JPH09239492A - 自硬性無枠造型ラインの鋳型クランプ装置 - Google Patents
自硬性無枠造型ラインの鋳型クランプ装置Info
- Publication number
- JPH09239492A JPH09239492A JP8441896A JP8441896A JPH09239492A JP H09239492 A JPH09239492 A JP H09239492A JP 8441896 A JP8441896 A JP 8441896A JP 8441896 A JP8441896 A JP 8441896A JP H09239492 A JPH09239492 A JP H09239492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- weight
- pouring
- guide pins
- surface plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 造型ラインより注湯ラインへと搬送される大
小如何様な形状の鋳型であっても同一の重錘を安定的に
載置すると共に、冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取
外して、再度注湯前の鋳型に乗せ替え可能として成るべ
く少ない重錘を効率良く利用して、作業能率の向上を図
らんとする。 【解決手段】 ローラーコンベアー上の注湯定盤に載置
される大小種々の鋳型に対して該注湯定盤と大略同長と
した重錘の両側端に１本乃至複数本のガイドピンを嵌挿
して重錘の安定性を持たせる様にし、該ガイドピンの下
端を、注湯定盤の両側端の上面より前記ガイドピンの間
隔に適合する様に穿設した嵌入孔に嵌合する様にして、
注湯定盤上に搬送されてくる大小の鋳型に同一の重錘の
載置を可能とする。
小如何様な形状の鋳型であっても同一の重錘を安定的に
載置すると共に、冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取
外して、再度注湯前の鋳型に乗せ替え可能として成るべ
く少ない重錘を効率良く利用して、作業能率の向上を図
らんとする。 【解決手段】 ローラーコンベアー上の注湯定盤に載置
される大小種々の鋳型に対して該注湯定盤と大略同長と
した重錘の両側端に１本乃至複数本のガイドピンを嵌挿
して重錘の安定性を持たせる様にし、該ガイドピンの下
端を、注湯定盤の両側端の上面より前記ガイドピンの間
隔に適合する様に穿設した嵌入孔に嵌合する様にして、
注湯定盤上に搬送されてくる大小の鋳型に同一の重錘の
載置を可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自硬性無枠造型ラ
インにおいて注湯定盤上で上下の鋳型が型合せされた鋳
型に対して、一定重量を有する重錘の長手方向の両側端
にガイドピンを嵌挿し、該ガイドピンの下端を注湯定盤
の両側端の上面より穿設した嵌入孔に嵌合する様に上下
の鋳型上に載置して、鋳型の大小を問わず同一の重錘の
適用を可能として、注湯時における見切面よりの湯漏れ
の防止を図る様にした自硬性無枠造型ラインの鋳型クラ
ンプ装置に関するものである。
インにおいて注湯定盤上で上下の鋳型が型合せされた鋳
型に対して、一定重量を有する重錘の長手方向の両側端
にガイドピンを嵌挿し、該ガイドピンの下端を注湯定盤
の両側端の上面より穿設した嵌入孔に嵌合する様に上下
の鋳型上に載置して、鋳型の大小を問わず同一の重錘の
適用を可能として、注湯時における見切面よりの湯漏れ
の防止を図る様にした自硬性無枠造型ラインの鋳型クラ
ンプ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、下型上に上型を反転させて型
合わせした鋳型に溶湯を鋳込む場合には、溶湯の圧力及
びガス圧力によって上型が持上げられて下型との見切面
より湯漏れが生じて甚だ危険なものである。この為、鋳
型の上面に鋳型の大きさに見合った適当な重量の重錘を
乗せるか、または鋳型上面に穿設する湯口の取合いの都
合により重錘を乗せるのが都合が悪い場合には、上下の
鋳型を締め具により締め付けてかかる湯漏れの防止を図
っているものである。
合わせした鋳型に溶湯を鋳込む場合には、溶湯の圧力及
びガス圧力によって上型が持上げられて下型との見切面
より湯漏れが生じて甚だ危険なものである。この為、鋳
型の上面に鋳型の大きさに見合った適当な重量の重錘を
乗せるか、または鋳型上面に穿設する湯口の取合いの都
合により重錘を乗せるのが都合が悪い場合には、上下の
鋳型を締め具により締め付けてかかる湯漏れの防止を図
っているものである。
【０００３】しかしながら、上記従来の場合における前
者においては、大小種々の形状の鋳型に対応して湯漏れ
を生じさせない重量の重錘を用意すると共に、注湯ライ
ンにおいては常時一定方向より注湯するのでその方向に
沿って穿設する湯口の残余の部分に適合する様な形状の
重錘を用意しなければならず、しかもこれら相当重量を
有する不均一な形状の重錘を造型、型合せ完了後の鋳型
上に自動的に載置することが出来ないので、その都度人
為的手段により載置するには相当の手間を要するもので
ある。また、後者における鋳型の締め具の場合において
は、その方法として充分硬化して上下型合せした鋳型
の側面に適当数の楔を打ち込んで上下の鋳型を一体化す
るか、上下の鋳型を載置する注湯定盤と上鋳型の上面
を湯口を除き被覆する様にした固定盤との間をロープ等
の索道により緊密に牽引するか、又は鉤型のクランプを
掛けこれにより上下の鋳型を緊密に一体化せんとしてい
るもので、これらはいずれにしても各々の鋳型に対応す
べく人手により行う為に、作業者は煩雑にして非能率的
な作業を強いられているものである。
者においては、大小種々の形状の鋳型に対応して湯漏れ
を生じさせない重量の重錘を用意すると共に、注湯ライ
ンにおいては常時一定方向より注湯するのでその方向に
沿って穿設する湯口の残余の部分に適合する様な形状の
重錘を用意しなければならず、しかもこれら相当重量を
有する不均一な形状の重錘を造型、型合せ完了後の鋳型
上に自動的に載置することが出来ないので、その都度人
為的手段により載置するには相当の手間を要するもので
ある。また、後者における鋳型の締め具の場合において
は、その方法として充分硬化して上下型合せした鋳型
の側面に適当数の楔を打ち込んで上下の鋳型を一体化す
るか、上下の鋳型を載置する注湯定盤と上鋳型の上面
を湯口を除き被覆する様にした固定盤との間をロープ等
の索道により緊密に牽引するか、又は鉤型のクランプを
掛けこれにより上下の鋳型を緊密に一体化せんとしてい
るもので、これらはいずれにしても各々の鋳型に対応す
べく人手により行う為に、作業者は煩雑にして非能率的
な作業を強いられているものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明により解決しよ
うとする課題は、如上の如き現状に鑑みて創作したもの
であって、造型ラインより注湯ラインへと搬送される大
小如何様な形状の鋳型であっても同一の重錘を利用し、
且つ鋳型上に載置した重錘の両側端にガイドピンを嵌挿
して安定性を持たせる様にして、注湯及び冷却完了後の
鋳型上より当該重錘を取外して、再度注湯前の鋳型に乗
せ替え可能として成るべく少ない重錘を効率良く利用し
て、作業能率の向上を図らんとするものである。
うとする課題は、如上の如き現状に鑑みて創作したもの
であって、造型ラインより注湯ラインへと搬送される大
小如何様な形状の鋳型であっても同一の重錘を利用し、
且つ鋳型上に載置した重錘の両側端にガイドピンを嵌挿
して安定性を持たせる様にして、注湯及び冷却完了後の
鋳型上より当該重錘を取外して、再度注湯前の鋳型に乗
せ替え可能として成るべく少ない重錘を効率良く利用し
て、作業能率の向上を図らんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、注湯定盤上に
載置される鋳型に対して最大重量の重錘を用意すると共
に、その形状については当該注湯定盤に載置される最小
の鋳型上に載置出来る様な幅と高さとした形状とし、こ
の長手方向の両側端に重錘の安定性を持たせる様に１本
乃至複数本嵌挿するガイドピンの下端を、注湯定盤の両
側端の上面より前記ガイドピンの間隔に適合する様に穿
設した嵌入孔に嵌合する様にして、造型ラインより注湯
ラインへと搬送される大小種々な鋳型に対して載置可能
としているものである。
載置される鋳型に対して最大重量の重錘を用意すると共
に、その形状については当該注湯定盤に載置される最小
の鋳型上に載置出来る様な幅と高さとした形状とし、こ
の長手方向の両側端に重錘の安定性を持たせる様に１本
乃至複数本嵌挿するガイドピンの下端を、注湯定盤の両
側端の上面より前記ガイドピンの間隔に適合する様に穿
設した嵌入孔に嵌合する様にして、造型ラインより注湯
ラインへと搬送される大小種々な鋳型に対して載置可能
としているものである。
【０００６】
【発明の実施の態様】本発明によれば、図１に示すよう
に造型ラインより注湯ラインへと配設したローラーコン
ベアー上の注湯定盤に載置される最大の鋳型に対して大
略同長とした重錘の長手方向の両側端に１本のガイドピ
ンを嵌挿すると共に、これに対応した注湯定盤の所要箇
所に該ガイドピンの下端が嵌合する様な嵌合孔を穿設す
るか、または図４の様に最小の鋳型の場合には重錘の安
定性を持たせる為にその長手方向の両側端に２本のガイ
ドピンを嵌挿し、同時にこのガイドピンに対応した注湯
定盤の所要箇所に同様の嵌合孔を穿設して重錘の安定性
を持たせ、更に図示しないが当該定盤に所定の間隔を置
き嵌合孔を多数穿設しておけば鋳型の位置が変わっても
これに対応して重錘が載置出来るもので、これにより同
一の注湯定盤上において多種類の鋳型に対応出来るもの
である。
に造型ラインより注湯ラインへと配設したローラーコン
ベアー上の注湯定盤に載置される最大の鋳型に対して大
略同長とした重錘の長手方向の両側端に１本のガイドピ
ンを嵌挿すると共に、これに対応した注湯定盤の所要箇
所に該ガイドピンの下端が嵌合する様な嵌合孔を穿設す
るか、または図４の様に最小の鋳型の場合には重錘の安
定性を持たせる為にその長手方向の両側端に２本のガイ
ドピンを嵌挿し、同時にこのガイドピンに対応した注湯
定盤の所要箇所に同様の嵌合孔を穿設して重錘の安定性
を持たせ、更に図示しないが当該定盤に所定の間隔を置
き嵌合孔を多数穿設しておけば鋳型の位置が変わっても
これに対応して重錘が載置出来るもので、これにより同
一の注湯定盤上において多種類の鋳型に対応出来るもの
である。
【０００７】また、鋳型が小さくなれば必然的に鋳型高
さも低下するが、この場合においてはガイドピンの高さ
内であれば重錘が上下自由に移動して対応出来るもので
あり、冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取外して、再
度注湯前の鋳型に乗せ替える場合には重錘は直接注湯定
盤に載置された儘移動して、型合わせ後の鋳型の上面に
乗せ替えるものである。
さも低下するが、この場合においてはガイドピンの高さ
内であれば重錘が上下自由に移動して対応出来るもので
あり、冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取外して、再
度注湯前の鋳型に乗せ替える場合には重錘は直接注湯定
盤に載置された儘移動して、型合わせ後の鋳型の上面に
乗せ替えるものである。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明すれば、造型
ラインより注湯ラインへと配設したローラーコンベアー
１上の注湯定盤２に載置される大小種々の鋳型３に対し
て、該注湯定盤２と大略同長とした重錘４の長手方向の
両側端に１本乃至複数本のガイドピン５を嵌挿して重錘
の安定性を持たせる様にし、該ガイドピン５の下端を、
注湯定盤２の両側端の上面より前記ガイドピン５の間隔
に適合する様に穿設した嵌入孔６に嵌合する様にして、
注湯定盤２上に搬送されてくる大小の鋳型３に同一の重
錘４の載置を可能として作業効率を図り、以て注湯時に
おける見切面よりの湯漏れの防止を図る様にしてなるも
のであって、図中７はガイドピン落出防止鍔、８は湯
口、９はガイドローラーである。
ラインより注湯ラインへと配設したローラーコンベアー
１上の注湯定盤２に載置される大小種々の鋳型３に対し
て、該注湯定盤２と大略同長とした重錘４の長手方向の
両側端に１本乃至複数本のガイドピン５を嵌挿して重錘
の安定性を持たせる様にし、該ガイドピン５の下端を、
注湯定盤２の両側端の上面より前記ガイドピン５の間隔
に適合する様に穿設した嵌入孔６に嵌合する様にして、
注湯定盤２上に搬送されてくる大小の鋳型３に同一の重
錘４の載置を可能として作業効率を図り、以て注湯時に
おける見切面よりの湯漏れの防止を図る様にしてなるも
のであって、図中７はガイドピン落出防止鍔、８は湯
口、９はガイドローラーである。
【０００９】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、造型ライ
ンより注湯ラインへと移送される注湯定盤上に載置され
る鋳型に対して最大重量の重錘を用意すると共に、この
重錘の長手方向の両側端に安定性を持たせる様に１本乃
至複数本嵌挿するガイドピンの下端を、注湯定盤の両側
端の上面より前記ガイドピンの間隔に適合する様に穿設
した嵌入孔に嵌合する様にしているので、鋳型の大小を
問わず同一の重錘の適用を可能にすると共に、注湯及び
冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取外して、再度注湯
前の鋳型に乗せ替え可能として少ない重錘を効率良く利
用して、作業能率の向上を図ると共に注湯時における見
切面よりの湯漏れの防止を図る極めて有用なるものであ
る。
ンより注湯ラインへと移送される注湯定盤上に載置され
る鋳型に対して最大重量の重錘を用意すると共に、この
重錘の長手方向の両側端に安定性を持たせる様に１本乃
至複数本嵌挿するガイドピンの下端を、注湯定盤の両側
端の上面より前記ガイドピンの間隔に適合する様に穿設
した嵌入孔に嵌合する様にしているので、鋳型の大小を
問わず同一の重錘の適用を可能にすると共に、注湯及び
冷却完了後の鋳型上より当該重錘を取外して、再度注湯
前の鋳型に乗せ替え可能として少ない重錘を効率良く利
用して、作業能率の向上を図ると共に注湯時における見
切面よりの湯漏れの防止を図る極めて有用なるものであ
る。
【図１】本発明の最大鋳型の一実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】図１における平面図である。
【図３】図１における右側面図である。
【図４】本発明による最小鋳型の実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図５】図４における右側面図である。
１ ローラーコンベアー ２ 注湯定盤 ３ 鋳型 ４ 重錘 ５ ガイドピン ６ 嵌入孔 ７ ガイドピン落出防止鍔 ８ 湯口 ９ ガイドローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 ローラーコンベアー上の注湯定盤に載置
される大小種々の鋳型に対して該注湯定盤と大略同長と
した重錘の両側端に１本乃至複数本のガイドピンを嵌挿
して重錘の安定性を持たせる様にし、該ガイドピンの下
端を、注湯定盤の両側端の上面より前記ガイドピンの間
隔に適合する様に穿設した嵌入孔に嵌合する様にして、
注湯定盤上に搬送されてくる大小の鋳型に同一の重錘の
載置を可能としてなることを特徴とする自硬性無枠造型
ラインの鋳型クランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8441896A JPH09239492A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自硬性無枠造型ラインの鋳型クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8441896A JPH09239492A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自硬性無枠造型ラインの鋳型クランプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239492A true JPH09239492A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13830047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8441896A Pending JPH09239492A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自硬性無枠造型ラインの鋳型クランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09239492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102211151A (zh) * | 2011-05-13 | 2011-10-12 | 无锡德乾能源设备有限公司 | 铸型锁紧机构 |
| CN107962156A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-04-27 | 江苏华东风能科技有限公司 | 铸造模具快速锁定与脱卸装置及其使用方法 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8441896A patent/JPH09239492A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102211151A (zh) * | 2011-05-13 | 2011-10-12 | 无锡德乾能源设备有限公司 | 铸型锁紧机构 |
| CN107962156A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-04-27 | 江苏华东风能科技有限公司 | 铸造模具快速锁定与脱卸装置及其使用方法 |
| CN107962156B (zh) * | 2017-12-28 | 2024-05-17 | 浙江泉舜流体控制科技有限公司 | 铸造模具快速锁定与脱卸装置及其使用方法 |
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