JPH09247654A - 監視カメラシステム - Google Patents
監視カメラシステムInfo
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- JPH09247654A JPH09247654A JP4971396A JP4971396A JPH09247654A JP H09247654 A JPH09247654 A JP H09247654A JP 4971396 A JP4971396 A JP 4971396A JP 4971396 A JP4971396 A JP 4971396A JP H09247654 A JPH09247654 A JP H09247654A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被写体画像が動くときに、監視する被写体画
像の動きを滑らかに表示する技術を提供する。 【解決手段】 送信部ではカメラ１の出力映像信号Ｓ１
を画像処理部２で帯域圧縮し、データ送信部３で伝送路
信号Ｓ２として受信部に伝送する。受信部では、データ
受信部６でデコードし、画像処理部７で帯域伸張を行
い、ビデオモニタ８に表示して監視する。送信部の制御
部５では動き量検出部４からの動き量情報Ｓ３により、
画像処理部２を制御して動き量Ｓ３が大きいときは映像
信号の帯域圧縮率を上げ、フレーム周波数を大きくして
伝送路信号Ｓ２の帯域を一定とする。同時に、帯域圧縮
率情報Ｓ４を時分割重畳等により、映像信号とともに伝
送路信号Ｓ２として受信部に送信する。受信部ではデー
タ受信部６で帯域圧縮率情報Ｓ４を分離し、制御部９で
その帯域圧縮率情報Ｓ４に応じた帯域伸張処理を行う。
像の動きを滑らかに表示する技術を提供する。 【解決手段】 送信部ではカメラ１の出力映像信号Ｓ１
を画像処理部２で帯域圧縮し、データ送信部３で伝送路
信号Ｓ２として受信部に伝送する。受信部では、データ
受信部６でデコードし、画像処理部７で帯域伸張を行
い、ビデオモニタ８に表示して監視する。送信部の制御
部５では動き量検出部４からの動き量情報Ｓ３により、
画像処理部２を制御して動き量Ｓ３が大きいときは映像
信号の帯域圧縮率を上げ、フレーム周波数を大きくして
伝送路信号Ｓ２の帯域を一定とする。同時に、帯域圧縮
率情報Ｓ４を時分割重畳等により、映像信号とともに伝
送路信号Ｓ２として受信部に送信する。受信部ではデー
タ受信部６で帯域圧縮率情報Ｓ４を分離し、制御部９で
その帯域圧縮率情報Ｓ４に応じた帯域伸張処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラの出
力映像信号を帯域が限られた伝送路を通して伝送し、被
写体映像を表示して監視する、被写体画像が動いたとき
の動きの滑らかな表示を行う監視カメラシステムに関す
る。
力映像信号を帯域が限られた伝送路を通して伝送し、被
写体映像を表示して監視する、被写体画像が動いたとき
の動きの滑らかな表示を行う監視カメラシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の監視カメラシステムにおいて、ビ
デオカメラの出力映像信号を帯域が限られた伝送路を通
して伝送するとき、いわゆるコマ落としをして伝送帯域
を低減させ、監視する被写体画像の解像度を確保してい
る。しかし、被写体画像に動きがあるときは解像度が低
下するのに対して、コマ落としのため動きが不自然で見
にくくなるという問題がある。
デオカメラの出力映像信号を帯域が限られた伝送路を通
して伝送するとき、いわゆるコマ落としをして伝送帯域
を低減させ、監視する被写体画像の解像度を確保してい
る。しかし、被写体画像に動きがあるときは解像度が低
下するのに対して、コマ落としのため動きが不自然で見
にくくなるという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、被写体画像が動くときに、監視す
る被写体画像の動きを滑らかに表示する技術を提供する
ことを目的とする。
鑑みなされたもので、被写体画像が動くときに、監視す
る被写体画像の動きを滑らかに表示する技術を提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】被写体画像に動きがある
場合には、伝送する映像信号の帯域を下げ、フレーム周
波数（単位時間当たりのコマ数）を多くして伝送するこ
とにより、転送帯域を広げることなく、元来解像度の低
い動き画像に対応した解像度や階調数で、動きを滑らか
に表示して監視するようにする。
場合には、伝送する映像信号の帯域を下げ、フレーム周
波数（単位時間当たりのコマ数）を多くして伝送するこ
とにより、転送帯域を広げることなく、元来解像度の低
い動き画像に対応した解像度や階調数で、動きを滑らか
に表示して監視するようにする。
【０００５】
【実施例】図１は、本発明による監視カメラシステムの
実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図
である。監視カメラシステムの送信部では、ビデオカメ
ラ１の出力映像信号Ｓ１を画像処理部２で伝送路Ｓ２の
伝送路帯域に応じた帯域に圧縮する。帯域圧縮した映像
信号をデータ送信部３で伝送路信号にエンコードし、伝
送路信号Ｓ２として受信部に伝送する。受信部では、同
伝送路信号をデータ受信部６でデコードして、画像処理
部７で時間軸補間等の帯域伸張を行い、ビデオモニタ８
に表示してビデオカメラ１の被写体画像を監視する。送
信部の制御部５では、動き量検出部４からの動き量情報
Ｓ３により、画像処理部２を制御して動き量Ｓ３が大き
いときは映像信号の帯域圧縮率を上げるとともに、フレ
ーム周波数を上げて伝送路信号Ｓ２の帯域を一定とす
る。同時に、帯域圧縮率情報Ｓ４を時分割重畳等によ
り、映像信号とともに伝送路信号Ｓ２として受信部に送
信する。受信部ではデータ受信部６で帯域圧縮率情報Ｓ
４を分離して制御部９で、帯域圧縮率情報Ｓ４に応じた
帯域伸張処理を行う。
実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図
である。監視カメラシステムの送信部では、ビデオカメ
ラ１の出力映像信号Ｓ１を画像処理部２で伝送路Ｓ２の
伝送路帯域に応じた帯域に圧縮する。帯域圧縮した映像
信号をデータ送信部３で伝送路信号にエンコードし、伝
送路信号Ｓ２として受信部に伝送する。受信部では、同
伝送路信号をデータ受信部６でデコードして、画像処理
部７で時間軸補間等の帯域伸張を行い、ビデオモニタ８
に表示してビデオカメラ１の被写体画像を監視する。送
信部の制御部５では、動き量検出部４からの動き量情報
Ｓ３により、画像処理部２を制御して動き量Ｓ３が大き
いときは映像信号の帯域圧縮率を上げるとともに、フレ
ーム周波数を上げて伝送路信号Ｓ２の帯域を一定とす
る。同時に、帯域圧縮率情報Ｓ４を時分割重畳等によ
り、映像信号とともに伝送路信号Ｓ２として受信部に送
信する。受信部ではデータ受信部６で帯域圧縮率情報Ｓ
４を分離して制御部９で、帯域圧縮率情報Ｓ４に応じた
帯域伸張処理を行う。
【０００６】図２は、本発明の監視カメラシステムの１
実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図
である。送信部では、ビデオカメラ１の出力映像信号を
アナログ／ディジタル変換器２１でディジタル映像信号
とし、制御部２７で制御する切換器２２でフレームメモ
リ２３または２４の一方に切り換えて書き込む。書き込
まれた他方のフレームメモリ２４または２３は、制御部
２７で制御する切換器２５でデータ信号及びアドレス信
号を切り換えて読み出し、映像信号の圧縮率情報Ｓ４と
ともにデータ送信部２６で伝送路信号Ｓ２にエンコード
して受信部に伝送する。
実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図
である。送信部では、ビデオカメラ１の出力映像信号を
アナログ／ディジタル変換器２１でディジタル映像信号
とし、制御部２７で制御する切換器２２でフレームメモ
リ２３または２４の一方に切り換えて書き込む。書き込
まれた他方のフレームメモリ２４または２３は、制御部
２７で制御する切換器２５でデータ信号及びアドレス信
号を切り換えて読み出し、映像信号の圧縮率情報Ｓ４と
ともにデータ送信部２６で伝送路信号Ｓ２にエンコード
して受信部に伝送する。
【０００７】ここで、送信側の制御部２７は、ビデオカ
メラ１の旋回駆動装置１４から出力するビデオカメラ１
の動き量情報Ｓ３に応じて、フレームメモリ２３、２４
から読み出す画素数とフレーム周波数を制御する。図３
はフレームメモリ２３、２４の書き込み状況及び読み出
し状況を示すメモリマップの概念図である。ビデオカメ
ラ１の出力映像信号を、フレームメモリの一方、例えば
２３にメモリマップ４１の水平方向の画素に対応するア
ドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向の画素に対
応するアドレス０、１、２、３、・・に順次映像信号を
書き込む。ビデオカメラ１の動きがないときの読み出し
は、先に映像信号が書き込まれた他方のフレームメモリ
２４から、書き込み時と同様にメモリマップ４１の水平
方向の画素に対応するアドレス０、１、２、３、・・、
及び垂直方向の画素に対応するアドレス０、１、２、
３、・・を伝送路の帯域に合わせたテレビジョンレイト
より遅いフレーム周波数で順次読み出して、データ送信
部２６を通して受信側に伝送する。ビデオカメラ１が動
きがあるとき、例えば、被写体画像が１フレーム周期中
に２画素分動く場合は、水平及び垂直の読み出しアドレ
スを２倍にして、メモリマップ４２の水平方向の画素に
対応するアドレス０、２、４、・・、及び垂直方向の画
素に対応するアドレス０、２、４、・・を動きがない場
合の４倍のフレーム周波数で順次読み出して、データ送
信部２６を通して受信側に送る。
メラ１の旋回駆動装置１４から出力するビデオカメラ１
の動き量情報Ｓ３に応じて、フレームメモリ２３、２４
から読み出す画素数とフレーム周波数を制御する。図３
はフレームメモリ２３、２４の書き込み状況及び読み出
し状況を示すメモリマップの概念図である。ビデオカメ
ラ１の出力映像信号を、フレームメモリの一方、例えば
２３にメモリマップ４１の水平方向の画素に対応するア
ドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向の画素に対
応するアドレス０、１、２、３、・・に順次映像信号を
書き込む。ビデオカメラ１の動きがないときの読み出し
は、先に映像信号が書き込まれた他方のフレームメモリ
２４から、書き込み時と同様にメモリマップ４１の水平
方向の画素に対応するアドレス０、１、２、３、・・、
及び垂直方向の画素に対応するアドレス０、１、２、
３、・・を伝送路の帯域に合わせたテレビジョンレイト
より遅いフレーム周波数で順次読み出して、データ送信
部２６を通して受信側に伝送する。ビデオカメラ１が動
きがあるとき、例えば、被写体画像が１フレーム周期中
に２画素分動く場合は、水平及び垂直の読み出しアドレ
スを２倍にして、メモリマップ４２の水平方向の画素に
対応するアドレス０、２、４、・・、及び垂直方向の画
素に対応するアドレス０、２、４、・・を動きがない場
合の４倍のフレーム周波数で順次読み出して、データ送
信部２６を通して受信側に送る。
【０００８】なお、ここでは被写体画像の動き量検出と
して、ビデオカメラ１の駆動装置からビデオカメラの動
き量を取得することで行う例を示してあるが、本発明は
これに限らず、例えば順次書き込む複数のフレーム間の
差分から被写体画像の動き量を検出して、上記と同様の
処理を行うこともできる。
して、ビデオカメラ１の駆動装置からビデオカメラの動
き量を取得することで行う例を示してあるが、本発明は
これに限らず、例えば順次書き込む複数のフレーム間の
差分から被写体画像の動き量を検出して、上記と同様の
処理を行うこともできる。
【０００９】受信部では、伝送路信号Ｓ２をデータ受信
機２８で映像信号をデコードし、制御部３５で制御する
切換器２９でフレームメモリ３０または３１の一方に切
り換えて書き込む。書き込まれた他方のフレームメモリ
３１または３０は、制御部３５で制御する切換器３２で
データ信号及びアドレス信号を切り換えて読み出し、デ
ィジタル／アナログ変換器３３でアナログ信号としてビ
デオモニタ３４に表示する。
機２８で映像信号をデコードし、制御部３５で制御する
切換器２９でフレームメモリ３０または３１の一方に切
り換えて書き込む。書き込まれた他方のフレームメモリ
３１または３０は、制御部３５で制御する切換器３２で
データ信号及びアドレス信号を切り換えて読み出し、デ
ィジタル／アナログ変換器３３でアナログ信号としてビ
デオモニタ３４に表示する。
【００１０】ここで、受信側の制御部３５は、伝送路信
号Ｓ２からデータ受信部２８で分離する映像信号の圧縮
率情報Ｓ４に応じて、フレームメモリ３０、３１から読
み出す画素数とフレーム周波数を制御する。データ受信
部２８でデコードした映像信号は、フレームメモリの一
方、例えば３０にメモリマップ４１の水平方向の画素に
対応するアドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向
の画素に対応するアドレス０、１、２、３、・・に順次
書き込む。映像信号が圧縮されていないときの読み出し
は、先に映像信号が書き込まれた他方のフレームメモリ
３１から、メモリマップ４１の水平方向の画素に対応す
るアドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向の画素
に対応するアドレス０、１、２、３、・・をテレビジョ
ンレイトで、一方のフレームメモリへの映像信号の伝送
が終了するまで繰り返し行い、モニタに表示する。映像
信号が例えば１／４に圧縮されているときは、水平及び
垂直の読み出しアドレスを１／２として、メモリマップ
４１の水平方向の画素に対応するアドレス０、０、１、
１、・・、及び垂直方向の画素に対応するアドレス０、
０、１、１、・・のように同一アドレスを２度読みして
画素数を補間して読み出し、ビデオモニタ３４に表示す
る。この場合は、フレームメモリの切り換えレートが４
倍となり、動きがより滑らかとなる。
号Ｓ２からデータ受信部２８で分離する映像信号の圧縮
率情報Ｓ４に応じて、フレームメモリ３０、３１から読
み出す画素数とフレーム周波数を制御する。データ受信
部２８でデコードした映像信号は、フレームメモリの一
方、例えば３０にメモリマップ４１の水平方向の画素に
対応するアドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向
の画素に対応するアドレス０、１、２、３、・・に順次
書き込む。映像信号が圧縮されていないときの読み出し
は、先に映像信号が書き込まれた他方のフレームメモリ
３１から、メモリマップ４１の水平方向の画素に対応す
るアドレス０、１、２、３、・・、及び垂直方向の画素
に対応するアドレス０、１、２、３、・・をテレビジョ
ンレイトで、一方のフレームメモリへの映像信号の伝送
が終了するまで繰り返し行い、モニタに表示する。映像
信号が例えば１／４に圧縮されているときは、水平及び
垂直の読み出しアドレスを１／２として、メモリマップ
４１の水平方向の画素に対応するアドレス０、０、１、
１、・・、及び垂直方向の画素に対応するアドレス０、
０、１、１、・・のように同一アドレスを２度読みして
画素数を補間して読み出し、ビデオモニタ３４に表示す
る。この場合は、フレームメモリの切り換えレートが４
倍となり、動きがより滑らかとなる。
【００１１】送信部から受信部の伝送する映像信号の圧
縮率情報は、映像信号とともに伝送する水平同期信号及
び垂直同期信号から、水平期間及び垂直期間に入る予め
定めた一定周期のクロックの数から算出することもでき
る。
縮率情報は、映像信号とともに伝送する水平同期信号及
び垂直同期信号から、水平期間及び垂直期間に入る予め
定めた一定周期のクロックの数から算出することもでき
る。
【００１２】図４は、本発明による監視カメラシステム
の別の実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロ
ック図である。送信部では、ビデオカメラ１の出力映像
信号をアナログ／ディジタル変換器５１でディジタル映
像信号とし、制御部５７で制御する切換器５２によりフ
レームメモリ５３または５４の一方に切り換えて書き込
む。書き込まれた他方のフレームメモリ５４または５３
は、制御部５７で制御する切換器５５でデータ信号及び
アドレス信号を切り換えて読み出す。読み出したパラレ
ル信号をパラレル／シリアル変換器７１でシリアル信号
として、映像信号の圧縮率情報Ｓ４とともにデータ送信
部５６で伝送路信号Ｓ２にエンコードして受信部に伝送
する。
の別の実施例の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロ
ック図である。送信部では、ビデオカメラ１の出力映像
信号をアナログ／ディジタル変換器５１でディジタル映
像信号とし、制御部５７で制御する切換器５２によりフ
レームメモリ５３または５４の一方に切り換えて書き込
む。書き込まれた他方のフレームメモリ５４または５３
は、制御部５７で制御する切換器５５でデータ信号及び
アドレス信号を切り換えて読み出す。読み出したパラレ
ル信号をパラレル／シリアル変換器７１でシリアル信号
として、映像信号の圧縮率情報Ｓ４とともにデータ送信
部５６で伝送路信号Ｓ２にエンコードして受信部に伝送
する。
【００１３】ここで、送信側の制御部５７は、ビデオカ
メラ１の旋回駆動装置４から出力するビデオカメラ１の
動き量情報Ｓ３に応じてフレームメモリ５３、５４から
読み出すフレーム周波数を制御するとともに、パラレル
／シリアル変換器７１のビットシフト量を制御して、１
画素当たりのビット数を制御する。例えば、１画素当た
りのビット数を、動きが無い場合の８ビットに対して、
ある動き量のときに４ビットとして、フレーム周波数を
２倍とすることで、伝送路での映像信号の帯域は一定と
なる。なお、被写体画像の動き量検出としては、ビデオ
カメラ１の駆動装置からビデオカメラの動き量Ｓ３を取
得することで行う例を示してあるが、例えば順次書き込
む複数のフレーム間の差分から被写体画像の動き量を検
出して、上記と同様の処理を行うこともできる。
メラ１の旋回駆動装置４から出力するビデオカメラ１の
動き量情報Ｓ３に応じてフレームメモリ５３、５４から
読み出すフレーム周波数を制御するとともに、パラレル
／シリアル変換器７１のビットシフト量を制御して、１
画素当たりのビット数を制御する。例えば、１画素当た
りのビット数を、動きが無い場合の８ビットに対して、
ある動き量のときに４ビットとして、フレーム周波数を
２倍とすることで、伝送路での映像信号の帯域は一定と
なる。なお、被写体画像の動き量検出としては、ビデオ
カメラ１の駆動装置からビデオカメラの動き量Ｓ３を取
得することで行う例を示してあるが、例えば順次書き込
む複数のフレーム間の差分から被写体画像の動き量を検
出して、上記と同様の処理を行うこともできる。
【００１４】受信部では、伝送路信号Ｓ２をデータ受信
機５８で映像信号にデコードし、制御部６５で制御する
シリアル／パラレル変換器７２によりパラレル信号とす
る。その出力映像信号は、制御部６５で制御する切換器
５９でフレームメモリ６０または６１の一方に切り換え
て書き込む。書き込まれた他方のフレームメモリ６１ま
たは６０から、制御部６５で制御する切換器６２でデー
タ信号及びアドレス信号を切り換えて読み出し、ディジ
タル／アナログ変換器６３でアナログ信号としてビデオ
モニタ６４に表示する。
機５８で映像信号にデコードし、制御部６５で制御する
シリアル／パラレル変換器７２によりパラレル信号とす
る。その出力映像信号は、制御部６５で制御する切換器
５９でフレームメモリ６０または６１の一方に切り換え
て書き込む。書き込まれた他方のフレームメモリ６１ま
たは６０から、制御部６５で制御する切換器６２でデー
タ信号及びアドレス信号を切り換えて読み出し、ディジ
タル／アナログ変換器６３でアナログ信号としてビデオ
モニタ６４に表示する。
【００１５】ここで、受信側の制御部６５は、伝送路信
号Ｓ２からデータ受信部５８で分離する映像信号を圧縮
率情報Ｓ４に応じて、シリアル／パラレル変換器７２の
ビットシフト量を変化させて、各画素に対応するパラレ
ル映像信号を得る。同映像信号を、上記のように一方の
フレームメモリ６０または６１に順次書き込むととも
に、他方のフレームメモリから読み出して表示すること
で、映像に動きがあり、１画素当たりのビット数すなわ
ち階調数が少ない画像は、フレームメモリが早く切り替
わるので被写体画像の表示の動きが滑らかとなる。
号Ｓ２からデータ受信部５８で分離する映像信号を圧縮
率情報Ｓ４に応じて、シリアル／パラレル変換器７２の
ビットシフト量を変化させて、各画素に対応するパラレ
ル映像信号を得る。同映像信号を、上記のように一方の
フレームメモリ６０または６１に順次書き込むととも
に、他方のフレームメモリから読み出して表示すること
で、映像に動きがあり、１画素当たりのビット数すなわ
ち階調数が少ない画像は、フレームメモリが早く切り替
わるので被写体画像の表示の動きが滑らかとなる。
【００１６】以上の実施例では、送信側から受信側への
映像信号の帯域圧縮率は映像信号と重畳して伝送してい
るが、本発明はこれに限らず、映像信号とともに伝送す
る水平同期信号及び垂直同期信号の周期並びに予め定め
た一定周期のクロックから映像信号の帯域圧縮率を算出
することもできる。すなわち、１水平期間に入る有効な
クロック数及び１垂直期間に入る有効な水平同期信号か
ら、１フレーム当たりの画像数が得られ、標準の１フレ
ーム当たりの画素数と比較することにより映像信号の圧
縮率が得られる。
映像信号の帯域圧縮率は映像信号と重畳して伝送してい
るが、本発明はこれに限らず、映像信号とともに伝送す
る水平同期信号及び垂直同期信号の周期並びに予め定め
た一定周期のクロックから映像信号の帯域圧縮率を算出
することもできる。すなわち、１水平期間に入る有効な
クロック数及び１垂直期間に入る有効な水平同期信号か
ら、１フレーム当たりの画像数が得られ、標準の１フレ
ーム当たりの画素数と比較することにより映像信号の圧
縮率が得られる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【００１８】ビデオカメラから出力する映像信号を一定
帯域の伝送路を介して伝送し、同ビデオカメラの被写体
画像をビデオモニタに表示等して監視する監視カメラシ
ステムにおいて、被写体画像の動き量に応じて伝送する
映像信号の帯域を圧縮し、伝送する映像信号のフレーム
周波数を増大させることにより、伝送帯域を広げること
なく、元来解像度の低い動き画像に対応した解像度で動
きを滑らかに表示して監視できる。
帯域の伝送路を介して伝送し、同ビデオカメラの被写体
画像をビデオモニタに表示等して監視する監視カメラシ
ステムにおいて、被写体画像の動き量に応じて伝送する
映像信号の帯域を圧縮し、伝送する映像信号のフレーム
周波数を増大させることにより、伝送帯域を広げること
なく、元来解像度の低い動き画像に対応した解像度で動
きを滑らかに表示して監視できる。
【００１９】ビデオカメラの駆動装置から動き量情報を
取得し、同動き情報によりカメラの旋回等による被写体
画像の動きに応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮し、
伝送する映像信号のフレーム周波数を増大させることに
より、一般に画像の動きが大きくなるカメラ旋回等の場
合の動き量が簡易に取得できる。
取得し、同動き情報によりカメラの旋回等による被写体
画像の動きに応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮し、
伝送する映像信号のフレーム周波数を増大させることに
より、一般に画像の動きが大きくなるカメラ旋回等の場
合の動き量が簡易に取得できる。
【００２０】ビデオカメラから出力する映像信号から画
像処理により被写体画像の動き量を検出し、同動き量に
応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮し、転送する映像
信号のフレーム周波数を増大させることで、被写体のみ
が動いたときにも対処できる。
像処理により被写体画像の動き量を検出し、同動き量に
応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮し、転送する映像
信号のフレーム周波数を増大させることで、被写体のみ
が動いたときにも対処できる。
【００２１】伝送する映像信号の帯域圧縮は、画像の解
像度を低減させることにより行うことで、解像度が低下
する動き画像の伝送に適する。
像度を低減させることにより行うことで、解像度が低下
する動き画像の伝送に適する。
【００２２】画像の解像度の低減は、フレーム毎の画素
数を低減することにより行うことで、簡単に所期の目的
が達成できる。
数を低減することにより行うことで、簡単に所期の目的
が達成できる。
【００２３】画素数の低減は、ビデオカメラが静止して
いるときの画素に対して、ビデオカメラが動くことによ
り１フレーム期間内に被写体画像が動く範囲を一画素と
して行うことで、動きによる解像度の低下と一致した伝
送画像が得られる。
いるときの画素に対して、ビデオカメラが動くことによ
り１フレーム期間内に被写体画像が動く範囲を一画素と
して行うことで、動きによる解像度の低下と一致した伝
送画像が得られる。
【００２４】伝送する映像信号の帯域圧縮は、画像の階
調を低減させることにより行うことで、階調数の必要と
しない解像度の低下した動き画像を伝送するのに適合す
る。
調を低減させることにより行うことで、階調数の必要と
しない解像度の低下した動き画像を伝送するのに適合す
る。
【００２５】映像信号の帯域圧縮率を同映像信号の付加
情報として同映像信号とともに前記伝送路を伝送し、同
情報に基づいて映像信号の帯域を伸張してビデオモニタ
に表示等することで、帯域圧縮率が直接伝送できる。
情報として同映像信号とともに前記伝送路を伝送し、同
情報に基づいて映像信号の帯域を伸張してビデオモニタ
に表示等することで、帯域圧縮率が直接伝送できる。
【００２６】映像信号とともに伝送する水平同期信号及
び垂直同期信号の周期並びに予め定めた一定周期のクロ
ックから映像信号の帯域圧縮率を算出して、映像信号の
帯域を伸張してビデオモニタに表示等することで、付加
情報無しで帯域圧縮率が伝送できる。
び垂直同期信号の周期並びに予め定めた一定周期のクロ
ックから映像信号の帯域圧縮率を算出して、映像信号の
帯域を伸張してビデオモニタに表示等することで、付加
情報無しで帯域圧縮率が伝送できる。
【図１】本発明による監視カメラシステムの実施例の
（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図である。
（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図である。
【図２】本発明の監視カメラシステムの１実施例の
（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図である。
（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図である。
【図３】フレームメモリの書き込み状況及び読み出し状
況を示すメモリマップの概念図である。
況を示すメモリマップの概念図である。
【図４】本発明による監視カメラシステムの別の実施例
の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図であ
る。
の（Ａ）送信部、（Ｂ）受信部の概要ブロック図であ
る。
１ ビデオカメラ ２ 画像処理部 ３ データ送信部 ４ 動き量検出部 ５ 制御部 ６ データ受信部 ７ 画像処理部 ８ ビデオモニタ Ｓ１ 映像信号 Ｓ２ 伝送路信号 Ｓ３ 動き量情報 Ｓ４ 帯域圧縮率 １４ 駆動装置 ２１ アナログ／ディジタル変換器 ２２、２５ 切換器 ２３、２４ フレームメモリ ２６ データ送信部 ２７ 制御部 ２８ データ受信部 ２９、３２ 切換器 ３０、３１ フレームメモリ ３３ ディジタル／アナログ変換器 ３４ ビデオモニタ ３５ 制御部 ４１、４２ メモリマップ ５１ アナログ／ディジタル変換器 ５２、５５ 切換器 ５３、５４ フレームメモリ ７１ パラレル／シリアル変換器 ５６ データ送信部 ５７ 制御部 ５８ データ受信部 ７２ シリアル／パラレル変換器 ５９、６２ 切換器 ６０、６１ フレームメモリ ６３ ディジタル／アナログ変換器 ６４ ビデオモニタ ６５ 制御部
Claims (9)
- 【請求項１】 ビデオカメラから出力する映像信号を一
定帯域の伝送路を介して伝送し、同ビデオカメラの被写
体画像をビデオモニタに表示等して監視する監視カメラ
システムにおいて、被写体画像の動き量に応じて伝送す
る映像信号の帯域を圧縮し、伝送する映像信号のフレー
ム周波数を増大させることを特徴とした監視カメラシス
テム。 - 【請求項２】 ビデオカメラの駆動装置から動き量情報
を取得し、同動き量情報によりカメラの旋回等による被
写体画像の動きに応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮
し、伝送する映像信号のフレーム周波数を増大させるこ
とを特徴とした請求項１記載の監視カメラシステム。 - 【請求項３】 ビデオカメラから出力する映像信号から
画像処理により被写体画像の動き量を検出し、同動き量
に応じて伝送する映像信号の帯域を圧縮し、伝送する映
像信号のフレーム周波数を増大させることを特徴とした
請求項１記載の監視カメラシステム。 - 【請求項４】 伝送する映像信号の帯域圧縮は、画像の
解像度を低減させることにより行うことを特徴とした請
求項１記載の監視カメラシステム。 - 【請求項５】 画像の解像度の低減は、フレーム毎の画
素数を低減することにより行うことを特徴とした請求項
４記載の監視カメラシステム。 - 【請求項６】 画素数の低減は、ビデオカメラが静止し
ているときの画素に対して、ビデオカメラが動くことに
より１フレーム期間内に被写体画像が動く範囲を一画素
として行うことを特徴とした請求項５記載の監視カメラ
システム。 - 【請求項７】 伝送する映像信号の帯域圧縮は、画像の
階調を低減させることにより行うことを特徴とした請求
項１記載の監視カメラシステム。 - 【請求項８】 映像信号の帯域圧縮率を同映像信号の付
加情報として同映像信号とともに前記伝送路を伝送し、
同情報に基づいて映像信号の帯域を伸張してビデオモニ
タに表示等することを特徴とした請求項１記載の監視カ
メラシステム。 - 【請求項９】 映像信号とともに伝送する水平同期信号
及び垂直同期信号の周期並びに予め定めた一定周期のク
ロックから映像信号の帯域圧縮率を算出して、映像信号
の帯域を伸張してビデオモニタに表示等することを特徴
とした請求項１記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4971396A JPH09247654A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 監視カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4971396A JPH09247654A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 監視カメラシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247654A true JPH09247654A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12838838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4971396A Pending JPH09247654A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 監視カメラシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09247654A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100427734B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2004-04-30 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 화상 표시 시스템 |
| WO2006107997A3 (en) * | 2005-04-05 | 2008-10-02 | Objectvideo Inc | Video surveillance system employing video primitives |
| US9892606B2 (en) | 2001-11-15 | 2018-02-13 | Avigilon Fortress Corporation | Video surveillance system employing video primitives |
| US10026285B2 (en) | 2000-10-24 | 2018-07-17 | Avigilon Fortress Corporation | Video surveillance system employing video primitives |
| US10645350B2 (en) | 2000-10-24 | 2020-05-05 | Avigilon Fortress Corporation | Video analytic rule detection system and method |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP4971396A patent/JPH09247654A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10026285B2 (en) | 2000-10-24 | 2018-07-17 | Avigilon Fortress Corporation | Video surveillance system employing video primitives |
| US10347101B2 (en) | 2000-10-24 | 2019-07-09 | Avigilon Fortress Corporation | Video surveillance system employing video primitives |
| US10645350B2 (en) | 2000-10-24 | 2020-05-05 | Avigilon Fortress Corporation | Video analytic rule detection system and method |
| KR100427734B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2004-04-30 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 화상 표시 시스템 |
| US6784891B2 (en) | 2001-02-28 | 2004-08-31 | Hitachi, Ltd. | Image display system |
| US6992676B2 (en) | 2001-02-28 | 2006-01-31 | Hitachi, Ltd. | Image display system |
| US9892606B2 (en) | 2001-11-15 | 2018-02-13 | Avigilon Fortress Corporation | Video surveillance system employing video primitives |
| WO2006107997A3 (en) * | 2005-04-05 | 2008-10-02 | Objectvideo Inc | Video surveillance system employing video primitives |
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