JPH09236661A - 距離測定方法及び距離測定装置 - Google Patents

距離測定方法及び距離測定装置

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JPH09236661A
JPH09236661A JP8291651A JP29165196A JPH09236661A JP H09236661 A JPH09236661 A JP H09236661A JP 8291651 A JP8291651 A JP 8291651A JP 29165196 A JP29165196 A JP 29165196A JP H09236661 A JPH09236661 A JP H09236661A
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distance
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射波の強度の影響を受けることなく、高精
度に反射物体までの距離を求めることができる距離測定
装置を提供する。 【解決手段】 受信波形L1 が閾値V0 と交差する時刻
(t11,t12)から求められる受信強度に対応する時間
幅Δt1 を求め(S140)、続いてスタートパルスP
A2 から時刻t11,t22との中間時刻tc2までの時間差
Δtc2を求める(S150)。次にS140で求められ
た受信強度に対応する時間幅Δt1 から図3に示すマッ
プに基づいて補正時間Δα1 を求める(S160)。そ
して、S160で求められた補正時間Δα1 によりS1
50で求められた時間差Δtc2を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信波を放射して
反射物体による反射波を検出し、反射波を放射した時間
と反射波を検出した時間との差に基づいて、反射物体ま
での距離を算出する距離測定方法及び距離測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば光波やミリ波などのパ
ルス状の送信波を断続的に放射して反射物体により反射
された反射波を検出し、その反射波を放射した時間と、
反射波を検出した時間との差に基づいて反射物体までの
距離を算出する距離測定装置が知られており、次のよう
にして反射物体までの距離を算出している。
【0003】図16は受波手段にて検出される反射波の
電圧波形を示す線図であり、曲線L1 は比較的強い反射
波に対応するものであり、曲線L2 は比較的弱い反射波
に対応するものである。この図16に例示するように、
受波手段が受波した反射波をその強度に応じた電圧に変
換し、送信波を放射した送信時刻から前記電圧が所定電
圧V0 に達するまでの時間を検知し、更にその時間に光
速/2を乗ずることによって反射物体までの距離を算出
している。なお、所定電圧V0 はノイズ成分による影響
を避けるために設定されている。
【0004】ところが、受波手段が反射波を受波した時
刻t0 から所定電圧V0 に達する(時刻t1 ,t2 )ま
でには所定の遅れ時間が生じる。また、この遅れ時間
は、反射波の強度の影響を受け、例え受波手段が反射波
を受波する時刻t0 が同じ時刻(すなわち反射物体まで
の距離が同一)であっても、比較的強い反射波に対応す
る曲線L1 では、電圧が時刻t1 にてV0 に達するのに
対して、比較的弱い反射波に対応する曲線L2 では、電
圧はそれより遅い時刻t2 にてV0 に達することにな
り、時刻t1 ,t2 の間の時間差d1 の測定誤差を生じ
ることになる。
【0005】そこで、前記測定誤差を補正するために、
特開平3−65678号公報では、図17に示すよう
に、受波した信号波形に対して2つの閾値(V0 ,V1
)を設定し、この2つの閾値(V0 ,V1 )と受波し
た信号波形との交点から受波した信号波形の立ち上がり
過程の微分値(ΔV/Δt)を算出し、この微分値より
受波立ち上がり時点t0 を算出することにより、上述し
た測定誤差を抑えるものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、以下のような問題点がある。すなわち、上
記従来技術では、受波した信号波形の立ち上がり過程の
微分値(ΔV/Δt)を算出するものであり、この微分
値(ΔV/Δt)を量子化誤差(連続的な量を離散的な
数値で表す場合に生じる誤差)を避けて高精度に算出す
るためには、サンプリングタイムに対して相当大きく時
間差Δtを設定する必要があり(サンプリング定理に基
づく)、この結果2つの閾値(V0 ,V1 )のレベル差
ΔVをある程度大きく設定する必要がある。
【0007】また、受波信号にはノイズが重畳している
ため、ノイズの影響を受けずに高精度に微分値を得るた
めにも、2つの閾値(V0 ,V1 )のレベル差ΔVをあ
る程度大きく設定する必要がある。このように、2つの
閾値(V0 ,V1 )のレベル差ΔVを大きく設定した場
合、図17に示すように、比較的強い反射波に対応する
曲線L1 では、微分値を算出することが可能であるが、
比較的弱い反射波に対応する曲線L2 では、微分値を算
出することができないという問題点が生じる。
【0008】そこで、本発明は、反射波の強度の影響を
受けることなく、高精度に反射物体までの距離を求める
ことができる距離測定方法及び距離測定装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に以下に示す技術手段を採用する。請求項1に記載の技
術手段によれば、誤差補正手段にて受信波の信号レベル
が所定の閾値を越えているあいだの時間幅を求め、この
時間幅に基づいて反射波の強度差により生じる反射物体
までの距離測定誤差を補正する。ここで、受信波の信号
レベルが所定の閾値を越えているあいだの時間幅は、受
信波の強度差と対応し、受信波の強度が小さい時には時
間幅も小さくなり、受信波の強度が大きい時には時間幅
も大きくなるといった対応関係を有しており、この時間
幅は受信波の受信強度を特徴付ける指標となる。従っ
て、時間幅に基づいて、距離測定誤差を補正することに
より、受信波の強度差により生じる反射物体までの距離
測定誤差を補償することができる。
【0010】請求項2に記載の技術手段によれば、時間
幅演算手段にて受信波の信号が所定の閾値を越えている
あいだの時間幅を演算し、この時間幅に基づいて時間差
補正手段が時間差計測手段にて計測された時間差を補正
する。この時間幅は受信波の受信強度を特徴付けるもの
であり、この時間幅と補正時間との関係(図3,8参
照)を予め実験等により求めておき、この関係を利用し
て時間差計測手段にて計測された時間差を補正する。こ
の結果、受信波の受波時刻を同一時刻とすることがで
き、受信波の受信強度差による距離測定誤差を補償する
ことができる。
【0011】請求項3に記載の技術手段によれば、時間
幅演算手段にて受信波の信号が所定の閾値を越えている
あいだの時間幅を演算し、この時間幅に基づいて距離算
出手段にて算出された反射物体までの距離を補正する。
この時間幅は受信波の受信強度を特徴付けるものであ
り、この時間幅と補正距離との関係(図14参照)を予
め実験等により求めておき、この関係を利用して距離算
出手段にて算出された反射物体までの距離を補正する。
この結果、受信波の強度差により生じる反射物体までの
距離測定誤差を補償することができる。
【0012】時間幅演算手段は、請求項4に記載のよう
に、受信波の信号レベルが所定の閾値を越えているあい
だ受信波の信号を時間計測手段へ入力する信号レベル判
定手段を備えるよう構成してもよい。請求項5に記載の
技術手段を採用することにより、基準時間差演算手段が
送信波を放射してから時間幅の中間時刻までの時間差を
求めるため、送信波を放射してから受信波の信号が閾値
に上昇するまでの時間差に含まれる測定誤差と、送信波
を放射してから受信波の信号が閾値に下降するまでの時
間差に含まれる測定誤差とが平均化されるため、より高
精度に反射物体までの距離を測定することができる。
【0013】なお、時間差補正手段は、請求項6に記載
の技術手段のように、送信波を放射してから受信波の信
号が閾値に上昇するまでの時間差若しくは受信波の信号
が閾値に下降するまでの時間差を、時間幅に基づいて補
正してもよい。請求項7に記載の技術手段を採用するこ
とにより、上記閾値より高い値に設定された閾値を有す
る他の信号レベル判定手段を備え、この他の信号レベル
判定手段が有する閾値を受信波の信号が越える場合に
は、当該閾値を越えている時間幅に基づいて、時間差計
測手段にて計測された時間差を補正する。受信波は熱雑
音,雑音限界等の影響によりノイズ成分が重畳する。し
たがって比較的強い受信波を受波した場合には、それに
応じて高い閾値でもって時間差計測手段で計測される時
間差および時間幅演算手段で演算される時間幅を求めた
ほうがノイズ成分に起因する測定誤差を小さくすること
ができる。
【0014】請求項8に記載の技術手段を採用すること
により、受信波の信号レベルが所定の閾値を越えている
あいだの時間幅を求め、この時間幅に基づいて反射物体
までの距離を補正することにより請求項1と同様の効果
を得ることができる。請求項9に記載の技術手段によれ
ば、所定の閾値を越えている時間幅に基づいて時間差を
補正し、この補正された時間差に基づいて反射物体まで
の距離を求めることにより請求項2と同様の効果を得る
ことができる。
【0015】請求項10に記載の技術手段によれば、送
信波を放射してから時間幅の中間時刻までの時間差を、
時間幅に基づいて補正することにより請求項5と同様の
効果を得ることができる。なお、請求項11に記載の技
術手段のように、送信波を放射してから中間時刻までの
時間差を、送信波を放射してから受信波の信号レベルが
最大値に達する時刻までの時間差となるように補正して
もよい。
【0016】請求項12に記載の技術手段によれば、送
信波を放射してから受信波が所定の閾値に上昇するまで
の時間差若しくは受信波が所定の閾値に下降するまでの
時間差を求め、この時間差を時間幅に基づいて補正する
ことにより請求項6と同様の効果を得ることができる。
なお、請求項13に記載のように、送信波を放射してか
ら受信波が所定の閾値に上昇するまでの時間差若しくは
前記受信波が所定の閾値に下降するまでの時間差を、送
信波を放射してから前記受信波の立ち上がり時刻までの
時間差となるように補正してもよい。
【0017】請求項14に記載の技術手段によれば、更
に、前記所定の閾値より高い値に設定された他の閾値を
有し、前記受信波の信号が、当該他の閾値を越える場合
に、前記受信波が他の閾値を越えている時間幅に基づい
て前記時間差を補正することにより請求項7と同様の効
果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の距離測定装置を、
図に示す一実施形態に基づき説明する。 〔第1実施形態〕図1は本発明の第1実施形態の距離測
定装置1を表す概略構成図である。なお、本実施形態の
距離測定装置1は、自動車に搭載されて前方の障害物
(反射物体)等を検出するためのものである。
【0019】本距離測定装置1は、送受信部31と演算
部33とを主要部として次のように構成されている。図
1に示すように、送受信部31は、パルス状のレーザ光
Hを、スキャンミラー35および発光レンズ37を介し
て放射する半導体レーザダイオード(以下単にレーザダ
イオードと記載)39と、図示しない障害物に反射され
たレーザ光Hを受光レンズ41を介して受光し、その強
度に対応する電圧を出力する受光素子43とを備えてい
る。
【0020】レーザダイオード39は駆動回路45を介
して演算部33に接続され、演算部33からの駆動信号
によりレーザ光Hを放射(発光)する。また、スキャン
ミラー35にはミラー47が鉛直軸を中心に揺動可能に
設けられ、演算部33からの駆動信号がモータ駆動部4
9を介して入力されると、このミラー47は図示しない
モータの駆動力により揺動する。すると、レーザ光Hは
車両の前方において、水平面内の所定角度に渡り掃引照
射される。
【0021】一方、受光素子43の出力電圧は、STC
(Sensitivity Time Control)回路51を介して所定レ
ベルに増幅された後、可変利得アンプ53に入力され
る。STC回路51について補足しておく。受信信号強
度は目標物までの距離の4乗に反比例するため、近距離
にリフレクタ等の反射率の高いものがあり、受光強度が
きわめて強くなった場合を補償するためにこのSTC回
路51は設けられている。
【0022】また、可変利得アンプ53はD/A変換器
55を介して演算部33に接続され、演算部33により
指示されたゲイン(利得)に応じて入力電圧を増幅して
コンパレータ57に出力する。コンパレータ57は可変
利得アンプ53の出力電圧Vを所定電圧V0 と比較し、
V>V0 となったとき所定の受信信号を時間計測回路6
1へ入力する。なお、本発明の信号レベル判定手段がコ
ンパレータ57に該当する。
【0023】時間計測回路61には、演算部33から駆
動回路45へ出力される駆動信号も入力され、上記駆動
信号をスタートパルスPA、上記受光信号をストップパ
ルスPBとし、2つのパルスPA,PB間の位相差(す
なわち入力時間差)を2進デジタル信号に符号化して、
その値を演算部33へ入力する。この時間計測回路61
は、微小時間を数値化することができ、放射されたレー
ザ光H1発に対して複数の受信信号があってもそれぞれ
の信号についての時間差を検出することができるもので
ある。この時間計測回路61が本発明の時間計測手段に
該当する。
【0024】この時間計測回路61としては、例えば入
力信号を反転して出力するインバータゲートディレイ回
路を奇数個リング状に連結し、そのリング上でパルスエ
ッジを周回させる奇数段リングオシレータを利用したも
のが考えられる。上記2つのパルスPA,PB間の位相
差(すなわち入力時間差)は以下のようにして計測され
る。すなわち、スタートパルスPAが入力されたときに
上記リングオシレータ上にパルスエッジを周回させ、ス
トップパルスPBが入力されたときに、スタートパルス
PAによって起動されたパルスエッジがリングオシレー
タ上の何れのインバータゲートディレイ回路まで到達し
たかを検出することにより、2つのパルスPA,PB間
の位相差が計測される。
【0025】また、本時間計測回路61は、正確な時間
測定を行うために時間分解能の補正機能も備えている。
ここでは、基準信号(例えば水晶発振クロック)を用い
ることによって、完全デジタル回路によるデジタル演算
補正を行っている。従来、デジタル回路を時間測定に用
いる場合は、クロック周期を分解能としていたが、上記
のように構成される時間計測回路61は、クロック回路
よりもはるかに微小な分解能で時間(上記2つのパルス
PA,PB間の位相差)を数値化することができる。そ
のため、放射されたレーザ光H1発に対して複数の受信
信号があっても(つまり1つのスタートパルスPAに対
して2つ以上のストップパルスPBがあっても)それぞ
れの信号についての時間差を検出することができるので
ある。
【0026】図1の構成の説明に戻り、演算部33は、
時間計測回路61からの入力時間差と、そのときのミラ
ー47の揺動角に基づき、障害物までの距離および方向
を算出する。また、可変利得アンプ53の出力電圧Vは
ピークホールド回路63へも入力され、ピークホールド
回路63は出力電圧Vの極大値を演算部33へ入力して
いる。
【0027】次に、このように構成された距離測定装置
1の距離測定原理について図2および図3に基づき説明
する。図2は距離測定原理を説明する受信波形図であ
り、L1 は比較的強い反射波を受信した場合の受信波形
を示すものであり、L2 は比較的弱い反射波を受信した
場合の受信波形を示すものである。また、図3は受信強
度に対応する時間幅と補正時間との対応関係を示す線図
である。
【0028】そこで、曲線L1 の立ち上がり過程にコン
パレータ57によって設定された所定電圧V0 (以降閾
値と称す)と交差する時刻をt11、曲線L1 の立ち下が
り過程に閾値V0 と交差する時刻をt12、時刻t11と時
刻t12との時間差をΔt1 とする。また、曲線L2 の立
ち上がり過程に閾値V0 と交差する時刻をt21、曲線L
2 の立ち下がり過程に閾値V0 と交差する時刻をt22、
時刻t21と時刻t22との時間差をΔt2 とする。
【0029】図2から明らかなように、強い反射波に対
応する時間差Δt1 と弱い反射波に対応する時間差Δt
2 とを対比するとΔt1 >Δt2 の関係が成立する。す
なわち、受信波形が閾値V0 と交差する時刻(t11,t
12、t21, t22)によって決定される時間差(Δt1 、
Δt2 )の大きさは受信強度と対応し、受信強度が小さ
い時には上記時間差が小さくなり(Δt2 )、受信強度
が大きい時には上記時間差が大きくなる(Δt1 )。し
たがって、この時間差(Δt1 、Δt2 )は受信波形の
強度を特徴付ける指標となる。以下この時間差を受信強
度に対応する時間幅(Δt1 、Δt2 )と称す。
【0030】さらに、時刻t11と時刻t12との中間時刻
をtc2、時刻t21とt22との中間時刻をtc1、曲線L1
,L2 が最大電圧に到達する時刻をtP 、中間時刻tc
2と最大電圧に達する時刻tp との時間差をΔα1 、中
間時刻tc1と最大電圧に達する時刻tp との時間差をΔ
α2 とする。なお、中間時刻(tc2、tc1)と最大電圧
に達する時刻tp との時間差を以下補正時間(Δα1 、
Δα2 )と称す。
【0031】すると、上述した受信強度に対応する時間
幅(Δt1 、Δt2 )と補正時間(Δα1 、Δα2 )と
の間には所定の対応関係を有する。すなわち、図3に示
すように、受信強度に対応する時間幅が大きくなるにし
たがって補正時間も単調増加する傾向を有している。し
たがって、この図3に示す対応関係を予め実験等により
求めておき、受信強度に対応する時間幅から補正時間を
求めて、この補正時間に基づいて中間時刻(tc2、tc
1)を最大電圧に達する時刻tpに補正し(図2の矢印
参照)、レーザーダイオード39が発光してから最大電
圧に達する時刻tpまでの時間差に基づいて反射物体ま
での距離を測定する。
【0032】このようにすることにより、反射波の強度
の違いによる測定誤差は補正時間によって補正され、同
一の時刻tp までの時間差として反射物体までの距離が
測定される。なお、受信強度に対応する時間幅と補正時
間との関係はマップとして演算部33のROMに記憶し
ておけばよい。次に、この距離測定原理を具現化した距
離測定装置1の作動について図4〜図6に基づき説明す
る。図4および図5は時間計測回路61および演算部3
3が実行する距離測定処理を示すフローチャート、図6
は距離測定時の各種信号を示すタイムチャートである。
なお、以下の説明では、比較的強い反射波を受光した場
合について説明するが、比較的弱い反射波を受光した場
合においても同様の処理を実行すればよい。
【0033】まず、図4に示すように、ステップ100
(以下ステップを単にSと称す)において、駆動回路4
5に駆動信号を出力し、レーザダイオード39を発光さ
せる。すなわち、図6のに示すように演算部33から
レーザダイオード39を駆動させるための計測開始信号
(スタートパルスPA)が出力され、この計測開始信号
に基づいて駆動回路45では1次電流を発生し(図6の
参照)、この1次電流をレーザダイオード39に印加
することにより発光する(図6の参照)。
【0034】続くS110では、その発光に対応し、図
示しない反射物体に反射されたレーザ光Hを受光レンズ
41を介して受光する。そしてこの受光したレーザ光H
は、受光素子43でその強度に対応する電圧に変換さ
れ、STC回路51、可変利得アンプ53を介して所定
レベルに増幅する(図6の参照)。増幅された信号は
出力電圧Vとしてコンパレータ57へ入力する。コンパ
レータ57では、出力電圧Vと所定電圧V0 と比較して
V>V0 が成立している間、出力電圧Vを時間計測回路
61へ入力する。
【0035】次にS120では、図6に示すようにスタ
ートパルスPAの立ち上がりエッジPA2 とストップパ
ルスPBの立ち上がりエッジPB1 との時間差ΔT1 を
時間計測回路61にて算出する。同様にS130におい
て、スタートパルスPAの立ち上がりエッジPA2 とス
トップパルスPBの立ち下がりエッジPB2 との時間差
ΔT1 ,ΔT2 を時間計測回路61にて計測する(図6
の参照)。
【0036】そして、この時間計測回路61にて計測さ
れた時間差データΔT1 ,ΔT2 は、演算部33の図示
しないRAMに記憶される。続いて、S140では、図
2を用いて説明したように、受信波形L1 が閾値V0 と
交差する時刻(t11,t12)から求められる受信強度に
対応する時間幅Δt1 を数式1に基づいて求める。
【0037】
【数1】Δt1 =ΔT2 −ΔT1 次に、S150において、スタートパルスPAの立ち上
がりエッジPA2 から時刻t11と時刻t12との中間時刻
tc2までの時間差Δtc2を数式2に基づいて求める。
【0038】
【数2】Δtc2=(ΔT1 +ΔT2 )/2 続くS160では、S140にて求められた受信強度に
対応する時間幅Δt1から図3に示すマップに基づいて
補正時間Δα1 を求める。そして、S170では、S1
50で求められた中間時刻tc2までの時間差Δtc2をS
160にて求められた補正時間Δα1 により補正するこ
とにより、スタートパルスPAの立ち上がりエッジPA
2 から受信波形L1 が最大電圧に達する時刻tp までの
時間差Δtp を数式3に基づき求める。
【0039】
【数3】Δtp =Δtc2−Δα1 続くS175では、S170で求められた時間差Δtp
に光速/2を乗じることにより反射物体までの距離を求
める。なお、上記S140〜S170の処理が本発明の
誤差補正手段に該当し、この中でS140の処理が時間
幅演算手段に該当し、S150の処理が基準時間差演算
手段に該当し、S160〜S170の処理が時間差補正
手段に該当する。また、上記S175の処理が本発明の
距離算出手段に該当する。
【0040】ところで本実施形態では、演算部33から
の駆動信号がモータ駆動部49を介してスキャンミラー
35に入力されると、ミラー47が揺動して所定のエリ
アをスキャンする。これによって、レーザ光Hは車両の
前方において水平面内の所定角度に渡り掃引照射され
る。したがって、S180では、この所定のエリアを全
てスキャンしたか否かを判断しており、全エリアのスキ
ャンが終了するまで、S100〜S175までの処理を
繰り返す。
【0041】そして、全エリアのスキャンが終了する
と、S190では、S175において距離データが存在
するか否かを判断する。ここで距離データが一つもない
場合にはS200へ移行し、対象となる目標物がないと
いう情報だけを記憶して、距離データは出力しない。一
方、S190において距離データが存在すると判断され
た場合にはS210へ移行し、その距離データを距離に
応じてグループ化する。この距離に応じたグループ化に
ついて説明する。上述したように、本実施形態では、ス
キャン方式のレーザ光放射であり、レーザダイオード3
9は、ミラー47が所定角度揺動する毎に発光するの
で、レーザ光Hの放射方向も所定角(例えば0.5度)
毎に不連続に設定される。そのため、放射方向の異なる
レーザ光Hに対応する距離データとして区別され、その
ままでは本来は同一の対象物からの反射波に基づく距離
データであっても別のデータとして処理されることとな
る。したがって、近接する距離データ同士をグループ化
している。
【0042】なお、近接とは、種々の条件によって定義
することが考えられるが、レーザ光Hの放射方向も加味
し、隣り合う放射方向に対応して非常に近い距離データ
がある場合には、グループ化することが好ましい。なぜ
なら、レーザ光Hが先行車両の後部に反射して戻ってき
た場合には、所定角度毎に放射されるレーザ光Hの内の
複数が同じ車両に反射すると考えられるからである。
【0043】続くS220では、S210においてグル
ープ化された距離データを目標物までの距離として出力
する。上述したように、本実施形態では、受信強度に対
応する時間幅(Δt1 ,Δt2 )と補正時間(Δα1 ,
Δα2 )との間の対応関係(図3参照)に基づいて、測
定終了時刻が常に時刻tp となるように補正するため、
反射波の受信強度の違いによる測定誤差をなくすことが
できる。
【0044】また、上記補正時間は、時刻t11と時刻t
12との中間時刻tc2までの時間差Δtc2を基準として補
正処理される。この時間差Δtc2は、時刻t11までの時
間差ΔT1 と時刻t12までの時間差ΔT2 を平均化(数
式2参照)することにより求めているため、時間差ΔT
1 およびΔT2 に含まれる測定誤差も平均化されるた
め、より高精度に反射物体までの距離を測定することが
できる。
【0045】なお、上記実施形態においては、時間幅Δ
t1 から補正時間Δα1 を演算し(S160)、この補
正時間Δα1 に基づき時間差Δtc2を補正し(S17
0)、補正後の時間差Δtp に基づき距離データを求め
る(S175)ようにしているが、このステップ160
〜175の処理に代えて、図13に示す処理を実行する
ようにしてもよい。
【0046】すなわち、S150に続くS330では、
中間時刻tc2までの時間差Δtc2に光速/2を乗じるこ
とにより反射物体までの距離データを求める。ここで、
受信強度に対応する時間幅(Δt1 、Δt2 )と補正距
離(Δβ1 、Δβ2 )との間にも上述した図3と同様の
対応関係(時間幅が大きくなるにしたがって補正距離も
単調増加する傾向(図14参照))を有している。従っ
て、続くS340では、S140にて求められた受信強
度に対応する時間幅Δt1 から図16に示すマップに基
づいて補正距離Δβ1 を求める。
【0047】そして、S350では補正距離β1 に基づ
いてS330で算出された距離データを補正する。この
ように、時間差Δtc2に基づいてまず距離データを算出
し、この求められた距離データを補正するようにしても
上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0048】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2の実
施形態の距離測定装置1について以下説明する。なお、
本実施形態の構成は、上記第1実施形態と同様であるた
めここでの説明は省略する。次に、本実施形態の距離測
定装置1の距離測定原理について図7および図8に基づ
き説明する。図7は距離測定原理を説明する受信波形図
であり、L1 は比較的強い反射波を受信した場合の受信
波形を示すものであり、L2 は比較的弱い反射波を受信
した場合の受信波形を示すものである。また、図8は受
信強度に対応する時間差と補正時間との対応関係を示す
線図である。
【0049】そこで、上記第1実施形態と同様に、曲線
L1 の立ち上がり過程に閾値V0 と交差する時刻をt1
1、曲線L1 の立ち下がり過程に閾値V0 と交差する時
刻をt12、時刻t11と時刻t12との時間差をΔt1 とす
る。また、曲線L2 の立ち上がり過程に閾値V0 を通過
する時刻をt21、曲線L2 の立ち下がり過程に閾値V0
と交差する時刻をt22、時刻t21と時刻t22との時間差
をΔt2 とする。
【0050】図7から明らかなように、強い反射波に対
応する時間差Δt1 と弱い反射波に対応する時間差Δt
2 とを対比するとΔt1 >Δt2 の関係が成立する。す
なわち、受信波形が閾値V0 と交差する時刻(t11,t
12、t21, t22)によって決定される時間差(Δt1 、
Δt2 )の大きさは受信強度と対応し、受信強度が小さ
い時には上記時間差が小さくなり( Δt2 )、受信強度
が大きい時には上記時間差が大きくなる(Δt1 )。し
たがって、この時間差は受信波形の強度を特徴付ける指
標となる。以下この時間差を第1実施形態と同じく受信
強度に対応する時間幅(Δt1 、Δt2 )と称す。
【0051】さらに、曲線L1 ,L2 の立ち上がり時刻
をt0 、立ち上がり時刻t0 と時刻t11との時間差をΔ
α1 、立ち上がり時刻t0 と時刻t21との時間差をΔα
2 とする。なお、立ち上がり時刻t0 と時刻t11,時刻
t21との時間差(Δt1 、Δt2 )を上記第1実施形態
と同じく補正時間(Δα1 、Δα2 )と称す。すると、
受信強度に対応する時間差(Δt1 、Δt2 )と補正時
間(Δα1 、Δα2 )との間には所定の対応関係を有す
る。すなわち、図8に示すように、受信強度に対応する
時間幅が大きくなるにしたがって補正時間が単調減少す
る傾向を有している。したがって、この図8に示す対応
関係を予め実験等により求めておき、受信強度に対応す
る時間幅から補正時間を求めて、この補正時間に基づい
て時刻t11,t21を曲線L1 、L2 の立ち上がり時刻t
0 に補正し(図8の矢印参照)、レーザーダイオード3
9が発光してから時刻t0 までの時間差に基づいて反射
物体までの距離を測定する。
【0052】このようにすることにより、反射波の強度
の違いによる測定誤差は補正時間によって補正され、同
一の時刻t0 までの時間差として反射物体までの距離が
測定される。なお、受信強度に対応する時間幅と補正時
間との関係はマップとして演算部33のROMに記憶し
ておけばよい。次に、この距離測定原理を具現化した距
離測定装置1の作動について図9に基づき説明する。図
9は時間演算回路61および演算部33が実行する距離
測定処理を示すフローチャートでる。なお、以下の説明
では、比較的強い反射波を受光した場合について説明す
るが、比較的弱い反射波を受光した場合においても同様
の処理を実行すればよい。
【0053】図9に示すフローチャートは、上記第1実
施形態のフローチャート(図4,5)のS140〜S1
75に代えて実行されるものであり、S100〜S13
0およびS180〜S220の処理は上記第1実施形態
と同じであるため説明は省略する。S130に続くS2
30では、図7を用いて説明したように、受信波形L1
が閾値V0 と交差する時刻(t11,t12)から求められ
る受信強度に対応する時間幅Δt1 を上記第1実施形態
と同様に数式1に基づいて求める。
【0054】続くS240では、S230にて求められ
た受信強度に対応する時間幅Δt1から図8に示すマッ
プに基づいて補正時間Δα1 を求める。そして、S25
0では、S120で求められた時刻t11までの時間差Δ
T1 をS250で求められた補正時間Δα1 により補正
することにより、スタートパルスPAの立ち上がりエッ
ジPA2 から受信波形L1 の立ち上がり時刻t0 までの
時間差Δt0 を数式4に基づき求める。
【0055】
【数4】Δt0 =ΔT1 −Δα1 続くS260では、S250で求められた時間差Δt0
に光速/2を乗じることにより反射物体までの距離を演
算する。このように、本実施形態では、受光強度に対応
する時間幅(Δt1 ,Δt2 )と補正時間(Δα1 ,Δ
α2 )との間の対応関係(図8参照)に基づいて、測定
終了時刻が常に時刻t0 となるように補正するため、反
射波の受信強度の違いによる測定誤差をなくすことがで
きる。
【0056】なお、本実施形態では、時刻t11までの時
間差ΔT1 を、受信波形L1 の立ち上がり時刻t0 とな
るように補正したが、これに限定されることなく時刻t
12までの時間差ΔT2 を補正してもよい。また、第1の
実施形態において詳述したように、時間差ΔT1 に基づ
いてまず距離データを算出し、この求められた距離デー
タを補正するようにしてもよい。
【0057】なお、上記S230〜S250の処理が本
発明の誤差補正手段に該当し、この中でS230の処理
が時間幅演算手段に該当し、S240〜S250の処理
が時間差補正手段に該当する。また、上記S260の処
理が距離算出手段に該当する。 〔第3実施形態〕次に、本発明の第3の実施形態の距離
測定装置1について以下説明する。
【0058】上記第1および第2実施形態では、演算部
33により指示されたゲイン(利得)に応じて入力電圧
を増幅してコンパレータ57に出力し、このコンパレー
タ57は、可変利得アンプ53の出力電圧Vを所定電圧
V0 と比較し、V>V0 となったとき所定の受信信号を
時間計測回路61へ入力する構成について説明した。こ
れに対して、本実施形態では、コンパレータ57に対し
て並列的にコンパレータ65を追加した構成としてい
る。そして、このコンパレータ65の設定電圧V1 はV
1 >V0 と設定され、可変利得アンプ53の出力電圧V
をコンパレータ57ではV0 と比較しV>V0 となった
とき所定の受信信号を時間計測回路61へ入力するとと
もにコンパレータ65ではV1 と比較してV>V1 とな
ったとき所定の受信信号を時間計測回路61へ入力する
よう構成されている。なお、その他の構成については上
記第1および第2実施形態と同様であり説明を省略す
る。また、このコンパレータ65が、本発明の他の信号
レベル判定手段に該当する。
【0059】次に、このように構成された距離測定装置
1の距離測定原理について図11、図12及び図15に
基づき説明する。図11は本実施形態の距離測定原理を
説明する受信波形拡大図であり、図12は距離測定時の
各種信号を示すタイミングチャートであり、図15は本
実施形態の距離測定処理を示すフローチャートである。
【0060】上記第1および第2実施形態の説明では、
理想的な受信波形曲線L1 ,L2 に基づいて説明した
が、実際の距離測定装置1の受信波形は、熱雑音,雑音
限界等の影響により図11に示すようにノイズ成分67
が重畳する。このノイズ成分67変動幅は包絡線69で
規定されたようになり、この変動幅は受信強度に対応す
る時間幅(Δt1 、Δt2 )および時間差ΔT1 ,ΔT
2 を計測するにあたり測定誤差となる。ここで、受信波
形L1 の立ち上がり過程に閾値V0 と交差する時刻t11
に生じる変動幅d2 と、受信波形L1 の立ち上がり過程
に閾値V1 と交差する時刻t’11に生じる変動幅d3 と
を対比すると、閾値V0 より所定値高い電圧に設定され
た閾値V1 に基づいて、時刻t’11までの時間差ΔT’
1 を求めた方が受信強度に対応する時間幅(時刻t’11
と時刻t’12との時間幅)および時間差ΔT’1に含ま
れる測定誤差の影響を小さく抑えることができる。これ
は、受信波形L1の立ち上がり過程の中で波形の中間電
圧付近で曲線の勾配が最も急となることに起因するもの
である。
【0061】そこで、本実施形態では、2つの閾値V0
、V1 を設定し、受信波形L1 が閾値V1 を越えるよ
うな強い受信波の場合には、測定誤差の影響が小さくな
る閾値V1 を用いて時刻t’11までの時間差ΔT’1 を
求め、受信波形L1 が閾値V1を越えない弱い受信波の
場合には閾値V0 を用いて時刻t11までの時間差ΔT1
を求める。
【0062】この処理について、さらに図12および図
15に基づいて詳細に説明すると、受信波形L1 が閾値
V1 を越えるような強い受信波形の場合には、上記第1
および第2実施形態と同様に、スタートパルスPAの立
ち上がりエッジPA2 とストップパルスPBの立ち上が
りエッジPB1 との時間差ΔT1 およびスタートパルス
PAの立ち上がりエッジPA2 とストップパルスPBの
立ち下がりエッジPB2 との時間差ΔT2 を時間計測回
路61にて計測する(S120,S130)。さらに、
閾値V1 に対してはスタートパルスPAの立ち上がりエ
ッジPA2 とストップパルスPBの立ち上がりエッジP
B1'との時間差ΔT’1 およびスタートパルスPAの立
ち上がりエッジPA2 とストップパルスPBの立ち下が
りエッジPB’2 との時間差ΔT’2 を時間計測回路6
1にて計測する(S125,135)。そして、この時
間計測回路61にて計測された時間差データΔT1 ,Δ
T2 ,ΔT’1 ,ΔT’2 は演算部33の図示しないR
AMに記憶される。
【0063】続いてS137では、ΔT’1 ,ΔT’2
が存在するか否かの判定がなされ、この判定においてΔ
T’1 ,ΔT’2 が存在しない場合にはS140へ移行
し、時間差ΔT1 ,ΔT2 を用いて以降第1及び第2実
施形態において詳述したS140〜S175の処理を実
行する。一方、S137においてΔT’1 ,ΔT’2が
存在すると判定された場合は、S140’へ移行し、こ
のΔT’1 ,ΔT’2に基づいてS140’〜S17
5’の処理を実行する。なお、このS140’〜S17
5’の処理は、閾値V1 に基づくΔT’1 およびΔT’
2 を用いる点が異なるのみであり、処理内容としてはS
140〜S175と同様である。なお、S100〜S1
10及びS180〜S220の処理は上記第1及び第2
実施形態と同じであるため説明は省略する。
【0064】なお、S140〜170及びS140’〜
170’が本発明の誤差補正手段に該当し、この中でS
140及びS140’の処理が時間幅演算手段に該当
し、S150及び150’の処理が基準時間差演算手段
に該当し、S160〜S170及びS160’〜S17
0’の処理が時間差補正手段に該当する。また、上記S
175及びS175’の処理が本発明の距離算出手段に
該当する。
【0065】このように、本実施形態においては、閾値
V0 より高い値の閾値V1 を設定し、受信波形が閾値V
1 を越えるような強い受信波の場合は、高い値に設定さ
れた閾値V1 に基づいて距離測定処理が実行されるた
め、上記第1および第2実施形態の効果に加えて、ノイ
ズ成分に起因する計測誤差をより小さくすることができ
る。
【0066】なお、S160’において用いられる受光
強度に対応する時間幅と補正時間との対応関係を示すマ
ップは、受信波形の大きさに対して閾値V0 と閾値V1
との電圧差が小さいときは、1つのマップで兼用するこ
とができるが、受信波形の大きさに対して電圧差が大き
い時は、閾値V1 に応じたマップを準備する必要があ
る。
【0067】以上詳述した上記実施形態において、反射
物体までの距離を測定すれば、その測定距離に基づいて
追突防止の制御を実行したり、前方の車両に所定の車間
距離を保って追従走行をする追従走行制御など、種々の
制御に利用することができる。さらに、本実施形態の距
離測定装置1は、自動車に搭載する以外にも種々の用途
に適用することができる。
【0068】また、上記実施形態では、半導体レーザダ
イオード19によってパルス状のレーザ光Hを放射して
障害物を検出しているが、それ以外にも電波や超音波等
を使用するような構成でもよい。この場合も上記実施形
態と同様の作用・効果が得られる。すなわち、距離測定
装置1の使用目的に応じた適切な送信波を選択すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2実施形態の距離測定装置を
示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態の距離測定装置の距離測
定原理を説明する受信波形図である。
【図3】本発明の第1実施形態における受信強度に対応
する時間幅と補正時間との対応関係を示す線図である。
【図4】本発明の第1、第2実施形態の距離測定処理を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1、第2、第3実施形態の距離測定
処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1、第2実施形態の距離測定時の各
種信号を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態の距離測定装置の距離測
定原理を説明する受信波形図である。
【図8】本発明の第2実施形態における受信強度に対応
する時間幅と補正時間との対応関係を示す線図である。
【図9】本発明の第2実施形態の距離測定処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第3実施形態の距離測定装置を示す
概略構成図である。
【図11】本発明の第3実施形態の距離測定原理を説明
する受信波形拡大図である。
【図12】本発明の第3実施形態の距離測定時の各種信
号を示すタイムチャートである
【図13】本発明の他の実施形態の距離測定処理を示す
フローチャートである。
【図14】本発明の他の実施形態における受信強度に対
応する時間幅と補正距離との対応関係を示す線図であ
る。
【図15】本発明の第3実施形態の距離測定処理を示す
フローチャートである。
【図16】従来の距離測定装置の距離測定原理を示す受
信波形図である。
【図17】従来の距離測定装置の距離測定原理を示す受
信波形図である。
【符号の説明】
1 距離測定装置 31 送受信部 33 演算部 35 スキャンミラー 37 発光レンズ 39 レーザダイオード 41 受光レンズ 43 受光素子 45 駆動回路 47 ミラー 49 モータ駆動部 51 STC回路 53 可変利得アンプ 55 D/A変換器 57 コンパレータ 61 時間計測回路 63 ピークホールド回路 65 コンパレータ H レーザ光

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信波を放射する送波手段と、 前記送信波が反射物体にて反射された反射波を受信波と
    して受波する受波手段と、 前記送波手段が前記送信波を放射してから前記受波手段
    が前記受信波を受波するまでの時間差を計測する時間差
    計測手段と、 該時間差に基づいて前記反射物体までの距離を算出する
    距離算出手段とを備えた距離測定装置において、 前記受信波の信号レベルが所定の閾値を越えているあい
    だの時間幅に基づいて、前記受信波の強度差により生じ
    る前記反射物体までの距離測定誤差を補正する誤差補正
    手段とを備えたことを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の距離測定装置において、 前記誤差補正手段は、 前記受信波の信号が前記所定の閾値を越えているあいだ
    の時間幅を演算する時間幅演算手段と、 前記時間幅に基づいて、前記時間差計測手段にて計測さ
    れた時間差を補正する時間差補正手段とを備え、 前記距離算出手段は、前記時間差補正手段にて補正され
    た時間差に基づいて前記反射物体までの距離を算出する
    ことを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の距離測定装置において、 前記誤差補正手段は、 前記受信波の信号が前記所定の閾値を越えているあいだ
    の時間幅を演算する時間幅演算手段を備え、 前記時間幅に基づいて、前記距離算出手段にて求められ
    る前記反射物体までの距離を補正することを特徴とする
    距離測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の距離測定装置
    において、 前記時間幅演算手段は、前記受信波の信号レベルが前記
    所定の閾値を越えているあいだ前記受信波の信号を前記
    時間計測手段へ入力する信号レベル判定手段を備えたこ
    とを特徴とする距離測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の距離測定装置におい
    て、 前記時間差補正手段は、 前記送信波を放射してから前記所定の閾値を越えている
    あいだの時間幅の中間時刻までの時間差を演算する基準
    時間差演算手段を備え、 該基準時間差演算手段にて演算された時間差を前記時間
    幅に基づいて補正することを特徴とする距離測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の距離測定装置におい
    て、 前記時間差補正手段は、 前記送信波を放射してから前記受信波の信号が前記閾値
    に上昇するまでの時間差若しくは前記受信波の信号が前
    記閾値に下降するまでの時間差を、前記時間幅に基づい
    て補正することを特徴とする距離測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の距離測定装置におい
    て、 更に、 前記所定の閾値より高い値に設定された閾値を有する他
    の信号レベル判定手段を備え、 前記受信波の信号が、当該他の信号レベル判定手段が有
    する閾値を越える場合に、該閾値を越えている時間幅に
    基づいて、前記時間差計測手段にて計測された時間差を
    補正することを特徴とする距離測定装置。
  8. 【請求項8】 送信波を放射してから、この送信波が反
    射物体にて反射されて受信波として受波するまでの時間
    差を求めることにより、前記反射物体までの距離を求め
    る距離測定方法において、 前記受信波の信号レベルが所定の閾値を越えているあい
    だの時間幅を求め、この時間幅に基づいて前記反射物体
    までの距離を補正することを特徴とする距離測定方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の距離測定方法におい
    て、 前記所定の閾値を越えているあいだの時間幅に基づいて
    前記時間差を補正し、この補正された時間差に基づいて
    反射物体までの距離を求めることを特徴とする距離測定
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の距離測定方
    法において、 前記送信波を送波してから前記所定の閾値を越えている
    あいだの時間幅の中間時刻までの時間差を求め、この時
    間差を前記時間幅に基づいて補正することを特徴とする
    距離測定方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の距離測定方法にお
    いて、 前記送信波を放射してから前記中間時刻までの時間差
    を、前記送信波を放射してから前記受信波の信号レベル
    が最大値に達する時刻までの時間差となるように補正す
    ることを特徴とする距離測定方法。
  12. 【請求項12】 請求項8または9に記載の距離測定方
    法において、 前記送信波を放射してから前記受信波が所定の閾値に上
    昇するまでの時間差若しくは前記受信波が所定の閾値に
    下降するまでの時間差を求め、この時間差を前記時間幅
    に基づいて補正することを特徴とする距離測定方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の距離測定方法にお
    いて、 前記送信波を放射してから前記受信波が所定の閾値に上
    昇するまでの時間差若しくは前記受信波が所定の閾値に
    下降するまでの時間差を、前記送信波を放射してから前
    記受信波の立ち上がり時刻までの時間差となるように補
    正することを特徴とする距離測定方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれかに記載の
    距離測定方法において、 更に、前記所定の閾値より高い値に設定された他の閾値
    を有し、前記受信波の信号が、当該他の閾値を越える場
    合に、前記受信波が他の閾値を越えている時間幅に基づ
    いて前記時間差を補正することを特徴とする距離測定方
    法。
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