JPH0924527A - 射出成形機のエジェクタ装置 - Google Patents

射出成形機のエジェクタ装置

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JPH0924527A
JPH0924527A JP19572595A JP19572595A JPH0924527A JP H0924527 A JPH0924527 A JP H0924527A JP 19572595 A JP19572595 A JP 19572595A JP 19572595 A JP19572595 A JP 19572595A JP H0924527 A JPH0924527 A JP H0924527A
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JP
Japan
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moving platen
staples
ejector
mold clamping
platen
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JP19572595A
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Inventor
Koichi Nishimura
浩一 西村
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量な構成で型締によるステープルやムービ
ングプラテンの変形を防止し、ノックアウトバーの駆動
に関する減速比を自由に変更できるようにする。 【構成】 ムービングプラテン31裏面上下のステープ
ル32a,32bの先端部を補強材33を介して一体的
に接続し、型締め完了時にステープル32a,32bを
外側に湾曲させようとして作用する強力な力をこの補強
材33により引張応力として受けることによりステープ
ル32a,32bやムービングプラテン31の湾曲を防
止する。ステープル32a,32bやムービングプラテ
ン31自体の厚みを増大させて曲げモーメントに対処す
ることで湾曲を防止する場合に比べて補強材33による
重量増加は僅かで済み、しかも、ステープル32a,3
2bやムービングプラテン31の変形を確実に防止する
ことができる。また、プーリ38のみを補強材33の裏
面に取付けることによりプーリ38周辺の干渉物をなく
し、プーリ38の径の選択の自由度を増し、かつ、換装
を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機のエジ
ェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ムービングプラテンの裏面にエジェクタ
駆動機構を配備して製品突出し動作を行わせると共に、
ムービングプラテンの裏面上下に設けたステープルをダ
ブルトグル式の型締機構のリンクに枢着して型締め型開
き動作を行わせるようにした射出成形機が公知である。
【0003】従来使用されていたこの種の射出成形機の
構成の概略を図3に示す。周知の如く、符号1は射出成
形機のステーショナリープラテン、符号2はリアプラテ
ンであり、ステーショナリープラテン1とリアプラテン
2とはその四隅がタイバー3で接続され、タイバー3に
はムービングプラテン4が移動自在に取付けられてい
る。
【0004】ムービングプラテン4を駆動する型締機構
5は、バイナリーリンク6,ターナリーリンク7,クロ
スヘッドリンク8により構成される2組のトグルリンク
9a,9bと、各々のトグルリンク9a,9bのクロス
ヘッドリンク8に接続するクロスヘッド10、および、
リアプラテン2に対して回転自在かつ軸方向移動不能に
取付けられたボールスクリュー11により構成され、ボ
ールスクリュー11の回転によりボールナットを内嵌し
たクロスヘッド10に送りをかけてダブルトグル式の型
締機構、つまり、トグルリンク9a,9bを同期駆動し
てムービングプラテン4を移動させるようになってい
る。
【0005】なお、図3においては射出成形機の型締部
の中心を示すセンタラインCLよりも上の部分で型締め
完了時における型締機構5およびムービングプラテン4
の位置を、また、センタラインCLよりも下の部分で、
型開き完了時における型締機構5およびムービングプラ
テン4の位置を示している。
【0006】ボールスクリュー11はリアプラテン2に
対して軸方向移動不能に取付けられているので、型締め
完了時においても型開き完了時においても、その先端位
置Pには変化がない。
【0007】また、射出成形機に製品突出し動作を行わ
せるためのエジェクタ駆動機構12は、エジェクタロッ
ド13を固設したノックアウトバー14,ノックアウト
バー14をムービングプラテン4に対して接離自在にガ
イドするガイドロッド15,ノックアウトバー14に送
りをかけるためのボールスクリュー16,ボールスクリ
ュー16を回転駆動する巻掛ケ伝動装置のためにボール
スクリュー16側に固設されたプーリ17等により構成
され、これらの部材は全てムービングプラテン4の裏面
側に取付けられている。つまり、ボールスクリュー16
はムービングプラテン4の裏面に穿設されたスクリュー
取付け穴18にベアリング19を介して回転自在かつ軸
方向移動不能に取付けられ、また、ガイドロッド15は
ムービングプラテン4の裏面に穿設されたロッド取付け
穴20に先端を突入させ、ムービングプラテン4の表側
から通された沈めボルト21によってムービングプラテ
ン4の裏面に固着されているのである。
【0008】更に、ノックアウトバー14にはボールス
クリュー16と螺合するボールナット22が貫通して固
着され、また、ガイドロッド15と摺嵌する貫通孔23
が穿設されている。そして、ボールスクリュー16の回
転によりノックアウトバー14のボールナット22に送
りがかけられ、ノックアウトバー14がガイドロッド1
5にガイドされながらムービングプラテン4に対して接
離移動し、ムービングプラテン4の表面からエジェクタ
ロッド13を出没させて可動側金型のエジェクタプレー
トを作動させ、製品突出し動作を行うのである。
【0009】ムービングプラテン4の裏面におけるボー
ルスクリュー16およびガイドロッド15の配設状態は
図2に示す通りで、2本1組のボールスクリュー16お
よびガイドロッド15の各々がノックアウトバー14の
対角線位置を貫通するようにしてムービングプラテン4
の裏面に取付けられ、ボールスクリュー16の回転によ
るノックアウトバー14の送り動作のバランスが最適状
態に保持されるようになっている。
【0010】なお、ムービングプラテン4の中央に穿設
された貫通孔24はエジェクタロッド13を通すための
もので、また、その回りに位置する4つの貫通孔25は
図示しない補助エジェクタロッドを通すために設けられ
ている。図3の例ではノックアウトバー14の中心部に
エジェクタロッド13のみが取付けられている場合につ
いて示しているが、取付け対象となる金型のエジェクタ
プレートの構成如何によっては、エジェクタプレートの
中心部に加え更にその外周部を押圧する必要が生じる場
合もあり、このような場合には、エジェクタロッド13
に加え、更に、2本または4本の補助エジェクタロッド
をノックアウトバー14に追加装着し、ムービングプラ
テン4の貫通孔25から突出させて、エジェクタプレー
トの押圧作業を行わせるようにすることもある。
【0011】また、プーリ17を介してボールスクリュ
ー16を回転駆動する巻掛ケ伝動装置は、図2に示すよ
うなタイミングベルト26によって構成されており、こ
のタイミングベルト26を介してモータ27の出力軸の
回転運動がボールスクリュー16に伝達される。なお、
モータ27自体は図2に示すようにしてムービングプラ
テン4の一側に固定されている。
【0012】既に述べた通り、型締機構5側のボールス
クリュー11は型締め完了時においても型開き完了時に
おいてもその先端位置Pを変化させることがなく、しか
も、ムービングプラテン4の裏面にはエジェクタ駆動機
構12を構成する様々な部材が突出して設けられている
ので、型開き動作が行われたとき、つまり、図3におい
てセンタラインCLよりも下の部分で示す状態となった
ときに、型締機構5とエジェクタ駆動機構12との干渉
を回避するためには、ムービングプラテン4の裏面上下
に設けたステープル28a,28bのスパンを相当に長
く構成してトグルリンク9a,9bのターナリーリンク
7に接続してやる必要がある。より具体的にいえば、こ
こで問題となるのは型締機構5のボールスクリュー11
の先端部Pとエジェクタ駆動機構12のノックアウトバ
ー14との干渉である。
【0013】結果的に、図3に示す例では、ステープル
28a,28b側の枢着部をノックアウトバー14の位
置よりもリアプラテン2側に寄せてやらなければ干渉を
回避することはできない。この時のステープル28a,
28bのスパンを仮にLとする。射出成形機に正常なエ
ジェクタ動作を行わせるためにはノックアウトバー14
の移動ストローク、つまり、ガイドロッド15およびボ
ールスクリュー16の全長をある程度長く取る必要があ
るので、ステープル28a,28bのスパンLを図3に
示す例よりも短く設計することは事実上不可能である。
【0014】実際の射出成形作業においてはステーショ
ナリープラテン1とムービングプラテナン4との間に金
型が挟まれているので、型締め完了の最終段階ではター
ナリーリンク7の軸方向に極めて強力な力が作用する
が、この段階では型締機構5のトグルリンク9aが全体
としてV字型に屈折し、また、トグルリンク9bは全体
としてΛ字型に屈折した状態を呈しているので、ステー
プル28a,28bの枢着部には、ターナリーリンク7
の軸方向から、センタラインCLに対しステープル28
a,28bの各々を外側に向けて撓ませようとする力が
作用する。既に述べた通りステープル28a,28bの
スパンLは相当に長いので、実際にステープル28a,
28bが外側に撓んでしまう場合があり、型締機構5か
らの力がムービングプラテン4に正確に伝達されなくな
るといった問題が生じる。
【0015】既に述べた通り、ステープル28a,28
bのスパンLを短く設計して撓みを防止することは不可
能である。そこで、ステープル28a,28bの撓みを
防止するための手段として、ステープル28a,28b
の肉厚を厚くするという手段が講じられてきたが、重量
増加の点で問題があった。また、肉厚の増大によってス
テープル28a,28bの撓みを防止することができた
としても、ムービングプラテン4の剛性が低ければ、ム
ービングプラテン4自体がその中央部を図3における左
の向きに突出させて反り返るといった危険もあり、更
に、ムービングプラテン4自体の肉厚増加までもが要求
されるので、重量増加は更に著しくなる。
【0016】また、図3に示すように、ボールスクリュ
ー16を回転駆動するためのプーリ17はムービングプ
ラテン4の裏面に取付けられており、更に、ムービング
プラテン4の裏面にはボールスクリュー16やガイドロ
ッド15およびエジェクタロッド13が設けられ、場合
によっては図2に示す貫通孔25の位置に4本の補助エ
ジェクタロッドが取付けられる場合もある。既に述べた
通り、ボールスクリュー16を回転駆動するためのプー
リ17とモータ27との間には巻掛ケ伝動装置としての
タイミングベルト26が巻回されているが、タイミング
ベルト26の張設経路は、当然、ボールスクリュー1
6,ガイドロッド15,エジェクタロッド13,補助エ
ジェクタロッド等と重合して位置することはできず、こ
れらの部材との干渉を避ける必要上、タイミングベルト
26の張設経路やモータ27の取り付け位置の設計には
著しい制限事項が伴う。
【0017】また、モータ27の出力軸とプーリ17と
の間の減速比を変えてボールスクリュー16の実質的な
駆動トルクや回転速度を変え、ノックアウトバー14を
様々な条件で駆動させたいという要求もあるが、プーリ
17の直径を安易に変更すると前記各部材とタイミング
ベルト26との間で干渉が生じる場合があるので、プー
リ17の直径変更、つまり、減速比の変更がままならな
い。仮にある程度の範囲でプーリ17の直径変更が可能
であるとしても、構成上、エジェクタ駆動機構12を完
全に分解してしまわなければプーリ17の交換作業が行
えず、著しく作業性が悪い。また、ムービングプラテン
4の裏面に駆動力の伝達に直接関係のない適当なプーリ
を取付けてタイミングベルト26の張設経路を変換する
といったこともプーリの取付けスペースの点からいって
困難である。巻掛ケ伝動装置と歯車伝動装置とは機械要
素的に見て同等の機能を有するものであるが、この場
合、スペースの点から歯車伝動装置等を利用することは
困難であり、この点に関しても設計の自由度は拘束され
る。
【0018】また、ノックアウトバー14を円滑に駆動
するためにはボールスクリュー16およびガイドロッド
15の平行度や取り付け位置の精度が極めて厳格に要求
されるが、最終的に、これらの精度はムービングプラテ
ン4におけるスクリュー取付け穴18およびロッド取付
け穴20の穴位置精度とその真直度に従属する。従っ
て、スクリュー取付け穴18およびロッド取付け穴20
を極めて正確にムービングプラテン4の裏面に穿設する
必要がある。
【0019】当然のことであるが、比較的大径のスクリ
ュー取付け穴18はムービングプラテン4の強度を確保
するために盲穴とされているのでムービングプラテン4
の表側から加工することはできず、また、ロッド取付け
穴20もバックボーリングや中グリ等の格別な加工手段
を用いない限りムービングプラテン4の表側から加工す
ることはできない。従って、スクリュー取付け穴18お
よびロッド取付け穴20の各々はムービングプラテン4
の裏面側から加工する必要がある。
【0020】つまり、実際の加工としては、ボール盤ま
たはフライス盤等の工作機械のテーブルの上にムービン
グプラテン4の金型取付け面を密着させて取付け、工作
機械の加工ヘッドに取付けられたエンドミル等の工具に
より上から下に向けて穴アケを行うのである。しかし、
ステープル28a,28bは取付け強度確保のためにム
ービングプラテン4と共に鋳造加工されており、ムービ
ングプラテン4とステープル28a,28bとは完全に
一体不可分であるから、穴アケの加工に際しては工作機
械の加工ヘッドがステープル28a,28bに干渉する
危険がある。
【0021】これを回避するためには前述のスパンLに
見合った長さの工具を利用して穴アケ作業を行う以外に
ないが、工具自体の全長が長く撓み等の問題が生じる危
険があるため重切削は全く困難で、また、最終的な仕上
げ精度を得るためにも相当に長い作業時間が必要とさ
れ、加工時間が著しく増長されるといった欠点がある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、前記従来技術の欠点を解消し、重量増加を招くこと
なく、型締めによるムービングプラテンやそのステープ
ルの変形を防止して型締力を正確に伝達することがで
き、また、ノックアウトバー(エジェクタロッド)の駆
動に関する減速比を自由かつ容易に変更することがで
き、更に、動力伝達機構として巻掛ケ伝動装置や歯車伝
動装置を自由に利用することができ、巻掛ケ伝動装置を
利用した場合においてはタイミングベルト等の張設経路
や駆動源(モータ)の取付け位置を自由に設計すること
ができ、しかも、製造段階における加工が容易な射出成
形機のエジェクタ装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、ムービングプ
ラテンの裏面上下にステープルを設け、かつ、ムービン
グプラテンの裏面にエジェクタ駆動機構を配備し、前記
ステープルを前記エジェクタ駆動機構よりもリアプラテ
ン側に突出させてダブルトグル式の型締機構のリンクに
枢着することにより、エジェクタ駆動機構と型締機構と
の干渉を回避して型締め型開き動作きおよび製品突出し
動作を行わせるようにした射出成形機において、前記裏
面上下のステープルの先端部を補強材を介して一体的に
接続したことを特徴とする構成により、重量増加を招く
ことなく、型締めによるムービングプラテンやそのステ
ープルの変形を防止して型締力を正確に伝達することが
できるようにした。
【0024】つまり、ムービングプラテン裏面上下のス
テープルの先端部が補強材を介して一体的に接続されて
いるため、型締め段階においてステープルを外側に撓ま
せようとする力が補強材によって支えられ、ステープル
の撓みが防止される。この結果、ムービングプラテンの
反り返りも防止され、型締機構からの型締力がステープ
ルおよびムービングプラテンを介して金型に効果的に伝
達される。ステープルの撓みやムービングプラテンの反
り返りを防止するためにステープル本体やムービングプ
ラテン本体の肉厚を増大させる必要がないので、重量増
加を伴わずに撓みを防止することができる。無論、補強
材にも重量はあるが、この補強材はステープルを外側に
撓ませようとする力を引張応力として受けてこれを支え
ればよく、ステープル本体やムービングプラテン本体に
作用する曲げモーメントを支えるためにステープル本体
やムービングプラテン本体の肉厚を増強する場合に比
べ、その重量増加は僅かであって問題とはならない。
【0025】更に、ムービングプラテンの金型取付け面
に対して平行に設けられた板状体によって前記補強材を
形成すると共に、該補強材に植設したガイドロッドを前
記ムービングプラテンの側に突出させて前記エジェクタ
機構のノックアウトバーをムービングプラテンに対し接
離自在にガイドし、前記補強材に回転自在かつ軸方向移
動不能に取付けられたボールスクリューの一端を前記補
強材から前記リアプラテンに向けて僅かに突出させて巻
掛ケ伝動装置のためのプーリもしくは歯車伝動装置のた
めの歯車を固設し、前記ノックアウトバーを型締め型開
き方向に貫通して固設したボールナットを前記ボールス
クリューに螺合させ、前記巻掛ケ伝動装置もしくは歯車
伝動装置により前記プーリもしくは歯車を駆動して前記
ノックアウトバーをムービングプラテンに対して接離移
動させるようにしたことを特徴とする構成により、ノッ
クアウトバー(エジェクタロッド)の駆動に関する減速
比を自由かつ容易に変更することができ、更に、動力伝
達機構として巻掛ケ伝動装置や歯車伝動装置を自由に利
用することができ、巻掛ケ伝動装置を利用した場合にお
いてはタイミングベルト等の張設経路や駆動源(モー
タ)の取付け位置を自由に設計することができ、しか
も、製造段階における加工を容易に行えるようにした。
【0026】つまり、ノックアウトバーを接離移動させ
るボールスクリューのプーリは補強材におけるリアプラ
テン側の面、つまり、エジェクタ装置の外側に突出した
ボールスクリューの部分に取付けられているので、エジ
ェクタ装置自体を分解しなくても容易にプーリを交換す
ることができ、該プーリの交換により容易に動力伝達系
の減速比を変更することができる。また、ガイドロッド
およびボールスクリューの主要部は補強材からムービン
グプラテンの側に向けて突出して取付けられているの
で、補強材におけるリアプラテン側の面、つまり、ボー
ルスクリューを駆動するプーリの周辺には何らの障害物
も存在せず、この結果、プーリ径を自由に選択して減速
比を変えることができる。また、同じ理由で、プーリを
駆動する巻掛ケ伝動装置のタイミングベルト等の張設経
路を自由に設計することができ、更には、駆動力の伝達
に直接関係のない適当なプーリを補強材におけるリアプ
ラテン側の面に任意に取付けてタイミングベルト等の張
設経路を調整することにより、駆動源となるモータ等の
取り付け位置を自由に設計することも可能で、また、様
々な歯車を補強材におけるリアプラテン側の面に軸支す
るなどして、巻掛ケ伝動装置に代わる歯車伝動装置で動
力伝達系を構成することもできる。
【0027】ガイドロッドおよびボールスクリューを立
設するための取付け穴は全て補強材の側に設けることが
でき、この補強材はムービングプラテン裏面上下のステ
ープルの先端部を繋ぐようにして設けられているので、
取付け穴の穴アケ加工時に工作機械の加工ヘッド等がス
テープルに干渉することは全くなく、短い工具による重
切削と高速の仕上げ加工が可能であり、製造段階におけ
る加工作業を容易,精密,短時間で行うことができるよ
うになる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明を適用した一実施形態
のエジェクタ装置29の構成の概略を示す部分断面図で
あり、センタラインCL′よりも上の部分でその側面の
外観を、また、センタラインCL′よりも下の部分でボ
ールスクリュー30の軸心を含む側断面を示している。
エジェクタ装置29を取付ける射出成形機本体の構成に
関しては図3に示すものと全く同様であるので説明を省
略する。
【0029】図1に示す通り、エジェクタ装置29の一
部を構成するムービングプラテン31の裏面上下にはス
テープル32a,32bが一体に固設され、更に、ステ
ープル32a,32bの先端部には、これらのステープ
ル32a,32bを接続する補強材33が一体的に設け
られている。
【0030】ムービングプラテン31に対するステープ
ル32a,32bの配設位置は、図2および図3に示し
た従来例のムービングプラテン4に対するステープル2
8a,28bの配設位置と全く同様である。また、本実
施形態における補強材33はムービングプラテン31の
金型取付け面に対して平行な矩形板状体によって構成さ
れており、その四隅が4つのステープル32a(上側の
2つ),32b(下側の2つ)の先端と完全に一体化し
ている。なお、補強材33は必ずしも4つのステープル
32a,32bと接続する矩形板状体によって構成する
必要はなく、ステープル32a,32bおよびムービン
グプラテン31の剛性強化のためにのみ用いるのであれ
ば、図1における紙面手前側のステープル32aと32
bの先端のみを接続するロッド材、および、残りのステ
ープル32aと32bの先端のみを接続するロッド材と
によって構成することが可能である。
【0031】以下、矩形板状体によって補強材33を構
成し、4つのステープル32a,32bの先端部を全て
補強材33で一体的に固定した場合の構成例に基いて説
明を続ける。
【0032】ムービングプラテン31とステープル32
a,32bおよび補強材33とは鋳造等の製造工程にお
いて一体的に成形されるのが普通であるが、十分な取付
け強度さえ確保されるのであれば補強材33の部分に関
しては必ずしも一体成形とする必要はなく、例えば、4
つのステープル32a,32bに対してボルト等で後付
けするような構成としてもよい。ステープル32a,3
2bの先端部には、従来と同様、図3に示すような型締
機構5側のトグルリンク9a,9bのターナリーリンク
7に接続するための枢着孔34a,34bが穿設されて
いる。
【0033】エジェクタ装置29の主要部は、補強材3
3からムービングプラテン31の側に突出させて植設し
たガイドロッド35と、該ガイドロッド35によりムー
ビングプラテン31と接離する方向にガイドされるノッ
クアウトバー36、および、補強材33の側に回転自在
かつ軸方向移動不能に取付けられてノックアウトバー3
6のボールナット37に送りをかけるボールスクリュー
30、ならびに、補強材33の裏面側でボールスクリュ
ー30に固設されたプーリ38とによって構成されてい
る。
【0034】ボールスクリュー30は補強材33に穿設
されたスクリュー取付け穴39にブッシュ41を介して
内嵌された複列のアンギュラベアリング40の内輪に固
定されて補強材33に対し回転自在かつ軸方向移動不能
とされており、また、ガイドロッド35は補強材33に
穿設されたロッド取付け穴42に圧入されて適宜の方法
で固着されている。ボールスクリュー30の取付け位置
に対応するムービングプラテン31の裏面には、ノック
アウトバー36を貫通して固着されたボールナット37
の外径よりも僅かに大きな内径を有する盲穴43が穿設
されて、エジェクタ前進時におけるボールナット37の
突入を許容している。エジェクタ前進時におけるボール
ナット37の先端位置を二点鎖線のボールナット37′
によって示す。
【0035】ノックアウトバー36の中央部に固設され
たエジェクタロッド44はボールスクリュー30の回転
によりノックアウトバー36と一体に前後退してムービ
ングプラテン31の金型取付け面から出没し、金型側の
エジェクタプレートを押圧する。ムービングプラテン3
1を基準とするガイドロッド35,ボールスクリュー3
0の配設位置は、図2および図3に示した従来例のムー
ビングプラテン4に対するガイドロッド15,ボールス
クリュー16の配設位置と同様であり、2本1組のボー
ルスクリュー30およびガイドロッド35の各々が、矩
形状に形成されたノックアウトバー36の対角線位置を
貫通するようにして設けられているのであるが、これら
ボールスクリュー30およびガイドロッド35の全てが
補強材33の側に取付けられている点で、構造上、図2
および図3に示した従来例とでは全く相違する。
【0036】ノックアウトバー36を円滑に移動させる
ためにはガイドロッド35同志、ボールスクリュー30
同志、および、ガイドロッド35とボールスクリュー3
0との平行度や取り付け位置の精度が極めて厳格に要求
されるが、本実施形態においては、最終的に、これらの
精度は補強材33におけるスクリュー取付け穴39およ
びロッド取付け穴42の穴位置精度とその真直度に従属
する。
【0037】補強材33はステープル32a,32bの
先端部にムービングプラテン31の金型取付け面と平行
に設けられているので、これら取付け穴の穴アケ加工に
際しては、ムービングプラテン31の金型取付け面をボ
ール盤またはフライス盤等の工作機械のテーブルの上に
密着させて取付けた後、そのまま工作機械の加工ヘッド
を下降させてエンドミル等による穴アケ加工を行えばよ
い。
【0038】このとき補強材33は工作機械のテーブル
から最も高い位置に位置するので、工作機械の加工ヘッ
ドがステープル32a,32bに干渉することは全くな
く、短い工具を使って加工を行うことができ、工具の撓
みやビビリが解消され、重切削による高速加工が可能と
なる。また、工具が短いため、長い工具の場合のように
先端部が弾かれてビビリを生じるといったこともなく、
精密な仕上げ加工が可能である。この結果、ステープル
28a,28bと加工ヘッドとの干渉を避けるために長
い工具を使用してムービングプラテン4の側に穴アケを
施す従来方式に比べ(図3参照)、遥かに短い加工時間
でガイドロッド35とボールスクリュー30の平行度や
取り付け位置の精度を確保することができる。
【0039】無論、エジェクタ前進時におけるボールナ
ット37の突入を許容するための盲穴43を穿設するた
めには長い工具が必要であるが、盲穴43はボールネジ
30の取り付け精度とは全く関係のない要素であって、
精密な加工は一切必要とされない。要するに、盲穴43
に関してはボールナット37の外形との間に適当な間隙
さえ備わっていればその機能は十分に達成されるので、
その加工精度自体は全く問われず、鋳造段階で一体成形
してしまっても構わない。つまり、盲穴43の加工が加
工時間に与える影響は殆どない。
【0040】また、ボールスクリュー30,ガイドロッ
ド35,ノックアウトバー36の全てが補強材33とム
ービングプラテン31の裏面との間に設けられる一方、
ボールナット30を回転駆動するためのプーリ38だけ
は補強板33の裏面側、つまり、エジェクタ装置29の
外側に突出して設けられているので、プーリ38の周辺
には巻掛ケ伝動装置のタイミングベルト等を張設する際
に障害となるものは一切なく、タイミングベルト等の張
設経路は自由に設定することができる。
【0041】また、補強板33の裏面側に駆動力の伝達
に直接関係のない適当なプーリを取付けてタイミングベ
ルト等の張設経路を決めるのも全くの自由であり、これ
らのことからも、駆動源となるモータ等の取付け位置の
設計の自由度が増す。また、補強部材33の裏面に歯車
を軸支して設けることにより、従来干渉のために利用が
不適当であった歯車伝動装置を巻掛ケ伝動装置に代えて
利用することも可能で、この点においても設計の自由度
が著しく向上する。無論、このような場合にはプーリ3
8に代えて歯車をボールスクリュー30に取付けること
になる。図1に示す実施形態においても、従来の技術の
項で述べたような補助エジェクタロッドを複数個ノック
アウトバー36に取付けて用いることがあるが、これら
の補助エジェクタロッドも全てノックアウトバー36か
らムービングプラテン31に向け突出して取付けられる
かたちとなるので、補強板33裏面の巻掛ケ伝動装置や
歯車伝動装置にこれらの部材が干渉することは一切な
い。
【0042】更に、プーリ38の周辺に障害物がないの
で、補強部材33の対角線上に位置するプーリ38同志
が相互に干渉しない限り、プーリ38の直径を自由に大
径化することができ、駆動源(モータ等)とプーリ38
との間の減速比の選択が全くの自由となり、特に、減速
比を大きくしたいような場合には非常に有利である。
【0043】しかも、エジェクタ装置29自体を分解し
なくても、補強板33から突出したボールスクリュー3
0の部分に取付けられたプーリ38だけを簡単に交換す
ることができるので、ユーザの必要に応じ、適宜、必要
とされる減速比に見合ったプーリ38を簡単に換装する
ことができるという大きなメリットがある。
【0044】また、実際の射出成形作業における型締め
完了の最終段階では、既に従来の技術の項で述べた理由
により、ステープル32a,32bの枢着孔34a,3
4bを上下方向に離間させようとする強力な力が作用す
ることになるが、ステープル32a,32bの先端部は
補強板33により上下方向に一体的に接続されているの
で、これらの部材の各々が不用意に外側に湾曲するとい
ったことは一切なく、同時に、ステープル32a,32
bの倒れ込みによるムービングプラテン31の反り返り
も完全に防止される。このとき、枢着孔34a,34b
の位置において外側に向けて作用する力は補強板33の
面(ロッド材の場合は軸)に沿って作用する引張応力の
みであるので、金属材料からなる補強板33はその厚み
が薄くてもこの力に十分に耐え、大きな伸びや変形を生
じるといったことは全くなく、ステープル32a,32
bの先端、要するに、枢着孔34aと34bとの相対的
な位置関係を堅持することができる。
【0045】従来のように、ステープル28a,28b
に作用する外向きの力をステープル28a,28bやム
ービングプラテン4の側で曲げモーメントとして受け、
ステープル28a,28bおよびムービングプラテン4
の屈曲に対する剛性を強化して撓みに対処する構成で
は、ステープル28a,28bおよびムービングプラテ
ン4の厚みを相当に厚くしなければ撓みを解消すること
はできない。しかし、本実施形態においては、枢着孔3
4a,34bの位置において外側に向けて作用する力を
補強板33の面に沿って引張応力として受けるようにし
ているので、補強板33の厚みは薄くてよく、必要とさ
れる実質的な強度が同じであれば、図2および図3に示
すような従来例に比べ全体的な重量を大幅に軽量化する
ことができる。一般的にいって、金属材料は曲げよりも
引っ張りや圧縮に対しての方が強度があって変形や寸法
変化を生じにくいため、ステープル32a,32bやム
ービングプラテン31に生じる湾曲を解消するためにこ
れらの部材の肉厚を増加させるよりは、力の作用する方
向に沿ってステープル32a,32bの間に補強材33
を設けた方が効果的だからである。ステープル32a,
32bの撓みが防止される結果、型締機構からの力がム
ービングプラテン31に直に伝達されるようになり、型
締め力のロスといった問題も解消される。
【0046】
【発明の効果】本発明による射出成形機のエジェクタ装
置は、ムービングプラテン裏面上下のステープルの先端
部を補強材を介して一体的に接続し、型締め完了時にス
テープルを外側に湾曲させようとして作用する強力な力
をこの補強材により引張応力として受けることによって
ステープルやムービングプラテンの湾曲を防止するよう
にしたので、ステープルやムービングプラテン自体の厚
みを大きく増大させてステープル先端に作用する曲げモ
ーメントに対処することでステープルやムービングプラ
テンの湾曲を防止するようにした従来の構造に比べ、装
置全体の重量を低く抑えたまま、ステープルやムービン
グプラテンの変形を確実に防止することができる。
【0047】また、ステープルやムービングプラテンの
変形が防止される結果、型締め機構の型締力がムービン
グプラテンに正確に伝達されるようになり、型締力のロ
スによる成形の不良、例えば、樹脂反力による微小な型
開きによるバリの発生等も未然に防止される。
【0048】更に、ムービングプラテンの金型取付け面
に対して平行に設けられた板状体によって補強材を形成
すると共に、補強材とムービングプラテンとの間にガイ
ドロッドやノックアウトバーおよびノックアウトバーに
送りをかけるためのボールスクリュー等の構成要素を配
備する一方、補強材の裏面にはボールスクリューを回転
駆動するためのプーリもしくは歯車だけをボールスクリ
ューに取付けて設けるようにしたので、エジェクタ装置
自体を分解しなくても容易にこれらのプーリや歯車を外
側から交換することができ、プーリや歯車の交換により
容易に動力伝達系の減速比を変更することができる。
【0049】また、ガイドロッドおよびボールスクリュ
ーは補強材からムービングプラテンの側に向けて突出し
て取付けられているので、補強材におけるリアプラテン
側の面、つまり、ボールスクリューに取付けられたプー
リや歯車の周辺には何らの障害物も存在せず、この結
果、プーリ径や歯車径を変えても不用意な干渉が生じる
心配はなく、プーリ径や歯車径を自由に選択して減速比
を変えることができる。
【0050】また、障害物がないため巻掛ケ伝動装置を
動力伝達手段として利用した場合ではタイミングベルト
等の張設経路を自由に設計することができ、更には、駆
動力の伝達に直接関係のない適当なプーリを補強材の裏
面側に任意に取付けてタイミングベルト等の張設経路を
調整することにより、駆動源となるモータ等の取り付け
位置を自由に設計することも可能で、また、巻掛ケ伝動
装置に代わる歯車伝動装置で動力伝達系を構成すること
もできる。
【0051】ガイドロッドおよびボールスクリューを立
設するための取付け穴は全て補強材の側に設けることが
でき、この補強材はムービングプラテン裏面上下のステ
ープルの先端部を繋ぐようにして設けられているので、
穴アケ加工のためにムービングプラテンを工作機械のテ
ーブル上に載置した状態ではこの補強材がテーブルから
最も高い位置に位置し、取付け穴の穴アケ加工時に工作
機械の加工ヘッド等がステープルに干渉することは全く
なく、短い工具による重切削と高速の仕上げ加工が可能
であり、製造段階における加工作業を容易,精密,短時
間で行うことができるようになり、装置全体の加工精度
の向上とコストダウンが同時に達成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施形態のエジェクタ装置
の構成の概略を示す部分断面図である。
【図2】従来の射出成形機のエジェクタ機構の要部を示
す図である。
【図3】従来の射出成形機のエジェクタ機構および型締
め機構の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 ステーショナリープラテン 2 リアプラテン 3 タイバー 4 ムービングプラテン 5 型締機構 6 バイナリーリンク 7 ターナリーリンク 8 クロスヘッドリンク 9a,9b トグルリンク 10 クロスヘッド 11 ボールスクリュー 12 エジェクタ駆動機構 13 エジェクタロッド 14 ノックアウトバー 15 ガイドロッド 16 ボールスクリュー 17 プーリ 18 スクリュー取付け穴 19 ベアリング 20 ロッド取付け穴 21 沈めボルト 22 ボールナット 23 貫通孔 24 貫通孔 25 貫通孔 26 タイミングベルト 27 モータ 28a,28b ステープル 29 エジェクタ装置 30 ボールスクリュー 31 ムービングプラテン 32a,32b ステープル 33 補強材 34a,34b 枢着孔 35 ガイドロッド 36 ノックアウトバー 37 ボールナット 38 プーリ 39 スクリュー取付け穴 40 アンギュラベアリング 41 ブッシュ 42 ロッド取付け穴 43 盲穴 44 エジェクタロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムービングプラテンの裏面上下にステー
    プルを設け、かつ、ムービングプラテンの裏面にエジェ
    クタ駆動機構を配備し、前記ステープルを前記エジェク
    タ駆動機構よりもリアプラテン側に突出させてダブルト
    グル式の型締機構のリンクに枢着することにより、エジ
    ェクタ駆動機構と型締機構との干渉を回避して型締め型
    開き動作きおよび製品突出し動作を行わせるようにした
    射出成形機において、 前記裏面上下のステープルの先端部を補強材を介して一
    体的に接続したことを特徴とする射出成形機のエジェク
    タ装置。
  2. 【請求項2】 ムービングプラテンの金型取付け面に対
    して平行に設けられた板状体によって前記補強材を形成
    すると共に、該補強材に植設したガイドロッドを前記ム
    ービングプラテンの側に突出させて前記エジェクタ機構
    のノックアウトバーをムービングプラテンに対し接離自
    在にガイドし、前記補強材に回転自在かつ軸方向移動不
    能に取付けられたボールスクリューの一端を前記補強材
    から前記リアプラテンに向けて僅かに突出させて巻掛ケ
    伝動装置のためのプーリもしくは歯車伝動装置のための
    歯車を固設し、前記ノックアウトバーを型締め型開き方
    向に貫通して固設したボールナットを前記ボールスクリ
    ューに螺合させ、前記巻掛ケ伝動装置もしくは歯車伝動
    装置により前記プーリもしくは歯車を駆動して前記ノッ
    クアウトバーをムービングプラテンに対して接離移動さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の射出成
    形機のエジェクタ装置。
JP19572595A 1995-07-10 1995-07-10 射出成形機のエジェクタ装置 Withdrawn JPH0924527A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248464A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Niigata Machine Techno Co Ltd 射出成形機の型締装置
EP2767381A1 (en) * 2013-02-14 2014-08-20 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection molding machine
EP3147097A1 (en) * 2015-09-24 2017-03-29 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Injection molding machine

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