JPH09250256A - 二重殻塔状構造物 - Google Patents
二重殻塔状構造物Info
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- JPH09250256A JPH09250256A JP8056603A JP5660396A JPH09250256A JP H09250256 A JPH09250256 A JP H09250256A JP 8056603 A JP8056603 A JP 8056603A JP 5660396 A JP5660396 A JP 5660396A JP H09250256 A JPH09250256 A JP H09250256A
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- JP
- Japan
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- double
- cylindrical
- concrete
- outer shells
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H12/00—Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures
- E04H12/02—Structures made of specified materials
- E04H12/08—Structures made of specified materials of metal
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H12/00—Towers; Masts or poles; Chimney stacks; Water-towers; Methods of erecting such structures
- E04H12/02—Structures made of specified materials
- E04H12/12—Structures made of specified materials of concrete or other stone-like material, with or without internal or external reinforcements, e.g. with metal coverings, with permanent form elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
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- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体剛性が高くて局部座屈が生じ難く、風荷
重や地震荷重によって揺れ難いこと。 【解決手段】 内周面に多数の縦桟９が周方向所定間隔
をおいて突設された筒状外側シェル１０と、該筒状外側
シェル１０内に同心状に嵌入させた筒状内側シェル１１
とを有し、前記内外両シェル１０，１１は、その両者１
０，１１間に周方向所定間隔をおいて介装した複数の連
結部材１２により一体的に連結され、前記内側シェル１
１は平面視波形状に形成されている。
重や地震荷重によって揺れ難いこと。 【解決手段】 内周面に多数の縦桟９が周方向所定間隔
をおいて突設された筒状外側シェル１０と、該筒状外側
シェル１０内に同心状に嵌入させた筒状内側シェル１１
とを有し、前記内外両シェル１０，１１は、その両者１
０，１１間に周方向所定間隔をおいて介装した複数の連
結部材１２により一体的に連結され、前記内側シェル１
１は平面視波形状に形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば発電用やご
み焼却用などの超高煙突の補強用外筒、超高ビル、ケー
ソン、貯水タンクなどの地下構造物として使用される二
重殻塔状構造物に関する。
み焼却用などの超高煙突の補強用外筒、超高ビル、ケー
ソン、貯水タンクなどの地下構造物として使用される二
重殻塔状構造物に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように、例えば超高煙突１を
建設する場合には、その外側に補強用外筒として塔状構
造物２を建設することが行われる。
建設する場合には、その外側に補強用外筒として塔状構
造物２を建設することが行われる。
【０００３】従来、前記塔状構造物２の一例として、図
６に示すように、鋼板製筒状シェル３の内周面に所定間
隔をおいて多数の直線状縦桟４とリング状横桟５とを溶
接した鋼構造物がある。
６に示すように、鋼板製筒状シェル３の内周面に所定間
隔をおいて多数の直線状縦桟４とリング状横桟５とを溶
接した鋼構造物がある。
【０００４】また、前記塔状構造物２の他の例として、
図７に示すように、内部に鉄筋６を埋め込んだコンクリ
ート壁７からなる鉄筋コンクリート構造物がある。
図７に示すように、内部に鉄筋６を埋め込んだコンクリ
ート壁７からなる鉄筋コンクリート構造物がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の鋼構造物で
は、軽量で製作が容易であるという利点があるが、全体
剛性が低くて局部座屈が生じやすく、風荷重や地震荷重
によって揺れやすいので、補強機構や制振機構が必要と
なり、製作費が高くつく。
は、軽量で製作が容易であるという利点があるが、全体
剛性が低くて局部座屈が生じやすく、風荷重や地震荷重
によって揺れやすいので、補強機構や制振機構が必要と
なり、製作費が高くつく。
【０００６】前記従来の鉄筋コンクリート構造物では、
製造用型枠として複雑なものが必要であり、製作費が高
くつくと共に、上端開口部の強度が低く、鉄筋コンクリ
ートの強度上、超高煙突１の本数が制限され、現在では
３本が限度である。
製造用型枠として複雑なものが必要であり、製作費が高
くつくと共に、上端開口部の強度が低く、鉄筋コンクリ
ートの強度上、超高煙突１の本数が制限され、現在では
３本が限度である。
【０００７】本発明は、上記問題点を解消した二重殻塔
状構造物を提供することを目的としている。
状構造物を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明は、内周面に多数の縦桟が周
方向所定間隔をおいて突設された筒状外側シェルと、該
筒状外側シェル内に同心状に嵌入させた筒状内側シェル
とを有し、前記内外両シェルは、その両者間に周方向所
定間隔をおいて介装した複数の連結部材により一体的に
連結されていることを特徴としている。
め、請求項１記載の本発明は、内周面に多数の縦桟が周
方向所定間隔をおいて突設された筒状外側シェルと、該
筒状外側シェル内に同心状に嵌入させた筒状内側シェル
とを有し、前記内外両シェルは、その両者間に周方向所
定間隔をおいて介装した複数の連結部材により一体的に
連結されていることを特徴としている。
【０００９】上記構成において、二重殻塔状構造物を建
設する場合には、内周面に複数の縦桟を周方向所定間隔
をおいて突設した複数の円弧状鋼板を環状に接合して筒
状外側シェルを形成すると共に、複数の円弧状鋼板を環
状に接合して筒状内側シェルを形成し、その内外両シェ
ルを同心状に嵌合させ、その内外両シェル間に複数の連
結部材を周方向所定間隔をおいて介装すると共に、その
各連結部材の内外両側縁を前記内外両シェルに固着すれ
ばよい。
設する場合には、内周面に複数の縦桟を周方向所定間隔
をおいて突設した複数の円弧状鋼板を環状に接合して筒
状外側シェルを形成すると共に、複数の円弧状鋼板を環
状に接合して筒状内側シェルを形成し、その内外両シェ
ルを同心状に嵌合させ、その内外両シェル間に複数の連
結部材を周方向所定間隔をおいて介装すると共に、その
各連結部材の内外両側縁を前記内外両シェルに固着すれ
ばよい。
【００１０】この場合、鋼材だけで形成されているた
め、軽量で製作が容易であり、また、内外両シェルによ
る二重殻構造であると共に、外側シェルが縦桟により補
強されているので、全体剛性が高くて局部座屈が生じ難
い。また、風荷重や地震荷重によって揺れ難く、製作費
が安くつく。
め、軽量で製作が容易であり、また、内外両シェルによ
る二重殻構造であると共に、外側シェルが縦桟により補
強されているので、全体剛性が高くて局部座屈が生じ難
い。また、風荷重や地震荷重によって揺れ難く、製作費
が安くつく。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記筒状内側シェルが平面視波形状に形成
されていることを特徴としている。上記構成によれば、
筒状内側シェルが平面視波形状に形成されているので、
軸荷重に対する座屈強度及び曲げ強度が増加し、剛性が
著しく向上する。
明において、前記筒状内側シェルが平面視波形状に形成
されていることを特徴としている。上記構成によれば、
筒状内側シェルが平面視波形状に形成されているので、
軸荷重に対する座屈強度及び曲げ強度が増加し、剛性が
著しく向上する。
【００１２】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の発明において、前記内外両シェル間にコンクリー
トが充填されていることを特徴としている。上記構成に
よれば、外側シェルに突設した縦桟により内外両シェル
とコンクリートとが機械的に一体連結されたサンドイッ
チ構造になっており、外側シェルに作用する荷重の内自
重や鉛直圧縮力はコンクリートが負担し、曲げ荷重によ
る引張力は内外両シェルが負担し、また、内外両シェル
の局部座屈はコンクリートにより補強され、コンクリー
トの低引張強度は内外両シェルによって補強され、更
に、内外両シェルが型枠代わりになるので、特別な型枠
工事が不要である。
記載の発明において、前記内外両シェル間にコンクリー
トが充填されていることを特徴としている。上記構成に
よれば、外側シェルに突設した縦桟により内外両シェル
とコンクリートとが機械的に一体連結されたサンドイッ
チ構造になっており、外側シェルに作用する荷重の内自
重や鉛直圧縮力はコンクリートが負担し、曲げ荷重によ
る引張力は内外両シェルが負担し、また、内外両シェル
の局部座屈はコンクリートにより補強され、コンクリー
トの低引張強度は内外両シェルによって補強され、更
に、内外両シェルが型枠代わりになるので、特別な型枠
工事が不要である。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態である二重殻塔状構造物２の要部を示すものであっ
て、内周面に多数のアングル材などからなる縦桟９が周
方向所定間隔をおいて溶接された筒状外側シェル１０
と、該筒状外側シェル１０内に同心状に嵌入させた筒状
内側シェル１１とを有し、前記内外両シェル１０，１１
は、その両者間に周方向所定間隔をおいて介装した複数
のウェブプレートなどからなる連結部材１２により一体
的に連結されている。
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態である二重殻塔状構造物２の要部を示すものであっ
て、内周面に多数のアングル材などからなる縦桟９が周
方向所定間隔をおいて溶接された筒状外側シェル１０
と、該筒状外側シェル１０内に同心状に嵌入させた筒状
内側シェル１１とを有し、前記内外両シェル１０，１１
は、その両者間に周方向所定間隔をおいて介装した複数
のウェブプレートなどからなる連結部材１２により一体
的に連結されている。
【００１４】上記構成において、二重殻塔状構造物２を
建設する場合には、内周面に複数の縦桟９を周方向所定
間隔をおいて溶接した複数の円弧状鋼板を環状に接合し
て筒状外側シェル１０を形成すると共に、複数の円弧状
鋼板を環状に接合して筒状内側シェル１１を形成し、そ
の内外両シェル１０，１１を同心状に嵌合させ、その内
外両シェル１０，１１間に複数の連結部材１２を周方向
所定間隔をおいて介装すると共に、その各連結部材１２
の内外両側縁１２ａ，１２ｂを前記内外両シェル１０，
１１に溶接すればよい。
建設する場合には、内周面に複数の縦桟９を周方向所定
間隔をおいて溶接した複数の円弧状鋼板を環状に接合し
て筒状外側シェル１０を形成すると共に、複数の円弧状
鋼板を環状に接合して筒状内側シェル１１を形成し、そ
の内外両シェル１０，１１を同心状に嵌合させ、その内
外両シェル１０，１１間に複数の連結部材１２を周方向
所定間隔をおいて介装すると共に、その各連結部材１２
の内外両側縁１２ａ，１２ｂを前記内外両シェル１０，
１１に溶接すればよい。
【００１５】この場合、鋼材だけで形成されているた
め、軽量で製作が容易であり、また、内外両シェル１
０，１１による二重殻構造であると共に、外側シェル１
０が縦桟９により補強されているので、全体剛性が高く
て局部座屈が生じ難い。更に、風荷重や地震荷重によっ
て揺れ難く、製作費が安くつく。
め、軽量で製作が容易であり、また、内外両シェル１
０，１１による二重殻構造であると共に、外側シェル１
０が縦桟９により補強されているので、全体剛性が高く
て局部座屈が生じ難い。更に、風荷重や地震荷重によっ
て揺れ難く、製作費が安くつく。
【００１６】また、縦桟９及び連結部材１２が軸方向に
配置されているので、内外両シェル１０，１１間に溶接
ロボットを入れて、連結部材１２の内外両側縁１２ａ，
１２ｂを自動溶接することができる。
配置されているので、内外両シェル１０，１１間に溶接
ロボットを入れて、連結部材１２の内外両側縁１２ａ，
１２ｂを自動溶接することができる。
【００１７】更に、図３（ａ）に示すように、煙突の高
さが低い場合や風荷重などが小さい場合には、二重殻塔
状構造物２の下部のみを二重殻構造とし、図３（ｂ）に
示すように、煙突の高さが高い場合や風荷重が大きい場
合には、二重殻塔状構造物２の全体を二重殻構造とすれ
ばよい。
さが低い場合や風荷重などが小さい場合には、二重殻塔
状構造物２の下部のみを二重殻構造とし、図３（ｂ）に
示すように、煙突の高さが高い場合や風荷重が大きい場
合には、二重殻塔状構造物２の全体を二重殻構造とすれ
ばよい。
【００１８】前記内側シェル１１は、図１及び図２に示
すように、コルゲート鋼板により平面視波形状に形成す
ることが好ましい。上記構成によれば、内側シェル１１
を平面視波形状に形成することにより、その局部座屈強
度が向上するため、その側面に補強材（縦桟９に相当す
るもの）を設ける必要がなく、構成を簡略化することが
できる。また、図１に示すように、内側シェル１１の波
形部分が柱部材に相当することから、鉛直軸心Ｚに沿っ
てかかる軸荷重Ｖに対する座屈強度が増加し、その波形
部分が曲げ剛性を増加させるので、水平軸心Ｘ，Ｙを中
心にしてかかる曲げモーメントＭｘ，Ｍｙに対して強度
上非常に有利となり、鉛直軸心Ｚを中心にしてかかるね
じりモーメントＭｔに対しては外側シェル１０が対抗
し、水平軸心Ｘ，Ｙに沿ってかかる剪断力Ｑに対しては
連結部材１２が対抗して、剛性が著しく向上する。
すように、コルゲート鋼板により平面視波形状に形成す
ることが好ましい。上記構成によれば、内側シェル１１
を平面視波形状に形成することにより、その局部座屈強
度が向上するため、その側面に補強材（縦桟９に相当す
るもの）を設ける必要がなく、構成を簡略化することが
できる。また、図１に示すように、内側シェル１１の波
形部分が柱部材に相当することから、鉛直軸心Ｚに沿っ
てかかる軸荷重Ｖに対する座屈強度が増加し、その波形
部分が曲げ剛性を増加させるので、水平軸心Ｘ，Ｙを中
心にしてかかる曲げモーメントＭｘ，Ｍｙに対して強度
上非常に有利となり、鉛直軸心Ｚを中心にしてかかるね
じりモーメントＭｔに対しては外側シェル１０が対抗
し、水平軸心Ｘ，Ｙに沿ってかかる剪断力Ｑに対しては
連結部材１２が対抗して、剛性が著しく向上する。
【００１９】図４は本発明の実施の他の形態を示すもの
であって、内外両シェル１０，１１間にコンクリート１
４が充填されている。上記構成によれば、外側シェル１
０に突設した縦桟９により内外両シェル１０，１１とコ
ンクリート１４とが機械的に一体連結されたサンドイッ
チ構造になっており、外側シェル１０に作用する荷重の
内自重や鉛直圧縮力はコンクリート１４が負担し、曲げ
荷重による引張力は内外両シェル１０，１１が負担し、
また、内外両シェル１０，１１の局部座屈はコンクリー
ト１４により補強され、コンクリート１４の低引張強度
は内外両シェル１０，１１によって補強され、更に、内
外両シェル１０，１１が型枠代わりになるので、コンク
リート１４用の特別な型枠工事が不要である。
であって、内外両シェル１０，１１間にコンクリート１
４が充填されている。上記構成によれば、外側シェル１
０に突設した縦桟９により内外両シェル１０，１１とコ
ンクリート１４とが機械的に一体連結されたサンドイッ
チ構造になっており、外側シェル１０に作用する荷重の
内自重や鉛直圧縮力はコンクリート１４が負担し、曲げ
荷重による引張力は内外両シェル１０，１１が負担し、
また、内外両シェル１０，１１の局部座屈はコンクリー
ト１４により補強され、コンクリート１４の低引張強度
は内外両シェル１０，１１によって補強され、更に、内
外両シェル１０，１１が型枠代わりになるので、コンク
リート１４用の特別な型枠工事が不要である。
【００２０】
【発明の効果】請求項１記載の本発明によれば、鋼材だ
けで形成されているため、軽量で製作が容易であり、ま
た、内外両シェルによる二重殻構造であると共に、外側
シェルが縦桟により補強されているので、全体剛性が高
くて局部座屈が生じ難い。更に、風荷重や地震荷重によ
って揺れ難く、製作費が安くつく。
けで形成されているため、軽量で製作が容易であり、ま
た、内外両シェルによる二重殻構造であると共に、外側
シェルが縦桟により補強されているので、全体剛性が高
くて局部座屈が生じ難い。更に、風荷重や地震荷重によ
って揺れ難く、製作費が安くつく。
【００２１】請求項２記載の発明によれば、筒状内側シ
ェルが平面視波形状に形成されているので、軸荷重に対
する座屈強度及び曲げ強度が増加し、剛性が著しく向上
する。
ェルが平面視波形状に形成されているので、軸荷重に対
する座屈強度及び曲げ強度が増加し、剛性が著しく向上
する。
【００２２】請求項３記載の発明によれば、外側シェル
に突設した縦桟により内外両シェルとコンクリートとが
機械的に一体連結されたサンドイッチ構造になってお
り、外側シェルに作用する荷重の内自重や鉛直圧縮力は
コンクリートが負担し、曲げ荷重による引張力は内外両
シェルが負担し、また、内外両シェルの局部座屈はコン
クリートにより補強され、コンクリートの低引張強度は
内外両シェルによって補強され、更に、内外両シェルが
型枠代わりになるので、特別な型枠工事が不要である。
に突設した縦桟により内外両シェルとコンクリートとが
機械的に一体連結されたサンドイッチ構造になってお
り、外側シェルに作用する荷重の内自重や鉛直圧縮力は
コンクリートが負担し、曲げ荷重による引張力は内外両
シェルが負担し、また、内外両シェルの局部座屈はコン
クリートにより補強され、コンクリートの低引張強度は
内外両シェルによって補強され、更に、内外両シェルが
型枠代わりになるので、特別な型枠工事が不要である。
【図１】本発明の実施の一形態である二重殻塔状構造物
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】同水平断面図である。
【図３】（ａ）は二重殻塔状構造物の一部だけを二重殻
構造にした状態の縦断面図、（ｂ）は二重殻塔状構造物
の全体を二重殻構造にした状態の縦断面図である。
構造にした状態の縦断面図、（ｂ）は二重殻塔状構造物
の全体を二重殻構造にした状態の縦断面図である。
【図４】本発明の実施の他の形態である二重殻塔状構造
物の水平断面図である。
物の水平断面図である。
【図５】二重殻塔状構造物により補強した超高煙突の斜
視図である。
視図である。
【図６】従来の一例を示す要部の斜視図である。
【図７】従来の他の例を示す要部の斜視図である。
２ 二重殻塔状構造物 ９ 縦桟 １０ 外側シェル １１ 内側シェル １２ 連結部材 １４ コンクリート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｈ 12/08 Ｅ０２Ｄ 29/04 Ａ 12/12 (72)発明者 松野 進 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 水内 充 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 植田 利夫 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 内周面に多数の縦桟が周方向所定間隔を
おいて突設された筒状外側シェルと、該筒状外側シェル
内に同心状に嵌入させた筒状内側シェルとを有し、前記
内外両シェルは、その両者間に周方向所定間隔をおいて
介装した複数の連結部材により一体的に連結されている
ことを特徴とする二重殻塔状構造物。 - 【請求項２】 前記筒状内側シェルは平面視波形状に形
成されていることを特徴とする請求項１記載の二重殻塔
状構造物。 - 【請求項３】 前記内外両シェル間にコンクリートが充
填されていることを特徴とする請求項１または２記載の
二重殻塔状構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056603A JPH09250256A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 二重殻塔状構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8056603A JPH09250256A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 二重殻塔状構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250256A true JPH09250256A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13031809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8056603A Pending JPH09250256A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 二重殻塔状構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250256A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19832921A1 (de) * | 1998-07-22 | 2000-02-10 | Joachim Kretz | Turmkonstruktion, insbesondere für Windkraftanlagen |
| KR100747720B1 (ko) * | 2006-07-11 | 2007-08-08 | 주식회사 장학가로등 | 보강 지주를 갖는 가로등 |
| ES2356679A1 (es) * | 2008-06-06 | 2011-04-12 | Manuel Torres Martinez | Torre para aerogenerador. |
| EP3401445A1 (en) * | 2017-05-09 | 2018-11-14 | VindWind ApS | Anchoring section for a foundation structure |
| US10724203B2 (en) | 2016-02-29 | 2020-07-28 | Innogy Se | Foundation pile for a wind turbine |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8056603A patent/JPH09250256A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19832921A1 (de) * | 1998-07-22 | 2000-02-10 | Joachim Kretz | Turmkonstruktion, insbesondere für Windkraftanlagen |
| KR100747720B1 (ko) * | 2006-07-11 | 2007-08-08 | 주식회사 장학가로등 | 보강 지주를 갖는 가로등 |
| ES2356679A1 (es) * | 2008-06-06 | 2011-04-12 | Manuel Torres Martinez | Torre para aerogenerador. |
| US10724203B2 (en) | 2016-02-29 | 2020-07-28 | Innogy Se | Foundation pile for a wind turbine |
| EP3401445A1 (en) * | 2017-05-09 | 2018-11-14 | VindWind ApS | Anchoring section for a foundation structure |
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