JPH09223415A - フラット電気配線およびその製造方法 - Google Patents

フラット電気配線およびその製造方法

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JPH09223415A
JPH09223415A JP3052896A JP3052896A JPH09223415A JP H09223415 A JPH09223415 A JP H09223415A JP 3052896 A JP3052896 A JP 3052896A JP 3052896 A JP3052896 A JP 3052896A JP H09223415 A JPH09223415 A JP H09223415A
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JP
Japan
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electric wiring
flat electric
linear portion
linear
circuit conductor
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Pending
Application number
JP3052896A
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English (en)
Inventor
Atsushi Fujisaki
敦 藤▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09223415A publication Critical patent/JPH09223415A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車内電気配線等のように長尺な電気配線を
プリント基板等で製造しようとすると、長尺な基板が必
要となり、また基板面積に対する回路導体部の占有率が
非常に低くなってしまい、フラット電気配線が高価にな
るという問題があった。 【解決手段】絶縁フイルム間に回路導体2を形成してな
るフキシブルなフラット電気配線において、該フラット
電気配線は、長手方向中間部に、第1の直線状部2aに
対して略90°曲げられて形成された第2の直線状部2
cの向きを、第1の直線状部2aと同じ方向に変えた重
ね合わせ部10を備えていることを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内や航空機
内等の電気配線に使用されるフレキシブルなフラット電
気配線およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車内電気配線には、導
体上に絶縁層を設けた自動車用低圧電線(AV線)を多
数本束ねたものが使用されていた。しかしながらAV線
を多数本束ねたものは、重くまた径も大きくなってしま
うという問題があった。
【0003】そこで、最近、自動車内電気配線の一部
に、絶縁フイルム間に回路導体を配置して形成したフキ
シブルなフラット電気配線を使用することが検討されて
いる。絶縁フイルム間に回路導体を配置して形成したフ
キシブルなフラット電気配線としては、銅等の回路導体
を絶縁フイルムで挟み込んで形成したFFC(Flexible
Flat Circuit)、絶縁フイルム間にエッチングや印刷
等で回路導体を形成したPCB(Printed Circuit Boar
d )、FPC(Flexible Printed Circuit)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車内電
気配線等は一般に長尺であり、また途中から分岐線が多
数引き出されている。このように、長尺でありしかも途
中から分岐線が引き出されているフラット電気配線を、
フレキシブルなプリント基板等で製造しようとすると、
長尺な基板が必要となり、また基板面積に対する回路導
体部の占有率が非常に低くなってしまい、フラット電気
配線が高価になるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、長尺な基板を必要としないで小さ
な基板から長尺なフラット電気配線を容易に得ることが
できると共に基板面積に対する回路導体部の占有率を高
めて安価に製造することができるフラット電気配線およ
びその製造方法を提供するものである。
【0006】本発明に係る請求項1記載のフラット電気
配線は、絶縁フイルム間に回路導体を形成してなるフキ
シブルなフラット電気配線において、該フラット電気配
線は、長手方向中間部に少なくとも一箇所、第1の直線
状部の向きに対して曲がり部を介して異なる向きに形成
された第2の直線状部の向きを、元の第1の直線状部の
向きとは異なった向きに変えた重ね合わせ部を備えてい
ることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る請求項2記載のフラッ
ト電気配線の製造方法は、所定の大きさの回路基板から
該回路基板より長尺なフラット電気配線を製造する方法
であって、まず、所定の大きさの回路基板の絶縁フイル
ム間に、第1の直線状部と該第1の直線状部から曲げて
形成された曲がり部と該曲がり部から更に延びた第2の
直線状部とを少なくとも一箇所備えてなる回路導体を形
成し、しかる後該回路導体を所定の大きさの回路基板か
ら切り出し、しかる後に前記第1の直線状部の向きと第
2の直線状部の向きとが元の向きと異なる向きになるよ
うに前記曲がり部を重ね合わせて重ね合わせ部を形成す
ることを特徴とするものである。
【0008】請求項1記載のフラット電気配線は、長手
方向中間部に少なくとも一箇所、第2の直線状部の向き
を、元の第1の直線状部の向きとは異なった向きに変え
る重ね合わせ部を備えているので、該重ね合わせ部を利
用して短尺な基板から長尺なフラット電気配線を容易に
得ることができる。
【0009】また請求項2記載のフラット電気配線の製
造方法によれば、所定の大きさの回路基板から該回路基
板より長尺なフラット電気配線を容易に製造することが
できると共に、基板面積に対する回路導体部の占有率を
高めることができるので安価にフラット電気配線を製造
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明に係るフラット電気配線の
第1の実施の形態を示す説明図である。このフラット電
気配線は、第1の直線状部2aと該第1の直線状部から
略90°曲げて形成された曲がり部2bと該曲がり部2
bから更に延びた第2の直線状部2cとを長手方向中間
部に一箇所備えた回路導体2を有している。この回路導
体2には、前記曲がり部2bを重ね合わせて形成した重
ね合わせ部10が設けられている。これによって、第1
の直線状部2aに対して略90°曲げて形成された第2
の直線状部2cの向きを、第1の直線状部2aと同じ方
向に変化させてある。
【0011】上記のようなフラット電気配線は以下の如
く製造する。まず図2に示すように、所定の大きさの回
路基板Aを用意し、該基板Aの絶縁フイルム1間に、第
1の直線状部2aと該第1の直線状部から略90°曲げ
て形成された曲がり部2bと該曲がり部2bから更に延
びた第2の直線状部2cとを一箇所備えた回路導体2を
形成する。次に、回路導体2を、それを挟んだ絶縁フイ
ルム1と共に回路基板Aから切り出す。切り出した状態
を図3に示す。次に、図3の曲がり部2bに示した曲が
り端2b1および2b2を合わせるように曲がり中央部
2b3を内側に折り曲げ、これによって重ね合わせ部1
0を形成する。この状態を図4に示す。最後に図5に示
すように、直線状部2cを曲がり端2b2を基準として
重ね合わせ部10側に180°折り曲げる(重ね合わせ
部10を第1の直線状部または第2の直線状部2cの後
面に重ねるようにしてもよい)。
【0012】これによって、第1の直線状部2aに対し
て略90°曲げられて形成された第2の直線状部2cの
向きを第1の直線状部2aと同じ向きに形成することが
できる。したがって、図1に示したような、略90°曲
げられて形成された第2の直線状部2cの向きを第1の
直線状部2aと同じ方向に変えた重ね合わせ部10を備
えた長尺なフラット電気配線を容易に得ることができ
る。
【0013】図6および図7は本発明の他の実施の形態
を示すものである。図6は、本発明に係るフラット電気
配線の第2の実施の形態を示す説明図である。このフラ
ット電気配線は、長手方向中間部に、第1の直線状部2
aに対して略90°曲げられて形成された第2の直線状
部2cの向きを、第1の直線状部2aと同じ方向に変え
た重ね合わせ部10を複数箇所(5箇所)に備えてい
る。なお図6においては導体部分は省略してあり、また
符号イ〜ワは回路導体の各部分を示すもので、ロ、二、
チの部分はいわゆる分岐の部分を示している。
【0014】上記のようなフラット電気配線を製造する
には、図7に示すように、所定の大きさの回路基板Aを
用意し、該基板Aの絶縁フイルム1間に、第1の直線状
部2aと該第1の直線状部から略90°曲げて形成され
た曲がり部2bと該曲がり部2bから更に延びた第2の
直線状部2cとを備えた回路導体2を複数箇所(5箇
所)に形成し、所定の電気回路を得るようにする。上記
のように、第1の直線状部2a、曲がり部2bおよび第
2の直線状部2cを基板Aの複数箇所に配置することに
より、制約された基板の面積を最大限有効に利用できる
ようになる。
【0015】次に、回路導体2を、それを挟んだ絶縁フ
イルム1と共に回路基板Aから切り出し、前記実施の形
態の如く、曲がり部2bを内側に折り曲げて重ね合わせ
部10を形成し該重ね合わせ部10を第1の直線状部2
aまたは第2の直線状部2cの後面に位置させる。する
と図6に示したようなフラット電気配線を得ることがで
きる。なお図7において図6に対応する回路導体の各部
分には同一のイ〜ワの符号を付してある。また図6のフ
ラット電気配線は、図7に示した回路導体2を切り出し
て形成しものであり、図6と図7のものは同一寸法であ
る。
【0016】図6のフラット電気配線と図7の該フラッ
ト電気配線を製造するための基板とを対比すると明らか
なように、本発明によれば小さな基板から長尺なフラッ
ト電気配線を容易に得ることができる。また図7から明
らかなように、所定の大きさの回路基板の面積を最大限
有効に利用することができる。
【0017】なお、上記各実施の形態のおいては、曲が
り部を略90°曲げた場合を示したが、曲がり部の曲げ
角度は特に限定するものではなく、例えば30°、45
°、60°等であってもよい。また、曲がり部を重ね合
わせることによって、第1の直線状部の向きに対する第
2の直線状部の向きを、元の第1の直線状部の向きと異
なる向きに変化させるが、その変化させる向きは回路状
況に応じて適宜選定するものである。更に、本発明に係
るフラット電気配線は、長手方向中間部に、第2の直線
状部の向きを、元の第1の直線状の向きに対して異なっ
た向きに変えた重ね合わせ部を備えていればよく、全体
の形状や、重ね合わせ部の数等は特に限定するものでは
ない。
【0018】更に、本発明に係るフラット電気配線の製
造方法は、第1の直線状部と該第1の直線状部から曲げ
て形成された曲がり部と該曲がり部から更に延びた第2
の直線状部とを少なくとも一箇所に備えてなる回路導体
を形成した回路基板に適用することができ、回路導体の
全体形状等は特に限定するものではない。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のフラット
電気配線は、第1の直線状部の向きに対して曲がり部を
介して異なる向きに形成された第2の直線状部の向き
を、元の第1の直線状部の向きとは異なった向きに変え
た重ね合わせ部を、長手方向中間部に少なくとも一箇所
備えているので、該重ね合わせ部を利用して、短尺な回
路基板から長尺なフラット電気配線を容易に得ることが
できる。
【0020】また請求項2記載のフラット電気配線の製
造方法によれば、所定の大きさの回路基板から該回路基
板より長尺なフラット電気配線を容易に製造することが
できると共に、基板面積に対する回路導体部の占有率を
高めることができるので安価にフラット電気配線を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット電気配線の第1の実施の
形態を示す説明図。
【図2】図1のフラット電気配線を基板に形成した状態
の平面図。
【図3】図2の状態から回路導体を切り出した状態の平
面図。
【図4】図3の状態から曲がり部を重ね合わせた状態の
平面図。
【図5】図4の状態から第2の直線状部を折り返した状
態の平面図。
【図6】本発明に係るフラット電気配線の第2の実施の
形態を示す説明図。
【図7】図6のフラット電気配線を基板に形成した状態
の平面図。
【符号の説明】
1 絶縁フイルム 2 回路導体 2a 第1の直線状部 2b 曲がり部 2c 第2の直線状部 10 重ね合わせ部 A 回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁フイルム間に回路導体を形成してな
    るフキシブルなフラット電気配線において、該フラット
    電気配線は、長手方向中間部に少なくとも一箇所、第1
    の直線状部の向きに対して曲がり部を介して異なる向き
    に形成された第2の直線状部の向きを、元の第1の直線
    状部の向きとは異なった向きに変えた重ね合わせ部を備
    えていることを特徴とするフラット電気配線。
  2. 【請求項2】 所定の大きさの回路基板から該回路基板
    より長尺なフラット電気配線を製造する方法であって、
    まず、所定の大きさの回路基板の絶縁フイルム間に、第
    1の直線状部と該第1の直線状部から曲げて形成された
    曲がり部と該曲がり部から更に延びた第2の直線状部と
    を少なくとも一箇所備えてなる回路導体を形成し、しか
    る後該回路導体を所定の大きさの回路基板から切り出
    し、しかる後に前記第1の直線状部の向きと第2の直線
    状部の向きとが、元の向きと異なる向きになるように前
    記曲がり部を重ね合わせて重ね合わせ部を形成すること
    を特徴とするフラット電気配線の製造方法。
JP3052896A 1996-02-19 1996-02-19 フラット電気配線およびその製造方法 Pending JPH09223415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020059663A1 (ja) * 2018-09-19 2021-11-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 配線部材及び配線部材の製造方法
CN114846564A (zh) * 2019-12-20 2022-08-02 株式会社自动网络技术研究所 配线构件

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US11387015B2 (en) 2018-09-19 2022-07-12 Autonetworks Technologies, Ltd. Wiring member and method of manufacturing wiring member
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Effective date: 20040217

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