JPH09238094A - Cdma方式無線データ受信装置 - Google Patents

Cdma方式無線データ受信装置

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JPH09238094A
JPH09238094A JP8043889A JP4388996A JPH09238094A JP H09238094 A JPH09238094 A JP H09238094A JP 8043889 A JP8043889 A JP 8043889A JP 4388996 A JP4388996 A JP 4388996A JP H09238094 A JPH09238094 A JP H09238094A
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JP
Japan
Prior art keywords
error rate
known bit
automatic gain
converter
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8043889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nagase
瀬 拓 永
Goororando
ゴーロランド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル信号の伝送方式として直接拡散ス
ペクトル拡散(CDMA)方式において、符号分割多重
された他のチャネルからの干渉が大きい場合でも、受信
データの誤り率が常に最小となるように自動利得制御を
行う。 【解決手段】 送信側で送信情報に既知ビットを挿入し
て送信し、受信側でその既知ビットを利用して既知ビッ
ト照合回路19が受信信号の誤り率を測定し、制御回路
20が、誤り率が最小になるように自動利得制御のレベ
ル設定を制御する。これによりA/D変換器25の所要
ビット数を減少させ、限られたA/D変換精度を有効に
利用できる。誤り率の測定は、送信側から送られてきた
誤り訂正畳込み符号を復号するビタビ復号器からの誤り
率情報を利用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号の
伝送方式として直接拡散を用いたCDMA方式を利用す
る無線データ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acc
ess ) は符号分割多元接続のことで、情報信号のスペ
クトルを、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に
拡散して伝送し、受信側において逆拡散して元のデータ
に戻すスペクトル拡散通信を利用した多元接続技術であ
る。また、直接拡散方式とは、拡散において拡散系列符
号をそのまま情報信号に乗じる方式である。
【0003】図3は従来のこの種の無線データ受信装置
の概略構成を示している。図3において、1は受信アン
テナ、2は低雑音アンプ、3は可変利得アンプ、4は準
同期検波回路、5はA/D変換器、6はマッチドフィル
タ、7はディジタル同期検波回路、8は誤り訂正符号復
号回路、9は尖頭パワ抽出回路、10はD/A変換器で
ある。
【0004】図3において、受信アンテナ1で捕らえた
受信信号は、低雑音アンプ2で増幅され、可変利得アン
プ3で適当な振幅に増幅され、準同期検波回路4でベー
スバンド信号に周波数変換される。準同期検波回路4の
出力は、IチャネルとQチャネルとが別々に、それぞれ
A/D変換器5でディジタル信号に変換され、マッチド
フィルタ6で送信時に使用された拡散符号との相関が求
められ、ディジタル同期検波回路7で同期検波され、誤
り訂正符号復号回路8で誤り訂正符号の復号が行われて
受信データが復調される。尖頭パワ抽出回路9では、マ
ッチドフィルタ6の出力信号の尖頭値のパワが求めら
れ、尖頭パワを一定にするようなAGC(Automatic Ga
in Control:自動利得制御)電圧がD/A変換器10か
ら出力されて、可変利得アンプ3にフィードバックされ
る。これにより、可変利得アンプ3では、受信レベルが
変化しても、一定レベルの信号を出力することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線データ受信装置では、AGC制御電圧を、マッ
チドフィルタで逆拡散した後の信号を用いて受信信号レ
ベルが一定になるように設定するため、符号分割多重さ
れた他のチャネルからの干渉が大きい場合には、AGC
制御電圧の出力の最適値に対する誤差が大きくなり、受
信信号をディジタル信号に変換するA/D変換器におけ
る受信信号の飽和のため、誤り率特性が劣化するという
問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、符号分割多重された他のチャネルからの干渉が
大きい場合であっても、受信データの誤り率が常に最小
となるように自動利得制御を行うことのできるCDMA
方式無線データ受信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、受信装置の逆拡散出力に対して受信デー
タの誤り率を測定するとともに、誤り率が最小となるよ
うに自動利得制御のレベル設定を変化させるようにした
ものである。これにより、A/D変換器における所要ビ
ット数を減少させ、限られたA/D変換精度を有効に利
用することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディジタル信号の伝送方式として直接拡散スペクト
ル拡散(CDMA)方式を使用し、送信側で送信情報に
既知ビットを挿入して送信し、受信側でその既知ビット
を利用して受信信号の誤り率を測定する手段と、測定さ
れた誤り率が最も小さくなるように自動利得制御のレベ
ル設定を制御する手段とを備えたCDMA方式無線デー
タ受信装置であり、符号分割多重された他のチャネルか
らの干渉が大きい場合であっても、受信データの誤り率
が常に最小となるような最適な自動利得制御を行うこと
ができる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、ディジ
タル信号の伝送方式として直接拡散スペクトル拡散(C
DMA)方式を使用し、送信側で誤り訂正符号として畳
込み符号を使用し、受信側でビタビ復号を行うビタビ復
号器を利用して受信信号の誤り率を測定し、測定された
誤り率が最も小さくなるように自動利得制御のレベル設
定を制御する手段を備えたCDMA方式無線データ受信
装置であり、符号分割多重された他のチャネルからの干
渉が大きい場合であっても、受信データの誤り率が常に
最小となるような最適な自動利得制御を行うことができ
る。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態におけるCDMA方式無線データ受信装置の概
略構成を示すものである。図1において、11は受信ア
ンテナ、12は低雑音アンプ、13は可変利得アンプ、
14は準同期検波回路、15はA/D変換器、16はマ
ッチドフィルタ、17はディジタル同期検波回路、18
は誤り訂正符号復号回路、19は既知ビット照合回路、
20は制御回路、201はD/A変換器である。
【0011】図1において、送信側から送られてくる信
号の中には既知のビットが含まれている。受信アンテナ
11で捕らえた受信信号は、低雑音アンプ12で増幅さ
れ、可変利得アンプ13で適当な振幅に増幅され、準同
期検波回路14でベースバンド信号に周波数変換され
る。準同期検波回路14の出力は、IチャネルとQチャ
ネルとが別々に、それぞれA/D変換器15でディジタ
ル信号に変換され、マッチドフィルタ16で送信時に使
用された拡散符号との相関が求められ、ディジタル同期
検波回路17で同期検波され、誤り訂正符号復号回路1
8で誤り訂正符号の復号が行われて受信データが復調さ
れる。
【0012】既知ビット照合回路19では、通信データ
中に挿入された既知ビットの部分の内容について受信デ
ータを照合し、既知ビット部分の誤り率を求める。制御
回路20では、AGC制御電圧を僅かに変化させて、既
知ビット照合回路19で測定される誤り率の変化を観測
し、誤り率が減少した場合には、AGC制御電圧を同じ
方向にさらに変化させるようにし、誤り率が増加した場
合には、AGC制御電圧を逆の向きに変化させるように
制御する。このようにして制御されたAGC制御電圧
は、制御回路20からディジタル信号としてD/A変換
器201に出力され、D/A変換器201では、このデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換して、可変利得アン
プ13にAGC制御電圧として送出する。
【0013】このように、上記第1の実施の形態では、
既知ビット照合回路19で送信側から送られてきた既知
ビットに基づいて誤り率を測定し、制御回路20が誤り
率が最小になるようにAGC制御電圧を制御してD/A
変換器201を介して可変利得アンプ13に出力するの
で、符号分割多重された他のチャネルからの干渉が大き
い場合であっても、受信データの誤り率が常に最小とな
るような最適な自動利得制御を行うことができる。
【0014】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態におけるCDMA方式無線データ受信装置の概
略構成を示すものである。図2において、21は受信ア
ンテナ、22は低雑音アンプ、23は可変利得アンプ、
24は準同期検波回路、25はA/D変換器、26はマ
ッチドフィルタ、27はディジタル同期検波回路、28
はビタビ復号回路、29は制御回路、30はD/A変換
器である。
【0015】図2において、送信側から送られてくる信
号は、誤り訂正符号として畳込み符号が使用されてい
る。受信アンテナ21で捕らえた受信信号は、低雑音ア
ンプ22で増幅され、可変利得アンプ23で適当な振幅
に増幅され、準同期検波回路24でベースバンド信号に
周波数変換される。準同期検波回路24の出力は、Iチ
ャネルとQチャネルとが別々に、それぞれA/D変換器
25でディジタル信号に変換され、マッチドフィルタ2
6で送信時に使用された拡散符号との相関が求められ、
ディジタル同期検波回路27で同期検波され、ビタビ復
号回路28で誤り訂正用畳込み符号の復号が行われて受
信データが復調される。
【0016】ビタビ復号回路28では、復号データとと
もに受信データの誤り率情報が得られる。制御回路29
では、AGC制御電圧を僅かに変化させて、ビタビ復号
回路28で測定される誤り率の変化を観測し、誤り率が
減少した場合には、AGC制御電圧を同じ方向にさらに
変化させるようにし、誤り率が増加した場合には、AG
C制御電圧を逆の向きに変化させるように制御する。こ
のようにして制御されたAGC制御電圧は、制御回路2
9からディジタル信号としてD/A変換器30に出力さ
れ、D/A変換器30では、このディジタル信号をアナ
ログ信号に変換して、可変利得アンプ23にAGC制御
電圧として送出する。
【0017】このように、上記第2の実施の形態では、
ビタビ復号回路28で復号したデータから誤り率を測定
し、制御回路29が誤り率が最小になるようにAGC制
御電圧を制御してD/A変換器30を介して可変利得ア
ンプ23に出力するので、符号分割多重された他のチャ
ネルからの干渉が大きい場合であっても、受信データの
誤り率が常に最小となるような最適な自動利得制御を行
うことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、受信装置の逆拡散出力に対して誤り率を測定す
るとともに、誤り率が最小となるように自動利得制御の
レベル設定を変化させるようにしたので、符号分割多重
された他のチャネルからの干渉が大きい場合であって
も、受信データの誤り率が常に最小となるような最適な
自動利得制御を行うことができる。これにより、受信信
号をディジタル信号に変換するためのA/D変換器にお
ける所要ビット数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるCDMA方
式無線データ受信装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるCDMA方
式無線データ受信装置の構成を示す概略ブロック図
【図3】従来例におけるCDMA方式無線データ受信装
置の構成を示す概略ブロック図
【符号の説明】
11、21 受信アンテナ 12、22 低雑音アンプ 13、23 可変利得アンプ 14、24 準同期検波回路 15、25 A/D変換器 16、26 マッチドフィルタ 17、27 ディジタル同期検波回路 18 誤り訂正符号復号回路 28 ビタビ復号回路 19 既知ビット照合回路 20、29 制御回路 201、30 D/A変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号の伝送方式として直接拡
    散スペクトル拡散方式を使用し、送信側で送信情報に既
    知ビットを挿入して送信し、受信側でその既知ビットを
    利用して受信信号の誤り率を測定する手段と、測定され
    た誤り率が最も小さくなるように自動利得制御のレベル
    設定を制御する手段とを備えたCDMA方式無線データ
    受信装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号の伝送方式として直接拡
    散スペクトル拡散方式を使用し、送信側で誤り訂正符号
    として畳込み符号を使用し、受信側でビタビ復号を行う
    ビタビ復号器を利用して受信信号の誤り率を測定し、測
    定された誤り率が最も小さくなるように自動利得制御の
    レベル設定を制御する手段を備えたCDMA方式無線デ
    ータ受信装置。
JP8043889A 1996-02-29 1996-02-29 Cdma方式無線データ受信装置 Pending JPH09238094A (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364886B1 (ko) * 1998-12-17 2002-12-16 닛뽕덴끼 가부시끼가이샤 Ds-cdma 멀티유저 간섭캔슬러 및 그것을 이용하는cdma 멀티유저 시스템
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US6980584B1 (en) 1998-06-02 2005-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Reception apparatus
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