JPH09217881A - 流体管用部材の設置装置 - Google Patents

流体管用部材の設置装置

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JPH09217881A
JPH09217881A JP8048205A JP4820596A JPH09217881A JP H09217881 A JPH09217881 A JP H09217881A JP 8048205 A JP8048205 A JP 8048205A JP 4820596 A JP4820596 A JP 4820596A JP H09217881 A JPH09217881 A JP H09217881A
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JP
Japan
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fluid pipe
sleeve
moving means
pipe
installing
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JP8048205A
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Noboru Kikuchi
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Cosmo Koki Co Ltd
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Cosmo Koki Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
    • F16L41/06Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体管内の流れを遮断することなく、管体接
続を効率よく行える流体管用部材の設置装置を提供する
こと。 【解決手段】 スリーブ20の移動手段21を流体管1
又は流体管用部材32に設置することができるので、密
閉ケースの構造が簡素化され、流体管1への取付け、取
外し作業が容易になるとともに、密閉ケースの止水性が
向上する。また、流体管1の切断部の長さに関係なく、
移動手段21を常にスリーブ20の近傍に装着できるの
で、スリーブ20をより確実にしかも短時間で移動させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体管内の流体の
流れを遮断することなく、流体管の任意の箇所に分岐管
や流体制御弁等を設置するための流体管用部材の設置装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体管の任意の箇所に分岐管や流
体制御弁等を設置するための装置としては特開昭53−
30029号公報に開示されているもの等がある。
【0003】この装置による流体制御弁等の流体管への
設置方法を簡単に説明すると、図11に示されるよう
に、まず流体管01の所定箇所の内面にOリング02を
有する2つの割継輪03(図中一方の割継輪は省略す
る)を互いに所定距離離間して嵌装し、これら割継輪0
3を覆うように下部ケース04、中間ケース05を設置
する。尚、この中間ケース05上部にはさらに制水弁
(特に図示せず)を有する制水弁ケース06、上部ケー
ス(特に図示せず)が水封状態で設置される。
【0004】前記下部及び中間ケース04、05には流
体管01を挿通する半円筒形状のフランジ部07が設け
られ、このフランジ部07には下部及び中間ケース0
4、05と流体管01間のシール作用を行うシール部材
を押圧するグランド押さえ08と、割継輪セッター09
が流体管01に嵌着される。また、前記割継輪セッター
09には、回動部材013が設けられ、グランド押さえ
08を貫通して割継輪03に連結されるねじ切りされた
杆部材010が、前記回動部材013と螺合している。
そのため、回動部材013を回転することにより杆部材
010を介して割継輪03を流体管01の軸線方向に対
して平行に摺動させることができるようになっている。
【0005】これら装置の設置が完了した後、適宜切断
機(特に図示せず)を用いて割継輪03、03間の管を
切断し、その切断部に流体制御弁等を、その両側に形成
される突出管011の端面が、互いに隣接する流体管0
1の切断端部に合致される位置に設置する。
【0006】そしてケース外部より杆部材010を介し
て割継輪03を突出管011に形成されたフランジ部0
12に当接されるまで移動させることで、流体管01と
流体制御弁の突出管011とが一時的に水封状態で連結
される。その後、ケース内の水を排出した後、各ケース
及びグランド押さえ08、割継輪セッター09、杆部材
012等は取外され、流体管01への流体制御弁の設置
作業が完了するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置にあっては、割継輪03の移動手段として杆部
材010が、グランド押さえ08を挿通してケース外部
に延出され、ケース外部より操作するようになっている
ので、下部及び中間ケース04、05のフランジ部07
と流体管01との間の水封構造が複雑になり、これら装
置の取付作業に時間がかかるといった問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、流体管内の流れを遮断することなく、管
体接続を効率よく行える流体管用部材の設置装置に関す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、流体管に装着されてその流体管の外周面
との間に密閉空間を形成する密閉ケースと、前記流体管
のうち前記密閉ケース内に位置する適宜長さの管部分の
切除によって形成された切断部に流体管用部材等を設置
する際に流体管の切断端部と流体管用部材とを接続する
ためのスリーブと、該スリーブを接続部に移動させる移
動手段と、前記移動手段の操作手段とを備える流体管用
部材の設置装置であって、前記移動手段は、密閉ケース
内の流体管又は流体管用部材に予め設置されているとと
もに、前記密閉ケースの外部に設けられる操作手段から
の信号を受けて作動し、前記スリーブを移動させるよう
になっていることを特徴としている。この特徴によれ
ば、スリーブの移動手段を流体管又は流体管用部材に設
置することができるので、密閉ケースの構造が簡素化さ
れ、流体管への取付け、取外し作業が容易になるととも
に、密閉ケースの止水性が向上する。また、流体管の切
断部の長さに関係なく、移動手段を常にスリーブの近傍
に装着できるので、スリーブをより確実にしかも短時間
で移動させることができる。
【0010】本発明の流体管用部材の設置装置は、前記
操作手段が、無線信号を送出できる送信機であるととも
に、移動手段が、管軸方向に伸縮自在な伸縮部材であっ
て、該伸縮部材が、前記送信機からの無線信号を受信
し、その受信した信号に基づいて前記伸縮部材を伸縮さ
せる制御装置に連結されていることが好ましい。このよ
うにすることで、移動手段と操作手段とを別体とするこ
とができるので、密閉ケースに適宜連通孔等を設けるこ
となく、密閉ケースのシール性が優れるとともに、移動
手段を外部より容易に操作できる。
【0011】本発明の流体管用部材の設置装置は、移動
手段が、ピストンとシリンダーを有する液圧アクチュエ
ーターであることが好ましい。このようにすることで、
人力では与えることのできない一定かつ強力な移動操作
が可能になる。
【0012】本発明の流体管用部材の設置装置は、移動
手段とスリーブとが、流体管の切断部に設置する流体管
用部材に形成された突出管に予め装着されていることが
好ましい。このようにすることで、スリーブと移動手段
とを予め流体管用部材に装着しておけるので、現場にお
ける作業時間を短縮できる。また、スリーブを突出管に
嵌挿することが可能となり、分割型にする必要がなくな
るので、強度、水密性が向上する。
【0013】本発明の流体管用部材の設置装置は、移動
手段、又はスリーブと該スリーブの移動を規制するフラ
ンジ部との間にセンサーが設けられ、スリーブの移動を
前記センサーを介して操作手段より確認できるようにな
っていることが好ましい。このようにすることで、スリ
ーブの移動を確実に、かつ容易に外部より確認すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施例を図面に基づいて説
明していくと、まず図1には流体管1の所定箇所に、例
えば後述する流体管1の流路を切換えるための三方弁等
を設置するための装置、及びその設置箇所の流体管1を
切断するための切断機2が示されている。
【0015】3は流体管1の外周面との間に適宜密閉空
間を形成する筐体であって、前記流体管1に対して着脱
できるように上下方向に分割された下部ケース4、中間
ケース5と、該中間ケース5の上部に取付けられる制水
弁6aを有する制水弁ケース6、さらにその上部に取付
けられる上部ケース7とから構成される。また、前記下
部及び中間ケース4、5には流体管1を挿通する半円筒
状のフランジ部8が設けられており、このフランジ部8
内面には、下部、及び中間ケース4、5と流体管1との
間のシール作用を行うシール部材8aが環着されてい
る。
【0016】切断機2は、上半部2aと下半部2bとか
ら構成され、これらは、下半部2bをその下部に設けら
れた突出部材9を下部ケース4の底部基台10の孔10
aに嵌合させることによりまず下半部2bを流体管1に
対して取付け、しかる後に上半部2aを前記下半部2b
に装着することで流体管1に対して取付けることができ
るようになっている。
【0017】ところで、流体管1の中心から前記突出部
材9までの寸法は予め計算された所要寸法であるため、
切断機2の上下方向の中心と流体管1の中心とは合致さ
れるようになっている。また、切断機2の左右方向の中
心は、特に図示しないが、切断機2の左右に設けられた
案内溝との嵌合により流体管1の中心と合致するように
なっている。
【0018】さらに、切断機2は適宜固定部材(特に図
示せず)により流体管1に対して固定されるとともに、
該固定部材の先端が下部及び中間ケース4、5に設けら
れた押工装置(特に図示せず)により圧着され、筐体3
に対する固定がなされている。
【0019】上記のようにして位置決め、固定がなされ
た切断機2は、中間軸(図示せず)を介してドライバー
(図示せず)に連結される。このドライバーは切断機2
を駆動させて流体管1の切断を実施する。即ち、ドライ
バーを駆動させることにより、この動力は切断機2の歯
車11、12を介して小ギヤ13に伝達され、チェーン
14により流体管1の外周を回動する大ギヤ15に伝達
される。
【0020】大ギヤ15にはバイト送り機構16及び切
断刃としてバイト17が取付けられており、大ギヤ15
が1回転する毎にバイト送り機構16のカム部材18
が、切断機2の本体に固定されたピン部材19と係合し
て回動し、バイト17に1ピッチの送り量を供給する。
また、上記バイト17は上端位置に於ける切断機2両端
のバイト間距離Lが下端位置に於けるバイト間距離L’
よりも大きく設定されている。これは流体管1の切断後
の切断端の寄り戻りを考慮し、切断機2及び切断された
管の撤収を容易にするためのものである。
【0021】流体管1に取付けられた切断機2の両側の
流体管1には、後述する三方弁と、切断機2に切断され
た流体管1の切断端部とを接続するスリーブとしての割
継輪20が、さらにその外側には該割継輪20の移動手
段を備えた割継輪セッター21が予め嵌着されている。
【0022】割継輪20は、図2に示されるように例え
ばそれぞれ半円状に分割された上部リング20aと下部
リング20bとからなり、それぞれの内周面には所定距
離離間されてシール部材22、22が嵌着されてなる。
そしてこれら上部、下部リング20a、20bはボルト
23及びナット(図示せず)を介して流体管1の管軸方
向に対して摺動自在、かつ着脱自在に嵌装されている。
【0023】割継輪セッター21は、図3に示されるよ
うに断面略コ字状の半円状の上部リング21aと下部リ
ング21bとからなり、これらはボルト24及びナット
(図示せず)を介して流体管1に嵌装できるようになっ
ている。そして前記上部リング21a及び下部リング2
1bには、それぞれ液圧アクチュエーターのシリンダー
25が、そのロッド26が流体管1の管軸と平行に伸縮
するように配設されている。
【0024】また、前記上部リング21aには、制御ユ
ニット27が固設されている。この制御ユニット27内
には、各シリンダー25にパイプ28を介して流体を送
出、又は吸引するためのポンプ装置と、後述する操作手
段としての送信機30(図8参照)から送信される無線
信号を受信する受信機と、該受信機が受信した信号に基
づいて前記ポンプ装置を作動させる制御装置とが内蔵さ
れている。よってシリンダー25の伸縮は外部の送信機
30により操作できるようになっている。
【0025】尚、29は受信用のアンテナであり、また
31は割継輪セッター21を流体管1に固設するための
螺子部材である。
【0026】以下、このように構成された本発明実施例
の装置を用いて、流体管1の切断部に三方弁等を接続す
る工程を図面に基づいて説明する。
【0027】まず図4に示されるように、三方弁を設置
すべく、任意の場所を掘り下げて流体管1を露出させ、
掘り下げた底面をコンクリートで固めて基礎地盤を形成
する。そして流体管1に割継輪20及び割継輪セッター
21、切断機2を嵌装した後、下部ケース4、中間ケー
ス5、制水弁ケース6、上部ケース7をそれぞれ水封状
態で取付け、各ケース等の水封テストを行った後、前記
切断機2を作動させ、流体管1の切断を開始する。切断
が完了した後、切断機2及び切断された管1’を一体に
上部ケース7内に引揚げ、制水弁6aを閉にする。この
時、各ケース内には水が充満されている(図4)。
【0028】次に図5に示されるように上部ケース7を
制水弁ケース6より取外し、切断機2の代りに三方弁3
2を取付け、上部ケース7を制水弁ケース6上に再び設
置する。この三方弁32は、図7に示されるように内部
に中心軸33を中心に回動可能に枢支された弁体34を
有する弁箱35からなる。該弁箱35の両側には、流体
管1の中心軸線と同軸をなす突出管36、36が形成さ
れ、また、前記弁箱35の前方には、迂回水道管(図示
せず)の端部に接続するための突出管38が形成されて
おり、弁体34を回動させることで流体管1内の流体の
流路を変更することができるようになっている。尚、前
記突出管36、36の先端外周には、割継輪20の弁箱
35方向への移動を規制するフランジ部37、37が形
成されている。
【0029】前述のように取付けられた三方弁32は、
図6のように制水弁6aを開にした後、所定の切断箇所
に配置すればよい。この三方弁32の位置決め装置は、
前述の切断機2の位置決め装置としての突出部材9(図
1参照)を利用すればよい。要するに、三方弁32を基
台10上に載置するだけで位置決めが容易に行われ、三
方弁32の突出管36、36の端面と流体管1の切断端
面とが合致される。
【0030】こうして、三方弁32が切断部に配置され
たことを確認した後、作業者は図8に示されるようにケ
ース外部より送信機30を介してシリンダー25のロッ
ド26を伸長させる信号を送出する。
【0031】この信号は制御ユニット27の受信機によ
り受信され、制御装置を介してポンプ装置を作動させ
る。そしてシリンダー25に流体が送出され、ロッド2
6が徐々に伸長し、割継輪20がロッド26により後押
しされ、その先端部が突出管36のフランジ部37に当
接される。これにより、三方弁32と流体管1との仮止
めがなされる。しかる後、筐体3内の水を排水し、図9
に示されるように割継輪20を残して各ケースを取外
し、続いて三方弁32のフランジ部37と割継輪20と
をボルト止めし、そして割継輪セッター21等を取外
す。
【0032】ここで、前述のように割継輪20が確実に
突出管36に嵌合されたがどうかを確認する手段として
は、例えば筐体3の所定箇所に点検窓等を設けてそこか
ら目視するといった方法や、またシリンダー25にロッ
ド26の伸長を感知する適宜センサーを設けるか、ある
いはフランジ部37と割継輪20との当接を感知する適
宜センサーを設けて、その確認の信号を制御ユニット2
7を介して外部の送信機30に送出し、表示させる等、
種々の方法により行うことが可能である。
【0033】また、前述のように三方弁32のフランジ
部37と移動された割継輪20とをボルト止めするまで
は、割継輪セッター21を取外すことは危険であるた
め、筐体に移動手段が設けられている従来の装置にあっ
ては、フランジ部と割継輪とのボルト止めを行うのに、
作業者が筐体内に入り込んで作業しなければならなかっ
たが、本発明にあっては、筐体を取外した後にボルト止
め作業を容易に行うことが可能である。
【0034】最後に、三方弁32の突出管38に迂回流
体管を接続するとともに、特に図示しないが、割継輪2
0、20の外側に押輪等を嵌着し、これら流体管1及び
三方弁32の下半部をコンクリート等で固設すること
で、三方弁32の流体管1への設置作業が完了する。
【0035】このように、本発明実施例の流体管用部材
の設置装置にあっては、割継輪20の移動手段としての
シリンダー25を筐体3内の流体管1に設けることがで
きるので、割継輪20をより確実に移動させることがで
きるとともに、筐体3に適宜装置を設けること等が不要
となり、筐体3の構造が簡素化されるので、筐体3の装
置、及び取外し作業等が容易になる。
【0036】図10には本発明の他の実施例としての流
体管用部材の設置装置が示されている。本実施例におい
て前述の実施例と相違するのはスリーブ40と、割継輪
セッター21とが三方弁42の流体管1の切断部への配
設の前に予め突出管46、46に嵌着されている点であ
る。前記割継輪セッター21の内側はフランジ部47に
より支持されているため、ロッド26が伸長することで
スリーブ40は互いに外側の流体管1方向へ押圧され、
前記流体管1に固設された押輪50に当接規制される位
置に固設されるようになっている。
【0037】このように本実施例においては、前述の実
施例と同様の作用効果が得られることは勿論、予めこれ
らスリーブ及びその移動手段を三方弁47に装着してお
くことができるため、現場における取付けが不要にな
り、作業効率が向上する。また、図中左側に示されるよ
うに、スリーブ40は分割しなくとも突出管46に嵌挿
することができるので、接続強度、シール性が向上す
る。
【0038】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0039】例えば、実施例において、送信機30から
の信号の送出は無線電波を利用して行っていたが、有線
により行ってもよい。ただしこの時、移動手段は三方弁
側に取付けられ、コード等は三方弁を切断部へ送り出す
ための中間軸内に配線されることが好ましい。この理由
は切断機によるコード等の切断を防止するためである。
【0040】また、移動手段は油圧アクチュエーターに
限らず、ネジ部材等を電動モーター等で螺入させる等、
別の方法によるものであってもよい。さらに本実施例で
は切断部に三方弁を設置する例を示したが、分岐管、フ
ィルター、止水弁、伸縮可撓管等の種々の流体管用部材
を設置するために使用できることは明らかである。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
【0042】(a)請求項1の発明によれば、スリーブ
の移動手段を流体管又は流体管用部材に設置することが
できるので、密閉ケースの構造が簡素化され、流体管へ
の取付け、取外し作業が容易になるとともに、密閉ケー
スの止水性が向上する。また、流体管の切断部の長さに
関係なく、移動手段を常にスリーブの近傍に装着できる
ので、スリーブをより確実にしかも短時間で移動させる
ことができる。
【0043】(b)請求項2の発明によれば、移動手段
と操作手段とを別体とすることができるので、密閉ケー
スに適宜連通孔等を設けることなく、密閉ケースのシー
ル性が優れるとともに、移動手段を外部より容易に操作
できる。
【0044】(c)請求項3の発明によれば、人力では
与えることのできない一定かつ強力な移動操作が可能に
なる。
【0045】(d)請求項4の発明によれば、スリーブ
と移動手段とを予め流体管用部材に装着しておけるの
で、現場における作業時間を短縮できる。また、スリー
ブを突出管に嵌挿することが可能となり、分割型にする
必要がなくなるので、強度、水密性が向上する。
【0046】(e)請求項5の発明によれば、スリーブ
の移動を確実に、かつ容易に外部より確認することがで
きる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の流体管用部材の設置装置を示す
断面図である。
【図2】割継輪の要部斜視図である。
【図3】割継輪セッターの要部斜視図である。
【図4】図1の装置による三方弁の流体管の切断箇所へ
の設置の一行程を示す概略図である。
【図5】図1の装置による三方弁の流体管の切断箇所へ
の設置の一行程を示す概略図である。
【図6】図1の装置による三方弁の流体管の切断箇所へ
の設置の一行程を示す概略図である。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】図6に対応する作用を表わす要部拡大断面図で
ある。
【図9】三方弁の流体管への接続作業完了後を表わす図
である。
【図10】本発明の他の実施例の流体管用部材の設置装
置を示す要部側面図である。
【図11】従来の流体管用部材の設置装置を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1 流体管 2 切断機 2a 上半部 2b 下半部 3 筐体(密閉ケース) 4 下部ケース 5 中間ケース 6 制水弁ケース 6a 制水弁 7 上部ケース 8 フランジ部 8a シール部材 9 突出部材 10 底部基台 10a 嵌合孔 11、12 歯車 13 小ギヤ 14 チェーン 15 大ギヤ 16 バイト送り機構 17 バイト 18 カム部材 19 ピン部材 20 割継輪(スリーブ) 20a、21a 上部リング 21 割継輪セッター 20b、21b 下部リング 22 シール部材 23、24 ボルト 25 シリンダー(移動手段) 26 ロッド 27 制御ユニット(制御装置) 28 パイプ 29 アンテナ 30 送信機(操作手段) 31 螺子部材 32、42 三方弁(流体管用部材) 33 中心軸 34 弁体 35 弁箱 36、38 突出管 37、47 フランジ部 40 スリーブ 46 突出管 50 押輪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体管に装着されてその流体管の外周面
    との間に密閉空間を形成する密閉ケースと、前記流体管
    のうち前記密閉ケース内に位置する適宜長さの管部分の
    切除によって形成された切断部に流体管用部材等を設置
    する際に流体管の切断端部と流体管用部材とを接続する
    ためのスリーブと、該スリーブを接続部に移動させる移
    動手段と、前記移動手段の操作手段とを備える流体管用
    部材の設置装置であって、 前記移動手段は、密閉ケース内の流体管又は流体管用部
    材に予め設置されているとともに、前記密閉ケースの外
    部に設けられる操作手段からの信号を受けて作動し、前
    記スリーブを移動させるようになっていることを特徴と
    する流体管用部材の設置装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段が、無線信号を送出できる
    送信機であるとともに、移動手段が、管軸方向に伸縮自
    在な伸縮部材であって、該伸縮部材が、前記送信機から
    の無線信号を受信し、その受信した信号に基づいて前記
    伸縮部材を伸縮させる制御装置に連結されている請求項
    1に記載の流体管用部材の設置装置。
  3. 【請求項3】 移動手段が、ピストンとシリンダーを有
    する液圧アクチュエーターである請求項1または2に記
    載の流体管用部材の設置装置。
  4. 【請求項4】 移動手段とスリーブとが、流体管の切断
    部に設置する流体管用部材に形成された突出管に予め装
    着されている請求項1又は3に記載の流体管用部材の設
    置装置。
  5. 【請求項5】 移動手段、又はスリーブと該スリーブの
    移動を規制するフランジ部との間にセンサーが設けら
    れ、スリーブの移動を前記センサーを介して操作手段よ
    り確認できるようになっている請求項1ないし4のいず
    れかに記載の流体管用部材の設置装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343789A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Cosmo Koki Co Ltd 不断水切断工法における流体弁設置方法
JP2007263248A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Cosmo Koki Co Ltd 制水体設置装置
JP2014114826A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Cosmo Koki Co Ltd 弁装置を有する分岐管
CN110553110A (zh) * 2019-09-24 2019-12-10 储超超 一种保温管连接三通结构

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