JPH09237383A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH09237383A JPH09237383A JP8067503A JP6750396A JPH09237383A JP H09237383 A JPH09237383 A JP H09237383A JP 8067503 A JP8067503 A JP 8067503A JP 6750396 A JP6750396 A JP 6750396A JP H09237383 A JPH09237383 A JP H09237383A
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- Japan
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- raw material
- package
- material package
- beverage
- vending machine
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良質美味の飲料を提供する。
【解決手段】 飲料抽出装置１は原料から飲料を抽出
し、原料収納装置２は原料パッケージ３Ａを１杯分３Ａ
１毎に積重ねて収納し、原料パッケージ供給装置４は原
料収納装置２から原料パッケージ３Ａを順次１杯分３Ａ
１ずつ送出する。包装開封装置５は原料パッケージ３Ａ
の包装シ−トを飲料の抽出直前に開封して飲料抽出装置
１へ供給する。ゴミ収納装置６は抽出後の原料ゴミを収
納する。
し、原料収納装置２は原料パッケージ３Ａを１杯分３Ａ
１毎に積重ねて収納し、原料パッケージ供給装置４は原
料収納装置２から原料パッケージ３Ａを順次１杯分３Ａ
１ずつ送出する。包装開封装置５は原料パッケージ３Ａ
の包装シ−トを飲料の抽出直前に開封して飲料抽出装置
１へ供給する。ゴミ収納装置６は抽出後の原料ゴミを収
納する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー飲料や紅
茶飲料等を対象に機内で原料より抽出した飲料を供給す
る自動販売機に関する。
茶飲料等を対象に機内で原料より抽出した飲料を供給す
る自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動販売機では、原料を粉末の状
態で容器に保存していて販売指令があると一定量の原料
を吐出し抽出装置で濾紙により濾過しているのが一般的
である。ところが、（１）原料の投入時、払出時、抽出
時、排出時等各行程において、原料粉および原料滓の飛
散によって庫内が汚れる。（２）抽出原料投入量バラツ
キ（払出量バラツキ、湯蒸気によるシュート詰まり）に
よる飲料品質差が発生する。（３）抽出装置の原料滓汚
れ、配管の詰まりによる抽出失敗のおそれがある。
（４）長時間待機の場合に原料の風味が損なわれる等の
問題がある。このために特開昭６４−９５９４号公報で
は、１杯分の原料が１個ずつフィルタパックで包装して
各販売毎に原料をローディングして抽出するものが提案
されている。また、特開平７−３７１５８号公報によれ
ば、原料に湯を加えて飲料を抽出するブリュアと、原料
を１杯分ずつフィルタパックに分封した原料カートリッ
ジを多数個収納し、かつ、販売ごとに原料カートリッジ
を１個ずつ払出してブリュアに供給する原料供給機構
と、飲料抽出後に原料カートリッジをブリュアから滓回
収容器へ送出す原料カートリッジ排出機構を具備する自
動販売機が示されている。
態で容器に保存していて販売指令があると一定量の原料
を吐出し抽出装置で濾紙により濾過しているのが一般的
である。ところが、（１）原料の投入時、払出時、抽出
時、排出時等各行程において、原料粉および原料滓の飛
散によって庫内が汚れる。（２）抽出原料投入量バラツ
キ（払出量バラツキ、湯蒸気によるシュート詰まり）に
よる飲料品質差が発生する。（３）抽出装置の原料滓汚
れ、配管の詰まりによる抽出失敗のおそれがある。
（４）長時間待機の場合に原料の風味が損なわれる等の
問題がある。このために特開昭６４−９５９４号公報で
は、１杯分の原料が１個ずつフィルタパックで包装して
各販売毎に原料をローディングして抽出するものが提案
されている。また、特開平７−３７１５８号公報によれ
ば、原料に湯を加えて飲料を抽出するブリュアと、原料
を１杯分ずつフィルタパックに分封した原料カートリッ
ジを多数個収納し、かつ、販売ごとに原料カートリッジ
を１個ずつ払出してブリュアに供給する原料供給機構
と、飲料抽出後に原料カートリッジをブリュアから滓回
収容器へ送出す原料カートリッジ排出機構を具備する自
動販売機が示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報によれば、１杯分の原料をフィルタパックの状態で分
封しているために湿気等で原料が変質して風味が損なわ
れ、美味しい香りのある新鮮な飲料を提供することが困
難な場合があり、特に、長時間販売待機したときは顕著
に原料の風味が損なわれるという問題がある。
報によれば、１杯分の原料をフィルタパックの状態で分
封しているために湿気等で原料が変質して風味が損なわ
れ、美味しい香りのある新鮮な飲料を提供することが困
難な場合があり、特に、長時間販売待機したときは顕著
に原料の風味が損なわれるという問題がある。
【０００４】そこで、本発明は上記問題を解決するため
に、原料の風味を損なうことなく保存しつつ良質美味な
飲料を供給する自動販売機を提供することを目的とす
る。
に、原料の風味を損なうことなく保存しつつ良質美味な
飲料を供給する自動販売機を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、原料
より飲料を抽出する飲料抽出装置を備えて、販売指令に
より原料に湯を加えて飲料を抽出して供給する自動販売
機において、飲料原料を所定量ずつ帯状のフィルタパッ
ケージに封入し更にその上下面に包装シートで被覆して
内部を密封した帯状の原料パッケージと、該原料パッケ
ージが前記飲料抽出装置へ供給される直前で、原料パッ
ケージの包装シートを開封する包装開封装置とを設ける
ようにしたものである。この手段によれば、原料パッケ
ージの開封がされ直ちに飲料の抽出がされる。従って、
原料の風味を損なうことなく良質美味の飲料を提供する
ことができる。
より飲料を抽出する飲料抽出装置を備えて、販売指令に
より原料に湯を加えて飲料を抽出して供給する自動販売
機において、飲料原料を所定量ずつ帯状のフィルタパッ
ケージに封入し更にその上下面に包装シートで被覆して
内部を密封した帯状の原料パッケージと、該原料パッケ
ージが前記飲料抽出装置へ供給される直前で、原料パッ
ケージの包装シートを開封する包装開封装置とを設ける
ようにしたものである。この手段によれば、原料パッケ
ージの開封がされ直ちに飲料の抽出がされる。従って、
原料の風味を損なうことなく良質美味の飲料を提供する
ことができる。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１記載の自動販
売機において、原料パッケージを折重ねるようにして収
納する原料収納装置と、原料パッケージの先端側を挟持
して販売指令毎に順次原料収納装置から所定量の原料パ
ッケージを引き出すと共に、包装開封装置により開封さ
れた所定量のフィルタパッケージを飲料抽出装置へ送出
する原料パッケージ供給装置とを設けるようにしたもの
である。この手段によれば、販売指令毎に所定量ずつ連
続して原料収納装置から原料パッケージの先端側が引き
出されて包装開封装置へ送られ、開封された所定量のフ
ィルタパッケージが飲料抽出装置へ送られる。従って、
連続した動作によって常に新鮮な原料を送り出すことが
できる。
売機において、原料パッケージを折重ねるようにして収
納する原料収納装置と、原料パッケージの先端側を挟持
して販売指令毎に順次原料収納装置から所定量の原料パ
ッケージを引き出すと共に、包装開封装置により開封さ
れた所定量のフィルタパッケージを飲料抽出装置へ送出
する原料パッケージ供給装置とを設けるようにしたもの
である。この手段によれば、販売指令毎に所定量ずつ連
続して原料収納装置から原料パッケージの先端側が引き
出されて包装開封装置へ送られ、開封された所定量のフ
ィルタパッケージが飲料抽出装置へ送られる。従って、
連続した動作によって常に新鮮な原料を送り出すことが
できる。
【０００７】請求項３の発明は、請求項２記載の自動販
売機において、原料パッケージ供給装置は、原料パッケ
ージの所定量ずつに設けられた位置マークを位置センサ
によって検知して販売指令毎に順次原料収納装置から所
定量の原料パッケージを引き出すようにしたものであ
る。この手段によれば、原料パッケージに付した位置マ
ークによって位置決めができるために販売指令毎の原料
パッケージの所定量ずつの送りが正確に確実にできる。
売機において、原料パッケージ供給装置は、原料パッケ
ージの所定量ずつに設けられた位置マークを位置センサ
によって検知して販売指令毎に順次原料収納装置から所
定量の原料パッケージを引き出すようにしたものであ
る。この手段によれば、原料パッケージに付した位置マ
ークによって位置決めができるために販売指令毎の原料
パッケージの所定量ずつの送りが正確に確実にできる。
【０００８】請求項４の発明は、請求項２記載の自動販
売機において、原料パッケージ供給装置は、販売指令に
よって原料パッケージの所定量を係合させる凹部を備
え、該凹部を所定角度回転させることにより順次原料収
納装置から所定量の原料パッケージを引き出す移送機構
を設けるようにしたものである。この手段によれば、販
売指令毎に原料パッケージの所定量を正確に確実に送る
ことができる。
売機において、原料パッケージ供給装置は、販売指令に
よって原料パッケージの所定量を係合させる凹部を備
え、該凹部を所定角度回転させることにより順次原料収
納装置から所定量の原料パッケージを引き出す移送機構
を設けるようにしたものである。この手段によれば、販
売指令毎に原料パッケージの所定量を正確に確実に送る
ことができる。
【０００９】請求項５の発明は、請求項１乃至請求項４
記載の自動販売機において、傾斜底を形成させたゴミ箱
を有するゴミ収納装置を設け、ゴミ箱の傾斜底に対応し
て飲料抽出装置を経て送られる抽出済のフィルタパッケ
ージを順次折重ねて収納するを設けるようにしたもので
ある。この手段によれば、抽出後のフィルタパッケージ
が所定量ずつ順次ゴミ収納装置によって収納される。従
って、原料粉、原料滓等が機内に残留して汚れることが
なく機内清浄や衛生状態を維持でき保守が大幅に改良で
きる。また、人手を全く介することなく折重ねて収納で
き、収納スペースを最小限とすることができる。
記載の自動販売機において、傾斜底を形成させたゴミ箱
を有するゴミ収納装置を設け、ゴミ箱の傾斜底に対応し
て飲料抽出装置を経て送られる抽出済のフィルタパッケ
ージを順次折重ねて収納するを設けるようにしたもので
ある。この手段によれば、抽出後のフィルタパッケージ
が所定量ずつ順次ゴミ収納装置によって収納される。従
って、原料粉、原料滓等が機内に残留して汚れることが
なく機内清浄や衛生状態を維持でき保守が大幅に改良で
きる。また、人手を全く介することなく折重ねて収納で
き、収納スペースを最小限とすることができる。
【００１０】請求項６の発明は、請求項２記載の自動販
売機において、原料収納装置内に原料パッケージの後端
側を底部に先端側を上部に折重ねて収納される原料パッ
ケージの先端側を下方に向けて引き出す通路に原料パッ
ケージを案内するガイドを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、原料収納装置から原料パッケー
ジの先端側を円滑に引き出すことができる。
売機において、原料収納装置内に原料パッケージの後端
側を底部に先端側を上部に折重ねて収納される原料パッ
ケージの先端側を下方に向けて引き出す通路に原料パッ
ケージを案内するガイドを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、原料収納装置から原料パッケー
ジの先端側を円滑に引き出すことができる。
【００１１】請求項７の発明は、請求項１乃至請求項６
記載のいずれかの自動販売機において、飲料抽出装置の
抽出台の下に抽出後のフィルタパッケージを乾燥させる
ヒータを設けるようにしたものである。この手段によれ
ば、抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージを乾燥さ
せることができ、カビ等の発生を防止できる。
記載のいずれかの自動販売機において、飲料抽出装置の
抽出台の下に抽出後のフィルタパッケージを乾燥させる
ヒータを設けるようにしたものである。この手段によれ
ば、抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージを乾燥さ
せることができ、カビ等の発生を防止できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１３】図１は自動販売機に配置される機内系統構
成図を示すもので、図１において、主要部から説明する
と、１は原料から飲料を抽出する飲料抽出装置、２は後
述する原料パッケージ３Ａの所定量である１杯分３Ａ１
毎に積重ねて収納する原料収納装置、４は原料収納装置
２から原料パッケージ３Ａを順次１杯分３Ａ１ずつ送出
して飲料抽出装置１へ供給する原料パッケージ供給装
置、５は原料パッケージ３Ａの包装シートを開封するた
めの包装開封装置、６は原料ゴミを収納するゴミ収納装
置、７は湯を貯える湯タンク、８は加圧空気ポンプ、９
は原料貯蔵容器、１０は原料シュート、１１はミキシン
グボール、１２はノズル、１４は販売台１３に載置され
るカップである。
成図を示すもので、図１において、主要部から説明する
と、１は原料から飲料を抽出する飲料抽出装置、２は後
述する原料パッケージ３Ａの所定量である１杯分３Ａ１
毎に積重ねて収納する原料収納装置、４は原料収納装置
２から原料パッケージ３Ａを順次１杯分３Ａ１ずつ送出
して飲料抽出装置１へ供給する原料パッケージ供給装
置、５は原料パッケージ３Ａの包装シートを開封するた
めの包装開封装置、６は原料ゴミを収納するゴミ収納装
置、７は湯を貯える湯タンク、８は加圧空気ポンプ、９
は原料貯蔵容器、１０は原料シュート、１１はミキシン
グボール、１２はノズル、１４は販売台１３に載置され
るカップである。
【００１４】ここで、飲料抽出装置１は上端に抽出弁１
８を有し、さらに、湯タンク７に備える電磁弁１９に接
続する接続口１７ａと加圧空気ポンプ８に接続する接続
口１７ｂとを形成する飲料抽出容器１７と、その下に開
封されたフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１を載置
する抽出台２０と下側に設ける乾燥させるためのヒータ
１６と抽出口２１とからなり、この抽出口２１は、ミキ
シングボール１１へ接続し、図示しない抽出モータ等の
動作によってフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１か
ら飲料を抽出してミキシングボール１１へ送るように構
成されている。
８を有し、さらに、湯タンク７に備える電磁弁１９に接
続する接続口１７ａと加圧空気ポンプ８に接続する接続
口１７ｂとを形成する飲料抽出容器１７と、その下に開
封されたフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１を載置
する抽出台２０と下側に設ける乾燥させるためのヒータ
１６と抽出口２１とからなり、この抽出口２１は、ミキ
シングボール１１へ接続し、図示しない抽出モータ等の
動作によってフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１か
ら飲料を抽出してミキシングボール１１へ送るように構
成されている。
【００１５】また、原料収納装置２は、上下縦長の収納
容器２２内に後述する原料パッケージ３Ａを後端側を下
側に先端側を上側に折りたたむように底部から上部に収
納し、先端側の原料パッケージ３Ａが上方からガイドロ
ーラ２３とバネ部材からなるガイド２４とを介して取出
し通路２２ａの上方から下方へ通って原料パッケージ供
給装置４に先端側の原料パッケージ３Ａが挟まれて包装
開封装置５へ送られる。この場合に、ガイド２４によっ
て原料収納装置２から原料パッケージ３の先端側を円滑
に引き出すことができる。
容器２２内に後述する原料パッケージ３Ａを後端側を下
側に先端側を上側に折りたたむように底部から上部に収
納し、先端側の原料パッケージ３Ａが上方からガイドロ
ーラ２３とバネ部材からなるガイド２４とを介して取出
し通路２２ａの上方から下方へ通って原料パッケージ供
給装置４に先端側の原料パッケージ３Ａが挟まれて包装
開封装置５へ送られる。この場合に、ガイド２４によっ
て原料収納装置２から原料パッケージ３の先端側を円滑
に引き出すことができる。
【００１６】原料パッケージ３Ａは、図２に示す平面図
および図３に示す断面構造図のように１杯分ずつの原料
３ａを下側抽出フィルタシート３ｃと上側抽出フィルタ
シート３ｂとにより一列に順次封入して複数杯分の原料
を封入した帯状のフィルタパッケージ３Ｂの外側を上側
包装シート３ｄと下側包装シート３ｅとによって包装を
施し、下側包装シート３ｅには位置マーク３ｆが付され
ている。そして、図２に示すように原料パッケージ３Ａ
は、上側包装シート３ｄの内、図示斜線部分３ｄ１の裏
面が下側包装シート３ｅに接着している。
および図３に示す断面構造図のように１杯分ずつの原料
３ａを下側抽出フィルタシート３ｃと上側抽出フィルタ
シート３ｂとにより一列に順次封入して複数杯分の原料
を封入した帯状のフィルタパッケージ３Ｂの外側を上側
包装シート３ｄと下側包装シート３ｅとによって包装を
施し、下側包装シート３ｅには位置マーク３ｆが付され
ている。そして、図２に示すように原料パッケージ３Ａ
は、上側包装シート３ｄの内、図示斜線部分３ｄ１の裏
面が下側包装シート３ｅに接着している。
【００１７】また、フィルタパッケージ３Ｂは、図４に
示す平面図および図５に示す断面構造図のように所定量
である１杯分ずつの原料３ａを下側抽出フィルタシート
３ｃと上側抽出フィルタシート３ｂとに封入しており、
図４に示す上側抽出フィルタシート３ｂの内で図示斜線
部分３ｂ１が下側抽出フィルタシート３ｃに接着してい
る。
示す平面図および図５に示す断面構造図のように所定量
である１杯分ずつの原料３ａを下側抽出フィルタシート
３ｃと上側抽出フィルタシート３ｂとに封入しており、
図４に示す上側抽出フィルタシート３ｂの内で図示斜線
部分３ｂ１が下側抽出フィルタシート３ｃに接着してい
る。
【００１８】なお、上側抽出フィルタシート３ｂと下側
抽出フィルタシート３ｃとの接着および上側包装シート
３ｄと下側包装シート３ｅとの接着は、各種々の方法が
あるが圧着による方法や熱を加えての接着方法、さら
に、接着済等による接着がある。また、上側包装シート
３ｄと下側包装シート３ｅは、アルミシートやビニール
等の湿気に強く風味を損なわないものが好ましい。
抽出フィルタシート３ｃとの接着および上側包装シート
３ｄと下側包装シート３ｅとの接着は、各種々の方法が
あるが圧着による方法や熱を加えての接着方法、さら
に、接着済等による接着がある。また、上側包装シート
３ｄと下側包装シート３ｅは、アルミシートやビニール
等の湿気に強く風味を損なわないものが好ましい。
【００１９】原料パッケージ供給装置４は、図示しない
モータに連結するＹ状の各凹部分２５ａが原料パッケー
ジ３Ａの１杯分３Ａ１の上部に係合するように形成され
る移送機構２５と位置検知センサ２６とを備え、販売指
令により図示状態から１２０度反時計方向へ移送機構２
５を回転させ位置検知センサ２６によって原料パッケー
ジ３Ａの位置マーク３ｆを検知して位置決めをして１杯
分３Ａ１ずつの原料パッケージ３Ａを移送するようにし
ている。これによって、原料パッケージ３Ａに付した位
置マーク３ｆによって位置決めをするために販売指令毎
に原料パッケージ３Ａの１杯分３Ａ１ずつの送りが正確
に確実にできる。
モータに連結するＹ状の各凹部分２５ａが原料パッケー
ジ３Ａの１杯分３Ａ１の上部に係合するように形成され
る移送機構２５と位置検知センサ２６とを備え、販売指
令により図示状態から１２０度反時計方向へ移送機構２
５を回転させ位置検知センサ２６によって原料パッケー
ジ３Ａの位置マーク３ｆを検知して位置決めをして１杯
分３Ａ１ずつの原料パッケージ３Ａを移送するようにし
ている。これによって、原料パッケージ３Ａに付した位
置マーク３ｆによって位置決めをするために販売指令毎
に原料パッケージ３Ａの１杯分３Ａ１ずつの送りが正確
に確実にできる。
【００２０】包装開封装置５は、上側包装シート巻取り
ローラ２７と下側包装シート送りローラ２８とガイドロ
ーラ２９，３０とからなり、上側包装シート巻取りロー
ラ２７と下側包装シート送りローラ２８とを図示しない
モータで同期して回転させ原料パッケージ３Ａから上側
包装シート３ｄと下側包装シート３ｅとをはぎ取り開封
してフィルタパッケージ３Ｂとし、上側包装シート３ｄ
は上側包装シート巻取りローラ２７へ巻取り、下側包装
シート３ｅは送りローラ２８とガイドローラ３１とを経
て送り出される。
ローラ２７と下側包装シート送りローラ２８とガイドロ
ーラ２９，３０とからなり、上側包装シート巻取りロー
ラ２７と下側包装シート送りローラ２８とを図示しない
モータで同期して回転させ原料パッケージ３Ａから上側
包装シート３ｄと下側包装シート３ｅとをはぎ取り開封
してフィルタパッケージ３Ｂとし、上側包装シート３ｄ
は上側包装シート巻取りローラ２７へ巻取り、下側包装
シート３ｅは送りローラ２８とガイドローラ３１とを経
て送り出される。
【００２１】ゴミ収納装置６は、送りローラ３２を図示
しないモータで回転させてガイドローラ３３を経て送り
出された抽出後のフィルタパッケージ３Ｂを順次収納す
るゴミ箱３４を有し、ゴミ箱３４内に傾斜底３５を設
け、フィルタパッケージ３Ｂが順次収納されるようにな
っている。
しないモータで回転させてガイドローラ３３を経て送り
出された抽出後のフィルタパッケージ３Ｂを順次収納す
るゴミ箱３４を有し、ゴミ箱３４内に傾斜底３５を設
け、フィルタパッケージ３Ｂが順次収納されるようにな
っている。
【００２２】次に、以上の構成による飲料の販売動作に
ついて図６に従って説明する。
ついて図６に従って説明する。
【００２３】まず、販売待機に先立って、図示しない扉
を開けて原料収納装置２へ原料パッケージ３Ａを収納し
て原料パッケージ３Ａの先端側をガイドローラ２３とガ
イド２４とを経て引き出して、さらに、原料パッケージ
供給装置４の移送機構２５の各凹部分２５ａへ１杯分３
Ａ１を嵌めて、原料パッケージ３Ａの上側包装シート３
ｄを開封して上側包装シート巻取りローラ２７へ巻付
け、下側包装シート３ｅを開封してガイドローラ２９，
３０を介して下側包装シート送りローラ２８に挟んでお
き、ガイドローラ３１の下方に垂らしておく（Ｓ１）。
を開けて原料収納装置２へ原料パッケージ３Ａを収納し
て原料パッケージ３Ａの先端側をガイドローラ２３とガ
イド２４とを経て引き出して、さらに、原料パッケージ
供給装置４の移送機構２５の各凹部分２５ａへ１杯分３
Ａ１を嵌めて、原料パッケージ３Ａの上側包装シート３
ｄを開封して上側包装シート巻取りローラ２７へ巻付
け、下側包装シート３ｅを開封してガイドローラ２９，
３０を介して下側包装シート送りローラ２８に挟んでお
き、ガイドローラ３１の下方に垂らしておく（Ｓ１）。
【００２４】販売指令があると送りローラ３２が回転す
る一方、原料パッケージ供給装置４の移送機構２５が回
転して１杯分３Ａ１を包装開封装置５へ送出し、上側包
装シート巻取りローラ２７と下側包装シート送りローラ
２８とが同期回転して上側包装シート３ｄと下側包装シ
ート３ｅとを開封させ位置検知センサ２６により原料パ
ッケージ３Ａの位置マーク３ｆを検知して１杯分３Ａ１
を送って停止する（Ｓ３）。これによって、開封された
フィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１が抽出台２０上
に載置され、抽出後のフィルタパッケージ３Ｂの１杯分
３Ｂ１がゴミ箱３４へ収納される（Ｓ４）。
る一方、原料パッケージ供給装置４の移送機構２５が回
転して１杯分３Ａ１を包装開封装置５へ送出し、上側包
装シート巻取りローラ２７と下側包装シート送りローラ
２８とが同期回転して上側包装シート３ｄと下側包装シ
ート３ｅとを開封させ位置検知センサ２６により原料パ
ッケージ３Ａの位置マーク３ｆを検知して１杯分３Ａ１
を送って停止する（Ｓ３）。これによって、開封された
フィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１が抽出台２０上
に載置され、抽出後のフィルタパッケージ３Ｂの１杯分
３Ｂ１がゴミ箱３４へ収納される（Ｓ４）。
【００２５】続いて、抽出モータが作動して飲料抽出容
器１７が降下して飲料抽出容器１７の底部と抽出台２０
とでフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１を挟み電磁
弁１９を開き、飲料抽出容器１７の内へお湯を流し込み
抽出弁１８を閉じる。一定時間後に飲料抽出容器１７の
内へ加圧空気ポンプ８から加圧空気を供給してフィルタ
パッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１から飲料を抽出し、抽出
された飲料をミキシングボール１１に送る。ここで、原
料貯蔵容器９から砂糖やクリームがミキシングボール１
１へ注入され攪拌されノズル１２からカップ１４へ注が
れる（Ｓ５）。その後に飲料抽出容器１７が上昇して待
機状態となる（Ｓ１）。この待機状態に、ヒータ１６に
よって抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージ３Ｂを
乾燥させることができカビ等の発生を防止できる。
器１７が降下して飲料抽出容器１７の底部と抽出台２０
とでフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１を挟み電磁
弁１９を開き、飲料抽出容器１７の内へお湯を流し込み
抽出弁１８を閉じる。一定時間後に飲料抽出容器１７の
内へ加圧空気ポンプ８から加圧空気を供給してフィルタ
パッケージ３Ｂの１杯分３Ｂ１から飲料を抽出し、抽出
された飲料をミキシングボール１１に送る。ここで、原
料貯蔵容器９から砂糖やクリームがミキシングボール１
１へ注入され攪拌されノズル１２からカップ１４へ注が
れる（Ｓ５）。その後に飲料抽出容器１７が上昇して待
機状態となる（Ｓ１）。この待機状態に、ヒータ１６に
よって抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージ３Ｂを
乾燥させることができカビ等の発生を防止できる。
【００２６】このように、販売指令毎に１杯分ずつ連続
して原料収納装置２から原料パッケージ３Ａの先端側を
引き出して包装開封装置５へ送るようにしたために連続
した動作によって常に新鮮な原料を飲料抽出装置へ送り
出すことができ、原料パッケージを開封して直ちに飲料
の抽出をするようにしたために原料の風味を損なうこと
なく良質美味の飲料を提供することができる。そして、
抽出後のフィルタパッケージ３Ｂを１杯分３Ｂ１ずつ順
次ゴミ収納装置６によって収納するようにしたために原
料粉、原料滓等が機内に残留して汚れることがなく機内
清浄が簡単となり、衛生状態を維持でき保守が大幅に軽
減できる。
して原料収納装置２から原料パッケージ３Ａの先端側を
引き出して包装開封装置５へ送るようにしたために連続
した動作によって常に新鮮な原料を飲料抽出装置へ送り
出すことができ、原料パッケージを開封して直ちに飲料
の抽出をするようにしたために原料の風味を損なうこと
なく良質美味の飲料を提供することができる。そして、
抽出後のフィルタパッケージ３Ｂを１杯分３Ｂ１ずつ順
次ゴミ収納装置６によって収納するようにしたために原
料粉、原料滓等が機内に残留して汚れることがなく機内
清浄が簡単となり、衛生状態を維持でき保守が大幅に軽
減できる。
【００２７】なお、以上説明した動作手順では、販売指
令があって飲料を抽出する直前に包装開封装置５により
原料パッケージ３Ａを開封したが、販売の状況、特に、
販売頻度が多いとき、販売待機時に既に原料パッケージ
３Ａから開封されたフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３
Ｂ１を抽出台２０上に載置するようにしてもい。
令があって飲料を抽出する直前に包装開封装置５により
原料パッケージ３Ａを開封したが、販売の状況、特に、
販売頻度が多いとき、販売待機時に既に原料パッケージ
３Ａから開封されたフィルタパッケージ３Ｂの１杯分３
Ｂ１を抽出台２０上に載置するようにしてもい。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、原料パッケージを開封して直ちに飲料の抽出をす
るようにしたために原料の風味を損なうことなく良質美
味の飲料を提供することができる。
れば、原料パッケージを開封して直ちに飲料の抽出をす
るようにしたために原料の風味を損なうことなく良質美
味の飲料を提供することができる。
【００２９】請求項２の発明によれば、販売指令毎に所
定量ずつ連続して原料収納装置から原料パッケージの先
端側を引き出して包装開封装置へ送るようにしたために
連続した動作によって常に新鮮な原料を飲料抽出装置へ
送り出すことができる。
定量ずつ連続して原料収納装置から原料パッケージの先
端側を引き出して包装開封装置へ送るようにしたために
連続した動作によって常に新鮮な原料を飲料抽出装置へ
送り出すことができる。
【００３０】請求項３の発明によれば、原料パッケージ
に付した位置マークによって位置決めをするために販売
指令毎の原料パッケージの所定量ずつの送りが正確に確
実にできる。
に付した位置マークによって位置決めをするために販売
指令毎の原料パッケージの所定量ずつの送りが正確に確
実にできる。
【００３１】請求項４の発明によれば、販売指令毎に原
料パッケージの所定量を正確に確実に送ることができ
る。
料パッケージの所定量を正確に確実に送ることができ
る。
【００３２】請求項５の発明によれば、抽出後のフィル
タパッケージを所定量ずつゴミ収納装置へ人手を全く介
することなく折重ねて収納でき、収納スペースを最小限
とすることができ、原料粉、原料滓等が機内に残留して
汚れることがなく機内清浄が簡単となり、衛生状態を維
持でき保守が大幅に軽減できる。
タパッケージを所定量ずつゴミ収納装置へ人手を全く介
することなく折重ねて収納でき、収納スペースを最小限
とすることができ、原料粉、原料滓等が機内に残留して
汚れることがなく機内清浄が簡単となり、衛生状態を維
持でき保守が大幅に軽減できる。
【００３３】請求項６の発明によれば、ガイドによって
原料収納装置から原料パッケージの先端側を円滑に引き
出すことができる。
原料収納装置から原料パッケージの先端側を円滑に引き
出すことができる。
【００３４】請求項７の発明によれば、ヒ−タによって
抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージを乾燥させる
ことができ、カビ等の発生を防止できる。
抽出後の湿気を帯びたフィルタパッケージを乾燥させる
ことができ、カビ等の発生を防止できる。
【図１】本発明の実施の形態を示す自動販売機内に設け
る機内系統図。
る機内系統図。
【図２】原料パッケージを示す平面図。
【図３】図２の原料パッケージを示す断面構造図。
【図４】フィルタパッケージを示す平面図。
【図５】図４のフィルタパッケージを示す断面構造図。
【図６】図１に示す機内系統の概略処理を示すフローチ
ャート。
ャート。
１ 飲料抽出装置 ２ 原料収納装置 ３Ａ 原料パッケージ ３Ｂ フィルタパッケージ ３ａ １杯分ずつの原料 ３ｂ 上側抽出フィルタシート ３ｃ 下側抽出フィルタシート ３ｄ 上側包装シート ３ｅ 下側包装シート ３ｆ 位置マーク ４ 原料パッケージ供給装置 ５ 包装開封装置 ６ ゴミ収納装置 ２０ 抽出台 ２５ 移送機構 ２６ 位置検知センサ ２７ 上側包装シート巻取りローラ ２８ 下側包装シート送りローラ
Claims (7)
- 【請求項１】 原料より飲料を抽出する飲料抽出装置を
備えて、販売指令により前記原料に湯を加えて飲料を抽
出して供給する自動販売機において、 飲料原料を所定量ずつ帯状のフィルタパッケージに封入
し更にその上下面に包装シートで被覆して内部を密封し
た帯状の原料パッケージと、該原料パッケージが前記飲
料抽出装置へ供給される直前で、前記原料パッケージの
前記包装シートを開封する包装開封装置とを備えること
を特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】 前記原料パッケージを折重ねるようにし
て収納する原料収納装置と、前記原料パッケージの先端
側を挟持して販売指令毎に順次前記原料収納装置から所
定量の原料パッケージを引き出すと共に、前記包装開封
装置により開封された所定量のフィルタパッケージを前
記飲料抽出装置へ送出する原料パッケージ供給装置とを
備えることを特徴とする請求項１記載の自動販売機。 - 【請求項３】 前記原料パッケージ供給装置は、前記原
料パッケージの所定量ずつに設けられた位置マークを位
置センサによって検知して販売指令毎に順次前記原料収
納装置から前記所定量の原料パッケージを引き出すこと
を特徴とする請求項２記載の自動販売機。 - 【請求項４】 前記原料パッケージ供給装置は、販売指
令によって前記原料パッケージの所定量を係合させる凹
部を備え、該凹部を所定角度回転させることにより順次
前記原料収納装置から前記所定量の原料パッケージを引
き出す移送機構を備えることを特徴とする請求項２記載
の自動販売機。 - 【請求項５】 傾斜底を形成させたゴミ箱を有するゴミ
収納装置を設け、前記ゴミ箱の前記傾斜底に対応して前
記飲料抽出装置を経て送られる抽出済のフィルタパッケ
ージを順次折重ねて収納することを特徴とする請求項１
乃至請求項４記載のいずれかの自動販売機。 - 【請求項６】 前記原料収納装置内に原料パッケージの
後端側を底部に先端側を上部に折重ねて収納される原料
パッケージの先端側を下方に向けて引き出す通路に前記
原料パッケージを案内するガイドを備えることを特徴と
する請求項２記載の自動販売機。 - 【請求項７】 飲料抽出装置の抽出台の下に抽出後のフ
ィルタパッケージを乾燥させるヒータを設けることを特
徴とする請求項１乃至請求項６記載のいずれかの自動販
売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067503A JPH09237383A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067503A JPH09237383A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09237383A true JPH09237383A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13346865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8067503A Pending JPH09237383A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09237383A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6431813B2 (en) | 2000-03-17 | 2002-08-13 | Photo Film Co., Ltd. | Unwrapping apparatus |
| US6705818B2 (en) | 2000-03-17 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Package take-out apparatus, package container thereof and unwrapping apparatus |
| JP2008522261A (ja) * | 2004-11-30 | 2008-06-26 | ネステク ソシエテ アノニム | 様々な風味料および栄養添加物付きの温飲料および冷たい飲料を要求時に供給する方法 |
| JP2014511712A (ja) * | 2011-03-14 | 2014-05-19 | ネステク ソシエテ アノニム | 自動飲料マシン |
| CN109961576A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-02 | 上海趣售科技有限公司 | 饮品贩售机 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8067503A patent/JPH09237383A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6431813B2 (en) | 2000-03-17 | 2002-08-13 | Photo Film Co., Ltd. | Unwrapping apparatus |
| US6705818B2 (en) | 2000-03-17 | 2004-03-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Package take-out apparatus, package container thereof and unwrapping apparatus |
| US7048489B2 (en) | 2000-03-17 | 2006-05-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Package take-out apparatus, package container thereof and unwrapping apparatus |
| JP2008522261A (ja) * | 2004-11-30 | 2008-06-26 | ネステク ソシエテ アノニム | 様々な風味料および栄養添加物付きの温飲料および冷たい飲料を要求時に供給する方法 |
| JP2014511712A (ja) * | 2011-03-14 | 2014-05-19 | ネステク ソシエテ アノニム | 自動飲料マシン |
| CN109961576A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-02 | 上海趣售科技有限公司 | 饮品贩售机 |
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