JPH09232108A - 二重つまみ - Google Patents

二重つまみ

Info

Publication number
JPH09232108A
JPH09232108A JP5546296A JP5546296A JPH09232108A JP H09232108 A JPH09232108 A JP H09232108A JP 5546296 A JP5546296 A JP 5546296A JP 5546296 A JP5546296 A JP 5546296A JP H09232108 A JPH09232108 A JP H09232108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
movable
proximal
base
distal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5546296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2790113B2 (ja
Inventor
Yoshichika Tomishige
愛隣 冨重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8055462A priority Critical patent/JP2790113B2/ja
Publication of JPH09232108A publication Critical patent/JPH09232108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2790113B2 publication Critical patent/JP2790113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独回転及び同時回転の操作性にすぐれ、ま
た汎用で安価な二重つまみを提供する。 【解決手段】 基端つまみ21と先端つまみ31との間
に可動つまみ41を介在させ、基端つまみ21に可動つ
まみ41を押圧することにより基端つまみ21と先端つ
まみ31とを一体化し、また可動つまみ41を基端つま
み21より離すことにより単独回転を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二連の可変抵抗
器、可変減衰器、又はロータリースイッチ等の調節つま
みを同心的に備える二重つまみに関する。
【0002】
【従来の技術】通信機、電気機器、計測・制御機器等、
各種機器には、各種調整つまみが備えられ、抵抗値、容
量等の各種電気量が操作により変えられるようになって
いる。かかる調整つまみのうち回転式のもので、二連の
ものには、例えば図8,図9に示すつまみがある。図に
おいて、本体1には同心的に基端シャフト20及び先端
シャフト30が個別に回転可能に突出され、この基端シ
ャフト20には基端つまみ21がねじ22にて固定さ
れ、先端シャフト30には先端つまみ31がねじ32に
て固定されている。そして、先端つまみ31と基端つま
み21とは各々独立に回転し得るもので、別々に電気量
が変えられるようになっている。
【0003】しかしながら、この二連回転式つまみにあ
っては、つまみ21,31を別々に回転させ得るもの
で、先端つまみ31と基端つまみ21とを同時に同方向
に回転させる構造となっていない。電気量によってはつ
まみ21,31を同時に回転させる必要もあるが、この
図8,図9に示す構造では、基端、先端の両つまみ2
1,31をいっしょに掴んで回すしかない。
【0004】このため、二連回転式つまみを同時回転で
きるようにしたものもある。つまり、同心的に基端シャ
フトと先端シャフトに固定した基端つまみと先端つまみ
とを有し、かつ先端つまみを基端つまみ側へ移動できる
構造とし、先端つまみを基端側へ押し込むことにより基
端つまみに先端つまみが接触して同時回転を可能とする
ものである。この場合先端つまみの押し込みを解くこと
により、先端つまみが復旧し基端、先端の両つまみが独
立に動くようになっている。
【0005】また、必要に応じて単独又は同時回転が可
能なように、つまり前述の如く押し込む時だけ同時回転
をするというものではなく、つまみの前後(先端側又は
基端側)操作にて単独または同時回転が可能となるもの
もある。この場合、単独又は同時回転の機構は、つまみ
にはなく可変抵抗器や可変減衰器又はロータリースイッ
チの部品そのものに存在し、仮に図8にて例示すれば、
本体1内に同時回転又は単独回転の各機構を備えるもの
でがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、同軸の二連
回転式つまみにあって、単独又は同時回転(連動)可能
なもののうち、押し込んで連動し解除にて単独回転する
ものは、押し込みが連動の条件となるので、常時連動さ
せることは困難であり、また連動時の押し操作の必要性
からして操作性も悪い。
【0007】また、部品本体に同時回転させ又は単独回
転させる機構を備えるものは、その機構を備えた抵抗器
や減衰器あるいはロータリースイッチの本体が必要にな
り、汎用性に欠け、高価でもある。
【0008】本発明は、上述の問題にかんがみ、単独回
転又は連動可能な二連回転式の二重つまみにあって、必
要に応じて単独回転または連動可能とし、しかも部品本
体でなく、つまみ自体を工夫して単独回転又は連動でき
るようにして、汎用性に富み、かつ安価な二重つまみを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の構成は、次のとおりである。 (1)基端シャフトに固定され得る基端つまみと、先端
シャフトに固定され得る先端つまみと、この先端つまみ
上を軸方向に移動可能で一の状態にて前記基端つまみを
押圧して前記先端つまみ上ににて位置決めされ、他の状
態にて前記基端つまみから離れる可動つまみとを備えた
ことを特徴とする。
【0010】(2)上記(1)において、基端つまみの
先端側と可動つまみの基端側との間に摩擦体を介在させ
たことを特徴とする。
【0011】(3)上記(1)または(2)において、
先端つまみの周方向に形成された溝を軸方向に隔てて2
本形成し、可動つまみに、クリック部材を有する孔を前
記溝に対応して形成したことを特徴とする。
【0012】(4)基端シャフトに固定され得る基端つ
まみと、先端シャフトに固定され得るスリーブと、この
スリーブ上を軸方向に移動可能で一の状態にて基端つま
みを押圧してスリーブ上にて位置決めされ、他の状態に
て基端つまみから離れてスリーブ上にて位置決めされる
先端可動つまみとを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図1ないし図7を参照して説明する。図1は本実施形態
の分解斜視図である。図1において、可変抵抗器や可変
減衰器またはロータリースイッチ等の部品本体1には同
軸の基端シャフト20及び先端シャフト30が突出して
備えられ、これらシャフト20,30は別々に独立して
回転でき、別々の電気量を調節できるようになってい
る。
【0014】基端シャフト20には、ねじ22にて基端
つまみ21が固定されており、この基端つまみ21の先
端側面には摩擦係数の大きな絶縁物23(例えばゴムや
布など)が貼り付けられている。
【0015】他方、先端シャフト30には先端つまみ3
1の基端側が嵌め合わされ、ねじ32により固定されて
いる。また、先端つまみ31の傘の部分の基端面側に
は、例えばゴムや布などの摩擦係数の大きな絶縁物33
が貼り付けられるようになっている。
【0016】先端つまみ31の軸の部分には、後述する
クリック部材と係合する2本の溝34a,34bが全周
又は周囲一部にわたって形成されている。
【0017】先端つまみ31の傘の部分と基端つまみ2
1との間には可動つまみ41が介在している。可動つま
み41は先端つまみ31の軸の部分が貫挿される中空部
を有し、その基端側に円板状部分42が設けられ、その
先端側に円筒状受け部分43が設けられている。そし
て、円板状部分42の基端側面には摩擦係数の大きな絶
縁物44が貼り付けられ、また、円筒状受け部分43の
先端側面にも同様の絶縁物45が貼り付けられている。
【0018】可動つまみ41の胴部分には、先端つまみ
31を先端シャフト30に固定するためのねじ32を通
す孔が開けられると共に、クリック部材46を配置する
孔47が開けられている。この孔47は先端つまみ31
の軸部分に形成された溝34a,34bに対応して開口
されており、可動つまみ41が先端側に移動したときは
孔47が溝34bに対向し、基端側に移動したときは孔
47が溝34aに対向した得るような位置関係をとる。
なお、クリック部材46は例えばバネと球とから成り、
孔47が溝34a,34bに位置すると、バネが伸びて
球が溝34a,34bに入り込み、先端つまみ31に対
して可動つまみ41が位置決めされるようになってい
る。また、クリック部材46は、その球が溝34a又は
溝34b内にないときバネが縮むことになるので、球の
溝への嵌入にて操作者に対して、いわゆるクリック感を
発生させるものである。
【0019】こうして、可動つまみ41は、先端つまみ
31の軸の部分にあって軸方向に動くことができ、しか
も周方向にも回転可能となり、さらには、先端側への移
動にてクリック部材46が溝34bに入って位置決めさ
れ、また基端側への移動にてクリック部材46が溝34
aに入って位置決めされる。この場合、絶縁物33と4
5、または絶縁物23と44とが接触することになる
が、このことは図2、図3の説明において述べる。
【0020】図2、図3は、図1に示す二重つまみにお
ける可動つまみ41の動きを示している。図2は可動つ
まみ41が基端側へ移動した場合を示しており、クリッ
ク部材は省略するが、孔47と溝34aとが対向する状
態である。このとき、可動つまみ41の円板状部分42
の絶縁物44は基端つまみ21の絶縁物23と密着する
ことになる。この状態では基端つまみ21と可動つまみ
41とが絶縁物23とと44との摩擦力により一体回転
することになる。なお、可動つまみ41に対して先端つ
まみ31は回転可能状態ではあるが、クリック部材46
のバネ力や先端つまみ31基端面と絶縁物23との接触
圧等により可動つまみ41と先端つまみ31とを一体回
転できるものである。この結果、基端つまみ21、可動
つまみ41又は先端つまみ31の回転により全てのつま
みが回転し基端シャフト20と先端シャフト30とが同
時回転できることになる。
【0021】図3は、可動つまみ41が先端側へ移動し
た場合を示しており、孔47と溝34bとが対向する状
態である。このとき、可動つまみ41の円筒状受け部分
43の絶縁物45と先端つまみ31の絶縁物33とが密
着することになり、基端つまみ21から離れた可動つま
み41が先端つまみ31と一体回転する。この結果、基
端つまみ21と可動つまみ41及び先端つまみ31とは
独立に回転することになり、基端シャフト20と先端シ
ャフト30とは別々に回転させられることになる。
【0022】図4は本発明の他の実施形態の分解斜視図
である。本例では基端シャフト20に対して先端シャフ
ト30が細い径を有しており、このため先端つまみ31
の軸の部分に形成されたシャフト孔は基端シャフト20
の径より細く形成してある。その他の部分は上記例と同
じである。また、図5、図6は、それぞれ、図4の例に
ついて基端つまみ21と可動つまみ41とが一体化した
連動状態と、基端つまみ21と可動つまみ41ひいては
先端つまみ31とが離れた独立回転状態とを示してい
る。
【0023】図7は本発明のさらに別の実施形態を示し
ている。この例では、基端シャフト20に基端つまみ2
1をネジ22にて固定する一方、先端シャフト30には
ネジ52にて固定され周方向に溝51a,51bが形成
されたスリーブ50が嵌め合わされ、さらに、このスリ
ーブ50に対して先端可動つまみ60が嵌め合わされ、
この先端可動つまみ60の基端側面に絶縁物61が貼り
付けられると共に、つまみ胴部にクリック部材が入る孔
63が形成されている。
【0024】この例においても先端可動つまみ60を基
端側へ押し込むことによりスリーブ50の溝51aに孔
63が対向してクリック部材が溝51aに入り込み、先
端可動つまみ60の位置決め固定が行われる。このとき
絶縁物61が基端つまみ21に押圧され密着されること
になって、基端つまみ21と先端可動つまみ60とが一
体回転することになる。
【0025】他方、先端可動つまみ60を先端側へ引き
出すことにより溝51bにクリック部材が入り込み、基
端つまみ21と先端可動つまみ60は分離してそれぞれ
独立に回転することになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基端つまみに対して可動つまみ又は先端可動つまみを備
え、この可動つまみ又は先端可動つまみを基端つまみに
対して押圧又は離間させることにより、一体又は個別の
状態にて同時回転又は独立回転が可能となるため、従来
のような押し込み時のみ連動するという操作性の悪さも
改善できる。殊に、操作卓において操作部分(二重つま
み)が操作者より離れていて手を伸ばして操作しなけれ
ばならないようなときでも簡単に操作でき操作性が良好
になる。またロータリースイッチや抵抗器の本体を変更
することなく、つまみのみを変えることによって連動、
独立の切替えも自在となり、汎用性に富み安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1の連動状態の断面図。
【図3】図1の独立状態の断面図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す分解斜視図。
【図5】図4の連動状態の断面図。
【図6】図4の独立状態の断面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す断面図。
【図8】従来例の分解斜視図。
【図9】従来例の断面図。
【符号の説明】
1 部品本体 20 基端シャフト 21 基端つまみ 30 先端シャフト 31 先端つまみ 41 可動つまみ 46 クリック部材 60 先端可動つまみ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端シャフトに固定され得る基端つまみ
    と、先端シャフトに固定され得る先端つまみと、この先
    端つまみ上を軸方向に移動可能で一の状態にて前記基端
    つまみを押圧して前記先端つまみ上ににて位置決めさ
    れ、他の状態にて前記基端つまみから離れる可動つまみ
    とを備えたことを特徴とする二重つまみ。
  2. 【請求項2】 前記基端つまみの先端側と可動つまみの
    基端側との間に摩擦体を介在させた請求項1に記載の二
    重つまみ。
  3. 【請求項3】 前記先端つまみの周方向に形成された溝
    を軸方向に隔てて2本形成し、前記可動つまみに、クリ
    ック部材を有する孔を前記溝に対応して形成した請求項
    1または2に記載の二重つまみ。
  4. 【請求項4】 基端シャフトに固定され得る基端つまみ
    と、先端シャフトに固定され得るスリーブと、このスリ
    ーブ上を軸方向に移動可能で一の状態にて前記基端つま
    みを押圧して前記スリーブ上にて位置決めされ、他の状
    態にて前記基端つまみから離れて前記スリーブ上にて位
    置決めされる先端可動つまみとを備えたことを特徴とす
    る二重つまみ。
JP8055462A 1996-02-19 1996-02-19 二重つまみ Expired - Fee Related JP2790113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8055462A JP2790113B2 (ja) 1996-02-19 1996-02-19 二重つまみ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8055462A JP2790113B2 (ja) 1996-02-19 1996-02-19 二重つまみ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09232108A true JPH09232108A (ja) 1997-09-05
JP2790113B2 JP2790113B2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=12999279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8055462A Expired - Fee Related JP2790113B2 (ja) 1996-02-19 1996-02-19 二重つまみ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2790113B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103834A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Alpine Electronics Inc 操作ノブおよび入力システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103834A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Alpine Electronics Inc 操作ノブおよび入力システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2790113B2 (ja) 1998-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10187329A (ja) 入力ペン
JPH07319001A (ja) カメラの情報入力装置
KR0182257B1 (ko) 작동레버
JP2790113B2 (ja) 二重つまみ
US4363018A (en) Electronic components of rotary type
US7064287B2 (en) Push button switch for vehicle
US6268577B1 (en) Push-pull switch operator
US5986645A (en) Joystick with improved actuator
JPH08329785A (ja) スイッチ装置
JPH0883533A (ja) 多段ロータリースイッチ
JPH0741068Y2 (ja) ロータリースイッチ
JP2500625B2 (ja) 二重ツマミ
JPH03127419A (ja) スイッチの切換装置
JP2001357753A (ja) 押釦装置
JPS5855619Y2 (ja) クリック節度付可変抵抗器
US6037856A (en) Rotating electrical component having rotary lock mechanism of operating shaft
JPS6210911Y2 (ja)
JPH02155406A (ja) 断路器操作装置
JP2004296209A (ja) プッシュ/ロータリースイッチ
KR0126766Y1 (ko) 전자제품의 로터리형 스위치
JPH0125366Y2 (ja)
JP3036314B2 (ja) スイッチ装置
CN117976439A (zh) 一种多功能转换开关
JPH0640527B2 (ja) 光源表示付回転操作式可変抵抗器
JPS6340828Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080612

FPAY Renewal fee payment

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090612

FPAY Renewal fee payment

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100612

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees