JPH09231726A - 多種言語記録媒体とその再生装置 - Google Patents

多種言語記録媒体とその再生装置

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JPH09231726A
JPH09231726A JP9073327A JP7332797A JPH09231726A JP H09231726 A JPH09231726 A JP H09231726A JP 9073327 A JP9073327 A JP 9073327A JP 7332797 A JP7332797 A JP 7332797A JP H09231726 A JPH09231726 A JP H09231726A
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Kazuhiko Taira
和彦 平良
Hidenori Mimura
英紀 三村
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の字幕の他にこれと同一言語で、見やすい
大文字や、子供向けの読みやすい文字、さらには解説文
字等を任意に選択表示できるようにする。 【解決手段】光学式ディスクは、管理領域とデータ領域
を有する。データ領域には、主映像情報と、それぞれ言
語が異なる複数のストリームを構築する副映像情報と、
オーディオ情報とが記録され、管理領域には、前記複数
のストリームの各副映像情報を識別させるための属性情
報が記録されている。そして属性情報には、言語の種類
を示す言語コードが含まれ、この言語コードには、前記
副映像情報により得られる文字のサイズ及び又は種類を
示す拡張コードが付加されている。副映像としては見や
すい大文字や子供向けの読みやすい文字のストリームが
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光学式デ
ィスクのような記録媒体に対して情報の記録や、また記
録された情報の再生を行う装置に係り、特に多種言語情
報が記録された記録媒体とその再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、圧縮符号化した映像情報、サブピ
クチャー情報、オーディオ情報を記録した光学式ディス
クが開発されている。この光学式ディスクでは、サブピ
クチャー情報や、オーディオ情報が、それぞれ多数の言
語で記録されており、再生時には、再生装置のアプリケ
ーションにより任意の言語を選択できるようになされて
いる。サブピクチャー情報としては、映画の字幕情報や
解説情報などがある。このような、光学式ディスクを製
作する場合、1枚で多数国に対応できるような製作が可
能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サブピ
クチャー情報を再生して実際に字幕をディスプレイ上で
映出してみると、その言語は、製作者側で予め決めてし
まった言語とその種類であるために、視聴者にとって
は、文字が小さすぎたり、難しい言語であったりするこ
とがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、通
常(標準語で標準サイズでの組み合わせ)の字幕等の他
に、これと同一言語でありながら、見やすくした大きい
文字や、子供向けの読みやすい文字、さらには解説文字
等を任意に選択表示できるようにした多種言語記録媒体
とその再生装置を提供することを目的とする。
【0005】またこの発明は、通常の音声の他に、これ
と同一言語でありながら、わかり安くした子供向けの音
声、さらには解説音声等を任意に選択できるようにした
多種言語記録媒体とその再生装置を提供することを目的
とする。
【0006】この目的を達成するために、この発明の記
録媒体は、管理領域とデータ領域を有し、前記データ領
域には、主映像情報と、複数のストリームを構築する副
映像情報と、オーディオ情報とが記録され、前記管理領
域には、前記複数のストリームを識別させるための属性
情報が記録されている記録媒体であり、前記属性情報に
は、言語の種類を示す特定コードと、同一の言語であり
ながら文字のサイズの違い及び又は内容の違いを示す拡
張コードが付加されており、前記データ領域には、前記
特定コード及び拡張コードにより決まる前記副映像情報
のストリームが記録されていることを特徴とする。
【0007】またこの発明の記録媒体は、管理領域とデ
ータ領域を有し、前記データ領域には、主映像情報と、
複数のサブピクチャーストリームを構築する副映像情報
と、複数のオーディオストリームを構築するオーディオ
情報とが記録され、前記管理領域には、前記複数のサブ
ピクチャーストリーム、前記複数のオーディオストリー
ムを識別させるための属性情報が記録されている記録媒
体であり、前記属性情報には、サブピクチャーの言語の
種類を示すサブピクチャー特定コードと、同一の言語で
ありながら文字のサイズの違い及び又は内容の違いを示
すサブピクチャー拡張コードと、オーディオの言語の種
類を示すオーディオ特定コードと、同一の言語でありな
がら内容の違いを示すオーディオ拡張コードとが付加さ
れており、前記データ領域には、前記サブピクチャー特
定コード及びサブピクチャー拡張コードにより決まる前
記副映像情報ストリームと、前記オーディオ特定コード
及びオーディオ拡張コードにより決まる前記オーディオ
ストリームとが記録されていることを特徴とする。
【0008】またこの発明の再生装置は、前記管理領域
のデータを読取り、前記属性情報の内容を認識して前記
複数のストリーム情報をテーブル化し、各ストリームが
どの様な再生内容であるかをメニュー画面として表示す
る手段と、前記メニュー画面上に表示された各ストリー
ム情報のいずれかを選択する旨の操作入力があったとき
に、当該選択されたストリームに対応する副映像情報を
再生する再生手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】またこの発明の再生装置は、前記管理領域
のデータを読取り、前記属性情報の内容を認識して前記
複数のサブピクチャーストリーム情報、前記複数のオー
ディオストリーム情報をテーブル化し、各サブピクチャ
ーストリーム、各オーディオストリームがどの様な再生
内容であるかをメニュー画面として表示する手段と、前
記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のいず
れかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選択
されたストリームに対応する副映像情報及びオーディオ
情報を再生する再生手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0010】上記の記録媒体を再生する場合には、同一
言語であっても、その文字のサイズや内容を選択して表
示させることができ、また同一言語であっても、解説付
きなどの異なる内容の音声で再生することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この発明を適用できる
情報保持媒体の一例としての光学式ディスク100記録
データ構造を略示している。
【0012】この光学式ディスク100、たとえば片面
約5Gバイトの記憶容量をもつ両面貼合せディスクであ
り、ディスク内周側のリードインエリアからディスク外
周側のリードアウトエリアまでの間に多数の記録トラッ
クが配置されている。各トラックは多数の論理セクタで
構成されており、それぞれのセクタに各種情報(適宜圧
縮されたデジタルデータ)が格納されている。
【0013】図2は、図1の光学式ディスク100のボ
リウム空間を示している。図2に示すように、ボリウム
空間は、ボリウム及びファイル構成ゾーン、DVDビデ
オゾーン、他のゾーンからなる。ボリウム及びファイル
構成ゾーンには、UDF(Universal Disk Format Spec
ification Revision 1.02 )ブリッジ構成が記述されて
おり、所定規格のコンピュータでもそのデータを読み取
れるようになっている。DVDビデオゾーンは、ビデオ
マネージャー(VMG)、ビデオタイトルセット(VT
S)を有する。ビデオマネージャー(VMG)、ビデオ
タイトルセット(VTS)は、それぞれ複数のファイル
で構成されている。ビデオマネージャー(VMG)は、
ビデオタイトルセット(VTS)を制御するための情報
である。
【0014】図3には、ビデオマネージャー(VMG)
とビデオタイトルセット(VTS)の構造をさらに詳し
く示している。ビデオマネージャー(VMG)は、制御
データとしてのビデオマネージャーインフォメーション
(VMGI)と、メニュー表示のためのデータとしての
ビデオオブジェクトセット(VMGM VOBS)を有
する。また前記BMGIと同一内容であるバックアップ
用のビデオマネージャーインフォメーション(VMG
I)も有する。
【0015】ビデオタイトルセット(VTS)は、制御
データとしてのビデオタイトルセットインフォメーショ
ン(VTSI)と、メニュー表示のためのデータとして
のビデオオブジェクトセット(VTSM VOBS)
と、映像表示のためのビデオオブジェクトセットである
ビデオタイトルセットのタイトルのためのビデオオブジ
ェクトセット(VTSTT VOBS)とが含まれる。
また前記VTSIと同一内容であるバックアップ用のビ
デオタイトルセットインフォメーション(VTSI)も
有する。
【0016】さらに、映像表示のためのビデオオブジェ
クトセットである(VTSTT VOBS)は、複数の
セル(Cell)で構成されている。各セル(Cel
l)にはセルID番号が付されている。
【0017】図4には、上記のビデオオブジェクトセッ
ト(VOBS)とセル(Cell)の関係と、さらにセ
ル(Cell)の中身を階層的に示している。DVDの
再生処理が行われるときは、映像の区切り(シーンチェ
ンジ、アングルチェンジ、ストーリーチェンジ等)や特
殊再生に関しては、セル(Cell)単位またはこの下
位の層であるビデオオブジェクトユニット(VOBU)
単位で取り扱われるようになっている。
【0018】ビデオオブジェクトセット(VOBS)
は、まず、複数のビデオオブジェクト(VOB IDN
1 〜VOB IDNi )で構成されている。さらに1つ
のビデオオブジェクトは、複数のセル(C IDN1 〜
IDNj )により構成されている。さらに1つのセ
ル(Cell)は、複数のビデオオブジェクトユニット
(VOBU)により構成されている。そして1つのビデ
オオブジェクトユニット(VOBU)は、1つのナビゲ
ーションパック(NV PCK)、複数のオーディオパ
ック(A PCK)、複数のビデオパック(V PC
K)、複数のサブピクチャーパック(SP PCK)で
構成されている。
【0019】ナビゲーションパック(NV PCK)
は、主として所属するビデオオブジェクトユニット内の
データの再生表示制御を行うための制御データ及びビデ
オオブジェクトユニットのデータサーチを行うための制
御データとして用いられる。
【0020】ビデオパック(V PCK)は、主映像情
報であり、MPEG等の規格で圧縮されている。またサ
ブピクチャーパック(SP PCK)は、主映像に対し
て補助的な内容を持つ副映像情報である。オーディオパ
ック(A PCK)は、音声情報である。
【0021】図5には、プログラムチェーン(PGC)
により、上記のセル(Cells)がその再生順序を制
御される例を示している。プログラムチェーン(PG
C)としては、データセルの再生順序として種々設定す
ることができるように、種々のプログラムチェーン(P
GC#1、PGC#2、PGC#3…)が用意されてい
る。したがって、プログラムチェーンを選択することに
よりセルの再生順序が設定されることになる。
【0022】プログラムチェーンインフォメーション
(PGCI)により記述されいてるプログラム#1〜プ
ログラム#nが実行される例を示している。図示のプロ
グラムは、ビデオオブジェクトセット(VOBS)内の
(VOB IDN #s、C IDN #1)で指定され
るセル以降のセルを順番に指定する内容となっている。
【0023】図6には、ビデオタイトルセット(VT
S)の中のビデオタイトルセットインフォーメーション
(VTSI)を示している。ビデオタイトルセットイン
フォーメーション(VTSI)の中にビデオタイトルセ
ットプログラムチェーンインフォメーションテーブル
(VTS PGCIT)が記述されている。したがっ
て、1つのビデオタイトルセット(VTS)内のビデオ
オブジェクトセット(VOBS)が再生されるときは、
このビデオタイトルセットプログラムチェーンインフォ
メーションテーブル(VTS PGCIT)で提示され
る複数のプログラムチェーンの中から製作者が指定した
又はユーザが選択したプログラムチェーンが利用され
る。
【0024】VTSIの中には、そのほかに、次のよう
なデータが記述されている。VTSI MAT…ビデオ
タイトルセット情報の管理テーブルであり、このビデオ
タイトルセットにどのような情報が存在するのか、ま
た、各情報のスタートアドレスやエンドアドレスが記述
されている。
【0025】VTS PTT SRPT…ビデオタイト
ルセット パート オブ タイトルサーチポインターテ
ーブルであり、ここでは、タイトルのエントリーポイン
ト等が記述されてる。
【0026】VTSM PGCI UT…ビデオタイト
ルセットメニュープログラムチェーンインフォメーショ
ンユニットテーブルであり、ここには、各種の言語で記
述されるビデオタイトルセットのメニューが記述されて
いる。したがって、どの様なビデオタイトルセットが記
述されており、どのようなスタイルの再生順序で再生で
きるのか記述されているのかをメニューで確認できる。
【0027】VTS TMAPT…ビデオタイトルセッ
トタイムマップテーブルであり、このテーブルには、各
プログラムチェーン内で管理され、ある一定の秒間隔で
指示される各VOBUの記録位置の情報が記述されてい
る。
【0028】VTSM ADT…ビデオタイトルセ
ットメニューセルアドレステーブルであり、ビデオタイ
トルセットメニューを構成するセルのスタート及びエン
ドアドレス等が記述されている。
【0029】VTSM VOBU ADMAP…ビデオ
タイトルセットメニュービデオオブジェクトユニットア
ドレスマップであり、このマップにはメニュービデオオ
ブジェクトユニットのスタートアドレスが記述されてい
る 再生装置においては、プログラムチェーンが選択される
と、そのプログラムチェーンによりセルの再生順序が設
定される。また再生においては、ビデオオブジェクトユ
ニットに含まれるNV PCKが参照される。NV
CKは、表示内容、表示タイミングを制御するための情
報や、データサーチのための情報を有する。したがっ
て、このNV PCKテーブルの情報に基づいてV
CKの取り出しと、デコードが行われる。また他のパッ
クの取り出し及びデコードが行われるが、その場合は、
製作者又はユーザが指定しているところの言語のA
CK、SP PCKの取り出しが行われる。
【0030】図7には、さらに図6に示したビデオタイ
トルセットインフォメーションマネジメントテーブル
(VTSI MAT)の内容を詳しく示している。この
VTSI MAT内には、このテーブルが属するVTS
の識別情報である(VTS ID)、該VTSの終了ア
ドレス(VTS EA)、このVTSI自身の終了アド
レスである(VTSI EA)等が記述されている。
【0031】さらにこのVTSI MAT内には、この
テーブルが属するVTSに存在するオーディオストリー
ム数(VTS AST Ns)、当該オーディオストリ
ームの属性を示すテーブル(VTS AST ATR
T)が記述されている。
【0032】複数のオーディオストリームとしては、互
いに言語が異なるストリーム、言語は同じであるが表現
方法が異なるストリーム等が存在する。同一言語で表現
方法が異なる例としては、例えば、解説付きのオーディ
オ、台詞のオーディオである。これらのストリームの相
違は属性情報で区別されている。
【0033】さらにまた、VTSI MAT内には、サ
ブピクチャー情報に関しても記述されている。即ち、こ
のテーブルが属するVTSに存在するサブピクチャース
トリーム数(VTS SPST Ns)、当該サブピク
チャーの属性を示すテーブル(VTS SPST AT
RT)が記述されている。
【0034】複数のサブピクチャーストリームとして
は、互いに言語が異なるストリーム、言語は同じである
が表現方法が異なるストリーム等が存在する。同一言語
で表現方法が異なる例としては、例えば、解説のサブピ
クチャー、台詞のサブピクチャーである。これらのスト
リームの相違は属性情報で区別されている。
【0035】上記のようにこの光学式ディスク100に
は、管理領域と、データ領域があり、管理領域には、デ
ータ領域に記録されている各種のデータを処理するため
の管理情報が定義されている。
【0036】管理情報としては、データ領域に記録され
ているデータの種類、属性等が定義されている。データ
領域に記録されているデータが映画(音声、映像、サブ
ピクチャー(字幕映像))である場合、管理情報は、デ
ータ領域に記録されているデータが映画であることを示
し、サブピクチャー(字幕映像)として、どのような言
語の字幕が記録されているのかを示している。字幕とし
ては、英語、日本語、ドイツ語、中国語等がある。
【0037】上記したようにこの発明に係る光学式ディ
スク100には、主映像情報のほかにサブピクチャー情
報、オーディオ情報が記録されている。そして主映像は
MPEG方式等により圧縮されて、パケット化されて記
録されている。またサブピクチャーは、主映像とは全く
独立した別系統で作成されている。サブピクチャーは例
えばランレングス方式により圧縮されている。サブピク
チャー情報としては、各種の言語の情報が存在し、言語
を任意に選択して再生し、主映像にスーパーインポーズ
できるようになっている。これを実現するためにサブピ
クチャー情報は、主映像とは別の系統でエンコード及び
デコードされ、取扱いを容易にしている。サブピクチャ
ーパックには、主映像、オーディオ情報との識別を行う
ためのストリームIDが付されているほかに、このサブ
ピクチャーパック内のサブピクチャーパケットにはサブ
ストリームIDが付されている。サブストリームIDと
対応するサブピクチャー属性テーブル(VTS SPS
ATRT)中のサブピクチャー属性(VTS SP
ST ATR)により言語等の識別ができるようになっ
ている。オーディオに関しても同様であり、主映像、サ
ブピクチャーとは全く独立した系統でエンコード及びデ
コードするようにしている。
【0038】この発明に係る光学式ディスクは、上記し
た管理情報において、サブピクチャーの属性の定義と、
この定義により記録されているサブピクチャーの内容に
特徴がある。
【0039】以下、サブピクチャーの種類の定義につい
て、図8を参照して説明する。図8Aは、サブピクチャ
ーの属性を記述するときの形式を示している。つまり、
図8Aは、図7のVTS SPST ATRT内に記述
されている内容である。
【0040】以下、この情報を言語コードと称すること
にする。この言語コードは、第1乃至第6の6バイト
(B1〜B6)からなる。このテーブルはサブピクチャ
ーのストリーム毎に設けられている。第1バイト(B
1)のコーディングモードは、このサブピクチャーがど
のようなモードで処理されたものであるかを記述してい
る。例えば処理モードとしてはランレングス圧縮があ
る。また第1バイト(B1)のうち最後の2ビットに
は、サブピクチャーのタイプを示すデータが記入されて
いる。サブピクチャーのタイプは、言語コードあり、な
しを示している。つまり図8Bのテーブルに示すよう
に、「00」の場合は言語規定なし、「10」の場合は
言語規定ありというふうに規定されている。言語規定な
しの場合はサブピクチャーが図形等の場合がある。
【0041】次に、第3バイト(B3)と第4バイト
(B4)により、言語の種類が表されている。この言語
の種類を区別するデータを特定コードと称することにす
る。特定コードは上位ビットと下位ビットから構成され
ている。例えば日本語(ja)、英語(en)、ドイツ
語(de)、フランス語(fr)、中国語(zh)等の
種類を表すコードであり、上位ビットが先頭の文字、下
位ビットが次の文字を表している。このような言語の種
類が示されているときには、サブピクチャーはISO−
639で規定されている言語のデータで記録されている
(図9Aのテーブル参照)ということである。
【0042】さらにまた、ISO−639で規定されて
いない言語が用いられている場合は、第3バイト(B
3)には「FFh」が指定され、第4バイト(B4)に
は例えば、図9Bのテーブルに示すように「00h」で
あるときは台湾語、「01h」であるときはカントン語
が記録されているという意味である。
【0043】さらに、図8Aの第6バイト(B6)に示
すように、拡張コードが記述されている。 図10は、
この拡張コードの内容の例を示している。即ち、第6バ
イト(B6)の内容が、00hのときは、規定なし、0
1hのときは標準サイズ文字のキャプション、02hの
ときは大サイズ文字のキャプション、03hのときは子
供向け用のキャプションが存在することを意味する。ま
た05hのときは標準サイズ文字のクローズドキャプシ
ョン、06hのときは大サイズ文字のクローズドキャプ
ション、07hのときは子供向け用のクローズドキャプ
ションが存在することを意味する。
【0044】また09hのときは、強制キャプションが
存在することである。このコードが拡張特定コードとし
て記述されているときは、このコードが属するサブピク
チャーが優先的に強制に出画処理されるようになってい
る。
【0045】0Dhのときは、標準サイズ文字のディレ
クターコメントがあることを意味し、0Ehのときは、
大サイズ文字のディレクターコメントがあることを意味
し、0Fhのときは、子供向け用のディレクターコメン
トがあることを意味する。さらに80h〜FFhには製
作者による定義が記述される。
【0046】図11Aと図11Bには、上述したような
管理情報を有する光学式ディスクが再生装置で再生され
た場合、再生可能なサブピクチャーストリームの例を示
している。
【0047】図11Aのテーブルの例では、4つのサブ
ピクチャーストリームの中からいずれか1つのストリー
ムを選択できる光学式ディスクの例を示している。この
図11Aのテーブルはメニュー画像として見ることもで
きる。
【0048】ストリームN0.0は、第1バイト(B
1)のタイプとして、言語ありを規定し、第3、第4バ
イト(B3)、(B4)でen(つまり英語)を規定
し、第6バイト(B6)の拡張コードとして01h(標
準サイズの文字)を規定している例を示してる。ストリ
ームN0.1は、第1バイト(B1)のタイプとして言
語ありを規定し、第3、第4バイト(B3)、(B4)
でen(つまり英語)を規定し、第6バイト(B6)の
拡張コードとして02h(大サイズの文字)を規定して
いる例を示してる。
【0049】ストリームN0.2は、第1バイト(B
1)のタイプとして言語ありを規定し、第3、第4バイ
ト(B3)、(B4)でja(つまり日本語)を規定
し、第6バイト(B6)の拡張コードとして01h(標
準サイズの文字)を規定している例を示してる。ストリ
ームN0.3は、第1バイト(B1)のタイプとして言
語ありを規定し、第3、第4バイト(B3)、(B4)
でja(つまり日本語)を規定し、第6バイト(B6)
の拡張コードとして02h(大サイズの文字)を規定し
ている例を示してる。
【0050】今、再生装置に、この発明に係る光学式デ
ィスクが装填され、ストリームN0.3が選択されて再
生されたとする。すると映画の副映像(字幕)として、
サイズの大きな日本語が合わせて表示されることにな
る。このとき、再生装置は、再生されているチャンネル
の各規定コードを記憶する機能を有する。上記の例であ
るストリームN0.3であるから、タイプとして言語あ
りを表すコード「10」と、第3、第4バイト(B
3)、(B4)で規定している「ja」のコードと、第
6バイト(B6)の拡張コードとして規定している「0
2h」を記憶することになる。これは、次の光学式ディ
スクが再生される場合、あるいは、同じ光学式ディスク
でも他の映画が選択された場合に、その記憶情報を有効
に活用し、ユーザの操作の負担を軽減するためである。
【0051】図11Bのテーブルは、上記とは別の映画
のための管理情報において規定されている言語コードで
ある。例えば、同一光学式ディスクの中で別の記録映画
が選択された場合、あるいは別の光学式ディスクの映画
が連続して再生された場合、この映画のための管理情報
として図11Bのような言語コードが規定されているこ
とがある。
【0052】ストリームN0.0は、第1バイト(B
1)のタイプとして言語ありを規定し、第3、第4バイ
ト(B3)、(B4)でja(日本語)を規定し、第6
バイト(B6)の拡張コードとして01h(標準サイズ
の文字)を規定している例を示してる。ストリームN
0.1は、第1バイト(B1)のタイプとして言語あり
を規定し、第3、第4バイト(B3)、(B4)でen
(英語)を規定し、第6バイト(B6)の拡張コードと
して01h(標準サイズの文字)を規定している例を示
してる。
【0053】さらにストリームN0.2は、第1バイト
(B1)のタイプとして、言語ありを規定し、第3、第
4バイト(B3)、(B4)でja(日本語)を規定
し、第4バイト(B4)の拡張コードとして02h(大
サイズの文字)を規定している例を示してる。ストリー
ムN0.3は、第1バイト(B1)のタイプとして言語
ありを規定し、第3、第4バイト(B3)、(B4)で
jaを規定し、第6バイト(B6)の拡張コードとして
03h(子供用のキャプション)を規定している例を示
してる。
【0054】ここで、図11Aに示すようなストリーム
を有する光学式ディスクを再生したときは、サブピクチ
ャーストリームとしては、ストリームN0.3が再生さ
れたとする。すると先にも説明したように再生装置は、
ストリームの各規定コードを記憶するから(上記の例で
あるとストリームN0.3)、タイプとして言語ありを
表すコード「10」と、第3、第4バイト(B3)、
(B4)で規定している「ja」のコードと、第6バイ
ト(B6)の拡張コードで規定している「02h」を記
憶することになる。
【0055】次に図11Bに示すようなストリームを有
する光学式ディスクが再生されたとすると、再生装置
は、同一内容が規定されているストリームを各規定コー
ドを参照することによりサーチする。この図11Bのテ
ーブルであると、ストリームN0.2が、先の図11A
のストリームN0.3に対応する。すると再生装置は、
自動的にサブピクチャーのストリームをストリームN
0.2に設定して再生を行う。このような同一言語再生
学習機能を持たせておくことにより、ユーザの操作を容
易にすることができる。
【0056】図12は、拡張コードの内容の他の例を示
している。例えば、第1バイト(B1)のタイプ指定で
「言語」ありが指定され、第3、第4バイトの上位と下
位ビットで「日本語」が指定されているような場合、拡
張コードとしては、01h、02h、03h、04h、
05h等のいずれかが記述されている。01hが記述さ
れているときは、サブピクチャー(副映像)が標準サイ
ズの文字で作成されていることであり、02hが記述さ
れているときは、サブピクチャーが中間サイズの文字で
作成されていることであり、03hが記述されていると
きはサブピクチャーが大サイズの文字で作成されている
ことであり、04hが記述されているときはサブピクチ
ャーがひらがなで作成されていることであり、05hが
記述されているときはサブピクチャーがカタカナで作成
されいていることである。
【0057】図12では、日本語に関して示している
が、他の言語についても、例えば標準サイズ文字、中間
サイズ文字、大サイズ文字、筆記体(イタリック体)な
どの識別コードが記述されている。つまり、言語に応じ
て拡張コードのテーブルの内容が変わることを示してい
る。
【0058】図8に示した言語コードは、光学式ディス
クに記録されている言語の種類や形態に対応して記録さ
れている。したがって、言語の種類や形態が多ければ多
い程、この言語コードの記録数は多くなる。
【0059】次に、上記の如く定義されている言語コー
ドをメニューとして確認する場合には、まず図8に示し
た言語コードが再生装置により読み取られる。そして、
言語選択メニューを表示させることにより、例えば、図
11Aや、図11Bのテーブルに示したようなメニュー
画面が表示され、ユーザは、このメニュー画面を見なが
ら希望のチャンネルを選択し、サブピクチャーストリー
ムを決める。
【0060】このメニュー画面は、データ領域に画像デ
ータとして記録されてもよいし、再生装置自身が、図8
に示した言語コードをデコードしてメニュー画面を生成
するようにしてもよい。上記した説明はサブピクチャー
に関する拡張コードの説明であった。
【0061】しかし拡張コードはサブピクチャーに限ら
ず、オーディオ情報に関しても設定されている。図13
には、オーディオコードの属性を記述するときの形式を
示している。つまり、図13は、図7のVTS AST
ATRT内に記述されている内容である。このテーブ
ルは、第1乃至第8の8バイト(B1〜B8)からな
る。そしてオーディオチャンネル毎に設けられている。
第1バイト(B1)のコーディングモードは、このオー
ディオチャンネルがどのようなモードで処理されたもの
であるかを記述している。例えば処理モードとしてはD
olbyAC−3、MPEG−1、MPEG−2、リニ
アPCM等である。マルチチャンネルエクステーション
には、他のチャンネルと関連しているかどうかを記述さ
れている。例えば、解説や背景音等の記録されたチャン
ネルとの関連である。オーディオタイプとしては、オー
ディオに言語が含まれているかどうかを記述している。
【0062】またオーディオアプリケーションモードと
しては、カラオケモード、サラウンドモード等の区別が
記述されている。さらに第2バイト(B2)において量
子化/DRCと示された領域には、量子化モードに対す
る量子化ビット数の識別コードまたは、ダイナミックレ
ンジ制御データ(VRC)の有無を示すコードが記述さ
れている。またオーディオチャンネル数も記述されてい
る。第3、第4バイト(B3)、(B4)の記述方法
は、サブピクチャーの場合と同様であり、言語の識別を
記述している。
【0063】また第8バイト(B8)のアプリケーショ
ン情報は、例えばオーディオチャンネルとしてカラオケ
が記録されているときに利用される。即ち、オーディオ
信号がAC−3、MPEG、リニアPCMのいずれで記
録されているのか、ソロで記録されているのか、デュエ
ットで記録されているのか等である。
【0064】図14は、上記した第6バイト(B6)の
拡張コードの内容を示している。00hは規定なし、0
1hは標準キャプション、02hは視覚障害者向け音声
を意味する。03h、04hは、解説や補足説明等のデ
ィレクターのコメントが記録されていることを意味す
る。
【0065】したがって、この光学式ディスクを再生装
置で再生する場合、音声チャンネルの選択を行うときに
は、言語メニューの表示が行われ、言語の選択が行われ
ると、さらに上記した拡張コードが記録されている場合
には、拡張サービスのメニューが表示されるようにな
る。
【0066】図15は、上述したような光学式ディスク
を再生する再生装置の構成を示している。ディスク10
0は、ターンテーブル101上に載置され、モータ10
2により回転駆動される。今、再生モードであるとする
と、ディスク100に記録された情報は、ピックアップ
部103によりピックアップされる。ピックアップ部1
03は、ピックアップドライブ部104により、ディス
クの半径方向へ移動制御される。またピックアップ部1
03は、ピックアップドライブ部104により、フォー
カス制御及びトラッキング制御が行われる。
【0067】ピックアップ部103の出力は、復調部2
01に入力されて復調される。ここで復調された復調デ
ータは、エラー訂正部202に入力されて、エラー訂正
された後、デマルチプレクサ203に入力される。デマ
ルチプレクサ203は、ビデオ情報、字幕及び文字情
報、オーディオ情報、制御及び管理情報等のパックを分
離して導出する。つまりディスク100には、先に説明
したようにビデオ情報に対応して字幕及び文字情報(サ
ブピクチャー)、オーディオ情報等が記録されているか
らである。この場合、字幕及び文字情報やオーディオ情
報としては、各種の言語があるので、デコードする言語
の選択が行われる。これはシステム制御部204の制御
に応じて選択される。
【0068】システム制御部204に対しては、ユーザ
による操作入力が操作部205を通して与えられる。デ
マルチプレクサ203で分離されたビデオ情報は、ビデ
オデコーダ206に入力され、表示装置の方式に対応し
たデコード処理が施される。例えばNTSC、PAL、
SECAM、ワイド画面、等に変換処理される。またデ
マルチプレクサ203で分離されたサブピクチャーはサ
ブピクチャー処理部207に入力され、字幕や文字映像
としてデコードされる。ビデオデコーダ206でデコー
ドされたビデオ信号は、加算器208に入力され、ここ
で字幕及び文字映像(=サブピクチャー)と加算され、
この加算出力は出力端子209に導出される。またデマ
ルチプレクサ203で分離されたオーディオ情報は、オ
ーディオデコーダ211に入力されて復調され、出力端
子212に導出される。また、オーディオ処理部として
は、オーディオデコーダ211の他にオーディオデコー
ダ213を有し、他の言語の音声を再生して出力端子2
14に出力することもできる。
【0069】次に、上述した再生装置により、図1に示
したような光学式ディスクを再生した場合、サブピクチ
ャーストリームがどの様に実現されるかについて説明す
る。光学式ディスク100には複数の言語のサブピクチ
ャーが記録され、また同一言語のサブピクチャーにおい
ても文字の大きさの異なるものが記録されているため
に、再生装置をスタートしたときに、任意のサブピクチ
ャー系統を選択することができる。
【0070】再生装置が再生をスタートすると、光学式
ディスクの管理情報が読み取られ、復調、エラー訂正の
後、デマルチプレクサ203を通して、システム制御部
204に供給される。システム制御部204は、図7〜
図11で説明したような言語コードを読取り、サブピク
チャーとしてどの様な種類の言語が存在するのか、また
言語の形態としてどの様な形態があるのかを把握する。
【0071】この把握に基づいて、システム制御部20
4は、図11に示したようなストリームテーブルを得る
ことができる。次に、システム制御部204は、ストリ
ームテーブルに基づいて、どの様なストリームがあるか
を、例えばキャラクタジェネレータを駆動し、図11A
あるいは図11Bに示したテーブルに対応するメニュー
画面を表示する。
【0072】図16A、図16Bにはそのメニュー画面
の例を示している。図16Aのメニュー画面は、図11
Aのテーブルに対応しており、ストリームN0.0を選
択すると通常英語で通常サイズの字幕が得られることを
示し、ストリームN0.1を選択すると英語で大サイズ
の字幕が得られることを示している。ストリームN0.
2を選択すると通常日本語で標準サイズの字幕が得られ
ることを示し、ストリームN0.3を選択すると標準日
本語で大サイズの字幕が得られることを示している。
【0073】図16Bのメニュー画面は、図11Bのテ
ーブルに対応しており、ストリームN0.0を選択する
と通常日本語で標準サイズの字幕が得られることを示
し、ストリームN0.1を選択すると通常英語で通常サ
イズの字幕が得られることを示している。ストリームN
0.2を選択すると標準日本語で大サイズの字幕が得ら
れることを示し、ストリームN0.3を選択すると日本
語で子供向け用の字幕が得られることを示している。子
供向け用の字幕としては、例えば用語の解説付き、ある
いは平易な用語へ置き換えた字幕、さらには場面の状況
説明、ふりがな付き等の字幕である。
【0074】上記のようなメニュー画面が表示される
と、視聴者は、希望のチャンネルをリモコン操作部20
5を操作して選択する。これによりサブピクチャーの再
生ストリームが決定されることになる。
【0075】上述した説明では、システム制御部204
が管理領域に記録されている言語コードを読取り、再生
中の光学式ディスクのサブピクチャーの再生ストリーム
としてどの様な系統が存在するかを判定し、図16A、
図16Bに示したメニュー画面を表示するようにした。
【0076】しかしこれに限らず、上記のような定義の
もとにメニュー画面自体が、データ領域に記録されてお
り、再生装置がスタートしたときに自動的にメニュー画
面が映像再生結果として表示されるようにしてもよい。
この方式を採用する場合は、光学式ディスク自体がRO
Mとして使用され、記録内容が不変の場合には有効であ
る。
【0077】図17は、上記再生装置において光学式デ
ィスクが再生され、最初の字幕(サブピクチャー)スト
リームが決定されるまでの動作を示している。ステップ
A1にて再生がスタートすると、管理情報が読取られる
(ステップA2)。次に言語コード(図8A参照)がシ
ステム制御部204で認識され、図11A、図11Bで
示したようなサブピクチャーストリームのテーブル作成
が行われる。ここでストリームの内容が判明する。そこ
で、前回再生したストリームと同様な条件のストリーム
があるかどうかの判別が行われる(ステップA3〜A
5)。ここで同様な条件のストリームがあった場合に
は、当該ストリームが選択されて、再生が開始される
(ステップA6)。前回再生したストリームと同様な条
件のストリームがない場合には、サブピクチャーストリ
ームのメニュー画面(図16A、図16B参照)が作成
されて表示される(ステップA7)。このメニュー画面
が表示された場合は、視聴者によるストリーム選択を待
つことになる(ステップA8)。この待ち時間が一定時
間経過すると予め設定されているストリームの再生が開
始されるか、例えば、前回に選択した言語と同じ言語の
ストリームの再生が開始されるか、あるいはメニューと
して配列される最初のストリームを選択して再生が開始
される(ステップA9、A10)。視聴者からストリー
ム選択の入力があると、選択されたストリームのサブピ
クチャーストリームの再生が開始される(ステップA1
1)。
【0078】またステップA5で述べたような処理を行
うために、ステップA12において再生中のストリーム
の各条件の記憶が行われる。次に、視聴者による取り消
し操作があったかどうかの判定が行われる。これは視聴
者が操作を誤って、意図する言語を選択したり、あるい
は希望の文字サイズの言語でなかったりするからであ
る。取り消し操作があった場合には、ステップA7に戻
り、メニュー画面の表示モードとなる。取り消し操作が
なければ、エンドとなる。
【0079】図18には、パケットを取り出して示して
いる。サブピクチャーの情報は、パック列となってデー
タ領域に記録されている。即ち、1パック(SP PC
K)は、パックヘッダ、パケットヘッダ、サブストリー
ムID、サブピクチャーデータの順に配列されている。
デマルチプレクサでは、パックヘッダに記述されている
ストリームIDとサブストリームIDの上位ビットが参
照されて、SP PCKの判断が行われている。そし
て、システム制御部204の制御に基づいて、再生すべ
きストリームが選択されて決定されると、パケットのサ
ブストリームIDの下位ビットが参照されて、選択され
たストリームに対応するサブストリームIDを有したパ
ケットがデマルチプレクサ203にて振り分けられ、サ
ブピクチャー処理部207に入力されてデコードされ
る。
【0080】上記の説明は、サブピクチャーのストリー
ムを決定するときの動作説明である。上記した光学式デ
ィスクには、拡張コードを与えたオーディオストリーム
が記録されている。
【0081】図19は、上記再生装置において光学式デ
ィスクが再生され、オーディオストリームが決定される
までの動作を示している。ステップB1にて再生がスタ
ートすると、管理情報が読取られる(ステップB2)。
次にオーディオ言語コード(図13参照)がシステム制
御部204で認識され、オーディオストリームのテーブ
ル作成が行われる。ここでストリームの内容が判明す
る。そこで、前回再生したストリームと同様な条件のス
トリームがあるかどうかの判別が行われる(ステップB
3〜B5)。ここで同様な条件のストリームがあった場
合には、当該ストリームが選択されて、再生が開始され
る(ステップB6)。前回再生したストリームと同様な
条件のストリームがない場合には、オーディオストリー
ムのメニュー画面(図示せず)が作成されて表示される
(ステップB7)。このメニュー画面が表示された場合
は、視聴者によるストリーム選択を待つことになる(ス
テップB8)。この待ち時間が一定時間経過すると予め
設定されているストリームの再生が開始されるか、例え
ば、前回に選択した言語と同じ言語のストリームの再生
が開始されるか、あるいはメニューとして配列される最
初のストリームを選択して再生が開始される(ステップ
B9、B10)。視聴者からストリーム選択の入力があ
ると、選択されたストリームのオーディオストリームの
再生が開始される(ステップB11)。
【0082】またステップB5で述べたような処理を行
うために、ステップB12において再生中のストリーム
の各条件の記憶が行われる。次に、視聴者による取り消
し操作があったかどうかの判定が行われる。これは視聴
者が操作を誤って、意図しないストリームを選択したり
するからである。取り消し操作があった場合には、ステ
ップB7に戻り、メニュー画面の表示モードとなる。取
り消し操作がなければ、エンドとなる。
【0083】上記の説明では、サブピクチャーストリー
ムの決定と、オーディオストリームの決定が別々の処理
で実行されるように見えるが、実際には、図17の処理
と図19の処理は平行して行われる。そしてメニュー画
面としては、オーディオストリーム選択用の画面と、サ
ブピクチャーストリーム選択用の画面とが表示されるよ
うになっている。
【0084】図20には、さらに上記した記録媒体及び
再生装置の使用例を示している。チャンネルN0.0を
選択すると通常英語で標準サイズの字幕が得られること
を示し、ストリームN0.1を選択するとハンディキャ
ップ付き英語で大文字サイズの字幕が得られることを示
している。ストリームN0.2を選択すると通常日本語
で標準サイズの字幕が得られることを示し、ストリーム
N0.3を選択すると日本語で大文字サイズの字幕が得
られることを示している。またストリームN0.4を選
択すると日本語でひらがなの字幕が得られることを示し
ている。また、図示していないがストリームN0.5を
選択すると、通常ドイツ語で標準サイズの字幕が得られ
ることを示し、ストリームN0.6を選択するとドイツ
語で大文字サイズの字幕が得られることを示している。
【0085】
【発明の効果】上記した記録媒体と再生装置によると、
通常の字幕等の他に、これと同一言語で示される見やす
い大文字や、子供向けの読みやすい文字、さらには解説
文字等を任意に選択表示できるために利用価値を高める
ことができる。そしてこの発明は、マルチメディアにお
ける光学式ディスクの製造販売、及び光学式ディスクの
記録再生装置の製造販売に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光学式ディスクの説明図。
【図2】は上記光学式ディスクに記録されている情報の
ボリウム空間を示す図。
【図3】上記光学式ディスクに記録されているファイル
の構成説明図。
【図4】上記光学式ディスクに記録されているビデオオ
ブジェクトセットの構成説明図。
【図5】上記光学式ディスクのビデオタイトルセットイ
ンフォメーション内に記録されているプログラムチェー
ンを示す説明図。
【図6】上記光学式ディスクに記録されているビデオタ
イトルセットの構造を示す説明図。
【図7】上記光学式ディスクに記録されているビデオタ
イトルセットインフォメーション管理テーブルの内容を
示す説明図。
【図8】上記ビデオタイトルセットインフォメーション
管理テーブル内のサブピクチャーストリーム属性テーブ
ルの構成を示す説明図(同図A)と、上記サブピクチャ
ーストリーム属性テーブル内のサブピクチャータイプを
示すテーブルの説明図(同図B)。
【図9】上記サブピクチャーストリーム属性テーブル内
の特定コードの説明図(同図A)と、上記サブピクチャ
ーストリーム属性テーブル内の他の特定コードの説明図
(同図B)。
【図10】サブピクチャーストリーム用の拡張コードの
テーブルを示す説明図。
【図11】サブピクチャーストリームの例を説明するた
めに示した図。
【図12】サブピクチャーストリームの例を説明するた
めに示した図。
【図13】上記ビデオタイトルセットインフォメーショ
ン管理テーブル内のオーディオストリーム属性テーブル
の構成を示す説明図。
【図14】オーディオストリーム用の拡張コードのテー
ブルを示す説明図。
【図15】上記光学式ディスクを再生する装置の説明
図。
【図16】上記光学式ディスクと再生装置により得られ
たメニュー画面の例を示す図。
【図17】上記再生装置においてサブピクチャーストリ
ーム設定時の動作例を説明するためのフローチャート。
【図18】サブピクチャーのデータパケットの構成を示
す説明図。
【図19】上記再生装置においてオーディオストリーム
設定時の動作例を説明するためのフローチャート。
【図20】サブピクチャーストリームの他の例を説明す
るために示した図。
【符号の説明】
100…光学式ディスク 101…ターンテーブル 102…モータ 103…ピックアップ部 104…ピックアップドライブ部 201…復調部 202…エラー訂正部 203…デマルチプレクサ 204…システム制御部 205…リモコン操作部 206…ビデオデコーダ 207…サブピクチャー処理部 208…加算器 211、213…オーディオデコーダ。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理領域とデータ領域を有し、前記デー
    タ領域には、主映像情報と、複数のストリームを構築す
    る副映像情報が記録され、前記管理領域には、前記複数
    のストリームを識別させるための属性情報が記録されて
    いる記録媒体であり、 前記属性情報には、言語の種類を示す特定コードと、同
    一の言語でありながら文字のサイズの違い及び又は内容
    の違いを示す拡張コードが付加されており、前記データ
    領域には、前記特定コード及び拡張コードにより決まる
    前記副映像情報のストリームが記録されていることを特
    徴とする多種言語記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記拡張コードは、前記言語の種類毎
    に、前記文字のサイズの違い及び又は内容の違いを示す
    テーブルとして用意されていることを特徴とする請求項
    1記載の多種言語記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記属性情報は、この属性情報に拡張コ
    ードが含まれているのか否かを示す言語タイプの情報を
    さらに具備したことを特徴とする請求項1記載の多種言
    語記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記副映像情報としては、同一言語の同
    一ストリームであっても、文字の大きさや内容が異なる
    字幕データを得る複数のサブストリームが記録されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多種言語記録媒体。
  5. 【請求項5】 管理領域とデータ領域とを有し、前記デ
    ータ領域には、主映像情報と、複数のストリームを構築
    する副映像情報とが記録され、管理領域には、前記複数
    のストリームを識別させるための属性情報が記録されて
    いる記録媒体であり、前記属性情報には、各言語の種類
    を識別する特定コードと、文字のサイズの違い及び又は
    内容の違いを示す拡張コードが付加されており、この属
    性情報により決まる前記副映像情報のストリームが前記
    データ領域に記録されている多種言語記録媒体を再生す
    る装置であって、 前記管理領域のデータを読取り、前記属性情報の内容を
    認識して前記複数のストリーム情報をテーブル化し、各
    ストリームがどの様な再生内容であるかをメニュー画面
    として表示する手段と、 前記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のい
    ずれかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選
    択されたストリームに対応する副映像情報を再生する再
    生手段とを具備したことを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 前記再生手段は、再生中のストリームの
    属性情報を記憶する記憶手段を有したことを特徴とする
    請求項5記載の再生装置。
  7. 【請求項7】 管理領域のデータを読取り、前記属性情
    報の内容を判定して前記複数のストリームを認識する手
    段と、前記記憶手段に記憶されている記憶属性情報で構
    築されるストリームと同じ内容のストリームが、認識し
    た前記複数のストリームの中に存在するかどうかをサー
    チする手段と、前記記憶属性情報で構築されるストリー
    ムと同じ内容のストリームが前記認識した前記複数のス
    トリームの中に存在した場合には、自動的に当該ストリ
    ームに対応する副映像情報の再生を開始する手段とをさ
    らに備えたことを特徴とする請求項6記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記再生手段は、取り消し操作入力があ
    ったときには、前記メニュー画面の表示を復帰するため
    の手段を含むことを特徴とする請求項5記載の再生装
    置。
  9. 【請求項9】 管理領域とデータ領域を有し、前記デー
    タ領域には、主映像情報と、複数のサブピクチャースト
    リームを構築する副映像情報と、複数のオーディオスト
    リームを構築するオーディオ情報とが記録され、前記管
    理領域には、前記複数のサブピクチャーストリーム、前
    記複数のオーディオストリームを識別させるための属性
    情報が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、 サブピクチャーの言語の種類を示すサブピクチャー特定
    コードと、同一の言語でありながら文字のサイズの違い
    及び又は内容の違いを示すサブピクチャー拡張コード
    と、 オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コード
    と、同一の言語でありながら内容の違いを示すオーディ
    オ拡張コードとが付加されており、 前記データ領域には、 前記サブピクチャー特定コード及びサブピクチャー拡張
    コードにより決まる前記副映像情報ストリームと、 前記オーディオ特定コード及びオーディオ拡張コードに
    より決まる前記オーディオストリームとが記録されてい
    ることを特徴とする多種言語記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記サブピクチャー拡張コードは、 前記言語の種類毎に、前記文字のサイズの違い及び又は
    内容の違いを示すテーブルとして用意され、 前記オーディオ拡張コードは、前記言語の種類毎に内容
    の違いを示すテーブルとして用意されていることを特徴
    とする請求項9記載の多種言語記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記副映像情報としては、同一言語の
    同一ストリームであっても、文字の大きさや内容が異な
    る字幕データを得る複数のサブストリームが記録されて
    おり、 前記オーディオ情報としては、同一言語の同一ストリー
    ムであっても、内容が異なる音声データを得る複数のサ
    ブストリームが記録されていることを特徴とする請求項
    9記載の多種言語記録媒体。
  12. 【請求項12】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、主映像情報と、複数のサブピクチャース
    トリームを構築する副映像情報と、複数のオーディオス
    トリームを構築するオーディオ情報とが記録され、前記
    管理領域には、前記複数のサブピクチャーストリーム、
    前記複数のオーディオストリームを識別させるための属
    性情報が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、サブピクチャーの言語の種類を示す
    サブピクチャー特定コードと、同一の言語でありながら
    文字のサイズの違い及び又は内容の違いを示すサブピク
    チャー拡張コードとが含まれており、また前記属性情報
    には、オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コ
    ードと、同一の言語でありながら内容の違いを示すオー
    ディオ拡張コードとが含まれており、 前記データ領域には、前記サブピクチャー特定コード及
    びサブピクチャー拡張コードにより決まる前記副映像情
    報ストリームと、前記オーディオ特定コード及びオーデ
    ィオ拡張コードにより決まる前記オーディオストリーム
    とが記録されている多種言語記録媒体を再生する装置で
    あって、 前記管理領域のデータを読取り、前記属性情報の内容を
    認識して前記複数のサブピクチャーストリーム情報、前
    記複数のオーディオストリーム情報をテーブル化し、各
    サブピクチャーストリーム、各オーディオストリームが
    どの様な再生内容であるかをメニュー画面として表示す
    る手段と、 前記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のい
    ずれかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選
    択されたストリームに対応する副映像情報及びオーディ
    オ情報を再生する再生手段とを具備したことを特徴とす
    る再生装置。
  13. 【請求項13】 前記再生手段は、再生中のストリーム
    の属性情報を記憶する記憶手段と、 前記記録媒体が交換されたときに、当該記録媒体の管理
    領域のデータを読取り、属性情報の内容から複数のスト
    リームを認識する手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶属性情報で構築され
    るストリームと同じ内容のストリームが、認識した前記
    複数のストリームの中に存在するかどうかをサーチする
    手段と、 前記記憶属性情報で構築されるストリームと同じ内容の
    ストリームが前記認識した複数のストリームの中に存在
    した場合には、自動的に当該ストリームに対応する副映
    像情報及びオーディオ情報の再生を開始する手段とをさ
    らに備えたことを特徴とする請求項12記載の再生装
    置。
  14. 【請求項14】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、主映像情報と、複数のオーディオストリ
    ームを構築するオーディオ情報とが記録され、前記管理
    領域には、前記複数のオーディオストリームを識別させ
    るための属性情報が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、 オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コード
    と、同一の言語でありながら内容の違いを示すオーディ
    オ拡張コードとが付加されており、 前記データ領域には、 前記オーディオ特定コード及びオーディオ拡張コードに
    より決まる前記オーディオストリームとが記録されてい
    ることを特徴とする多種言語記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記オーディオ拡張コードは、前記言
    語の種類毎に内容の違いを示すテーブルとして用意され
    ていることを特徴とする請求項14記載の多種言語記録
    媒体。
  16. 【請求項16】 前記オーディオ情報としては、同一言
    語の同一ストリームであっても、内容が異なる音声デー
    タを得る複数のサブストリームが記録されていることを
    特徴とする請求項14記載の多種言語記録媒体。
  17. 【請求項17】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、主映像情報と、複数のオーディオストリ
    ームを構築するオーディオ情報とが記録され、前記管理
    領域には、前記複数のオーディオストリームを識別させ
    るための属性情報が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、オーディオの言語の種類を示すオー
    ディオ特定コードと、同一の言語でありながら内容の違
    いを示すオーディオ拡張コードとが含まれており、 前記データ領域には、前記オーディオ特定コード及びオ
    ーディオ拡張コードにより決まる前記オーディオストリ
    ームとが記録されている多種言語記録媒体を再生する装
    置であって、 前記管理領域のデータを読取り、前記属性情報の内容を
    認識して、前記複数のオーディオストリーム情報をテー
    ブル化し、各オーディオストリームがどの様な再生内容
    であるかをメニュー画面として表示する手段と、 前記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のい
    ずれかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選
    択されたストリームに対応するオーディオ情報を再生す
    る再生手段とを具備したことを特徴とする再生装置。
  18. 【請求項18】 前記再生手段は、再生中のストリーム
    の属性情報を記憶する記憶手段と、 前記記録媒体が交換されたときに、当該記録媒体の管理
    領域のデータを読取り、属性情報の内容から複数のスト
    リームを認識する手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶属性情報で構築され
    るストリームと同じ内容のストリームが、認識した前記
    複数のストリームの中に存在するかどうかをサーチする
    手段と、 前記記憶属性情報で構築されるストリームと同じ内容の
    ストリームが前記認識した複数のストリームの中に存在
    した場合には、自動的に当該ストリームに対応するオー
    ディオ情報の再生を開始する手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項17記載の再生装置。
  19. 【請求項19】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、複数のオーディオストリームを構築する
    オーディオ情報が記録され、前記管理領域には、前記複
    数のオーディオストリームを識別させるための属性情報
    が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、 オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コード
    と、同一の言語でありながら内容の違いを示すオーディ
    オ拡張コードとが付加されており、 前記データ領域には、 前記オーディオ特定コード及びオーディオ拡張コードに
    より決まる前記オーディオストリームとが記録されてい
    ることを特徴とする多種言語記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記オーディオ拡張コードは、前記言
    語の種類毎に内容の違いを示すテーブルとして用意され
    ていることを特徴とする請求項19記載の多種言語記録
    媒体。
  21. 【請求項21】 前記オーディオ情報としては、同一言
    語の同一ストリームであっても、内容が異なる音声デー
    タを得る複数のサブストリームが記録されていることを
    特徴とする請求項19記載の多種言語記録媒体。
  22. 【請求項22】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、複数のオーディオストリームを構築する
    オーディオ情報が記録され、前記管理領域には、前記複
    数のオーディオストリームを識別させるための属性情報
    が記録されている記録媒体であり、 前記属性情報には、オーディオの言語の種類を示すオー
    ディオ特定コードと、同一の言語でありながら内容の違
    いを示すオーディオ拡張コードとが含まれており、 前記データ領域には、前記オーディオ特定コード及びオ
    ーディオ拡張コードにより決まる前記オーディオストリ
    ームとが記録されている多種言語記録媒体を再生する装
    置であって、 前記管理領域のデータを読取り、前記属性情報の内容を
    認識して、前記複数のオーディオストリーム情報をテー
    ブル化し、各オーディオストリームがどの様な再生内容
    であるかをメニュー画面として表示する手段と、 前記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のい
    ずれかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選
    択されたストリームに対応するオーディオ情報を再生す
    る再生手段とを具備したことを特徴とする再生装置。
  23. 【請求項23】 前記再生手段は、再生中のストリーム
    の属性情報を記憶する記憶手段と、 前記記録媒体が交換されたときに、当該記録媒体の管理
    領域のデータを読取り、属性情報の内容から複数のスト
    リームを認識する手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶属性情報で構築され
    るストリームと同じ内容のストリームが、認識した前記
    複数のストリームの中に存在するかどうかをサーチする
    手段と、 前記記憶属性情報で構築されるストリームと同じ内容の
    ストリームが前記認識した複数のストリームの中に存在
    した場合には、自動的に当該ストリームに対応するオー
    ディオ情報の再生を開始する手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項22記載の再生装置。
  24. 【請求項24】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、複数のサブピクチャーストリームを構築
    する副映像情報と、複数のオーディオストリームを構築
    するオーディオ情報とが記録され、前記管理領域には、
    前記複数のサブピクチャーストリーム、前記複数のオー
    ディオストリームを識別させるための属性情報が記録さ
    れている記録媒体であり、 前記属性情報には、 サブピクチャーの言語の種類を示すサブピクチャー特定
    コードと、同一の言語でありながら文字のサイズの違い
    及び又は内容の違いを示すサブピクチャー拡張コード
    と、 オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コード
    と、同一の言語でありながら内容の違いを示すオーディ
    オ拡張コードとが付加されており、 前記データ領域には、 前記サブピクチャー特定コード及びサブピクチャー拡張
    コードにより決まる前記副映像情報ストリームと、 前記オーディオ特定コード及びオーディオ拡張コードに
    より決まる前記オーディオストリームとが記録されてい
    ることを特徴とする多種言語記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記サブピクチャー拡張コードは、 前記言語の種類毎に、前記文字のサイズの違い及び又は
    内容の違いを示すテーブルとして用意され、 前記オーディオ拡張コードは、前記言語の種類毎に内容
    の違いを示すテーブルとして用意されていることを特徴
    とする請求項24記載の多種言語記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記副映像情報としては、同一言語の
    同一ストリームであっても、文字の大きさや内容が異な
    る字幕データを得る複数のサブストリームが記録されて
    おり、 前記オーディオ情報としては、同一言語の同一ストリー
    ムであっても、内容が異なる音声データを得る複数のサ
    ブストリームが記録されていることを特徴とする請求項
    24記載の多種言語記録媒体。
  27. 【請求項27】 管理領域とデータ領域を有し、前記デ
    ータ領域には、複数のサブピクチャーストリームを構築
    する副映像情報と、複数のオーディオストリームを構築
    するオーディオ情報とが記録され、前記管理領域には、
    前記複数のサブピクチャーストリーム、前記複数のオー
    ディオストリームを識別させるための属性情報が記録さ
    れている記録媒体であり、 前記属性情報には、サブピクチャーの言語の種類を示す
    サブピクチャー特定コードと、同一の言語でありながら
    文字のサイズの違い及び又は内容の違いを示すサブピク
    チャー拡張コードとが含まれており、また前記属性情報
    には、オーディオの言語の種類を示すオーディオ特定コ
    ードと、同一の言語でありながら内容の違いを示すオー
    ディオ拡張コードとが含まれており、 前記データ領域には、前記サブピクチャー特定コード及
    びサブピクチャー拡張コードにより決まる前記副映像情
    報ストリームと、前記オーディオ特定コード及びオーデ
    ィオ拡張コードにより決まる前記オーディオストリーム
    とが記録されている多種言語記録媒体を再生する装置で
    あって、 前記管理領域のデータを読取り、前記属性情報の内容を
    認識して前記複数のサブピクチャーストリーム情報、前
    記複数のオーディオストリーム情報をテーブル化し、各
    サブピクチャーストリーム、各オーディオストリームが
    どの様な再生内容であるかをメニュー画面として表示す
    る手段と、 前記メニュー画面上に表示された各ストリーム情報のい
    ずれかを選択する旨の操作入力があったときに、当該選
    択されたストリームに対応する副映像情報及びオーディ
    オ情報を再生する再生手段とを具備したことを特徴とす
    る再生装置。
  28. 【請求項28】 前記再生手段は、再生中のストリーム
    の属性情報を記憶する記憶手段と、 前記記録媒体が交換されたときに、当該記録媒体の管理
    領域のデータを読取り、属性情報の内容から複数のスト
    リームを認識する手段と、 前記記憶手段に記憶されている記憶属性情報で構築され
    るストリームと同じ内容のストリームが、認識した前記
    複数のストリームの中に存在するかどうかをサーチする
    手段と、 前記記憶属性情報で構築されるストリームと同じ内容の
    ストリームが前記認識した複数のストリームの中に存在
    した場合には、自動的に当該ストリームに対応する副映
    像情報及びオーディオ情報の再生を開始する手段とをさ
    らに備えたことを特徴とする請求項27記載の再生装
    置。
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