JPH09236900A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH09236900A
JPH09236900A JP8043622A JP4362296A JPH09236900A JP H09236900 A JPH09236900 A JP H09236900A JP 8043622 A JP8043622 A JP 8043622A JP 4362296 A JP4362296 A JP 4362296A JP H09236900 A JPH09236900 A JP H09236900A
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JP
Japan
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film
photosensitive material
processing
cartridge
roller
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Application number
JP8043622A
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English (en)
Inventor
Nobuo Matsumoto
伸雄 松本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/808,540 priority patent/US5857128A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/003Film feed or extraction in development apparatus

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジからの感光材料の取り出しを自
動で行い、しかも並列に現像処理することで効率的な現
像処理をできる感光材料処理装置を安価に提供する。 【解決手段】 現像処理部14には、第1処理搬送ライ
ンと第2搬送処理ラインとの2列の搬送処理ラインを並
列に設ける。カートリッジ16を装填するネスト56
に、スプール軸からフィルムFを分離するデタッチプレ
ートを設ける。ネスト56と現像処理部14との間のフ
ィルム装填振分部12に、フィルムFを吸着搬送可能な
吸着搬送コンベア95を設ける。この吸着搬送コンベア
95は、搬送処理ラインの並列方向に移動可能に設け
る。複数列でフィルムFの現像処理を行うにもかかわら
ず、フィルムFを取り出して分離する自動供給機構が一
つで済むため安価で効率の良い装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジに収
納されたフィルム等の感光材料を現像処理する感光材料
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムプロセッサーへのフィル
ムの装填は、フィルム先端を予めカートリッジから出し
たものをリーダフィルムに貼り付け、これを所定の場所
にセットすることで自動的に搬送するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カートリッジ
からフィルム先端を取り出す作業は煩わしく、これを自
動的に行う機構も提案されているが、機構が複雑なた
め、高価である。
【0004】一方、フィルムプロセッサーは、小型で高
い処理能力を出すために、通常2〜3列の処理ラインを
内蔵し、この複数の処理ラインにフィルムを通してい
た。また、ライン数を増やせば、処理能力を一層増やす
ことが可能である。
【0005】しかし、複数列に対応してフィルム先端を
自動的に取り出す機構を設けると装置が極めて高価にな
るため、複数の処理ラインを備えたフィルムプロセッサ
ーではフィルム先端を自動的に取り出す機構を利用でき
なかった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、カートリッジ
からのカートリッジの取り出しを自動で行え、しかも感
光材料の現像処理を並列で処理できる感光材料処理装置
を安価に提供する事が目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の感光材
料処理装置は、カートリッジに収容された感光材料をカ
ートリッジから取り出す感光材料取出手段と、並列に配
置された複数の感光材料搬送処理ラインを有する現像処
理部と、前記現像処理部と前記感光材料取出手段との間
に設けられ、カートリッジから取り出された感光材料を
前記複数の感光材料搬送処理ラインの内の何れかのライ
ンに振り分ける感光材料振分手段と、を有することを特
徴としている。
【0008】請求項1に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。カートリッジに収容された感光材料
は、感光材料取出手段によってカートリッジから自動で
取り出され、取り出された感光材料は、感光材料振分手
段によって複数の感光材料搬送処理ラインの内の何れか
のラインに振り分けられて現像処理される。現像処理部
では、複数の感光材料搬送処理ラインが設けられている
ため、複数の感光材料を並列処理でき、複数の感光材料
を効率良く処理することができる。また、カートリッジ
から感光材料を取り出す感光材料取出手段は、例えば、
感光材料を巻いたスプール軸を回転させる装置、カート
リッジの感光材料出入口を開く装置、スプール軸に係合
した感光材料をスプール軸から外す装置等の複数の装置
から構成され、機構が複雑になる傾向がある。このた
め、複数の感光材料搬送処理ラインに対応して複数の感
光材料取出手段を設けると、装置の部品点数がライン数
に応じて増加する問題がある。しかし、本発明の感光材
料処理装置に設けられている感光材料振分手段は装置に
一つ設けられていれば良く、感光材料搬送処理ラインの
ライン数が増加しても振り分ける際の感光材料の移動距
離が延びるだけであり、部品点数は増えない。したがっ
て、感光材料搬送処理ラインのライン数の増加による装
置のコストの上昇を抑えることができる。また、本発明
は、ライン数が多い程メリットがある。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料処理装置において、前記振分手段は、感光材
料を一時貯留する貯留部を備えていることを特徴として
いる。
【0010】請求項2に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。振分手段は、感光材料を一時貯留す
る貯留部を備えているので、カートリッジから取り出さ
れた感光材料を、現像処理部へ搬送する前に、一時的に
待機させることができる。これにより、例えば、先行す
る感光材料の後端がまだ現像処理部に入りきらない場合
などに、次の感光材料を貯留部で順番待ちさせることが
できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の感光材料処理装置において、前記貯留部は、感光材料
を吸着保持可能な吸着保持手段を備えていることを特徴
としている。
【0012】請求項3に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。カートリッジから取り出された感光
材料は、吸着保持手段に吸着されて保持される。また、
吸着による保持を解除すれば感光材料の出入りを自由に
行うことができる。また、感光材料を吸着により保持す
るので、例えば、ニップローラの搬送停止による保持等
に比較して感光材料に局所的な力が作用することがな
い。吸着の方法としては、例えば、負圧(真空)による
もの、静電気によるもの等がある。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の感光材料処理装置におい
て、前記貯留部は、感光材料の搬送方向を変換する搬送
方向転換手段を備えていることを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。請求項4に記載の感光材料処理装置
では、カートリッジから取り出した感光材料の搬送方向
を搬送方向転換手段で変換することができるので、カー
トリッジから取り出す際の感光材料の取出後端(スプー
ル軸側)を搬送方向先端として現像処理部へ搬送するこ
とができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の感光材料処理装置におい
て、前記感光材料取出手段と前記現像処理部との間に、
感光材料を検査する感光材料検査手段を設けたことを特
徴としている。
【0016】請求項5に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。請求項5に記載の感光材料処理装置
では、カートリッジから取り出された感光材料の損傷や
感光材料の接続等を、現像処理部で処理する前に検査す
ることができる。これにより、感光材料の損傷に起因す
る搬送上のトラブル(例えば、引っ掛かり、最悪の場合
感光材料の切断事故等)を未然に防止することができ
る。また、感光材料が損傷を受けていた場合や、テープ
等で接続されている場合に、搬送トラブルを起こす可能
性があることをオペレータ等に知らせるために、警告を
出すことにも利用できる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の感光材料処理装置におい
て、前記感光材料取出手段と前記現像処理部との間に、
感光材料の搬送方向の端部を整形する整形手段を設けた
ことを特徴としている。
【0018】請求項6に記載の感光材料処理装置の作用
を以下に説明する。請求項6に記載の感光材料処理装置
では、カートリッジから取り出した感光材料の搬送方向
の端部を整形手段により、所定の形状に整形することが
できる。例えば、感光材料の搬送方向先端部を現像処理
部内で通過し易い形状(例えばU字状)に形成すること
ができ、これにより、現像処理部内をスムーズに搬送さ
せることができ、搬送の信頼性を増すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]本発明の第1の実施形態を図1乃至
図8にしたがって説明する。
【0020】図1には感光材料処理装置としてのフィル
ムプロセッサ10の概略が示されている。このフィルム
プロセッサ10は、フィルム装填振分部12と現像処理
部14とを備えている。フィルム装填振分部12は、撮
影済みフィルムFを収容したカートリッジ16が装填さ
れ、装填されたカートリッジ16のフィルムFを現像処
理部14へ搬送する。また、現像処理部14は、フィル
ム装填振分部12から搬送されたフィルムの現像処理を
行う。 (カートリッジ)次に、カートリッジ16の概略を図2
にしたがって説明する。
【0021】カートリッジ16は、略円筒状のケーシン
グ18を備えており、フィルムFが挿通する挿通口20
がドア22によって閉止されて内部が遮光される構造と
なっている。
【0022】ドア22の両端には、ドアシャフト24が
一体化しており、ドアシャフト24は、ケーシング18
に回転可能に支持されている。このカートリッジ16で
は、ドアシャフト24を回転させることでドア22が回
転し、挿通口20の開閉が行われる。なお、ドアシャフ
ト24の端部には、ドアシャフト24を回転させるドア
ドライバ26の係合するキー孔24Aが形成されてい
る。
【0023】フィルムFを巻いたスプール軸28はケー
シング18に回転可能に支持されており、両端にはスプ
ール軸28を回転させるスプールドライバ30の係合す
るキー孔28Aが形成されている。
【0024】図3に示すように、フィルムFのトレーラ
ー側(スプール軸28に係止される側)の端部FTに
は、一対の係合孔21が穿設されている。この係合孔2
1は、スプール軸28(図3では図示せず)の中間部の
図示しないスリット孔に設けられた突起部に係合し、フ
ィルムFをスプール軸28に係止する役目をしている。
このフィルムFは、トレーラー側の端部FTがスプール
軸28に係止されて状態でスプール軸28に巻き取られ
てカートリッジ16内に収容されている。
【0025】フィルムFには、画像コマ23の位置を明
示するパーフォレーション25が所定の間隔で幅方向の
一端部に形成されている。また、フィルムFには、トレ
ーラー側の端部FTから一定の間隔Tだけ離れた位置
に、デタッチパーフォレーション27が穿設されてお
り、このデタッチパーフォレーション27を検出すれ
ば、フィルムFのトレーラー側の端部FTの位置を正確
に判断することができるようになっている。 (現像処理部)図1に示すように、現像処理部14に
は、発色現像槽32、漂白槽34、漂白定着槽35、定
着槽36、スーパーリンス槽38,40、安定槽42及
び乾燥部44が順に設けられている。各槽及び乾燥部4
4には、各々複数の搬送ローラ46が設けられており、
フィルムFを順に搬送して発色現像処理、漂白処理、漂
白定着処理、定着処理、リンス処理、安定化処理及び乾
燥処理を行うようになっている。
【0026】なお、搬送ローラ46は図示しないモータ
によって回転駆動されるようになっている。
【0027】図4に示すように、本実施形態の現像処理
部14には、第1処理搬送ライン50と第2搬送処理ラ
イン52との2列の搬送処理ラインが並列に設けられて
おり、複数のフィルムFを並行して現像処理可能となっ
ている。
【0028】なお、この現像処理部14は、フィルムF
の幅方向両端をガイド溝(図示せず)に挿入し、このガ
イド溝で案内させながらフィルムFを搬送する、いわゆ
るリーダーレス搬送を行っている。 (フィルム装填振分部)図1に示すように、フィルム装
填振分部12には内部を遮光する開閉可能な蓋54が設
けられており、内部に感光材料取出手段55が設けられ
ている。感光材料取出手段55には、図2に示すよう
に、カートリッジ16を装填するネスト56が設けられ
ている。なお、フィルム装填振分部12には、図1に示
すように、蓋54の開閉を検出するセンサ54Aが取り
付けられており、ネスト56には、カートリッジ16の
有無を検出するセンサ56Aが取り付けられている。
【0029】図5(A)に示すように、ネスト56の現
像処理部側(矢印R方向側)には、透過型の赤外線セン
サ60、ニップローラ62、感光材料検査手段としての
フィルム検査装置64、ニップローラ66、整形手段と
してのフィルム端整形装置68が水平方向に順に配置さ
れており、フィルム端整形装置68と現像処理部14と
の間には、感光材料振分手段としてのフィルム振分装置
70が設けられている。
【0030】図2に示すように、ネスト56はベース板
72上に取り付けられており、ベース板72には、矢印
F方向の端部に側板74、矢印B方向の端部に側板76
が立設されている。
【0031】一方の側板76には、ネスト56に装填さ
れたカートリッジ16のスプール軸28と同軸にかつ軸
方向に沿って移動可能にスライドドライバ78が配置さ
れている。また。他方の側板74には、スプール軸28
と同軸に回転可能にスプールドライバ30が突設され、
ドアシャフト24と同軸に回動可能にドアドライバ26
が突設されている。
【0032】スライドドライバ78を図示しないスライ
ドソレノイドで突出させてスプール軸28に係合させる
と共にカートリッジ16を側板74側へ押し、スプール
ドライバ30、ドアドライバ26をそれぞれスプール軸
28のキー孔28A、ドアシャフト24のキー孔24A
へ係合させ、この状態で、ドアドライバ26を図示しな
いモータで回動させると、カートリッジ16のドア22
が開かれて挿通口20が開放され、スプールドライバ3
0を図示しないモータで回転駆動することによりスプー
ル軸28が回転されてフィルムFが挿通口20から押し
出される。
【0033】ネスト56のカートリッジ16の挿通口2
0側には、下方へ向けて所定の角度で傾斜された傾斜面
84が形成されている。この傾斜面84上には、直線状
のガイドレール86が配置されており、このガイドレー
ル86に摺動可能に係合しているスライドブロック88
にデタッチプレート90が取り付けられている。
【0034】ネスト56の側方には、無端ベルト85の
かけ渡された一対のプーリー87が配置されている。こ
の無端ベルト85には、スライドブロック88から延設
された連結部材89が取り付けられており、図示しない
モータでプーリー87が回転され、無端ベルト85が所
定方向に回転移動するとスライドブロック88がガイド
レール86に沿って傾斜面84上を移動する。このスラ
イドブロック88が斜め上方に移動すると、デタッチプ
レート90の先端がカートリッジ16の挿通口20へ向
けて移動する。
【0035】図5(A)に示すように、赤外線センサ6
0は、ネスト56に装填されるカートリッジ16の近傍
に位置しており、フィルムFの前後端及びデタッチパー
フォレーション27を検出可能となっている。
【0036】ニップローラ62,66は、カートリッジ
16から送り出されたフィルムFを挟持してフィルム振
分装置70へ搬送する。
【0037】フィルム検査装置64は、フィルムFを感
光させない赤外線によってフィルムFに亀裂等の損傷が
あるか否か(また、テープ等で接続されていないか)を
検査する。本実施形態では、フィルムFに赤外線を照射
し、フィルムFの反対側にフィルム幅方向に並べた赤外
線センサで赤外線の透過量を測定し、赤外線透過量の変
化で亀裂の有無(接続の有無)を検出している。なお、
このフィルム検査では、赤外線カメラによってフィルム
Fを撮影し、コンピュータによる画像処理にて検査して
も良く、モニタに表示されたフィルムF(赤外線の透過
画像)をオペレーターが目視して検査しても良い。
【0038】フィルム端整形装置68は、現像処理部1
4内をフィルムFの搬送方向先端が通過し易いように、
フィルムFの端部を、例えばU字状に整形するカッタ9
2を備えている。
【0039】フィルム振分装置70は、吸着搬送コンベ
ア95(本発明の、貯留部、吸着保持手段及び搬送方向
転換手段)を備えている。吸着搬送コンベア95は、巻
掛ローラ100、巻掛ローラ102及び巻掛ローラ10
4を備え、これらが所定間隔で配置されている。巻掛ロ
ーラ100,102,104には無端ベルト106が巻
き掛けられており、略三角形の移動軌跡が形成されてい
る。
【0040】巻掛ローラ100の上側には、巻掛ローラ
100との間で無端ベルト106を挟持するローラ10
8が配置されている。なお、巻掛ローラ100は、図示
しないモータによって回転され、これによって無端ベル
ト106が図5(A)の時計回り方向及び反時計回り方
向に回転可能となっている。
【0041】また、巻掛ローラ100と巻掛ローラ10
2との間には吸引ボックス112が、巻掛ローラ102
と巻掛ローラ104との間には吸引ボックス114が配
設されている。これらの吸引ボックス112,114
は、無端ベルト106と対向する部分が平面状に形成さ
れており、無端ベルト106の裏面に接触している。
【0042】一方、無端ベルト106にはその全域に亘
って多数の小孔(図示せず)が形成されており、この無
端ベルト106の裏面が接触する吸引ボックス112及
び吸引ボックス114の平面部分には、無端ベルト10
6の小孔に対応して多数の孔部(図示せず)が形成され
ている。吸引ボックス112,114の内部は空洞状に
形成されており、ダクト116を介して内部の空気が吸
引装置118に吸引されるようになっている。
【0043】したがって、吸引ボックス112,114
の内部の空気が吸引装置118に吸引されると、吸引ボ
ックス112,114と接する無端ベルト106の小孔
から空気が吸引され、これにより無端ベルト106でフ
ィルムFを吸着可能となる。
【0044】巻掛ローラ102の現像処理部側の斜め上
方には、フィルムFを現像処理部14へ送り込むニップ
ローラ120が設けられている。
【0045】巻掛ローラ102とニップローラ120と
の間には、固定ガイド122及び可動ガイド124が設
けられている。
【0046】図5(B)に示すように、可動ガイド12
4には、第1の湾曲面124Aと第2の湾曲面124B
が形成されており、図示しない駆動装置によって図5
(A),(B)の矢印U方向及び矢印D方向に移動可能
となっている。第1の湾曲面124Aは、カートリッジ
16から送り出されたフィルムFを吸引ボックス114
と対向する無端ベルト106の直線搬送部分に向けてガ
イドし、第2の湾曲面124Bは、無端ベルト106の
直線搬送部分に吸着したフィルムFを固定ガイド122
との間でニップローラ120に向けてガイドする役目を
している。
【0047】図5(A)に示すように、巻掛ローラ10
2の近傍で、上下方向とされた無端ベルト106の直線
搬送部分と対向する位置には、フィルムFを検出する赤
外線センサ129が設けられている。
【0048】フィルム振分装置70では、巻掛ローラ1
00,102,104、ローラ108、吸引ボックス1
12,114、固定ガイド122、可動ガイド124及
び赤外線センサ129が、フレーム128に一体に取り
付けられてユニット化されている。
【0049】フィルム振分装置70は、図示しないスレ
イドレールにガイドされて図5(A)の紙面表裏方向
(図4の矢印F方向及び矢印B方向)にスライド可能と
なっている。また、図4及び図5(A)に示すように、
フィルム振分装置70にはフィルムFの幅方向に沿って
延びるラック130が取り付けられており、このラック
130に噛み合うピニオンギヤ132をモータ134で
回転させることで、フィルム振分装置70が移動され
る。
【0050】なお、モータ、ソレノイド等の駆動装置及
び各種センサ類は図示しない制御装置に連結されてお
り、モータ、ソレノイド等の駆動装置はこの制御装置に
よって制御される。
【0051】また、フィルム装填振分部12には、内部
のフィルムFが感光しないように、フィルムFの後端が
感光しない所定の位置まで搬送されるまでは蓋54が開
けられないようにする図示しないロック手段が設けられ
ている。
【0052】次に、本実施形態の作用を図6及び図7に
示すフローチャートにしたがい説明する。
【0053】先ず、図6に示すように、ステップ200
では、カートリッジ16がネスト56にセットされたか
否かが判断される。ステップ200で、カートリッジ1
6がセットされたと判断されるとステップ202へ進
み、蓋54が閉められたか否かが判断される。
【0054】ステップ202で蓋54が閉められたと判
断されるとステップ204へ進み、ドアドライバ26を
回転させてカートリッジ16のドア22を開き、スプー
ルドライバ30を回転させてフィルムFを挿通口20か
ら押し出すと共にニップローラ62,66を回転させて
カートリッジ16からフィルムFを送り出す。なお、こ
のときのフィルム搬送速度は、ある程度高速で搬送する
ことが処理効率の点で好ましい。
【0055】フィルムFの送り出しが始まるとステップ
205へ進み、フィルム検査装置64によってフィルム
Fの損傷を検出する。損傷が有ると判断されるとステッ
プ213へ進み、フィルムFの搬送が停止されてブザー
等が鳴らされてオペレーターに警告が行われる。フィル
ムFに、亀裂等の損傷があると、その後の搬送経路途中
で引っ掛かり、切断事故等の問題が生じる恐れがある、
このように事前に損傷の有無を検出することで、上記の
問題を未然に防止することができる。なお、搬送停止後
にフィルムFをカートリッジ16にゆっくりと巻き戻し
ても良い。
【0056】損傷が検出されなければステップ206へ
進み、ステップ206では、デタッチパーフォレーショ
ン27が検出されたか否かが判断される。デタッチパー
フォレーション27が検出されるとステップ208へ進
み、フィルムFの送り出しを停止し、デタッチプレート
90の先端をカートリッジ16の挿通口20へ挿入し、
フィルムFをスプール軸28から分離する。
【0057】フィルムFが分離されるとステップ210
へ進んでフィルムFの搬送を行う。フィルムFの搬送が
始まるとステップ211へ進み、フィルム検査装置64
によってフィルムFの損傷を検出する。損傷が有ると判
断されるとステップ213へ進み、フィルムFの搬送が
停止されてブザー等が鳴らされてオペレーターに警告が
行われる。
【0058】損傷が検出されなければステップ212へ
進む。ステップ212では、フィルムFのトレーラー側
の端部FTが赤外線センサ60を通過したか否かが判断
される。
【0059】ステップ212で、端部FTが通過したと
判断されると、ステップ214へ進みフィルムFを所定
量搬送した後に停止し、現像処理部14におけるフィル
ムFの搬送方向先端、本実施形態ではトレーラー側の端
部FTが現像処理部14で通過し易いように、端部FT
を所定形状(例えば、U字状)にフィルム端整形装置6
8で整形する。
【0060】整形後はステップ216へ進んでフィルム
Fの搬送を行う。なお、フィルムFは無端ベルト106
に吸着されて吸引ボックス114側へ搬送される。
【0061】図7に示すように、次のステップ218で
は、フィルムFのトレーラー側の端部FT(搬送方向後
端)が赤外線センサ129と対向した位置に来たか否か
が判断される。
【0062】フィルムFのトレーラー側の端部FTが赤
外線センサ129と対向した位置に来たと判断されると
ステップ220へ進み、無端ベルト106の駆動を停止
してフィルムFの搬送を停止する。
【0063】ステップ222では、可動ガイド124を
矢印U方向へ移動し、図5(A)の状態から図8の状態
とする。
【0064】ステップ224では、フィルム振分装置7
0をホームポジション(第1処理搬送ライン50と第2
搬送処理ライン52との中間位置)から第1処理搬送ラ
イン50の入口に移動させる。
【0065】ステップ226では、無端ベルト106を
反時計回り方向に回転させ、フィルムFを搬送する。こ
れにより、フィルムFは、トレーラー側の端部FTを搬
送方向先端として固定ガイド122と可動ガイド124
との間及びニップローラ120を介して現像処理部14
へ送り込まれ、現像処理部14にて現像処理される。な
お、現像処理部14内のフィルム搬送速度は現像処理の
関係で低速であるため、フィルムFを現像処理部14へ
向けて搬送する時は、無端ベルト106のフィルム搬送
速度は現像処理部14のフィルム搬送速度に合わせて低
速とする。なお、それ以外のときは、高速でフィルムF
を搬送して処理効率を上げる。
【0066】現像処理部14へ送り込まれるフィルムF
の搬送方向先端が、フィルム端整形装置68で整形され
ているので、フィルムFを現像処理部14内でスムーズ
に搬送でき、先端の引っ掛かり等による搬送トラブルの
発生が防止される。このため、搬送の信頼性が高い。
【0067】また、フィルムFの搬送方向先端が現像処
理部14の最初の搬送ローラ46に挟持されれば、その
後のフィルムFは現像処理部14内へ自動的に引き込ま
れて行くので、フィルムFの吸着を行う必要は無くな
る。このため、本実施形態では、フィルムFの搬送方向
先端が現像処理部14の最初の搬送ローラ46に挟持さ
れるとフィルムFの吸引を停止する。吸着が停止されれ
ばフィルムFは無端ベルト106から離れることができ
るため、フィルムFの搬送方向先端が現像処理部14の
最初の搬送ローラ46に挟持されればフィルム振分装置
70をホームポジションに直ぐに戻すことができる。こ
うすることにより、先行するフィルムFと次に処理する
フィルムFとの間隔を短縮することができ、処理効率を
向上できる。
【0068】したがって、ステップ226の次のステッ
プ228では、フィルムFのトレーラー側の端部FTが
現像処理部14の最初の搬送ローラ46に挟持されたか
否か(本実施形態では、フィルムFの搬送が開始されて
から所定時間を経たか否か)が判断され、挟持されたと
判断された場合にはステップ230に進み、フィルム振
分装置70をホームポジションに戻すと共に可動ガイド
124を矢印D方向に戻し(図5(A)の状態に戻
す)、その後ステップ200へ戻って処理を繰り返す。
【0069】なお、フィルム振分装置70によるフィル
ムFの振り分け(ステップ224)は、第1処理搬送ラ
イン50と第2処理搬送ラインとを交互に行う。
【0070】このように、本実施形態のフィルムプロセ
ッサ10では、フィルムFを並行して複数列で現像処理
できるので、現像処理の効率が良い。
【0071】また、複数列でフィルムFの現像処理を行
うにもかかわらず、カートリッジ16の装填箇所は1箇
所であり、またカートリッジ16からフィルムFを取り
出して分離する自動供給機構も一つで済むため、現像処
理ラインを増やしてもフィルム振分装置70の移動距離
が延びるだけで部品点数は増加せず、安価で効率の良い
装置を提供できる。
【0072】さらに、フィルム振分装置70に、吸着搬
送機構を設けたので、フィルムFの搬送とバッファの役
割を兼用させることができ、機械サイズが小さくなると
共に、バッファ機能を利用してフィルムの損傷検査、フ
ィルム端整形等を時間のロスなく実現することができ
る。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態に係
るフィルムプロセッサ10を図9及び図10にしたがっ
て説明する。なお、第1の実施形態と同一構成に関して
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0073】図9に示すように、ニップローラ66とニ
ップローラ120との間には、上下方向に隔てて巻掛ロ
ーラ140,142が配置されており、この巻掛ローラ
140,142に無端ベルト106が巻き掛けられてい
る。巻掛ローラ140と巻掛ローラ142との間には、
吸引ボックス144が配置されている。この吸引ボック
ス144は、無端ベルト106の直線部分と対向する両
面から空気を吸引可能となっている。
【0074】また、無端ベルト106の外周側には、無
端ベルト106に沿ってローラ146A〜Eが配置され
ている。
【0075】ニップローラ66のフィルム搬送方向下流
側には、ニップローラ66から送り出されたフィルムF
をローラ146と無端ベルト106との間へガイドする
固定ガイド148が設けられている。これにより、ニッ
プローラ66から送りだされたフィルムFは、固定ガイ
ド148、ローラ146Aと無端ベルト106との間を
通過後、無端ベルト106に吸着されながら下方へ搬送
され、巻掛ローラ142の位置で搬送方向が上方に変更
される。なお、フィルム端整形装置68は、上方に搬送
されるフィルムFの先方に位置している。
【0076】図10に示すように、ニップローラ120
のフィルム搬送方向上流側には、無端ベルト106によ
って上方に向けて搬送されるフィルムFをニップローラ
120に向けてガイドする可動ガイド150がフィルム
端整形装置68の両側に設けられている。
【0077】本実施形態では、フィルムFが図9の反時
計回り方向に回転する無端ベルト106に吸着されなが
ら搬送され、可動ガイド150がフィルムFの端部FR
のフィルム端整形装置68の進入を妨げないように退避
し、リーダー側の端部FRがフィルム端整形装置68へ
進入して整形される。
【0078】フィルムFのリーダー側の端部FRがフィ
ルム端整形装置68で整形されると、無端ベルト106
が所定量逆方向(図9では、時計回り方向)に回転し、
整形されたリーダー側の端部FRが可動ガイド150の
下端よりも下方に位置する赤外線センサ129で検出さ
れるとフィルムFの搬送が一旦停止する。
【0079】その後、可動ガイド150をフィルムFを
ニップローラ120へ案内する位置へ移動しフィルムF
を吸着した状態でフィルム振分装置70を移動し、無端
ベルト106を反時計回り方向に回転させてフィルムF
を第1処理搬送ライン50又は第2処理搬送ラインに搬
送する。
【0080】本実施形態では、フィルムFのリーダー側
の端部FR付近しかフィルム端整形装置68のカッタ9
2に接近しないので、フィルム端整形装置68に不具合
等が生じた場合でも、フィルムFの画像部分がカッタ9
2によって損傷を受けることが無い。なお、その他の効
果は第1の実施形態と同様である。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態に係
るフィルムプロセッサ10を図11及び図12にしたが
って説明する。なお、前述した実施形態と同一構成に関
しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0081】本実施形態のフィルムプロセッサ10は、
第1の実施形態のフィルムプロセッサ10の一部を変更
したものである。
【0082】図11に示すように、巻掛ローラ100と
巻掛ローラ102との間のフィルム搬送経路は、巻掛ロ
ーラ102側が下となるように傾斜している。
【0083】ニップローラ66のフィルム搬送方向下流
側(矢印R方向側)には、ローラ160、ローラ162
及びローラ164が順に配置されている。なお、中央の
ローラ162は、図示しないモータで正逆方向に回転可
能な駆動ローラであり、両側のローラ160及びローラ
164は、ローラ162に接触して回転する従動ローラ
である。
【0084】ニップローラ66から送り出されたフィル
ムFは、図11の反時計回り方向に回転されるローラ1
62と、反対方向に回転するローラ160との間を通っ
て時計回り方向に回転する無端ベルト106へ搬送され
る。
【0085】フィルムFの搬送方向後端(トレーラー側
の端部FT)がローラ108を通過すると搬送が一旦停
止され、その後、フィルムFを吸着した無端ベルト10
6が図11の反時計回り方向に回転する。これにより、
フィルムFは無端ベルト106とローラ108との間か
らローラ162とローラ164との間へ向けて搬送され
る。ここで、ローラ162を反時計回り方向に回転させ
ると、フィルムFは、斜め上方に位置したフィルム端整
形装置68に進入して搬送方向先端(トレーラー側の端
部FT)が整形される。
【0086】整形後は、ローラ162を時計回り方向に
回転させてフィルムFのトレーラー側の端部FTが赤外
線センサ129で検出されるまでフィルムFを無端ベル
ト106で搬送し、その後図12に示すように固定ガイ
ド122と可動ガイド124との間を介して整形した端
部(トレーラー側の端部FT)を先頭にしてフィルムF
を現像処理部14へ搬送する。
【0087】本実施形態では、フィルムFのトレーラー
側の端部FT付近しかフィルム端整形装置68のカッタ
92に接近しないので、フィルム端整形装置68に不具
合等が生じた場合でも、フィルムFの画像部分がカッタ
92によって損傷を受けることが無い。なお、その他の
効果は第1の実施形態と同様である。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
感光材料処理装置は、感光材料振分手段で感光材料を振
り分けることができるため、感光材料搬送処理ラインが
複数であっても、カートリッジから感光材料を取り出す
感光材料取出手段は一つで良く、感光材料搬送処理ライ
ンの増加による部品点数及びコストの上昇を抑えること
ができ、効率の良い安価な装置を提供できるとい優れた
効果を有する。
【0089】請求項2に記載の感光材料処理装置は、カ
ートリッジから取り出した感光材料を、現像処理部へ搬
送する前に一時的に待機させることができ、例えば、先
行する感光材料の後端がまだ現像処理部に入りきらない
場合などに、次の感光材料を貯留部で順番待ちさせるこ
とができるという優れた効果を有する。
【0090】請求項3に記載の感光材料処理装置は、カ
ートリッジから取り出された感光材料を吸着保持できる
ので、感光材料に局所的な力が作用することがなく、安
全に感光材料を保持できるという優れた効果を有する。
【0091】請求項4に記載の感光材料処理装置は、カ
ートリッジから取り出した感光材料の搬送方向を変換し
て、カートリッジから取り出す際の感光材料の取出後端
(スプール軸側)を搬送方向先端として現像処理部へ搬
送できるという優れた効果を有する。
【0092】請求項5に記載の感光材料処理装置は、カ
ートリッジから取り出された感光材料の損傷を、現像処
理部で処理する前に検査することができるので、感光材
料の損傷に起因する現像処理部での搬送上のトラブル、
例えば、引っ掛かり、最悪の場合感光材料の切断事故等
を未然に防止することができるという優れた効果を有す
る。
【0093】請求項6に記載の感光材料処理装置は、カ
ートリッジから取り出した感光材料の搬送方向の搬送方
向先端部を現像処理部内で通過し易い形状、例えばU字
状に形成することができ、これにより、感光材料の搬送
方向先端を現像処理部内でスムーズに搬送させることが
でき、搬送の信頼性を増すことができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るプリンタプロセッサの内
部構成を示す側面図である。
【図2】ネスト周辺の斜視図である。
【図3】フィルムの平面図である。
【図4】フィルム装填振分部の平面図である。
【図5】(A)はフィルム装填振分部の側面図であり、
(B)は可動ガイド及び固定ガイドの側面図である。
【図6】制御を説明するフローチャートである。
【図7】図6に示すフローチャートの続きである。
【図8】現像処理部へフィルムを搬送している状態を示
すフィルム装填振分部の側面図である。
【図9】第2の実施形態に係るフィルム装填振分部の側
面図である。
【図10】第2の実施形態に係るフィルム装填振分部の
平面図である。
【図11】第3の実施形態に係るフィルム装填振分部の
側面図である。
【図12】現像処理部へフィルムを搬送している状態を
示すフィルム装填振分部の側面図である。
【符号の説明】
10 フィルムプロセッサ(感光材料処理装置) 14 現像処理部 16 カートリッジ 50 第1処理搬送ライン(感光材料搬送処理ライ
ン) 52 第2搬送処理ライン(感光材料搬送処理ライ
ン) 55 感光材料取出手段 64 フィルム検査装置(感光材料検査手段) 68 フィルム端整形装置(整形手段) 70 フィルム振分装置(感光材料振分手段) 95 吸着搬送コンベア(貯留部、吸着保持手段、搬
送方向転換手段) F フィルム(感光材料)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに収容された感光材料をカ
    ートリッジから取り出す感光材料取出手段と、 並列に配置された複数の感光材料搬送処理ラインを有す
    る現像処理部と、 前記現像処理部と前記感光材料取出手段との間に設けら
    れ、カートリッジから取り出された感光材料を前記複数
    の感光材料搬送処理ラインの内の何れかのラインに振り
    分ける感光材料振分手段と、 を有することを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記振分手段は、感光材料を一時貯留す
    る貯留部を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記貯留部は、感光材料を吸着保持可能
    な吸着保持手段を備えていることを特徴とする請求項2
    に記載の感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記貯留部は、感光材料の搬送方向を変
    換する搬送方向転換手段を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の感光材料処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記感光材料取出手段と前記現像処理部
    との間に、感光材料を検査する感光材料検査手段を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項
    に記載の感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記感光材料取出手段と前記現像処理部
    との間に、感光材料の搬送方向の端部を整形する整形手
    段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何
    れか1項に記載の感光材料処理装置。
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