JPH09239866A - 更生タイヤの判別方法及び更生タイヤの製造方法 - Google Patents

更生タイヤの判別方法及び更生タイヤの製造方法

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JPH09239866A
JPH09239866A JP8056471A JP5647196A JPH09239866A JP H09239866 A JPH09239866 A JP H09239866A JP 8056471 A JP8056471 A JP 8056471A JP 5647196 A JP5647196 A JP 5647196A JP H09239866 A JPH09239866 A JP H09239866A
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tire
tread
outer diameter
dimension
groove bottom
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JP8056471A
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Hiroshi Ueda
廣志 植田
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの測定作業時間を短縮すると共に、使
用済みタイヤを有効活用できる更生タイヤの判別方法及
び更生タイヤの製造方法を提供すること。 【解決手段】 使用済みタイヤ1のトレッド10をバフ
する前に、非接触センサー40,50A,50Bにより
トレッド10の表面とサイドウォール部7,7aを測定
する。トレッド10の表面は、タイヤ周方向に複数に分
割し、タイヤ回転中心から分割した範囲の表面までの寸
法のなかの最小寸法を溝底値として、平均の溝底値を2
倍することで、溝底の真の外径を得る。溝底の真の外径
に基づいてバフ調整面6の外径寸度Dを算出し、サイド
ウォール部7,7aの外面変位の測定値から最大幅W3
の寸度を算出し、使用済みタイヤ10から得られる台タ
イヤ9を使用して金型の前記寸度に対応するそれぞれの
基準寸度とを比較し、この使用済みタイヤ1が金型によ
る加硫成型に適しているかどうかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は金型加硫方式によ
り更生タイヤを製造する分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモールド更生法と呼ばれる金型
加硫方式の更生タイヤの製造方法では、先ず使用済みタ
イヤの外周をテープメジャーで測定して外周寸法から使
用済みタイヤの外径を換算し、溝深さを周上3〜5ヵ所
ディプスゲージで測定して平均値を出し、上記外径値よ
り溝深さの平均値を差し引いてバフ調整面の外径の寸度
を求める。
【0003】次に、ベルト層を有する使用済みタイヤの
幅方向断面を示す図4に示すように、使用済みタイヤ2
0のビードヒール26、26aの間隔W0 を正規の所定
間隔に保持した上で回転しながらトレッド部21をバフ
掛けして切削除去し、点線で示すバフ調整面22に仕上
げて台タイヤ23を得る。
【0004】さらに、台タイヤ23の最大幅W1 を大型
のキャリパー等で測定しその寸度を得る。なお、バフ調
整面22はサイドウォール部28,28aの最大巾W1
に関与する位置まで低くは来ないので、最大巾W1 の寸
度は使用済みタイヤ20でもそれから得られる台タイヤ
23でも同一である。
【0005】このようにして、台タイヤ23の前記外径
1 寸度及び最大幅W1 寸度が得られた後、これらの寸
度と、この台タイヤ23に所定の未加硫ゴムからなりパ
ターン溝が未加工のトレッドを巻き付けた生タイヤを加
硫成型すべきそれ用の金型の対応する基準寸度とを比較
し、台タイヤ23の適否、適合する金型種がタイヤ外径
でLAEGE (大)、MIDIUM(中)、 SMALL(小)の3種類
のうちの何れに適しているかを判定していた。
【0006】ここで、生タイヤとは、台タイヤに未加硫
ゴムのトレッドが貼り付けられた状態を呼称し、これを
加硫成型すれば製品タイヤが得られる。
【0007】このように従来は、バフ調整面22が完了
し実際に台タイヤ23を得られた後に、各部を測定して
金型による加硫成型に適しているかどうかを判定してい
た。
【0008】そこで、従来の技術には次のような問題が
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】バフ調整面22が完了
し台タイヤ23を得られた後に、金型による加硫成型に
適していないと判定された場合には、台タイヤ23はも
はや使用不能でスクラップ処理となり、更生タイヤの製
造にとって貴重な使用済みタイヤ20が無駄となる。そ
してこの場合には、台タイヤ23を形成するために要し
た工数がすべて無駄に帰することとなり、多大の損失と
なる。
【0010】また、更生するタイヤの設計値が分かって
いる場合、設計値からベルト24の最外ベルト層25の
上面の外径D0 の寸度を予測しバフ掛けすると、実際の
製品タイヤにはばらつきがあり実際の外径D0 が設計値
よりも大きく出来ている場合があり、バフ調整面22が
最外ベルト層25まで達してしまい使用済みタイヤ20
はスクラップ処理となる場合がある。
【0011】そこで、これを防止するためにバフ掛けの
途中で、使用済みタイヤ20の回転を停止してバフ掛け
している外周面をすり鉢状に切削して、実際にベルト2
5の上面までの深さを確認しながらバフ掛けすると長時
間を要し生産性を大きく疎外するという課題がある。
【0012】ここで、更生タイヤの製法には大きく分け
て前述の金型加硫成型法と、プレキュア法との2つの方
法があり、プレキュア法では台タイヤの外周に貼り付け
ようとする新規トレッドの外周面には既にパターン溝が
加硫成型され形成されている。
【0013】そして、プレキュア法は、このパターン溝
を有するプレキュアトレッドを台タイヤの外周に強固に
加硫接着するために、台タイヤの外周にプレキュアトレ
ッドを巻つけた生タイヤにエンベロープと称する柔軟な
袋を被せて加硫缶内で加熱することにより加硫する方式
であり、金型によりパターン溝を新たに加硫成型する方
法と異なるため、前述のサイドウォール部28、28a
の形状と台タイヤ23の最大幅W1 及びバフ調整面22
の外径D1 の寸度のばらつきに対する許容度が大きく、
これら寸度が不適でプレキュア法による更生タイヤの製
造が出来ないということはほとんどない。
【0014】従って、プレキュア法の場合には、使用済
みタイヤ20をバフ掛けしバフ調整面を形成する前にあ
らかじめ前述のような寸度を知る必要はない。
【0015】しかも、プレキュア法によりプレキュアト
レッドを接着する場合には、図5に示すように、使用済
みタイヤ20の点線で示すバフ調整面29は幅方向に略
単一のCR(クラウンアール)形状としている。
【0016】そこで、使用済みタイヤ20をバフ掛けし
調整して金型加硫成型法に用いる台タイヤ23を形成す
る前に、必要寸度を測定して金型加硫成型法に適するか
どうかが判定出来れば、金型加硫成型法に不適と判定さ
れた場合でも、従来はスクラップ処理されていた使用済
みタイヤ20をプレキュア法に転用して幅方向に略単一
のCRのバフ調整面29を形成した台タイヤ30とする
ことにより、使用済みタイヤ20を有効に利用すること
が出来るようになる。
【0017】しかるに、前述のようにバフ調整面22を
形成した後に金型加硫成型法に使用不可能と判定された
場合には、バフ調整面22はショルダー27、27aま
で研削しているのでプレキュア法では削り過ぎとなり、
もはやこの台タイヤ23はプレキュア法にも転用不能と
なり、廃棄処分となる。
【0018】そこで、この発明の目的は、使用済みタイ
ヤをバフ調整して台タイヤを形成する前に、必要寸度を
測定し金型加硫成型法に適するかどうかを判定すること
により、使用済みタイヤを有効に利用する技術を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ベルト層を有する使用済みタイヤのトレッド部をバ
フ掛けして調整した台タイヤのバフ面に、未加硫ゴムの
トレッドを貼り付けた後に金型で加硫成形し更生タイヤ
を製造するにあたり、使用済みタイヤのトレッド部をバ
フする前に、あらかじめ非接触センサーを用いて少なく
ともトレッド溝底部の外径とサイドウォール部外面のタ
イヤ最大幅とを測定し、金型への適用可能性を判断する
更生タイヤの判別方法であって、使用済みタイヤの周上
をタイヤ周方向に少なくとも10以上に分割し、分割し
た範囲のタイヤ表面のタイヤ回転中心からの最小寸法を
溝底値と見なし、全ての範囲の前記溝底値を基にして得
られた平均の溝底値を2倍して得られた値をトレッド溝
底部の真の外径とし、前記トレッド溝底部の真の外径か
ら前記ベルト層の最外層ベルト上面の外径寸度及びバフ
調整面の外径寸度を算出し、前記最外層ベルト上面の外
径寸度及び前記サイドウォール部外面のタイヤ最大幅寸
度と、この使用済みタイヤから得られる台タイヤを使用
して加硫成形すべき金型の前記寸度に対応するそれぞれ
の基準寸法とを比較することにより、この使用済みタイ
ヤが金型による加硫成形に適しているかどうかを判定す
ることを特徴としている。
【0020】次に、請求項1に記載の更生タイヤの判別
方法の作用について説明する。まず最初に、ベルト層を
有する使用済みタイヤをタイヤ回転装置等に装着して回
転させ、例えばレーザー等の反射型非接触式センサーを
用いてタイヤ外周表面のタイヤ回転中心からの寸法を1
周に渡り測定する。
【0021】使用済みタイヤの周上をタイヤ周方向に少
なくとも10以上に分割し、各々の分割した範囲のタイ
ヤ表面のタイヤ回転中心からの最小寸法を溝底値と見な
す。
【0022】次に、全ての範囲の溝底値を基にして得ら
れた平均値を2倍して得られた値をトレッド溝底部の真
の外径とする。
【0023】トレッド溝底部の真の外径からベルト層の
最外層ベルト上面の外径寸度及びバフ調整面の外径寸度
を算出し、算出した最外層ベルト上面の外径寸度と、こ
の使用済みタイヤから得られる台タイヤを使用して加硫
成形すべき金型の外径寸度に対応する基準寸法とを比較
することにより、この使用済みタイヤが金型による加硫
成形に適しているかどうかを判定する。
【0024】ここで、トレッド溝底部と最外層ベルト上
面との間隔であるスキッドベースゲージはタイヤの種類
によって決まっており、例えばトラック・バス用のタイ
ヤであれば通常4〜6mmとなっている。
【0025】そして、前記使用済みタイヤのトレッド部
をバフしトレッド部を切除するバフ調整面の位置は前記
トレッド溝底部と前記最外層ベルト上面とのほぼ中間位
置である。そこで、バフ調整面の外径は最外層ベルト上
面の外径に4〜6mmを加えたものとなる。
【0026】即ち、トレッド溝底部の真の外径寸度が判
明すればこの真の外径寸度からスキッドベースゲージの
2倍を減じて最外層のベルト上面の外径寸度を算出する
ことが出来る。
【0027】そして、この最外層のベルト上面に4〜6
mmの約2分の1である2〜3mmを加えた位置がこの
使用済みタイヤにバフ掛けしてバフ調整面とすべき位置
であり、最外層のベルト上面の外径寸度に2〜3mmの
2倍つまり4〜6mmを加えればこの使用済みタイヤの
バフ調整面の外径寸度となる。
【0028】次に、このようにして得られた前記最外層
ベルト上面外径寸度と、この使用済みタイヤから得られ
る台タイヤに所定のトレッドを巻き付けた場合の生タイ
ヤを加硫成型すべきそれ用の金型の前記外径寸度に対応
する基準寸度とを比較して、基準内であれば金型による
加硫成型が可能であり、基準外であれば不適と判定する
ことが出来るようになる。
【0029】請求項2に記載の発明は、ベルト層を有す
る使用済みタイヤのトレッド部をバフ掛けして調整した
台タイヤのバフ面に、未加硫ゴムのトレッドを貼り付け
た後に金型で加硫成形し更生タイヤを製造するにあた
り、使用済みタイヤのトレッド部をバフする前に、あら
かじめ非接触センサーを用いて少なくともトレッド溝底
部の外径とサイドウォール部外面のタイヤ最大幅とを測
定し、金型への適用可能性を判断してからタイヤの更生
を行う更生タイヤの製造方法であって、使用済みタイヤ
の周上をタイヤ周方向に少なくとも10以上に分割し、
分割した範囲のタイヤ表面のタイヤ回転中心からの最小
寸法を溝底値と見なし、全ての範囲の前記溝底値を基に
して得られた平均の溝底値を2倍して得られた値をトレ
ッド溝底部の真の外径とし、前記トレッド溝底部の真の
外径から前記ベルト層の最外層ベルト上面の外径寸度及
びバフ調整面の外径寸度を算出し、前記最外層ベルト上
面の外径寸度及び前記サイドウォール部外面のタイヤ最
大幅寸度と、この使用済みタイヤから得られる台タイヤ
を使用して加硫成形すべき金型の前記寸度に対応するそ
れぞれの基準寸法とを比較することにより、この使用済
みタイヤが金型による加硫成形に適しているかどうかを
判定し、前記判定によって金型による加硫成形に適して
いると判定された使用済みタイヤのトレッド部を算出さ
れた前記バフ調整面の外径寸度に基づいてバフ掛けして
台タイヤを形成し、この台タイヤのバフ面に未加硫ゴム
のトレッドを貼り付けた後に金型で加硫成形して更生タ
イヤを製造することを特徴としている。
【0030】次に、請求項2に記載の更生タイヤの製造
方法の作用について説明する。まず最初に、ベルト層を
有する使用済みタイヤをタイヤ回転装置等に装着して回
転させ、例えばレーザー等の反射型非接触式センサーを
用いてタイヤ外周表面のタイヤ回転中心からの寸法を1
周に渡り測定する。
【0031】使用済みタイヤの周上をタイヤ周方向に少
なくとも10以上に分割し、各々の分割した範囲のタイ
ヤ表面のタイヤ回転中心からの最小寸法を溝底値と見な
す。
【0032】次に、全ての範囲の溝底値を基にして得ら
れた平均値を2倍して得られた値をトレッド溝底部の真
の外径とする。
【0033】トレッド溝底部の真の外径からベルト層の
最外層ベルト上面の外径寸度及びバフ調整面の外径寸度
を算出し、算出した最外層ベルト上面の外径寸度と、こ
の使用済みタイヤから得られる台タイヤを使用して加硫
成形すべき金型の外径寸度に対応する基準寸法とを比較
することにより、この使用済みタイヤが金型による加硫
成形に適しているかどうかを判定する。
【0034】ここで、トレッド溝底部と最外層ベルト上
面との間隔であるスキッドベースゲージはタイヤの種類
によって決まっており、例えばトラック・バス用のタイ
ヤであれば通常4〜6mmとなっている。
【0035】そして、前記使用済みタイヤのトレッド部
をバフしトレッド部を切除するバフ調整面の位置は前記
トレッド溝底部と前記最外層ベルト上面とのほぼ中間位
置である。そこで、バフ調整面の外径は最外層ベルト上
面の外径に4〜6mmを加えたものとなる。
【0036】即ち、トレッド溝底部の真の外径寸度が判
明すればこの真の外径寸度からスキッドベースゲージの
2倍を減じて最外層のベルト上面の外径寸度を算出する
ことが出来る。
【0037】そして、この最外層のベルト上面に4〜6
mmの約2分の1である2〜3mmを加えた位置がこの
使用済みタイヤにバフ掛けしてバフ調整面とすべき位置
であり、最外層のベルト上面の外径寸度に2〜3mmの
2倍つまり4〜6mmを加えればこの使用済みタイヤの
バフ調整面の外径寸度となる。
【0038】次に、このようにして得られた前記最外層
ベルト上面外径寸度と、この使用済みタイヤから得られ
る台タイヤに所定のトレッドを巻き付けた場合の生タイ
ヤを加硫成型すべきそれ用の金型の前記外径寸度に対応
する基準寸度とを比較して、基準内であれば金型による
加硫成型が可能であり、基準外であれば不適と判定する
ことが出来るようになる。
【0039】次に、金型による加硫成形に適していると
判定された使用済みタイヤのトレッド部をバフして調整
した台タイヤのバフ面に、未加硫ゴムのトレッドを貼り
付け、これを金型で加硫成形することにより更生タイヤ
が製造できる。
【0040】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の更生タイヤの製造方法において、トレッド溝が
タイヤ周方向に沿って延びるジグザグパターンであると
きには、タイヤ周上をタイヤ周方向に分割する数を、ジ
グザグパターンを構成する最小単位のタイヤ1周分の数
以下に分割すると共に、タイヤ回転中心からジグザグパ
ターンのタイヤ軸方向中心位置の溝底までの寸法を測定
して前記最小寸法を得ることを特徴としている。
【0041】次に、請求項3に記載の更生タイヤの製造
方法の作用について説明する。トレッド溝がタイヤ周方
向に沿って延びるジグザグパターンであるときには、タ
イヤ回転中心からジグザグパターンのタイヤ軸方向中心
位置の溝底までの寸法を測定して溝底値と見なす最小寸
法を得る。
【0042】また、タイヤ周上をタイヤ周方向に分割す
る数は、ジグザグパターンを構成する最小単位のタイヤ
1周分の数以下に分割する。これにより、分割した範囲
内にはかならずトレッド溝が入ることになる。
【0043】ここで、使用済みタイヤの周上をタイヤ周
方向にジグザグパターンを構成する最小単位のタイヤ1
周分の数よりも多く分割すると、分割した範囲内にトレ
ッド溝が含まれなくなる場合が生じ、陸部(リブ)部分
の計測値を溝底値として検出して平均値を算出すること
になるため、溝底部の真の外径を得ることができなくな
る。
【0044】また、分割数は、ジグザグパターンを構成
する最小単位のタイヤ1周分の数以下でなるべく多く分
割する事が好ましい。これにより、例えば、溝底の変
形、亀裂(例えば、石咬みカット)等の異常値の影響を
少なくすることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る更生タイヤの
製造方法の一実施形態について説明する。
【0046】図1は本発明に係り、使用済みタイヤのト
レッド溝底とサイドウォール部外面の変位を測定してこ
れら測定値から最外層ベルト上面外径寸度、バフ調整面
の外径寸度及びタイヤ最大幅の寸度を算出する方法を説
明するための概略図である。
【0047】図1において、符号1はサイズが10.0
0R20のベルト5を有する使用済みタイヤで、左右の
ビードヒール3、3aの位置を正規の所定間隔W2 に保
ちながら正規リム2、2aにより回転自在に保持されて
いる。ベルト5の上にはトレッド溝4の形成されたトレ
ッド10が配置されている。
【0048】このトレッド溝4は、本実施形態では、図
2に示すようなタイヤ周方向(矢印A方向)に沿って延
びるジグザグパターンとなっている。
【0049】ここで、ジグザグパターンは、ジグザグパ
ターンのタイヤ軸方向(矢印B方向)中心位置Vを起点
として、トレッド溝4がタイヤ軸方向一方に傾斜して延
び、その後折曲してタイヤ軸方向他方に傾斜して延びて
タイヤ軸方向中心位置に戻る略V字状の最小パターン要
素4A(タイヤ周方向長さP)が、交互に反対向きに連
結されて構成されているものである。
【0050】また、図1において、符号40は、前記使
用済みタイヤ1の回転中心線X−Xを基準とするトレッ
ド10の表面の径方向変位を測定するための反射型の光
学的非接触式のセンサーである。センサー40は、モー
ター37により回転される送りねじ38により使用済み
タイヤ1の回転中心線X−Xと平行に移動可能とされて
いる。
【0051】そして、このセンサー40は、レーザー光
源と受光セルアレイを備えており、レーザー光源からト
レッド10の表面ヘレーザー光を照射しその反射光を受
光セルアレイ上に投影してアレイ上の位置を検知してセ
ンサー40からトレッド10の表面(トレッド溝4も含
む)までの距離Aを測定するものである。
【0052】符号35は、リム2aの回転軸に連結され
ているロータリーエンコーダーで、リム2aの回転量、
即ち使用済みタイヤ1の回転量を検出するようになって
いる。なお、リム2aの回転軸は、モーター36で回転
できるようになっている。
【0053】前記センサー40と前記ロータリーエンコ
ーダー35は信号処理回路41に接続している。この信
号処理回路41はセンサー40からの出力信号を増幅す
る増幅器42、この増幅器42からのアナログ出力信号
をデジタル信号に変換するA/D変換器43、デジタル
信号を処理する演算器44及び表示器45を備えてお
り、ロータリーエンコーダー35の出力信号は演算器4
4に供給する。なお、演算器44は、CPU及びメモリ
を備えている。
【0054】使用済みタイヤ1を1回転する間にセンサ
ー40でトレッド10の表面の変位を連続して測定し、
その信号を距離Aの情報信号として増幅器42に送る。
この信号をA/D変換器43でデシタル処理した後演算
器44へ送る。ここで、センサー40の前記回転中心線
X−Xからの取付距離Bは既知であり一定である。
【0055】従って、演算器44においては、取付距離
Bから前記距離Aを減じ、回転中心線X−Xからトレッ
ド10の表面までの寸法をタイヤ1回転分算出し記憶す
る。
【0056】なお、本実施形態では、トレッド溝4のジ
グザグパターンのタイヤ軸方向中心位置Vの上方にセン
サー40を移動し、トレッド10の表面の変位を連続し
て測定する。
【0057】算出した結果は、例えば、図3のグラフで
示すようになる。なお、グラフの縦軸は回転中心線X−
Xからトレッド10の表面までの寸法(mm)、横軸は
使用済みタイヤのタイヤ周方向の位置(1回転分)を表
している。
【0058】次に、演算器44は、タイヤ周上(実際に
は記憶したデータ上で)をタイヤ周方向にN等分し、分
割した各々の範囲Lのなかの最小寸法Umin (図3参
照)を合計して合計値を算出し、算出した合計値を分割
数Nで割って最小寸法の平均値を算出する。本実施形態
では、この平均値を溝底の真の半径Cとする。
【0059】なお、分割数Nは、10以上であり、ま
た、図2に示すようにトレッド溝4がジグザグパターン
である場合には、タイヤ1回転分の長さのジグザグパタ
ーンに含まれる最小パターン要素4Aの数以下とする。
【0060】さらに演算器44は、この真の半径Cを2
倍して溝底の真の外径を算出し、算出された真の外径
(2C)からこのタイヤサイズのスキッドベースゲージ
である例えば5mmの2倍を減じて最外ベルト層5Aの
上面の外径Fの寸度を算出する。
【0061】そして、この最外ベルト層5Aの上面の外
径Fの寸度を表示器へ表示する。また、演算器44にお
いては、前記溝底の真の半径Cを2倍してからスキッド
ベースゲージである5mmを減じてバフ調整面6の外径
Dを算出する。そして、この値であるバフ調整面6の外
径Dの寸度を表示器45へ表示する。
【0062】このような処理を、前記使用済みタイヤ1
の周方向に数本形成されているトレッド溝底5の全部ま
たは中央部の1本又は2本にわたって実行する。
【0063】次に、符号50A,Bは、使用済みタイヤ
1のサイドウォール部7,7aの外面の変位を測定する
ためのセンサー40と同様の非接触式センサーである。
【0064】センサー50Aはモーター60により回転
される送りねじ61により使用済みタイヤ1の赤道面Y
−Yと平行に径方向に移動可能とされており、センサー
50Aから一方のサイドウォール部7外面までの距離を
測定するものである。
【0065】また、センサー50Bはモーター62によ
り回転される送りねじ63により使用済みタイヤ1の赤
道面Y−Yと平行に径方向に移動可能とされており、セ
ンサー50Bから他方のサイドウォール部7a外面まで
の距離を測定するものである。
【0066】前記センサー50A,Bは信号処理回路5
1に接続しており、この信号処理回路51はセンサー5
0A,Bからの出力信号を増幅する増幅器52、この増
幅器52からの出力信号をデジタル信号に変換するA/
D変換器53、デジタル信号を処理する演算器54及び
表示器55を備えている。
【0067】使用済みタイヤ1を回転させ、センサー5
0Aによりサイドウォール部7の最大幅W3 の一方の点
であるb点までの寸法を測定し、センサー50Aからb
点までの距離Ebの情報信号を増幅器52へ送る。
【0068】また、同様にして、使用済みタイヤ1を回
転させ、センサー50Bによりサイドウォール部7aの
最大幅W3 の他方の点であるf点までの寸法を測定し、
センサー50Bからf点までの距離Efの情報信号を増
幅器52へ送る。
【0069】これらの信号はA/D変換器53でデジタ
ル処理した後演算器54へ送る。ここで、センサー50
Aの前記赤道面Y−Yからの取付距離G及びセンサー5
0Bの前記赤道面Y−Yからの取付距離Hは既知で一定
である。
【0070】従って、距離Gと距離Hとを足してこの値
からそれぞれ前記距離Eb+Efを減ずればサイドウォ
ール部7の外面上のb点からf点の幅寸度、即ち最大幅
3の寸度が得られ、この最大幅W3 の寸度を表示器5
5へ表示する。
【0071】なお、本発明は前述した一実施例に限定さ
れるものではなく、前記センサー40、50A,Bは光
学式のものに限られず、例えば超音波式のものでもよ
く、非接触で変位を測定出来るものであれば、どのよう
なセンサーを用いてもよい。
【0072】また、前記センサー40、50A,Bには
触針式の接触型を使用することも出来る。
【0073】左右のビードヒール3、3a間の間隔W2
は使用済みタイヤ1のサイズにより決まっており、ま
た、ビード部8の外面の形状もサイズによりほとんど同
じである。
【0074】以上のことから、バフ調整面6の外径Dの
寸度、サイドウォール部7,7aの最大幅W3 の寸度、
ビードヒール3、3aの間隔W2 の寸度、ビード部8外
面の形状寸度が特定できるようになる。
【0075】次に、このようにして得られた使用済みタ
イヤ1の前記各寸度と、金型の対応する基準寸度とを比
較して金型による加硫成型に適しているか否かを判定す
る方法の一実施形態について説明する。
【0076】生タイヤを加硫成型する金型(図示せず)
は、タイヤ外径で大、中、小の3種類用意されており、
すべての金型には、その金型で加硫成型出来る台タイヤ
部位の寸度に対応して金型の許容値が基準寸度として決
められている。
【0077】前記使用済みタイヤ1から得られる台タイ
ヤ9を加硫成型すべきサイズ10.00R20の金型の
許容値は下記の通りである。
【0078】 台タイヤ部位の寸度 金型の許容値 最外層のベルト上面外径F寸度 中心値±αmm・・・・・・(1) 最大幅W3 寸度 中心値±βmm・・・・・・(2) そこで、得られた前記2つの各寸度である、最外層のベ
ルト上面外径F寸度及び最大幅W3 寸度を、金型のそれ
ぞれの許容値(1)、(2)と比較して、前記2つの各
寸度全てが前記それぞれの許容値(1)、(2)の範囲
以内であれば、この金型による加硫成型に適しており可
能と判定する。
【0079】しかしながら、前記2つの各寸度の何れか
一つでもその許容値の範囲を出ていれば、この金型によ
る加硫成型に不適で不可能と判定する。
【0080】なお、各サイズの金型の許容値を電気的に
記憶回路に記憶させておきこの許容値と、前記信号処理
回路で算出された最外層のベルト上面外径Fの寸度及び
最大幅W3 の寸度とを比較判定回路で処理することによ
り金型による加硫成型の適否を電気的に判定するように
することも出来る。
【0081】次に、金型による加硫成形に適していると
判定された使用済みタイヤのトレッド部をバフして調整
した台タイヤのバフ面に、未加硫ゴムのトレッドを貼り
付け、これを金型で加硫成形することにより更生タイヤ
が製造できる。
【0082】以上説明したような一実施形態によれば、
従来技術に比較して具体的には次のような効果が得られ
る。 (1) 実際に使用済みタイヤをバフ調整する前に、金
型による加硫成型の適否を判定出来、金型による加硫成
型が不適な場合でも使用済みタイヤをプレキュア法に転
用出来るようになった。これにより、バフ後の仕損率が
約30%低減することができるようになり、使用済みタ
イヤを有効活用することが出来るようになった。 (2) 使用済みタイヤの各部必要寸度を作業者がテー
プメジャー、ディプスゲージ及びキャリパー等によって
測定(及び計算)する必要がなくなった。バフ前のテー
プメジャー及びディプスゲージによる溝底外径の測定、
キャリパーによる幅測定を行う従来技術と、本実施形態
による方法での測定及び演算とを比較すると、従来技術
ではタイヤ1本当たりにかかる時間が約10分であった
のに対し、本実施形態では約3分に大幅に短縮できた。 (3) タイヤ周上をタイヤ周方向にN等分し、分割し
た各々の範囲Lのなかの最小寸法Umin を合計して合計
値を算出し、算出した合計値を分割数Nで割って最小寸
法の平均値を算出し、この平均値を溝底の真の半径Cと
して、この真の半径Cを2倍して溝底の真の外径を算出
するので、タイヤや溝底に変形等が生じていても簡単に
しかも正確に溝底外径の測定ができる。
【0083】なお、トレッドにラグ溝が形成されている
場合においても、上記と同様に真の溝底外径を得ること
ができる。この場合、センサー40をラグ溝上方の任意
の位置に固定し、計測点でのタイヤ1周分のラグ溝数以
下にタイヤ周上を分割し、分割した範囲内の最低寸法に
基づいて真の溝底外径を得るようにする。
【0084】また、トレッド溝4がタイヤ周方向に沿っ
て延びる直線形状の場合には、溝幅の中心位置上方にセ
ンサー40を配置して溝底外径を測定すれば良い。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、使用済
みタイヤをバフ掛け調整し台タイヤを形成する前に、必
要寸度を測定し金型加硫成型法に適するかどうかを判定
することにより、バフ後の仕損率を低減できるようにな
り、使用済みタイヤを有効に利用することが出来る。
【0086】特に、使用済みタイヤの各部必要寸度を作
業者が測定する必要がなくなり、省人化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤの寸法を測定する装置の概略図である。
【図2】トレッド溝の平面図である。
【図3】トレッド表面の変位を測定したグラフの一例で
ある。
【図4】従来技術に係り、使用済みタイヤの幅方向断面
を示す図である。
【図5】従来技術に係り、使用済みタイヤの幅方向断面
を示す図である。
【符号の説明】
1 使用済みタイヤ 3 ビードヒール 3a ビードヒール3 4 トレッド溝 4A 最小パターン要素 5 ベルト層 6 バフ調整面 7 サイドウォール部 10 トレッド 40 センサー 41 信号処理回路 50A センサー 50B センサー 51 信号処理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト層を有する使用済みタイヤのトレ
    ッド部をバフ掛けして調整した台タイヤのバフ面に、未
    加硫ゴムのトレッドを貼り付けた後に金型で加硫成形し
    更生タイヤを製造するにあたり、使用済みタイヤのトレ
    ッド部をバフする前に、あらかじめ非接触センサーを用
    いて少なくともトレッド溝底部の外径とサイドウォール
    部外面のタイヤ最大幅とを測定し、金型への適用可能性
    を判断する更生タイヤの判別方法であって、 使用済みタイヤの周上をタイヤ周方向に少なくとも10
    以上に分割し、分割した範囲のタイヤ表面のタイヤ回転
    中心からの最小寸法を溝底値と見なし、全ての範囲の前
    記溝底値を基にして得られた平均の溝底値を2倍して得
    られた値をトレッド溝底部の真の外径とし、 前記トレッド溝底部の真の外径から前記ベルト層の最外
    層ベルト上面の外径寸度及びバフ調整面の外径寸度を算
    出し、 前記最外層ベルト上面の外径寸度及び前記サイドウォー
    ル部外面のタイヤ最大幅寸度と、この使用済みタイヤか
    ら得られる台タイヤを使用して加硫成形すべき金型の前
    記寸度に対応するそれぞれの基準寸法とを比較すること
    により、この使用済みタイヤが金型による加硫成形に適
    しているかどうかを判定することを特徴とする更生タイ
    ヤの判別方法。
  2. 【請求項2】 ベルト層を有する使用済みタイヤのトレ
    ッド部をバフ掛けして調整した台タイヤのバフ面に、未
    加硫ゴムのトレッドを貼り付けた後に金型で加硫成形し
    更生タイヤを製造するにあたり、使用済みタイヤのトレ
    ッド部をバフする前に、あらかじめ非接触センサーを用
    いて少なくともトレッド溝底部の外径とサイドウォール
    部外面のタイヤ最大幅とを測定し、金型への適用可能性
    を判断してからタイヤの更生を行う更生タイヤの製造方
    法であって、 使用済みタイヤの周上をタイヤ周方向に少なくとも10
    以上に分割し、分割した範囲のタイヤ表面のタイヤ回転
    中心からの最小寸法を溝底値と見なし、全ての範囲の前
    記溝底値を基にして得られた平均の溝底値を2倍して得
    られた値をトレッド溝底部の真の外径とし、 前記トレッド溝底部の真の外径から前記ベルト層の最外
    層ベルト上面の外径寸度及びバフ調整面の外径寸度を算
    出し、 前記最外層ベルト上面の外径寸度及び前記サイドウォー
    ル部外面のタイヤ最大幅寸度と、この使用済みタイヤか
    ら得られる台タイヤを使用して加硫成形すべき金型の前
    記寸度に対応するそれぞれの基準寸法とを比較すること
    により、この使用済みタイヤが金型による加硫成形に適
    しているかどうかを判定し、 前記判定によって金型による加硫成形に適していると判
    定された使用済みタイヤのトレッド部を算出された前記
    バフ調整面の外径寸度に基づいてバフ掛けして台タイヤ
    を形成し、この台タイヤのバフ面に未加硫ゴムのトレッ
    ドを貼り付けた後に金型で加硫成形して更生タイヤを製
    造することを特徴とする更生タイヤの製造方法。
  3. 【請求項3】 トレッド溝がタイヤ周方向に沿って延び
    るジグザグパターンであるときには、 タイヤ周上をタイヤ周方向に分割する数を、ジグザグパ
    ターンを構成する最小単位のタイヤ1周分の数以下に分
    割すると共に、タイヤ回転中心からジグザグパターンの
    タイヤ軸方向中心位置の溝底までの寸法を測定して前記
    最小寸法を得ることを特徴とする請求項2に記載の更生
    タイヤの製造方法。
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