JPH09241139A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH09241139A
JPH09241139A JP8080819A JP8081996A JPH09241139A JP H09241139 A JPH09241139 A JP H09241139A JP 8080819 A JP8080819 A JP 8080819A JP 8081996 A JP8081996 A JP 8081996A JP H09241139 A JPH09241139 A JP H09241139A
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JP
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capsule
composition
oral
oral composition
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JP8080819A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Takahashi
宏和 高橋
Kenichi Arai
賢一 新井
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カプセル剤を含有した口腔用組成物におい
て、カプセル剤に由来するざらつき感を大きく低減させ
る。 【解決手段】 口腔用組成物が、以下の成分(a)及び
(b) (a)被膜形成物質として寒天を含み、平均粒径が0.
3〜3mmであるカプセル剤 (b)リナロール、オイゲノール、アネトール、ターピ
ネトール、チモール、カンファー、シンナミックアルコ
ール、シンナミックアルデヒド及びシネオールからなる
群から選ばれる少なくとも一種の香料 を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、練歯磨剤などの口
腔用組成物に関する。より詳しくは、ブラッシングによ
る破壊性が容易なカプセル剤を含有し、かつ使用時にカ
プセル剤に由来するざらつき感が大きく軽減された嗜好
性の高い口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、練歯磨剤、粉歯磨剤、歯肉塗
布剤などの口腔用組成物に、各種薬効成分、香味剤、色
素等の有用成分を内包させたカプセル剤を配合したもの
が知られている。口腔用組成物中に、有用成分をカプセ
ル剤として配合することにより、有用成分の安定性を向
上させることができ、また、薬効性成分を口腔内の適所
に適量投与したり、香味剤や色素の添加効果を口腔内で
発現させることができる等の利点も得ることが可能とな
る。
【0003】このような口腔用組成物に配合するカプセ
ル剤としては、製造時及び保存時にはカプセル剤の内容
物がそのカプセル剤中に安定的に保持され、一方、使用
時には容易にカプセルの被膜が破壊されて内容物が口腔
内に放出されることが重要となる。
【0004】従来、口腔用組成物に配合するカプセル剤
の被膜形成物質としては、ゼラチン、ワックス様物質、
寒天等が知られており、特に、ゼラチンが最も一般的に
使用されている。しかしながら、被膜形成物質としてゼ
ラチンを使用すると、使用時に破壊されやい被膜を形成
できる点で好ましいが、製造時においても被膜が壊れや
すく、内容物が漏出するという問題がある。また、ワッ
クス様物質を使用した場合には被膜強度が高まり、得ら
れるカプセル剤の被膜は、製造時における外力に対して
十分に耐えるが、さらに歯ブラシによるブラッシングに
も破壊されにくくなるという問題がある。これに対し
て、寒天を使用した場合には、このような問題点をある
程度改善することができる。寒天を被膜形成物質として
使用した口腔用組成物としては、シリコーンオイルを芯
物質としたマイクロカプセルであって、ブラッシングに
よりそのカプセル剤が破壊され、シリコーンの消泡作用
が発現されるようにした歯磨組成物(特開昭55−10
0309号公報)や、カプセルの被膜中に少なくとも一
部が埋没した状態でこの被膜を覆うように不溶性塩が析
出している不透明マイクロカプセル(特公昭63−48
580号公報)などをあげることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭55−100309号公報のマイクロカプセル
は平均粒径が5〜50μmであり、特公昭63−485
80号公報の不透明マイクロカプセルは平均粒径が5〜
100μmであり、いずれも粒径が非常に小さいのでブ
ラッシングの際に歯ブラシの毛先からカプセル剤が逃げ
やすく、そのためにカプセル剤が破壊されにくいという
問題がある。そして、破壊されずに残存するカプセル剤
により、ブラッシング時の使用感も低下するという問題
がある。
【0006】このようなカプセル剤の粒径の問題に対
し、単にカプセル剤の粒径を大きくすると、使用時のざ
らつき感が強まり、違和感や異物感が大きくなり、かえ
って使用感が低下するという問題が生じる。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、カプセル剤を含有した口腔
用組成物において、カプセル剤が使用時に、ブラッシン
グにより容易に破壊できるようにし、かつカプセル剤に
由来するざらつき感を大きく低減させ、口腔用組成物の
嗜好性を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、口腔用組成
物に配合するカプセル剤の被膜形成物質として寒天を使
用し、かつこのカプセル剤の粒径を特定の大きさとする
ことにより、口腔用組成物の使用時のブラッシングによ
ってカプセル剤を容易に破壊できるようになること、さ
らに、このようなカプセル剤に由来するざらつき感を軽
減するためには、特定の香料を口腔用組成物に配合する
ことが有効であることを見出し、本発明を完成させるに
至った。
【0009】即ち、本発明は、以下の成分(a)及び
(b) (a)被膜形成物質として寒天を含み、平均粒径が0.
3〜3mmであるカプセル剤 (b)リナロール、オイゲノール、アネトール、ターピ
ネトール、チモール、カンファー、シンナミックアルコ
ール、シンナミックアルデヒド及びシネオールからなる
群から選ばれる少なくとも一種の香料 を含有することを特徴とする口腔用組成物を提供する。
【0010】また、本発明は、さらに成分(c)とし
て、メントールを含有する口腔用組成物や、成分(d)
として非イオン性界面活性剤を含有する口腔用組成物
や、成分(e)として研磨剤を含有する口腔用組成物を
提供する。
【0011】本発明の口腔用組成物によれば、成分
(a)として含有するカプセル剤の被膜を、寒天を用い
て形成するので、このカプセル剤には、製造時あるいは
保存時には破壊されにくいが、口腔用組成物の使用時の
ブラッシングによっては容易に破壊される被膜強度を付
与することが可能となる。また、カプセル剤の平均粒径
が0.3〜3mmであるため、ブラッシング時にカプセ
ル剤が歯ブラシの毛先から逃げること無く、確実にブラ
ッシングにより破壊できるようになる。さらに、本発明
の口腔用組成物は特定の香料を含有するが、この香料は
一時的に口腔内の異物に対する感覚を弱める作用を有す
るので、カプセル剤のざらつき感を低減させることがで
きる。したがって、本発明の口腔用組成物によれば、カ
プセル剤に由来するざらつき感が低減し、使用感が大き
く向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の口腔用組成物につ
いて詳細に説明する。なお、本発明において、「カプセ
ル剤」とは、薬効成分、色素及び香味剤などの内容物が
被膜により被覆されたものをいう。
【0013】本発明の口腔用組成物においては、成分
(a)としてカプセル剤を含有するが、このカプセル剤
としては、その被膜が寒天から形成されているものを使
用する。ここで、寒天としては、水に対する溶解度の大
きなものが好ましい。特に常圧下において95℃の水に
対する溶解度が3以上のものが被膜形成操作の点から好
ましく、溶解度5以上のものがより好ましい。
【0014】また、寒天としては、ゼリー強度が500
g/cm2 以上のものが十分なゲル強度を有しており、
口腔用組成物の製造時にカプセルが壊れることがないの
で好ましい。ここで、ゼリー強度は、濃度1.5%の寒
天ゲルに上から荷重をかけて20秒間耐えられるときの
1cm2 あたりの荷重量をいう。
【0015】カプセル剤の被膜形成物質としては、寒天
と共に親水性高分子物質又は親油性高分子物質を配合す
ることができる。この親水性高分子物質としては、ゼラ
チン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、アラビアガム、グァ
ーガム、キサンタンガム、カゼイン、ペクチン、アルブ
ミン、ポリビニルアルコール等をあげることができる。
また、親油性高分子物質としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアク
リル酸、ポリメタクリル酸、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、エチレングリコールジステアレート、
ソルビタントリステアレート、セレシン、パラフィンワ
クッス、ポリオレフィンワックス、ミツロウ、カルナバ
ワックス等のワックス様高分子物質をあげることができ
る。これらは単独で使用してもよく、二種以上を適宜組
み合わせて使用してもよい。
【0016】カプセル剤の被膜形成物質として親水性高
分子物質又は親油性高分子物質を配合する場合、その配
合割合は、寒天重量に対して親水性高分子物質又は親油
性高分子物質を1〜100重量%配合することが好まし
く、特に、1〜20重量%配合することが好ましい。こ
れによりカプセル剤の内容物の安定性及び口腔内におけ
る放出性を損なわずに使用感を向上させることができ
る。
【0017】カプセル剤の内容物としては、通常、歯磨
等の口腔用組成物に用いられる薬効成分、香味剤、色素
類などを内包することができる。これら内容物に特に制
限はないが、親油性のものが好ましい。
【0018】ここで、カプセル剤が内容物とする薬効成
分としては、例えば、虫歯予防剤、抗微生物剤、ビタミ
ン、酵素、抗炎症剤等をあげることができ、より具体的
には、フッ化ナトリウム、フッ化錫、モノフルオロリン
酸ナトリウム、ビタミンE、ビタミンC、デキストラナ
ーゼ、ムタナーゼ、塩化ナトリウム、グリチルリチン酸
塩、グリチルレチン酸、アズレン、ジヒドロコレステロ
ール、クロルヘキシジン、エピジヒドロコレステロー
ル、イソプロピルメチルフェノール、トリクロロカルバ
ニリド、トリクロサン、ハロカルバン、ヒノキチオー
ル、アラントイン、トラネキサム酸、プロポリス、塩化
セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザ
ルコニウム、銅クロロフィリンナトリウム、塩化リゾチ
ウム等をあげることができる。
【0019】香味剤としては、例えば、付香性アルデヒ
ド、エステル、アルコール等をあげることができ、より
具体的には、スペアミント油、ペパーミント油、チョウ
ジ油、セージ油、ユーカリ油、ローレル油、シナモン
油、ケイヒ油、レモンライム油、グレープフルーツ油、
メントール油、カルボン、サリチル酸メチル、サリチル
酸エチル、オイゲノール、カンファー、ジンジャー、エ
チルアセテート、ジエチルケトン、ユーカリプトール、
ペッパー、ローズ、イソプロピルメチルフェノール、マ
ルトール、アネトール等をあげることができる。
【0020】色素類としては、無機又は有機色素をあげ
ることができ、より具体的には、コバルトブルー、コバ
ルトグリーン、黄色酸化鉄、酸化チタン、雲母、亜鉛粉
末、アルミニウム粉末等の無機顔料、青色1号、赤色2
号等のタール系色素のようなレーキ顔料、銅クロロフィ
ル、β−カロチン、ヒノキチオール鉄錯塩等をあげるこ
とができる。
【0021】カプセル剤の内容物としては、さらに賦形
剤として、油脂類、ロウ類、炭化水素類、高級脂肪酸
類、高級アルコール類、エステル類、精油類、シリコー
ン油類等を配合することができる。
【0022】ここで、油脂類としては、大豆油、ヌカ
油、ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリーブ
油、カカオ油、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤシ
油、ミンク油、牛脂、豚脂等の天然油脂又はこれらの天
然油脂を水素添加して得られる硬化油、及びミリスチン
酸グリセリド、2−エチルヘキサン酸グリセリド、トリ
カプリル酸グリセリド等の合成トリグリセリド等をあげ
ることができる。
【0023】ロウ類としては、カルナバロウ、鯨ロウ、
ミツロウ、ラノリン等をあげることができる。
【0024】炭化水素類としては、流動パラフィン、ワ
セリン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、
セレシン、スクワラン、プリスタン等をあげることがで
きる。
【0025】高級脂肪酸類としては、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレイン酸、ラノリン酸、イ
ソステアリン酸等をあげることができる。
【0026】高級アルコール類としては、ラウリルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロー
ル、2−ヘキシルデカノール酸をあげることができる。
【0027】エステル類としては、オクタン酸セチル、
乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル等をあげる
ことができる。
【0028】精油類としては、ハッカ油、ジャスミン
油、ショウノウ油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テ
レピン油、ケイヒ油、ヘルガモット油、ミカン油、ショ
ウブ油、パイン油、ラベンダー油、ベイ油、グローブ
油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、ペーパー
ミント油、ローズ油、セージ油等をあげることができ
る。
【0029】シリコーン油としては、ジメチルポリシロ
キサン等をあげることができる。
【0030】以上のような成分からなるカプセル剤の内
容物は、口腔用組成物の形態や製造方法などに応じて、
液状、粉末状、ゲル状などの所望の形態にすることがで
きる。
【0031】カプセル剤の製造方法は特に制限されるも
のではなく、公知の製造方法、例えば、界面重合法、液
中硬化被覆法等の化学的方法、コアセルベート法等の物
理化学的方法、二重ノズル滴下法、流動床法等の物理的
方法等を適用することができる。特に、粒径制御の点か
らは二重ノズル滴下法が好ましい。
【0032】一方、本発明において、カプセル剤の平均
粒径は0.3〜3mmとする。特に、0.5〜3mmと
することが好ましく、0.6〜2mmとすることがより
好ましい。平均粒径が0.3mm未満であると、口腔用
組成物の使用時に、ブラッシングしても、カプセル剤が
破壊されにくくなり、使用感が低下し、外観も損なわれ
る。また、平均粒径3mmを超えるとざらつき感が強く
なり、使用感の低下が著しくなる。なお、本発明で使用
するカプセル剤は、その被膜形成物質として寒天を使用
するため、カプセル剤を調製後、それを口腔用組成物の
基材に配合すると、カプセル剤が若干膨脹する場合があ
る。そこで、カプセル剤の平均粒径としては、膨脹後の
カプセル剤の平均粒径が上述の範囲に入るようにするこ
とことが好ましい。
【0033】また、カプセル剤は、1個当たりの破壊強
度を0.1〜20gとすることが好ましく、特に、1〜
20g、さらに1〜10gとすることが好ましい。これ
により、口腔用組成物の製造時及び保管時では内容物の
漏出を防止し、使用時では容易にカプセル剤が破壊され
て内容物が放出されるようになる。
【0034】ここで、「破壊強度」とは、口腔用組成物
から取り出したカプセル剤1個に対し、上方より荷重を
かけ、カプセル剤の被膜が破壊されたときの荷重量であ
る。また、本発明において破壊強度は、圧縮試験機KE
S−F3(加藤鉄工所社製)にて速度を50秒/mmに
することにより測定した。
【0035】さらに、本発明においては、カプセル剤の
寒天の被膜率を1〜30重量%とすることが好ましく、
特に1〜15重量%、さらには5〜15重量%とするこ
とが好ましい。ここで「寒天の被膜率」とは、カプセル
剤全重量に対する寒天の重量百分率をいう。このような
被膜率とすることにより、カプセル剤に適度な破壊性を
付与し、使用時に内容物を容易に放出させることができ
る。
【0036】本発明の口腔用組成物において、カプセル
剤の配合割合は、0.1〜20重量%とすることが好ま
しく、特に0.1〜10重量%、さらには0.5〜5重
量%とすることが、薬効成分等の効果を適度に発現させ
ることができ、使用感も良好となり、外観も美しくなる
ので好ましい。
【0037】本発明の口腔用組成物は、以上のようなカ
プセル剤を成分(a)として含有し、さらに成分(b)
として、リナロール、オイゲノール、アネトール、ター
ピネトール、チモール、カンファー、シンナミックアル
コール、シンナミックアルデヒド及びシネオールからな
る群から選ばれる少なくとも一種の香料を含有すること
を特徴としている。これら成分(b)の香料は、一時的
に口腔内の異物に対する感覚を弱める作用を有する。し
たがって、成分(a)のカプセル剤に由来するざらつき
感を低減させることができ、口腔用組成物の使用感を大
きく向上させることが可能となる。
【0038】口腔用組成物中の成分(b)の香料の配合
割合は、少なすぎると香料の添加効果が得られず、多す
ぎると苦みの原因となったり、香調を激変させる原因と
なったりするので、0.0001〜1重量%とすること
が好ましく、0.001〜0.1重量%とすることがよ
り好ましい。
【0039】本発明の口腔用組成物には、上記のように
成分(a)及び(b)を必須成分として含有させるが、
さらに成分(c)としてメントールを含有させることが
好ましい。これにより口腔用組成物に清涼感を付与する
ことができる。口腔用組成物におけるメントール配合割
合は、0.1〜1重量%とすることが好ましい。
【0040】また、本発明の口腔用組成物には、成分
(d)として非イオン性界面活性剤を含有させることが
好ましい。これにより、口腔用組成物の粘度を適度に高
めると共に、カプセル剤の内容物の漏出を抑制し、安定
性を向上させることが可能となる。
【0041】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン・ポ
リオキシプロピレンブロック共重合体、ショ糖脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコ
ール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アル
キルグリコシド脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンシ
ョ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコール脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、アルキルグリコシド、脂肪酸モノエタノールア
ミド、ポリオキシエチレン脂肪酸モノエタノールアミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエタノールアミド、ポ
リオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体等をあげる
ことができる。なかでも、ポリオキシエチレン・ポリオ
キシプロピレンブロック共重合体、ショ糖脂肪酸エステ
ル、アルキルグリコシド、ポリオキシエチレンショ糖脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ま
しい。さらに、これらの中でも流動性の低いものがカプ
セル剤の内容物の漏出を大きく防止することができるの
で好ましく、このような非イオン性界面活性剤として
は、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロッ
ク共重合体をあげることができ、特に平均分子量が10
00〜15000のものが好ましい。
【0042】これらの非イオン性界面活性剤は、一種を
使用してもよく、二種以上を併用してもよい。また、口
腔用組成物中の非イオン性界面活性剤の配合割合は、1
〜40重量%が好ましく、特に3〜30重量%が好まし
い。少なすぎると非イオン性界面活性剤の添加効果を得
られず、多すぎると口腔用組成物の味が劣るので好まし
くない。
【0043】なお、本発明の口腔用組成物に配合する界
面活性剤としては、上述の非イオン性界面活性剤の他、
必要に応じて、アシルグルタミン酸ナトリウム、アシル
サルコシン酸ナトリウム等のアシルアミノ酸塩類、ラウ
リル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル塩類等の
イオン性界面活性剤等も使用することができる。
【0044】本発明の口腔用組成物には、さらに成分
(e)として研磨剤を含有させることが好ましい。前述
のように本発明には成分(b)の香料が口腔用組成物の
ざらつき感を大きく軽減させるので、研磨剤を十分に含
有させても口腔用組成物にざらつき感が問題となること
はない。
【0045】ここで、研磨剤としては、歯磨用リン酸水
素カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウ
ム、不溶性メタリン酸カリウム、無水ケイ酸、含水ケイ
酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、ベント
ナイト、ゼオライト、酸化アルミニウム、水酸化アルミ
ニウム、レジン等をあげることができる。
【0046】本発明の口腔用組成物には、以上の成分
(a)〜(e)の他、一般に口腔用組成物に用いられる
口腔用ベヒクル、例えば、粘結剤、湿潤剤、香料、甘味
料、殺菌剤、防腐剤、水溶性フッ化物、水等を必要に応
じて配合することができる。
【0047】ここで、粘結剤としては、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、
ヒドロキシエチルセルロース、増粘性シリカ、モンモリ
ロナイト、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、グァ
ーガム、キサンタンガム、ペクチン等をあげることがで
きる。
【0048】湿潤剤としては、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ソルビトール、グリセリ
ン、マルチトール、キシリトール等をあげることがで
き、中でもソルビトール、グリセリンが好ましい。
【0049】香料としては、スペアミント油、ペパーミ
ント油、ウインダーグリーン油、サッサフラス油、丁子
油、セージ油、ユーカリ油、マヨナラ油、肉桂油、タイ
ム油、レモン油及びオレンジ油等の天然香料や1−メン
トール、アネトール、カルボン、オイゲノール、チモー
ル、サリチル酸メチル等の合成香料が挙げられる。
【0050】殺菌剤としては、クロルヘキシジンの塩
類、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
【0051】防腐剤としては、安息香酸、安息香酸ナト
リウム、パラヒドロキシ安息香酸、パラヒドロキシ安息
香酸エステル等が挙げられる。
【0052】水溶性フッ化物としては、フッ化ナトリウ
ム、モノフルオロリン酸ナトリウム等が挙げられる。
【0053】また、上記の成分に加えて、本発明の口腔
用組成物には、クロロフィル化合物、ε−アミノカプロ
ン酸、トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE、ニコ
チン酸エステル、アラントインクロルヒドロキシアルミ
ニウム、アズレン、塩化リゾチーム、ヒノキチオール、
プロテアーゼ、生薬抽出物等の生理活性成分を添加する
こともできる。
【0054】これらの口腔用ベヒクルの配合割合は、口
腔用組成物の形態により異なり、例えば、液状組成物の
場合には、上述の口腔用ベヒクルのうち、研磨剤及び粘
結剤を除く他のベヒクルを配合することができる。通常
は、湿潤剤を1〜30重量%、水を50〜96重量%配
合することが好ましい。また、ペースト状組成物とする
場合には、上述の口腔用ベヒクルのすべてを配合するこ
とができ、通常は、研磨剤を1〜75重量%、粘結剤を
0.5〜5重量%、湿潤剤及び水を合計で10〜85重
量%、香料及び甘味料を合計で0.01〜5重量%配合
することが好ましい。
【0055】本発明の口腔用組成物は、練歯磨、粉歯
磨、液状歯磨、マウスリンス、歯肉マッサージクリーム
等の所望の形態にすることができ、これらの製造方法
は、上述のような成分(a)のカプセル剤、成分(b)
の香料及びその他の成分を常法にしたがって、混合する
ことにより得ることができる。
【0056】この場合、本発明においては、カプセル剤
の被膜形成に使用する寒天が透明(配合する色素により
有色透明又は無色透明)であることを利用して、口腔用
組成物全体としても透明に調製することが好ましい。こ
れにより、口腔用組成物の美観を高めることができる。
口腔用組成物を透明に調製する場合、その透明度は、J
IS K0102-1993 の透視度標準検査法に従った次
の測定方法による値として3mm以上、特に5mm以上
となるようにすることが好ましい。
【0057】即ち、透明度測定方法としては、図2のメ
スシリンダー10の底部に、図1に示すような二重線の
十字マーク(線幅1mm、線間隔1mm)を付し、この
メスシリンダー10の中に口腔用組成物12を入れ、次
にメスシリンダー10の内部に、底部が無色透明で平な
ガラス板で塞がれているガラス管14を沈めていき、ガ
ラス管の上方開口部からメスシリンダー10の底部を目
視観察し、図1のマークの二重線が明瞭に識別できるよ
うになったときのガラス管14とメスシリンダー10の
底部との距離a(mm)を透明度とした。この場合、光
源Lとしては、スリガラスを介して40W蛍光灯2本を
メスシリンダー10の下方に配設した。
【0058】また、口腔用組成物を所望の透明度に調製
する方法としては、例えば、この組成物に配合する無水
ケイ酸(シリカ)の屈折率に合わせるように、湿潤剤
(グリセリン、ポリエチレングリコール等)と水との比
率を調整すればよい。
【0059】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0060】実施例1〜16及び比較例1,2 (i) 練歯磨剤の調製 口腔用組成物として、表1に示す歯磨剤成分を常法に従
って配合することにより練歯磨剤を調製した。この場
合、香料としては、表2に示す香料成分Aと表3に示す
香料成分Bとの混合物を使用した。
【0061】また、カプセル剤としては、粒径0.3m
m(実施例1〜8、比較例1)又は粒径0.5mm(実
施例9〜16、比較例2)のものを使用した。
【0062】
【表1】成分 (重量%) カプセル剤 2.0 研磨性シリカ 25.0 ソルビット液 20.0 グリセリン 10.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 1.0 メチルパラベン 0.2 香料 0.8 精製水 バランス
【0063】
【表2】香料成分A 重量% メントール 40.0 ペパーミントオイル 35.0 エタノール 25.0
【0064】
【表3】 実施例 香料成分B 香料成分Bの 評価結果 香料成分Aに対する (カフ゜セル剤粒径)(カフ゜セル剤粒径) 添加量(wt%) 0.3mm 0.5mm 1, 9 オイケ゛ノール 0.5 ◎ ◎ 2,10 アネトール 0.5 ◎ ◎ 3,11 チモール 0.1 ◎ ◎ 4,12 カンファー 0.1 ◎ ◎ 5,13 シンナミックアルコール 0.5 ◎ ○ 6,14 シンナミックアルテ゛ヒト゛ 0.5 ◎ ○ 7,15 リナロール 0.1 ○ ○ 8,16 ターヒ゜ネオール 0.1 ○ ○ 比較例 1,2 なし − − −
【0065】(ii)評価 専門パネラー7名に、実施例及び比較例の練歯磨剤を使
用して歯磨をしてもらい、そのときの使用感の官能評価
を、実施例を比較例と対比することによりSD7段階ブ
ラインド評価で行い、さらにその7名の評価結果の平均
値を以下の評価基準に従って4段階に評価した。この結
果を表3に示す。
【0066】[評価基準] ◎:ざらつきが非常に軽減されている(SD7段階フ゛ライント゛
評価値:1〜2) ○:ざらつきが軽減されている(SD7段階フ゛ライント゛評価
値:3〜4) △:ざらつきがやや軽減されている(SD7段階フ゛ライント゛評
価値:5〜6) ×:ざらつきが軽減されていない(SD7段階フ゛ライント゛評価
値:7)
【0067】表3の結果から、特定の香料成分(B)を
含有する本発明の実施例によれば、ざらつき感が大きく
低減されることがわかる。
【0068】実施例17〜24 香料成分Bの香料成分Aに対する添加量を表4に示すよ
うに変える以外は実施例1〜8を繰り返して練歯磨剤を
調製し、それを評価した。この結果を表4に示す。
【0069】
【表4】 実施例 香料成分B 香料成分Bの 評価結果 香料成分Aに対する (カフ゜セル剤粒径) 添加量(wt%) 0.3mm 17 オイケ゛ノール 0.1 ◎ 18 アネトール 0.1 ◎ 19 チモール 0.01 ◎ 20 カンファー 0.01 ◎ 21 シンナミックアルコール 0.1 ○ 22 シンナミックアルテ゛ヒト゛ 0.1 ○ 23 リナロール 0.01 ○ 24 ターヒ゜ネオール 0.01 ○ 比較例 1 なし − −
【0070】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物によれば、そこに
含有されるカプセル剤がブラッシングにより容易に破壊
され、口腔用組成物の使用時にカプセル剤の内容物を良
好に放出させることができる。さらに、かつカプセル剤
に由来するざらつき感が大きく低減し、口腔用組成物の
嗜好性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、口腔用組成物の透明度を測定するため
に使用するマークの説明図である。
【図2】図2は、口腔用組成物の透明度の測定方法の説
明図である。
【符号の説明】
10 メスシリンダー 12 口腔用組成物 14 ガラス管

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分(a)及び(b) (a)被膜形成物質として寒天を含み、平均粒径が0.
    3〜3mmであるカプセル剤 (b)リナロール、オイゲノール、アネトール、ターピ
    ネトール、チモール、カンファー、シンナミックアルコ
    ール、シンナミックアルデヒド及びシネオールからなる
    群から選ばれる少なくとも一種の香料 を含有することを特徴とする口腔用組成物。
  2. 【請求項2】 成分(a)のカプセル剤の平均粒径が
    0.5〜3mmである請求項1記載の口腔用組成物。
  3. 【請求項3】 成分(a)のカプセル剤における寒天の
    被膜率が1〜30重量%である請求項1記載の口腔用組
    成物。
  4. 【請求項4】 成分(a)のカプセル剤を0.1〜20
    重量%、成分(b)の香料を0.0001〜1重量%含
    有する請求項1記載の口腔用組成物。
  5. 【請求項5】 さらに、成分(c)として、メントール
    を含有する請求項1記載の口腔用組成物。
  6. 【請求項6】 成分(c)のメントールを0.1〜1重
    量%含有する請求項5記載の口腔用組成物。
  7. 【請求項7】 さらに、成分(d)として、非イオン性
    界面活性剤を含有する請求項1〜6のいずれかに記載の
    口腔用組成物。
  8. 【請求項8】 成分(d)の非イオン性界面活性剤が、
    ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共
    重合体、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、
    ポリオキシエチレンショ糖脂肪酸エステル及びポリオキ
    シエチレン硬化ヒマシ油からなる群より選択される少な
    くとも一種である請求項7記載の口腔用組成物。
  9. 【請求項9】 成分(d)の非イオン性界面活性剤とし
    て、平均分子量1000〜15000のポリオキシエチ
    レン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体を含有す
    る請求項8記載の口腔用組成物。
  10. 【請求項10】 さらに、成分(e)として、研磨剤を
    含有する請求項1〜9のいずれかに記載の口腔用組成
    物。
  11. 【請求項11】 成分(e)の研磨剤が、歯磨用リン酸
    水素カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウ
    ム、不溶性メタリン酸カリウム、無水ケイ酸、含水ケイ
    酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、ベント
    ナイト、ゼオライト、酸化アルミニウム、水酸化アルミ
    ニウム及びレジンから選ばれる少なくとも一種である請
    求項10記載の口腔用組成物。
  12. 【請求項12】 口腔用組成物の透明度が、JIS K
    0102-1993 の透視度標準検査法により3mm以上で
    ある請求項1〜11のいずれかに記載の口腔用組成物。
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