JPH09226769A - 外嵌合密封型の包装容器 - Google Patents

外嵌合密封型の包装容器

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JPH09226769A
JPH09226769A JP8036577A JP3657796A JPH09226769A JP H09226769 A JPH09226769 A JP H09226769A JP 8036577 A JP8036577 A JP 8036577A JP 3657796 A JP3657796 A JP 3657796A JP H09226769 A JPH09226769 A JP H09226769A
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container
lid
concave ring
wall surface
packaging container
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JP8036577A
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Kihachiro Sumi
喜八郎 墨
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SUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体、蓋体ともに、多数個を積み重ねて
も容積が嵩張ることがなく、かつ、容器本体、蓋体を嵌
合した際に外嵌合密封型の包装容器を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂シート製の容器本体と蓋体とよ
りなり、容器本体には、その周壁面の上部に、周壁面の
全周に亘って、容器上側縁部、下方になるに従って外方
に張り出した容器垂下部が順次連接して形成され、か
つ、容器垂下部の幅方向の途中には容器凹状環が形成さ
れ、蓋体には、蓋体の周縁部に蓋体上側縁部、蓋体垂下
部、下方になるに従って外方に張り出した蓋体垂下部が
順次連接して形成され、蓋体垂下部はの幅方向の途中に
は容器凹状環に嵌合する蓋体凹状環が形成されてなるこ
とを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外嵌合密封型の包
装容器に関する。さらに詳しくは、合成樹脂シート製の
容器本体と蓋体とよりなる包装容器であって、多数の容
器本体、蓋体を積み重ねた(スタッキングした)際の容
積を減少させることができる外嵌合密封型の包装容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂シートは、圧空成形法、
真空成形法、真空・圧空成形法などの差圧成形法によっ
て容易に目的に合致した形状に成形できるので、各種分
野で広く使用されている。たとえば、皿状、箱状(平面
が長方形、正方形のみならず、仕切り付き、底壁に支え
を備えたものなどを含む)、カップ状、筒状、逆円錐台
状、逆角錐台状、その他各種の形状に成形されたものが
あり、使用目的に応じて、形状、大きさ、デザインなど
が選択される。
【0003】箱状容器についてみれば、実公昭55−5
6135号公報に記載されているように、容器本体と蓋
体とが繋がっていない構造のもの、実開昭54−466
20号公報に記載されているように、容器本体と蓋体と
がヒンジ部で繋がっている構造のもの、などが提案され
た。これら容器は、成形(製造)した後に貯蔵、輸送す
る際には、多数個を積み重ねて(スタッキングして)段
ボールやその他の容器に収納するが、この際の容積が嵩
張るという問題がある。
【0004】すなわち、実公昭55−56135号公報
に記載されているものは、容器本体に蓋体を外嵌合させ
る構造の容器で、容器本体に蓋体を外嵌合させた際には
好ましく密封されるが、成形(製造)した後に貯蔵、輸
送する際には、容器本体、蓋体ともに多数個を積み重ね
た際に嵩張るのは否めない。多数個を正確に積み重ねる
ことが可能な容器として、実公昭56−9629号公報
に記載のものが提案されているが、容器本体に蓋体を嵌
合した際に密封型となる構造ではない。また、実開昭5
4−46620号公報に記載の容器本体と蓋体とがヒン
ジ部で繋がっている構造のものは、多数個を正確に積み
重ねることが可能な容器ではあるが、容器本体に蓋体を
嵌合した際に密封型となる構造ではない。
【0005】
【発明が解決しようとした課題】本発明は、かかる状況
にあって、容器本体、蓋体ともに、多数個を積み重ねて
も容積が嵩張らず、かつ、容器本体と蓋体とを嵌合する
際には外嵌合密封型となす包装容器を提供することを目
的として鋭意検討した結果、完成されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、上記課題を解
決するために、本発明では、合成樹脂シート製の容器本
体と蓋体とよりなる外嵌合密封型の包装容器において、
容器本体は、低壁面と周壁面とより逆錐台状の物品収納
部が形成され、開口部の全周に亘って容器上側縁部、下
方になるに従って外方に張り出し、かつ、幅方向の途中
には容器凹状環が形成された容器垂下部を順次連接して
断面が錐台状のフランジ部が形成されており、蓋体は、
上壁面とこれに連接した蓋体上側縁部、下方になるに従
って外方に張り出し、かつ、幅方向の途中には蓋体凹状
環が形成された蓋体垂下部を順次連接してなる外嵌合部
が形成されていることを特徴とする外嵌合密封型の包装
容器が提供される。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明するが、本発明はその趣旨を越えない限り、以
下の記載例に限定されるものではない。図1は、本発明
に係る外嵌合密封型の包装容器の一例であり、容器本体
の開口部に蓋体を嵌合させた状態の縦断面図である。図
2は、図1に示した容器本体を複数個積み重ねた状態の
部分拡大縦断面図である。図3は、図1に示した蓋体を
複数個積み重ねた状態の部分拡大縦断面図である。
【0008】本発明に係る外嵌合密封型の容器本体1
は、逆錐台状とされ、底壁面2と周壁面3とより物品収
納部が形成される構造を基本とする。物品収納部を形成
する逆錐台の形状は、三角、四角などの多角形でも、円
形、楕円形、長円形などであってもよい。なお、多角形
の場合は各々の頂角が丸められた形状であってもよい。
容器本体は、これら形状のうち実質的な四角形が好まし
い。容器本体の周壁面3の高さは、包装容器の用途によ
り選ぶことができる。
【0009】周壁面3の上部には、周壁面の全周に亘っ
て、容器上側縁部4、下方になるに従って外方に張り出
し、かつ、幅方向の途中には容器凹状環6が形成された
容器垂下部5(5a、5b)を順次連接して断面が錐台
状のフランジ部が形成される。容器上側縁部4は、その
最上部が平面を形成するように外方に延在し、ほぼ一定
の幅に形成された段部であり、逆錐台の形状と相似形に
して形成され、後記する蓋体上縁部14と相互に接触す
る位置関係に配置される。延在する方向に直角切断した
断面が錐台状のフランジ部(以下、単に錐台状のフラン
ジ部ということがある)は、包装容器に対して捩れ応力
が負荷されても反発力を発揮し、周壁面3が破損しない
ように機能する。
【0010】ここで、容器上側縁部4の「最上部が平面
を形成する」とは、最上部を平板に置いた際に隙間が生
じる部分がないことを意味し、この平面は底壁面2に対
して平行とするのが好ましいが、両者は平行でなくても
よい。容器上側縁部4の最上部は、一定の幅の平面とす
るのが好ましいが、延在する方向に直角切断した断面が
円弧状とすることもできる。なお、本発明において「外
方」とは、逆錐台状の容器本体の中心軸から離れる外側
方向を意味する。
【0011】容器上側縁部4には、下方になるに従って
外方に張り出し、かつ、幅方向の途中には容器凹状環6
が形成された容器垂下部5(5a、5b)を順次連接し
て形成する。連接して形成された容器上側縁部4と容器
垂下部5(5a、5b)とによって、錐台状のフランジ
部が形成される。
【0012】容器垂下部5は、一定の幅として容器本体
の全周に形成する。この幅は、包装容器の大きさ、用途
により種々変えることができるが、周壁面3の高さの2
分の1以内で選ぶのが好ましい。容器垂下部5(5a、
5b)の幅方向(容器上側縁部4から下端の方向)の途
中、好ましくは幅方向の中央より上側に、容器凹状環6
を形成する。容器を積み重ねた際の高さ(スタッキング
高さ)は、容器上側縁部4と容器凹状環6の下側面まで
の高さに依存するので、容器凹状環6は容器上側縁部4
側に近接させて設けるのが好ましい。
【0013】容器凹状環6は、容器本体を積み重ねる際
には、下側の容器の容器上側縁部4を保持し、容器本体
に蓋体を閉蓋した際には、後記する蓋体凹状環16を嵌
合する機能を果たす。容器凹状環6は、凹溝または凹部
として形成する。凹溝は、容器本体の全周に亘って形成
するのが好ましいが、凹部を一定間隔に点状に容器本体
の全周に亘って配置することもできる。凹溝または凹部
は、容器垂下部5(5a、5b)の外側から見れば周壁
面3の側に凹んだ構造とし、内側から見れば周壁面3の
側に突き出た構造とする。
【0014】凹溝または凹部の大きさは、凹溝または凹
部の頂部から周壁面3までの間隙をmとし、容器上側縁
部4の最大幅をnとするとき、m<nなる関係を満たす
ようにする(図2参照)。m<nなる関係を満たすよう
にすると、下に配置した容器本体の容器上側縁部4が、
上に配置した容器本体の凹溝または凹部の頂部から周壁
面3の間に保持することができる(図2参照)。容器上
側縁部4の最大幅n、上記の最小間隙m、合成樹脂シー
トの厚さtとの関係は、m+3×t≦n≦m+10×t
を満たすように選ぶのが好ましい。nとmとの間の関係
を、上の式を満たすようにすると、容器上側縁部4が凹
溝または凹部の頂部から周壁面3との間に嵌合せず、か
つ、容器垂下部の容器凹状環6の下側の部分5bの外方
への張り出し角度を過大にする必要もなく、適度にする
ことができるので好ましい。
【0015】容器垂下部5(5a、5b)は、(i) 容器
上側縁部4から下方になるに従って外方に張り出した構
造に形成してもよいし、(ii)容器垂下部5の幅方向の途
中に形成した容器凹状環6の上側に達するまでの部分5
aはほぼ垂直に形成し、容器凹状環6の下側の部分5b
は下方になるに従って外方に張り出す構造に形成しても
よい。後者の(ii)の場合には、部分5aと部分5bの幅
は、部分5a<部分5bなる関係とするのが好ましい。
部分5bの幅を大きくすると、容器本体を他数個積み重
ねて搭状にしても、崩れ難く安定性があり好ましい。
【0016】容器垂下部5(5a、5b)は、下方にな
るに従って外方に張り出させた構造とするが、外方への
張り出し角度は、容器本体の容器上側縁部4の大きさに
もよるが、容器上側縁部4からの垂下面に対して10〜
45°の範囲で選ぶのが好ましい。外方への張り出し角
度を上記範囲で選ぶと、容器を積み重ねる(スタッキン
グする)際に、容器上側縁部4の最大幅部分が容器凹状
環6に達せず、容器垂下部5(5a、5b)と周壁面3
の途中に止められ、容積の嵩張りを少なくすることがで
き、かつ、嵌合密封型の包装容器とするのができる。
【0017】蓋体は、上記の容器本体の開口部に設けた
錐台状のフランジ部の外側に、容器本体の上側から嵌合
させて、容器本体を密封する機能を果たす。従って、蓋
体の外嵌合部の形状は容器本体のフランジ部の形状に応
じて選ばれる。蓋体11の外嵌合部は、上壁面12とこ
れに連接した蓋体上側縁部14、下方になるに従って外
方に張り出し、かつ、幅方向の途中には蓋体凹状環16
が形成された蓋体垂下部15(15a、15b)によっ
て構成される。
【0018】蓋体11は、図1に例示したように、容器
本体の物品収納部に対応させて蓋体周壁面13を形成し
これに連接させて上壁面12を形成した錐台状でもよ
く、ドーム状、平面状など、包装容器の用途に応じて組
合せを変えることができる。周壁面13に連接した蓋体
上側縁部14は、容器上側縁部14と接触し、蓋体垂下
部15(15a、15b)は容器垂下部5(5a、5
b)と接触し、蓋体凹状環16は容器凹状環6に嵌合
し、これらが相俟って容器本体の蓋体への嵌合を強固に
し、包装容器の密封性を高め、同時に、包装容器に対し
て捩れ応力が負荷されても反発力を発揮し、周壁面3が
破損しないように機能する。
【0019】蓋体垂下部15(15a、15b)の内側
面が容器垂下部5(5a、5b)の外側面とは、容器全
周に亘り面接触させる。従って、容器垂下部5を(i) 容
器上側縁部4から下方になるに従って外方に張り出した
構造に形成したときは、蓋体垂下部15もこのような構
造に形成する。また、容器垂下部5を(ii)容器垂下部5
(5a、5b)の幅方向の途中に形成した容器凹状環6
の上側に達するまでの部分5aはほぼ垂直に形成し、容
器凹状環6の下側部分5bは下方になるに従って外方に
張り出す構造に形成したときは、蓋体垂下部15a、1
5bもこのような構造に形成する。外方に張り出す角度
は、容器垂下部5(5a、5b)に合致させるか、若干
大きい角度にするのが好ましい。
【0020】蓋体垂下部15(15a、15b)の幅方
向の途中に設けられた蓋体凹状環16は、蓋体を積み重
ねる際には、下側の蓋体の蓋体上側縁部14を保持し
(図3参照)、蓋体で容器本体を閉蓋した際には、前記
の容器凹状環6に嵌合する機能を果たす(図1参照)。
容器凹状環6を容器本体の全周に亘って凹溝に形成した
ときは、この溝に嵌合するように内方に突き出た凸状環
とするか、または凸部を点状に一定間隔で蓋体の全周に
亘って配置してもよい。容器凹状環6を容器本体の全周
に亘って凹部を点状に一定間隔で容器本体の全周に亘っ
て配置したときは、この凹部に嵌合する間隔で凸部を点
状に配置する。
【0021】図1では、本発明の代表的な組合せの例を
示したが、容器本体の構造、蓋体の構造、容器本体と蓋
体の関係などを種々変えることができる。容器本体につ
いては、図1では、周壁面3の上部に容器上側縁部4を
設けた例を示したが、周壁面3の上部であって容器上側
縁部4の下に、周壁段部を設けてもよい。また、底壁面
2と周壁面3には、容器を成形(製造)する際に不都合
が生じない範囲で、凹凸の補強リブ、凹凸模様、文字、
記号などを刻設することができる。蓋体についても、上
壁面12の形状は種々変えることができ、また蓋体を成
形(製造)する際に不都合が生じない範囲で、凹凸模
様、文字、記号などを刻設することができる。
【0022】図1では、容器本体と蓋体とが切り離され
た構造のものとして説明したが、容器本体と蓋体とはヒ
ンジ部で連接された構造であってもよい。長方形状の容
器本体、蓋体をヒンジ部で連接するときは、このヒンジ
部は長辺部分に設けるのが好ましい。また、容器本体と
蓋体とをヒンジ部で連接するときは、容器本体部分、蓋
体部分をそれぞれ積み重ねた際に容積が嵩張らないよう
に、ヒンジ部の構造を若干変更する必要がある。
【0023】本発明に係る外嵌合密封型の包装容器は、
合成樹脂シートより成形(製造)される。合成樹脂は、
シート化が可能で、かつ、得られたシートが圧空成形
法、真空成形法、真空・圧空成形法などの差圧成形法に
よって成形可能であれば、その種類に制限はない。合成
樹脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン
などのポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン
−アクリロニトリル共重合体、高アクリロニトリル共重
合体、ゴム強化ポリスチレン、ABS樹脂などのスチレ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体などの塩化ビニル系樹脂、ポリメチルメタクリレ
ートなどのアクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系
樹脂、その他ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分鹸化
物、ポリカーボネートなどが挙げられる。合成樹脂は、
これら例示されたものに限定されるものではない。
【0024】これら合成樹脂のシートは、着色されてい
ても無着色であってもよく、透明でも不透明でもよい。
また、容器本体と蓋体は双方とも透明でも、一方が不透
明でもよく、一方が無色で他方が着色されていてもよ
い。
【0025】本発明に係る外嵌合密封型の包装容器を使
用するには、容器本体の物品収納部に物品を収納し、容
器本体の錐台状のフランジ部の外側に、上側から蓋体を
被せ嵌合させれば、容器本体を密封することができる。
錐台状のフランジ部の外側に上側から蓋体を被せ嵌合さ
せると、図1に示したように、容器上側縁部4と蓋体上
側縁部14、容器垂下部5(5a、5b)と蓋体垂下部
15(15a、15b)がそれぞれ容器全周に亘って接
触し、かつ、容器凹状環6に蓋体凹状環16が容器全周
に亘って嵌合する。これらの相互作用によって、外嵌合
密封が達成され、包装容器への捩じれ応力が負荷されて
も反発力を発揮し、包装容器の破損を防止することがで
きる。
【0026】容器本体の錐台状のフランジ部に外嵌合さ
せた蓋体を外す(開蓋する)には、容器本体を一方の手
で持ち、他方の手で蓋体を持ち内側に変形させて外ばよ
い。なお、容器垂下部5bと蓋体垂下部15bとの適所
に、対向させて舌片をもうけると、これら舌片を指先で
掴み、相互に離れる方向に引っ張ることにより、容易に
開蓋することができる。また、舌片を指先で掴み引っ張
るときに滑らないように、舌片に凹凸模様を付けるのが
好ましい。容器本体と蓋体とをヒンジ部で連接したとき
は、舌片はヒンジ部から離れた箇所に設けるものとす
る。
【0027】本発明に係る外嵌合密封型の包装容器に収
納する物品には制限がなく、いかなるものでもよい。収
納できる物品の具体例としては、サンドイッチ、ホット
ドッグ、ケーキ類、惣菜類、漬物類、果物類、野菜類、
各種寿司類、米飯類などの食品類が挙げられるが、これ
ら例示された食品類に限定されるものではなく、文具
類、玩具類、その他の物品であってもよい。
【0028】本発明に係る外嵌合密封型の包装容器は、
次のような特別に有利な効果を奏し、その産業状の利用
価値は極めて大である。1.本発明に係る外嵌合密封型
の包装容器は、錐台状のフランジ部を形成する容器垂下
部(5a、5b)が下方になるに従って外方に張り出し
た構造とされているので、成形(製造)した後に貯蔵、
輸送する際には、容器本体、蓋体を多数個を積み重ねて
(スタッキングして)も容積が嵩張らない。従って、貯
蔵、輸送コストを大幅に削減することができる。2.本
発明に係る外嵌合密封型の包装容器は、容器垂下部5
(5a、5b)の幅方向の途中に容器凹状環6を設け、
これに蓋体凹状環16を嵌合させるので、包装容器の錐
台状のフランジ部に蓋体を固定し、密封を確実にするこ
とができる。3.本発明に係る外嵌合密封型の包装容器
は、容器本体と蓋体とがヒンジ部で連接された構造であ
っても、容器本体、蓋体ともに多数個を積み重ねて(ス
タッキングして)も容積が嵩張らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る外嵌合密封型の包装容器の一例
で、容器本体の開口部に蓋体を嵌合させた状態の縦断面
図である。
【図2】 図1に示した容器本体を複数個積み重ねた状
態の部分拡大縦断面図である。
【図3】 図1に示した蓋体を複数個積み重ねた状態の
部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1:容器本体 2:低壁面 3:周壁面 4:容器上側縁部 5a:容器垂下部であって容器凹状環の上側部 5b:容器垂下部であって容器凹状環の下側部 6:容器凹状環 11:蓋体 12:上壁面 13:蓋体周壁面 14:蓋体上側縁部 15a:蓋体垂下部であって蓋体凹状環の上側部 15b:蓋体垂下部であって蓋体凹状環の下側部 16:蓋体凹状環 m:容器凹状環頂部から周壁面までの間隙 n:容器上側縁部の最大幅

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂シート製の容器本体と蓋体とよ
    りなる外嵌合密封型の包装容器において、容器本体は、
    低壁面と周壁面とより逆錐台状の物品収納部が形成さ
    れ、開口部の全周に亘って容器上側縁部、下方になるに
    従って外方に張り出し、かつ、幅方向の途中には容器凹
    状環が形成された容器垂下部を順次連接して断面が錐台
    状のフランジ部が形成されており、蓋体は、上壁面とこ
    れに連接した蓋体上側縁部、下方になるに従って外方に
    張り出し、かつ、幅方向の途中には蓋体凹状環が形成さ
    れた蓋体垂下部を順次連接してなる外嵌合部が形成され
    ている、ことを特徴とする外嵌合密封型の包装容器。
  2. 【請求項2】 容器本体は、容器垂下部は容器凹状環に
    達するまでの部分はほぼ垂直に垂下し、容器凹状環を越
    えた部分は下方になるに従って外方に張り出す構造にさ
    れてなる、蓋体は、蓋体垂下部は蓋体凹状環に達するま
    での部分はほぼ垂直に垂下し、蓋体凹状環をこ越えた部
    分は下方になるに従って外方に張り出す構造にされてな
    る、請求項1記載の外嵌合密封型の包装容器。
  3. 【請求項3】 容器本体の容器凹状環を越えた部分、お
    よび蓋体凹状環を越えた部分の外方に張り出す角度が、
    垂直線に対して10〜30°の範囲で選ばれてなる、請
    求項2記載の外嵌合密封型の包装容器。
  4. 【請求項4】 容器本体と蓋体とがヒンジ部で連接され
    てなる、請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載の
    外嵌合密封型の包装容器。
JP8036577A 1996-02-23 1996-02-23 外嵌合密封型の包装容器 Pending JPH09226769A (ja)

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