JPH09232527A - 強誘電体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ装置及びその製造方法

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JPH09232527A
JPH09232527A JP9032324A JP3232497A JPH09232527A JP H09232527 A JPH09232527 A JP H09232527A JP 9032324 A JP9032324 A JP 9032324A JP 3232497 A JP3232497 A JP 3232497A JP H09232527 A JPH09232527 A JP H09232527A
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lower electrode
memory device
contact hole
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JP9032324A
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Yun-Gi Kim
金允基
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/30Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタとキャパシタとを備える高集積
の強誘電体メモリ装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 キャパシタ(222,224,226)
の下部電極222とトランジスタのドレイン領域218
とを、1つのバッティングコンタクトホールにより露出
させ、前記バッティングコンタクトホール内にフイリン
グパターン223aを形成させることにより、高集積の
強誘電体メモリ装置のセルを具現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置及
びその製造方法に係り、特に高集積化が可能な強誘電体
メモリ装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、薄膜形成技術の進歩により強誘電
体膜を用いる不揮発性メモリ装置に対する研究が活発に
行われている。強誘電体メモリ装置は強誘電体膜の自発
分極現象を用いるもので、EPROM(electrically p
rogrammable read-only memory)又はEEPROM(el
ectrically erasable & programmable read-only memor
y )に比べて読出し/書込み動作が速い長所がある。
【0003】更に、DRAMに用いられるセルキャパシ
タの誘電膜として強誘電体膜を用いると、リフレッシュ
動作を不要とするため、DRAMの電力消耗及び動作速
度を向上させることができる。このような強誘電体メモ
リ装置は、RAMのように単一電源電圧で読出し/書込
み動作が行えるので、強誘電体RAM(Ferroelectric
RAM :FRAM)とも呼ばれる。
【0004】このFRAMは、単位セルの構成要素に応
じて2種類に分類される。その1つは、単位セルが強誘
電体膜をゲート絶縁膜として用いる1つのトランジスタ
で構成されたものであり、もう1つは、単位セルが1つ
のアクセストランジスタ及び強誘電体膜を誘電膜として
用いる1つのセルキャパシタで構成されたものである。
ここで、前者のFRAMは、チャンネル領域であるシリ
コン基板とゲート絶縁膜である強誘電体膜との界面に、
シリコン基板と酸素原子との反応により成長するシリコ
ン酸化膜が形成されやすい。更に、シリコン基板と強誘
電体膜との格子定数の差又は熱膨張係数の差により、優
れた膜質の強誘電体膜を形成することが困難である。
【0005】したがって、後者のFRAM、すなわち、
DRAMセル構造と同様の構造を有しており、セルキャ
パシタの誘電膜として強誘電膜を用いるFRAMに対す
る研究が活発に行われている。ここで、前記強誘電体膜
としてはPZT膜(PbZr x Ti1-x3 )が広く用
いられている。この際、セルキャパシタの下部電極、す
なわちストレージ電極は、耐酸化性で溶融点の高い物質
で形成しなければ優れたキャパシタ特性を得ることがで
きず、その代表的な物質としては白金がある。
【0006】PZT形成工程として通常に用いられる技
術によれば、PZTをゾル−ゲル(sol-gel )コーティ
ング方式でデポジッションさせた後、O2 雰囲気の炉内
で500〜650℃の温度でアニーリングすることによ
り、適切な分極特性を有するPZTを形成する。この
際、強誘電体膜として用いられたPZTのアニーリング
温度は500〜650℃であるため、アルミニウム膜で
形成された下部電極が変形する。したがって、PZTを
強誘電体膜として用いる場合には、アルミニウムを下部
電極に適用しにくい。又、下部電極としてタングステン
を用いる場合にも、PZTのアリーリングによるタング
ステンの酸化により、タングステンの導電性が喪失さ
れ、その誘電率は低くなる。したがって、650℃より
高い溶融点及び耐酸化性を有する白金を用いて下部電極
を形成することが望ましい。
【0007】図1及び図2は従来の技術によるFRAM
を説明するための図面である。図1は従来のFRAMの
セルアレー領域の一部を示すセル配置図であり、図2は
図1の2−2′線による断面図である。図1を参照すれ
ば、従来のセル配置図は、x方向に所定の長さを有する
ように配置された活性領域112と、前記活性領域11
2を横切るy方向に相互に平行に配置された一対のワー
ドライン130a,130bとを含む。ここで、前記活
性領域112は一対のワードライン130a,130b
により3つの領域に分割されるが、この3つの領域のう
ち、一対のワードライン130aと130bとの間に位
置する領域は共通ソース領域(または、共通ドレイン領
域)を示し、前記ワードライン130aに隣接する領域
は第1ドレイン領域(または、第1ソース領域)を示
し、前記ワードライン130bに隣接する領域は第2ド
レイン領域(または、第2ソース領域)を示す。
【0008】又、従来のセル配置図は、前記第1,2ド
レイン領域とx方向に隣接する領域に配置される一対の
下部電極122a,122bと、前記一対の下部電極1
22a,122bの所定領域上に配置される一対の上部
電極126a,126bと、前記第1,第2ドレイン領
域の所定領域を露出させるための一対の第1コンタクト
ホール112a,112bと、前記一対の上部電極12
6a,126bに隣接しながら、前記一対の下部電極1
22a,122bの所定領域を露出させるための一対の
第2コンタクトホール132a,132bと、前記第1
コンタクトホール112a及び前記第2コンタクトホー
ル132aを通して、前記第1ドレイン領域に前記下部
電極122aを連結させる第1配線123aと、前記第
1コンタクトホール112a及び前記第2コンタクトホ
ール132bを通して、前記第2ドレイン領域に前記下
部電極122bを連結させる第2配線123bと、前記
共通ソース領域の所定領域を露出させるための第3コン
タクトホール140aと、前記第3コンタクトホール1
40aを通して前記共通ソース領域に連結しつつ、x方
向に配置されたビットライン140と、前記一対の上部
電極126a,126bを露出させるための一対の第4
コンタクトホール150a,150bと、前記第4コン
タクトホール150aを通して前記上部電極126aに
連結しつつ、y方向に配置された第1上部電極ライン1
55aと、前記第4コンタクトホール150bを通して
前記上部電極126bに連結しつつ、y方向に配置され
た第2上部電極ライン155bとを備える。
【0009】上述した従来の技術によるFRAMを図2
に示す断面図を参照してさらに具体的に説明する。従来
のFRAMは、フィールド酸化膜114により活性領域
と非活性領域が限定された半導体基板116と、前記活
性領域上の所定領域に形成されたゲート電極の役割をす
るワードライン130aと、前記ワードライン130a
の両側の活性領域の表面にそれぞれ形成された共通ソー
ス領域117及び第1ドレイン領域118と、前記共通
ソース領域117,第1ドレイン領域118及びワード
ライン130aが形成された基板の全面に形成され、前
記共通ソース領域117及び第1ドレイン領域118の
一部を露出させる第1層間絶縁膜パターン500と、前
記第1層間絶縁膜パターン500の所定領域上にそれぞ
れ順次に積層された下部電極122a,強誘電体膜12
4及び上部電極126aからなるキャパシタとを含む。
ここで、前記下部電極122a及び強誘電体膜124は
それぞれ白金膜及びPZT膜で形成される。
【0010】又、従来のFRAMは、前記キャパシタ及
び第1層間絶縁膜パターン500上に形成され、前記下
部電極122a及び上部電極126aの一部を露出させ
る第2層間絶縁膜パターン600と、前記第2層間絶縁
膜パターン600上の所定領域に形成され、前記第1,
第2層間絶縁膜パターン500,600により露出され
た前記下部電極122aを第1ドレイン領域118に電
気的に連結する第1配線123aと、前記第1,第2層
間絶縁膜パターン500,600により露出された前記
共通ソース領域117に接続されるビットライン140
と、前記ビットライン140及び第1配線123aが形
成された基板上に形成され、前記上部電極126aの一
部を露出させる第3層間絶縁膜パターン700と、前記
第2,第3層間絶縁膜パターン600,700により露
出された前記上部電極126aに接続される第1上部電
極ライン155aとを含む。
【0011】上述したように、ドレイン領域と下部電極
との電気的な連結において、これらを直接連結させる構
造を採用する場合には、下部電極を構成する白金が半導
体基板のシリコンと反応して下部電極が導電性を喪失す
るか、シリコン基板のシリコンが他の物質に置き換えら
れることもある。これを防止するため、従来のFRAM
においては、ドレイン領域と下部電極を直接連結せず、
上述したようにドレイン領域と下部電極上にそれぞれコ
ンタクトを形成した後、これらのコンタクトを第1配線
を通して間接的に連結させる構造を取っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構造を採用すると、セル面積の減少が困難であるため、
高集積のFRAMには不向きであるという問題がある。
したがって、本発明の目的は、集積度を増加させうる強
誘電体メモリ装置とそのセル構造を提供することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、前記強誘電体メモリ
装置及びそのセル構造の製造方法を提供するにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の強誘電体メモリ装置のセル構造は、活性領
域と非活性領域とが限定された半導体基板と、前記活性
領域上に形成されたトランジスタと、前記トランジスタ
のドレイン領域に隣接する非活性領域の上部に順次に積
層された下部電極,強誘電体膜及び上部電極で構成され
たキャパシタと、前記ドレイン領域と下部電極とを連結
させる連結手段とを含み、前記連結手段はバッティング
コンタクトホ−ルと、該バッティングコンタクトホ−ル
を埋め込むフィリングパターンとを有することを特徴と
する。
【0015】望ましくは、前記フィリングパターンは、
Ti/TiN/Al膜又はTi/TiN/W膜からなる
多層導電膜である。また、望ましくは、前記強誘電体膜
はPZT(PbZrx Ti1-x3 )からなり、前記下
部電極は白金からなる。前記他の目的を達成するため
に、本発明の強誘電体メモリ装置の製造方法は、半導体
基板の所定領域に活性領域及び非活性領域を限定する素
子分離膜を形成する工程と、前記活性領域にトランジス
タを形成する工程と、前記トランジスタが形成された半
導体基板の全面に第1層間絶縁膜を形成する工程と、前
記第1層間絶縁膜の所定領域に下部電極,強誘電体膜及
び上部電極が順次に積層されたキャパシタを形成する工
程と、前記キャパシタが形成された結果物上に第2層間
絶縁膜を形成する工程と、前記第2層間絶縁膜及び前記
第1層間絶縁膜を選択的にエッチングして、前記下部電
極の一部と前記トランジスタのドレイン領域の一部とを
同時に露出させるバッティングコンタクトホールを形成
する工程と、前記バッティングコンタクトホールを埋め
込むフィリングパターンを形成する工程とを含むことを
特徴とする。
【0016】望ましくは、前記下部電極は白金からな
り、前記強誘電体膜はPZTからなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明の実施の形態を詳しく説明する。本実施の形態にお
いて、単位セルは1つのセルキャパシタと1つのアクセ
ストランジスタとで構成される。図3を参照すれば、本
実施の形態による強誘電体メモリ装置の単位セルは、x
方向に所定の長さを有するように配置された活性領域2
12と、前記活性領域212を横切るy方向に配置され
て、アクセストランジスタのゲート電極の役割をするワ
ードライン230とを備える。ここで、前記活性領域2
12はワードライン230により2つの領域に分割され
る。図3において、ワードライン230の左側の活性領
域はアクセストランジスタのドレイン領域を示し、ワー
ドライン230の右側の活性領域はアクセストランジス
タのソース領域を示す。
【0018】又、本実施の形態による強誘電体メモリ装
置の単位セルは、前記ドレイン領域とx方向に隣接する
領域に配置された下部電極222と、前記下部電極22
2の所定領域上に配置された上部電極226と、前記ド
レイン領域の所定領域と前記下部電極222の所定領域
とを共に露出させ、その内部に導電膜からなるフィリン
グパターンが埋め込まれるバッティングコンタクトホー
ル223と、前記ソース領域の所定領域を露出させるた
めのビットコンタクトホール240aと、前記ビットコ
ンタクトホール240aを通して前記ソース領域に連結
され、x方向に沿って配置されたビットライン240
と、前記上部電極226の所定領域を露出させるための
上部電極ラインコンタクトホール250aと、前記上部
電極ラインコンタクトホール250aを通して前記上部
電極226に連結され、前記ワードライン230に平行
に配置された上部電極ライン250とを備える。
【0019】図4を参照して本実施の形態をさらに詳し
く説明する。本実施の形態による強誘電体メモリ装置の
セルは、素子分離膜214、例えばフィールド酸化膜に
より活性領域及び非活性領域が限定された半導体基板2
16と、前記活性領域の所定領域上にゲート絶縁膜によ
り離間し、アクセストランジスタのゲート電極の役割を
するワードライン230と、前記ワードライン230の
両側の活性領域の表面にそれぞれ形成されたアクセスト
ランジスタのソース領域(または、ドレイン領域)21
7及びドレイン領域(または、ソース領域)218と、
前記ドレイン領域218の所定領域を露出させながら、
素子分離膜214,ワードライン230,ドレイン領域
218及びソース領域217を覆う第1層間絶縁膜パタ
ーン550と、前記ドレイン領域218に隣接する第1
層間絶縁膜パターン550の所定領域上に形成された下
部電極222と、前記下部電極222の所定領域上に順
次に形成された強誘電体膜224及び上部電極226
と、前記上部電極226の所定領域を露出させるコンタ
クトホールと、前記第1層間絶縁膜パターン550によ
り露出されたドレイン領域218の所定領域及び前記露
出されたドレイン領域218の所定領域に隣接する下部
電極222の所定領域を同時に露出させるバッティング
コンタクトホールとを備える第2層間絶縁膜パターン6
50と、前記ドレイン領域218を前記下部電極222
に連結させるために、前記バッティングコンタクトホー
ルの内部に導電性物質膜で形成されたフィリングパター
ン223aと、前記第2層間絶縁膜パターン650によ
り露出された上部電極226の所定領域を露出させる上
部電極ラインコンタクトホールが形成されるように、前
記第2層間絶縁膜パターン650及び前記フィリングパ
ターン223a上に形成された第3層間絶縁膜パターン
750と、前記上部電極ラインコンタクトホールを通し
て前記上部電極226に連結された上部電極ライン25
0とを含む。
【0020】ここで、前記下部電極222は、900℃
以上の溶融点及び耐酸化性の特性を有する白金膜で形成
することが望ましく、前記強誘電体膜はPZT膜又はB
ST(Bax Sr1-x TiO3 )膜で形成することが望
ましい。又、前記フィリングパターン223aとして
は、Ti/TiN/Al膜又はTi/TiN/W膜を用
いることができ、その他の導電性物質を用いてもよい。
【0021】上述したように、本実施の形態によるFR
AMは、下部電極とドレイン領域との電気的な接続が単
一のバッティングコンタクトホールにより行われるの
で、半導体装置の高集積化に有利である。図5A乃至図
5Cは、本実施の形態による強誘電体メモリ装置のセル
を製造する方法を説明するための断面図である。
【0022】図5Aを参照すれば、半導体基板216の
所定領域に素子分離膜214、例えばフィールド酸化膜
を形成することにより、活性領域と非活性領域を限定す
る。その後、ゲート電極の役割をするワードライン23
0,ソース領域217及びドレイン領域218からなる
トランジスタを通常の方法で形成する。次に、前記結果
物の全面に酸化膜、例えばCVD(Chemical Vapor Dep
osition)による酸化膜からなる第1層間絶縁膜540を
形成する。その後、前記第1層間絶縁膜540上の所定
領域に、例えば白金からなる下部電極222,PZTか
らなる強誘電体膜224及び上部電極226が順次に積
層されたキャパシタを形成する。ここで、前記下部電極
222は前記ドレイン領域218に隣接する領域に形成
することが望ましく、前記強誘電体膜224及び前記上
部電極226は前記下部電極222の所定領域上に形成
する。
【0023】次に、このようにキャパシタが形成された
半導体基板216の全面に酸化膜、例えばECR(Elec
tron Cyclotron Resonance)・CVDによる酸化膜から
なる第2層間絶縁膜640を形成する。前記第2層間絶
縁膜640の形成時にECR・CVDを用いることは、
低温(400℃未満)で水素含有量の少ない絶縁膜を得
るためである。前記第2層間絶縁膜640に水素が多く
含有される場合には、後続の熱処理工程時に400℃程
度の温度でイオン化された水素原子(H+ )により、前
記強誘電体膜224の電気的な特性が劣化する。
【0024】その後、前記第2層間絶縁膜640上に、
前記下部電極222の一部と前記ドレイン領域218の
一部とを含む領域の上部を開口させるフォトレジストパ
ターン300を形成する。図5Bを参照すれば、前記フ
ォトレジストパターン300をエッチングマスクとし
て、前記第2層間絶縁膜640及び前記第1層間絶縁膜
540をエッチングすることにより、前記下部電極22
2の一部と前記ドレイン領域218の一部を同時に露出
させるバッティングコンタクトホール320を形成す
る。この際、前記下部電極222を構成する白金と、前
記第1,第2層間絶縁膜540,640を構成する酸化
膜とのエッチング選択比は、20:1以上である。した
がって、前記第2層間絶縁膜640が前記下部電極22
2の上面の深さ、すなわち、図5Bの“c”で表された
深さまでエッチングされて下部電極222を構成する白
金が露出されると、エッチングにより露出された下部電
極222の白金はエッチングマスクとして作用する。
【0025】その結果、次のエッチング工程では、下部
電極222の下方にある層間絶縁膜はエッチングされな
い。これにより、露出された前記第2層間絶縁膜640
及びその下方の第1層間絶縁膜540が順次にエッチン
グされて、図5Bに示したように下部電極の一部とソー
ス領域を同時に露出させるバッティングコンタクトホー
ル320を含む第1層間絶縁膜パターン550及び第2
層間絶縁膜パターン650が形成される。
【0026】図5Cを参照すれば、前記フォトレジスト
パターン300を取り除き、前記下部電極222とドレ
イン領域218とが露出された結果物の全面に、前記バ
ッティングコンタクトホール320を埋め込む導電膜を
形成する。次いで、前記第2層間絶縁膜パターン650
が露出されるまで前記導電膜をエッチバックして前記バ
ッティングコンタクトホール320内にフィリングパタ
ーン223aを形成する。前記フィリングパターン22
3aの形成において、障壁層として、例えばTi膜32
2及びTiN膜324を順次にデポジッションさせ、A
l膜326をデポジッションさせた後、エッチバックす
る。これにより、Ti/TiN/Al膜で構成されるフ
ィリングパターン223aを形成することができる。か
つ、前記フィリングパターン223aを構成する導電物
質として、Ti/TiN/W膜を用いてもよい。
【0027】次に、図示してはいないが、前記第2層間
絶縁膜パターン650及び前記第1層間絶縁膜パターン
550を選択的にエッチングして、前記ソース領域21
7を露出させるビットコンタクトホール240aを形成
し、前記ビットコンタクトホール240aを覆うビット
ライン240を形成する。次いで、前記ビットライン2
40が形成された結果物の全面に第3層間絶縁膜を形成
し、前記第3層間絶縁膜及び前記第2層間絶縁膜パター
ン650を選択的にエッチングして、前記上部電極22
6の所定領域を露出させる上部電極ラインコンタクトホ
ール250aを形成する。引き続き、前記上部電極ライ
ンコンタクトホール250aを覆う上部電極ライン25
0を形成することにより、本実施の形態による強誘電体
メモリ装置のセルを完成する。
【0028】以上、本発明を具体的な実施の形態を参照
して説明したが、本発明は前記実施の形態に限るもので
なく、本発明の技術的な思想の範囲内で当分野の通常の
知識を持つ者により各種の変形が可能である。
【0029】
【発明の効果】上述したように、本発明による強誘電体
メモリ装置のセルは、一回の写真工程で形成される1つ
のバッティングコンタクトホールにより、キャパシタの
下部電極とドレイン領域を電気的に接続させうるので、
従来の技術による強誘電体メモリ装置に比べて集積度を
増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の強誘電体メモリ装置のセル配置図であ
る。
【図2】図1の2−2′線による断面図である。
【図3】本実施の形態による強誘電体メモリ装置のセル
配置図である。
【図4】図3の4−4′線による断面図である。
【図5A】本実施の形態による強誘電体メモリ装置のセ
ルを製造する方法を説明するための断面図である。
【図5B】本実施の形態による強誘電体メモリ装置のセ
ルを製造する方法を説明するための断面図である。
【図5C】本実施の形態による強誘電体メモリ装置のセ
ルを製造する方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
214 素子分離膜 216 半導体基板 217 ソース領域(または、ドレイン領域) 218 ドレイン領域(または、ソース領域) 222 下部電極 223a フィリングパターン 224 強誘電体膜 226 上部電極 230 ワードライン 250 上部電極ライン 550 第1層間絶縁膜パターン 650 第2層間絶縁膜パターン 750 第3層間絶縁膜パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性領域と非活性領域とが限定された半
    導体基板と、 前記活性領域上に形成されたトランジスタと、 前記トランジスタのドレイン領域に隣接する非活性領域
    の上部に順次に積層された下部電極,強誘電体膜及び上
    部電極で構成されたキャパシタと、 前記ドレイン領域と下部電極とを連結させる連結手段と
    を含み、 前記連結手段はバッティングコンタクトホールと、該バ
    ッティングコンタクトホールを埋め込むフィリングパタ
    ーンとを有することを特徴とする強誘電体メモリ装置の
    セル構造。
  2. 【請求項2】 前記フィリングパターンは、Ti/Ti
    N/Al膜又はTi/TiN/W膜からなる多層導電膜
    であることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモ
    リ装置のセル構造。
  3. 【請求項3】 前記強誘電体膜はPZT(PbZrx
    1-x3 )からなることを特徴とする請求項1に記載
    の強誘電体メモリ装置のセル構造。
  4. 【請求項4】 前記下部電極は白金からなることを特徴
    とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装置のセル構
    造。
  5. 【請求項5】 複数のセルが集積された強誘電体メモリ
    装置であって、 前記セルの各々が、 活性領域と非活性領域とが限定された半導体基板と、 前記活性領域上に形成されたトランジスタと、 前記トランジスタのドレイン領域に隣接する非活性領域
    の上部に順次に積層された下部電極,強誘電体膜及び上
    部電極で構成されたキャパシタと、 前記ドレイン領域と下部電極とを連結させる連結手段と
    を含み、 前記連結手段はバッティングコンタクトホールと、該バ
    ッティングコンタクトホールを埋め込むフィリングパタ
    ーンとを有することを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の所定領域に活性領域及び非
    活性領域を限定する素子分離膜を形成する工程と、 前記活性領域にトランジスタを形成する工程と、 前記トランジスタが形成された半導体基板の全面に第1
    層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1層間絶縁膜の所定領域に下部電極,強誘電体膜
    及び上部電極が順次に積層されたキャパシタを形成する
    工程と、 前記キャパシタが形成された結果物上に第2層間絶縁膜
    を形成する工程と、 前記第2層間絶縁膜及び前記第1層間絶縁膜を選択的に
    エッチングして、前記下部電極の一部と前記トランジス
    タのドレイン領域の一部とを同時に露出させるバッティ
    ングコンタクトホールを形成する工程と、 前記バッティングコンタクトホールを埋め込むフィリン
    グパターンを形成する工程とを含むことを特徴とする強
    誘電体メモリ装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記下部電極は白金からなることを特徴
    とする請求項6に記載の強誘電体メモリ装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記強誘電体膜はPZTからなることを
    特徴とする請求項6に記載の強誘電体メモリ装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 下部電極,強誘電体膜及び上部電極が順
    次に積層されたキャパシタを有する強誘電体メモリ装置
    の製造方法であって、 前記下部電極の一部とセルを構成するトランジスタのド
    レイン領域の一部とを同時に露出させるバッティングコ
    ンタクトホールを形成する工程と、 前記バッティングコンタクトホールを埋め込むフィリン
    グパターンを形成する工程とを含むことを特徴とする強
    誘電体メモリ装置の製造方法。
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