JPH09242457A - 掘削歯 - Google Patents
掘削歯Info
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- JPH09242457A JPH09242457A JP5024796A JP5024796A JPH09242457A JP H09242457 A JPH09242457 A JP H09242457A JP 5024796 A JP5024796 A JP 5024796A JP 5024796 A JP5024796 A JP 5024796A JP H09242457 A JPH09242457 A JP H09242457A
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- Japan
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- adapter
- point
- socket
- casing
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Abstract
削歯において、これらを係止するロックピンに過大な負
荷がかかる場合でも、その負荷から逃れて折れることの
ない二体型掘削歯を提供する。 【解決手段】 （１）ケーシングの先端に形成されたア
ダプター部、（２）ポイント部、及び（３）ロックピン
から構成される地中掘削機械用ケーシングの掘削歯にお
いて、上記ポイント部は掘削刃先端と反対方向に舌部を
有し、該舌部には、上記アダプター部のソケットへ嵌合
した時にアダプター部の上記ロックピン穴と同一位置に
ロックピン穴が形成され、該ロックピン穴の立面断面の
一端が逆Ｕ字字型穴を有し、上記ロックピンはその平面
断面の一端に中拡型の切欠き部を有し、該切り欠き部に
弾性体と上記逆Ｕ字字型穴と嵌合する突起を有する逆Ｔ
字型の係止具を有することを特徴とする掘削歯。
Description
等に使用されるケーシングの先端に取付けられる掘削歯
に関する。
グは、肉厚が５０ｍｍ以下に制限されている。このため
図７に示すように掘削歯の肉径はケーシングの肉厚と略
等しく、形状は長方形で一体型のものが多い。図７で
は、掘削歯はケーシングＡの外面側と内面側から開先を
設けて溶接により取りつけられている。又、二体型掘削
歯としては、特公平５−７２５１８号公報の図３に示さ
れているような、分割されたアダプターとポイントを有
し、アダプターのノーズ部がポイントの開口盲穴に嵌合
した複雑な形状となっている。
に示されたものは、アダプターに嵌合するポイントはケ
ーシングの外側又は内側に移動でき、これらを係止する
ロックピンは鉄鋼片に硬質ゴムを接着したもので表面に
波形が形成され、その摩擦力で係止している。しかしな
がら、図８に示された一体型の場合、掘削歯Ｂが使用限
度以上の摩耗によって交換する際には、掘削歯Ｂを切断
して再度新しい歯先を溶接を行うため、多大な労力と費
用を要する。
プター部Ｂ１とポイント部Ｂ２より構成されているた
め、３１，３２と３９，４０，３３，３４と４１，４
２，４５，４６と４３，４４のように複雑な薄肉の嵌合
面が多くあるため、造型に多くの労力と費用を要する上
に、掘削時にはこれらの嵌合面に土砂が詰り易く、その
場合図示しないロックピンに大きな負荷がかかるため、
ポイント部Ｂ２の交換が容易ではないという問題があっ
た。図１０に示したような二体型の場合、ケーシングＡ
の押込み時にポイント部Ｂ２はケーシングＡの内側に移
動する。アダプター部Ｂ１の内側傾斜面４６とポイント
部Ｂ２の外周面の傾斜面４７の間に土砂が詰まりポイン
ト部Ｂ２はケーシングＡの内側に引込んで所期の掘削が
できなくなる。又、ロックピンＣはロックピン穴４８と
ほぼ同一寸法で製作され、ロックピンＣの端面を叩いて
ロックピン穴４８に挿入し、操業時に過大な負荷がかか
った場合にロックピンＣ自体は移動できないので折れる
ことがあった。
部とポイント部からなる二体型掘削歯において、これら
を係止するロックピンに過大な負荷がかかる場合でもそ
の負荷から逃れて折れることのないようにした二体型掘
削歯を提供することになる。
結果、アダプター部とポイント部の嵌合面は従来のもの
と同じであるが、ロックピン負荷がかかった場合にロッ
クピンが移動可能とすることでその負荷から逃げられる
ことを見出し、本発明に至った。
に形成された切欠き部に固着されたアダプター部、
（２）該アダプター部に嵌合するポイント部、及び
（３）該アダプター部と該ポイント部を貫通するロック
ピンから構成される地中掘削機械用ケーシングの掘削歯
において、上記アダプター部は前面に開口した受け口と
受け口より内部へ設けられた中空部であるソケットを有
し、該アダプター部の上面からソケットを通過して下面
に至るロックピン穴が貫通し、上記ポイント部は掘削刃
先端と反対方向に舌部を有し、該舌部には、上記アダプ
ター部のソケットへ嵌合した時にアダプター部の上記ロ
ックピン穴と同一位置にロックピン穴が形成され、該ロ
ックピン穴の立面断面の一端が逆Ｕ字字型穴を有し、上
記ロックピンはその平面断面の一端に中拡型の切欠き部
を有し、該切り欠き部に弾性体と上記逆Ｕ字字型穴と嵌
合する突起を有する逆Ｔ字型の係止具を有することを特
徴とする掘削歯である。そして、ケーシングの掘削性を
向上させるために、ポイント部の掘削歯先端部の横断面
は台形状であり、かつアダプター部の突出からポイント
部の面を越えた位置、即ち図５のＹ−Ｙ、まで外周面が
外側に突出している。
いて説明する。図１は、本発明のアダプター部２とポイ
ント部１０からなる二体型掘削歯１がアースオーガ用ケ
ーシングＡの先端部に取付けられる前の分解斜視図を示
す。図２及び図３はアダプター部２の平面図と側面部で
ある。これら図に示されるように、アダプター部２はケ
ーシングＡの切欠き部に差し込まれ断面がほぼ長方形で
あって、長手方向の両サイドと後方の３ケ所の開先ｋを
溶接してケーシングＡに固定されている。
の外面側に延長して、ポイント部１０の舌部１３と合致
するように突出７が形成されている。ポイント部１０の
舌部１３と嵌合する受口３は、ケーシング方向に延びた
中空部であるソケット４、及び該ソケット４を縦方向に
貫通するロックピン穴９を有する。一方、図４〜６に示
されるようにポイント部１０には、アダプター部２の前
記ソケット４を嵌合する舌部１３、及び舌部１３を縦方
向に貫通するロックピン穴１５が設けられている。該ロ
ックピン穴１５には逆Ｕ字穴１６が設けられ、図７及び
図８に示されるロックピン１７の突起状の係止部２０が
嵌合する。また、図６に示されるようにポイント部の先
端部のＺ−Ｚ横断面は、ケーシングの両側が底面、外側
が上辺の台形状を有している。
ダプター部２のソケット４の両側面５，６からポイント
部１０の舌部１３の両側面１１，１２でそれぞれ受けら
れる。又、ポイント部１０の押し込みに発生する負荷は
アダプター部２の前方端面８からポイント部１０の舌部
１３の根元に相当する面１４で受けられる。アダプター
部２の突出７は溶接にて成形される。ロックピン１７は
断面が長方形で片面中央部に中拡型の切欠き部２１を有
し、該切欠き部２１の中心付近に弾性体１９、及び弾性
体に接して切欠き部２１の開口部から突出する突起２０
を有する逆Ｔ字型係止部１８が充填されている。アダプ
ター部２にポイント部１０を嵌合後、ロックピン１７を
両ロックピン穴９，１５を貫通させ、突起２０がポイン
ト部１０の逆Ｕ字型穴１６に嵌合してアダプター部２と
ポイント部１０は連結する。即ち、このロックピン１７
の逆Ｔ字型係止部１８の突起２０が、ポイント部１０の
ロックピン穴１５の逆Ｕ字型穴１６に落ち込みロックピ
ンは抜けなくなる。よって、ポイント部１０はアダプタ
ー部２から脱落することはない。又、土砂等がロックピ
ン穴９，１５に入ってアダプター部２とポイント部１０
の嵌合が悪化してロックピン１７に負荷がかかっても弾
性体１９の弾力性によりロックピン１７の破損が防がれ
る。ポイント部１０をダプター部２から取り外す時は上
記の逆を行えばよい。
部の逆Ｕ字型ロックピン穴及びロックピンが有する逆Ｔ
字型係止具と中拡型切欠き部に充填された弾性体によ
り、ロックピンに過大な負荷がかかってもロックピンは
負荷から逃がれ折れることはない。
Claims (2)
- 【請求項１】 （１）ケーシングの先端に形成された切
欠き部に固着されたアダプター部、（２）該アダプター
部に嵌合するポイント部、及び（３）該アダプター部と
該ポイント部を貫通するロックピンから構成される地中
掘削機械用ケーシングの掘削歯において、上記アダプタ
ー部は前面に開口した受け口と受け口より内部へ設けら
れた中空部であるソケットを有し、該アダプター部の上
面からソケットを通過して下面に至るロックピン穴が貫
通し、上記ポイント部は掘削刃先端と反対方向に舌部を
有し、該舌部には、上記アダプター部のソケットへ嵌合
した時にアダプター部の上記ロックピン穴と同一位置に
ロックピン穴が形成され、該ロックピン穴の立面断面の
一端が逆Ｕ字字型穴を有し、上記ロックピンはその平面
断面の一端に中拡型の切欠き部を有し、該切り欠き部に
弾性体と上記逆Ｕ字字型穴と嵌合する突起を有する逆Ｔ
字型の係止具を有することを特徴とする掘削歯。 - 【請求項２】 ポイント部の掘削刃先端部の横断面は、
台形状であり、かつアダプター部の突出からポイント部
の面を越える位置まで外周面が外側に突出していること
を特徴とする請求項１記載の掘削歯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05024796A JP3748123B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 掘削歯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05024796A JP3748123B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 掘削歯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242457A true JPH09242457A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3748123B2 JP3748123B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=12853665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05024796A Expired - Lifetime JP3748123B2 (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 掘削歯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3748123B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009180030A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Giken Seisakusho Co Ltd | 掘削工具 |
| KR101502321B1 (ko) * | 2014-03-19 | 2015-03-16 | 대원전기 주식회사 | 곡선 경사형 철구에 다수의 초경팁이 형성된 천공스크류용 회전깍기식 굴삭헤드 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP05024796A patent/JP3748123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009180030A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Giken Seisakusho Co Ltd | 掘削工具 |
| KR101502321B1 (ko) * | 2014-03-19 | 2015-03-16 | 대원전기 주식회사 | 곡선 경사형 철구에 다수의 초경팁이 형성된 천공스크류용 회전깍기식 굴삭헤드 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3748123B2 (ja) | 2006-02-22 |
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