JPH09215622A - 浴槽用エプロン - Google Patents

浴槽用エプロン

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Publication number
JPH09215622A
JPH09215622A JP8023715A JP2371596A JPH09215622A JP H09215622 A JPH09215622 A JP H09215622A JP 8023715 A JP8023715 A JP 8023715A JP 2371596 A JP2371596 A JP 2371596A JP H09215622 A JPH09215622 A JP H09215622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
apron
resin material
bathtub body
upper edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8023715A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Shimo
英郎 下
Satoshi Morikawa
聡 森川
Satoru Yoshizaki
悟 吉崎
Koji Teraoka
浩二 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP8023715A priority Critical patent/JPH09215622A/ja
Publication of JPH09215622A publication Critical patent/JPH09215622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚みの増加や樹脂材料の変更を伴うことなく、
従来例通りの厚み及び樹脂材料であっても大幅な強度ア
ップを実現することが可能な浴槽用エプロンを提供す
る。 【解決手段】樹脂材料のプレス成形でもって矩形平板状
として製作されたうえで内側面が浴槽本体11の外側面
と対面して配置されており、かつ、上側縁が浴槽本体1
1の上側縁と接合され、側端縁が連結固定部材13を介
して浴槽本体11と連結されていると共に、内側面下側
と浴槽本体の外側面下側との間には緩衝用部材14が介
装されている浴槽用エプロン1であって、浴槽本体11
の上側縁と連結固定部材13と緩衝用部材14とでもっ
て囲まれた内側面の平面視略中央位置には、外形と対応
した矩形状を有する補強用シート部材2が埋設されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽用エプロンに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、樹脂製品である浴槽本体を製
作する際には、BMC(Bulk MoldingCompound)成形の
うちの圧縮成形、いわゆるプレス成形を採用することが
行われており、図4の正面図及び図5の側面図で浴槽の
全体構造を示すように、この浴槽本体11の外側面に沿
っては、ガラスフィラーや水酸化アルミフィラーを混入
してプリフォームしたBMCなどの樹脂材料をプレス成
形することによって製作された矩形平板状の浴槽用エプ
ロン12が吊り下げ状としたうえで配置されている。そ
して、この際における浴槽用エプロン12の上側縁は浴
槽本体11の上側縁に対して接合され、かつ、浴槽本体
11及び浴槽用エプロン12の長手方向に沿う両端部同
士は棒状の連結固定部材13を介したうえで連結されて
おり、浴槽本体11の外側面下側と浴槽用エプロン12
の内側面下側との間には緩衝用部材14が介装されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
浴槽用エプロン12が有する厚みはさほど厚くないのが
通常であり、この浴槽用エプロン12においては、外部
から加わる衝撃力などの作用でもってクラック15が発
生することになっていた。そして、この際におけるクラ
ック15は、浴槽用エプロン12の有する形状的な特徴
によって脆弱な平面視略中央位置、つまり浴槽本体11
の上側縁と連結固定部材13と緩衝用部材14とでもっ
て囲まれた平面視略中央位置において水平方向に沿うよ
うにして発生することが多かった。
【0004】そこで、この種のクラック15が発生する
ことを防止すべく、例えば、浴槽用エプロン12の厚み
をより厚く設定しておいたり、より大きな強度を発揮し
得る樹脂材料を用いたうえで浴槽用エプロン12を製作
することが考えられている。しかしながら、浴槽用エプ
ロン12の厚みを増加する際には、プレス成形用金型の
修正や変更が必要となるために大幅なコスト増を招くこ
とになり、また、樹脂材料の変更を実行したとしても強
度アップには限界があり、クラック15の発生を抑制す
ることは困難なのが実情であった。
【0005】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであって、厚みの増加や樹脂材料の変更を伴う
ことなく、従来例通りの厚み及び樹脂材料であっても大
幅な強度アップを実現することが可能な浴槽用エプロン
の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる浴槽用エ
プロンは、樹脂材料のプレス成形でもって矩形平板状と
して製作されたうえで内側面が浴槽本体の外側面と対面
して配置されており、かつ、上側縁が浴槽本体の上側縁
と接合され、側端縁が連結固定部材を介して浴槽本体と
連結されていると共に、内側面下側と浴槽本体の外側面
下側との間には緩衝用部材が介装されているものであっ
て、浴槽本体の上側縁と連結固定部材と緩衝用部材とで
もって囲まれた内側面の平面視略中央位置には、外形と
対応した矩形状を有する補強用シート部材が埋設されて
いることを特徴としている。そして、この際の補強用シ
ート部材としては、ガラス繊維マットが用いられてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0008】図1は本実施の形態にかかる浴槽の全体構
造を示す正面図、図2はその横断側面図、図3は浴槽用
エプロンの製作手順を示す工程説明図であり、これらの
図における符号1は浴槽用エプロンである。なお、本実
施の形態にかかる浴槽の全体構造は従来例と基本的に異
ならないので、図1ないし図3において図4及び図5と
互いに同一もしくは相当する部品、部分には同一符号を
付している。
【0009】本実施の形態にかかる浴槽用エプロン1
は、図1及び図2で示すように、プレス成形を採用して
製作されたうえで浴槽本体11の外側面に沿って吊り下
げ状として配置され、かつ、内側面が浴槽本体11の外
側面と対面する状態として固定支持されるものであり、
この浴槽用エプロン1は、ガラスフィラーや水酸化アル
ミフィラーを混入してプリフォームしたBMCなどのよ
うな樹脂材料のプレス成形を行うことによって矩形平板
状を有するものとして製作されている。
【0010】そして、この際における浴槽用エプロン1
は、従来例同様、上側縁が浴槽本体11の上側縁と接合
され、側端縁が連結固定部材13を介して浴槽本体11
と連結されると共に、内側面下側と浴槽本体の外側面下
側との間には緩衝用部材14が介装されるものとなって
おり、これらによって囲まれる内側面の平面視略中央位
置には、浴槽用エプロン1自身の外形と対応するように
して小型化された矩形状を有し、かつ、所定の面積を有
してなる補強用シート部材であるところのガラス繊維マ
ット2が埋設されている。
【0011】すなわち、ここでの浴槽用エプロン1は、
図3で示すように、プレス成形用金型を構成する下型5
の内表面上に厚みの薄いガラス繊維マット2を予め位置
決めしたうえで載置しておき、このガラス繊維マット2
上にプリフォームされた樹脂材料6を載置した後、この
樹脂材料6を介して載置された上型7と、ガラス繊維マ
ット2が載置された下型5とでもって樹脂材料6を挟み
込みながらプレス成形する手順にしたがって製作された
ものであり、この浴槽用エプロン1の厚みは従来例と略
等しいことになっている。そこで、本実施の形態にかか
る浴槽用エプロン1は、その内側面の平面視略中央位置
にガラス繊維マット2が埋設されている点を除けば、従
来例の浴槽用エプロン12と同じ樹脂材料を用いて製作
されており、かつ、同等の形状及び厚みを有しているこ
とになる。
【0012】しかしながら、この浴槽用エプロン1にお
いては、ガラス繊維マット2が埋設されているため、外
部から加わる衝撃力などに対抗する浴槽用エプロン1の
強度は大幅に向上していることになり、この浴槽用エプ
ロン1に対して衝撃力などが作用した場合であっても、
従来例のようなクラック15が発生することは起こらな
いことになる。
【0013】ところで、この際、浴槽用エプロン1の内
側面の全面にわたってガラス繊維マット2を埋設してお
いても差し支えないが、衝撃力などの作用に伴って発生
した応力が集中するのは、矩形平板状となった浴槽用エ
プロン1の平面視略中央位置であるから、全面にわたっ
てガラス繊維マット2を埋設しておく必要はなく、従来
例においてクラック15が発生していた所要の範囲内に
わたってのみガラス繊維マット2を埋設しておけば、十
分であると考えられる。なお、ここでの補強用シート部
材がガラス繊維マット2に限定されることはなく、例え
ば、厚みの薄い鉄板などであっても構わないことは勿論
である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる浴
槽用エプロンにおいては、その内側面の平面視略中央位
置に、外形と対応した矩形状を有するガラス繊維マット
などの補強用シート部材を埋設しているので、従来例通
りの厚み及び樹脂材料であっても衝撃力などに対抗する
浴槽用エプロンの強度は大幅に向上することとなる。そ
の結果、本発明によれば、衝撃力などが作用した場合で
あってもクラックが発生する恐れはないという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる浴槽の全体構造を示す正
面図である。
【図2】本実施の形態にかかる浴槽の全体構造を示す横
断側面図である。
【図3】本実施の形態にかかる浴槽用エプロンの製作手
順を示す工程説明図である。
【図4】従来例にかかる浴槽の全体構造を示す正面図で
ある。
【図5】従来例にかかる浴槽の全体構造を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 浴槽用エプロン 2 ガラス繊維マット(補強用シート部材) 11 浴槽本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 浩二 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂材料のプレス成形でもって矩形平板
    状として製作されたうえで内側面が浴槽本体の外側面と
    対面して配置されており、かつ、上側縁が浴槽本体の上
    側縁と接合され、側端縁が連結固定部材を介して浴槽本
    体と連結されていると共に、内側面下側と浴槽本体の外
    側面下側との間には緩衝用部材が介装されている浴槽用
    エプロンであって、 浴槽本体の上側縁と連結固定部材と緩衝用部材とでもっ
    て囲まれた内側面の平面視略中央位置には、外形と対応
    した矩形状を有する補強用シート部材が埋設されている
    ことを特徴とする浴槽用エプロン。
  2. 【請求項2】 補強用シート部材は、ガラス繊維マット
    であることを特徴とする請求項1に記載の浴槽用エプロ
    ン。
JP8023715A 1996-02-09 1996-02-09 浴槽用エプロン Pending JPH09215622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023715A JPH09215622A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 浴槽用エプロン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023715A JPH09215622A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 浴槽用エプロン

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JPH09215622A true JPH09215622A (ja) 1997-08-19

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ID=12118039

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JP8023715A Pending JPH09215622A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 浴槽用エプロン

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