JPH09225199A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH09225199A
JPH09225199A JP8038366A JP3836696A JPH09225199A JP H09225199 A JPH09225199 A JP H09225199A JP 8038366 A JP8038366 A JP 8038366A JP 3836696 A JP3836696 A JP 3836696A JP H09225199 A JPH09225199 A JP H09225199A
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JP
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load
drying
clothes
rotary drum
rotating drum
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JP8038366A
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English (en)
Inventor
Takashi Fukuda
隆 福田
達哉 ▲廣▼田
Tatsuya Hirota
Koichi Kuroda
晃一 黒田
Tamotsu Kawamura
保 川村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥終了までの残り時間を、回転ドラムの内
部環境の影響を受けることなく精度良く予測し、この予
測値を表示して使用者に報知し、使い勝手に優れた衣類
乾燥機を提供する。 【解決手段】 回転ドラムの支持荷重の検出値を所定時
間に亘って平均して得られる平均荷重Kを、基準値
α1 ,α2 ,α3 と比較し、含有水分を含めた衣類Aの
総重量、即ち、当該運転において必要となる乾燥負荷の
大小判定を行う。次いで、これらの夫々に対し、平均荷
重Kの変化率ΔKを基準変化率β1 ,β2 ,β3 と比較
して乾燥負荷中の布量と含水量とを求め、夫々に対して
設定された参照テーブル〜を参照して残り時間の予
測値を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯済みの衣類を
乾燥すべく用いられる衣類乾燥機に関し、特に、乾燥の
終了を検知してその運転を自動停止するように構成され
た衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用又は家庭用として広く利用されて
いる衣類乾燥機の多くは、内部に投入された衣類と共に
回転する回転ドラムと、該回転ドラムを中途に含む乾燥
風路とをハウジングの内部に備えてなり、乾燥風路内を
流れる乾燥風をヒータにより加熱し、熱風となして回転
ドラムの内部に供給して、該回転ドラムと共に回転して
いる衣類に接触せしめて乾燥させる構成となっている。
なお、回転ドラムを通過した乾燥風は、外気との熱交換
により凝縮させて含有水分を除去し、前記乾燥風路に戻
して循環使用される。
【0003】この種の衣類乾燥機においては、家庭用と
しての普及に伴い、使い勝手を向上させるべく運転の自
動化が図られており、特に、乾燥の終了を検知して運転
を自動停止する構成とした衣類乾燥機は、使用者による
運転時間の設定の手間をなくし、更には、誤った設定に
より不十分な乾燥下にて衣類が取り出され、再度の運転
を強いられる不都合をなくすことができる等、使い勝手
の大幅な向上を達成し得るものとして、従来から多くの
提案が行われている。
【0004】ところが、この種の衣類乾燥機において
は、乾燥終了までの所要時間が、回転ドラム内に投入さ
れる衣類の量、種類、及び投入段階での乾燥程度等、乾
燥対象となる衣類の状態に応じて異なる一方、この所要
時間の予測が使用者の側では不可能であるために、運転
が実際に停止されるまでの間、運転状態の頻繁な確認を
強いられるという問題があり、この問題を解消すべく、
特開昭62-41698号公報、特開平5-115688号公報、及び特
開平4-12800号公報等には、乾燥終了までの残り時間を
逐次予測し、この予測値を表示して、使用者に運転停止
の予定を知らしめるようにした衣類乾燥機が夫々提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらは、残り時間の
予測方法に相違があり、特開昭62-41698号公報に開示さ
れた衣類乾燥機は、前記乾燥風の温度を回転ドラムの入
口側及び出口側において夫々検出し、これらの温度差の
変化率に基づいて残り時間を予測する構成となってい
る。ところが、温度の検出位置となる回転ドラムの入口
側及び出口側は、回転ドラムの内外から侵入する塵芥が
浮遊する環境下にあり、これらの浮遊塵芥の影響により
夫々の温度検出値に誤差を伴うことが多く、また出口側
の乾燥風は、回転ドラム内の衣類から蒸発した水分を含
んでおり、これらが温度検出のための温度センサ上に結
露した場合、出口側の温度検出値に大なる誤差が伴う虞
れがある。更には、入口側及び出口側での温度の検出が
正しくなされ、両者の温度差の変化率が同一である場合
においても、回転ドラムの内部における衣類の量の多少
によって乾燥程度が異なることから、前述の如く得られ
る残り時間の予測値に高い精度を期待し得ないという問
題があった。
【0006】また、特開平5-115688号公報に開示された
衣類乾燥機は、前記乾燥風の湿度を回転ドラムの出口側
において検出すると共に、回転ドラム内部の衣類の量を
検出して、これらの検出結果に基づいて残り時間を予測
する構成となっており、衣類の量に応じて残り時間の予
測値を変えるようになしてある。
【0007】ところが、回転ドラムの出口側に配設され
た湿度センサの検出値と、回転ドラムの内部における衣
類の実際の乾燥程度とには差があり、前記検出値を用い
て正確な残り時間を予測し得ないという問題がある。ま
た、回転ドラム内部の衣類の量の検出方法として、回転
ドラム内に赤外線を投射し、内部の衣類からの反射波を
捉える方法と、回転ドラムの内側に面して複数の電極を
配し、各電極が内部の衣類と接触して導通状態となるこ
とにより衣類の量を知る方法とが開示されているが、こ
れらの方法では衣類の量を大まかに知り得るに過ぎず、
残り時間の予測精度が低いという問題があった。
【0008】更に、特開平4-12800号公報に開示された
衣類乾燥機は、内部の衣類と共に回転中に、回転ドラム
の駆動モータへの通電を一時停止し、該回転ドラムを惰
性回転せしめ、このとき前記駆動モータに発生する逆起
電力を検出し、この検出結果から前記衣類の重量を、こ
れらに含まれる水分の量と共に推定する一方、前記乾燥
風の温度を回転ドラムの出口側において検出し、この検
出温度の上昇率から前記衣類の含水量を推定して、これ
らの推定結果に基づいて残り時間を予測する構成となっ
ている。
【0009】この構成によれば、回転ドラム内の衣類の
量を精度良く検出でき、衣類の多少に応じた残り時間の
予測精度の低下を防止し得る。ところが、回転ドラムの
出口側にて検出される乾燥風の温度は、前述した如く、
乾燥風中に含まれる塵芥及び水分の影響による誤差を有
し、また、回転ドラムの出口側には、内部に発生する塵
芥の捕捉のためのフィルタが配してあり、該フィルタに
目詰まりが生じた場合には、この目詰まりに伴う乾燥風
量の減少に伴って、出口側の乾燥風の温度の絶対値が上
昇することから、この検出温度の上昇率と回転ドラムの
内部の衣類の含水量とが精度良く対応せず、前述の如く
得られる残り時間の予測値に高い精度を期待し得ないと
いう問題があった。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、乾燥終了までの時間を回転ドラムの内部環境の
影響を受けることなく精度良く予測し、この予測値を表
示することにより、使用者に終了予定を確実に知らしめ
ることができ、使い勝手に優れた衣類乾燥機を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る衣類乾燥機
は、ハウジングの前面に開口する投入口から回転ドラム
の内部に投入された衣類を、前記回転ドラムと共に回転
させつつ、該回転ドラム内に供給される熱風に接触させ
て乾燥する運転の間に、前記乾燥の終了までの時間を予
測し、この予測値を表示するようになした衣類乾燥機に
おいて、前記回転ドラムの支持荷重を検出する荷重セン
サと、該荷重センサの検出荷重の変化率を算出する手段
と、該変化率と前記検出荷重とにより、前記回転ドラム
中の衣類の量及び含水量を夫々推定する手段と、これら
の推定結果に基づいて前記予測値を決定する手段とを具
備することを特徴とする。
【0012】更に加えて、前記回転ドラムへの衣類の投
入から、該回転ドラムの回転開始までの間に得られる前
記荷重センサの検出荷重に基づいて、前記予測値を初期
設定する手段を備えること、また、前記予測値の決定に
際し、前記回転ドラムの周辺温度に基づく補正を行うこ
とを夫々特徴とする。
【0013】本発明においては、内部の衣類と共に回転
している回転ドラムの支持荷重を荷重センサにより検出
し、この検出荷重から、回転ドラム内の衣類の量をこれ
らに含まれる水分の重量と共に精度良く推定し、更に、
乾燥の進行に伴って前記衣類の含水量が減り、回転ドラ
ムの支持荷重が軽減されることに着目し、前記検出荷重
の変化率から含水量を推定して、この含水量を前記検出
荷重から推定された水分を含めた衣類の量を減じて乾燥
下での衣類の量を推定し、これら両者の組み合わせによ
り乾燥終了までに必要な時間を予測し、この予測値を表
示して、使用者に終了予定時間を高精度に報知する。
【0014】また、回転ドラムの回転開始前の前記荷重
センサの検出荷重から、含有水分を含めた衣類の量を推
定し、この推定結果から乾燥終了までの所要時間の予測
値を初期設定して、この値を運転の開始と共に表示し、
使用者に大まかな目安として速やかに報知する。更に、
衣類の量の推定結果と含水量の推定結果とから残り時間
を予測するに際し、回転ドラムの周辺温度の影響を考慮
し、周辺温度が高い場合に残り時間を短く、周辺温度が
低い場合に残り時間を長くする補正を行って、予測精度
の更なる向上を図る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る衣類
乾燥機の構成を模式的に示す側断面図である。
【0016】この衣類乾燥機は、矩形箱形をなすハウジ
ング1の内部に、乾燥のための処理槽となる回転ドラム
2を、略水平な軸回りに回転自在に枢支してなる。ハウ
ジング1の前面(図の左側面)板1aの略中央には、衣類
投入のための投入口10が、前面扉11により開閉自在に形
成されており、同じく背面(図の右側面)板1bには、多
数個の小径の吸気孔が広範囲に亘って貫通形成され、こ
れらの形成域の下側には、排気口12が開設されている。
【0017】ハウジング1の内部には、前記投入口10を
備える前面板1aの内側に、該投入口10の周囲を縁取る態
様に円板状をなす前支持板13が固着され、また、多数の
吸気孔及び前記排気口12を備える背面板1bの内側に所定
長離隔して後支持板14が固着してあり、後支持板14のハ
ウジング1の内側への対向面には、前記投入口10の軸心
と略同軸上に、回転ドラム2の後側を支えると共に、後
述する両面ファン3の回転軸となるファン軸30が適長突
出させてある。
【0018】前記回転ドラム2は、軸長方向の一側に開
口を有する薄肉円筒形の中空容器であり、他側の軸心部
には、円板形をなすフィルタ装着板15が固設してある。
該フィルタ装着板15の内側には、リントフィルタ16が、
フィルタカバー17と共に着脱自在に取り付けられ、フィ
ルタカバー17とフィルタ装着板15とには、全面に亘って
多数の通気孔が貫通形成されている。
【0019】このように構成された回転ドラム2は、開
口側の縁部を前支持板13の外周に支持させ、また、前記
フィルタ装着板15の中心部を前記ファン軸30に支持させ
て、前記投入口10と同軸上での回転自在に枢支されてい
る。この枢支状態にてフィルタ装着板15との対向する後
支持板14の部位に、複数の通気孔が貫通形成されてお
り、回転ドラム2の内部は、フィルタカバー17、フィル
タ装着板15、及び後支持板14に形成された通気孔とを介
して、後支持板14の背面側に連通されている。
【0020】回転ドラム2の後側を支持する前記ファン
軸30は、後支持板14とハウジング1の背面板1bとの間に
架設してあり、両板14,1b間には、熱交換型の両面ファ
ン3が嵌着してある。ハウジング1の内側底部には、回
転ドラム2及び両面ファン3の駆動源となる駆動モータ
4が設置してある。該駆動モータ4は、その両側に突出
する出力軸を有しており、該出力軸の一端は、回転ドラ
ム2の外周に巻回された伝動ベルト2aに連結され、また
前記出力軸の他端は、両面ファン3のボス部の後側に一
体的に形成したファンプーリに巻回された伝動ベルト3a
に連結されており、回転ドラム2及び両面ファン3は、
前記駆動モータ4への通電により一括して回転駆動され
るようになしてある。
【0021】前記両面ファン3は、後支持板14に開設さ
れた通気孔と、背面板1bに開設された吸気孔とに両側を
臨ませてあり、前記駆動モータ4からの伝動により回転
したとき、前記吸気孔から外気を吸い込み、また前記通
気孔から回転ドラム2の内気を吸い込み、これらを外周
に向けて送り出す動作をなす。
【0022】両面ファン3の外周は、背面板1bに形成さ
れた前記排気口12に臨ませてあり、また、後支持板14側
において、ハウジング1の底面に沿わせて形成された乾
燥風路19に臨ませてある。この乾燥風路19は、前支持板
13の前側にまで延長され、該前支持板13の一部を貫通す
る給気口20を介して回転ドラム2の内部に連通させてあ
り、給気口20の直前位置にはヒータ5が配してある。
【0023】而して、両面ファン3が回転した場合、背
面板1bの側においては、該背面板1bに開口する吸気孔か
ら外気が吸い込まれ、両面ファン3の一面に沿って流れ
て、前記排気口12を経て排出される一方、後支持板14の
側においては、該後支持板14に開口する通気孔から回転
ドラム2の内気が吸い込まれ、両面ファン3の他面に沿
って流れ、この間に前記吸気との熱交換により冷却され
て乾燥風路19に導入されて、通電下にある前記ヒータ5
との接触により加熱されて熱風となり、前記給気口20を
経て回転ドラム2内に供給され、更に、フィルタカバー
17、フィルタ装着板15、及び後支持板14に開設された通
気孔を経て両面ファン3に吸い込まれる乾燥風の循環が
生じる。
【0024】以上の如く構成された衣類乾燥機の運転
は、ハウジング1前面の投入口10から回転ドラム2内に
衣類Aを投入し、前面扉11を閉止した後、駆動モータ4
への通電により、回転ドラム2及び両面ファン3を回転
駆動し、またヒータ5への通電により、該ヒータ5を発
熱せしめて行われる。これにより、回転ドラム2の内部
に投入された衣類Aは、回転ドラム2と共に回転させら
れ、前述の如く循環する乾燥風と接触して乾燥する。
【0025】この接触により降温し、また繊維屑等の塵
芥及び水分を含む乾燥風は、両面ファン3の回転により
回転ドラム2外に吸い出される。この間に前記塵芥は、
フィルタ装着板15に装着されたリントフィルタ16により
捕捉され、また前記水分は、外気との熱交換により凝縮
し、両面ファン3の外周側に集められ、乾燥風路19の中
途に開口する排水口21を経てハウジング1外に排出され
る。
【0026】ハウジング1内の適宜位置(図においては
乾燥風路19の下部)には、回転ドラム2の周辺の雰囲気
温度を検出する雰囲気温度センサS1 が、また後支持板
14の背面側には、回転ドラム2から排出される乾燥風の
温度を検出する排気温度センサS2 が夫々配してある。
これらの検出結果は、回転ドラム2内での衣類Aの乾燥
の終了を検知し、前述の如く行われる運転を自動停止さ
せるべく用いられるものであり、運転制御部6(図4参
照)に与えられている。また雰囲気温度センサS1 によ
り検出される回転ドラム2の周辺温度は、後述する手順
により行われる乾燥終了までの残り時間の予測にも用い
られる。
【0027】また、本発明に係る衣類乾燥機は、回転ド
ラム2の支持荷重を検出する荷重センサS3 を備えてい
る。該荷重センサS3 の検出結果は、前記運転制御部6
に与えられており、この検出荷重は、後述する手順によ
り行われる乾燥終了までの残り時間の予測に用いられて
いる。
【0028】図2及び図3は、荷重センサS3 の取り付
け位置近傍の拡大断面図であり、本図に示す如く荷重セ
ンサS3 は、前記回転ドラム2の開口部周縁を支持する
前支持板13の外周に取り付けてある。図2に示す荷重セ
ンサS3 は、回転ドラム2の周縁との摺接部の裏面側に
直接的に貼着された歪ゲージであり、前記回転ドラム2
の支持荷重を、該回転ドラム2の回転に伴って前支持板
13に生じる歪みを媒介として検出する構成となってい
る。この構成によれば、簡素な構成により回転ドラム2
の支持荷重を知ることができる。
【0029】また図3に示す荷重センサS3 は、回転ド
ラム2と前支持板13との摺接部に介装されたフェルト22
の一部をくり抜き、このくり抜き部分に収納されてお
り、前支持板13の側に固着された歪ゲージ23の他面に受
圧部24を重ね、該受圧部24を回転ドラム2の縁面に接触
せしめてなり、回転ドラム2の支持荷重を、受圧部24に
生じる歪みに応じた歪ゲージ23の出力として取り出す構
成となっている。この構成によれば、回転ドラム2から
の作用力により安定した歪みを生じる受圧部24の採用に
より、支持荷重の検出精度を高めることができる。
【0030】図4は、本発明に係る衣類乾燥機の制御系
の構成を示すブロック図である。マイクロプロセッサを
用いてなる運転制御部6の入力側には、前述の如く、雰
囲気温度センサS1 、排気温度センサS2 及び荷重セン
サS3 の検出結果が夫々与えられ、また、運転操作のた
めの操作部60から、起動信号、モード指定信号等、運転
指令のための各種の信号が与えられており、更に、前面
扉11の開閉を検出するドアセンサ61の出力が与えられて
いる。
【0031】運転制御部6の出力側には、回転ドラム2
及び両面ファン3の駆動のための駆動モータ4と、乾燥
風路19の中途に配したヒータ5とが、図示しない各別の
駆動回路を介して接続され、更に、APO(オートパワ
ーオフ)装置7が、図示しない駆動回路を介して接続さ
れており、運転制御部6は、駆動モータ4に動作指令を
発して回転ドラム2及び両面ファン3を駆動し、またヒ
ータ5に動作指令を発して該ヒータ5を発熱させ、前記
操作部60での操作内容に従う乾燥運転を行わしめる動作
をなすと共に、APO装置7に動作指令を発して電源を
遮断する緊急動作をなす。
【0032】更に運転制御部6の出力側には、運転モー
ドの表示、異常内容の表示等、運転状態に関連する各種
の表示に加えて、本発明の特徴である乾燥終了までの残
り時間の予測値の表示を行わせるための表示部62と、運
転終了の報知、異常発生の報知等、各種の報知のための
報知ブザー63とが接続されており、表示部62の表示動
作、及び報知ブザー63の鳴動は、運転制御部6から各別
に与えられる動作指令に応じて行われるようになしてあ
る。
【0033】本発明に係る衣類乾燥機は、回転ドラム2
の内部に衣類Aを投入し、前面扉11を閉じた後、操作部
60の操作により運転モードを設定して、該操作部60に含
まれる起動スイッチをオン操作して運転される。前記操
作部60は、ハウジング1の前面等、使用者による操作が
容易な位置に配してあり、該操作部60にて設定可能な運
転モードは、回転ドラム2内での衣類Aの乾燥の終了を
検知し、運転を自動停止する自動運転モードを含む。
【0034】図5は、運転制御部6の動作内容を示すフ
ローチャートである。運転制御部6は、電源投入に応じ
て動作を開始し、衣類Aの投入のために投入口10の前面
扉11が開放されたか否かをドアセンサ61からの入力によ
り監視し(ステップ1)、前面扉11が開放された場合、
この時点での荷重センサS3 の出力を、荷重なしの状態
での零出力となすリセット動作を行い(ステップ2)、
その後、衣類の投入、及び操作部60における運転モード
の設定を経て、起動スイッチがオン操作されたか否かを
監視し(ステップ3)、この操作がなされるまでの間、
雰囲気温度センサS1 及び荷重センサS3 の出力を取り
込み、逐次更新しつつ待機する(ステップ4)。
【0035】起動スイッチがオン操作された場合、自動
運転モードが設定されているか否かを調べ(ステップ
5)、自動運転モードの設定下にて起動スイッチがオン
操作された場合、この操作の直前、即ち、回転ドラム2
の回転開始の直前に得られた雰囲気温度センサS1 の検
出温度F0 と荷重センサS3 の検出荷重K0 とを用い、
乾燥終了までに必要となる残り時間の予測値を初期設定
し(ステップ6)、この設定値を表示部62に与えて表示
せしめ(ステップ7)、この後、正確な残り時間を予測
して表示する予測サブルーチンを実行する(ステップ
8)。
【0036】予測サブルーチンの実行後、運転制御部6
は、予測サブルーチン内にて後述する異常の判定がなさ
れたか否かを異常フラグのセット状態によって調べ(ス
テップ9)、異常フラグがセットされている場合、その
動作を直ちに終了し、異常フラグがセットされていない
正常運転中には、乾燥終了の判定のための乾燥判定サブ
ルーチンを実行し(ステップ10)、乾燥終了の判定がな
された場合、ヒータ5への通電を停止し、両面ファン3
の動作により回転ドラム2内に冷風を循環させて、回転
ドラム2の内部において高温となった衣類Aを冷却する
ためのクールダウン運転を行わせ(ステップ11)、一連
の動作を終える。
【0037】またこの間、運転制御部6は、駆動モータ
4のモータロック、回転ドラム2又は両面ファン3の支
持部の摺動不良等、運転の継続に支障を来すような異常
の発生時に、表示部62に動作指令を発し、所定の表示を
行わせると共に、報知ブザー63を鳴動させて、前記異常
の発生を使用者に報知し、更に必要な場合には、出力側
のAPO装置7に動作指令を発し、電源を遮断して運転
を強制停止させる緊急動作を行う。
【0038】ステップ6において用いられる荷重センサ
3 の検出荷重K0 は、ステップ1のリセット動作が行
われる結果、回転ドラム2内に投入された衣類Aの量を
示すものとなっており、乾燥終了までの所要時間は、衣
類Aの量が増すに従って長くなり、また、同量の衣類A
の乾燥に要する時間は、一般的に、周辺温度が高くなる
に従って短くなる。運転制御部6は、図8に示す如き初
期値設定テーブルを記憶しており、ステップ6での残り
時間の初期設定は、前記K0 及び前記F0 を初期値設定
テーブルに適用して、衣類Aの量を示すK0 の大小に応
じて長短となる残り時間を、周辺温度を示すF0 により
補正する手順により行われる。
【0039】但し、荷重センサS3 の検出荷重K0 は、
回転ドラム2内に投入された衣類Aの重量に、これらの
含有水分の重量を加えたものであり、初期値設定テーブ
ルに従って初期設定される残り時間の予測値は、含有水
分の多少を考慮しておらず、高い精度を有するものでは
ない。ステップ7における表示は、運転開始直後におい
て、使用者に残り時間の目安を知らしめるために行われ
るものであり、含水量を考慮に入れた残り時間の予測、
及び表示は、以下に示す予測サブルーチンの実施により
達成される。
【0040】図6及び図7は、予測サブルーチンの内容
を示すフローチャートである。予測サブルーチンへの移
行後、運転制御部6は、まず、回転ドラム2の回転が安
定化するまでに必要な時間T1 (例えば30秒)の経過
を待ち(ステップ20)、荷重センサS3 の出力を所定の
サンプリング周期にて取り込み(ステップ21)、これら
のサンプリング値を所定時間(例えば10秒間)に亘って
平均して平均荷重Kを求める(ステップ22)。
【0041】次いで、回転ドラム2内において衣類Aの
乾燥がある程度進行するのに必要な時間T2 (例えば5
分間)の経過を待ち(ステップ23)、この経過後、荷重
センサS3 の出力を所定のサンプリング周期にて再度取
り込み(ステップ24)、これらのサンプリング値を所定
時間(例えば20秒間)に亘って平均して平均荷重Kを求
め(ステップ25)、得られた平均荷重Kと、前記時間T
1 の経過後において得られた平均荷重Kとを用い、時間
1 から時間T2 に至るまでの間の平均荷重Kの変化率
ΔKを算出する(ステップ26)。
【0042】荷重センサS3 の出力は、回転ドラム2の
回転に伴う変動成分を含んでおり、ステップ22及びステ
ップ25における平均化は、前記変動成分の排除のために
必要なものである。また、以上の実施例においては、平
均荷重Kの算出と、これの変化率ΔKの算出とを異なる
タイミングにて行わせているが、これらを同時に行って
もよいことは言うまでもない。
【0043】以上の如く平均荷重Kと変化率ΔKとが得
られた後、運転制御部6は、前記平均荷重Kを、予め設
定された3段階の基準荷重α1 〜α3 と比較する(ステ
ップ27,28,29)。この比較に用いる基準荷重α1 〜α
2 は、α1 <α2 <α3 となるように設定されており、
ステップ27,28,29での比較は、含有水分を含めた衣類
Aの総重量、即ち、当該運転において必要となる乾燥負
荷の大小判定のために行われ、K<α1 である場合に
は、乾燥負荷が小であるとの判定(ステップ30)が、α
1 ≦K<α2 である場合には、乾燥負荷が中程度である
との判定(ステップ31)が、α2 ≦K<α3 である場合
には、乾燥負荷が大であるとの判定(ステップ32)が夫
々なされる。
【0044】なお、ステップ29での比較の結果、α3
Kであるとの判定がなされた場合、回転ドラム2の回
転、又は荷重センサS3 の出力が異常状態にあると判定
し、異常の発生を示す異常フラグをセットし(ステップ
33)、運転制御部6は、表示部62に異常表示させ、また
報知ブザー63を鳴動させて、正常な運転が行えないこと
を使用者に報知する等、異常発生時に対応する所定の制
御動作を行う(ステップ34)。前記基準値α3 は、通常
運転時に発生すると考えられる支持荷重の最大値よりも
十分に大きい値としてある。
【0045】ステップ27,28,29での比較により乾燥負
荷の大小判定を終えた後、運転制御部6は、乾燥負荷の
小、中、大の夫々の場合において、各別に設定された基
準変化率β1 ,β2 ,β3 と、前述の如く得られた平均
荷重の変化率ΔKとを比較し(ステップ35〜ステップ3
7)、この比較結果に基づいて、前記乾燥負荷中に含ま
れる含水量の高低を推定する。
【0046】図9は、乾燥運転を開始した後、時間の経
過と共に生じる回転ドラム2の支持荷重の変化、より具
体的には、前記平均荷重Kの変化の様子を示す図であ
り、図中の実線は、回転ドラム2中の衣類Aの含水量が
高い場合、同じく破線は、含水量が低い場合を夫々示し
ている。本図に示す如く回転ドラム2の支持荷重は、該
回転ドラム2中の衣類Aの含水量の如何に拘わらず、運
転を開始して所定の時間が経過した後から略一定の変化
率にて減少する傾向を示すが、運転の開始後、支持荷重
が減少を始めるまでの時間は、含水量の高低によって異
なり、含水量が高い場合には長く、含水量が低い場合に
は短くなる。
【0047】ステップ26にて算出され、ステップ35〜ス
テップ37での比較に用いられる支持荷重の変化率ΔK
は、前述の如く、運転開始後、回転ドラム2の回転が安
定するまでの時間T1 が経過した時点から、衣類Aの乾
燥がある程度進行するのに必要な時間T2 が経過した時
点までの間に得られたものであり、この間には、図9中
に示す如く、支持荷重の減少開始点が含まれる。従っ
て、前記変化率ΔKが大である場合、低含水状態にあ
り、逆に、変化率ΔKが小である場合、高含水状態にあ
るとの判定が可能となる。
【0048】この変化率ΔKと比較される基準変化率β
1 ,β2 ,β3 は、乾燥負荷が小、中、大の夫々の場合
において、標準的な含水量下にて行った運転試験の結果
を基準として各別に設定されている。
【0049】運転制御部6は、ステップ35での比較の結
果、ΔK≧β1 である場合、布量が少なく、含水量が低
いとの推定をなし(ステップ38)、ΔK<β1 である場
合、布量が少なく、含水量が高いとの推定をなす(ステ
ップ39)。同様に、ステップ26での比較の結果、ΔK≧
β2 である場合、布量が中程度であり、含水量が低いと
の推定がなされ(ステップ40)、ΔK<β2 である場
合、布量が中程度であり、含水量が高いとの推定がなさ
れ(ステップ41)、更に、ステップ37での比較の結果、
ΔK≧β3 である場合、布量が多く、含水量が低いとの
推定がなされ(ステップ42)、ΔK<β3 である場合、
布量が多く、含水量が高いとの推定がなされる(ステッ
プ43)。
【0050】以上の如き推定を行った後、運転制御部6
は、夫々の推定結果に応じた参照テーブル〜を選択
し、各別の参照テーブル〜に従って乾燥終了までに
必要な残り時間の予測値を求め(ステップ44〜ステップ
49)、得られた予測値を出力側の表示部62に与え、該表
示部62に表示させる(ステップ50)。
【0051】図10には、ステップ44〜ステップ49での予
測に用いられる参照テーブルの一例として、布量が少な
く、含水量が低い場合に参照される参照テーブル、布
量が少なく、含水量が高い場合に参照される参照テーブ
ル、布量が多く、含水量が低い場合に参照される参照
テーブル、及び布量が多く、含水量が高い場合に参照
される参照テーブルが示してある。図示の如くこれら
は、図8に示す初期値設定テーブルと同様に、平均荷重
Kの大小に応じて長短となるように決定される残り時間
の予測値を、回転ドラム2の周辺温度Fが高くなるに従
って減じる側に補正する構成となっている。平均荷重K
の選択範囲は、参照テーブル及びにおいては、前記
基準荷重α1 を上限とし、参照テーブル及びにおい
ては、前記基準荷重α3 を下限として夫々設定してあ
り、図示しない他の参照テーブル及びも同様であ
る。
【0052】前記補正に用いる周辺温度Fは、残り時間
の初期値設定(ステップ6)において用いられた周辺温
度F0 をそのまま用いてもよく、また、参照テーブル
〜の参照段階において雰囲気温度センサS1 の出力を
取り込み、この結果から新たに求めた周辺温度Fを用い
てもよい。
【0053】このように決定された残り時間の予測値
は、表示部62に表示され、その後この表示値は、乾燥の
終了が検知されるまでの間、内蔵するタイマの計数に従
って逐次減少側に更新される。従って使用者は、運転の
開始後、適宜のタイミングにおいて表示部62を視認する
ことにより、現時点から乾燥終了までの残り時間を知る
ことができる。
【0054】前記予測値は、荷重センサS3 により検出
される回転ドラム2の支持荷重と、この支持荷重の変化
率とにより求めるようにしており、従来の如く、回転ド
ラム2の内部環境に影響を受けることなく正確な予測値
が得られる。更に、荷重センサS3 の出力として与えら
れる前記支持荷重の検出結果そのものではなく、この検
出荷重の平均値K、及び該平均値Kの変化率ΔKを用い
ていることから、回転ドラム2の回転に伴う支持荷重の
変動成分を排除でき、予測精度を更に向上させることが
できる。
【0055】なお、以上の実施の形態は、乾燥負荷の大
小設定に際し、平均荷重Kの比較対象となる基準荷重を
α1 〜α3 の3つとし、これら夫々に対する含水量の高
低設定に際し、荷重変化率ΔKの比較対象となる基準変
化率を各1つ(β1 〜β3 )とした場合について述べた
が、基準荷重及び基準変化率の数を多くし、これら夫々
に対し、前記参照テーブル〜の如き参照テーブルを
用意して、残り時間の予測を更に細かく行わせることも
可能である。
【0056】図11は、乾燥判定サブルーチンの内容を示
すフローチャートである。乾燥判定サブルーチンへの移
行後、運転制御部6は、まず、荷重センサS3 の出力を
所定のサンプリング周期にて取り込み(ステップ60)、
所定時間(例えば5秒間)毎に平均して平均荷重KT
複数算出し(ステップ61)、これらの変化率ΔKT を求
め(ステップ62)、これを初期変化率γとする(ステッ
プ63)。
【0057】その後は、荷重センサS3 の出力の取り込
み(ステップ64)、平均荷重KT の算出(ステップ6
5)、変化率ΔKT の算出(ステップ66)、及び得られ
た変化率ΔKT と初期変化率γとの比較(ステップ67)
を繰り返し行い、初期変化率γに対するΔKT の比率が
所定の基準比率δを下回ったとき、乾燥が終了したとの
判定を行う。
【0058】以上の如き乾燥判定サブルーチンへの移行
は、前述した如く、予測サブルーチンによる残り時間の
予測を終えた後、即ち、回転ドラム2内の衣類Aの乾燥
がある程度進行するのに必要な時間T2 が経過した後に
行われ、この時点における回転ドラム2の支持荷重は、
前記図9に示す如く、時間の経過と共に略一定の変化率
にて減少する傾向を示している。ステップ63において設
定される初期変化率γは、この一定の変化率を示すもの
である。
【0059】この後の回転ドラム2の支持荷重は、乾燥
の進行と共にその変化率を低下させつつ減少する。従っ
て、各サンプリング時点において得られる変化率ΔKT
を前記初期変化率γと比較することにより乾燥終了の判
定が可能である。前記基準比率δは、種々の条件下にて
行った運転試験の結果に基づいて、0.2前後の値に設
定されている。
【0060】荷重センサS3 の出力は、回転ドラム2の
回転に伴う変動成分を含んでおり、例えば、回転ドラム
2内の衣類Aは、回転ドラム2の回転に伴って持ち上げ
られる際に小さくなり、その後、落下する際に大きくな
る。ステップ61及びステップ65における平均化は、この
ような変動成分の排除のために必要なものであり、乾燥
判定サブルーチンにおいては、回転ドラム2の支持荷重
の時間平均値KT の変化率ΔKT に基づいて乾燥終了の
判定を行っているから、回転ドラム2の回転の影響を受
けることなく正確な判定が可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る衣類乾燥
機においては、内部の衣類と共に回転する回転ドラムの
支持荷重を荷重センサにより検出し、この検出荷重と該
検出荷重の変化率とを用いて前記衣類の量と含水量とを
推定し、これら両者の組み合わせにより乾燥終了までの
残り時間を予測するから、回転ドラムの内部環境の影響
を受けることなく正確な予測値が得られ、この予測値を
表示することにより、使用者に終了予定を確実に知らし
めることができ、使い勝手の向上に寄与できる。
【0062】また、回転ドラムの回転開始前の荷重セン
サの検出荷重から、乾燥終了までの時間の予測値を初期
設定し、この値を表示するから、使用者は、運転の開始
と共に大まかな終了予定の目安を知ることができ、使い
勝手の更なる向上が図れる。更に、衣類の量及び含水量
の推定結果とから残り時間を予測するに際し、回転ドラ
ムの周辺温度の影響を考慮した補正を行うから、残り時
間の予測精度が更に向上する等、本発明は優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣類乾燥機の構成を模式的に示す
側断面図である。
【図2】回転ドラムの支持荷重を検出する荷重センサの
取り付け位置近傍の拡大断面図である。
【図3】回転ドラムの支持荷重を検出する荷重センサの
取り付け位置近傍の拡大断面図である。
【図4】本発明に係る衣類乾燥機の制御系の構成を示す
ブロック図である。
【図5】運転制御部の動作内容を示すフローチャートで
ある。
【図6】予測サブルーチンの処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】予測サブルーチンの処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】残り時間の予測値の初期設定に用いる初期値設
定テーブルの一例を示す図表である。
【図9】回転ドラムの支持荷重の時間的変化の様子を示
す図である。
【図10】残り時間の予測に用いる参照テーブルの一例
を示す図表である。
【図11】乾燥終了サブルーチンの処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回転ドラム 3 両面ファン 4 駆動モータ 5 ヒータ 6 運転制御部 60 操作部 62 表示部 63 報知ブザー S1 雰囲気温度センサ S2 排気温度センサ S3 荷重センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 保 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの前面に開口する投入口から
    回転ドラムの内部に投入された衣類を、前記回転ドラム
    と共に回転させつつ、該回転ドラム内に供給される熱風
    に接触させて乾燥する運転の間に、前記乾燥の終了まで
    の時間を予測し、この予測値を表示するようになした衣
    類乾燥機において、前記回転ドラムの支持荷重を検出す
    る荷重センサと、該荷重センサの検出荷重の変化率を算
    出する手段と、該変化率と前記検出荷重とにより、前記
    回転ドラム中の衣類の量及び含水量を夫々推定する手段
    と、これらの推定結果に基づいて前記予測値を決定する
    手段とを具備することを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記回転ドラムへの衣類の投入から、該
    回転ドラムの回転開始までの間に得られる前記荷重セン
    サの検出荷重に基づいて、前記予測値を初期設定する手
    段を備える請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記予測値の決定に際し、前記回転ドラ
    ムの周辺温度に基づく補正を行う請求項1又は請求項2
    記載の衣類乾燥機。
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