設定しているから、
偏心プーリ2の内孔21の広がりのほうが軸1の広がり
よりも大きくなる。つまり、凹状カム面22,22とく
さび状凸部11,11との間に所要の隙間が存在するこ
とになるので、ベルトBからの力および圧縮ばね6,6
の伸張力により凹状カム面22,22を有する偏心プー
リ2が図1および図3の矢印Y方向つまりベルトBの張
力を弱める側に所要角度回転させられることになり、ベ
ルトBの張力が温度変化に関係なく一定に保たれるよう
になる。
【0024】上述した状態において、周辺温度が低下す
ると固定部分Cの収縮が原因でベルトBの張力が小さく
なるが、下記のような動作によってベルトBの張力が一
定に管理される。つまり、温度低下に伴い偏心プーリ2
およびくさび状凸部11,11の両方が収縮するが、偏
心プーリ2の方がくさび状凸部11,11よりも大きく
収縮するので、偏心プーリ2の凹状カム面22,22が
収縮するに伴い圧縮ばね6,6を圧縮しながら図1およ
び図3の矢印X方向つまりベルトBの張力を強める側に
所要角度回転させられることになり、張力が温度変化に
関係なく一定に保たれるようになる。
【0025】そして、上記のすべての状態において、ベ
ルトBから瞬間的な振動や衝撃を受けたとき、凹状カム
面22,22とくさび状凸部11,11との一方向への
食い込み作用により、偏心プーリ2およびプーリ一体型
玉軸受3がベルトBの張力小側(図1および図3の矢印
Y方向)へ回転できなくなるから、ベルトBの緩みやば
たつき現象の発生を回避できるようになる。
【0026】図4および図5は、本発明の実施例2にか
かり、図4は、図2に対応する図、図5は、図3に対応
する図である。
【0027】この実施例2では、上記実施例1の構成に
一方向クラッチ8を付加して、ベルトBの経時的な伸び
に応じて自動的にベルトBの張力を一定に管理する機能
を持たせている。
【0028】具体的に、上記実施例1での軸1からくさ
び状凸部11,11を分離し、この軸1と偏心スリーブ
2との間に一方向クラッチ8を介装している。
【0029】この一方向クラッチ8は、外輪81と、複
数のころ82と、保持器83とを備えた構成であり、特
に前述のくさび状凸部11,11が外輪81の外周にお
いて180度対向する二カ所に一体に設けられている。
【0030】そして、一方向クラッチ8は、図5の矢印
Y方向にロック状態となり、矢印X方向にフリー状態と
なるように組み付けられている。つまり、動作として
は、ベルトBが経時的に伸びると、ねじりばね4が偏心
スリーブ2を矢印X方向に回転させるように弾発付勢し
ているとともに、この弾発付勢方向で一方向クラッチ8
がフリー状態となるので、ねじりばね4の弾発付勢力に
よって偏心スリーブ2が矢印X方向にベルトBの伸びに
応じた角度について偏心回転することになり、これによ
ってプーリ一体型玉軸受3がベルトBに押し付けられる
ことになる。ベルトBの張力とねじりばね4の弾発付勢
力とが釣り合ったところで、偏心プーリ2の回転が停止
する。このとき、ベルトBからの反力が一方向クラッチ
8に作用するので、この一方向クラッチ8がロック状態
となり、しかも、凹状カム面22,22とくさび状凸部
11,11との一方向への食い込み作用によって、偏心
スリーブ2の後退を阻止する。
【0031】なお、本発明は上述した実施例のみに限定
されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
例えば、上記実施例のようにプーリ一体型玉軸受3を用
いずに、転がり軸受とプーリとを別々に備える構成とす
ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明では、ベルトの張力管理手段をテ
ンションプーリの内周で径方向内外に配置される軸と偏
心スリーブとの間に設けるように工夫しているから、従
来のアーム付きの固定ブラケットを用いるものに比べ
て、横幅など外形寸法を大幅に小さくできるなど、コン
パクトなものにできる。したがって、設置場所での占有
スペースの縮小化に貢献できるので、配置など設計自由
度が増すなど、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のベルトテンショナの正面図
【図2】図1(2)−(2)線断面の矢視図
【図3】図2(3)−(3)線断面の矢視図
【図4】本発明の実施例2で、図2に対応する図
【図5】実施例2で、図3に対応する図
【符号の説明】
A ベルトテンショナ B ベルト C 固定部分 D ボルト 1 軸 11 軸のくさび状凸部 2 偏心スリーブ 21 偏心スリーブの内孔 22 偏心スリーブの凹状カム面 3 プーリ一体型玉軸受 4 ねじりばね 6 圧縮ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部分に固定される軸と、軸の外周に
    偏心状態にかつ相対回転可能に設けられる偏心スリーブ
    と、この偏心スリーブの外周に回転自在に設けられるテ
    ンションプーリと、軸と偏心スリーブとの間に設けられ
    かつ周辺温度の高低変化に応じて偏心スリーブを所要角
    度回転させてベルト張力を一定に管理する張力管理手段
    とを備えている、ことを特徴とするベルトテンショナ。
  2. 【請求項2】 固定部分に固定される軸と、軸の外周に
    偏心状態にかつ相対回転可能に設けられる偏心スリーブ
    と、この偏心スリーブの外周に回転自在に設けられるテ
    ンションプーリと、軸と偏心スリーブとの間に設けられ
    かつ周辺温度の高低変化に応じて偏心スリーブを所要角
    度回転させてベルト張力を一定に管理する第1張力管理
    手段と、ベルトの伸びに応じて偏心スリーブを所要角度
    回転させてベルト張力を一定に管理する第2張力管理手
    段とを備えている、ことを特徴とするベルトテンショ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記張力管理手段または第1張力管理手
    段は、前記軸の外周に固定的に設けられるくさび状凸部
    と、前記偏心スリーブの内周に設けられかつ前記くさび
    状凸部に対して周方向で相対変位可能に係合される凹状
    カム面と、凹状カム面とくさび状凸部との係合を深める
    側に偏心スリーブを回転させるよう弾発付勢する弾発付
    勢部材とを備え、かつ、凹状カム面が存在する部分は、
    くさび状凸部よりも線膨張係数の大きな材料で形成され
    ていて、周辺温度の変化に応じて偏心スリーブの内孔を
    縮径または拡径させて偏心スリーブを所要角度回転させ
    ることによりくさび状凸部に対する凹状カム面の係合位
    置を変化させるものである、請求項1または2に記載の
    ベルトテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記第2張力管理手段は、両端が固定部
    分と偏心スリーブとに引っ掛けられて偏心スリーブをベ
    ルトの張力大側へ回転させるよう弾発付勢するねじりば
    ねで構成される、請求項2または3に記載のベルトテン
    ショナ。
  5. 【請求項5】 前記第2張力管理手段は、両端が固定部
    分と偏心スリーブとに引っ掛けられて偏心スリーブをベ
    ルトの張力大側へ回転させるよう弾発付勢するねじりば
    ねと、くさび状凸部を軸に対してベルト張力大側へのみ
    相対回転可能とする一方向クラッチとで構成される、請
    求項2または3に記載のベルトテンショナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047289A (ja) * 2007-08-23 2009-03-05 Mazda Motor Corp ベルトテンショナ及びベルトテンショナにおけるベルト交換方法
CN108044677A (zh) * 2017-12-15 2018-05-18 苏州沸迩灵精密制造有限公司 一种用于自动接料带机的上切刀凸轮
CN108044661A (zh) * 2017-12-15 2018-05-18 苏州沸迩灵精密制造有限公司 一种用于自动接料带机的下切刀凸轮
JP2022153799A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 日立金属株式会社 治具、摩耗試験装置および摩耗試験方法

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