JPH09242292A - 手摺体外付設置用持ち出しブラケット - Google Patents
手摺体外付設置用持ち出しブラケットInfo
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- JPH09242292A JPH09242292A JP8204196A JP8204196A JPH09242292A JP H09242292 A JPH09242292 A JP H09242292A JP 8204196 A JP8204196 A JP 8204196A JP 8204196 A JP8204196 A JP 8204196A JP H09242292 A JPH09242292 A JP H09242292A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 手摺における垂直の手摺支柱に手摺体を水平
又は傾斜した状態に外付け設置する。 【解決手段】 手摺体の外付け設置に持ち出しブラケッ
ト１０を用い，これをそれぞれ支軸１５，２０を有する
支柱固定部材１１，手摺取付部材１７及びこれらの間で
支軸１５，２０に回動自在に被嵌し，ネジ２３止めする
軸受部材２１とによって構成し，手摺支柱１に支柱固定
部材１１を，手摺体の上下横桟３１に手摺取付部材１７
をネジ２４止めし，手摺支柱１に対する手摺体の角度出
しの後，ネジ２３止めすることにより手摺体を外付け設
置する。これによりベランダや階段に応じて水平又は傾
斜した手摺体の外付け設置が可能となる。
又は傾斜した状態に外付け設置する。 【解決手段】 手摺体の外付け設置に持ち出しブラケッ
ト１０を用い，これをそれぞれ支軸１５，２０を有する
支柱固定部材１１，手摺取付部材１７及びこれらの間で
支軸１５，２０に回動自在に被嵌し，ネジ２３止めする
軸受部材２１とによって構成し，手摺支柱１に支柱固定
部材１１を，手摺体の上下横桟３１に手摺取付部材１７
をネジ２４止めし，手摺支柱１に対する手摺体の角度出
しの後，ネジ２３止めすることにより手摺体を外付け設
置する。これによりベランダや階段に応じて水平又は傾
斜した手摺体の外付け設置が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は手摺支柱に手摺体を
外付設置するに用いる手摺体外付設置用持ち出しブラケ
ットに関する。
外付設置するに用いる手摺体外付設置用持ち出しブラケ
ットに関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】本発明は，第１に，ベ
ランダ等に設置する従来の手摺が，デザインが固定化す
る傾向が強いことから，面体として構成した従来の手摺
支柱間介装固定の手摺体に代えて又はこれとともに手摺
支柱に面体又は棒体の外付用手摺体を外付設置して，デ
ザインを変化し得るようにするとともに，手摺支柱に対
する該外付用手摺体の外付設置を，ベランダ等の水平位
置においても，階段等の傾斜位置においても共通に可能
として共用し得るようにした手摺体外付設置用持ち出し
ブラケットの提供を解決課題とし，第２に，これに加え
て該持ち出しブラケットをシンプルな構造で比較的低コ
ストなものとし得るようにし，第３に，同じくこれに加
えて，外付用手摺体を外付設置することに併って可及的
にその設置強度を確保し得るようにすることをそれぞれ
解決課題とする。
ランダ等に設置する従来の手摺が，デザインが固定化す
る傾向が強いことから，面体として構成した従来の手摺
支柱間介装固定の手摺体に代えて又はこれとともに手摺
支柱に面体又は棒体の外付用手摺体を外付設置して，デ
ザインを変化し得るようにするとともに，手摺支柱に対
する該外付用手摺体の外付設置を，ベランダ等の水平位
置においても，階段等の傾斜位置においても共通に可能
として共用し得るようにした手摺体外付設置用持ち出し
ブラケットの提供を解決課題とし，第２に，これに加え
て該持ち出しブラケットをシンプルな構造で比較的低コ
ストなものとし得るようにし，第３に，同じくこれに加
えて，外付用手摺体を外付設置することに併って可及的
にその設置強度を確保し得るようにすることをそれぞれ
解決課題とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記第１の課題に添って
本発明請求項１は，持ち出しブラケットを複数部材，特
に３部材によって分割構成し，これを支柱固定部材，手
摺取付部材及び軸受部材によるものとして，支柱固定部
材を手摺支柱に，手摺取付部材を面体又は棒体の手摺体
にそれぞれ固定する一方，支柱固定部材と手摺取付部材
に支軸を突設して，これら支柱固定部材と手摺取付部材
間に介設した軸受部材でこれら支軸を回動自在に被嵌す
ることによって，支柱固定部材に対して手摺取付部材を
回動自在として，手摺取付部材を水平，傾斜の手摺体に
対応し得るようにし，この状態で固定部材により支柱固
定部材，手摺取付部材，軸受部材の一体化固定を行うよ
うにしたものであって，即ちこれを，手摺支柱に固定す
る固定基板及び該固定基板から正面側に突出した水平の
支軸とを有する一体の支柱固定部材と，外付用手摺体に
固定する取付基板及び該取付基板から背面側に突出した
水平の支軸とを有する一体の手摺取付部材と，上記支柱
固定部材及び手摺取付部材間に介装して上記各支軸を回
動自在に被嵌する軸受部材と，該軸受部材を支柱固定部
材及び手摺取付部材にそれぞれ固定する固定部材とを備
えてなることを特徴とする手摺体外付設置用持ち出しブ
ラケットとし，上記第２の課題に添って請求項２は，支
柱固定部材，手摺取付部材を基板とこれに水平突出した
同一径の支軸による単純構成とし，軸受部材を直線円筒
パイプによる同じく単純構造とするようにしたものであ
って，即ちこれを，上記支柱固定部材及び手摺取付部材
の各支軸を，固定基板，取付基板から水平に突出した円
形にして同一径の支軸とし，軸受部材を直線円筒パイプ
によって形成してなることを特徴とする請求項１の手摺
体外付設置用持ち出しブラケットとし，上記第３の課題
に添って請求項３は，手摺体への水平荷重による外れの
可能性を，特に手摺支柱とブラケット間で解消するよう
にして手摺支柱に対する手摺体の外付設置の強度を確保
したものであって，即ちこれを，上記支柱固定部材にお
ける固定基板の手摺支柱への固定を，手摺支柱の手摺体
外付面にＣ字溝を形成して固定基板を該Ｃ字溝にスライ
ド嵌合自在とし，所定位置でＣ字溝底壁にネジ止めして
行ってなることを特徴とする請求項１又は２の手摺体外
付設置用持ち出しブラケットとし，これらをそれぞれ発
明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明請求項１は，持ち出しブラケットを複数部材，特
に３部材によって分割構成し，これを支柱固定部材，手
摺取付部材及び軸受部材によるものとして，支柱固定部
材を手摺支柱に，手摺取付部材を面体又は棒体の手摺体
にそれぞれ固定する一方，支柱固定部材と手摺取付部材
に支軸を突設して，これら支柱固定部材と手摺取付部材
間に介設した軸受部材でこれら支軸を回動自在に被嵌す
ることによって，支柱固定部材に対して手摺取付部材を
回動自在として，手摺取付部材を水平，傾斜の手摺体に
対応し得るようにし，この状態で固定部材により支柱固
定部材，手摺取付部材，軸受部材の一体化固定を行うよ
うにしたものであって，即ちこれを，手摺支柱に固定す
る固定基板及び該固定基板から正面側に突出した水平の
支軸とを有する一体の支柱固定部材と，外付用手摺体に
固定する取付基板及び該取付基板から背面側に突出した
水平の支軸とを有する一体の手摺取付部材と，上記支柱
固定部材及び手摺取付部材間に介装して上記各支軸を回
動自在に被嵌する軸受部材と，該軸受部材を支柱固定部
材及び手摺取付部材にそれぞれ固定する固定部材とを備
えてなることを特徴とする手摺体外付設置用持ち出しブ
ラケットとし，上記第２の課題に添って請求項２は，支
柱固定部材，手摺取付部材を基板とこれに水平突出した
同一径の支軸による単純構成とし，軸受部材を直線円筒
パイプによる同じく単純構造とするようにしたものであ
って，即ちこれを，上記支柱固定部材及び手摺取付部材
の各支軸を，固定基板，取付基板から水平に突出した円
形にして同一径の支軸とし，軸受部材を直線円筒パイプ
によって形成してなることを特徴とする請求項１の手摺
体外付設置用持ち出しブラケットとし，上記第３の課題
に添って請求項３は，手摺体への水平荷重による外れの
可能性を，特に手摺支柱とブラケット間で解消するよう
にして手摺支柱に対する手摺体の外付設置の強度を確保
したものであって，即ちこれを，上記支柱固定部材にお
ける固定基板の手摺支柱への固定を，手摺支柱の手摺体
外付面にＣ字溝を形成して固定基板を該Ｃ字溝にスライ
ド嵌合自在とし，所定位置でＣ字溝底壁にネジ止めして
行ってなることを特徴とする請求項１又は２の手摺体外
付設置用持ち出しブラケットとし，これらをそれぞれ発
明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明を更に具
体的に説明すれば，１０は手摺体外付設置用の持ち出し
ブラケットであり，該持ち出しブラケット１０は，支柱
固定部材１１，手摺取付部材１７，軸受部材２１の３部
材によって分割構成し，これに固定部材２３を備えたも
のとしてあり，支柱固定部材１１は，手摺支柱１に固定
する固定基板１２及び該固定基板１２から正面側に突出
した水平の支軸１５とを有する一体のものとし，手摺取
付部材１７は，外付用手摺体３０に固定する取付基板１
８及び該取付基板１８から背面側に突出した水平の支軸
２０とを有する一体のものとし，軸受部材２１は，上記
支柱固定部材１１及び手摺取付部材１７間に介装して上
記各支軸１５，２０を回動自在に被嵌するものとし，固
定部材２３は，該軸受部材２１を支柱固定部材１１及び
手摺取付部材１７にそれぞれ固定するものとしてあり，
このとき上記支柱固定部材１１及び手摺取付部材１７の
各支軸１５，２０は，これを固定基板１２，取付基板１
８から水平に突出した円形にして同一径の支軸とし，軸
受部材２１は，これを直線円筒パイプによって形成した
ものとする一方，上記固定基板１２の手摺支柱１への固
定を，手摺支柱１の手摺体外付面にＣ字溝５を形成して
固定基板１２を該Ｃ字溝５にスライド嵌合自在とし，所
定位置でＣ字溝５底壁にネジ２４止めして行ってなるも
のとしてある。
体的に説明すれば，１０は手摺体外付設置用の持ち出し
ブラケットであり，該持ち出しブラケット１０は，支柱
固定部材１１，手摺取付部材１７，軸受部材２１の３部
材によって分割構成し，これに固定部材２３を備えたも
のとしてあり，支柱固定部材１１は，手摺支柱１に固定
する固定基板１２及び該固定基板１２から正面側に突出
した水平の支軸１５とを有する一体のものとし，手摺取
付部材１７は，外付用手摺体３０に固定する取付基板１
８及び該取付基板１８から背面側に突出した水平の支軸
２０とを有する一体のものとし，軸受部材２１は，上記
支柱固定部材１１及び手摺取付部材１７間に介装して上
記各支軸１５，２０を回動自在に被嵌するものとし，固
定部材２３は，該軸受部材２１を支柱固定部材１１及び
手摺取付部材１７にそれぞれ固定するものとしてあり，
このとき上記支柱固定部材１１及び手摺取付部材１７の
各支軸１５，２０は，これを固定基板１２，取付基板１
８から水平に突出した円形にして同一径の支軸とし，軸
受部材２１は，これを直線円筒パイプによって形成した
ものとする一方，上記固定基板１２の手摺支柱１への固
定を，手摺支柱１の手摺体外付面にＣ字溝５を形成して
固定基板１２を該Ｃ字溝５にスライド嵌合自在とし，所
定位置でＣ字溝５底壁にネジ２４止めして行ってなるも
のとしてある。
【０００５】本例にあって手摺支柱１は，中空にして方
形の支柱基部２と該支柱基部２の各隅角部において支柱
基部２の側面と平行な直角二辺を有するように突設した
直角二等辺三角形状にして中空の各隅角突条３とを備え
て方形のものとするとともに，各隣接する隅角突条３間
に凹陥形成された支柱基部２の側面をそれぞれ底壁とす
る凹陥部と上記各隅角突条３から支柱基部２の側面側に
それぞれ張出し状に突設した上記凹陥部の開口を狭める
各一対の短突条４とによって外側４面にそれぞれ同一断
面のＣ字溝５を形成したアルミ押出材製一体成型の方形
のものとしてあり，任意の面を手摺体取付面とし，残余
の面を，必要に応じて介設手摺体３３の取付面とした
り，閉塞プレート３７による閉塞面としたりし得るよう
に上記Ｃ字溝５を互換的に使用し得るものとしてある。
形の支柱基部２と該支柱基部２の各隅角部において支柱
基部２の側面と平行な直角二辺を有するように突設した
直角二等辺三角形状にして中空の各隅角突条３とを備え
て方形のものとするとともに，各隣接する隅角突条３間
に凹陥形成された支柱基部２の側面をそれぞれ底壁とす
る凹陥部と上記各隅角突条３から支柱基部２の側面側に
それぞれ張出し状に突設した上記凹陥部の開口を狭める
各一対の短突条４とによって外側４面にそれぞれ同一断
面のＣ字溝５を形成したアルミ押出材製一体成型の方形
のものとしてあり，任意の面を手摺体取付面とし，残余
の面を，必要に応じて介設手摺体３３の取付面とした
り，閉塞プレート３７による閉塞面としたりし得るよう
に上記Ｃ字溝５を互換的に使用し得るものとしてある。
【０００６】また本例にあって持ち出しブラケット１０
の支柱固定部材１１，手摺取付部材１７及び軸受部材２
１は，例えばアルミ鋳物でそれぞれ一体に鋳造した金属
製のものとしてあり，支柱固定部材１１は，両側端に係
合突条１３を突設して厚肉縦長とすることにより，上記
手摺支柱１のＣ字溝５にスライド嵌合するようにこれに
合わせた断面Ｔ字状の固定基板１２と，その上下中央位
置に中実円径の支軸１５を正面側に水平に突出する一
方，固定基板１２上下にネジ用の透孔１４を透設したも
のとして，固定基板１２と支軸１５とによって倒Ｔ字状
をなすものとしてある。
の支柱固定部材１１，手摺取付部材１７及び軸受部材２
１は，例えばアルミ鋳物でそれぞれ一体に鋳造した金属
製のものとしてあり，支柱固定部材１１は，両側端に係
合突条１３を突設して厚肉縦長とすることにより，上記
手摺支柱１のＣ字溝５にスライド嵌合するようにこれに
合わせた断面Ｔ字状の固定基板１２と，その上下中央位
置に中実円径の支軸１５を正面側に水平に突出する一
方，固定基板１２上下にネジ用の透孔１４を透設したも
のとして，固定基板１２と支軸１５とによって倒Ｔ字状
をなすものとしてある。
【０００７】また手摺取付部材１７は，同じく厚肉横長
とした矩形断面の取付基板１８と，その左右中央位置に
同じく中実円径にして上記支軸１５と同一径の支軸２０
を背面側に水平に突出する一方，取付基板１８左右にネ
ジ用の透孔１９を透設したものとして，取付基板１８と
支軸２０とによって同じく倒Ｔ字状をなすものとしてあ
り，このとき図１及び図２のものは取付基板１８を垂直
平板状とし，図３及び図４のものは取付基板１８を湾曲
平板状とし，それぞれ外付用手摺体３０の取付部，特に
横桟３１の形状に対して密着し得るようにしてある。
とした矩形断面の取付基板１８と，その左右中央位置に
同じく中実円径にして上記支軸１５と同一径の支軸２０
を背面側に水平に突出する一方，取付基板１８左右にネ
ジ用の透孔１９を透設したものとして，取付基板１８と
支軸２０とによって同じく倒Ｔ字状をなすものとしてあ
り，このとき図１及び図２のものは取付基板１８を垂直
平板状とし，図３及び図４のものは取付基板１８を湾曲
平板状とし，それぞれ外付用手摺体３０の取付部，特に
横桟３１の形状に対して密着し得るようにしてある。
【０００８】軸受部材２１は，上記同一径の支軸１５，
２０の外径寸法に合わせた円径寸法を有して，各支軸１
５，２０を回動自在に被嵌する，各支軸１５，２０の突
出長さの合計と同一又は長い長さを有し，長手方向前後
にネジ用の透孔２２を透設した厚肉にして直線円筒パイ
プをなすものとしてある。
２０の外径寸法に合わせた円径寸法を有して，各支軸１
５，２０を回動自在に被嵌する，各支軸１５，２０の突
出長さの合計と同一又は長い長さを有し，長手方向前後
にネジ用の透孔２２を透設した厚肉にして直線円筒パイ
プをなすものとしてある。
【０００９】これにより支柱固定部材１１と手摺取付部
材１７を，各支軸１５，２０を対向するように配置し，
これらの間に軸受部材２１を介装して，該軸受部材２１
に支軸１５，２０を嵌挿することによって軸受部材２１
が支軸１５，２０を回動自在に被嵌すれば，支柱固定部
材１１と手摺取付部材１７とは相互に回動自在となり，
支柱固定部材１１を手摺支柱１に固定することにより，
手摺取付部材１７，特にその取付基板１８の角度を自在
化し得ることになり，本例において固定部材２３をネジ
とし，上記軸受部材２１から透孔２２を介して該ネジを
各支軸１５，２０に螺入することにより，該手摺取付部
材１７の角度を所定角度にして，その固定を行うことが
でき，支柱固定部材１１を手摺支柱１に，手摺取付部材
１７を外付用手摺体３０にそれぞれ固定することによっ
て，持ち出しブラケット１０を介して，垂直な手摺支柱
１に対して外付用手摺体３０を水平又は傾斜した状態と
して任意角度に設置することができる。
材１７を，各支軸１５，２０を対向するように配置し，
これらの間に軸受部材２１を介装して，該軸受部材２１
に支軸１５，２０を嵌挿することによって軸受部材２１
が支軸１５，２０を回動自在に被嵌すれば，支柱固定部
材１１と手摺取付部材１７とは相互に回動自在となり，
支柱固定部材１１を手摺支柱１に固定することにより，
手摺取付部材１７，特にその取付基板１８の角度を自在
化し得ることになり，本例において固定部材２３をネジ
とし，上記軸受部材２１から透孔２２を介して該ネジを
各支軸１５，２０に螺入することにより，該手摺取付部
材１７の角度を所定角度にして，その固定を行うことが
でき，支柱固定部材１１を手摺支柱１に，手摺取付部材
１７を外付用手摺体３０にそれぞれ固定することによっ
て，持ち出しブラケット１０を介して，垂直な手摺支柱
１に対して外付用手摺体３０を水平又は傾斜した状態と
して任意角度に設置することができる。
【００１０】図６乃至図１１は，上記手摺支柱１に対し
て上記図１及び図２の持ち出しブラケット１０を用いて
外付用手摺体３０を水平に設置した場合の例を示し，図
６乃至図８は，手摺支柱１の正面を手摺体設置面として
これに面体の外付用手摺体３０を設置し，持ち出しブラ
ケット１０間及び上方のＣ字溝５と残余のＣ字溝５を閉
塞プレート３７によって閉塞して手摺Ａとした例であ
り，図９乃至図１１は，同様に面体の外付用手摺体３０
を設置するとともに，手摺支柱１間に同じく面体の介設
手摺体３０を設置し，同様に持ち出しブラケット１０間
及び上方のＣ字溝５と残余の背面則のＣ字溝５を閉塞プ
レート３７によって閉塞して手摺Ａとした例であり，こ
のとき持ち出しブラケット１０はそれぞれ各手摺支柱１
に上下一対として用い，その支柱固定部材１１の固定基
板１２を手摺支柱１のＣ字溝５にスライド嵌合し，所定
位置でその透孔１４を介してＣ字溝５の底壁にネジ２４
止めして，これを手摺支柱１に固定する一方，手摺取付
部材１７の取付基板１８を，外付用手摺体３０の上下の
横桟３１の背面に面接して密着させ，同じくその透孔１
９を介してこれら上下の横桟３１にネジ２４止めして，
これを外付用手摺体３０に固定し，上記軸受部材２１の
各支軸１５，２０被嵌とネジ止めによる固定部材２３の
固定を行って，手摺支柱１に所定角度，本例にあって水
平の外付用手摺体３０設置を行ったものとしてある。
て上記図１及び図２の持ち出しブラケット１０を用いて
外付用手摺体３０を水平に設置した場合の例を示し，図
６乃至図８は，手摺支柱１の正面を手摺体設置面として
これに面体の外付用手摺体３０を設置し，持ち出しブラ
ケット１０間及び上方のＣ字溝５と残余のＣ字溝５を閉
塞プレート３７によって閉塞して手摺Ａとした例であ
り，図９乃至図１１は，同様に面体の外付用手摺体３０
を設置するとともに，手摺支柱１間に同じく面体の介設
手摺体３０を設置し，同様に持ち出しブラケット１０間
及び上方のＣ字溝５と残余の背面則のＣ字溝５を閉塞プ
レート３７によって閉塞して手摺Ａとした例であり，こ
のとき持ち出しブラケット１０はそれぞれ各手摺支柱１
に上下一対として用い，その支柱固定部材１１の固定基
板１２を手摺支柱１のＣ字溝５にスライド嵌合し，所定
位置でその透孔１４を介してＣ字溝５の底壁にネジ２４
止めして，これを手摺支柱１に固定する一方，手摺取付
部材１７の取付基板１８を，外付用手摺体３０の上下の
横桟３１の背面に面接して密着させ，同じくその透孔１
９を介してこれら上下の横桟３１にネジ２４止めして，
これを外付用手摺体３０に固定し，上記軸受部材２１の
各支軸１５，２０被嵌とネジ止めによる固定部材２３の
固定を行って，手摺支柱１に所定角度，本例にあって水
平の外付用手摺体３０設置を行ったものとしてある。
【００１１】図中１６は持ち出しブラケット１０の支柱
固定部材１１において，支軸１５が係合突条１３側に突
出して手摺支柱１のＣ字溝５へのスライド嵌合時のスラ
イドが妨げられないように支軸１５を削り落し又はやや
凹陥するようにした支軸１５側面の切り落し部，６は手
摺支柱１の立設用ブラケット，７は該ブラケット６にお
いて手摺支柱１の垂直出しを行う回動支柱受け，８は笠
木，３２は外付用手摺体３０の面体構成用の桟，３４は
手摺支柱１のＣ字溝５に嵌合自在とした介設手摺体３３
の縦枠，３５は介設手摺体３３の硝子パネル，３６は上
端の手摺バー材，３９は閉塞プレート３７の閉塞基板３
８に突設した手摺支柱１のＣ字溝５にその短突条４との
間でスナップイン手段をなして，これに係止するように
した係止脚である。
固定部材１１において，支軸１５が係合突条１３側に突
出して手摺支柱１のＣ字溝５へのスライド嵌合時のスラ
イドが妨げられないように支軸１５を削り落し又はやや
凹陥するようにした支軸１５側面の切り落し部，６は手
摺支柱１の立設用ブラケット，７は該ブラケット６にお
いて手摺支柱１の垂直出しを行う回動支柱受け，８は笠
木，３２は外付用手摺体３０の面体構成用の桟，３４は
手摺支柱１のＣ字溝５に嵌合自在とした介設手摺体３３
の縦枠，３５は介設手摺体３３の硝子パネル，３６は上
端の手摺バー材，３９は閉塞プレート３７の閉塞基板３
８に突設した手摺支柱１のＣ字溝５にその短突条４との
間でスナップイン手段をなして，これに係止するように
した係止脚である。
【００１２】図示した例は以上のとおりとしたが，支柱
固定部材における固定基板の手摺支柱への固定を，手摺
支柱の平坦な手摺体外付面に対する突当て面接とネジ止
めによること，Ｃ字溝へのスライド嵌合とネジ止めによ
るとき，固定基板端部をＣ字溝にスライド嵌合するよう
にし，Ｃ字溝からその開口幅に応じた径の支軸を正面側
に突出するようにすること，手摺取付部材における取付
基板の外付用手摺体への固定を，面体の外付用手摺体の
横桟，棒体の外付用手摺体に設けた，例えばＣ字溝への
同じくスライド嵌合とネジ止めによるものとすること，
支柱固定部材と手摺取付部材の支軸を異径とし，軸受部
材をその各長さに合わせた各専用異径の軸受孔を有する
ものとすること，軸受部材を両端に水平の支軸を受入れ
る中間湾曲又は屈曲の円筒パイプ状のものとすること，
軸受部材をアルミ押出材製一体成型のパイプによるもの
とすること等を含めて，本発明の実施に当って，支柱固
定部材，手摺取付部材，軸受部材，固定部材，手摺支
柱，外付用手摺体の各具体的構成，形状，材質，デザイ
ン，これらの関係，これらに対する付加等は，上記発明
の要旨に反しない限り様々に変更した形態のものとする
ことができる。
固定部材における固定基板の手摺支柱への固定を，手摺
支柱の平坦な手摺体外付面に対する突当て面接とネジ止
めによること，Ｃ字溝へのスライド嵌合とネジ止めによ
るとき，固定基板端部をＣ字溝にスライド嵌合するよう
にし，Ｃ字溝からその開口幅に応じた径の支軸を正面側
に突出するようにすること，手摺取付部材における取付
基板の外付用手摺体への固定を，面体の外付用手摺体の
横桟，棒体の外付用手摺体に設けた，例えばＣ字溝への
同じくスライド嵌合とネジ止めによるものとすること，
支柱固定部材と手摺取付部材の支軸を異径とし，軸受部
材をその各長さに合わせた各専用異径の軸受孔を有する
ものとすること，軸受部材を両端に水平の支軸を受入れ
る中間湾曲又は屈曲の円筒パイプ状のものとすること，
軸受部材をアルミ押出材製一体成型のパイプによるもの
とすること等を含めて，本発明の実施に当って，支柱固
定部材，手摺取付部材，軸受部材，固定部材，手摺支
柱，外付用手摺体の各具体的構成，形状，材質，デザイ
ン，これらの関係，これらに対する付加等は，上記発明
の要旨に反しない限り様々に変更した形態のものとする
ことができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したので，
請求項１は，面体として構成した手摺支柱間介装固定の
手摺体に代えて又はこれとともに手摺支柱に面体又は棒
体の外付用手摺体を外付設置して，手摺構成によりデザ
インを変化し得るようにするとともに手摺支柱に対する
該外付用手摺体の外付設置を，ベランダ等の水平位置に
おいても，階段等の傾斜位置においても共通に可能とし
て共用し得るようにした手摺体外付設置用持ち出しブラ
ケットを提供することができ，請求項２は，これに加え
て，該持ち出しブラケットをシンプルな構造で比較的低
コストなものとし得るようにしたものとでき，請求項３
は，同じくこれに加えて，外付用手摺体を外付設置する
ことに併って，その水平荷重による外れを防止して可及
的にその設置強度を確保し得るようにしたものとでき
る。
請求項１は，面体として構成した手摺支柱間介装固定の
手摺体に代えて又はこれとともに手摺支柱に面体又は棒
体の外付用手摺体を外付設置して，手摺構成によりデザ
インを変化し得るようにするとともに手摺支柱に対する
該外付用手摺体の外付設置を，ベランダ等の水平位置に
おいても，階段等の傾斜位置においても共通に可能とし
て共用し得るようにした手摺体外付設置用持ち出しブラ
ケットを提供することができ，請求項２は，これに加え
て，該持ち出しブラケットをシンプルな構造で比較的低
コストなものとし得るようにしたものとでき，請求項３
は，同じくこれに加えて，外付用手摺体を外付設置する
ことに併って，その水平荷重による外れを防止して可及
的にその設置強度を確保し得るようにしたものとでき
る。
【図１】持ち出しブラケットの斜視図
【図２】持ち出しブラケットの分解斜視図
【図３】持ち出しブラケットの斜視図
【図４】持ち出しブラケットの分解斜視図
【図５】手摺支柱と持ち出しブラケットの関係を示す横
断面図
断面図
【図６】手摺の正面図
【図７】手摺の横断面図
【図８】手摺の縦断面図
【図９】手摺の正面図
【図１０】手摺の横断面図
【図１１】手摺の縦断面図
Ａ 手 摺 １ 手摺支柱 ５ Ｃ字溝 １０ 持ち出しブラケット １１ 支柱固定部材 １２ 固定基板 １５ 支 軸 １７ 手摺取付部材 １８ 取付基板 ２０ 支 軸 ２１ 軸受部材 ２３ 固定部材 ３０ 外付用手摺体
Claims (3)
- 【請求項１】 手摺支柱に固定する固定基板及び該固定
基板から正面側に突出した水平の支軸とを有する一体の
支柱固定部材と，外付用手摺体に固定する取付基板及び
該取付基板から背面側に突出した水平の支軸とを有する
一体の手摺取付部材と，上記支柱固定部材及び手摺取付
部材間に介装して上記各支軸を回動自在に被嵌する軸受
部材と，該軸受部材を支柱固定部材及び手摺取付部材に
それぞれ固定する固定部材とを備えてなることを特徴と
する手摺体外付設置用持ち出しブラケット。 - 【請求項２】 上記支柱固定部材及び手摺取付部材の各
支軸を，固定基板，取付基板から水平に突出した円形に
して同一径の支軸とし，軸受部材を直線円筒パイプによ
って形成してなることを特徴とする請求項１の手摺体外
付設置用持ち出しブラケット。 - 【請求項３】 上記支柱固定部材における固定基板の手
摺支柱への固定を，手摺支柱の手摺体外付面にＣ字溝を
形成して固定基板を該Ｃ字溝にスライド嵌合自在とし，
所定位置でＣ字溝底壁にネジ止めして行ってなることを
特徴とする請求項１又は２の手摺体外付設置用持ち出し
ブラケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204196A JP2800113B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 手摺体外付設置用持ち出しブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8204196A JP2800113B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 手摺体外付設置用持ち出しブラケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242292A true JPH09242292A (ja) | 1997-09-16 |
| JP2800113B2 JP2800113B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=13763442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8204196A Expired - Lifetime JP2800113B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 手摺体外付設置用持ち出しブラケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2800113B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007231638A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Try Engineering Co Ltd | 手摺 |
| JP2007255100A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 手摺りの連結構造 |
| JP2013117141A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Ｙｋｋ Ａｐ株式会社 | 屋外立設物 |
| JP2020051033A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | パナソニック株式会社 | 横桟固定部材及びこれを備えた手摺支持装置 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8204196A patent/JP2800113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007231638A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Try Engineering Co Ltd | 手摺 |
| JP2007255100A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 手摺りの連結構造 |
| JP2013117141A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Ｙｋｋ Ａｐ株式会社 | 屋外立設物 |
| JP2020051033A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | パナソニック株式会社 | 横桟固定部材及びこれを備えた手摺支持装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2800113B2 (ja) | 1998-09-21 |
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