JPH09229396A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH09229396A JPH09229396A JP8031603A JP3160396A JPH09229396A JP H09229396 A JPH09229396 A JP H09229396A JP 8031603 A JP8031603 A JP 8031603A JP 3160396 A JP3160396 A JP 3160396A JP H09229396 A JPH09229396 A JP H09229396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction port
- air
- heat
- inclined portion
- auxiliary suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 速い吸込空気流が原因となる異音の発生をな
くし、熱交換効率を向上させた空気調和機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本体１の前面および上面にフィルタ３を
備えた吸込口２を設け、下部に吹出口６を設け、これら
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、直立部4aと、同直
立部の上端を後方に折曲した後方傾斜部4bと、同後方傾
斜部の先端を下方に折曲した下方傾斜部4cとからなる熱
交換器４と、同熱交換器で熱交換した空気を前記吹出口
に送出する送風ファン５とを設けてなる空気調和機にお
いて、前記本体の上面後部に、前記熱交換器の下方傾斜
部に対応する傾斜部を設け、同傾斜部に補助吸込口2aを
設けた。
くし、熱交換効率を向上させた空気調和機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本体１の前面および上面にフィルタ３を
備えた吸込口２を設け、下部に吹出口６を設け、これら
吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、直立部4aと、同直
立部の上端を後方に折曲した後方傾斜部4bと、同後方傾
斜部の先端を下方に折曲した下方傾斜部4cとからなる熱
交換器４と、同熱交換器で熱交換した空気を前記吹出口
に送出する送風ファン５とを設けてなる空気調和機にお
いて、前記本体の上面後部に、前記熱交換器の下方傾斜
部に対応する傾斜部を設け、同傾斜部に補助吸込口2aを
設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、本体の上部背面側に補助吸込口を設
けた構造に関する。
り、より詳細には、本体の上部背面側に補助吸込口を設
けた構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図２で示す
ように、本体１の前面および上面にフィルタ３を備えた
吸込口２を設け、下部に風向板７を備えた吹出口６を設
け、これら吸込口２と吹出口６とを結ぶ空気通路に、直
立部4aと、同直立部4aの上端を後方に折曲した後方傾斜
部4bと、同後方傾斜部4bの先端を下方に折曲した下方傾
斜部4cとからなる熱交換器４と、同熱交換器４で熱交換
した空気を前記吹出口６に送出する送風ファン５とを設
けてなる構成であった。
ように、本体１の前面および上面にフィルタ３を備えた
吸込口２を設け、下部に風向板７を備えた吹出口６を設
け、これら吸込口２と吹出口６とを結ぶ空気通路に、直
立部4aと、同直立部4aの上端を後方に折曲した後方傾斜
部4bと、同後方傾斜部4bの先端を下方に折曲した下方傾
斜部4cとからなる熱交換器４と、同熱交換器４で熱交換
した空気を前記吹出口６に送出する送風ファン５とを設
けてなる構成であった。
【０００３】しかしながら、前記構成で、矢印ａ、矢印
ｂおよび矢印ｃで示すように、前記吸込口２から空気を
吸い込み、前記熱交換器４で熱交換し、前記送風ファン
５で前記吹出口６に熱交換された空気を送出する際、同
吹出口６の大きさに比して前記吸込口２が小さい場合、
前記吸込口２から吸い込まれる空気流の流速が速くなっ
て異音が発生する原因になったり、また、矢印ｃで示す
空気流量が少ないことから、熱交換効率が悪くなるとい
う問題を有していた。
ｂおよび矢印ｃで示すように、前記吸込口２から空気を
吸い込み、前記熱交換器４で熱交換し、前記送風ファン
５で前記吹出口６に熱交換された空気を送出する際、同
吹出口６の大きさに比して前記吸込口２が小さい場合、
前記吸込口２から吸い込まれる空気流の流速が速くなっ
て異音が発生する原因になったり、また、矢印ｃで示す
空気流量が少ないことから、熱交換効率が悪くなるとい
う問題を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、前
記問題点に鑑み、速い吸込空気流が原因となる異音の発
生をなくし、熱交換効率を向上させた空気調和機を提供
することを目的とする。
記問題点に鑑み、速い吸込空気流が原因となる異音の発
生をなくし、熱交換効率を向上させた空気調和機を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、本体の前面および上
面にフィルタを備えた吸込口を設け、下部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、直立部
と、同直立部の上端を後方に折曲した後方傾斜部と、同
後方傾斜部の先端を下方に折曲した下方傾斜部とからな
る熱交換器と、同熱交換器で熱交換した空気を前記吹出
口に送出する送風ファンとを設けてなる空気調和機にお
いて、前記本体の上面後部に、前記熱交換器の下方傾斜
部に対応する傾斜部を設け、同傾斜部に補助吸込口を設
けた構成としている。
決するためになされたものであり、本体の前面および上
面にフィルタを備えた吸込口を設け、下部に吹出口を設
け、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、直立部
と、同直立部の上端を後方に折曲した後方傾斜部と、同
後方傾斜部の先端を下方に折曲した下方傾斜部とからな
る熱交換器と、同熱交換器で熱交換した空気を前記吹出
口に送出する送風ファンとを設けてなる空気調和機にお
いて、前記本体の上面後部に、前記熱交換器の下方傾斜
部に対応する傾斜部を設け、同傾斜部に補助吸込口を設
けた構成としている。
【０００６】更に、前記フィルタを、前記補助吸込口に
対向して延出した構成としている。
対向して延出した構成としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】上記構成によれば、補助吸込口を
設けることによって、吸込口の総断面積を増加させ、吸
込空気流の流速を遅くすることによって異音が発生しな
いよう防止し、かつ、熱交換効率を向上させることがで
きるようにした空気調和機となる。
設けることによって、吸込口の総断面積を増加させ、吸
込空気流の流速を遅くすることによって異音が発生しな
いよう防止し、かつ、熱交換効率を向上させることがで
きるようにした空気調和機となる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明における実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図１において、１は空気調和機
本体、２は同本体１の前面および上面に設けられた吸込
口、2aは上面後部に後述する熱交換器の下方傾斜部に対
応して形成した傾斜部に設けた補助吸込口である。
づいて詳細に説明する。図１において、１は空気調和機
本体、２は同本体１の前面および上面に設けられた吸込
口、2aは上面後部に後述する熱交換器の下方傾斜部に対
応して形成した傾斜部に設けた補助吸込口である。
【０００９】前記補助吸込口2aは、後述する熱交換器の
下方傾斜部に対向して設けられており、これによって、
前記本体１の上部背面側から、矢印ｃで示すように、前
記補助吸込口2aによって効果的に空気を吸い込むことが
できるようにした構成となっている。
下方傾斜部に対向して設けられており、これによって、
前記本体１の上部背面側から、矢印ｃで示すように、前
記補助吸込口2aによって効果的に空気を吸い込むことが
できるようにした構成となっている。
【００１０】３は前記吸込口２の内側に設けられたフィ
ルタで、3aは同フィルタ３を前記補助吸込口2aの内側に
沿わせて延出した延出部であり、同延出部3aを設けたこ
とにより、前記補助吸込口2aから吸い込まれる空気中の
微細な塵埃を除去できるようにした構成となっている。
ルタで、3aは同フィルタ３を前記補助吸込口2aの内側に
沿わせて延出した延出部であり、同延出部3aを設けたこ
とにより、前記補助吸込口2aから吸い込まれる空気中の
微細な塵埃を除去できるようにした構成となっている。
【００１１】４は前記フィルタ２およびその延出部2aに
対向して、前記吸込口２および前記補助吸込口2aと後述
する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交換器で、
同熱交換器４は、直立部4aと、同直立部4aの上端を後方
に折曲した後方傾斜部4bと、同後方傾斜部4bの先端を下
方に折曲した下方傾斜部4cとからなる構成となってお
り、これにより、前記熱交換器４を通過させる空気流量
を多くして熱交換効率を向上させるようにした構成とな
っている。
対向して、前記吸込口２および前記補助吸込口2aと後述
する吹出口とを結ぶ空気通路に設けられた熱交換器で、
同熱交換器４は、直立部4aと、同直立部4aの上端を後方
に折曲した後方傾斜部4bと、同後方傾斜部4bの先端を下
方に折曲した下方傾斜部4cとからなる構成となってお
り、これにより、前記熱交換器４を通過させる空気流量
を多くして熱交換効率を向上させるようにした構成とな
っている。
【００１２】５は前記熱交換器４と後述する吹出口との
間の前記空気通路に設けられた送風ファンで、同送風フ
ァン５により、前記吸込口２および前記補助吸込口2aか
ら吸い込まれ前記熱交換器４で熱交換された空気を、後
述する吹出口に送出するようにした構成となっている。
間の前記空気通路に設けられた送風ファンで、同送風フ
ァン５により、前記吸込口２および前記補助吸込口2aか
ら吸い込まれ前記熱交換器４で熱交換された空気を、後
述する吹出口に送出するようにした構成となっている。
【００１３】６は前記熱交換器４で熱交換された空気を
室内に向けて吹き出すための吹出口で、同吹出口６には
風向板７が回動自在に設けられ、同風向板７により風向
を調節して前記熱交換された空気を吹き出すようにした
構成となっている。
室内に向けて吹き出すための吹出口で、同吹出口６には
風向板７が回動自在に設けられ、同風向板７により風向
を調節して前記熱交換された空気を吹き出すようにした
構成となっている。
【００１４】以上の構成により、図１の矢印ａ、矢印ｂ
および矢印ｃで示すように、前記吸込口２および前記補
助吸込口2aから吸い込まれる空気流量が、従来技術で説
明した空気流量に比して多くなり、これによって、吸い
込まれる空気流の速度が遅くなるため、異音の発生を防
止できるようにした空気調和機となる。
および矢印ｃで示すように、前記吸込口２および前記補
助吸込口2aから吸い込まれる空気流量が、従来技術で説
明した空気流量に比して多くなり、これによって、吸い
込まれる空気流の速度が遅くなるため、異音の発生を防
止できるようにした空気調和機となる。
【００１５】また、前記補助吸込口2aを設けたことによ
り、矢印ｃで示すように、前記本体１の上部背面側から
も空気を吸い込むことができて、前記熱交換器４による
熱交換効率を向上させることができるようにした空気調
和機となる。
り、矢印ｃで示すように、前記本体１の上部背面側から
も空気を吸い込むことができて、前記熱交換器４による
熱交換効率を向上させることができるようにした空気調
和機となる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、補助吸込
口を設けたことによって吸込口の総断面積を増加させ、
吸込空気流の流速を遅くして異音が発生しないよう防止
し、かつ、熱交換効率を向上させることができるように
した空気調和機となる。
口を設けたことによって吸込口の総断面積を増加させ、
吸込空気流の流速を遅くして異音が発生しないよう防止
し、かつ、熱交換効率を向上させることができるように
した空気調和機となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による空気調和機の断面図である。
【図２】従来例による空気調和機の断面図である。
１ 空気調和機本体 ２ 吸込口 2a 補助吸込口 ３ フィルタ 3a フィルタの延出部 ４ 熱交換器 4a 直立部 4b 後方傾斜部 4c 下方傾斜部 ５ 送風ファン ６ 吹出口 ７ 風向板 ａ，ｂ，ｃ 吸込空気流
Claims (2)
- 【請求項１】 本体の前面および上面にフィルタを備え
た吸込口を設け、下部に吹出口を設け、これら吸込口と
吹出口とを結ぶ空気通路に、直立部と、同直立部の上端
を後方に折曲した後方傾斜部と、同後方傾斜部の先端を
下方に折曲した下方傾斜部とからなる熱交換器と、同熱
交換器で熱交換した空気を前記吹出口に送出する送風フ
ァンとを設けてなる空気調和機において、 前記本体の上面後部に、前記熱交換器の下方傾斜部に対
応する傾斜部を設け、同傾斜部に補助吸込口を設けたこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記フィルタを、前記補助吸込口に対向
して延出したことを特徴とする請求項１記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8031603A JPH09229396A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8031603A JPH09229396A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229396A true JPH09229396A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12335785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8031603A Pending JPH09229396A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229396A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100721231B1 (ko) * | 2002-10-09 | 2007-05-22 | 가부시키가이샤 토프콘 | 표면검사방법 및 장치 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP8031603A patent/JPH09229396A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100721231B1 (ko) * | 2002-10-09 | 2007-05-22 | 가부시키가이샤 토프콘 | 표면검사방법 및 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |